『呪術廻戦』の登場キャラ・虎杖悠仁が使用する必殺技「領域展開」についてネタバレしています。
領域展開が駅のホーム・存在しない記憶に関連する説を始め、領域に付与されている必中効果、掌印・手印の元ネタなどを考察しています。
また、虎杖が使用可能な術式・御厨子の「解」の効果についてもまとめているので、呪術廻戦の虎杖悠仁の領域展開について調べる際に、是非ご覧ください。
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269話 | 270話 | 271話 | – | – |
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※原作264話までの内容のネタバレが含まれております。
単行本派・アニメ派の方はご注意ください。
虎杖悠仁の領域展開とは?
領域展開についておさらい
展開後は術式に必中効果が付与され、使用者の能力値も上昇。
領域展開=決着ともなり得る事から、”呪術戦の極致”と称される。
但し莫大な呪力消費や、展開後に術式の使用が困難になるなどの欠点もある。
引用元:『呪術廻戦』公式ファンブック
『呪術廻戦』の領域展開とは上記の通りであり、キャラが使用する必殺技とも言える技です。
領域展開は結界術の一種で、対外条件・対内条件、体積・構築速度などの要件を、これだ!というブレンドでようやく成立させられるとのこと。
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領域展開の使用者・解説 | 虎杖悠仁の術式の正体 |
虎杖悠仁が領域展開を使用したのはいつ?
対象話 | 状況・出来事 | |
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30巻 | 264話 | ・新宿決戦での宿儺との戦いの最中 ・宿儺は術式使用が困難な状態 |
虎杖悠仁が作中で領域展開を使用したのは、264話「人外魔境新宿決戦36」での出来事。
宿儺・伏黒恵の魂を引き剥がすため、術式対象を魂の境界に絞った「解」を放とうとしていた中、虎杖は突如として「領域展開」と唱えることに。
対する宿儺は、東堂を相手に二度の「黒閃」を決め、遂に反転術式を取り戻し、欠損した腕を再生させていたのが特徴となっています。
虎杖の領域展開の名前について
- 廻送電車
- エネルギー吸収アリーナ
虎杖悠仁の領域展開に関して、264話時点では名称などは不明となっています。
ただし領域の名前に関しては、偽バレとして広まった「エネルギー吸収アリーナ」説が浮上し、X(旧Twitter)でもトレンドに上がることに。
また、第4回キャラ人気投票を記念して公開された、ドットアニメーションのタイトル「廻送電車」が領域名の候補に上がっている状況です。
▼ドットアニメーション「廻送電車」はこちら
虎杖悠仁の領域展開の掌印・発動条件
虎杖の領域展開時の手の形・掌印とは?
虎杖悠仁が「領域展開」を宣言する際は、両手を合わせて指を組む・中指のみを立てるといった手印を結んでいるのが特徴です。
他の多くの術師と同じように、領域を展開するために両腕で掌印を結ぶ必要がある様子。
掌印の名称は「地蔵菩薩印」?
領域展開を発動時の虎杖の掌印は、上記の画像の「地蔵菩薩印」と一致していると考えられます。
他にも、阿弥陀如来印・文殊菩薩印・不動明王印などとも掌印が似ていると言えそうです。
ただし、中指を真っ直ぐ立てている上、薬指・小指を組んでいる点からも、地蔵菩薩印が最も近いと思われます。
宿儺・虎杖の掌印の関係性とは?
キャラ名 | 掌印の名称 |
---|---|
両面宿儺 | 閻魔天印 |
虎杖悠仁 | 地蔵菩薩印 |
宿儺・虎杖の二人の領域展開時の掌印は、それぞれ上記の通りとなるでしょう。
宿儺の掌印の閻魔天とは、仏教における天部に位置する仏様であり、冥界の王である「閻魔大王」を意味するのが特徴です。
ただし日本においては、地獄を支配する閻魔大王・地獄で人々を救う地蔵菩薩が同一視される、閻魔天が地蔵菩薩の化身とされるとのこと。
虎杖・宿儺の関係性のおさらい
① | 父・虎杖仁は宿儺の片割れの生まれ変わり |
---|---|
② | 虎杖には生まれながらに”宿儺の指”が封印されていた |
虎杖悠仁の父・虎杖仁とは、宿儺の片割れの生まれ変わり・魂が同じであり、巡り巡って羂索と番ったとのこと。
宿儺・虎杖仁の魂を兄弟と捉える場合、宿儺は虎杖悠仁の伯父に当たると考えられそうです。
閻魔大王・地蔵菩薩は、実は一心同体であるとされており、魂だけでなく、宿儺・虎杖の掌印の繋がりを示唆していると捉えられるでしょう。
虎杖悠仁の領域展開の必中効果・能力
虎杖悠仁の術式についておさらい
① | 赤血操術 「呪胎九相図」4番〜9番を取り込んで刻まれた |
---|---|
② | 御廚子 両面宿儺の受肉体として刻まれていた |
257話では、虎杖悠仁の中には二つの術式が在り、その術式が上記の二つだと明かされました。
後者の「御廚子」に関しては、「黒閃」を経た覚醒状態により引き出されたとのこと。
虎杖の領域展開の必中効果には、上記の二つの術式のどちらかが付与されていると思われます。
領域に付与された術式は「御廚子」?
術式「御廚子」を使用可能となり、宿儺・伏黒の魂の境界へと「解」を放つ様子が描かれた虎杖。
その後も、宿儺を伏黒から引き剥がすため、果敢に「解」を当てようとするも、宿儺には軽々と攻撃を躱されてしまうことに。
そのため、虎杖は自身の領域に必中効果として術式「御廚子」を付与することで、宿儺に確実に「解」を当てようとしたと考えられるでしょう。
虎杖が発動した「解」の効果について
宿儺が受肉していた結果、魂を知覚することが可能となった虎杖は、宿儺に攻撃する際に「魂を捉える打撃」を駆使していたのが特徴です。
また、虎杖は魂を捉える能力を術式「御廚子」にも応用し、術式対象を限定することで、宿儺・伏黒の魂の境界へと「解」を放つことが可能に。
術式対象を絞る”縛り”により、打撃よりも確実に魂を引き裂く「解」は、宿儺が受肉体の自分には致命的な術だと警戒するほどとなりました。
領域展開は入れ替え修行による成果?
対象キャラ | 入れ替わる理由 | |
---|---|---|
一人目 | 日下部篤也 | ・呪力操作 ・結界術の基礎 ・シン・陰流「簡易領域」 |
二人目 | 乙骨憂太 | ・反転術式の習得 |
新宿決戦前の一ヶ月の間で、虎杖は日下部・乙骨の二人と入れ替え修行を行うことに。
虎杖は日下部と入れ替わると、日下部の呪力操作・結界術の基礎に加え、シン・陰流「簡易領域」を習得することとなりました。
領域展開が可能となった背景には、日下部との入れ替え修行により、結界術の基礎を習得していたことが大きく影響しているようです。
領域内の駅のホームの意味とは?
混乱を見せる宿儺が描かれることに
虎杖が「領域展開」と唱えた次の瞬間、虎杖・宿儺の二人は、駅のホームと思われる場所にいる様子が描かれました。
宿儺は「なんだ…これは…」と口にしており、自分の置かれている状況が掴めていない様子。
また伏黒の体に受肉した上、平安時代の真の姿に変身したにも関わらず、宿儺は虎杖の体に受肉していた時の姿へと戻っているのが特徴です。
五条死亡時の描写と対比されている?
該当話 | 状況・出来事 | |
---|---|---|
26巻 | 236話 | ・五条が夏油に話し掛けられる ・二人の格好は高専時の制服 ・今まで死亡した者が空港に集う ・五条は南へ行くことを選んだ? |
30巻 | 264話 | ・宿儺が虎杖に話し掛けられる ・二人の格好は高専の制服 ・周囲は駅のホームとなっている ・駅のモチーフは岩手県・北上駅? |
駅のホームにて、虎杖から話しかけられた宿儺の構図は、236話で五条が空港で夏油と会話を交わした描写とそっくりと言えるでしょう。
空港・駅と異なる要素はあるものの、格好が高専の制服で一致していることからも、宿儺の状況・五条死亡時は対比されていると捉えられます。
宿儺の外見が、平安時代の真の姿・伏黒の肉体から、虎杖に受肉していた時に変わっているのも、対比の一つの要素なのかもしれません。
駅のホームは岩手県・北上駅?
虎杖・宿儺がいる駅のホームの描写は、岩手県・北上駅とそっくりと言えるでしょう。
北上駅が背景に描かれているのは、「北上」という漢字が使われているほか、作者・芥見先生の出身地であることも関係してそうです。
また、五条が「南へ行く」ことを選んだ一方で、岩手県・北上駅は「北」に該当するため、方角に関しても対比されていると考えられます。
南・北の方角の意味のおさらい
北へ行く | 新しい自分になりたい場合 |
---|---|
南へ行く | 昔の自分に戻りたい場合 |
236話では、七海が冥冥におすすめの移住先を聞いた際、上記のように言われたと明かしました。
五条死亡回のタイトルが「南へ」となっていたのは、五条が七海と同じように南へ行くことを選んだと捉えられます。
一方、五条死亡時と対比されているため、虎杖・宿儺は北へ向かう展開となるのかもしれません。
アニメ一期OPから示唆されていた?
『呪術廻戦』アニメ一期のOPテーマ「廻廻奇譚」では、虎杖が電車の中で揺られている様子から、OPムービーが始まっているのが特徴です。
先述のドットアニメーション「廻送電車」も同様に、『呪術廻戦』のコンテンツには、電車に乗る虎杖の描写が多く存在することに。
作者・芥見先生の構想では、虎杖の生得領域(心の中)が駅・電車関連ということが、予め決められていたのではないでしょうか?
▼ノンクレジットOPムービーはこちら
”存在しない記憶”との関係性について
”存在しない記憶”についておさらい
該当話 | 出来事 | |
---|---|---|
5巻 | 35話 | ・東堂が虎杖に女の好みを聞く ・虎杖が女のタイプを答える ・返答を聞いた東堂の脳内に”存在しない記憶”が溢れ出す |
12巻 | 105話 106話 |
・虎杖が脹相に敗北する ・脹相が虎杖に止めを刺そうとする ・脹相の脳内に”存在しない記憶”が溢れ出す |
『呪術廻戦』の”存在しない記憶”とは、上記のタイミングで作中で二度描かれています。
一度目は交流会時に、虎杖の女の好みを聞いた東堂の脳内に”存在しない記憶”が溢れ出しました。
アニメ一期の15話にて、東堂の”存在しない記憶”は映像化され、大きな反響を呼ぶことに。
虎杖の術式によるものではない
東堂・脹相が目にした”存在しない記憶”について、一時期読者の間では、虎杖の術式によるものという説が浮上しました。
しかし、のちに公開された『漫道コバヤシ』にて、”存在しない記憶”は虎杖の術式ではないと、芥見先生直々に否定されることに。
脹相が”存在しない記憶”を目にした背景には、東堂とは異なる理由が存在するとのこと。
宿儺が現在置かれている状況とは?
① | 領域展開の影響を受けている最中 |
---|---|
② | 術式が当たって魂を分離されている状態 |
駅のホームにいる宿儺の現状に関して、上記のどちらかに該当すると考えられます。
ただし、虎杖が領域展開を披露する直前には、領域に付与された術式が必ず当たるという、五条の発言が強調されているのが特徴です。
虎杖の領域には、必中効果として「解」が付与されており、現実では宿儺・伏黒の魂が分離されている状況ではないでしょうか?
虎杖の見た目へと変化している理由は?
東堂・脹相の二人は、先述の通りに虎杖との戦闘中において、”存在しない記憶”を目にしていたのが特徴となっています。
虎杖に「行くぞ!! 宿儺!!」と話し掛けられている様子から、宿儺も同様に”存在しない記憶”を目にしていると考えられそうです。
虎杖への受肉時に宿儺の見た目が変化しているのも、虎杖の領域展開の効果が相手に”存在しない記憶”を見せるものだからなのかもしれません。
宿儺は既に死亡している可能性も?
① | 「解」によって魂を引き裂かれてしまっている |
---|---|
② | 伏黒の肉体から”宿儺の指”が排出されている |
虎杖の領域展開に「御廚子」が付与されている場合、宿儺は必中効果として「解」を食らった可能性があると言えるでしょう。
結果的に、宿儺は現実では既に魂を引き裂かれて死亡、もしくは肉体を維持できずに敗北しているなどと考えられそうです。
263話で描かれた通り、宿儺は取り込んだ”宿儺の指”を吐き出してしまい、既に伏黒の肉体から抜けてしまっているのではないでしょうか?
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