3/15(月)発売の週刊少年ジャンプ2021年15号(3月29日号)に掲載されている『呪術廻戦』の142話「お兄ちゃんの背中」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦142話の内容ネタバレやあらすじなども掲載しているので、是非ご覧ください。
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呪術廻戦141話のおさらい
- 前話から引き続き乙骨と戦う虎杖
- 虎杖は乙骨の刀をなんとかしようと一度距離を取る
- 車の中からナイフを手に入れ乙骨と斬り結ぶことに
- ナイフに呪力を籠めようとするも「習ってない」と心中で思う虎杖
- 虎杖は防ごうとするものの乙骨にナイフごと斬られることに
- 一方、虎杖も乙骨の刀を折ることに成功
- 丸腰で戦おうとする虎杖だが「リカちゃん」が登場し動けなくなる
- リカちゃんに抑えられたまま、虎杖は乙骨に刺されることに
- 宿儺は舌打ちをするも、何かに気付き笑顔を見せる
- 脹相と直哉の戦いは地下道で展開
- 直哉の術式を見抜けず攻撃を畳み掛けられる脹相
- 脹相は直哉に対抗するため「赫鱗躍動・載」を発動する
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呪術廻戦の掲載順まとめ
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
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3位 | 133話 | 渋谷事変50 | 2021年3・4号 |
3位 | 134話 | 渋谷事変51 | 2021年5・6号 |
3位 | 135話 | 渋谷事変52 | 2021年7号 |
4位 | 136話 | 渋谷事変53 | 2021年8号 |
7位 | 137話 | 堅白 | 2021年9号 |
2位 | 138話 | 禪院家 | 2021年11号 |
3位 | 139話 | 狩人 | 2021年12号 |
4位 | 140話 | 執行 | 2021年13号 |
2位 | 141話 | うしろのしょうめん | 2021年14号 |
2位 | 142話 | お兄ちゃんの背中 | 2021年15号 |
142話のあらすじ・ネタバレ
術式を発動し戦う脹相・直哉
「マジで何なん君」と聞いた直哉に対し「兄さ」「10人兄弟のな」と言う脹相。
しかし、直哉は術式としぶとさの理由について聞いたとのこと。
攻撃を仕掛けるために術式を発動し、脹相の視界から姿を消した直哉ですが、「赫鱗躍動・載」を発動していた脹相に動きを見破られます。
自身の動きに合わせてカウンターを放ってきた脹相が、「赤鱗躍動」を発動して動体視力を上げていると推測する直哉。
カウンター前提で動きを作っていたため、カウンターを受けることなく脹相への攻撃を成功させます。
直哉の攻撃を受けた脹相は体勢を立て直そうとしますが、自身の腹部から出血していることに気付きます。
脹相のしつこさに辟易し、攻撃する際に得物を使用していたことを明かす直哉。
脹相に「赤血操術やから止血はお手のもんやろ」「止血に気ぃ回しながらどこまで俺とやれるか試してみよか」と言う直哉は、自身の優勢を疑っていない様子。
兄弟の在り方を話す二人
脹相に得物を使用した直哉ですが、術師が得物を持ち歩くのはダサいと思っているとのこと。同じ考えの術師は意外といるようです。
続いて直哉は、自身の兄達がブラブラと得物を提げていることを批判します。
一連の発言を聞いて「嫌いなんだな、兄弟が」と言う脹相に対し、「嫌いやね」と答える直哉。
続いて「弟よりデキの悪い兄なんか居る意味ないやろ」「首括って死んだらええねん」と自身の考えを口にします。
一方の脹相は、「その兄弟達のおかげで今のオマエがあるのかもしれんぞ」と言及します。
脹相の言葉に「キショい」「ドン引き」と反応する直哉ですが、「兄は弟の手本なんだ」と脹相は自身の兄弟論を続けます。
「弟の前を歩き続けなければならん」「だから俺は強いんだ」と自身の強さの理由を明かす脹相。
脹相が直哉を圧倒する
兄弟の在り方について語っていた脹相ですが、一方で傷口から大量の血液を流し続けていました。
脹相は、呪力を血液へと変換できる特異体質を活かし、血液を操って直哉に距離を取らせ、大量の血で視界を奪います。
血液から離れようとする直哉に対し、壁にした大量の血液の反対側から「苅祓」を放つ脹相。
「苅祓」は悠々避けられるスピードであり、直哉は脹相が出血で死にかけの状態と推測します。
しかし「苅祓」はブラフであり、脹相は姿を現すと直哉に対し「穿血」を放ちます。
「穿血」を躱しつつ脹相の血液に触れないように立ち回ろうとする直哉ですが、距離を詰めてきた脹相の攻撃を受け、袴に血液が付着してしまうことに。
袴の生地に滲みた血液を固定させて機動力を奪い、「詰みだ」と直哉に告げる脹相。
ピンチに陥ったように見える直哉ですが、自身の術式により問題なく動けるため、「穿血」の構えをとる脹相との距離を詰めようとします。
しかし、脹相は「穿血」を放たず、代わりに自らのオリジナルである「超新星」を発動。
直哉は大ダメージを受けることに。
戦いの場に乙骨が登場
「超新星」を放った脹相は「赫鱗躍動・載」を解除します。
直哉が戦闘不能になり決着が着いたと思いきや、脹相の背後に虎杖を引きずった乙骨が登場。
驚いて振り向いた脹相は、乙骨の呪力を籠めたパンチを食らい倒れてしまいます。
「超新星」を受けて倒れている直哉に対し、「辛そうですね。直哉さん」と話しかける乙骨。
142話の内容まとめ
- 「赫鱗躍動・載」を発動し動体視力を上げて直哉の動きに対応する脹相
- カウンター前提に動きを作っている直哉には届かず
- 得物を使用した直哉の攻撃を受け、脹相は出血することに
- 術師が得物を持ち歩くのはダサいと思っている直哉
- 得物を持ち歩いている兄達をみっともないと思っている様子
- 兄を嫌いと言う直哉に対し、脹相は「兄弟の在り方」を語る
- 直哉の攻撃で出血した血液を利用し操る脹相
- 直哉は血液に触れないよう立ち回るもピンチに陥る
- 脹相は「超新星」を放ち直哉を戦闘不能に追い込む
- 虎杖を引きずり乙骨が登場
- 倒れる脹相・直哉の前に立つ乙骨
142話の感想・考察まとめ
直哉の術式は「投射呪法」で確定
142話では、禪院直哉が自身の術式について「俺の術式は事前に24fpsで作った動きを後追いする」と胸中で言及しています。
直哉の術式は、父親の直毘人と同じ「投射呪法」で確定と言っていいでしょう。
一方で、直毘人が「最速の術師」(五条悟を除く)と呼ばれていることを考慮すると、直哉の術式の練度は直毘人に劣っていると思われます。
脹相の技「超新星」について
※「超新星」とは
150年自らの術式と向き合い続けた脹相のオリジナル。
「百斂」で圧縮した血液を解放し、全方位を散弾のように撃ち抜く。
乙骨は虎杖を殺していない?
135話で、脹相は「血の繋がった弟達の異変はどんなに遠くにいようと感じとれる」ことが明らかになっています。
しかし、虎杖が乙骨に心臓を突き刺されたにもかかわらず、脹相は「死」を感じ取ったような動きを見せていません。
乙骨に引きずられている虎杖ですが、142話時点ではまだ死亡してはいないようです。
虎杖の心臓の破壊を狙っている?
少年院の事件「呪胎戴天」の際、肉体の主導権を宿儺に奪われた虎杖は、心臓を破壊され一度死亡することに。
その後、宿儺と”縛り”を結ぶことで生き返りますが、五条は虎杖と宿儺の間で何かしら契約があった可能性を想定していたようです。
漫道コバヤシで、五条が海外出張中に乙骨と接触していたことが明らかになっており、その際にあらかじめ乙骨に虎杖・宿儺間の”縛り”の存在について共有していたのかもしれません。
もしそうであった場合、乙骨はわざと一度虎杖の心臓を破壊し、その後反転術式で治すという目論見があると言えそうです。
虎杖・宿儺間の”縛り”の内容は以下の通り。
- 宿儺が「契闊」と唱えたら1分間体を明け渡すこと
- この約束を忘れること
- 1分間誰も殺さないし傷つけない
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