2023年3月3日(金)発売のジャンプスクエア4月号に掲載されている『ワールドトリガー』の231話「遠征選抜試験28」の感想・考察をまとめています。
231話で描かれた諏訪7番隊の戦闘シミュ演習③の試合結果・途中経過を始め、対戦相手の各チームの反応、上層部の会議の様子などを掲載しています。
ワートリ231話の内容のネタバレ・あらすじなどにも言及しているため、是非ご覧ください。
目次
▼ワートリの過去のまとめ記事一覧
ワートリ230話の内容おさらい
前話のあらすじ・ネタバレ一覧
①230話前半の内容・ネタバレまとめ
- 三つの『分隊』を用意する諏訪7番隊
- 修のユニットはレイガストを両手に装備
- 四日目は『5体差』をつけると勝利
- 第一試合の相手は柿崎3番隊
- 初衝突で2体のリードを取ることに成功
- 修のユニットはやられにくくなる
- 5ターン目でユニット数を4体差まで広げる
- 最終ターンに影浦のユニットの回避が光る
- 勝利条件の『5体差』まであと一歩届かず
- 4体差で引き分けという結果に
- 回避系のスキルを持つ影浦のユニット
- 連携ミスが三日目より減っている状態
②230話後半の内容・ネタバレまとめ
- 二試合目の相手は北添4番隊
- 諏訪7番隊は対策した通りに進めていく
- 炸裂弾は落ちる場所で防御の方向が変化
- 直撃しなければ全周シールドで耐えられる
- 「分隊方式」で対策する諏訪7番隊
- 3ターン目にゾエさんの集中砲撃を受ける
- 7体ものユニットがやられてしまう
- 11体差がついて大敗という結果に
- 4番隊の『一発ネタ』が刺さってしまう
- 北添4番隊は染井の作戦がはまった形
- 染井に個別通信で声をかける菊地原
- 葉子は大丈夫と返答する染井
- 敗北するもやる気に溢れた表情の香取
- 香取が修に発破を掛ける
- 二試合の結果を忘れて切り替える修
本誌230話のタイムスケジュール
3月20日(木)・4日目 | |
---|---|
9:00〜 | ・試験四日目が開始 ・戦闘シミュレーション演習③の内容確認 ・水上が戦闘シミュ演習の存在を明かす ・共通課題にて案を出す修 |
10:00〜 | ・若村11番隊が映像問題に取り掛かる |
15:00〜 | ・戦闘シミュレーション演習③が開始する ・第五試合まで終了する |
▼前話230話のネタバレ考察はこちら
各隊のドラフト結果のおさらい
各チームのシャッフル結果一覧
1番隊 | 2番隊 | 3番隊 | |||
---|---|---|---|---|---|
歌川 遼 志岐 小夜子 漆間 恒 空閑 遊真 巴 虎太郎 |
16 16 16 15 14 |
王子 一彰 仁礼 光 辻 新之助 生駒 達人 帯島 ユカリ |
18 17 17 19 14 |
柿崎 国治 藤丸 のの 影浦 雅人 別役 太一 犬飼 澄晴 |
19 19 18 16 18 |
4番隊 | 5番隊 | 6番隊 | |||
北添 尋 染井 華 外岡 一斗 菊地原 士郎 南沢 海 |
18 16 16 16 16 |
来馬 辰也 小佐野 瑠衣 穂刈 篤 小荒井 登 弓場 拓磨 |
20 17 18 16 19 |
古寺 章平 六田 梨香 奥寺 常幸 三浦 雄太 木虎 藍 |
16 17 16 17 15 |
7番隊 | 8番隊 | 9番隊 | |||
諏訪 洸太郎 宇井 真登華 隠岐 孝二 三雲 修 香取 葉子 |
21 16 17 15 16 |
二宮 匡貴 加賀美 倫 東 春秋 雨取 千佳 絵馬 ユズル |
20 18 25 14 14 |
水上 敏志 今 結花 荒船 哲次 樫尾 由多嘉 照屋 文香 |
18 18 18 15 16 |
10番隊 | 11番隊 | – | |||
村上 鋼 氷見 亜季 堤 大地 熊谷 友子 蔵内 和紀 |
18 17 20 17 18 |
若村 麓郎 細井 真織 半崎 義人 笹森 日佐人 ヒュース |
17 17 16 16 16 |
– | – |
ワートリ231話のあらすじ・ネタバレ
第三試合:村上10番隊との戦いの様子
230話から引き続き、戦闘シミュレーション演習③の様子が描かれ、諏訪7番隊は第三試合で村上10番隊と激突します。
隠岐・諏訪のユニットでガードを固めさせた後、「近接連携」スキルを発動した香取のユニットで攻撃を叩き込むなど、連携の取れた攻撃を仕掛ける諏訪7番隊。
結果的に村上10番隊に9体差で完勝し、作戦通りの勝ち方を実現することに。
第三試合では、北添4番隊との第二試合とは異なりしっかりぶつかったことで、連携の効率で差がついた様子。
結果を受けた修は、スタンダードで動きが丁寧な相手の方が、諏訪7番隊の戦術と相性がいいかもしれないと口にします。
戦いを振り返る村上10番隊の様子
場面は村上10番隊に移り、諏訪7番隊との戦いを終え、水上9番隊にやられた時と似ていると口にする村上が描かれます。
前日と比べて連携が正確すぎるという蔵内の言葉を受け、諏訪が水上9番隊のような何か特別な『攻略法』を見つけた可能性に言及する熊谷。
しかし、諏訪隊の一員である堤は、「いや……こういうのは 諏訪さんよりメガネくんの領分な気がするな」と否定し、意外そうな反応を示す蔵内に対して「ただの勘」と答えます。
一連の会話を受け、水上隊・諏訪隊が『特別な攻略法』を使っている場合、村上隊もその『攻略法』を探すべきなのかどうかと口にする氷見。
しかし村上は、今からそれを探すのは自分たちの性格には合わないと言うと、今まで通りに準備したもので戦おうと提案することに。
第四試合:古寺6番隊との戦いの様子
続く第四試合では、古寺6番隊と戦うことになった諏訪7番隊。
3ターン目まではお互い慎重な動きで、撃破数は1体差とほぼ互角の戦いを繰り広げます。
続く4ターン目、諏訪7番隊が連携合戦でリードを取ると、5・6ターン目で相手の反撃をワイヤーを張った通路で捌き、最終的に6体差で勝利するという結果に。
香取が2連勝にガッツポーズを取る中、「実力勝負 恨みっこなしだ」と高笑いをする諏訪。
続けて、修のワイヤー陣がリードを取ってからの守りに使うと強いと言及し、香取のユニットも適正スキルを入れれば強くなると言う隠岐。
元々が『待ち』の戦術だと口にした修は、攻撃手多めの相手にはもっとワイヤー陣を使っていいかも、との隠岐の言葉にも同意を示します。
戦いを振り返る古寺6番隊の様子
諏訪7番隊との勝負を終え、「強い……」と口にする古寺、連携にムダが無さすぎと口にする奥寺が描かれます。
続けて、三浦が7番隊には前日の情報交換以外にも、何か秘密の作戦があったと推測する中、複雑な表情を見せる木虎。
「……大丈夫」と言う古寺は、まだ目標は達成できるペースであり、あれこれ考えるのは今日の最終成績が出てからでいいと冷静に口にします。
古寺の「残りの試合に集中しましょう」との呼びかけに、「了解」と応じる四人。
第五試合:来馬5番隊との戦いの様子
諏訪7番隊の第五試合の相手は、来馬5番隊。
2ターン目に小荒井・弓場のユニットの速攻を受けますが、修のユニットをうまく盾にして、各分隊は陣形をキープすることに成功します。
続く3ターン目、修のユニットがやられている間、各分隊が連携攻撃を叩き込んでダメージ勝ちをすると、その後はじわじわと人数差を広げ、最終的に8体差で勝利することに。
香取が「来た来た3連勝!」と喜びの声を上げる一方で、香取のユニットの使いやすさに言及する諏訪・修の二人。
「もっと感謝していいわよ」と言う香取は、続けて修のユニットはレイガストで敵を殴らないほうがいいと口にします。
攻撃すると行動力を余分に消費し、両防御で囮にする方が安定しているとの香取の言葉を受け、「『チームの盾』だね」と言う宇井。
戦いを振り返る来馬5番隊の様子
一方その頃の来馬5番隊では、前日と同じ感覚で修を狙いすぎたことを反省していました。
来馬の発言に穂刈・弓場の二人が同意を示す中、諏訪7番隊の動きのスムーズさが前日と段違いであり、水上隊・諏訪隊しか気付いていない『裏技』があるかもしれないと口にする小荒井。
実際に『裏技』があったとして、今から自分たちに使えるかと冷静に指摘する穂刈に対し、そういう『裏技』に気付けるかどうかを審査されてるかもしれないと、小荒井は動揺を見せます。
するとそこで、弓場が小荒井に「ガタついてんじゃねェーぞ コラァ!」と声を荒げ、『裏技』以外で評価を捥ぎ獲ればいいと言い放つことに。
続けて来馬・穂刈からの説得を受け、元々やる気はあったものの、この部隊で優勝したくなってきたと更にやる気を漲らせる小荒井。
5試合目までの上層部の反応
戦闘シミュ演習③が5試合まで終了し、運営本部デスクでは対戦結果を振り返っていました。
事前の予測では、日程が進むほど引き分けが多くなるはずでしたが、思ったより星に偏りが出てきており、この調子では戦闘シミュ演習③でも4勝以上する部隊が出るかもしれないとのこと。
実際に諏訪7番隊が既に3勝しており、『隊長が3人いるのを活かした戦術』について、唐沢が似たようなことを言っていたと触れる根付。
全体的には、最終日に『奇策』を用意した部隊が、順当に進化した部隊に対して優勢な様子。
北添4番隊・王子2番隊はその典型であり、『隊員の負担が小さい策』で成果を上げているため、鬼怒田は諏訪隊よりも評価しているようです。
城戸司令が注目する部隊が判明
いつもであれば、このタイミングで『特別課題』を出題するところですが、「……今日は 対戦課題に集中して見ていきたい」との城戸司令により、『特別課題』は無しということに。
城戸司令の判断を受け、ユニットの数が増え、隊員の余裕もなくなっていると納得を示す鬼怒田。
続けて、迅に「今日の試合 どのあたりに注目してるの?」と聞かれた城戸司令は、前日とは状況が一変した水上9番隊に加え、今日苦戦することがわかっている二宮8番隊と答えます。
ワールドトリガー231話の内容まとめ
ワートリ231話のあらすじ・ネタバレ一覧
①231話前半の内容・ネタバレまとめ
- 第三試合の相手は村上10番隊
- 諏訪7番隊は連携の取れた攻撃を仕掛ける
- 村上10番隊に9体差で完勝する
- 連携の効率でちゃんと差がついたと言う隠岐
- 水上隊にやられた時と似ていると気付く村上
- 諏訪隊は特別な『攻略法』を見つけた?
- 村上隊は準備したもので戦うことに
- 第四試合の相手は古寺6番隊
- 最終的に6体差で勝利することに
- 2連勝という結果に喜ぶ諏訪隊の面々
- 修のワイヤー陣は優勢時の守りに使うと強い
- 諏訪隊の強さに驚きを覚える古寺隊
- 敗北し複雑な表情を浮かべる木虎
- 冷静に残りの試合に集中する古寺隊
②231話後半の内容・ネタバレまとめ
- 第五試合の相手は来馬5番隊
- 最終的に8体差で勝利する
- 三連勝しガッツポーズをする香取
- 香取の駒の使いやすさに言及する諏訪・修
- 修を狙いすぎたと反省する来馬5番隊
- 『裏技』があると口にする小荒井
- 焦りを見せる小荒井を諌める穂刈・弓場
- この部隊で優勝したいと思う小荒井
- 5試合目までの結果を振り返る上層部
- 想定より星に偏りが出ている状況
- 唐沢の発言を想起する根付
- 最終日は『奇策』を用意した部隊が優勢
- 北添4番隊・王子2番隊がその典型
- 四日目は『特別課題』の出題は無しとなる
- 城戸司令が注目しているのは水上隊・二宮隊
- 不安そうな表情の千佳が描かれる
本誌231話のタイムスケジュール
3月20日(木)・4日目 | |
---|---|
9:00〜 | ・試験四日目が開始 ・戦闘シミュレーション演習③の内容確認 ・水上が戦闘シミュ演習の存在を明かす ・共通課題にて案を出す修 |
10:00〜 | ・若村11番隊が映像問題に取り掛かる |
15:00〜 | ・戦闘シミュレーション演習③が開始する ・第五試合まで終了する |
▼次話232話のネタバレ考察はこちら
戦闘シミュ演習③の結果内容まとめ
戦闘シミュ演習の初日・二日目のおさらい
順位 | 部隊名 | 初日 | 二日目 | 合計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 二宮8番隊 | 2位 | 340点 | 1位 | 760点 | 1,100点 |
2位 | 水上9番隊 | 1位 | 380点 | 2位 | 600点 | 980点 |
3位 | 歌川1番隊 | 3位 | 290点 | 4位 | 460点 | 750点 |
4位 | 来馬5番隊 | 7位 | 170点 | 3位 | 480点 | 650点 |
5位 | 古寺6番隊 | 4位 | 250点 | 6位 | 360点 | 610点 |
6位 | 村上10番隊 | 6位 | 180点 | 5位 | 400点 | 580点 |
7位 | 柿崎3番隊 | 7位 | 170点 | 8位 | 280点 | 450点 |
8位 | 王子2番隊 | 9位 | 130点 | 7位 | 300点 | 430点 |
9位 | 北添4番隊 | 5位 | 180点 | 9位 | 240点 | 420点 |
10位 | 諏訪7番隊 | 10位 | 110点 | 9位 | 240点 | 350点 |
11位 | 若村11番隊 | 11位 | 70点 | 11位 | 180点 | 250点 |
勝敗表一覧(5試合目終了時点)
部隊名 | 勝利 | 分け | 敗北 | 休み | 点数 |
---|---|---|---|---|---|
歌川1番隊 | 1勝 | 2分 | 1敗 | 1休 | 280点 |
王子2番隊 | 2勝 | 2分 | 1敗 | – | 480点 |
柿崎3番隊 | 1勝 | 2分 | 1敗 | 1休 | 280点 |
北添4番隊 | 2勝 | 2分 | 1敗 | – | 480点 |
来馬5番隊 | 2勝 | 0分 | 2敗 | 1休 | 400点 |
古寺6番隊 | 1勝 | 3分 | 1敗 | – | 320点 |
諏訪7番隊 | 3勝 | 1分 | 1敗 | – | 640点 |
5試合目終了時点での、戦闘シミュ演習③の各チームの対戦結果は上記の通り。
判明しているのは諏訪7番隊までで、この中では諏訪隊が唯一3勝している状態となっています。
詳細が未判明の4チームの中にも、3勝しているチームはなく、最高でも2勝の可能性が高いです。
諏訪隊の戦闘シミュ演習③の対戦結果
諏訪7番隊の対戦結果まとめ
対戦相手 | 戦闘シミュ① | 戦闘シミュ② | 戦闘シミュ③ |
---|---|---|---|
柿崎3番隊 | 敗北 0点 |
敗北 0点 |
引き分け 40点 |
北添4番隊 | 敗北 0点 |
勝利 100点 |
敗北 0点 |
来馬5番隊 | 勝利 50点 |
敗北 0点 |
勝利 200点 |
古寺6番隊 | 敗北 0点 |
敗北 0点 |
勝利 200点 |
村上10番隊 | 敗北 0点 |
引き分け 20点 |
勝利 200点 |
一試合目:柿崎3番隊との対戦内容
部隊 | 残存ユニット | 結果 |
---|---|---|
7番隊 | 諏訪③・隠岐④・三雲③・香取④・加古①・那須①・桃園① | 17-13 引き分け |
3番隊 | 柿崎②・影浦③・別役②・犬飼④・加古①・片桐① |
試合開始から3ターン目まで、中央の通りを挟んで軽い射撃・狙撃の応酬を交わした両者。
4ターン目の初衝突では、諏訪7番隊の3つの分隊がそれぞれ連携を展開し、作戦通りに2体のリードを取る結果に。
続く5ターン目でその差を4体まで広げますが、最終6ターン目で影浦のユニットが攻撃を何度も回避し、4体差のまま引き分けで終わりました。
二試合目:北添4番隊との対戦内容
部隊 | 残存ユニット | 結果 |
---|---|---|
7番隊 | 諏訪①・隠岐④・三雲①・香取①・桃園① | 8-19 敗北 |
4番隊 | 北添④・外岡⑤・菊地原④・南沢④・奈良坂①・片桐① |
1ターン目に建物の上に陣取り、2ターン目から北添のユニットで中央の通りを砲撃する4番隊。
一方の諏訪7番隊は、三つの分隊それぞれで陣形を組んで一斉に通りを渡り、ゾエさんの砲台を3ヶ所同時に攻撃することを狙います。
しかし、3ターン目に固まって突破して来るのを見越した北添4番隊は、ゾエさんの集中砲撃でシールドを割り、諏訪7番隊のユニットを7体も落とすことに成功。
その後のターンは、無傷で砲撃をしのいだ諏訪分隊が奮闘するも、最初についた大きな差が致命傷となり、11体差がついて決着する結果に。
三試合目:村上10番隊との対戦内容
部隊 | 残存ユニット | 結果 |
---|---|---|
7番隊 | 諏訪③・隠岐⑤・三雲③・香取④・那須①・加古①・桃園① | 18-9 勝利 |
10番隊 | 村上①・堤①・熊谷②・蔵内③・雪丸①・奈良坂① |
修・諏訪・香取の隊長経験者がそれぞれ分隊を率いて、「近接連携」スキルを持つ香取が止めを刺す連携を見せるなど、9体差で完勝することとなった諏訪7番隊。
ユニットがしっかりぶつかる試合展開となったため、連携の効率で差がついた様子。
村上10番隊は、スタンダードで動きが丁寧ということもあり、諏訪隊の戦術と相性が良かったようです。
四試合目:古寺6番隊との対戦内容
部隊 | 残存ユニット | 結果 |
---|---|---|
7番隊 | 諏訪④・隠岐④・三雲②・香取④・那須①・加古①・桃園① | 17-11 勝利 |
6番隊 | 古寺④・奥寺②・木虎②・那須①・奈良坂①・片桐① |
連絡を取った際、『最初の戦闘』でついた人数不利がそのまま負けに直結すると話した通り、3ターン目まではお互い慎重な動きで、撃破数が1体差のほぼ互角の戦いを演じた両者。
4ターン目に入ると、連携に優れた諏訪隊がリードを取ることに成功、5・6ターン目はワイヤーを張った通路へ退避し、相手の反撃を捌きます。
ワイヤー陣は、リードを取ってからの守りに強いということもあり、最終的に6体差をつけて諏訪隊が勝利しました。
五試合目:来馬5番隊との対戦内容
部隊 | 残存ユニット | 結果 |
---|---|---|
7番隊 | 諏訪④・隠岐⑤・三雲①・香取⑤・加古①・桃園① | 17-9 勝利 |
5番隊 | 来馬③・穂刈④・弓場①・三輪① |
2ターン目に小荒井・弓場のユニットの速攻を受けた諏訪隊は、修のユニットを盾にして各分隊の陣形をキープすることに。
続く3ターン目、修のユニットがやられている間に、連携攻撃を叩き込んでダメージ勝ちすることに成功します。
その後はじわじわと人数差を広げ、最終的に8体差をつけて諏訪隊が勝利する結果となりました。
戦闘シミュ演習③の変更点・新要素まとめ
戦闘シミュ演習の得点のおさらい
戦闘演習 | 勝ち | 引き分け | 負け |
---|---|---|---|
①(試験二日目) | 50 | 10 | 0 |
②(試験三日目) | 100 | 20 | 0 |
③(試験四日目) | 200 | 40 | 0 |
戦闘シミュ演習の得点に関しては上記のようになっており、試験が後半になるにつれて勝利時の獲得点数が増える仕組みとなっています。
試験四日目の1勝は、試験二日目の4勝分・試験三日目の2勝分であり、223話で諏訪が口にしたように試験四日目に勝利を積み重ねることが重要と言えるでしょう。
戦闘シミュ演習の勝利条件のおさらい
戦闘シミュ演習①の勝利条件 |
---|
試合終了時に生き残ったユニット数に『2体以上』の差がつけば、ユニット数が多い部隊の勝利 ユニット数の差が『2体未満』なら引き分け |
戦闘シミュ演習②の勝利条件 |
試合終了時に生き残ったユニット数に『3体以上』の差がつけば、ユニット数が多い部隊の勝利 ユニット数の差が『3体未満』なら引き分け |
戦闘シミュ演習③の勝利条件 |
試合終了時に生き残ったユニット数に『5体以上』の差がつけば、ユニット数が多い部隊の勝利 ユニット数の差が『5体未満』なら引き分け |
四日目に行われる戦闘シミュ演習③は、上記のようにユニット数に『5体差』がつくことで勝敗が決まる仕様となっています。
これには操作ユニットの数が関係しており、基本ユニットが「5体×4=20体」と大幅に増えたため、勝利条件もその分ハードルが上がったと考えられます。
上層部の対戦結果の想定とは?
ユニット数を増やすことに伴い、勝利条件に関してもハードルを高く設定していた上層部。
そのため、日程が進むほど引き分けが多くなるという予測を事前にしていたようです。
しかし諏訪7番隊など、三日目にも4勝以上する部隊が出る可能性があるという結果に。
操作ユニットの数の変化まとめ
戦闘演習 | 基本ユニット | ヘルプユニット | 合計 |
---|---|---|---|
① | 2体×4=8体 | 1体 | 9体 |
② | 3体×4=12体 | 2体 | 14体 |
③ | 5体×4=20体 | 4体 | 24体 |
試験四日目の戦闘シミュ演習③では、上記の通りに24体ものユニットを操作することに。
操作するユニット数が増えたことで、四日目は毎試合5体のトリガー構成を変更することが可能となっています。
一方、ユニットの性能・トリガー構成が今期ランク戦に準ずること、どのユニットを誰が操作するかは自由というルールに変更はありません。
ヘルプユニットで使用できる隊員
試験二日目のヘルプユニット | |||
---|---|---|---|
太刀川慶 | 出水公平 | 当真勇 | 風間蒼也 |
試験三日目のヘルプユニット | |||
佐伯竜司 | 里見一馬 | 緑川駿 | 宇野隼人 |
嵐山准 | 佐鳥賢 | 時枝充 | – |
試験四日目のヘルプユニット | |||
加古望 | 黒江双葉 | 三輪秀次 | 米屋陽介 |
奈良坂透 | 片桐隆明 | 一条雪丸 | 桃園藤一郎 |
那須玲 | – | – | – |
修のワイヤー陣の特徴とは?
ユニットの性能は、ランク戦のものに準ずるため、修のユニットはワイヤー陣を作成可能なスキルを持ちます。
ワイヤー陣には上記のような性質が存在し、敵の行動を阻害することに長けています。
そのため、敵チームとユニット数に差を広げ、リードを取ってから守りに使うと強いようです。
香取の適性スキルとの相性が良い
自分が、ワイヤーが張られたマスにいるとき、攻撃の威力、回避率、防御力が増加する
香取のユニットが持つ「万能適性」は、『適性スキルを2つ選んで同時に持てる』というスキル。
選択可能な適性には「ワイヤー機動適性」が存在し、上記のようにワイヤー陣の中で性能が増す仕様となっています。
そのため、修の展開するワイヤー陣と相性が良く、攻撃手多めのチームには刺さりやすい様子。
ワートリ231話の感想・考察まとめ
諏訪7番隊の戦闘シミュ演習の結果一覧
対戦相手 | 戦闘① | 戦闘② | 戦闘③ | 合計 |
---|---|---|---|---|
歌川1番隊 | 敗北 0点 |
敗北 0点 |
??? ?点 |
0勝2敗0分 0点 |
王子2番隊 | 引き分け 10点 |
引き分け 20点 |
??? ?点 |
0勝0敗2分 30点 |
柿崎3番隊 | 敗北 0点 |
敗北 0点 |
引き分け 40点 |
0勝2敗1分 40点 |
北添4番隊 | 敗北 0点 |
勝利 100点 |
敗北 0点 |
1勝2敗0分 100点 |
来馬5番隊 | 勝利 50点 |
敗北 0点 |
勝利 200点 |
2勝1敗0分 250点 |
古寺6番隊 | 敗北 0点 |
敗北 0点 |
勝利 200点 |
1勝2敗0分 200点 |
二宮8番隊 | 敗北 0点 |
敗北 0点 |
??? ?点 |
0勝2敗0分 0点 |
水上9番隊 | 敗北 0点 |
敗北 0点 |
??? ?点 |
0勝2敗0分 0点 |
村上10番隊 | 敗北 0点 |
引き分け 20点 |
勝利 200点 |
1勝1敗1分 220点 |
若村11番隊 | 勝利 50点 |
勝利 100点 |
??? ?点 |
2勝0敗0分 150点 |
合計 | 2勝7敗1分 110点 |
2勝6敗2分 240点 |
3勝1敗1分 640点 |
– |
5試合目終了時点での、諏訪7番隊の成績に関しては上記の通り。
3勝1敗1分と勝ち越しており、修の提案した作戦が上手く機能している状況と言えます。
成績が上位の二宮8番隊・水上9番隊を始め、「奇策」を用意している王子2番隊との対戦に注目です。
唐沢の発言を想起する根付
206話で気になる部隊を聞かれた際、閉鎖環境試験に限っての話ではあるものの、諏訪7番隊と答えていた唐沢。
その理由は、諏訪隊には唯一隊長経験者が3人いるというものでした。
修の提案した作戦も、隊長が三人という点に言及していたため、根付は思わず唐沢の発言を想起することに。
王子隊・北添隊の取った策とは?
四日目の戦闘シミュ演習③では、最終日に「奇策」を用意した部隊が、順当に進化してきた部隊に対して優勢とのこと。
その代表例として王子2番隊・北添4番隊が存在し、5試合目終了時点でどちらも2勝を上げているのが特徴です。
またどちらの部隊に関しても、「隊員の負担が小さい策」で成果を上げているとのこと。
四日目は『特別課題』は無しに
閉鎖環境試験で毎日課されていた『特別課題』ですが、試験四日目では「無し」ということに。
その背景には、四日目は戦闘シミュ演習③の対戦課題に集中して見たいと、城戸司令が判断したことが理由として存在します。
また、ユニットの数が増えて隊員の余裕がなくなっているため、特別課題を解くために隊員が抜けるのは難しいことも考えられるでしょう。
城戸司令が注目する二つの部隊とは?
迅に「どのあたりに注目してるの?」と問われた城戸司令は、水上9番隊・二宮8番隊と答えているのが特徴。
水上9番隊の場合は、これまで水上一人でこなしていたため、前日までと状況が一変していることが関係しています。
二宮8番隊は、千佳・二宮とトリオン量が多いユニットが揃っているものの、最終日には苦戦することが目に見えていたようです。
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23巻 | ||||
---|---|---|---|---|
201話 | 202話 | 203話 | 204話 | 205話 |
24巻 | ||||
206話 | 207話 | 208話 | 209話 | 210話 |
211話 | 212話 | 213話 | – | – |
25巻 | ||||
214話 | 215話 | 216話 | 217話 | 218話 |
219話 | 220話 | 221話 | 222話 | 223話 |
26巻 | ||||
224話 | 225話 | 226話 | 227話 | 228話 |
229話 | 230話 | 231話 | – | – |
27巻 | ||||
232話 | 233話 | 234話 | 235話 | 236話 |
237話 | 238話 | – | – | – |
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