3/29(月)発売の週刊少年ジャンプ2021年17号(4月12日号)に掲載されている『呪術廻戦』の144話「あの場所」の感想・考察をまとめていきます。
呪術廻戦144話のネタバレやあらすじなども掲載しているので、是非ご覧ください。
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呪術廻戦143話のおさらい
- 脹相の血液・毒に苦しむ直哉
- 乙骨は直哉を治療する代わりに交換条件を持ちかける
- 虎杖の父に忠告する祖父
- 虎杖の母の額には縫い目の跡が存在した
- 虎杖が目を覚まし安堵の表情を見せる乙骨
- 乙骨は芝居を打っていたと虎杖に明かす
- 虎杖は一度死ぬも反転術式での治癒を受ける
- 乙骨は「君は悪くない」と虎杖に言葉をかける
- 虎杖に「さっさと高専戻るぞ」と言う伏黒
- 自分が本当に存在していいのか悩む虎杖
- “死滅回游”に津美紀が巻き込まれ、伏黒は虎杖に助けを求める
- “死滅回游”のルールが明らかに
呪術廻戦の掲載順まとめ
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
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3位 | 135話 | 渋谷事変52 | 2021年7号 |
4位 | 136話 | 渋谷事変53 | 2021年8号 |
7位 | 137話 | 堅白 | 2021年9号 |
2位 | 138話 | 禪院家 | 2021年11号 |
3位 | 139話 | 狩人 | 2021年12号 |
4位 | 140話 | 執行 | 2021年13号 |
2位 | 141話 | うしろのしょうめん | 2021年14号 |
2位 | 142話 | お兄ちゃんの背中 | 2021年15号 |
2位 | 143話 | もう一度 | 2021年16号 |
3位 | 144話 | あの場所 | 2021年17号 |
次号は休載とのこと。再開は19号の予定。
144話のあらすじ・ネタバレ
虎杖に助けを求める伏黒
加茂憲倫が仕組んだ、呪術を与えられた者達の殺し合い「死滅回游」に義姉の津美紀が巻き込まれたと明かす伏黒。
「オマエの力が必要だ」と虎杖に助けを求めます。
助けを求められた虎杖は、伏黒に返答する前に乙骨に話しかけます。
「宿儺が伏黒で何か企んでる」と明かす虎杖。
渋谷事変時に宿儺に肉体を乗っ取られたのは、一度に宿儺の指を10本も食わされたからであり、残り5本全部を一度に食わされても肉体を乗っ取られないと思うと続けます。
「それでももし次俺が宿儺と代わったら、迷わず殺してくれ」「先輩ならできると思う」と乙骨に頼む虎杖。
乙骨は「分かった。死力を尽くすよ」と虎杖の頼みを受け入れます。
伏黒が今後の計画を話す
「俺は何をすればいい」と虎杖に尋ねられた伏黒は、「まずは高専に戻って天元様と接触する」と今後の計画を話します。
- 獄門疆の封印の解き方
- 加茂憲倫の具体的な目的と今後の出方
死滅回游は未曾有の呪術テロであり、事態を収拾するには上記の2点の回答がマストであり、この問いに答えられるのは天元しかいないと言う伏黒。
九十九に言及する虎杖ですが、伏黒によるとこの計画が九十九の案とのこと。
また、九十九は上層部と関わりたくないと高専に潜伏していることが明かされます。
一方で、「問題は天元様の”隠す”結界なんだ」と言う乙骨。
シャッフルが繰り返される1000以上の扉の内、1つだけが天元様のいる薨星宮へと繋がっているため、その扉を引き当てないと天元様には会えないことに。
釘崎の現状と脹相の提案
天元様に会う方法を聞いた虎杖は、話を一度遮ると伏黒に「釘崎はどうなった」と尋ねます。
伏黒の反応を目の当たりにし、釘崎がどうなったのかに思い至り俯く虎杖。
一方、突如その場に現れた脹相が「その”隠す”結界とやら、なんとかなるかもしれんぞ」と話に介入します。
「どういうことだ脹相」と問う虎杖に対し、脹相は「以前真人が宿儺の指と呪胎九相図を盗み出しただろう。それと同じことをする」と答えます。
高専に帰還する虎杖たち
虎杖たちが高専に帰還すると、九十九・真希の二人に出迎えられます。
「久しぶり…て訳でもねぇか」と言う真希の顔には、漏瑚の攻撃を受けた際の火傷の跡が残っていました。
「もう動いていいの?」と聞く乙骨に対し、「応。問題ねぇ」と答える真希。
九十九が言うには、「火傷は仕方ないさ。反転術式でも跡は残る」とのこと。
一方で、生死を分けたのは呪いへの耐性ではなく生来の肉体の強度であり、天与呪縛のフィジカルギフテッドが真希の命を繋いだと九十九は言います。
天元様の結界の話になると、脹相の口から天元様の元に行く方法が語られます。
「扉から薨星宮の途中には、高専が呪具や呪物を保管している”忌庫”があるな」と言う脹相は、忌庫には自身の弟達の亡骸が在り、亡骸が6人も揃えば自身の術式の副次的効果で気配が分かると続けます。
脹相の話を聞き「Good!!」と言う九十九に対し、「それはいいとして、コイツは誰だ」と言う真希。
静寂の後、「とりあえず俺の……兄貴ってことで……」と虎杖が言うと、「悠仁ーー!!!!」と脹相は虎杖の名前を叫びます。
「行こう」と脹相から背を向ける虎杖。
薨星宮へと向かうことに
脹相が弟達の気配を感じた扉を開けた先では、下に木々が広がっていました。
下を見て汗を流す虎杖でしたが、九十九の指示通りに下に降り、奥にある薨星宮へと続く昇降機に向かうことに。
道中の忌庫を前にし、「後で迎えにくる。もう少し待っててくれ」と言う脹相。
昇降機で降りた先では地面に血痕が広がっており、「何かあったのかな」と口にする虎杖に、「11年も前の話さ。今思えば全ての歪みはあの時始まったのかもしれない」と言う九十九。
九十九の言葉に乙骨・真希が疑問を覚える一方で、本殿に向かう虎杖たち。
虎杖たちの前に天元が姿を現す
本殿に着いたはずの一行の前には、何もない真っ白な空間が広がっていました。
「これが本殿?」と言う伏黒に対し、「私達を拒絶しているのさ」と答える九十九。
「天元は現に干渉しないが、六眼を封印された今なら接触が可能だと踏んだんだが」「見通しが甘かった」と言う九十九ですが、胸中では「拒絶されているのは私達ではなく私か……?」と思っている様子。
津美紀には時間がないと戻ろうとする一行に対し、「帰るのか?」「初めまして。禪院の子・道真の血・呪胎九相図そして宿儺の器」と話しかけ、天元が姿を現しました。
144話の内容まとめ
- 津美紀が死滅回游に巻き込まれ、虎杖に助けを求める伏黒
- 虎杖は「もし次宿儺と代わったら殺してくれ」と乙骨に頼む
- 九十九の案に従い、事態を収拾するために天元との接触を目指す
- 伏黒の反応から釘崎の現状を察する虎杖
- 高専に帰還した虎杖たちの前には九十九・真希の二人が
- 真希の顔には火傷の跡が残っていた
- 扉から薨星宮の途中には”忌庫”が存在する
- 脹相が忌庫にある弟達の気配を探り、一行は薨星宮を目指すことに
- 忌庫の前で「後で迎えにくる。もう少し待っててくれ」と言う脹相
- 昇降機で降りた先の地面には血痕が広がっていた
- 本殿に着くも天元に拒絶されてしまうことに
- 津美紀には時間がないと戻ろうとする一行
- 天元が姿を現す
144話の感想・考察まとめ
釘崎は既に死亡?
「釘崎はどうなった」との虎杖の質問を受け、目線を下に向ける伏黒。
虎杖は釘崎は死んだと察しているようですが、漫道コバヤシでは「釘崎は死にたてホヤホヤの状態」「新田新の術式を施されているので、どうなるかはお楽しみに」と言及されています。
釘崎が死んだのは事実であるものの、今後何らかの形での登場するのではないでしょうか?
禪院真希の生存が確定
漏瑚の攻撃を受け瀕死の状態だった真希ですが、144話で生存していることが確定しました。
伯父であり当主の直毘人が死亡した一方で生存できたのは、天与呪縛のフィジカルギフテッドという生来の肉体の強度が関わっている様子。
11年前の事件は仕組まれていた?
11年前の「星漿体」天内理子の護衛任務は、夏油が呪詛師になるきっかけとなったと言えます。また、反転術式が使えるようになっていなければ、五条が死亡していたとも言えるでしょう。
九十九が「全ての歪みはあの時始まったのかもしれない」と言っていることから、11年前の事件は上層部・偽夏油などの手によって、何かしら仕組まれていたのかもしれません。
黒井美里が生存している?
ファンブックでは、死亡したキャラが「享年」と記されているのに対し、黒井美里は「年齢:31歳(2007年時点)」と記載されています。伏黒甚爾の手によって死亡したかと思われましたが、生存しているのであれば今後登場する可能性があります。
九十九の正体とは?
天元のセリフでは言及されていない?
天元のセリフにおける該当者は以下の通り。
セリフ | 該当キャラ名 |
---|---|
禪院の子 | 禪院真希・伏黒恵 |
道真の血 | 乙骨憂太 |
呪胎九相図 | 脹相 |
宿儺の器 | 虎杖悠仁 |
天元の「初めまして」との挨拶から、既に顔見知りと思われる九十九は上記では言及されていないと考えられます。
星漿体の候補だった?
138話で「私もいい加減天元と向き合わないとね」と言っている九十九。136話で偽夏油と対峙した際にも、天元について詳しい様子を見せていたため、天元とは何かしら関係性があると考えられます。
天元と関係があると言えば、天元との適合者である「星漿体」。九十九は天元と適合する「星漿体」であったのではないでしょうか?
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