『呪術廻戦』の登場キャラ・鹿紫雲一(かしもはじめ)についてまとめています。
400年前の術師である鹿紫雲の過去・目的、宿儺・五条との関係を始め、電気・雷(稲妻)関連と思われる術式、呪力特性についても考察しています。
呪術廻戦の死滅回游編で登場した鹿紫雲について調べる際に、是非ご覧ください。
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鹿紫雲一の基本情報
死滅回游の泳者

引用元:『呪術廻戦』18巻158話
鹿紫雲一とは、158話にて登場した死滅回游の泳者の一人。
東京第2の結界に滞留しており、11/11時点で既に200ポイントを獲得、100ポイントを消費して死滅回游に9個目のルールを追加しました。
鹿紫雲が追加したルールとは?
泳者は他泳者の情報──”名前” ”得点” ”ルール追加回数” ”滞留結界”──を参照できる
鹿紫雲が100点を消費して追加したルールは上記の通り。
宿儺の居場所を探していること、「どいつもこいつも貧弱過ぎる」とのセリフから、強者と戦うことを望んでルールを追加したと言えるでしょう。
まだ100ポイント以上を保持していることを考慮すると、今後更にルールを追加する展開も考えられます。
戦闘狂的な側面を持つ?
死滅回游では、殺した相手が術師の泳者の場合は5点、非術師の泳者の場合は1点を獲得できる仕様となっています。
既に200ポイントを獲得している鹿紫雲は、殺した相手が全員術師だったとしても40人の人間を殺しているという計算に。
また、強さの基準を知るために全泳者の情報を開示させるルールを追加していることからも、戦闘狂的な側面を持つと言えそうです。
非術師が呪物を取り込んだパターン
- 虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者
- 吉野順平のように術式を所持しているが、脳の構造デザインが非術師の者
死滅回游に参加している泳者の大半は、上記の2パターンの内のどちらかに該当します。
鹿紫雲の場合は「400年前」との発言から、現代の非術師(一般人)が羂索に呪物を取り込まされたパターンで確定と言えるでしょう。
また取り込こまされた呪物とは、羂索が千年前からコツコツ契約した術師達の成れの果てと判明しています。
本名は鹿紫雲一ではない?
作中では「鹿紫雲一」として紹介されていますが、この名前は呪物を取り込まされた非術師の現代人の名前か、それとも呪物となった過去の術師の名前のどちらなのかは判明していません。
呪物を取り込んだ者の名前が鹿紫雲である場合、呪物だった過去の術師の名前はこれから判明する可能性があります。
鹿紫雲一の術式・能力の考察
電気と同質の呪力特性を持つ
鹿紫雲の呪力は、伏黒の式神「鵺」と同じように電気のような性質を持っているのが特徴。
また、鹿紫雲自身が常に帯電しており、鹿紫雲の攻撃は防御不能となっています。
術式に関しては184話時点では不明ですが、電気と同質である呪力を自在に操るといった術式ではないでしょうか?
呪力特性は防ぎづらい特徴を持つ
鹿紫雲は電気と同質の呪力を持っていますが、このような呪力特性・術式効果は、シンプルな呪力による肉体強化では防ぎづらいのが特徴。
呪力を纏ったパンチは同じように呪力を纏えばガード可能ですが、鹿紫雲の攻撃を受けた際には、呪力を纏ったとしても体が痺れるということになります。
一方、坐殺博徒で大当たりを引いた時の秤のように、圧倒的な呪力量・出力によって呪力特性をほぼ無視すること自体は可能な様子。
パンダに放った鹿紫雲の一撃について

引用元:週刊少年ジャンプ2022年24号
電気と同質の自らの呪力を電荷分離した鹿紫雲は、打撃と共にパンダへとプラス電荷を移動。
自身に蓄えたマイナス電荷を、地面方向への放電をキャンセルしつつパンダへと誘導することで、パンダの右頭部を吹き飛ばすほどの強烈な一撃を放ちました。
この一撃は、領域を展開するまでもなく必中の大気を裂く稲妻と同等だったようです。
158話でも同様の技を放った?

引用元:『呪術廻戦』18巻158話
鹿紫雲が術師を殺した158話のコマを見ると、術師の敵泳者の腹に穴を空けて殺害しています。
「パリッ」との効果音が描かれていることから、鹿紫雲が電気関連の技を放ったことは間違いなく、パンダに放った技と同じ技を使用したと言えそうです。
領域展開は使用不可能?
187話では、秤が領域展開「坐殺博徒」を披露した際に「鹿紫雲は『彌虚葛籠』の発動を諦めるよりも速く」といった記述が存在します。
鹿紫雲が領域展開をできる場合には、秤に対抗して領域展開をすると思われ、「彌虚葛籠」が候補に入るということは領域展開ができないと考えられます。
電気と同質の呪力を持ち必中の攻撃を行えるため、領域展開を身に付けるまでもないのかもしれません。
領域対策として「彌虚葛籠」を持つ

引用元:『呪術廻戦』19巻171話
「彌虚葛籠」とは、171話にてレジィ・スターが伏黒の「嵌合暗翳庭」に対応するために発動した奥義。
シン・陰流「簡易領域」の原型であり、領域を中和し必中効果を打ち消す性能を持ちます。
ただし「簡易領域」同様に術式そのものを中和することはできず、術式の付与された結界を中和することで、付与された術式の必中効果を無効化するという性質となっています。
鹿紫雲一の正体・宿儺を狙う目的とは?
400年前の過去の術師

引用元:『呪術廻戦』18巻158話
- 「どいつもこいつも貧弱すぎる」
- 「400年前の方が幾分ましだった」
初登場の158話時点で上記の発言をしていたことから、鹿紫雲は400年前の過去の術師と確定。
死滅回游に参加している泳者の多くは、400年前の術師と比較して弱いようです。
強者と戦うことを目的としている

引用元:週刊少年ジャンプ2022年28号
鹿紫雲は、死滅回游にて強さの基準を知るために全泳者の情報を開示させるルールを追加したことからもわかるように、400年前の時点でも強者と戦うことを求めていた様子。
咳き込むだけで血を吐いている様子から、回想の時点で寿命が近いと思われ、一度目の人生では強者と戦うことに満足できなかったと思われます。
宿儺と戦うために羂索と契約する

引用元:週刊少年ジャンプ2022年28号
鹿紫雲に「貴様の知る最強の術師は?」と尋ねられた羂索は、「宿儺だ 600年もまえっで申し訳ないがこれは譲れない」と答えます。
羂索の返答を聞いた鹿紫雲は、「さすれば 宿儺と戦れるのだな」と羂索の話を受けることを了承。
死滅回游で宿儺と戦うために羂索と契約して呪物となり、400年後の現在にて受肉したと考えられます。
羂索と話している回想が描かれる
187話では、周囲に人の死体が散りばめられた中、切り株に座る鹿紫雲に羂索が話しかける回想が描かれることに。
「どう?楽しめた?」と気軽に話しかけている様子から、鹿紫雲・羂索はある程度の関係性が感じられ、羂索が鹿紫雲に対して実力のある術師を紹介していたと思われます。
また、「例の話 甘んじて受けよう」と鹿紫雲が口にしていることから、羂索は400年前の段階から鹿紫雲に死滅回游の件を話していたようです。
羂索は鹿紫雲が戦いを求めるレベル?

引用元:週刊少年ジャンプ2022年28号
羂索に「どう?楽しめた?」と聞かれた鹿紫雲は、「全くだ やはり貴様と戦るべきだった」と返答しています。
羂索自身は「勘弁してよ 今は特に戦闘向きじゃないんだ」と発言していますが、鹿紫雲が戦いを求めていることから、羂索は鹿紫雲が認めるほどの強者と言えるでしょう。
石流や五条との関係性について
石流龍とは同じ400年前の術師

引用元:週刊少年ジャンプ2022年9号
仙台結界の四つ巴の一角を担っていた泳者「石流龍」は、鹿紫雲同様に400年前の過去の術師。
187話では、「あの伊達藩で歴代一の呪力出力だそうだ」「まさに大砲さ」と羂索に言及されており、当時から圧倒的な実力を誇っていたと思われます。
ただし、当時の鹿紫雲は既に体が弱っており、二人が一度目の人生で顔を合わせたことはない可能性が高いです。
五条家の血筋の可能性も?

引用元:『呪術廻戦』11巻90話
鹿紫雲をよく見てみると、五条悟にキャラデザが似ているように思えます。
鹿紫雲が五条家の術師である可能性も少なからずあるかもしれません。
術式が五条家と関連している?

引用元:『呪術廻戦』0巻最終話
呪力が電気のような性質を持っている鹿紫雲は、電気と同質である呪力を自在に操るといった術式を持っていると思われます。
一方で、『呪術廻戦』の御三家の一つである五条家は、「日本三大怨霊」の一人と称される菅原道真を祖先としています。
その菅原道真が雷・天候を司る神「天神」(=雷神)と称されたことを考慮すると、鹿紫雲の術式は五条家と関連があると言うこともできるでしょう。
御前試合に関係している?

引用元:『呪術廻戦』14巻117話
今から400年前の術師である鹿紫雲ですが、当時は1600年頃と考えると五条家・禪院家の御前試合が行われた慶長の時代に生きていたと思われます。
当時の五条家・禪院家の当主は両方死んでしまったものの、強者と戦うことを求める鹿紫雲は、生前の彼らと顔見知りだったのかもしれません。
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