『呪術廻戦』の夜蛾正道についてまとめています。
夜蛾学長の術式や呪骸・パンダとの関係だけでなく、内通者・裏切り者説の根拠や偽夏油(羂索)との繋がりの可能性なども合わせて考察しているので、是非ご覧ください。
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夜蛾正道の基本情報
夜蛾正道の基本情報
年齢 | 47歳 |
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等級 | 1級呪術師 |
趣味 | グラサン集め、カワイイ物が好き |
術式 | 傀儡操術 |
好きな食べ物 | いぶりがっこ |
苦手な食べ物 | 甘い酒 |
ストレス | 五条に直接言えや案件 |
夜蛾学長のQ&Aまとめ
Q1.名前の由来を教えて下さい。 |
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A.色々ともじって。 |
Q2.問答の受け答え次第で、才能があっても入学させなかった志望者はいるのでしょうか? |
A.虎杖が例外なだけで、あれは普通入学後にやります。 |
Q3.五条とは彼が学生時代からの付き合いですが、2人の関係は良好なのでしょうか? |
A.良好です。数少ない五条の理解者です。 |
Q4.パンダとはどんな関係性のコミュニケーションを取っているのでしょうか? |
A.親子みたいな。 |
Q5.過去編ではかけていなかったグラサンをかけ始めたきっかけは? |
A.学長になったから。 |
(7巻P172引用)
夜蛾学長の術式・実力とは?
術式は「傀儡操術」
夜蛾正道の術式は「傀儡操術」。
呪術高専京都校の与幸吉(メカ丸)と同じ術式となっています。
傀儡操術の特徴とは?
緻密な動作が可能な高性能の傀儡を呪力で操作する。
本体と傀儡は視覚・聴覚などを共有でき、会話も可能。
本来、メカ丸の様な高い呪力出力を実現するには、本体が傀儡の近くにいる必要がある。
傀儡呪術学の第一人者
物質に呪いを篭め動かす。
平安時代発祥の”傀儡”の用途は枝分かれし、やがて「傀儡呪術学」へと昇華した。
現在、その第一人者として知られるのが、夜蛾正道。
「パンダ」の誕生当時は、センセーショナルな話題となった。
1級呪術師の実力を持つ
夜蛾正道の呪術師としての等級は1級。
傀儡操術には膨大な呪力と呪力操作の才が求められるため、呪術センスが高いと思われます。
身体能力にも優れている?
147話にて楽巌寺学長と戦った夜蛾学長。
楽巌寺学長が所持しているギターは真っ二つとなっており、中距離で戦う楽巌寺学長との間合いを潰し、身体能力のみで善戦したのかもしれません。
特級に認定されかけた過去アリ
完全自立型人工呪骸であるパンダを作り出した夜蛾学長。
パンダと同じ呪骸を意図的に造れば容易に軍隊を所持できるため、上層部から特級に認定され無期限拘束されるという危うい事態に陥りかけました。
呪骸の作成方法・パンダとの関係
呪骸とは?
呪いを内包し、操作ではなく自立する事のできる無生物は、「呪骸」と総称される。
特に人工的な呪骸には、人間でいう所の心臓にあたる”核”が内蔵されており、この核を破壊された呪骸は本体の無機物同様、自立不能となる。
呪骸と傀儡の違いは?
「呪骸」が”内包する呪力による自立”ならば、「傀儡」は”呪力による遠隔操作”。
核のない傀儡に呪力を流し、術式によって操作する手法で、膨大な呪力と呪力操作の才が求められる。
それ故傀儡と呪骸を混同してはならない。
完全自立型人工呪骸とは?
呪力を自己補完できるのが特徴
人工的な呪骸は、他の操術より自立して行動することが可能。
ただし、動力である呪力は術師から与えられたものを消費します。
一方で、完全自立型人工呪骸であるパンダは、呪力がパンダ自身のものであり自己補完も可能という特徴があります。
作製方法が147話にて判明
1 | 肉体の情報から魂の情報を複製し、その情報を呪骸の核に入力する |
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2 | 相性の良い魂を宿した核を三つ用意して一つの呪骸に内蔵し、お互いの魂を常に観測させる |
3 | 上記の手順を踏む事で、初めて魂が安定して自我が芽生える |
4 | 生後3ヶ月を過ぎたあたりで呪力の自己補完を始める |
夜蛾学長とパンダの関係とは?
パンダは夜蛾学長の実の息子?
147話にて、パンダのことを「息子」と言っている夜蛾学長。パンダとは親子のようなコミュニケーションを取っているとファンブックに記載されていることからも、パンダの核に使われている魂の情報は実の息子のものであると思われます。
パンダの3つの核の正体とは?
完全自立型人工呪骸を作製するには、相性の良い魂を宿した三つの核が必要となります。
相性の良い魂となると、夜蛾本人・夜蛾の元妻・夜蛾の息子の三人といった血の繋がりがある魂の情報が使われているのではないでしょうか?
夜蛾内通者説の根拠・真偽は?
夜蛾内通者説の理由・根拠一覧
- 特級呪霊が現れた少年院に虎杖たち一年生を派遣することが可能な立場
- 夜蛾の元に向かう五条の前に漏瑚が現れた
- 交流会時に天元の元に向かったものの、高専忌庫にいた真人と遭遇していない
- 特級呪霊が現れた八十八橋の任務に虎杖たちを派遣できる立ち位置
- 五条過去編にて天元と星漿体の同化失敗を助長するような発言
- 呪詛師と繋がっている内通者の一人は学長以上の上層部
夏油の死体の処理に関わっていた?
0巻にて死亡した夏油の肉体は、五条が家入に処理を任せなかったために羂索に乗っ取られてしまいました。
五条が家入に任せなかったということは、家入同様に近しい人物である夜蛾学長に任せていたのかもしれません。
ファンブックに「五条がその場で火葬」していれば夏油の体が乗っ取られずに済んだと記載されていることからも、五条は死体の処理を自身で行わなかったと考えることができそうです。
内通者・裏切り者説の真偽は?
内通者・裏切り者ではない?
147話にて死亡した夜蛾正道。
完全自立型人工呪骸の作製方法を明かせば死罪を免れたものの、死に際に楽巌寺学長にのみ作製方法を明かし、自ら死を選びました。
羂索の存在を隠している呪術総監部に内通者・裏切り者がいることは確定しているため、学長以上の上層部にいる内通者は、作中にしっかりとは登場していない総監部の面々と思われます。
夜蛾学長と羂索に繋がりはある?
呪骸の作製方法は羂索産?
完全自立型人工呪骸の作製方法は、一般的な呪骸とは異なり呪骸の核に魂の情報を入力した上で、その核を三つ呪骸に与えるというもの。
一般的な呪骸とは作り方が大きく異なっていると思われ、千年以上生きており呪術に精通している羂索からその作製方法を聞いたという可能性も考えられます。
息子を生き返らせるために裏切った?
夜蛾学長がパンダを作り出したのは、おそらく死亡したであろう息子と再会するため。
作り出してから息子本人ではなく、「息子の情報を持った何か」ということに気づいたと思われますが、パンダを大事にしていたことからも息子同然と考えていたでしょう。
完全自立型人工呪骸の作製方法を教わるために、羂索に協力・内通したということがありうるのではないでしょうか?
自ら自立型呪骸を生み出した?
夜蛾学長は傀儡呪術学の第一人者。
自ら完全自立型人工呪骸の作製方法にたどり着いたという説も根強いです。
魂の情報を利用するといった手段を用いている以上、多くの犠牲を出している可能性もあり、またパンダが息子本人ではないということに良心の呵責を覚え、死罪認定を受け入れ自ら死を選んだのかもしれません。
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