2/9(水)発売の週刊少年マガジン2022年11号(2月23日号)に掲載されている『東京卍リベンジャーズ』の241話「A forced smile」の感想・考察をまとめています。
東リベ241話の内容のネタバレ・あらすじなども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼東リベのまとめ記事一覧
27巻 | ||||
---|---|---|---|---|
234話 | 235話 | 236話 | 237話 | 238話 |
239話 | 240話 | 241話 | 242話 | – |
28巻 | ||||
243話 | 244話 | 245話 | 246話 | 247話 |
248話 | 249話 | 250話 | 251話 | – |
チーム関連 | |||
---|---|---|---|
愛美愛主 | 芭流覇羅 | 梵天 | 三天時代 |
抗争関連 | |||
8・3抗争 | 血のハロウィン | ||
三天戦争 | – | ||
単行本・売上関連 | |||
26巻の発売日・表紙は? | 売上・発行部数の推移 |
東リベ240話の内容のおさらい
前話の内容・あらすじまとめ
- 内緒話をするタケミチ・八戒の二人
- 自分には参謀は力不足と言う千冬
- 三ツ谷が参謀兼デザイナーを務めることに
- パーちん・ぺーやん・河田兄弟がチーム入り
- “新生チームタケミチ”は合計9人に
- 千咒に会いに行くタケミチ
- 引退宣言をする千咒
- タケミチは千咒の引退を引き止める
- 千咒が隠していたことがあると明かす
- マイキー・春千夜の新事実が発覚する?
▼前話240話の詳しいまとめはこちら
東リベ240話終了時のキャラ情報
新チームに加入したキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
花垣武道 |
・10年前(2008年)にタイムリープ中 ・マイキーを救うため梵(ブラフマン)に加入 ・三天戦争でマイキーにボコボコにされる ・新しいチームを創ると決意する ・千咒を勧誘しに向かう |
松野千冬 | ・タケミチと同じ高校2年生 ・タケミチから未来から戻ってきたと明かされる ・ペットショップのバイトを辞め新チームに加入 ・TWのロゴを入れたTシャツを作るも不評 ・チームの舵取りを三ツ谷に任せる |
柴八戒 | ・タケミチと同じ高校2年生 ・パーちんたちとタケミチのお見舞いに訪れる ・タケミチの勧誘を受けて新チームに加入 ・千冬の作ったTシャツに難色を示す |
乾青宗 | ・元十代目黒龍の特攻隊長 ・ドラケンとバイク屋を経営 ・タケミチが狙われているとドラケンに知らせる ・傷だらけのタケミチを病院に運んだ ・勧誘を受けて新チームに加入することに |
三ツ谷隆 | ・タケミチの一つ上の年齢 ・日本服飾文化新人賞で最優秀賞を獲得する ・賞を断りタケミチの新チームに加入すると宣言 ・デザイナー兼参謀を任される |
元梵のキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
龍宮寺堅 | ・イヌピーと共にバイク屋で働く ・タケミチが六破羅単代に狙われていると知る ・タケミチ・千咒を庇い銃で撃たれる ・224話で死亡していることが確定 |
瓦城千咒 | ・梵(ブラフマン)の首領を務めていた ・正体はタケミチと同い年の女子高校生 ・サウスに敗北し戦えない状態に ・梵の解散を宣言する ・マイキー・春千夜について隠していた事が? |
明司武臣 | ・梵(ブラフマン)のNO.2を務めていた ・初代黒龍の副総長であり”軍神”と呼ばれた ・瓦城千咒・三途春千夜と兄弟 ・マイキーを非難し顔面を蹴られる ・タケミチを千咒の元に案内する |
関東卍會のキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
佐野万次郎 |
・関東卍會の総長を務める ・通称「”無敵”のマイキー」 ・サウスを殺害する ・止めようとしたタケミチをボコボコにする ・六破羅単代を吸収し三天戦争に勝利 |
九井一 |
・関東卍會所属 ・元10代目黒龍の親衛隊長 ・東京卍會の壱番隊傘下に入るも天竺へ移籍 ・マイキーの凶行に引いた様子を見せる ・タケミチに三天戦争のその後を話す |
三途春千夜 |
・関東卍會所属 ・元東京卍會の伍番隊副隊長 ・兄に明司武臣、妹に瓦城千咒を持つ ・「王」であるマイキーを第一としている ・鶴蝶を殴るも灰谷兄弟に狙われることに |
東リベ241話のあらすじ・ネタバレ
8年前の出来事を回想する千咒
「あの日マイキーと春千夜が変わった」との千咒のモノローグから始まる241話。
真一郎・武臣の二人が座りながら話していると、マイキーが武臣の頭を飛び越して行きます。
コンコルドのプラモを持って走り回るマイキーを追って、部屋の中を駆け回る場地・春千夜の二人。
武臣が「ガキが」と冷めた反応を見せる一方で、「カッケェ!!! あのプラモ!!!」「オレも欲しい!!」と目を輝かせる、当時小3の明司千壽。
武臣は千壽の発言を聞くと「バカ!女の子がオレとか言うな!」と注意し、走り回っていた春千夜に千壽の口が悪いことを指摘、自分が既に家を出ているため春千夜が千壽の手本になるよう叱りつけます。
武臣に怒られて「…ゴメンタケ兄…」と謝る、当時小4の明司春千夜。
武臣に怒られ膝を抱える春千夜
千咒が語り始めた話を聞き、「三途君ってそんな感じだったの?」と驚きを見せるタケミチ。
父子家庭の明司家は、父親が忙しく祖母の家に預けられており、武臣が父親代わりだったようです。
千壽が粗相をした際にはいつも春千夜が武臣に怒られていたものの、春千夜はいつも千壽に優しかったとのこと。
しかし、武臣に怒られたその日の春千夜は「もうお前とは口利かね」と膝を抱えていました。
千壽のせいでいつも自分が怒られており、マイキー・場地のようにもっと強くなって兄・武臣に言い返せるようになりたいと言う春千夜。
千壽がマイキーのプラモを壊してしまう
その後、家の中から一時的に姿を消したマイキーたち。
家の中でマイキーたちを探し回っていた千壽は、マイキーが手にしていたコンコルドのプラモが部屋に置いてあるのを見つけます。
プラモを持って家の中を走り回る千壽でしたが、マイキーは事前に「ソレ誰も触んなよ?」と言っていたようで、真一郎によると作るのに一ヶ月もかかったとのこと。
そんな中、プラモを持って走り回っていた千壽は転んでしまい、プラモを壊してしまいます。
春千夜のせいにしてしまう千壽
壊したプラモを前に立ち尽くすマイキーに対し、涙を浮かべ謝ろうとする千壽。
しかし、マイキーにプラモを壊したのが誰かと尋ねられると、「ハル兄が壊した」と嘘をついてしまいます。
その日に武臣に怒られたからなのか理由は不明ですが、「あの嘘があんな大事になるなんて…」と当時を振り返る千咒。
その後部屋で漫画を読んでいた千壽は、場地がマイキーを制止する声を聞いて部屋の中から飛び出します。
マイキーに口を裂かれる春千夜
マイキーたちの元に向かった千壽の目の前では、口が裂けた春千夜と倒れた場地、手が血で染まったマイキーの姿がありました。
「笑えよ春千夜」と言う当時のマイキーは、三天戦争で”黒い衝動”に呑み込まれた時と同じであり、「あの日からみんな…変わっちまった」と言う千咒。
マイキーに笑うように言われた春千夜は、口が裂けて大量の血を流しながらも、狂気に満ちた笑みを浮かべます。
千咒をチームに引き入れるタケミチ
自分のせいで皆が変わってしまったため、自分がなんとかしたかったものの「でも…もう手遅れだよな…」と俯く千咒。
「失敗ばっかりだ」と涙を浮かべる千咒に対し、タケミチは「ひっくり返せるさ」と言葉を掛けます。
自分はもっと失敗ばかりなものの、それでもひっくり返せると声を張り上げるタケミチ。
「だから千咒、オレと一緒に行こう」「関東卍會ひっくり返しに行こうぜ!」と千咒を再度チームに誘います。
タケミチの言葉を受け、晴れやかな顔に変わる千咒。
東リベ241話の内容まとめ
本誌241話の内容一覧
- 8年前の出来事を回想する千咒
- 千壽の手本になるよう春千夜を叱る武臣
- 当時の明司家では武臣が父親代わりだった
- 千壽のせいで怒られ膝を抱える春千夜
- マイキーのプラモを壊してしまう千壽
- 春千夜がプラモを壊したと嘘をついてしまう
- マイキーに口を裂かれる春千夜
- 三天戦争の時と同じ目をしていたマイキー
- 狂気に満ちた笑みを浮かべる春千夜
- 当時を振り返り涙を浮かべる千咒
- タケミチが千咒をチームに引き入れる
▼次話242話のネタバレ考察はこちら
本誌241話の感想・考察まとめ
「A forced smile」の意味は?
241話のサブタイトル「A forced smile」は、上記の通り「不自然な笑顔・作り笑い」といった意味を持ちます。
千咒にプラモを壊した件の犯人を押し付けられた後、マイキーに口を裂かれて笑うように言われ、壊れた笑みを浮かべた春千夜のことを表したタイトルと言えるでしょう。
241話の回想はいつの出来事?
日付 | 出来事 |
---|---|
1995年 2月22日 | 初代黒龍の設立 |
2000年 | 春千夜がマイキーに口を裂かれる事件が発生 |
2001年 | 武臣に莫大な借金だけが残る |
2003年 8月13日 | 佐野真一郎が一虎の手で死亡する |
2008年 8月 | タケミチが新チームに千咒を勧誘する |
千咒の回想にて、マイキーが春千夜の口を裂いたと判明した241話。
千咒が当時小3、春千夜が当時小4であることを考慮すると、作中の現在からは8年前の2000年の出来事と言えます。
三途の口の傷の原因が判明
千壽にプラモを壊した犯人と嘘をつかれた結果、マイキーに口を裂かれることとなった春千夜。
ムーチョの過去が描かれた23巻206話時点で既に存在していた口元の傷ですが、小4の時の事件が要因と明らかになりました。
マイキーを心酔している理由とは?
マイキーに口を裂かれたものの、「”王”が何よりも大切ですから」と主張し、鑑別所から出所したムーチョを斬り殺した春千夜。
マイキーを心酔している理由は不明ですが、「オレもマイキーとか場地みたいに、もっと強くなって兄貴に言い返せるようになりたい」との発言から、口を裂かれたことをきっかけに狂い、理想の対象だったマイキーに心酔するようになったのではないでしょうか?
三途の発言の真意が明らかに?
武臣・千咒と共に三兄妹であるにもかかわらず、自身のことを一人っ子と話していた春千夜。
嘘をついていた理由が不明でしたが、千壽のことで自らを怒る武臣のことを元々良く思っていなかったと考えられます。
また、千壽が嘘をついたことでマイキーに口を裂かれ、千壽のことを妹とは思えなくなったのではないでしょうか?
8年前の事件をきっかけに狂ってしまい、武臣・千壽を兄妹とみなせなくなったのかもしれません。
マイキーの”黒い衝動”は小4から?
23巻200話にて「オレには自分では制御できない”もう一人のオレ”みたいなものがある」と明かしたマイキー。
千咒の回想によると、大事にしていたプラモを壊されことをきっかけに、小4の頃に初めて”黒い衝動”が生まれたようです。
真一郎・エマ・場地の存在で抑えられていたものの、三人が死亡したことで衝動は抑えられなくなったと考えられます。
東リベ241話を読んだ人の感想まとめ
※マガポケアプリの応援コメントから引用・抜粋しています。
東リベ読者の感想・考察まとめ
マイキーの行動にドン引き
千咒:笑えねぇよマイキー
武道:笑えねぇよマイキー
読者:笑えねぇよマイキー
小4にして春千夜の口を裂くマイキーの行動は笑えないですね…
自分の「モノ」を傷つけられると”衝動”が抑えられなくなってしまうのかもしれません。
春千夜の行動・内面の謎
マイキーを「王」としている春千夜の内心については現状よくわからないですね。
今後春千夜の内面も描かれるのかもしれません。
明司武臣のダメ人間度が増す
当時20歳と思われる武臣ですが、230話から黒龍の威光を利用し続けていた頃と思われます。
小学生の弟妹の面倒を見るのは、長男の武臣しかいないような…
春千夜から存在を消されているのも納得です。
場地の行動・内面について
マイキーの”黒い衝動”を目の当たりにしてしまったからこそ、幼馴染として傍に居続けようとしたのかもしれません。
一人で芭流覇羅へ入り込んだのも、東京卍會を壊されることを恐れた・マイキーによって一虎が殺されるのを防ごうとしたのではないでしょうか?
マイキーがキレた要因が他にもある?
プラモ壊した事だけが黒い衝動の引き金じゃないような気がするんだよな……
当時の春千夜にとって、兄からの圧が一番のストレスな気がするから、「兄弟」についてとか、真一郎のことを何か言ってしまって…みたいなことを妄想してしもたです。
確かにプラモを壊した事で口を裂くまでに至ったのかと考えると、そうではないように思えます。
春千夜に「笑えよ」と詰め寄っていることからも、千咒が把握していない、何か他の原因があるのではないでしょうか?
東リベ241話の展開予想
春千夜の秘密が明らかに?
ムーチョに一人っ子と話した理由とは?
23巻206話「Let you down」では、東京卍會伍番隊体調の武藤泰弘(ムーチョ)の過去・出所後が明らかに。
ムーチョに預けられた三途春千夜は、「オレ一人っ子だったから隊長みたいな兄貴欲しかったんです」と話していますが、実際は春千夜は明司武臣・瓦城千咒との三兄妹と216話で言及されています。
春千夜が一人っ子と嘘をついた理由が、241話以降で明かされるのかもしれません。
春千夜の口の傷の原因が判明する?
幼少期の春千夜の口には傷がありませんが、206話でムーチョに紹介された時には、既に口の両端に傷跡が存在します。
この傷跡が出来た要因は現状不明ですが、千咒の口から明かされる過去にて、口に傷跡ができた経緯が判明する可能性があります。
東京卍會の創設メンバーではない理由とは?
東京卍會の創設メンバー一覧 | ||
---|---|---|
佐野万次郎 | 龍宮寺堅 | 三ツ谷隆 |
林田春樹 | 場地圭介 | 羽宮一虎 |
東京卍會の創設メンバーは上記の6名。
マイキー・場地と幼馴染と判明したものの、春千夜は東京卍會の創設には関わっていないようで、千咒に「ヤベぇ奴になった」と言われた背景と合わせて、その理由が明かされるかもしれません。
マイキーの”黒い衝動”のきっかけが判明?
マイキーの”黒い衝動”は、千咒曰く「全部自分の責任なんだ」とのこと。
真一郎・エマ・場地の存在で抑えられていたとは言及されているものの、いつ生まれたのかは不明なままの”黒い衝動”。
いつも一緒にいたマイキー・場地・春千夜の後ろを追いかけていた千咒が、マイキーの”黒い衝動”が生まれた経緯に関わっているのかもしれません。
千咒が前に遊園地に来た件が関係している?
219話にて小2以来に遊園地に来たと話す千咒。
2008年時点ではタケミチ・千咒は高校2年生であり、小2となると9年前の1999年の出来事と思われます。
1999年に千咒が誰と遊園地に訪れたのかは現状不明ですが、マイキー・場地・春千夜と共に訪れ、この出来事が最終的にマイキーの”黒い衝動”の勃発に繋がったのではないでしょうか?
武臣は梵天に加入しなくなる?
本来の未来では梵天の相談役を務める
22巻196話にて、2018年現在では梵天の相談役を務めていると判明した明司武臣。
梵天では、元六破羅単代の主要メンバーたちも幹部に就いていたことから、三天戦争で関東卍會が勝利し梵・六破羅単代が敗北。
梵のNo.2だった明司武臣は、梵天に相談役として引き入れられたと思われます。
タケミチの介入で三天戦争の結果が変化?
マイキーとの握手をトリガーとして、24巻207話からはタケミチが10年前の2008年へとタイムリープすることに。
梵天が成立した未来とは異なり、タケミチは梵に所属してマイキーを助けようと決意します。
タケミチが介入したことで、本来の過去とは異なり三天戦争が一週間前倒しの7月7日に勃発、結果として230話のように明司武臣が改心することになったのではないでしょうか?
また、本来の過去ではサウスだけではなく千咒も死亡しており、それが武臣の梵天所属に繋がったのかもしれません。
東京リベンジャーズの関連記事
考察・関連記事一覧
チーム関連 | |||
---|---|---|---|
愛美愛主 | 芭流覇羅 | 梵天 | 三天時代 |
抗争関連 | |||
8・3抗争 | 血のハロウィン | ||
三天戦争 | – | ||
単行本・売上関連 | |||
26巻の発売日・表紙は? | 売上・発行部数の推移 |
『東京リベンジャーズ』本誌まとめ記事
24巻 | ||||
---|---|---|---|---|
211話 | 212話 | 213話 | 214話 | 215話 |
25巻 | ||||
216話 | 217話 | 218話 | 219話 | 220話 |
221話 | 222話 | 223話 | 224話 | – |
26巻 | ||||
225話 | 226話 | 227話 | 228話 | 229話 |
230話 | 231話 | 232話 | 233話 | – |
27巻 | ||||
234話 | 235話 | 236話 | 237話 | 238話 |
239話 | 240話 | 241話 | 242話 | – |
28巻 | ||||
243話 | 244話 | 245話 | 246話 | 247話 |
248話 | 249話 | 250話 | 251話 | – |
29巻 | ||||
252話 | 253話 | 254話 | 255話 | 256話 |
257話 | 258話 | 259話 | 260話 | – |
『東京卍リベンジャーズ』番外編
© KODANSHA Ltd. All rights reserved.
※当サイト上で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。
コメント