【呪術廻戦】146話「死滅回游について」の感想・考察まとめ|新たなプレイヤーが登場【ネタバレ注意】

4/19(月)発売の週刊少年ジャンプ2021年20号(5月3日号)に掲載されている『呪術廻戦』の146話「死滅回游について」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦146話の内容のネタバレ・あらすじなども掲載しているので、是非ご覧ください。

呪術廻戦146話アイキャッチ

引用元:週刊少年ジャンプ2021年20号

目次

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呪術廻戦145話のおさらい

  • 九十九と天元は初対面ではない
  • 夏油傑の肉体に宿っている術師の正体は「羂索けんじゃく
  • 天元は九十九が羂索に同調していることを警戒して薨星宮を閉じた
  • 天元は11年前に星漿体との同化に失敗し、天地そのものが天元の自我となることに
  • 「羂索の目的と獄門疆の解き方」と尋ねる乙骨
  • 天元は乙骨憂太・九十九由基・脹相の3人の内2人に自身の護衛するよう、条件として提示する
  • 羂索の目的は「日本全土を対象とした人類への進化の強制
  • 人類の進化手段として「人類と天元の同化」を狙う羂索
  • 進化を果たした天元は呪霊操術の術式対象に
  • 護衛を頼んだのは天元に次ぐ結界術の使い手の羂索を警戒したため
  • 羂索が今行動を起こした理由を問う九十九
  • 羂索は六眼を封印するために獄門疆の捜索を始めた
  • 一方、11年前に禪院甚爾が介入したことで、天元達の運命が破壊されてしまうことに
  • 意図せず獄門疆以外のピースが全て揃い、6年前に獄門疆も羂索の手に渡ってしまう
  • 死滅回游の目的は「天元との同化を始める前の慣らし
  • 死滅回游の管理者は羂索ではない
  • 死滅回游に参加して回游を抜けるルールの追加を目論む乙骨たち
  • 脹相・九十九の二人が天元の護衛に就くことに
  • 五条の解放に必要な獄門疆「裏」を取り出す天元
  • 死滅回游に参加している泳者の中に『天使』を名乗る千年前の術師がいる
  • 裏門を抉じ開けるには「来栖華」の術式が有効

呪術廻戦の掲載順まとめ

順位 話数 タイトル 年・号
7位 137話 堅白 2021年9号
2位 138話 禪院家 2021年11号
3位 139話 狩人 2021年12号
4位 140話 執行 2021年13号
2位 141話 うしろのしょうめん 2021年14号
2位 142話 お兄ちゃんの背中 2021年15号
2位 143話 もう一度 2021年16号
3位 144話 あの場所 2021年17号
2位 145話 2021年19号
2位 146話 死滅回游について 2021年20号

 

146話のあらすじ・ネタバレ

死滅回游の結界コロニーの位置と期間

呪術廻戦146話境界の移動

引用元:週刊少年ジャンプ2021年20号

「あらゆる術式を消滅させる」術式を持つ天使。
その術式で獄門疆「裏」を開けることができるという天使は、東京の東側のコロニーにいるとのこと。
回游の結界に拒絶されているため、それ以上の情報はないと言う天元。

死滅回游の結界コロニーは全国に10ヶ所存在し、それが日本の人間を彼岸へと渡す境界を結ぶ結界と繋がっているようです。
また、北海道は既に巨大な霊場として慣らしが済んでいるとのこと。
「”彼岸へ渡す”と聞くと仰々しいが、日本にいる人間全員に呪いをかけて同化の前準備をしているのさ」と明かす天元。
また、儀式が終わるまでには死滅回游次第であるものの、二ヶ月もあれば済むようです。

回游開始の時期と術式の剥奪の詳細

呪術廻戦146話術式の剥奪

引用元:週刊少年ジャンプ2021年20号
1. 泳者プレイヤーは術式覚醒後、19日以内に任意の結界コロニーにて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。

現在は11月9日の午前9時。
泳者プレイヤーの術師が覚醒したのが10月31日24時頃であるため、「津美紀が回游に参加するまでの猶予は、ざっと10日と15時間」と言う伏黒。

2. 前項に違反した泳者プレイヤーからは術式を剥奪する。

前話にて、天元が「参加を拒否すれば死ぬ」と言っていたことに伏黒は言及します。

後追いで参加する術師にも適用される「術式の剥奪」というルール。
術式の剥奪は「無為転変」で行われるのではなく、脳に無理矢理なにかしら作用することによって起こるため、術式が剥奪されると死ぬと家入硝子は推測します。
家入の読み通りの一方で、「逆に私みたいなのとか術式持ってない術師はノーリスクだよな」と言う真希。

 

管理者ゲームマスターの正体とは?

呪術廻戦146話コガネ

引用元:週刊少年ジャンプ2021年20号
3. 非泳者プレイヤー結界コロニーに侵入した時点で泳者プレイヤーとなり、死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。

3つ目のルールに関して、「始めから結界の中にいる一般の人らはどうなんの?」と疑問を抱く虎杖。
天元は「少なくとも一度は外に出る機会を与えられる」と言うと、「泳者プレイヤーに始め『結界から出る』という明確な目的を与えて、回游を活性化させる狙いだろう」と続けます。

4. 泳者プレイヤーは非泳者プレイヤーの生命を絶つことでポイントを得る。
5. ポイントとは管理者ゲームマスターによって泳者プレイヤーの生命に懸けられた価値を指し、原則術師5ポイント、非術師1ポイントとする。

管理者ゲームマスターとは、各泳者プレイヤーに1体ずつ憑く式神「コガネ」のこと。
ただし、コガネも正確に言えば”管理者ゲームマスター“ではなく”窓口”であるため、管理者ゲームマスターは死滅回游のプログラムそのものと思った方がいいと言う天元。

ルール追加の判断基準について

呪術廻戦146話伏黒の考え

引用元:週刊少年ジャンプ2021年20号
6. 泳者プレイヤーは自身に懸けられたポイントの除いた100得点ポイントを消費することで、管理者ゲームマスターと交渉し死滅回游に総則ルールを1つ追加できる。

6つ目のルールから「既にあるルールを消すのはなしかな」と言う九十九。伏黒は「遠回しに否定ならいけるかもしれませんね」と推測します。

7. 管理者ゲームマスターは死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。

7つ目のルールを見て「判断基準がアッチ任せ過ぎる」と不満を言う真希ですが、天元曰く「呪術的にこれ以上羂索に利益が偏ることはない」とある程度公平な判断が見込めるとのこと。

8. 参加またはポイント取得後、19日以内に得点ポイントの変動が見られない場合、その泳者プレイヤーからは術式を剥奪する。

「また…人を殺さなきゃいけないのか」と言う虎杖の一方で、「いくつか考えがある」と言う伏黒。

 

各自の役割・今後の動きとは?

呪術廻戦146話真希

引用元:週刊少年ジャンプ2021年20号

情報の整理が終わり、各自の役割について確認することに。
九十九・脹相の二人は薨星宮に残って天元の護衛。

真希は禪院家に戻って呪具の回収に向かうとのこと。
五条が封印されて間もなく、高専忌庫の呪具は加茂家・禪院家が持ち出したものの、伏黒が禪院家の当主になったことで禪院家の忌庫は漁り放題に。
また、真希が「その前に」と話しかけると、天元が「組屋鞣造の工房アトリエだろう?」と答えます。
天元に「助かります」と言うと、用が済んだらパンダを捜して回游の平定に協力すると言う真希。

乙骨は早速結界コロニーに入って回游に参加するとのこと。
津美紀や伏黒達が回游に参加する前に情報を集め、身内での潰し合いや津美紀に何かあった時に備えて近場の結界コロニーは避けるつもりと言及します。

伏黒・虎杖の二人は、予定通り停学中の3年生・秤金次の元に向かうことに
「その人強いの?」と聞く虎杖に対し、「ムラっ気があるけど、ノッてる時は僕より強いよ」と言う乙骨。

今後の動きが決まり薨星宮を後にしようとする虎杖ですが、脹相に「ありがとう。助かった」と礼を言います。
脹相は「…死ぬなよ」と言葉を掛けるも、虎杖がその場を後にすると泣き始めます。

新たな泳者プレイヤーが登場

呪術廻戦146話髙羽史彦

引用元:週刊少年ジャンプ2021年20号

場面は代わり、漫才を披露する芸人「髙羽史彦」の姿が。
ウケなかったために項垂れてる髙羽に対し、「もうやめてまえ」と厳しい言葉を掛ける先輩芸人。
「オマエにできる向いてることをせぇ」と言うと、その場を後にします。

対して「俺は嫌いやなかったで、髙羽のネタ」と言うケンさん。
ずっと売れ続ける奴には二種類いると言い、「オマエはどっちや」と問いかけるケンさんですが、髙羽は「五分だ五分だと言うけれど…本当は七三くらいが……」と不穏な空気を醸し出します。

 

146話の内容まとめ

  • 「天使」と呼ばれる術師は東京の東側のコロニーにいる
  • 死滅回游の結界コロニーは全国に10ヶ所存在
  • 日本にいる人間全員に呪いをかけ同化の前準備をするのが「死滅回游」
  • 儀式は二ヶ月もあれば済むとのこと
  • 死滅回游開始までの猶予は10日と15時間
  • 死滅回游への参加を拒否した泳者プレイヤーは死ぬことに
  • 一方で、術式を持っていない術師はノーリスクに
  • 結界の出入りに関する条項が無いのは回游を活性化させるため
  • 管理者ゲームマスターは死滅回游のプログラムそのもの
  • 真希は禪院家での呪具の回収・パンダの捜索をすることに
  • 他にも組屋鞣造の工房アトリエに用がある?
  • 伏黒・虎杖は秤金次の元に向かうことに
  • 秤について「ノッてる時は僕より強いよ」と言う乙骨
  • 新たなプレイヤー「髙羽史彦」の登場

146話の感想・考察まとめ

各キャラの役割・今後の動き

キャラ名 目的・状況
虎杖悠仁
伏黒恵
停学中の3年生・秤金次の元に向かう
禪院真希 ・禪院家に戻り呪具の回収
・組屋鞣造のアトリエに向かう?
・パンダを捜す
・回游の平定に協力
乙骨憂太 ・コロニーに入り回游に参加
・津美紀や伏黒達の参加前に情報収集を行う
・近場のコロニーを避けて回游に参加
九十九由基
脹相
薨星宮に残り天元の護衛

組屋鞣造の工房アトリエとは?

呪術廻戦146話組屋鞣造

引用元:週刊少年ジャンプ2021年20号

今後の動きとして、「組屋鞣造の工房アトリエ」に言及した真希。
天元に工房アトリエの所在地を聞いた後、呪具などを集めるために向かうのでしょうか?

パンダの所在地とは?

パンダは傀儡呪術学の第一人者である夜蛾学長の最高傑作。しかし、夜蛾学長は五条悟と夏油傑を唆し渋谷事変を起こしたとして死罪認定されることに。
パンダは自身を生み出した夜蛾学長を庇うために行動を共にしているのかもしれません。

アイヌの呪術連も今後登場する?

呪術廻戦0巻アイヌ呪術連

引用元:『呪術廻戦』0巻3話

0巻にて夏油傑が百鬼夜行を起こす際、夜蛾学長は「アイヌの呪術連にも協力を要請しろ」と言及しています。
アイヌの呪術連が存在する北海道は死滅回游の範囲外のようですが、今後の展開次第では呪術連が登場することがあるかもしれません。

 

術式を持たない術師が活躍?

死滅回游に参加するデメリットは、ルールに違反した場合に術式を剥奪され死に繋がってしまうということ。
しかし、虎杖を始めとした術師の中には術式を持っていない者も存在します。

術式を持たない術師一覧

キャラ名 特徴
虎杖悠仁 宿儺の術式が身体に刻まれる可能性がある
禪院真希 ・反転術式を受け生存するも、火傷の跡が残っている状態
・天与呪縛により身体能力が高い
パンダ 学長に作られた呪骸であるため術式を持たない
東堂葵 真人との戦いで「俺の術式は死んでいる」との発言
三輪霞 シン・陰流の技を用いる
日下部篤也 シン・陰流の技を用いる

停学中の3年生・秤金次とは?

百鬼夜行で保守派をボコり停学に

秤金次は、0巻の百鬼夜行時に京都に出向するも、保守派の人とモメた挙句にボコり停学になってしまいました。2017年12月24日から約1年間停学が続いているようです。

実力は特級に近い?

呪術廻戦11話秤

引用元:『呪術廻戦』2巻11話

秤について、2巻11話の五条は「特に三年秤、二年乙骨。彼らは僕に並ぶ術師になる」と言及しています。
また、乙骨曰く「ムラっ気があるけど、ノッてる時は僕より強いよ」とのこと。
特級術師に近い実力を持っているのかもしれません。

術式はギャンブル関連?

秤の術式に関しては、漫道コバヤシにおいて「コンプラに引っかかる」と言及されています。

また、ファンブックにてギャンブラーと判明していることから、少年誌では扱いづらいギャンブル関連の術式を持っているのではないでしょうか?

 

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