1/4(火)発売の週刊少年ジャンプ2022年5・6合併号(1月22・23日号)に掲載されている『僕のヒーローアカデミア』の339話「皆がヒーローになるまでの物語②」の感想・考察をまとめています。
ヒロアカ339話の内容のネタバレやあらすじなども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼ヒロアカのまとめ記事一覧
34巻 | ||||
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329話 | 330話 | 331話 | 332話 | 333話 |
334話 | 335話 | 336話 | 337話 | 338話 |
339話 | – | – | – | – |
35巻 | ||||
340話 | 341話 | 342話 | 343話 | 344話 |
345話 | 346話 | 347話 | 348話 | 349話 |
350話 | – | – | – | – |
その他関連記事 | |
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葉隠透の内通者説 | 青山優雅の内通者説 |
白雲朧・黒霧の関係とは? | ヒロアカ展のレビュー |
ヒロアカ338話の内容のおさらい
前話の内容・あらすじまとめ
- 青山に話しかけるデクを止める塚内
- ナガンのような仕掛けが無いと言い切れない
- AFOが求めた時のみ青山側から連絡が可能
- 青山だけがAFOを欺くことができるかも?
- 飯田に同意を示すA組の生徒たち
- 切島が青山に話しかける
- 「A組担任として俺に考えがある」と話し始める相澤先生
- 相澤先生の考えに同意を示す校長たち
- AFOを倒そうと決意するA組の生徒たち
- デク・飯田は開発工房へと向かう
- 爆発に巻き込まれ吹き飛ぶデク
- 発目明が再登場する
- 発目に胸を顔に押し付けられているデク
▼前話338話の詳しいまとめはこちら
ヒロアカ338話終了時のキャラ情報
メインキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
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緑谷出久 | ・OFAの9代目継承者 ・爆豪たちと共にOFAを完成させることに ・青山が内通者と知る ・青山へ手を差し伸べる ・装備を直すため開発工房へ向かい発目明と再会 |
爆豪勝己 | ・ベストジーニストの元でインターンを行う ・ヒーロー名は「大・爆・殺・神ダイナマイト」 ・デクに謝罪をする ・新境地「クラスター」を身につける |
轟焦凍 | ・エンデヴァーの息子であり荼毘の弟 ・「半冷半燃」の”個性”を持つ ・ヒーロー名は「ショート」 ・荼毘の炎に焼かれない体を目指すことに |
オールマイト | ・OFAの8代目継承者 ・スターの死・死柄木の現状を伝えられる ・デクたちに今後の計画を話す ・青山が内通者と知る |
エンデヴァー | ・荼毘・焦凍の父親 ・オールマイト引退後No.1ヒーローとなる ・スターVS死柄木の戦いを目にする ・死柄木を捜索するも見つけられず |
ホークス | ・常闇のインターン先 ・荼毘に羽根・背中を焼かれる ・エンデヴァー達と共にスターでの出迎えに向かう |
葉隠透 | ・雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒 ・「透明化」の”個性”を持つ ・青山が内通者だと知りデクに伝える ・素顔が明らかとなる |
青山優雅 | ・雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒 ・「ネビルレーザー」の”個性”を持つ ・デクと同じく”無個性”で生まれた ・内通者だと判明する ・塚内たちに一家揃って連行される |
敵キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
AFO | ・タルタロスから脱獄を果たす ・意識体と”電波”でやり取りしていたと判明 ・OFAを奪うことは人生の中期目標 ・青山と内通していたと判明 |
死柄木弔 | ・定着率75%で復活を遂げる ・AFOと融け合い新たな人格が生まれる? ・スターを崩壊させ「新秩序」を奪う ・「新秩序」と共にいくつかの”個性”を失う ・因子が混線して動けない状態 |
荼毘 | ・エンデヴァーの息子であり焦凍の兄 ・ホークスの羽根・背中を焼いた ・AFOたちと行動を共にする |
トガヒミコ | ・連続失血死事件の犯人 ・お茶子と戦い涙を流しその場を後にする ・AFOたちと行動を共にする |
ステイン | ・通称「ヒーロー殺し」 ・オールマイトの手で死ぬことを望んでいる ・オールマイトに記録媒体を渡す |
ヒロアカの掲載順まとめ
直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
2位 | 330話 | 俺と僕 | 2021年46号 |
2位 | 331話 | アメリカ | 2021年48号 |
7位 | 332話 | 新型極音速大陸間巡航 | 2021年49号 |
2位 | 333話 | 亡霊 | 2021年50号 |
3位 | 334話 | 置き土産 | 2021年51号 |
2位 | 335話 | 有精卵 | 2021年52号 |
1位 | 336話 | 敵(ヴィラン) | 2022年1号 |
2位 | 337話 | 使い捨ての人生を | 2022年2号 |
3位 | 338話 | 皆がヒーローになるまでの物語① | 2022年3・4号 |
3位 | 339話 | 皆がヒーローになるまでの物語② | 2022年5・6号 |
本誌339話のあらすじ・ネタバレ
外の現状を知らない様子の発目
装備の修理を頼みにサポート科の開発工房に訪れたデクですが、爆発と共に発目明が再登場し、胸に顔面を埋める事態に。
何事もなかったかのようにデク・飯田の二人に用を尋ねる発目に対し、「危機感知が反応しなかった。完全に虚をつかれた…!」と心拍数が上がっているデク。
飯田は「乳房だったしな…!」とデクにツッコミつつ、コスチュームの修復をお願いするために開発工房に訪れたことを明かします。
現在は流通が機能していないためにサポート科に依頼しに来た飯田に対し、「普段通りアイテム事務所に頼めばいいじゃないですか!」と疑問符を浮かべる発目を見て、「外の事なんも知らないの!?」と驚愕の表情を浮かべるデク。
そんな中、開発工房の中からサポート科工房常任・パワーローダーが登場し、デクたちを開発工房の中へと案内します。
パワーローダーが雄英バリアの開発主任であり、作動後の管理もしているため、工房内の様相は様変わりしていました。
装備の修復を断られるデクたち
デクが修理を依頼したい装備は、最新圧縮技術のアイテム「ミッドガントレット」。
海外の試作品でストックがないため直して欲しいと発目に言うと、「……急ぎですか?」と聞かれることに。
「うん」と返答するデクでしたが、「ムリですねぇ」と勢いよく断られてしまいます。
損傷具合を確認した発目によると、ミッドガントレットはほぼ作り直しになるものの、圧縮機構に必要なコンデニウムが現状無いため、修理は不可能とのこと。
続けて飯田が装備の修理を頼もうとしますが、「仕様書がなきゃムリです」とこちらも断られてしまいます。
するとそこに、発目と同じクラスのサポート科のキャラが登場し、飯田の装備の修理を引き受けることに。
「しかし意外だな…」と零す飯田は、機械いじりの虫である発目ならば修理を引き受けてくれると考えていた様子。
発目が語るサポート科のヒーロー活動とは?
忙しそうにしている発目に「何を作ってるの?」とデクが尋ねると、避難所のブロックが飛ぶというシミュレーションの映像を見せる発目。
パワーローダーによると、雄英バリアの強化時に発目にも携わってもらったところ、避難発動時に新機構を勝手に考えているようです。
「こいつの活力と発想は特異だからね」と、以前と同じように発目について言及するパワーローダー。
続いて発目は、「100点満点の出来でも1分後には90点になってしまう」「『思いついたらベイビーを育てる』!私の言葉です!」と自らのモットーを明かします。
発目の言葉を聞き、外の様子に脇目も振らずに大好きな発明に没頭している様子に「やっぱり凄い人だ」と言うデク。
しかし発目は、「甘いですねぇ緑谷くん!」「ポリエチレンの様に甘いですよ緑谷くん!」と言うと、ヒーローが窮地に立っている事くらいは知っている事を明かし、自分たちは戦えないため、ヒーローがより多くの人間を守れるように試行錯誤すると続けます。
「ね、同じなんです」「発明がサポート科のヒーロー活動なんです」と語る発目。
デク・飯田は発目から装備を受け取ることに
発目の言葉に感銘を受けたデクですが、次の瞬間顔に装備を投げつけられます。
全く同じ物を作るのはムリだったようであり、「劣りはしますが私のベイビーでよければ使ってください」と言う発目。
顔を凹ませながらも「左手で今作ってたの!? ありがとう」とお礼を言うデク。
続いて発目は、デクの装備同様に正確な再現はムリだったものの、作り出した装備を飯田へと投げつけます。
一心不乱に手を動かしながらも、発目は「ヒーロー科の皆さんにお伝え下さい」「勝ちましょう」と口にします。
装備を身につけたデク・飯田の二人が戻ると、A組の生徒たち皆の準備が整った状況でした。
顔を凹ませたままの二人に「そういうのフツーなんかすぐ治らん?」とツッコむ瀬呂。
捜索隊に合流するA組の生徒たち
デク・飯田も含めてA組の生徒が揃うと、「A組に何が起きたかは聞いてます」「けれどもう一日も無駄にはできません」と話すMt.レディ。
超常解放戦線及び敵の早期発見・掃討が最善策な事には変わりなく、「戸惑い足を止める事こそ相手の術中!」と続けます。
「青山…手…取ってくれるかな」との芦戸の呟きに、「信じてる。青山くんは必ず戻ってくる」と言うデク。
「呪いになってねーといーけどな」と爆豪が続けると、「大丈夫だと思う」「あいつはきっとなりてぇ自分を誰より見つめてきたハズだ」と口にする轟。
Mt.レディの指示に従い、雄英高校1年A組ヒーロー科はデクを中心に展開し、捜索隊に合流することに。
その頃の関西方面の様子とは?
一方その頃の関西方面では、サンイーター・ねじれなどのヒーローが救助活動・敵退治を行っていました。
田舎にも敵がのさばり始めており、慌てて出てきた一般人たちに安心するように言うファットは、彼女たちを雄英と双璧をなす砦の士傑高校へと案内することに。
「しかし…人がいなけりゃ情報は激減…厳しいね」とのリューキュウの言葉に、これまで二度仕掛けた奇襲とは真逆の、お互い万全の正真正銘の全面戦争が始まると口にするファット。
場面は変わり、「次善策。第二次決戦に向けて必要事項をまとめてきました」と話すオールマイトの姿がありました。
ヒロアカ339話の内容まとめ
本誌339話の内容一覧
- コスチューム修復を希望しているデク・飯田
- 発目は外の現状を把握していない様子
- 工房内の様相は様変わりしていた
- 「ミッドガントレット」の修理を頼むデク
- 発目に無理だと断られることに
- 飯田の装備の修理も断る発目
- 雄英バリアの強化に発目も携わっている
- 発目曰く、発明がサポート科のヒーロー活動
- デク・飯田は装備を受け取ることに
- 青山のことを信じているデクたち
- A組は捜索隊に合流することに
- 関西でヒーロー活動を行う天喰・ねじれたち
- 一般人は士傑高校に案内される
- お互い万全の全面戦争が始まることに
- オールマイトが必要事項をまとめて登場
▼次話340話のネタバレ考察はこちら
本誌339話の感想・考察まとめ
ミッドガントレットとは?
「ミッドガントレット」とは、渡航制限が始まる前にオールマイトがアメリカから取り寄せた、最新圧縮技術が施されたサポートアイテム。
開発途中のサンプルであり、日本に現存するのはデクが腕・脚につけている4つのみ。
幅広く身体を補強するものの、100%の出力に耐え得る力はないとのこと。
劣化Verを発目から受け取ることに
デクが修理を頼もうとした「ミッドガントレット」ですが、損傷が酷くほぼ作り直しになるものの、圧縮機構に必要なコンデニウムが無いためムリとの返答を受けます。
しかし、結局は「ミッドガントレット」には劣るものの、発目が作ったグローブ付きの装備を受け取ることとなりました。
エアフォースを撃てるように
ミッドガントレットの代わりにデクが受け取った発目のベイビーは、グローブが付いているのが特徴。
32巻318話でディクテイターと遭遇した際のデクは、グローブを持っておらずエアフォースが撃てませんでした。
しかし、発目のベイビーを受け取ったことで、エアフォースが撃てるようになり戦闘の幅が広がるでしょう。
発目の実家は群訝・蛇腔の被害を受けた?
発目明は、京都府の播土中学校出身の生徒。
外の様子を全く知らない様子を見せた発目でしたが、出身地の播土市はギガントマキアが北上する際の進路上にありました。
群訝・蛇腔の戦いの際には、発目の両親・実家が被害を受けていたのかもしれません。
飯田が装備を破損した経緯とは?
コスチュームを修理してもらうため、デクと共に開発工房へ訪れた飯田。
彼の装備が破損したのは、轟・爆豪などと協力して「OFA擬似100%」で逃げたデクに追いつくほどのスピードを実現したため。
スピードの耐え得る身体を持っている飯田ですが、身につけていた装備はスピードに耐えることができませんでした。
発目を特異と話すパワーローダー
「以前言ったと思うが、こいつの活力と発想は特異だからね」と話すサポート科工房常任のパワーローダー。
このセリフの「以前」とは12巻101話のことであり、入学してから四ヶ月余りでサポートアイテムの山を作り上げ、学校が休みの日でも工房に来て何かしらいじってる発目のことを、パワーローダーは「今まで多くのサポート科を見てきたけど、発目はやはり特異だ」と評していました。
関西方面で活動しているヒーローとは?
デクたちA組の生徒が捜索隊に合流した一方で、関西ではファットガム・サンイーター、リューキュウ・ねじれの面々がヒーロー活動を行なっていました。
前線に立つものが半数以下に減ってしまったヒーロー側は、リューキュウたちが関西に移動して活動するまで人手不足の状況となっていると言えるでしょう。
髪を切ったネジレちゃんについて
元々はロングヘアだった波動ねじれ(ネジレちゃん)ですが、蛇腔・群訝の戦いの最中に荼毘の攻撃を受け火傷を負うことに。
セントラル病院の治療の甲斐もあって顔面に怪我は残ってないようですが、髪が焦げてしまったため、髪を切りショートカットにしたと思われます。
ヒロアカ339話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2022年5・6号発売前に掲載した339話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
デクの新コスチュームが登場!?
コスチュームを新しくするため、雄英高校一階の開発工房へ飯田と向かったデクは、サポート科の発目明と再会することに。
以前同様、新コスチューム・装備を発目明に作ってもらうことになると思われます。
コスチュームも一新?
単独行動を始めたデクは、傷だらけの上に血と泥でとてもヒーローには見えないほど、コスチュームがボロボロと化してしまうことに。
公式で黒デクと呼ばれる姿で再登場するとは思えないため、発目明にコスチュームごと一新してもらうのではないでしょうか?
ヒロアカ展の描き下ろしイラストでは、空中でお茶子と手を取り合うデクの姿が描かれており、このイラストが今後作中で登場する場面を表しているのであれば、イラストと同じコスチュームを今後身につけるのかもしれません。
修理してもらうのはミッドガントレット?
「次の戦いに備える為に、万全を期す為に直しておかないといけない装備が──」と、デクは修理してもらう装備がある様子。
309話でデクが両手足につけていた「ミッドガントレット」は、100%の出力に耐える力はないものの、幅広く身体を補強する圧縮サポートアイテム。
今後のAFOたちとの総力戦に向けて、ミッドガントレットの修理・改善を発目明に頼むのではないでしょうか?
相澤先生の考えとは?
AFOからの青山への指示内容は、「雄英に戻った緑谷出久が一人きりになるよう誘き出しなさい」というもの。
青山が指示通りに動いていた場合、一人きりとなったデクを襲おうとしたと思われるため、相澤先生はこれを逆手に取りAFOの撃破・制圧を狙っているのかもしれません。
AFOの方法とは?
黒霧がセントラル病院に秘匿搬送されており、ワープの脳無が破壊済みという状況のヒロアカ。
ただし、AFOはこれらの他のワープの手段として、人を送り先として送り出す・持ってくる”個性”を持っています。
この”個性”を利用して、デクの元に死柄木などを送り出す、もしくはデクを自身の元へ連れてこようとしたと思われます。
心操が再登場する可能性も?
相澤先生の考えの詳細は現状不明ですが、オールマイトは「彼次第ですが…」との反応を示しています。
「彼」とは単純に青山のことを指していると思われますが、この場にいなかった人物のことを指している可能性も。
「彼」とは相澤先生と師弟関係にある心操のことであり、「洗脳」の”個性”を利用しようと考えているのかもしれません。
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