【ナルト新作読み切り】波風ミナト外伝のネタバレ・考察まとめ|螺旋丸の開発過程が明らかに【NARUTO】

NARUTO外伝アイキャッチ仮 NARUTO
引用元:『NARUTO』公式Twitter

7/18(火)発売の週刊少年ジャンプ2023年33号に掲載されている『NARUTO-ナルト-』の描き下ろし読み切り「外伝〜渦の中のつむじ風〜」についてネタバレしています。
うずまきナルトの父・波風ミナトが題材の新作読み切りについて、螺旋丸の開発過程などをまとめています。
内容に関する考察・感想なども記載しているため、ナルト外伝について知りたい方は是非ご覧ください。

目次

ナルトの新作読み切りはいつ掲載される?

週刊少年ジャンプ2023年33号に掲載!

NARUTO外伝タイトル

引用元:『NARUTO』公式サイト

『NARUTO-ナルト-』の外伝「〜渦の中のつむじ風〜」は、7月18日(火)発売の週刊少年ジャンプ2023年33号で掲載されます。
WJ33号は創刊55周年記念号となっており、岸本斉史先生描き下ろしの新作読み切りは、特大センターカラー・55ページで載るとのこと。
ナルトの外伝が最後にジャンプで掲載されたのは、2016年21・22合併号のため、約7年ぶりにNARUTOの新作が本誌で読めることに。

『NARUTO』の掲載期間まとめ

本編
1999年43号 〜 2014年50号全700話
外伝〜七代目火影と緋色の花つ月〜
2015年22・23号 〜 2015年32号全10話
外伝〜満ちた月が照らす道〜
2016年21・22号全1話
外伝〜渦の中のつむじ風〜
2023年33号全1話

ナルトの新作外伝の主人公とは?

四代目火影・波風ミナトが題材

ナルト外伝波風ミナト

引用元:『NARUTO』公式サイト

岸本斉史先生描き下ろしの新作外伝は、うずまきナルトの父・波風ミナトを題材にした物語
『NARUTO-ナルト-』初の全世界人気キャラクター投票「NARUTO99」では、1位となったキャラの読み切りが制作されると告知がされており、実際に第1位となったのが波風ミナトでした。

波風ミナト外伝のあらすじ

ナルトの父・ミナトが開発した忍術とは…!?

『NARUTO』公式サイトによると、波風ミナト外伝のあらすじは上記の通りで、ミナト開発の術に関する秘密の物語とのこと。
ミナトが開発した忍術と言えば、まず第一に螺旋丸が挙げられ、その螺旋丸にフォーカスした内容となっています。

人柱力を前にして撤退するミナトたち

ストーリー内容・ネタバレまとめ

時は第三次忍界大戦へと遡り、その前線で四尾・五尾の人柱力と相対する自来也・ミナトたち。
「ワシらとやり合うなら 九尾の人柱力を連れて来るんだな」と言い、尾獣玉を放とうとする人柱力を前にし、自来也は一旦引くと隊員達に指示。
ミナトが「飛雷神の術」を発動し、クナイでマーキングしていた戦場から遠く離れた場所へ、一同は撤退することに。
自来也が「間一髪だったのう…」と呟く一方で、尾獣の力を目の当たりにして「あんなモノが…彼女の中にも…」とクシナのことを思うミナト。

考察・注目ポイント

新作読み切りの時系列とは?

新作読み切りの波風ミナト外伝は、約20年前に勃発したと思われる第三次忍界大戦が舞台となっています。
当時のミナトは、第六班の一員としてデカイなどと共に、自来也を隊長とした小隊で任務に挑んでいた様子。

尾獣の四尾・五尾のおさらい

尾獣の名前人柱力の名前
四尾孫悟空(そんごくう)老紫
五尾穆王(こくおう)ハン

第三次忍界大戦は、木ノ葉隠れ・岩隠れの衝突が激しく、冒頭で描かれた四尾・五尾も岩隠れの尾獣となっています。
ミナトたちが対峙した人柱力は、それぞれ老紫・ハンの二人であり、59巻564話などで登場していました。

自来也班の隊員一覧

NARUTO14巻122話自来也班

引用元:『NARUTO』14巻122話

第六班の隊員一覧
波風ミナトデカイ???

14巻122話で描かれていた、ミナトを始めとした自来也班の面々。
今回名前が判明したデカイは、肌の色から察するに、雲隠れの里の出身なのかもしれません。
もう一人の人物の名前は不明ですが、うちは一族に似た外見をしているのが特徴。

九尾の夢を見て目覚めるクシナ

ストーリー内容・ネタバレまとめ

場面は変わり、九尾から「ワシ・・が解放してやる さあ…」と話し掛けられた夢を見て飛び起きるクシナが描かれます。
「また…同じ夢…」と胸中で思いつつ、窓からはいつもの風景が見え、いつもの見張り役二人と顔を合わせるクシナ。
今日の予定を聞かれたクシナは、ミナトと封印術の修行と答えつつ、部屋の中に囚われていた蝶を窓の外へと解放することに。
見張り役から「決して結界より外へ出るなよ…」といつものお決まりのセリフを言われたクシナは、いつになればミナトと二人きりになれるのかと思いを馳せます。

考察・注目ポイント

クシナが置かれていた状況とは?

暗部の見張り役二人を置かれ、常に結界の内部へいるよう指示されている様子のクシナ。
下忍の頃に渦の国から引っ越してきたクシナは、元々二番目の九尾の人柱力になるため、木ノ葉へ連れてこられたという過去を持ちます。
その後、うずまきミトに続いて九尾の人柱力となったことで、クシナは結界の外へ出ないように言われている様子。

クシナ・ナルト・ボルトの口癖一覧

クシナの場合〜ってばね
ナルトの場合〜ってばよ
ボルトの場合〜ってばさ

ミナトがクシナの前から去って行く

ストーリー内容・ネタバレまとめ

見張り役を背後に控えながらも、ミナトと共に封印術の修行をしようと意気込むクシナ。
一方のミナトはクシナに謝りつつも、別の場所で別の術の修行をしたいと言い始めることに。
詳細を問うクシナに、まだ未完成でかなり危ない術であり、怪我させたくないと答えるミナト。
クシナは「私と一緒にいるのが嫌なら そう言えばいいでしょ!!」と言い髪の毛を逆立て始めますが、するとその時、ミナトを呼ぶ声が響きます。
デカイから三代目火影様に任務報告をするため急ぐように言われたミナトは、クシナに別れを告げると、慌ててデカイたちの元へ向かうことに。
思わずその後を追おうとしたクシナでしたが、見張り役に肩を掴まれて「これより先は──結界の外だ」と止められてしまいます。

考察・注目ポイント

背景にカカシなどが描かれている

背景に描かれているキャラ一覧
はたけカカシうちはオビトマイトガイ
猿飛アスマ夕日紅

クシナ・ミナトが言い合っている背景には、子供時代の上記の面々が描かれているのが特徴。
カカシの左目はまだ写輪眼になっておらず、オビトの後ろ姿も描かれているため、12歳以前の中忍時代だと思われます。
このことから、波風ミナト外伝の時系列は、最低でもナルトが生まれる二年以上前の出来事と言えるでしょう。

クシナが結界の外へと抜け出す

ストーリー内容・ネタバレまとめ

ミナトと別れて自分の家へ戻った後、先代人柱力・うずまきミトとの会話を回想するクシナ。
「私達は九尾の器としてここへ来た でもまず先に──その器に愛を見つけて入れなさい」とクシナに諭し、そうすれば九尾の人柱力として生きていく事になっても幸せでいられると続けたミト。
「……愛…?」と問うクシナに対し、ミトは愛はただ待っているだけでは手に入らないものと答えると、自分についてくるように言います。
部屋の外へ出ると見張り役に止められるも、「この子に見せたいもの・・・・・・がある」と口にするミト。
ミトとの会話の回想を終えたクシナは、封印術で見張り役二人の身動きを封じると、結界の外へと足を踏み出します。
結界の外へ出たクシナに対し、「憎しみを忘れるな 誰も信じるな」と呼びかける九尾。

考察・注目ポイント

クシナ・ミトの会話内容について

前任の九尾の人柱力となったミトが余命僅かとなり、九尾の器・・・・として木ノ葉へ連れてこられることとなったクシナ。
事実を聞かされてショックを受けたクシナは、人柱力のプレッシャー・孤独感で押し潰れそうになるも、ミトから言葉を掛けられることに。
このクシナ・ミトの会話の内容に関しては、53巻500話でも描かれており、この読み切りではその深掘りがされていると言えるでしょう。

封印術に優れているクシナ

木ノ葉の千手一族と遠い血縁関係の、渦潮のうずまき一族は封印術を得意とする一族でした。
ナルトの腹の四象封印も、ベースになっているのは元々渦潮の里の術であり、ミナトに封印術を教えたのもクシナとなっています。
クシナは、その封印術を利用して見張り役を拘束、年を追うごとに縛る力が強くなっているようで、見張り役は解くのに苦労することに。

九尾が語るうずまき一族とは?

クシナに対し、うずまき一族はその渦の封印の力に傲り、その力を利用し利用されてもきたと囁いている九尾。
今でももうなくなってしまった渦の国は、戦乱の時代にその封印術の能力を恐れられ、狙われていつしか滅びてしまったとのこと。
生き残った者も身分を隠して各地へ散らばり、九尾は今や時流の渦の流れの中で、お前自身が溺れ縛られているとクシナに言葉を掛けることに。

新術の開発を成功させるミナト

ストーリー内容・ネタバレまとめ

九尾の言葉を受け、「私には──」と思いながら走るクシナの一方で、ミナトは自来也と共に新術の修行をしていました。
コントロールが難しいと言うミナトに対し、チャクラを練り上げる時は、頭のつむじの回転に合わせるとよいと聞いた事があると口にする自来也。
ミナトのつむじを確認した自来也は、微妙な反応を示した後、ミナトには右巻き・左巻きの二つ・・のつむじがあると教えます。
どっちで練ればいいのかと問うミナトに、自来也が「ワシにも分からん……」と答えた後、ひとまず休憩することにした二人。
そんな中、二つに割ったアイスを「どっちがいい?」と聞かれたミナトは、どっち巻きも同じようにチャクラを練ればいいと思いつくことに。
新術を形にすることに成功し、「光輪冷菓発起旋毛自来也双式ノ丸」と名付けたミナトに対し、思わず「ダッサ長いのう……」と言い放つ自来也。

考察・注目ポイント

螺旋丸の習得難易度とは?

17巻・151話にて、螺旋丸について四代目火影が遺した忍術と明かした自来也。
ミナトが螺旋丸を完成させるのには丸三年がかかっており、会得難易度はAランクの超高等忍術レベルとなっています。

チャクラ・つむじの関係性

キャラ名つむじの回転
自来也右巻き
波風ミナト右巻き・左巻きの二つ
うずまきナルト右巻き

チャクラを練り上げる時は、頭のつむじの回転に合わせると良いと口にした自来也。
これは17巻151話にて、ナルトが螺旋丸の修行をした際にも言及されています。
実際に、自来也はいつも右回りをイメージしてチャクラを練っており、ミナトは両方の回転を意識することで螺旋丸を完成させました。

アイスのオマージュに関して

対象話出来事
17巻152話ナルトが第二段階の修行をしていた
44巻405話自来也が死亡したことをナルトが知った

修行の休憩中、二つに割るアイスを手にしている自来也ですが、本編でも上記のような場面でこのアイスが登場しています。
読み切りのこの場面で登場したのは、ナルトの螺旋丸の修行中に描かれたのを意識しているのではないでしょうか?

ミナトが術の完成を急いだ理由とは?

ストーリー内容・ネタバレまとめ

新術の開発が一段落し、別任務の申請で席を外すと言いつつ、ミナトにその間はちゃんと休むように指示をする自来也。
その後一人となったミナトは、木の陰にクシナが隠れていることに気付きます。
三代目火影から、結界外に出てもいいと特別に許可が出たと誤魔化しつつ、先程怒鳴ったことを謝るクシナ。
ミナトは一瞬呆けたような顔をするも、自分の方こそ約束を破ったと謝り返すことに。
「さっきの術…アレの修行をしたくて?」とクシナに問われ、約束を破ってまで新術を早く完成させたかったのは、クシナを守るために作っていた術だからと明かすミナト。
対尾獣・人柱力戦に特化し、人柱力自身のチャクラ量に呼応する新術をクシナに授けるためと話し、「君を──失いたくないんだ」と続けます。

考察・注目ポイント

ミナトが螺旋丸を作った理由が判明

新術「螺旋丸」について、クシナを守るために作っていた術と明かしたミナト。
完成を急いだ理由に関しては、今は戦争中であり、いつクシナが戦場に駆り出されるかも分からないからとのこと。
また、螺旋丸は対尾獣・人柱力戦に特化しつつ、クシナの人柱力自身のチャクラ量に呼応する新術となっている様子。

九尾がクシナを暴走させることに

ストーリー内容・ネタバレまとめ

ミナトの言葉がキッカケとなったのか、突如として苦しみ出し尾獣化の様子を見せ始めるクシナ
一方、妖狐の衣を纏ったクシナの九尾チャクラの尾で殴られ、血を流して吹き飛ばされるミナト
精神世界でミナトの心配をするクシナに対し、九尾は「誰も信用するなと言ったはずだ こいつはいずれお前を利用するぞ!」と言うと、封印を全て解くように指示します。
続けて、九尾は「それがいやなら憑き殺してやる!!」と尾をクシナに放ちますが、九尾の攻撃は封印術によって防がれることに。
現実世界では、ミナトがクシナの腹に自己流で増強した四象ししょう封印を施しており、ミナトを初代柱間以来の忍と口にする九尾。
「…お前ほどの忍が なぜこんな小娘にこだわる!?」との九尾の問いに、自分よりも強い人が好きだと答えたミナトは、「だからクシナが好きなんだ 失って……たまるか!」と言い放ちます。

ミトとの会話を回想するクシナ

ストーリー内容・ネタバレまとめ

ミナトの言葉に思わず涙を浮かべたクシナは、ミトとの会話を回想し始めます。
クシナを連れて家の中を歩きながら、今や散り散りとなり全てを失ってしまったとうずまき一族について語るミト。
続けて、この家の床の術式の家紋は、外のものと合わせて二重にして、人柱力の封印力を強めてもいると口にします。
自分が九尾の器になれるのかと不安そうにするクシナに対し、ミトは「私から見てもアナタは強い子」と返答、クシナの髪が自分より立派な赤い髪をしていると言及することに。
また、見せたいものは上と言うミトは、天井へと続く螺旋階段をクシナと共に登って行きます。

考察・注目ポイント

うずまきミトとはどんな人物?

回想で登場した「うずまきミト」は、初代火影の妻にして、九尾をその身に宿したくノ一。
彼女は渦潮隠れの里から、人柱力となるべく木ノ葉隠れの里へやってくることに。
たとえ辛く厳しい人生であろうと「里を愛し、愛する者を支え守る」という信念を掲げ、その身を捧げたとのこと。

歴代火影の顔岩を目にする二人

ストーリー内容・ネタバレまとめ

渦巻きは平面で変わらぬ絵の一方で、螺旋は立体だと話すミト。
螺旋階段を登る道中の外の景色を見ながら、同じようにぐるぐると回っているようでも、少しずつ階が代わり景色も変わってゆくと続けます。
「上には何があるの?」と問うクシナに対し、ミトは自身の「器」の中のものと返答。
屋上に辿り着き、目の前の光景にクシナが顔を輝かせる中、ミトは辛い時にいつもここへ来ては上を眺めると口にします。
確かに自分たちは渦の中かもしれないものの、自ら登ろうとすれば”愛”を見つけられるはずと言い、「そうすればきっと 渦も螺旋となりましょう」と続けるミト。
二人の目の前には歴代火影の顔岩が並んでおり、ミトは「これから先…今とは違う景色を見れるといいわね…クシナ」と言葉を掛けることに。

尾獣化したクシナに貫かれるミナト

ストーリー内容・ネタバレまとめ

ミトとの会話の回想を終えると、封印術を発動して九尾の行動を制限しようとするクシナ。
九尾が尾獣玉の準備を始める中、クシナが意識を取り戻したことに気付いたミナトは、「一緒にやるよ 二人で!」と言葉を掛けます。
しかし九尾の抵抗は激しく、九尾が封印術を振り払うと、クシナの尾獣化が進行してしまい、ミナトはクシナの腕で体を貫かれてしまうことに。
精神世界でその光景を目にし、早くここから逃げるように言うクシナに対し、離れたりしないと言い放つミナト。
クシナの体で「封印の手を離せ…!」「こいつはワシの人柱だ お前は関係ない」と言う九尾に対し、ミナトは「いや…違う…」と口にします。

考察・注目ポイント

クシナが使用した封印術とは?

精神世界にて、九尾に対して封印術「金剛封鎖」を使用したクシナ。
この九尾を拘束する術は、うずまき一族固有の強力な封印術となっています。
身体から放たれる鎖は対象を雁字搦めにし、身動きを封じるとのこと。

ミナトが新術で九尾を押さえ込む

ストーリー内容・ネタバレまとめ

目を閉じて「感じるんだ…」と胸中で思うミナトの一方で、精神世界のクシナは目の前の光景に、思わずミトに言われた言葉を思い出します。
クシナの視線の先には、精神世界にも関わらず、新術を発動しながら「クシナの中にはいつもボクがいる!!」と宣言するミナトの姿がありました。
九尾がミナトに気を取られた隙をつき、封印術を再度発動するクシナ
ミナトが「だから──クシナをお前なんかには渡さない!!」と言い放つ中、ミナトの新術・九尾の尾獣玉が衝突し、周囲に光が走ります。
その後、目が覚めたミナトはベッドの上におり、自来也・綱手の二人が見守る中、クシナに抱き締められることに。

考察・注目ポイント

尾獣玉についておさらい

九尾が放とうとした「尾獣玉」とは、己のチャクラを形態変化させ、口内で圧縮し、それを一気に放出させるという技。
尾獣全員が使用可能な代名詞的な忍術であり、中でも九尾の尾獣玉は最も威力が高いとのこと。
プラスの黒い尾獣のチャクラと、マイナスの白いチャクラを八対二の割合で圧縮しなければならない、非常に調整が難しい術となっています。

クシナが新術を螺旋丸と名付ける

ストーリー内容・ネタバレまとめ

一連の出来事から数日が経過し、ミナトの新術が九尾が使おうとしていたチャクラ玉によく似ていたことに言及するクシナ。
戦場で人柱力の尾獣玉を目の前で見たため、それを参考にして開発したと答えるミナトは、クシナにその人柱力達に対抗できる術と授けたかったと続けます。
術名を「光輪冷菓発起旋毛自来也双式ノ丸」と明かすミナトに対し、思わず「ダサイ!!」「そして長いってばね!!」と指摘するクシナ。
「アレって私のための術なんでしょ?」と問うクシナは、自分が名前を付けていいと許可を貰うと、考えを巡らせるのに丁度いい場所があると言い、ミナトと共に家の屋上へと向かいます。
蝶が飛んでいるのに気付き、手を向けるミナトを見て、「螺旋丸…!」と口にするクシナ。
新術の名前としてどうかと問うクシナに、「螺旋丸…うん いい名だね」と答えるミナトは、歴代の火影の顔岩と並んで描かれることに。

考察・注目ポイント

ミナトが螺旋丸を開発した経緯は?

55巻519話にて、ナルトが螺旋丸を発動する様子を見て、螺旋丸が尾獣玉を参考に考案された術だと見抜いたビー。
実際に読み切りでは、ミナトは戦場で人柱力の尾獣玉を目の前で見たため、それを参考にして開発したと明かしました。
またミナトは、人柱力達に対抗できる術として、クシナに螺旋丸を授けるつもりだったようです。

ミナトが名付けた技名一覧

光輪冷菓発起旋毛自来也双式ノ丸
・「螺旋丸」のこと
・自来也との修行中にアイス・つむじがキッカケで完成した技
クシナによって「螺旋丸」と名付けられた
灼遁・光輪疾風漆黒矢零式
・風車のような手裏剣に漆の光沢より黒い矢の見た目をしている
・ナルトの「風遁・超大玉螺旋手裏剣」・サスケの「炎遁・須佐能乎 加具土命」が合わさった技
・名付けた後に「イヤ…無いな!」と発言する
螺旋閃光超輪舞吼参式
・六本のクナイを的に打ち込んだ後に接近し、敵の隙を生み出すという術
・三度発動の機会があるも、オビト戦では全て不発に終わる

作中でミナトが考案した技名としては、上記の三つが挙げられます。
新作読み切りの外伝では、自来也からネーミングセンスがないと思われ、「ダッサ長いのう……」と言われてしまうことに。
また67巻641話では、二代目すら「お前…少しばかり天然だの……」「普段ならお前の術名にツボるところだが…」と口にしていました。

人気投票「NARUTO99」のおさらい

※以下は、週刊少年ジャンプ2023年33号発売前に掲載した内容となります。
あらかじめご注意ください。

岸本先生描き下ろしイラスト

NARUTO人気投票イラスト

引用元:『NARUTO99』公式サイト

『NARUTO-ナルト-』の全世界キャラ人気投票「NARUTOP99」の結果発表に伴い、岸本先生描き下ろしの人気上位20名のイラストが公開。
ただし、22位で惜しかった九喇嘛をどうしても加えたかったようで、21位のガイ先生と共に描き足され、総勢22名のイラストとなることに

人気投票上位20名のおさらい

順位キャラ名票数
1位波風ミナト(四代目火影)792,257票
2位うちはイタチ505,014票
3位春野サクラ489,619票
4位うちはシスイ279,062票
5位はたけカカシ212,403票
6位うずまきナルト182,911票
7位はたけサクモ170,940票
8位うちはサスケ170,665票
9位うちはマダラ144,947票
10位日向ヒナタ144,484票
11位うちはオビト132,252票
12位自来也117,825票
13位奈良シカマル87,838票
14位千手扉間(二代目火影)87,442票
15位我愛羅(五代目火影)70,557票
16位千手柱間(初代火影)66,519票
17位デイダラ56,320票
18位日向ネジ49,526票
19位サソリ40,732票
20位ロック・リー39,325票

©岸本斉史 スコット/集英社
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