5/24(月)発売の週刊少年ジャンプ2021年25号(6月7日号)に掲載されている『呪術廻戦』の149話「葦を啣むー弐ー」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦149話の内容のネタバレ・あらすじなども掲載しているので、是非ご覧ください。
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呪術廻戦148話のおさらい
- 真希に話しかけるも無視される直哉
- 直哉は「なんとか言えやカス」と真希を罵る
- 禪院家の忌庫に向かう真希の前に母が登場
- 伏黒に禪院家当主に選ばれたことを伝える真希
- 真希の本心を聞き、伏黒は当主を引き受ける
- 忌庫の中では父・扇が真希を待ち構えていた
- 扇の後ろで血を流して倒れている真依
- 禪院家は伏黒・真希・真依を誅殺することを目論む
- 目論見の発案者は扇と判明
- 組屋鞣造の傑作呪具「竜骨」を構える真希
- 真希は右目・脇腹を扇に斬られてしまう
- 真希・真依が出来損ないのため当主になれなかったと言う扇
- 真希は膝をついてしまう
呪術廻戦の掲載順まとめ
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
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4位 | 140話 | 執行 | 2021年13号 |
2位 | 141話 | うしろのしょうめん | 2021年14号 |
2位 | 142話 | お兄ちゃんの背中 | 2021年15号 |
2位 | 143話 | もう一度 | 2021年16号 |
3位 | 144話 | あの場所 | 2021年17号 |
2位 | 145話 | 裏 | 2021年19号 |
2位 | 146話 | 死滅回游について | 2021年20号 |
3位 | 147話 | パンダだって | 2021年21・22号 |
2位 | 148話 | 葦を啣む | 2021年24号 |
2位 | 149話 | 葦を啣むー弐ー | 2021年25号 |
連載3周年突破・死滅回游編が好調ということで、次週は表紙&巻頭カラー。
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149話のあらすじ・ネタバレ
真希・真依を連れて行く扇
右目・脇腹を斬られ気を失った真希に、「出来損ないの物差しで私を測ろうなど、笑止千万」と言う扇。
真希・真依を引きずりある部屋へと足を運びます。
扇は自らが前当主に選ばれなかった理由について、術師として兄に遅れをとったのは「唯一子供の出来のみ」と真希・真依のせいだと話します。
「子が親の足を引くなどあってはならない」と続ける扇に対し、「この国では足の引っ張り合いが美徳なのよ」と言う真依。
真希・真依の二人は訓練と懲罰に使われる部屋へと、階段の上から扇に落とされてしまいます。
無数の呪霊に囲まれる二人
二人が落とされたのは2級以下の呪霊を無数に飼っている部屋であり、じき二人を喰いに這い出てくるとのこと。
扇は天与呪縛・フィジカルギフテッドについて「我々術師は日々鍛練した肉体をさらに呪力で強化して戦う」と言及し、「オマエの力など皆手抜かりなく持っているのだ」と気を失っている真希に言い捨てます。
「さらば。我が人生の汚点」と言い残し、部屋へと続く階段から踵を返す扇。
部屋に取り残された真依は、真希の心臓がまだ動いていることを確認すると、「最悪」と言って真希に口づけをします。
精神世界で話す真希・真依
目を覚ました真希は、砂浜の上で横たわっていました。
隣に座る真依は自らの術式について語り、「これ作ったら私死ぬから」「じゃあね。後は一人で頑張んなさい」と言うと、立ち上がって海へと入っていきます。
「待て」「戻ってこい」と言う真希に対し、呪術師にとって双子が凶兆である理由について語り始める真依。
一卵性双生児は呪術では同一人物としてみなされるため、双子の場合は”縛り”のような利害が成立しないとのこと。
「アンタは私で私はアンタなの」と真依は続けます。
「私がいる限りアンタは一生半端者なの」と話す真依に戻るように言う真希ですが、真依は「これだけは置いてくわ。他は捨てなさい」「呪力も何もかも私が持っていってあげるから」と真希に葦を手渡します。
「全部壊して」と言い残すと、子供の頃の姿に戻った真依は真希に微笑みます。
現実にて目を覚ます真希
現実にて目を覚ました真希の手には、真依が構築術式で作り出した刀が握られていました。
涙を流して「起きて。真依」と話しかける真希。
二人には這い出てきた呪霊が迫っていました。
扇の前に真希が姿を表す
呪霊を飼っている部屋から立ち去ろうしていた扇ですが、何かを感じ取って部屋の方を振り返ります。
呪霊の消滅反応を感じ取り怪訝に思う扇。
部屋から現れた真希は、扇が忘れるよう努めた恐怖の対象である伏黒甚爾に似た雰囲気を纏っていました。
真希VS扇が決着
真希の姿を目にし、一気に総毛立つ扇。
術式「焦眉之赳」を解放して刀に炎を纏うと、「今一度この手で骨の髄まで焼き尽くしてくれる!!」「来い!!! 出来損ない!!!」と刀を構えます。
しかし、扇は既に真希に顔を斬られた後でした。
手に持つ刀に「真依、始めるよ」と言う真希。
呪術廻戦149話の内容まとめ
- 真希・真依を引きずって連れて行く扇
- 扇は前当主に遅れをとったのは「唯一子供の出来のみ」と話す
- 真希・真依は2級以下の呪霊を無数に飼っている部屋に落とされる
- 「さらば。我が人生の汚点」と言い残して部屋から去る扇
- 真依は「最悪」と言うと真希に口づけをする
- 精神世界にて真依と話す真希
- 一卵性双生児は呪術では同一人物としてみなされる
- 「呪力も何もかも私が持っていってあげるから」「全部壊して」と言い残す真依
- 目を覚ました真希の手には、真依が構築術式で作り出した刀が握られていた
- 扇の目の前には伏黒甚爾に似た雰囲気を纏う真希の姿が
- 扇は術式「焦眉之赳」を発動する
- 真希に顔を斬られ死亡する扇
- 手に持つ刀に「真依、始めるよ」と言う真希
149話の感想・考察まとめ
真依が作り出した刀について
真依が真希に手渡した「葦」に該当する
精神世界にて、真依は「これだけは置いてくわ。他は捨てなさい」と言うと真希に葦を手渡します。
現実にて目を覚ました真希の手には刀が握られており、その刀は「ジジジ」と音を立てて具現化した様子。
真依が自らの呪力を最大限に利用し、「構築術式」にて刀を作り出したと思われます。
構築術式とは?
術者の呪力を元に、物質を0から構築する。
この術式の1番の特徴は、一度精製された物質が術式終了後も消えずに残るという点だ。
呪力消費が激しく体への負荷は大きいが、呪力次第で何でも作れ応用が利く。
伏黒甚爾が持っていたものと同じ?
真依が作り出した刀の姿は、過去の五条と戦う伏黒甚爾が持っていた刀と同じ形状をしています。
この刀は5億円の価値がある貴重なもの。
真依が作り出したものと同様に、実は構築術式によって作り出されたものであるならば5億円の価値があるのも頷けます。
禪院扇の術式「焦眉之赳」について
「焦眉」の意味とは?
禪院扇の術式「焦眉之赳」は「焦眉の急」をもじったものであり、焦眉の由来通りに火を纏う術式であると考えられます。
直毘人の術式「投射呪法」について
1秒を24分割・己の視界を画角とし、あらかじめ画角内で作った動きを後追いする。
術式発動中、直毘人の手のひらに触れられた者も1/24秒で動きを作らねばならず、失敗すれば動きがガタつき1秒間フリーズする。
作った動きは途中で修正できないこと、過度に物理法則や軌道を無視した動きを作れば自らもフリーズすること、といったリスクが存在する。
「投射呪法」は映像媒体やカメラが生まれた頃から派生したものであり、相伝ではあるものの歴史は浅いようです。
呪霊を飼っている部屋について
伏黒甚爾が放り込まれた部屋?
「呪霊の群れに放り込まれる」といったような嫌がらせを受けていた伏黒甚爾。
149話にて登場した訓練と懲罰に使われる部屋では、2級以下の呪霊が無数に飼われており、伏黒甚爾は過去にこの部屋に放り込まれたのかもしれません。
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