『呪術廻戦』に登場するキャラ・乙骨憂太についてまとめています。
乙骨憂太が使用する術式「模倣(コピー)」・領域展開を始め、特級過呪怨霊・祈本里香との関係性、「リカ」に隠された秘密なども考察・ネタバレしています。
呪術廻戦の最新話までの内容に基づいていますので、乙骨憂太について調べる際に是非ご覧ください。
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20巻 | ||||
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172話 | 173話 | 174話 | 175話 | 176話 |
177話 | 178話 | 179話 | 180話 | – |
21巻 | ||||
181話 | 182話 | 183話 | 184話 | 185話 |
186話 | 187話 | 188話 | 189話 | – |
※本誌最新話・劇場版の内容のネタバレが含まれております。
単行本派・アニメ派の方はご注意ください。
乙骨憂太のキャラ紹介
乙骨憂太の基本情報

引用元:『呪術廻戦』公式ファンブック
年齢 | 17歳(留年) |
---|---|
誕生日 | 3月7日 |
等級 | 特級呪術師 |
出身地 | 宮城 |
高専入学方法 | スカウト |
術式 | 里香 |
技 | 呪言(コピー)、反転術式 |
特技 | ネリケシを作るのが上手い |
好きな食べ物 | 塩キャベツをゴマ油で |
苦手な食べ物 | ステーキの脂身 |
ストレス | 同級生に会えない |
四級から特級術師に返り咲いている

引用元;週刊少年ジャンプ2022年9号
作中の2017年12月24日の「百鬼夜行」時に特級過呪怨霊・祈本里香の解呪に成功し、一度普通の4級に降格した乙骨。
0巻の最後には制服が黒に変わっているのはこのためであり、白い制服は問題児なためパッとどこにいるか分かるようにという意図があったようです。
しかし、百鬼夜行後の三ヶ月で特級術師へと返り咲いており、五条悟に次ぐ現代の異能と称されている様子。
「リカ」の正体・能力とは?
乙骨に残された外付けの術式

引用元:週刊少年ジャンプ2022年16号
「リカ」は折本里香の成仏後、乙骨に残された外付けの術式と呪力の備蓄。
乙骨が指輪を通して「リカ」と接続することで、その間のみ術式の使用・「リカ」の完全顕現・「リカ」からの呪力供給が可能になります。
一方で、接続持続可能時間は5分間と限られている様子。
通常時の「リカ」は一部のみ顕現

引用元:『呪術廻戦』16巻141話
渋谷事変後に本編に登場した乙骨は、虎杖と戦っている最中の16巻141話にて「リカ」を顕現することに。
黒沐死から一般人を守るために174話でも出現させていましたが、この時のリカは腕・頭の一部のみが描かれており、体の大半は影の中にあるように描かれていました。
178話では乙骨が指輪を通して接続した時のみ「リカ」の完全顕現が可能になると判明し、普段はこれまでに描かれてきたように一部のみ顕現している状態となっています。
完全顕現した「リカ」について

引用元:週刊少年ジャンプ2022年16号
完全顕現を果たした「リカ」は、胸元に大量の武具を格納している様子。
また石流の放った呪力を弾くなど、乙骨と同等かそれ以上の硬さを誇るようです。
その実力は石流と殴り合うことが可能なレベルで、肉弾戦も相当なレベルを持つと言えるでしょう。
呪力の高出力指向放出が可能に

引用元:週刊少年ジャンプ2022年18号
「リカ」の完全顕現中には、呪力の高出力指向放出が可能となり、0巻でも披露したいわゆる「純愛砲」を撃つことができます。
死滅回游の泳者一の出力を誇る石流と比較すると最大出力はやや劣るものの、呪力の高出力指向放出自体は「リカ」単体でも撃つことが可能。
ファンブックの「術式:里香」の表記に関して
2021年3月4日(木)に単行本15巻と同時に発売されたファンブックでは、乙骨の術式について「里香」と記載されているのが特徴。
特級過呪怨霊・折本里香は0巻・『劇場版呪術廻戦0』時点で既に解呪済みであり、178話の描写からも里香・「リカ」は全く別の存在と言えます。
ファンブック発売時にはまだ乙骨の術式が明かされていなかったため、仮で里香と記載されていたのではないでしょうか?
乙骨が「リカ」を作り出した可能性も?
折本里香の成仏後に乙骨に残された「リカ」ですが、折本里香が乙骨に残していったものなのか、乙骨によって再現されたものなのかは178話時点では断定できません。
後述の通りに乙骨の術式が「模倣」である場合、術式で里香を再現しようとして「リカ」が生まれたと考えることもできるでしょう。
乙骨の所持する術式・能力の考察
乙骨の術式は「模倣」で確定?

引用元:週刊少年ジャンプ2022年16号
「リカ」と接続している間のみ、術式を使用することができる乙骨。
0巻では狗巻の「呪言」をコピーしていましたが、173話で倒したドルゥヴ・ラクダワラの「式神の軌跡を領域とする」術式をもコピーして使用することが可能に。
「リカ」は折本里香の成仏後に乙骨に残された外付けの術式であり、乙骨自身の術式は「模倣」のようです。
乙骨がコピーした術式まとめ
元の術者 | 術式名 |
---|---|
狗巻棘 | 呪言 |
ドルゥヴ・ラクダワラ | 不明 (式神の軌跡を領域とする術式) |
烏鷺亨子 | 不明 (「空」を操る術式) |
「模倣」の発動条件とは?

引用元:週刊少年ジャンプ2022年18号
他人の術式を再現することができる「模倣」の術式は、コピーするためになんらかの条件が存在するようです。
石流は「リカ」が烏鷺の手を噛み砕いたことがコピーの条件と考えているようで、これが正しい場合、相手の身体の一部を「リカ」が取り込むことが、乙骨の術式のコピー条件と思われます。
一方で、コピー条件が存在するというのは石流の推測であり、乙骨が相手の術式を目の当たりにすること・相手の術式を受けること、もしくは無条件の可能性も考えられるでしょう。
狗巻の呪言が使える理由は?

引用元:『呪術廻戦』0巻最終話
乙骨がコピーした術式は、ドルゥヴ・烏鷺の術式の他にも狗巻の呪言も該当するのが特徴。
狗巻の呪言がコピーできているのは、特級過呪怨霊・折本里香が存在した時に無条件でコピー済みだったと考えられますが、他にも狗巻が呪言を発動したのを乙骨が目撃にしていたことも、理由の一つとして考えられるでしょう。
五条以上の呪力量を誇る

引用元:『呪術廻戦』16巻140話
16巻140話で虎杖と戦った乙骨は、呪力量が五条よりも多いと明かしました。
五条とは異なり呪力切れ自体は起こりうるものの、全身から常に呪力が立ち昇っているため、全ての攻撃が決定打に成り得る上、全てのダメージを最小限に抑えられる様子。
呪力の総量に裏づけられた耐久力は、死滅回游の泳者一の呪力出力を誇る石流でさえ、バカデカい水槽をノックしていると感じるほど。
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反転術式を使用できる
反転術式とは?
これを「反転術式」といい、肉体の回復などが可能になる。
但し極めて繊細な呪力操作の才を求められ、術師の中でも使い手はごく限られる。
自分だけでなく他人をも治せる

引用元:『呪術廻戦』17巻143話
乙骨は反転術式を使用可能であり、自分だけではなく他人をも治すことが可能。
反転術式は呪力の消費が激しいという特徴を持ち、五条でさえ他人を治すことは不可能であり、乙骨の他に他人を治せる呪術師は現状家入のみとなっています。
16巻141話では虎杖を刀で突き刺し、虎杖の心臓が止まると同時に反転術式で一気に治癒を施すことで、虎杖を実際に一度「殺す」ことを実現しました。
対呪霊では無類の強さを誇る

引用元:週刊少年ジャンプ2022年12号
反転術式で正のエネルギーをそのままアウトプットすることはハードルが高いものの、対呪霊では強力な武器と言えます。
実際に仙台コロニーで黒沐死と戦った際には、体内に正のエネルギーを撃ち込むことで祓うことに成功、ドルゥヴ・烏鷺・石流と並ぶ四つ巴の一角を落とす結果となりました。
羂索の見通しは間違っていた?

引用元:『呪術廻戦』11巻90話
夏油の肉体を乗っ取った羂索は、乙骨について無条件の術式模倣・底なしの呪力のどちらも、最愛の人の魂を抑留する縛りで成り立っていたに過ぎず、そこまで魅力を感じないと11巻90話にて発言。
しかし、特級過呪怨霊・折本里香の解呪後でも、「リカ」という外付けの術式が残っており、「リカ」と接続すれば乙骨自身の術式で「模倣」すること自体は可能なようです。
確かに「無条件の術式模倣」「底なしの呪力」自体は持ち得ないものの、五条に次ぐ現代の異能と称されるほどの実力は持つため、羂索の見通しが間違っていたと言うこともできそうです。
領域展開の詳細まとめ
領域展開の名称は178話時点で不明
石流・烏鷺との三つ巴の戦いの最中にて、乙骨たちは三者同時に領域展開を発動することに。
領域展開の詳細な能力・名称に関しては、179話以降で描かれることになります。
▼次話179話のネタバレ考察はこちら

乙骨の発動時のポーズについて

引用元:週刊少年ジャンプ2022年16号
178話で領域展開を宣言した乙骨は、左手を握り締めて右手を前に出すというポーズをしているのが特徴。
また、左手の薬指に嵌めた指輪が光っていることから、「リカ」と接続している時のみ領域展開が発動できるのかもしれません。
「荼吉尼天印」との名称のポーズが該当?

引用元:真言密教入門コーナー
領域展開を発動した際の乙骨のポーズは、右手・左手が逆になっているものの、上記の画像の「42:荼吉尼天印」に該当していると言えそうです。
「荼枳尼」という名は梵語のダーキニーを音訳したものであり、荼枳尼天は仏教の神・夜叉の一種とされるとのこと。
ミゲルと行動を共にしていた理由は?
五条がミゲルに乙骨を押し付けた

引用元:『呪術廻戦』0巻
『呪術廻戦』0巻のおまけページにて、「百鬼夜行MVPはミゲル」と書かれるほどの活躍をしたミゲル。
五条の足止めを達成したミゲルは、これをキッカケに今後苦労することになったとのこと。
ファンブックには百鬼夜行後に「五条に見つかり、乙骨を押し付けられました。」と書かれており、元々従っていた夏油の死後は五条の言うことを聞いているようです。
2巻・4巻で示唆されている

引用元:『呪術廻戦』2巻10話
2巻10話にて、伏黒に「あと一人、乙骨先輩って唯一手放しで尊敬できる人がいるが、今海外」と言及されている乙骨。
また4巻33話の扉絵では、乙骨はミゲルと共にアフリカの地を訪れていることが描かれていました。
乙骨・ミゲルが海外で行動を共にしていることは、4巻時点で既に示唆されていることに。
伏黒が乙骨と出会ったのはいつ?
劇場版『呪術廻戦0』の特典冊子「0.5巻」には、乙骨・伏黒が出会ったのは0巻の2話・3話(2017年の夏〜冬)の間と記載されています。
伏黒が尊敬するに至ったのは、4話の終わりで特級ではなくなっていた乙骨が特級に返り咲いたこと、単純に人当たりのいい性格が理由のようです。
「黒縄」の残りを探している

引用元:『呪術廻戦』17巻145話
17巻145話にて、「『黒縄』の残りは僕がアフリカでミゲルさんと探してたんだけど」と明かす乙骨。
0巻の「百鬼夜行」でミゲルの持っていた「黒縄」を、五条が全て消し去ってしまったため、今後のためにも探していたと思われます。
「黒縄」とは?

引用元:『呪術廻戦』17巻145話
あらゆる術式効果を乱し相殺する効果を持つ呪具。
五条の術式「無下限呪術」をも乱す珍しい呪いが編み込まれており、一本編むのにミゲルの国の術師が何十年も掛けるようです。
ミゲル・乙骨の二人がミゲルの国へ探しに行くも、既に「黒縄」は存在しないとのこと。
他の目的も存在する?
「黒縄」を探したことについて、「これに関しては無駄足だったね」と話す乙骨。
セリフから考えると、「黒縄」を探すこと以外にも何かしら目的があったとも考えられます。
乙骨の指導をミゲルが行なった?
劇場版『呪術廻戦0』の特典冊子「0.5巻」では「戦闘の基礎という意味では、影響が大きい順で、真希>五条>ミゲル」との記載があり、乙骨がミゲルに戦闘について教わった・指導を受けたと考えられます。
出張が多い五条は、同じ特級術師の乙骨に指導する時間が取れず、ミゲルに指導を任せたのかもしれません。
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