11/10(水)発売の週刊少年マガジン2021年50号(11月24日号)に掲載されている『東京卍リベンジャーズ』の230話「Get stuck-up」の感想・考察をまとめています。
東リベ230話の内容のネタバレ・あらすじなども掲載しているので、是非ご覧ください。
▼東リベのまとめ記事一覧
26巻 | ||||
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225話 | 226話 | 227話 | 228話 | 229話 |
230話 | 231話 | 232話 | 233話 | – |
27巻 | ||||
234話 | 235話 | 236話 | 237話 | 238話 |
239話 | 240話 | 241話 | 242話 | – |
東リベ229話の内容のおさらい
前話の内容・あらすじまとめ
- 灰谷兄弟・春千夜は引き続き戦っている
- 鶴蝶が静観していたマイキーの元に辿り着く
- 鶴蝶VSマイキーの戦いが始まる?
- サウスの前に立ちはだかる千咒
- 武臣は千咒を止めようとする
- 千咒はサウスに殴り飛ばされる
- 武臣が千咒に忠告を繰り返す
- 千咒が目からオーラを出し覚醒
- サウスへと蹴りの三連撃を繰り出す
- 自らが武臣を悪くしていると気付いた千咒
- 千咒が「梵の首領は瓦城千咒だ」と宣言
▼前話229話の詳しいまとめはこちら
東リベ229話終了時のキャラ情報
梵のキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
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花垣武道 |
・10年前(2008年)にタイムリープ中 ・マイキーを救うため梵(ブラフマン)に加入 ・千咒と共に遊園地を訪れる ・ドラケンが死亡し放心状態 |
龍宮寺堅 |
・イヌピーと共にバイク屋で働く ・タケミチが六破羅単代に狙われていると知る ・タケミチ・千咒を庇い銃で撃たれる ・224話で死亡していることが確定 |
瓦城千咒 |
・梵(ブラフマン)の首領を務める ・正体はタケミチと同い年の女子高校生 ・タケミチを誘って遊園地に訪れる ・真の力を発揮しサウスを圧倒 |
明司武臣 |
・梵(ブラフマン)のNO.2 ・初代黒龍の副総長であり”軍神”と呼ばれた ・瓦城千咒・三途春千夜と兄弟 ・サウスの前に立つ千咒を止めようとする |
荒師慶三 |
・梵(ブラフマン)の大幹部 ・初代黒龍の親衛隊隊長であり通称「ベンケイ」 ・元「螺愚那録」の総長で”赤壁”と呼ばれた ・サウスの前で倒れるも復活 |
今牛若狭 |
・梵(ブラフマン)の大幹部 ・初代黒龍の特攻隊隊長であり通称「ワカ」 ・元「煌道連合」の総代表で”白豹”と呼ばれた ・サウスに圧倒されるも再度立ち上がる |
六破羅単代のキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
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寺野サウス |
・六破羅単代の総代を務める ・通称「”無双”のサウス」 ・元天竺組に関東卍會の相手を任せる ・ベンケイ・ワカの二人を瞬殺する ・覚醒した千咒の蹴りを食らい倒れる |
鶴蝶 |
・六破羅単代の首席を務める ・元天竺の四天王であり通称「喧嘩屋」 ・梵に勧誘されたタケミチを六破羅単代に誘う ・サウスに敗北し六破羅単代に加入したと判明 ・静観していたマイキーの元に辿り着く |
灰谷蘭 |
・六破羅単代の第弐席 ・元天竺の四天王 ・灰谷兄弟の兄 ・サウスの指示で関東卍會を狙う ・引き続き春千夜と戦っている最中 |
灰谷竜胆 |
・六破羅単代の第参席 ・元天竺所属 ・灰谷兄弟の弟 ・サウスの指示で関東卍會を狙う ・引き続き蘭と共に春千夜と戦っている? |
望月莞爾 |
・六破羅単代の第肆席 ・元天竺の四天王 ・昔は川崎のチーム「呪華武」の総長を務めていた ・サウスの指示で関東卍會を狙う |
斑目獅音 |
・六破羅単代の第伍席 ・元天竺の四天王 ・元9代目黒龍総長 ・鑑別所にてサウスにボコられていたと判明 ・ベンケイに殴られ失神後行方不明 |
関東卍會のキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
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佐野万次郎 |
・関東卍會の総長を務める ・通称「”無敵”のマイキー」 ・関東卍會を率いて梵・六破羅の前に登場 ・静観するも鶴蝶が目の前に登場する |
九井一 |
・関東卍會の所属 ・元10代目黒龍の親衛隊長 ・東京卍會の壱番隊傘下に入るも天竺へ移籍 ・現在はマイキーの片腕を務める? |
三途春千夜 |
・関東卍會の所属 ・元東京卍會の伍番隊副隊長 ・兄に明司武臣、妹に瓦城千咒を持つ ・「王」であるマイキーを第一としている ・鶴蝶を殴るも灰谷兄弟に狙われることに |
本誌230話のあらすじ・ネタバレ
幼少期の武臣と佐野真一郎
天下統一を果たした伝説の初代黒龍。
その副総長だった武臣は「明司武臣の采配で戦況の全てが決まる」と恐れられ、いつしか”軍神”と呼ばれるようになったようです。
そんな初代黒龍を「支えた」男・明司武臣でしたが、本人曰く「オレはそんな器じゃなかった」とのこと。
子供の頃からいたって平凡であり、勉強もスポーツもそこそこ。
なんの取り柄もない普通のガキだった武臣に対し、幼なじみの佐野真一郎は不思議と人が集まる特別な男でした。
にもかかわらず、真一郎は横暴な態度を取ることはなく、ひたすらに優しかったと回想する武臣。
武臣が黒龍の副総長となるまで
自分より強い奴としか喧嘩しないため全敗であり、泣き虫で”最弱王”と呼ばれた真一郎ですが、喧嘩した相手みんなに好かれていました。
傷だらけの真一郎に対し「オマエはキズばっかつくってんなー」と言うベンケイ、「喧嘩も恋も”最弱王”!!」と言うワカも真一郎に魅せられた一人。
武臣は真一郎の横にいただけですが、「オレらで暴走族を立ち上げる!!」と真一郎に副総長を任され日本一のチームのナンバー2になり、皆がひれ伏し増長することに。
黒龍が解散し落ちぶれる武臣
日本一になったばかりですが、「もう黒龍より上がねぇなら、この先”弱い者イジメ”になっちまうだろ」と言い黒龍を解散した真一郎。
一方の武臣は、解散後も黒龍の威光を利用し続けたとのこと。
街に出ればVIP扱いで金に困る事がなかった武臣ですが、威光が消えるまで利用し続けた結果、年月は過ぎ5年が経つ頃にはメッキが剥がれ、莫大な借金だけが残ることに。
武臣はこのままでは命も危ないと、真一郎が死んだ頃、金の工面でそれどころではなかったようです。
梵設立までの経緯が明らかに
更に5年が経った2006年。
「東京卍會の無敵のマイキーと戦ってみたい!」と武臣に言う千咒は、自身も暴走族を作ろうと思っていると明かします。
千咒の強さはダテではなく、ベンケイ・ワカのジムでも勝てる奴がいないとのこと。
「信頼できるニンゲンにチームの舵取りを任せたい」と言う千咒は、武臣に舵取りをするように頼みます。
金も威光もなく、落ちぶれて何もなかったにもかかわらず迎え入れてくれた千咒たちに、この先全てを尽くそうと思った当時の武臣。
武臣が千咒に謝罪をする
回想は終わり、千咒が手加減していたことに触れる武臣。
「オレのせいだな…」と言う武臣は、千咒に手加減をさせるぐらい信頼を失っていたと気付き、「…オレは…梵の方針を見誤った」と涙を流します。
千咒の信頼を失った上、梵に誘い入れたドラケンまで失い後悔を口にする武臣。
千咒ができる事とは?
そんな武臣の言葉を否定し、「全部……オマエのせいじゃない。ジブンの責任だ」と言う千咒。
武臣を止められなかったこと、ドラケンが死んだことも「梵の首領としてジブンが不甲斐なかっただけ」と続け、「ジブンにできるのはコイツを倒す事だけ」と宣言。
そんな千咒に対し、立ち上がったサウスは「久しぶりに本気になれそうだ。”無比”の千咒」と言い、229話の千咒同様にオーラを立ち上らせます。
東リベ230話の内容まとめ
本誌230話の内容一覧
- 天下統一を果たした伝説の初代黒龍
- 副総長だった武臣は”軍神”と呼ばれるように
- そんな器ではなかったと述懐する武臣
- 佐野真一郎は不思議と人が集まる特別な男
- 泣き虫で”最弱王”と呼ばれた真一郎
- ベンケイ・ワカも真一郎に魅せられた一人
- 真一郎に副総長を任され増長する武臣
- 日本一になり黒龍を解散する真一郎
- 武臣は黒龍の威光を利用し続けた
- 真一郎が死んだ頃金の工面で忙しかった武臣
- 千咒は武臣にチームの舵取りをするよう頼む
- この先全てを尽くそうと思った当時の武臣
- 武臣は梵の方針を見誤ったと認める
- 「ジブンの責任」と言う千咒
- 「無比」VS「無双」の戦いが始まる
▼次話231話のネタバレ考察はこちら
本誌230話の感想・考察まとめ
「Get stuck-up」の意味とは?
230話のサブタイトル「Get stuck-up」の意味は、「天狗になる・付け上がる・図に乗る・増長する」というもの。
初代黒龍が解散した後も元副総長の威光を使い続け、梵の方針を見誤った明司武臣のことを端的に表していると言えるでしょう。
初代黒龍関連の時系列
日付 | 出来事 |
---|---|
1995年 2月22日 |
初代黒龍の設立 |
1996年? | 黒龍が天下統一を果たし日本一となる |
2001年 | 武臣に莫大な借金だけが残る |
2003年 8月13日 |
佐野真一郎が一虎の手で死亡する |
武臣が梵天の相談役となった理由とは?
本来の未来ではドラケンが死亡していない
関東事変を乗り切った後にタケミチが現代に戻ると、マイキーを首領とした犯罪組織「梵天」が存在していました。
その梵天の相談役を務めていたのが明司武臣。
230話では千咒の信頼を失ったこと・ドラケンの死などを理由に「梵の方針を見誤った」と涙を流している武臣ですが、梵天が存在する未来ではドラケンが死亡していません。
タケミチがタイムリープした過去ではドラケンの死を契機に後悔していますが、本来の過去では梵の方針を見誤ったままであり、最終的に梵天の相談役を務めることになったのではないでしょうか?
千咒が死亡してしまった?
関東卍會・六破羅単代の幹部が中心となる梵天の一方で、2018年にはサウス・千咒の二人が登場していません。
タケミチがタイムリープしていなかった場合、武臣は梵をデカくする事を重視したままであり、「武力は金」というスタンスと考えられます。
三天戦争を機に千咒は死亡し、残された武臣はスタンスが変わっていなかったこともあり、梵天の一員となることを選んだのかもしれません。
東リベ230話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年マガジン2021年50号発売前に掲載した230話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
千咒VSサウスの戦いが続く?
自身の力が武臣を悪くしていると気付いたことをきっかけに、手を抜くようになった千咒。
サウスとの戦い中に真価を発揮し、サウスを圧倒します。
ただ、サウスがこれで戦闘不能になるとは考えにくいため、千咒VSサウスの戦いが230話以降でも行われると思われます。
マイキーVS鶴蝶の戦いも始まる?
様子見をしていたマイキーの元に、遂に辿り着いた鶴蝶。
「オマエとは一度本気でぶつかりたかった」との発言からも、マイキーVS鶴蝶の戦いが行われることは間違い無いでしょう。
勝負はマイキーの勝利で確定?
イザナの言うことしか聞かないと言われた鶴蝶が六破羅単代に加入したのは、サウスに敗北したことがきっかけ。
そのサウスの実力は「マイキー級」であることを考えると、マイキーに鶴蝶が勝つのは難しいと思われます。
真一郎の過去が描かれる?
打ち合わせ中です!! ネームより一部抜粋!! pic.twitter.com/yKGTcwnnCQ
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) October 21, 2021
10月21日に公式Twitterで公開されたネームの一部では、幼少期の頃の佐野真一郎が描かれています。
公式Twitterで公開されたネームは約3週間後の本誌の内容を指していることが多く、11月10日公開の230話にて使われる可能性が高いです。
229話では千咒の覚醒が描かれることとなりましたが、230話では真一郎の過去・梵成立までの経緯・明司武臣の過去などが描かれることになるのかもしれません。
その場合には、千咒VSサウスの戦いの続きは、231話以降となると思われます。
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