【HUNTER×HUNTER】399話のネタバレ感想・考察まとめ｜ノブナガたちとエイ＝イ一家の衝突【ハンターハンター】

12/19(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年3号（新年1月15日号）に掲載されている『HUNTER×HUNTER』の399話「退去」の感想・考察をまとめています。
ハンターハンター399話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

▼HUNTER×HUNTERのまとめ記事一覧

ハンターハンター398話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①瞬間移動する部屋の能力とは？

• ワープする部屋の能力を考察するノブナガ達
• 能力の使用者がジジイ・別の人間のどちらか
• ジジイは分身であり具現化された存在
• 部屋の瞬間移動の罠自体は放出系の能力
• 具現化系と放出系の能力は対極にある
• 能力の併用は難しく術者が複数いる可能性大
• トイレに鍵がかかっている意味を探る一同
• 壁からの侵入者への時間稼ぎと結論づける
• 客室の中から出る際はワープは発動しない
• 能力は特定の部屋のみで発動する地雷形式
• 出入り地点のどこかに術者本人が居る
• 客室の罠は連続発動型の能力と判明

②自らの能力・計画を明かすヒンリギ

• 本拠地への潜入を試みようとするフェイタン
• フェイタンをヒンリギが制止する
• ヒンリギは発信機をオトリに仕込むと提案
• 発信機はすぐにばれると指摘するフィンクス
• 能力で発信機を生牡蠣に変えるヒンリギ
• 生牡蠣を食べてワープする囮役が必要
• ヒンリギが自ら囮役を買って出る
• 生牡蠣に変えた発信機を丸飲みする
• 受信機をヒンリギから受け取る三人
• 三人は3層の中心部へと向かうことに

③エイ＝イ一家の本拠地へ侵入する

• 本拠地の部屋へワープするヒンリギ
• ノブナガも追随して本拠地へ侵入する
• 本拠地には誰もおらず複数の扉が存在
• 部屋にオーラを感じ壁を切りつけるノブナガ
• 壁は修復され念でガードされている様子
• 笑みを浮かべるモレナの顔が描かれる
• ワープ先がエイ＝イ一家の本拠地で確定
• 部屋にある扉を全て開け始める二人

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2022.12.20

H×H399話のあらすじ・ネタバレ

敵の逃亡の手助けを悔やむノブナガ

センタクルーム（死体処理部屋）に辿り着き、ついさっきまで人がいた様子を感じ取るノブナガ・ヒンリギの二人。
するとノブナガは、瞬間移動の罠が仕掛けられた部屋の隣人が、エイ＝イ一家の仲間だった可能性に思い至り、罠の確認に利用したことに失敗したと悔やむ様子を見せます。
そんなノブナガに対して隣人は一般人であり、エイ＝イ一家に拘束されただけ・警報代わりに使っただけかもしれないと言葉を掛けるヒンリギ。
考えたところで答えは出ないため、目の前の大本命と思われる扉に集中してくれと言うと、意を決して扉を開きます。

エイ＝イ一家の組員との邂逅

扉の先にいたのはエイ＝イ一家の組員9人。
ヒンリギが「ここがエイ＝イ一家のアジトで お前等が組員ってことでいいか？」と問い掛けるも、一同は会話に夢中になっており、ヒンリギたちのことを気にしていない様子。
自分たちが罠の向こうに入れないからこそのあの余裕と言うノブナガは、ここで時間を潰すのが最善であるものの、見つけたゴミは早々に片付けたくなる性分と続けます。
ノブナガの意見に同意し、「ナイフは十分用意してあるから順番にアイサツしてやるよ」と言うヒンリギは、宣言通りにまずは組員のトレベルムに向けてナイフを投げつけることに。

トレベルムの能力の一部が判明

ヒンリギが投げたナイフがこめかみに刺さり、「痛っ…て」と口にするトレベルム。
ナイフが根元まで刺さっている光景にスフレが引き気味な様子を見せる中、トレベルムは左手に持っていた缶をテーブルの上に置きつつ、何事もないかのように立ち上がります。
次の瞬間、トレベルムがこめかみから取ったナイフには刃先が存在せず、「刃が…消えた!!」と驚きを見せるヒンリギ。
しかし、トレベルムが持っていた缶に刃先があると気付くと、物質移動の能力だと思い至ります。
トレベルムの念能力を目の当たりにし、「いきなり相性が悪そうな奴が現れやがった」と心の中で舌打ちをするノブナガ。

エイ＝イ一家組員VSノブナガ＆ヒンリギ

怒りを顔に浮かべて立ち上がったトレベルムを制止しようと、左腕を取って「相手すんなって言われてるだろ」と言うスフレ。
そんな中、ヒンリギに念のオーラを纏わせたナイフを再度投げつけられたトレベルムは、スフレを勢いよく振り払いナイフを避けることに。
一方、「これ…手にぶっ刺したら全治どれくらいかな〜〜？」と心の中で呟きつつ、ナイフを受けようとするペリゴル。
雑誌を盾にしてナイフを受けたオラルジは、能力を使おうとしたペリゴルを叱責。
「お前はもう『器官』に選ばれたんだろ モレナに自重しろと言われなかったか？」と続けます。

ノブナガがヨコタニへ刀を投げつける

トレベルムに不用意に触れたことを謝るも、「でもここでケンカ ダメだよ!!」と注意するスフレ。
続いてエイ＝イ一家・顧問弁護士のヨコタニが登場し、ヒンリギに対して不法侵入の上、限りなく殺人未遂に近い傷害罪で通報すると口にします。
ヨコタニの発言に好都合と答え、「オレ達迷子でな ここどこだ？」と問うヒンリギ。
生憎何も話せないと応じず、指示に従えば穏便に済ますと言うヨコタニに、声を掛けるノブナガ。
「ああ…貴方も見覚えあります」とヨコタニがノブナガを知っている様子を見せる中、ノブナガは突如として鎖付きの刀を放ち、ヨコタニの額を突き刺すことに。

トレベルムの能力の全貌が明らかに

自分の額に刀が刺さり「え？」と気の抜けた声をヨコタニが漏らす中、ヨコタニの肩に手を置いてオーラを纏う様子を見せるトレベルム。
手元に刀を引き戻したノブナガは、刀の刃先が一部なくなっていることから、トレベルムが他人のダメージも移動可能と気付きます。
一方、ヨコタニに下がっているように言い、左手でテーブルに触れるトレベルム。
そのトレベルムの左手に血が滴っているのを目にしたノブナガは、トレベルムの能力を見抜いて献身的な能力と評します。
能力がノブナガにばれてしまったことを謝るヨコタニに対し、「お前守備隊ガードだろうが」と言い放つトレベルム。

ヨコタニの能力で追い出されるノブナガ

トレベルムの発言で自分の役割を思い出したヨコタニは、念能力「墨攻LSDF」を発動し衛兵を具現化。
ノブナガたちが不法侵入・殺人未遂を犯したとして、衛兵たちに”室外退去の刑”を執行させます。
自分たちに迫ってくる衛兵に攻撃を仕掛けるノブナガでしたが、衛兵には攻撃が効かず、「警戒レベルMAX!!!」とオーラが増強する結果に。
ヨコタニが具現化した衛兵がおそらく「無敵型」だと察し、ヒンリギに下がるように言うも、刀を没収されて体を拘束されるノブナガ。
ヒンリギに「逃げろ!! 自動操作で排除するまで追ってくるぞ!!」と言い残し、そのままアジトから強制退去させられてしまいます。

ヒンリギがアジトに発信機を残す

残されたヒンリギに関しても、ノブナガ同様に衛兵たちに追いかけられることに。
強制移動の扉・無敵型の術師が揃っているこの場所が本丸と確信したヒンリギは、死体処理部屋センタクルームに移動して生牡蠣に変えた発信機を吐き出します。
一方、アジトの扉から追い出されて3101号室にワープし、「罠と秘密通路の一石二鳥だ 効率的だな」と感心する様子を見せるノブナガ。
続いて、ヨコタニの衛兵に追い出されて3101号室に登場したヒンリギは、これ以上能力を使えそうにないためサポートに回ると宣言。
組員をエイ＝イ一家の情報収集に総動員させ、死体処理部屋センタクルームの戸棚の下に隠した発信機での捜索をノブナガたち旅団へと任せます。
モレナの能力・「キカン」が不明な内は油断禁物と注意するヒンリギに、「少なくとも駒を動かしている奴は馬鹿じゃない」と答えるノブナガ。

H×H399話の内容・ネタバレまとめ

本誌399話の内容・ネタバレ一覧

①エイ＝イ一家のアジトで戦闘が開始

• 死体処理部屋センタクルームを見渡すノブナガ・ヒンリギ
• ヒンリギが本命の扉を開く
• 扉の中には9人のエイ＝イ一家の組員
• 話しかけるヒンリギを無視する9人
• ヒンリギがトレベルムにナイフを放つ
• こめかみに刺さったナイフを外すトレベルム
• ナイフの刃先は机の上の缶に移動していた
• トレベルムの能力は物質移動に関係するもの
• 再度念を込めたナイフを放つヒンリギ
• 能力で受けようとするペリゴル
• ナイフはオラルジが雑誌で防ぐ
• ペリゴルはモレナに選ばれた「器官」

②トレベルム・ヨコタニの能力が判明

• エイ＝イ一家・顧問弁護士のヨコタニ
• ヒンリギへ不法侵入・殺人未遂を言い渡す
• すかさずヨコタニに刀を投げつけるノブナガ
• ノブナガの刀がヨコタニの額に刺さる閉じる
• ヨコタニに能力を発動するトレベルム
• トレベルムの能力を見抜くノブナガ
• ヨコタニは守備隊ガードの一人
• 念能力で衛兵を具現化させるヨコタニ
• ノブナガが衛兵を攻撃するも効かず
• 衛兵に担がれ部屋の外へ排除されるノブナガ

③アジトに発信機を残すヒンリギ

• エイ＝イ一家のアジトから消えるノブナガ
• ノブナガに続いて衛兵に狙われるヒンリギ
• ヒンリギは死体処理部屋センタクルームで発信機を吐き出す
• 3101号室でノブナガ・ヒンリギが合流
• ヒンリギはサポートに回ることに
• 組員はエイ＝イ一家の行動域の情報収拾へ
• 発信機を元に旅団がアジトの捜索を開始
• 組長モレナ・「キカン」に注意を促すヒンリギ

▼次話400話のネタバレ考察はこちら

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2022.12.20

ハンターハンター399話の感想・考察まとめ

エイ＝イ一家の組員・能力について

399話のエイ＝イ一家の組員は、上記の9人。
トレベルム・ヨコタニの能力が明らかになったほか、ペリゴルが「器官」に選ばれた人物と判明しました。
重要な能力を持っていると思われるペリゴルですが、詳細は不明となっています。

トレベレムの念能力・効果の詳細

399話では、ノブナガが放った刀に額を貫かれたヨコタニに右手で触れ、ヨコタニが受けたダメージを自身の左手に移しているトレベルム。
最初の場面では、元々左手で缶を持っていたため、自身へのダメージをナイフの刃先ごと缶に移すことが出来ています。
ノブナガからは、見た目のイメージと違って献身的な能力と評されているのが特徴。

ヨコタニの念能力・効果の詳細

モレナが居るアジトでしか使用できないという強力な制約があるためか、具現化した衛兵はノブナガ曰く「無敵型」とのこと。
ノブナガの攻撃は効かないどころか、むしろ攻撃に反応してオーラが増強・警戒レベルが4からMAXまで上がる事態に。
ノブナガは手にしていた刀を没収され、自動操作の衛兵に部屋の外へと排除されてしまうことに。

ペリゴルの念能力・効果の詳細

現状では系統・念能力ともに不明となっているペリゴルの、399話の発言・行動は上記の通り。
自身を傷つけることが発動条件の、トレベレム同様の迎撃型カウンタータイプの能力と考えられそうです。

組員の役割・「器官」とは？

• 器官
• 守備隊（ガード）

エイ＝イ一家の組員には、以前にも言及されていた「器官」の他にも、守備隊ガードという役割が存在するようです。
ヨコタニの念能力・行動から見ても分かる通り、守備隊ガードは組員・アジトを守ることが役割と考えられます。

「器官」の意味・効果について

着替えるのがメンドー・汚れたくないため、「器官」をやりたいと言っていたマトベール。
また、ペリゴルが念能力の使用を自重するように言われていた様子からも、「器官」は戦闘に関わらない全体サポートの能力に関連しているのではないでしょうか？
アジトの壁が念でガードされていたのは、「器官」の面々による相互強力型ジョイントタイプの能力が働いていたのかもしれません。

ノブナガは刀がなくても戦える？

ヨコタニが具現化した衛兵により、エイ＝イ一家のアジトから3101号室へと排除されてしまったノブナガ。
排除される際に刀を奪われてしまうも、3101号室にヒンリギが現れた際、警戒して居合のポーズを取っています。
強化系の念能力者のノブナガですが、刀の実物がなくても戦えるよう、オーラで刀を生み出す具現化系の能力も持つと考えられそうです。

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