【呪術廻戦】日車寛見（ひぐるまひろみ）の術式・領域展開とは？誅伏賜死の効果・能力まとめ

『呪術廻戦』の死滅回游編の登場キャラ・日車寛見（ひぐるまひろみ）についてネタバレしています。
日車寛見の術式の能力・特徴を始め、領域展開「誅伏賜死（ちゅうぶくしし）」の効果・ルールを考察しています。
また、呪術師としての強さ・宿儺との戦いでの活躍などもまとめているので、呪術廻戦の日車寛見（ひぐるまひろみ）について調べる際に、是非ご覧ください。

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日車寛見の基本情報・キャラ紹介

死滅回游の泳者プレイヤーの一人

日車ひぐるま寛見ひろみとは、158話で初登場した死滅回游の泳者プレイヤーの一人。
東京第１結界コロニーに滞留しており、作中の11/11時点で既に102ポイントを獲得していました。
虎杖との戦いの末に協力することを選び、死滅回游に10個目のルールを追加することに。

日車が追加したルールとは？

100点を消費した日車が、死滅回游へと追加したルールは上記の通り。
このルールにより、泳者プレイヤー間でポイントのやり取りが可能となりました。
死滅回游の本来のルールでは、一定期間ポイントの変動が見られない場合、術式が剥奪され死亡してしまうため、身内でポイントを回し続けることで、術式の剥奪での死亡を防げるように。

日車ひぐるま寛見ひろみは現代人のプレイヤー

死滅回游に参加している泳者プレイヤーの大半は、上記の2パターンの内のどちらかに該当します。
日車の場合は後者であり、羂索にマーキングされていたようで、「無為転変」で脳が術師の形に整えられ、術式を発揮する仕様を手に入れました。

死滅回游の現代の術師一覧

日車ひぐるま寛見ひろみの特徴まとめ

日車寛見に関しては、159話にて死滅回游のプレイヤーに至るまでの過程が描かれました。
被告人・大江圭太の弁護人を担当し、一審で無罪を勝ち取った日車でしたが、二審で有罪・無期懲役と判決が覆ってしまうことに。
有罪ありきの裁判を経て、大江に責めるような目で見られたことがキッカケとなり、日車は術式を発動し裁判官・検事を殺害してしまいました。

向日葵との関係性に関して

『呪術廻戦』の単行本19巻の表紙を飾った日車は、枯れた向日葵ひまわりを手にしているのが特徴です。
向日葵は弁護士バッジのモチーフの花であり、日車のイメージの花にピッタリと言えるでしょう。
また、日車という言葉自体が向日葵の異名に当たるため、日車寛見は弁護士・向日葵から作られたキャラと考えられそうです。

日車寛見の二つ名は「天才」？

弁護士である日車は、T大法学部受験を始め、法科大学院導入前の旧司法試験など、あらゆる難関をストレートで通過した過去を持ちます。
日車にとってこれらは、必要な知識を入力し必要なだけ出力する簡単な作業だったとのこと。
これらの実績などから、日車を知った凡夫は彼のことを「天才」と囁くようです。

日車寛見の強さ・術式について考察

100点を集めるほどの強さを持つ

死滅回游では上記のように、殺したプレイヤーが術師の場合は5点、非術師の場合は1点を獲得できる仕様となっています。
日車は158話時点で102点を獲得しており、20人以上のプレイヤーを返り討ちにしたとのこと。
結界コロニー侵入前にも数多くの呪霊を退けていたようで、死滅回游のプレイヤーの中でもトップクラスの実力を持つと言えるでしょう。

呪術師としての才能を持っていた

領域がデフォルトで備わった自らの術式を解明し、結界術の基礎をも同時に習得した日車。
結界術から逆算する形で、呪力操作による強化術の勘を掴んだとのこと。
術式開花から12日間で、1級術師と比べても遜色のないレベルまで成長しており、呪力が使用不可となった虎杖を追い詰めました。

日車の術式の特徴・詳細まとめ

日車寛見の術式は、領域「誅伏賜死ちゅうぶくしし」がデフォルトで組み込まれているというもの。
弁護士という職業からか、裁判を元にした術式・領域となっており、裁判に関連するガベル（木槌）を武器として使用可能です。

ガベル（木槌）を武器として使用可能

日車が持つガベル（木槌）は、自在に出したり消したりすることが可能となっています。
敵に向かって投げた後に手元に再出現させたり、相手に掴まれた際に消すことができるなど、自分の意のままに操れる武器と言えるでしょう。
また、鞭のように変形させる・棍のようにリーチを長くすること、ハンマーのように巨大化させるなど、大きさや形も自由に変更できるのが特徴。

領域展開「誅伏賜死」の特徴・式神について

領域展開「誅伏賜死ちゅうぶくしし」の特徴まとめ

日車寛見は、裁判を元にした領域「誅伏賜死」を展開可能です。
領域内では、お互いにあらゆる暴力行為が禁止されており、ある程度ルールを説明するという”縛り”で成り立っています。
秤の領域「坐殺博徒」同様、必中効果が無害という性質から、押し合いに強く術式の発動も速いといった特徴を持つと思われます。

昔の一般的な領域の性能とは？

天元曰く、領域は昔の術師にとって今よりもずっとスタンダードな技術だったとのこと。
昔の一般的な領域の性能は、領域内の対象に自身の”術式ルール”を強制（必中）させるというもの。
「誅伏賜死」の場合は、昔の領域の性能と同じであり、現在の領域に多い「必中必殺」の「必殺」の部分を省いているのが特徴です。

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「誅伏賜死ちゅうぶくしし」の言葉が持つ意味とは？

誅伏・賜死の二つの言葉の意味は、上記の通り。
「誅伏」の意味通り、日車の領域は罪を責めるものとなっています。
また「賜死」という言葉は、本来「死を与える」という意味を持つため、「死刑」の”罰ペナルティ”に沿ったネーミングと言えるでしょう。

ジャッジマンが式神として存在する

日車の術式には、式神として「ジャッジマン」が備わっているのが特徴です。
ジャッジマンは領域「誅伏賜死ちゅうぶくしし」が展開された時に現れ、起訴・判決を行う役割を担うことに。
ジャッジマンは天秤を模した見た目をしている上、目が塞がれている様子から正義の女神像がモチーフとも考えられそうです。

領域内の者の全てを知っている

「誅伏賜死」の判決を担うジャッジマンは、領域内の者の全てを知っているとのこと。
ただし、術者である日車にはその情報は共有されず、判決はあくまで日車・対象の二人の主張をもとに下されることになります。
また、ジャッジマンは六法に基づいて判断を下すものの、日車の術式に備わっている都合上、日車の考えに沿って判断する傾向にあるようです。

領域展開「誅伏賜死」のルール・能力まとめ

領域展開「誅伏賜死」の流れ・ルール

領域展開「誅伏賜死」は、上記のような流れで進行するのが特徴。
ジャッジマンは領域内の者の全てを知っているものの、日車にその情報は共有されず、判決はあくまで日車・対象二人の主張をもとに下されます。
陳述のチャンスはお互い一度のみであり、対象は言い分を述べて疑いを晴らし、ジャッジマンから「無罪」を勝ち取ることが求められます。

対象が取れる三つの選択肢とは？

• 黙秘
• 自白
• 否認

「誅伏賜死」に捉われた対象は、上記の三つの選択肢を取ることが可能です。
「否認」には虚偽陳述も含まれ、裁判とは言え嘘をつくことは問題ない様子。
ただし、ジャッジマンに有罪を言い渡されたとしても、罪を認めない限りは二回まで裁判のやり直しを請求可能で、ジャッジマンがこれを断ることはないとのこと。

日車が持つ「証拠」について

領域「誅伏賜死」を展開した日車には、ジャッジマンから提出された「証拠」が与えられます。
この証拠の中身の情報に関しては、開封前から術師本人に共有されるとのこと。
ただし「証拠」は、必ずしも対象の疑いを確定するものではなく、否認の仕方次第では”無罪”を勝ち取れるようです。

三審まで裁判をやり直すことが可能

ジャッジマンに有罪を言い渡され、罰ペナルティを科された対象は、罪を認めない限りは二回まで裁判のやり直しを請求できるとのこと。
つまり、三審まで裁判を要求することが可能であり、ジャッジマンが請求を断ることはないという性質が存在します。
「誅伏賜死」は一審・二審・三審の罪状がランダムであり、既に判決が出ている罪について、対象から再審請求することはできないようです。

日車が再審請求することは可能

既に判決が出ている罪について、対象からの再審請求はできないものの、日車から再審請求をすること自体は可能となっています。
理由としては、同じ罪状で裁判を続けることに日車にメリットがないためです。
244話では、この性質を利用して虎杖を術式対象として再審請求し、共同被告人として宿儺を巻き込むことが実現しました。

領域展開「誅伏賜死」のペナルティについて

「誅伏賜死」で有罪となった場合とは？

• 没収（コンフィスケイション）
• 死刑（デス・ペナルティ）

領域展開「誅伏賜死」において、対象・日車の二人がお互いに一度の陳述を終えた後は、ジャッジマンが六法に基づき判決を下します。
ジャッジマンが「有罪ギルティ」と判断した場合、対象には上記のような”罰ペナルティ”が与えられることに。
「有罪」判決が下された後は領域が解かれ、元の空間に戻った後でも”罰”は与えられたままです。

「没収」の”罰”が下された場合

「没収」の”罰”が下された場合、対象は一時的に術式の使用が不可能となるのが特徴。
術師は術式が使用できなくなると、長年の勘が鈍るのか、基礎的な呪力操作もグダグダになることが多いようです。
一方、虎杖のように術式を持っていない対象の場合には、罰が”呪力の使用不可”に変わることに。

「没収」に関するルールについて

日車の領域展開「誅伏賜死」では、”没収”の罰ペナルティが上記のルールだと判明しました。
実際に245話では、宿儺が万の遺した「神武解かむとけ」を携帯していたため、「没収」は呪具に適応されてしまうことに。
「神武解」は宿儺の手から無くなっているようですが、一定時間の経過後に宿儺の手に戻る、もしくはそのまま消滅すると考えられそうです。

「死刑」の”罰”が下された場合

ジャッジマンから課される最も重い罰は、「没収」を付加された「死刑」となっています。
対象は「没収」により術式が使用不可能な状態で、日車には「処刑人の剣」が与えられます。
この「処刑人の剣」には、斬られた者が例外なく必ず死に至るという性質が存在するのが特徴。

「処刑人の剣」の性質について

日車に与えられた「処刑人の剣」とは、斬られた者が例外なく必ず死に至る一方、対象はあくまで死刑判決を受けた者に限定されるとのこと。
また虎杖戦において、ジャッジマンは受肉体の中の複数の魂を分けて認識可能と実証されました。
そのため、死刑判決を受けるのが宿儺であれば、剣で斬られたとしても、裡で眠る伏黒恵の魂は無傷で取り戻せるはずだと日車は続けることに。

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