『呪術廻戦』の登場キャラ・石流龍(いしごおり りゅう)が使用する術式・領域展開についてまとめています。
死滅回游編の仙台コロニーでの立ち位置を始め、受肉した経緯・目的、同じ400年間の術師・鹿紫雲一との繋がりなども考察・ネタバレしています。
呪術廻戦の最新話までの内容に基づいていますので、石流龍について調べる際に是非ご覧ください。
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キャラ考察・術式まとめ | |||
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考察・解説記事 | |||
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※本誌最新話までの内容のネタバレが含まれております。
単行本派・アニメ派の方はご注意ください。
石流龍(いしごおり りゅう)のキャラ紹介
死滅回游の泳者の一人
石流龍とは、『呪術廻戦』173話で初登場した死滅回游の泳者の一人。
東京結界よりも展開が早く苛烈を極めた仙台結界に滞留しており、拮抗した実力と錯雑した相性による三竦みの四つ巴の一角を担っていました。
正体は過去の術師
非術師が呪物を取り込んだパターン
- 虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者
- 吉野順平のように術式を所持しているが、脳の構造デザインが非術師の者
死滅回游に参加している泳者の大半は、上記の2パターンの内のどちらかに該当するのが特徴。
177話にて石流が自ら「俺の一度目の人生」と口にしていることから、虎杖のように非術師が呪物を取り込んだパターンで確定と言えるでしょう。
非術師が取り込んだ呪物は、羂索が千年前からコツコツ契約した術師達の成れの果てと判明しており、16巻136話で羂索が発動した「無為転変」を機に受肉・黄泉返りをしたと思われます。
本名は石流龍ではない?
作中で「石流龍」と紹介されているものの、この名前が呪物を取り込んだ現代人の名前か、それとも過去の術師の名前のどちらなのかは現状判明していません。
呪物を取り込んだ現代人の名前が石流であった場合、羂索と契約していた過去の術師の名前はこれから判明する可能性があります。
呪力を放つ術式・領域展開の考察
呪力を放つ術式の持ち主
石流の術式は”呪力の放出”であり、自らのリーゼントの先から呪力を放つことが可能。
作中ではリーゼントから呪力を放出している場面しか描かれていませんが、400年前の過去でもリーゼントの髪型をしていたとは考えにくいため、リーゼント以外からでも呪力を放つことが可能かもしれません。
一方で、「リーゼントの先から呪力を放つ」ことを”縛り”にして出力・威力を底上げしているとも考えられそうです。
術式を使用しなくても呪力を放てる
石流は179話、術式を使用してもしなくても同等の攻撃が可能な唯一の術師とのこと。
領域展開後は術式が焼き切れ使用が困難となる性質がありますが、石流は術式を使用せずとも強力な攻撃手段を持つため、領域展開の後でも他の術師を相手に優位に立ち回れると言えます。
技名は「グラニテブラスト」
石流の呪力を放つ攻撃の技名は「グラニテブラスト」。
「泳者一の呪力出力を誇る大砲」と173話で説明されていた通り、「グラニテブラスト」の最大出力は、「リカ」の完全顕現中のみ可能となる乙骨の呪力の高出力指向放出(純愛砲)を上回るほどの威力を誇ります。
領域展開を使用可能
烏鷺・乙骨が戦いながら言い争ってる横で、「ここまで来たら言葉じゃねぇだろ!!」と胸を叩いて合図をする178話の石流。
乙骨・烏鷺・石流の三人は同時に領域展開を披露するも、二者と比べてより煩雑な領域の三者間相殺、黒沐死の侵入などにより、結界はすぐに壊れてしまう結果となりました。
よって、石流の領域展開の名称、必中・必中必殺のどちらなのかなどは不明のまま勝負が決着することに。
石流の発動時のポーズについて
領域展開を宣言した石流は、手のひらを外に向けつつ両手の指を交差させるポーズをしているのが特徴。
わかりやすく言うと、伸びをしている時の手を顔や胸の前で構えるといったポーズになります。
手印としては「孔雀明王印」・「千手観音印」と呼ばれるものに近いようです。
肉弾戦は乙骨とほぼ互角
呪力を放出する「グラニテブラスト」だけでなく、石流は肉弾戦においても高い呪力出力を誇るのが特徴。
高い出力・それを出すまでの呪力の瞬発力は乙骨が目を見張るほどのもので、キレが鋭くちゃんと防御しなければ乙骨でもダメージを受ける水準となっています。
「リカ」を圧倒することが可能
乙骨が「リカ」を完全顕現させた際には、乙骨が烏鷺と戦う一方で、「リカ」を相手に肉弾戦を繰り広げることに。
完全顕現中の「リカ」の硬さは乙骨かそれ以上なようですが、石流の拳は完全顕現時の「リカ」でも持て余すほど。
また、「リカ」が単独で放つ高出力指向放出を「威力もお粗末だ!!」と思いつつ片手で受け止めることが可能であり、「リカ」と乙骨の接続が切れた際には、高い呪力出力で殴り飛ばして「リカ」を限界に追い込みました。
仙台コロニーでの立ち位置・実力まとめ
仙台コロニー四強の一角を務める
仙台コロニー四強の泳者まとめ
※所持得点は173話時点のものを記載しています。
キャラ名 | 目的・状況 |
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ドルゥヴ・ラクダワラ | 【所持得点】91点 ・死滅回游で二度目の受肉を果たす ・倭国大乱にて単独での列島制圧を成し遂げた ・乙骨に殺され死亡する |
石流龍 | 【所持得点】77点 ・受肉した過去の術師 ・プレイヤー一の呪力出力を誇る |
烏鷺亨子 | 【所持得点】70点 ・元藤氏直属暗殺部隊・日月星進隊隊長 ・「空」を操る術式を持つ |
黒沐死 | 【所持得点】54点 ・羂索が呪霊操術の支配から外した蜚蠊呪霊 ・等級は特級(登録済) ・ドルゥヴが死亡し休眠状態から覚醒 ・乙骨に敗北して死亡する |
仙台結界では、上記の4名の泳者の拮抗した実力・錯雑した相性によって三竦みの四つ巴状態となっていました。
しかし、五条悟に次ぐ現代の異能と称される乙骨憂太が参戦したことで、ドルゥヴが死亡・四つ巴が崩れて戦いが更に激化することに。
四つ巴の有利・不利の関係性とは?
【有利】ドルゥヴ VS 【不利】黒沐死 |
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黒沐死はドルゥヴ・ラクダワラとの相性を悪いと見るや否や、ドルゥヴのコロニー内での生存を休眠導入条件として眠っていた |
【有利】黒沐死 VS 【不利】烏鷺亨子 |
烏鷺亨子が黒沐死を嫌がっている様子を見せている |
【有利】烏鷺亨子 VS 【不利】石流龍 |
石流の遠距離攻撃は烏鷺の術式で無効化されてしまう可能性が高い |
【有利】石流龍 VS 【不利】ドルゥヴ |
ドルゥヴは接近戦に優れていないためか、石流が近付くことを避けていた様子 |
四つ巴の有利・不利の関係性は上記の通りと思われます。
石流は遠距離から呪力を放つ「グラニテブラスト」を使用可能なため、ドルゥヴには有利なのではないでしょうか?
一方で、烏鷺に遠距離攻撃を無効化・跳ね返されていたことからも、烏鷺には相性的に不利だったと思われます。
一般人を巻き込む傾向にアリ
死滅回游では、殺害した泳者が術師の場合は5点、非術師の場合は1点を獲得できるのが特徴。
石流の所持ポイントは77点と半端な数字となっており、一般人を狙いはしないものの、巻き込むことを躊躇しない様子。
死滅回游の参加理由・羂索との繋がりとは?
漠然とした渇きを満たすため
乙骨と対峙した177話にて、「俺の一度目の人生は”腹八分目”ってとこだった」と話し始める石流。
骨のある奴とも戦った・いい女にも巡り会ったと言うと、「正直悔いが残るかって言われるとそうでもねぇ」と続けます。
「俺の人生にはデザートがなかった」との発言内容からも、石流は自身の人生に漠然とした渇きを感じている・満足しきっていないようです。
乙骨との戦いで満足することに
乙骨・烏鷺の二人が戦っているところに「グラニテブラスト」を放ち、「俺だって腹が減るぜ」と口にしていた石流。
底が見えてきた乙骨を、ケーキ屋の閉店間際のスッカスカのウィンドウと例えていたことなどからも、言動が食事に関連しているのが特徴です。
その石流は、乙骨に敗北した際に「……ありがとう 満腹だ!!!」と言い放っており、乙骨との戦いで渇きを満たす・人生に満足したと言えるでしょう。
羂索とは一度目の人生で知り合っている?
羂索は、千年前からコツコツ契約した術師達の成れの果てである呪物を現代人へと取り込ませ、「無為転変」を発動することで脳を術師の形に整え、器としての強度を持たせることに。
石流も羂索と契約して呪物となっていた術師の内の一人と考えられ、一度目の人生時に羂索と契約を交わしていたと考えられます。
千年前の平安の世から生き続けていると思われる羂索は、400年前に石流と関係性を持っていることがほぼ確定であり、石流が羂索の正体を把握しているのかもしれません。
羂索を警戒している様子はない?
乙骨に積極的に戦う理由を問われ、死滅回游の手引きしているのが羂索であるため、「あらゆる事態を想定して点を獲っておくべきよ」と答えた烏鷺。
一度目の人生に悔いがあり、羂索の誘いに乗って黄泉返りを果たしたものの、羂索のことを信用しきってはいない様子。
一方、石流は羂索のことに言及していないため詳細は不明ですが、強者と戦うことを望んで羂索の誘いに乗ったと思われるため、烏鷺のように羂索を警戒しているわけではなさそうです。
400年前の術師・鹿紫雲一との関係性は?
石流は400年前の術師で確定
180話にて「400と余年の渇望」と記載されている通り、約400年前の術師の石流。
上記で記載している通り、一度目の人生で満足し切れなかったため、羂索と契約を交わして呪物となることで、二度目の人生を送ることを求めたと考えられます。
鹿紫雲一も400年前の術師
東京第二結界で圧倒的に得点を積み重ねている強者・鹿紫雲一。
「400年前の方が幾分ましだった」との発言からわかる通りに、石流同様に400年前の術師です。
時代が同じだけで知り合いではない
187話では400年前の回想が描かれ、鹿紫雲・羂索が会話をする様子が描かれています。
その際、石流は「あの伊達藩で歴代一の呪力出力だそうだ」「まさに大砲さ」と羂索に言及されており、当時から圧倒的な実力を誇っていたと思われます。
一方の鹿紫雲は、咳き込むだけで血を吐いてしまうほど老いており、二人は出会うことなく一度目の人生を終えたと言えそうです。
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