11/4(金)発売のジャンプスクエア12月号に掲載されている『ワールドトリガー』の228話「遠征選抜試験25」の感想・ネタバレをまとめています。
水上が戦闘シミュレーション演習の存在を明かした時のチームの反応から、A級隊員による評価、共通課題に関する修の提案などの考察しています。
ワートリの228話の内容について知りたい方は、是非ご覧ください。
目次
▼ワートリの過去のまとめ記事一覧
25巻 | ||||
---|---|---|---|---|
214話 | 215話 | 216話 | 217話 | 218話 |
219話 | 220話 | 221話 | 222話 | 223話 |
26巻 | ||||
224話 | 225話 | 226話 | 227話 | 228話 |
229話 | 230話 | 231話 | – | – |
ワートリ227話の内容おさらい
前話のあらすじ・ネタバレ一覧
①227話前半の内容・ネタバレまとめ
- 『最初の戦闘』の様子を尋ねる修
- 修に質問の意図を問う古寺
- 『最初の戦闘』でほぼ勝敗が決まると言う修
- 修は二日目の特別課題の内容に言及
- 最初の人数不利が負けに直結しうる
- 修の指摘を聞いて悔しそうな様子の木虎
- 『最初の一撃』を重視すべきとまとめる古寺
- 対戦相手の能力データを共有する二チーム
- 香取・奥寺の会話に何やら反応を見せる三浦
- 古寺6番隊の勝ち方を尋ねる隠岐
- 刃トリガーの威力に言及する古寺
- 修であればレイガストの方が防御力が高い
- 諏訪隊・古寺隊は情報共有を終える
②227話後半の内容・ネタバレまとめ
- 諏訪隊に共闘を持ちかける歌川隊
- 共闘を提案したのは遊真と判明
- オサムと組んだほうが勝てると言う遊真
- 諏訪隊に隊長が3人いることに触れる修
- 戦闘シミュは連携が決まるかどうかが重要
- 最適解は『一人で連携を全部組む』こと
- 隊長三人で手分けすればできると言う修
- 修の意図は三つの『ミニ水上隊』を作ること
- 諏訪隊は連携部隊が三つ組める状況
- 狙撃手に関しては隠岐に任せることに
- 明日に向けて準備を進める諏訪隊
- 閉鎖環境試験は四日目の朝へ
- ユニット数が増えていることを確認する水上
- 水上が隊員たちに話があると呼びかける
本誌227話のタイムスケジュール
3月19日(水)・3日目 | |
---|---|
19:00 | ・3日目の『仕事時間』が終了 ・戦闘シミュ演習②の順位・3日目の総合順位が発表される |
19:00〜 | ・香取がやる気を失う ・修が香取隊の面々に連絡を取る ・香取のやる気が復活し四日目の対策を始める ・諏訪隊・古寺隊が協力することに |
3月20日(木)・4日目 | |
9:00〜 | ・試験四日目の開始 ・戦闘シミュレーション演習③の内容確認 ・水上9番隊の様子が描かれる |
▼前話227話のネタバレ考察はこちら
各隊のドラフト結果のおさらい
各チームのシャッフル結果一覧
1番隊 | 2番隊 | 3番隊 | |||
---|---|---|---|---|---|
歌川 遼 志岐 小夜子 漆間 恒 空閑 遊真 巴 虎太郎 |
16 16 16 15 14 |
王子 一彰 仁礼 光 辻 新之助 生駒 達人 帯島 ユカリ |
18 17 17 19 14 |
柿崎 国治 藤丸 のの 影浦 雅人 別役 太一 犬飼 澄晴 |
19 19 18 16 18 |
4番隊 | 5番隊 | 6番隊 | |||
北添 尋 染井 華 外岡 一斗 菊地原 士郎 南沢 海 |
18 16 16 16 16 |
来馬 辰也 小佐野 瑠衣 穂刈 篤 小荒井 登 弓場 拓磨 |
20 17 18 16 19 |
古寺 章平 六田 梨香 奥寺 常幸 三浦 雄太 木虎 藍 |
16 17 16 17 15 |
7番隊 | 8番隊 | 9番隊 | |||
諏訪 洸太郎 宇井 真登華 隠岐 孝二 三雲 修 香取 葉子 |
21 16 17 15 16 |
二宮 匡貴 加賀美 倫 東 春秋 雨取 千佳 絵馬 ユズル |
20 18 25 14 14 |
水上 敏志 今 結花 荒船 哲次 樫尾 由多嘉 照屋 文香 |
18 18 18 15 16 |
10番隊 | 11番隊 | – | |||
村上 鋼 氷見 亜季 堤 大地 熊谷 友子 蔵内 和紀 |
18 17 20 17 18 |
若村 麓郎 細井 真織 半崎 義人 笹森 日佐人 ヒュース |
17 17 16 16 16 |
– | – |
ワートリ228話のあらすじ・ネタバレ
戦闘シミュ演習の存在を明かす水上
自身のPCの画面を見せつつ、二日目・三日目に戦闘シミュ演習をやっていたと明かした水上。
ユニットが増えすぎて一人では手が足りないため、水上は9番隊の隊員に「今日はみんなでやろうと思います」と話を持ちかけます。
今が「そういうこと……」と呆れた様子を見せる一方で、戦闘シミュ演習の準備に取り掛かろうとする樫尾・荒船の二人。
その様子を見た照屋は「色々おかしくないですか!?」「そんなすぐに吞み込める!?」と面々に尋ねるも、樫尾は王子もこういうことは時々あると答えます。
荒船も水上が昨日からコソコソしていたため、そこまで驚かないと冷静な様子を見せることに。
水上に「照屋ちゃんは納得いかへんの?」と尋ねられた照屋は、「当たり前じゃないですか!」と説明を求めます。
照屋にマイナス評価をする真木
一方その頃、モニタールームでは真木が照屋に対してマイナス評価をつけていました。
「-1」をつけた理由に関して、今はチームに新しい仕事が降って湧いた状況でとにかく時間が惜しいため、動こうとしているチームを止めるのはNGと言う真木。
水上がやったことを追及したいならば、夕食の後にでもじっくり詰めればいいとの真木の発言に、三上は「じっくり……」と冷や汗を浮かべます。
水上が戦闘シミュの存在を伏せた理由は?
照屋に説明を求められた水上は、閉鎖環境試験の初日で口にした通り、9番隊の強みは頭の良さだと思っていると発言。
水上9番隊の基本方針について、共通課題・分担課題に全力集中し、課題の進みで他所に差をつけることと続けます。
初日に戦闘シミュの存在を伏せたのは、先のことに頭を使って欲しくなかったからであり、二日目に戦闘シミュのルールを貰った時、自分一人でやった方が有利だと思ったと言う水上。
自分一人で戦闘シミュを行えば、その間に他メンバーの課題がモリモリ進むため、水上としてはやらない理由がないと口にします。
水上の発言について意見を交わす面々
水上の発言を受けて、理屈は通って聞こえると言う佐鳥に続き、実際にいい結果が出ていることに触れる嵐山。
照屋が納得できなさそうな理由について、柿崎隊と違いすぎて戸惑っていると推測します。
一方、1位を独走しているにも関わらずチーム戦術に文句を言う照屋を見て、チームの意思決定から自分が省かれたのが気に入らないと結論づける風間。
照屋の追及に反論する水上
戦闘シミュ演習の存在を明かさなかった経緯を聞いた照屋は、はじめから説明してくれればよかったと言い、黙って進めた理由を問うことに。
『話し合い』にしたくなかったと言う水上は、自分が『一人でやる』と言ったら照屋はすぐに納得しなかったはずと言及。
本当に水上一人で勝てるのか・水上にばかりA級評価が集まって不公平ではないかなど、やらない理由はいくらでも出てくるため、8割くらいの確率で全員でやることになっていたと言う水上。
他の部隊と同じことをして9番隊の強みを殺すことになるため、『話し合い』で時間を使った上、成績を落とすことは避けたかったと続けます。
話し合いのリスクに言及する真木・三上
水上の発言を受けた三上は、二日目に『話し合いがリスクになるケースがある』と木虎が言っていたことに言及。
『話し合い』は時間を消費して妥協点を探ることであり、水上からすればどちらにしろ揉めることには変わりないため、「『水上戦術』が確定で通るだんまりルートを選んだのは 理解はできる」と言う真木。
水上が高得点に拘る理由とは?
この部隊であれば普通にやってもいい成績が取れると思うと言い、「そこまで高得点に拘る理由は何?」と水上に尋ねる今。
水上は「成績以外に俺から渡せるもんが無いからやな」と答え、荒船・樫尾・照屋の三人は自分が選んで部隊に入れたため、選んだ側の責任として何かしら得して帰ってもらわなければならないと自らの考えを明かします。
遠征選抜試験の成績が今後の評価に繋がるため、取れる所でハイスコアを狙うことは自分の中で絶対条件と続ける水上。
照屋の反応を見守る一同
水上の一連の発言に納得はしつつも、結局今になってしわ寄せが来ており、いきなり「はい」と渡されてもまともな結果が出せるわけないと切り返す照屋。
一方の水上は、「なんでや この面子ならいけるやろ」「それができる面子を集めたつもりやで?」と各隊員を信じている旨の返答をします。
水上が釈明を終え、A級隊員も様子を見守る中、頬を紅潮をさせながら「『頼む』……って言ってください」と言う照屋。
自分でもめんどくさいことを言っていると頭を抑えるも、照屋は「『頼む』って言われたほうが……燃えるんです!」と目に炎を浮かべます。
A級隊員たちが続々と照屋にプラスの評価をしていく中、「みんな『頼む』で」との水上の言葉をきっかけに、9番隊は戦闘シミュの対策に入っていくことに。
修が思いついたアイディアとは?
場面は諏訪7番隊へと移り、通信デバイスを手にして何かを考えている様子の修が描かれます。
諏訪に「ちょっといいですか?」と声を掛けた修は、共通課題で一つ思いついたことがあるものの、ルール的に有りか無しかがわからないと口にすることに。
修の発言に「ルール的に……?」と疑問を示す隠岐と、「何?ズルい裏技?」と問う香取。
ワールドトリガー228話の内容まとめ
ワートリ228話のあらすじ・ネタバレ一覧
①228話前半の内容・ネタバレまとめ
- 戦闘シミュ演習の存在を明かす水上
- ユニットが増えて一人では手が足りない状態
- 納得いかないと説明を求める照屋
- 照屋にマイナス評価をつける真木
- 時間が惜しいためチームを止めるのはNG
- 9番隊の強みは頭の良さと言う水上
- 課題の進みで他所に差をつけるのが基本方針
- 実際にいい結果が出ていると言う嵐山
- 照屋は柿崎隊と違いすぎて戸惑っている?
- 『話し合い』にしたくなかったと言う水上
- 他部隊と同じでは9番隊の強みを殺すことに
- 『水上戦術』に理解を示す真木
②228話後半の内容・ネタバレまとめ
- 水上に高得点に拘る理由を問う今
- 成績以外に渡せるものが無いと答える水上
- 試験の成績はこの先の評価に繋がる
- 遠征を目指していない人は成績が全て
- まともな結果が出せるわけないと言う照屋
- 水上は「この面子ならいけるやろ」と否定
- A級隊員も照屋の返答を見守ることに
- 『頼む』と言われた方が燃えると言う照屋
- A級隊員が続々と照屋にプラス評価をする
- 9番隊が戦闘シミュの対策に入ることに
- 通信デバイスを手にする修
- 共通課題で思いついたことがある様子
- ルール的に有りか無しかがわからないと発言
本誌228話のタイムスケジュール
3月20日(木)・4日目 | |
---|---|
9:00〜 | ・試験四日目が開始 ・戦闘シミュレーション演習③の内容確認 ・水上が戦闘シミュ演習の存在を明かす ・何か思いついた様子を見せる修 |
▼次話229話のネタバレ考察はこちら
試験三日目までの各チームの順位・ポイント
試験三日目時点の総合順位一覧
順位 | 部隊名 | ポイント | 点差 |
---|---|---|---|
1位 | 水上9番隊 | 7,268pt | – |
2位 | 古寺6番隊 | 5,658pt | 1,618pt |
3位 | 村上10番隊 | 5,475pt | 183pt |
4位 | 二宮8番隊 | 5,442pt | 33pt |
5位 | 来馬5番隊 | 4,994pt | 448pt |
6位 | 歌川1番隊 | 4,840pt | 154pt |
7位 | 諏訪7番隊 | 4,774pt | 66pt |
8位 | 王子2番隊 | 4,715pt | 59pt |
9位 | 柿崎3番隊 | 4,713pt | 2pt |
10位 | 北添4番隊 | 4,660pt | 53pt |
11位 | 若村11番隊 | 4,332pt | 328pt |
水上9番隊が圧倒的1位
226話では試験三日目の暫定順位が全て明らかとなり、上記のように水上9番隊が2位に約1,600点の差をつけて圧倒的1位と判明。
一方で、2〜5位はそこまで点数が離れておらず、四日目の戦闘シミュ演習③の結果次第で容易に順位が入れ替わる状況にあると言えるでしょう。
同様に6〜10位に関してもそこまで点差は開いていないものの、若村11番隊は10位までと大きく点差が開いてしまっています。
各部隊の日にちごとの獲得ポイント
※スマホ閲覧時に横にスクロールできます。
順位 | 部隊名 | ポイント | 初日 | 二日目 | 三日目 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 水上9番隊 | 7,268pt | 1位 | 2,313pt | 1位 | 2,412pt | 1位 | 2,543pt |
2位 | 古寺6番隊 | 5,658pt | 2位 | 2,175pt | 2位 | 1,652pt | 4位 | 1,831pt |
3位 | 村上10番隊 | 5,475pt | 3位 | 2,149pt | 3位 | 1,484pt | 3位 | 1,842pt |
4位 | 二宮8番隊 | 5,442pt | 4位 | 1,959pt | 5位 | 1,467pt | 2位 | 2,016pt |
5位 | 来馬5番隊 | 4,994pt | 5位 | 1,907pt | 8位 | 1,337pt | 5位 | 1,750pt |
6位 | 歌川1番隊 | 4,840pt | 9位 | 1,703pt | 6位 | 1,438pt | 6位 | 1,699pt |
7位 | 諏訪7番隊 | 4,774pt | 11位 | 1,642pt | 4位 | 1,475pt | 7位 | 1,657pt |
8位 | 王子2番隊 | 4,715pt | 8位 | 1,790pt | 7位 | 1,355pt | 8位 | 1,570pt |
9位 | 柿崎3番隊 | 4,713pt | 6位 | 1,813pt | 9位 | 1,334pt | 9位 | 1,566pt |
10位 | 北添4番隊 | 4,660pt | 7位 | 1,805pt | 10位 | 1,333pt | 10位 | 1,522pt |
11位 | 若村11番隊 | 4,332pt | 10位 | 1,681pt | 11位 | 1,239pt | 11位 | 1,412pt |
試験三日目までの日別得点一覧
試験三日目まででは、水上が一人で戦闘シミュ演習をこなしているため、水上9番隊が圧倒的1位を続けています。
また、戦闘シミュ演習での点数配分が大きくなった結果、二宮8番隊が三日目で大幅に点数を稼いでいるのも特徴となっています。
ワートリ228話の感想・考察まとめ
遠征選抜試験の成績・評価とは?
遠征選抜試験には、遠征隊員を選ぶ目的のほか、今後のボーダーの主力となるB級中位以上の隊員の適正・能力を測るという側面が存在します。
遠征部隊への参加を断ったとしても、『選抜に通った』という実績・評価は消えることがないため、遠征への参加を希望していない隊員についても、この試験が今後の評価の一つの大きな基準となるとのこと。
こういった背景があるため、水上は自分が選んだ荒船・樫尾・照屋に何かしら得をして帰ってもらおうと考えている様子。
試験の評価の見返りとは?
従来の規定に於いて、近界遠征の参加部隊には基本給・成果報酬とは別に、1日につき1万円の『遠征手当て』が支払われています。
今回の試験に関しては、選抜に通った場合、遠征に参加しなくても正規の手当の半額が支給されることに。
1日につき5千円が支払われるため、選抜に通ったものの遠征に参加しない隊員には月15万円が支給される計算となります。
水上が戦闘シミュの存在を隠した理由一覧
① | 共通課題・分担課題の進みで差をつけるのが基本方針 |
---|---|
② | 先のことに頭を使って欲しくなかった |
③ | 戦闘シミュ演習は自分一人でやった方が有利 |
④ | 『話し合い』にしたくなかった |
水上が戦闘シミュ演習の存在を明かさなかった理由は、上記の通り。
『話し合い』をした場合には、全員で戦闘シミュをやっていた可能性が高く、結果として9番隊の強みを殺すことに。
また水上からすると、話し合っても黙っていても、どちらにしろ揉めることには変わりないという側面も。
照屋に対するA級評価まとめ
真木 | 佐鳥 | 三上 | |
---|---|---|---|
ー1 | +2 | +2 | +2 |
小早川 | 嵐山 | 喜多川 | 綾辻 |
+2 | +1 | +2 | +1 |
時枝 | 冬島 | 黒江 | 寺島 |
+2 | +1 | +1 | +1 |
合計 | |||
+16 |
修が共通課題で思いついたこととは?
閉鎖環境試験の四日目の朝、通信デバイスを手にして何か考えている様子を見せると、共通課題で一つ思いついたことがあると言い出した修。
ただし、ルール的に有りか無しかがわからない様子で、諏訪に判断を求めることに。
共通課題の消化を早める・正答率を上げるといった案と思われるものの、ルール的にグレーである可能性が高いようです。
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229話 | 230話 | 231話 | – | – |
27巻 | ||||
232話 | 233話 | 234話 | 235話 | 236話 |
237話 | 238話 | 239話 | – | – |
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