7/29(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年35号(8月12日号)に掲載されている『呪術廻戦』の264話「人外魔境新宿決戦36」のネタバレをまとめています。
264話にて描かれた来栖華・天使の「邪去悔の梯子」の結果を始め、宿儺が東堂に放った「黒閃」、虎杖・宿儺の戦いの状況などを考察しています。
呪術廻戦264話の内容のあらすじのほか、虎杖が発動した領域展開の効果などもまとめているので、調べる際に是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
29巻 | ||||
---|---|---|---|---|
255話 | 256話 | 257話 | 258話 | 259話 |
260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 | 263話 |
30巻 | ||||
264話 | 265話 | 266話 | 267話 | 268話 |
269話 | 270話 | 271話 | – | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
ミゲル | 日車寛見 | 万(よろず) | 偽夏油 |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 竈・開 | 無下限呪術 |
無量空処 | 坐殺博徒 | 真贋相愛 | 虎杖の領域 |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地予想 | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦263話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①宿儺との戦いに虎杖・東堂が参戦
- 乙骨の「小さい領域」が決壊することに
- 「茈」によるダメージを受けた様子の宿儺
- 乙骨は自分の領域決壊ごと破壊してしまった
- 虎杖・東堂の二人が乙骨と並び立つことに
- 乙骨が虎杖・東堂の背後で倒れてしまう
- 模倣した羂索の術式も焼き切れたと判明する
- 二人のために結界の欠片を残そうとする乙骨
- 宿儺が隙を見せた東堂に「黒閃」を放つ
- 東堂の左腕のビブラスラップが半壊する
- 「不義遊戯」で虎杖をサポートする東堂
②虎杖が宿儺に「解」を発動する
- 乙骨の結界の欠片が空中を舞っていると判明
- 「不義遊戯」にとって独壇場だと考える宿儺
- 宿儺の周りで位置が入れ替わり続ける虎杖
- 虎杖が宿儺の肉体に直接触れることに
- 宿儺に触れたまま「解」を発動させる虎杖
- 虎杖は宿儺・伏黒の魂の境界に「解」を放つ
- 打撃よりも確実に魂を引き裂いている様子
- 宿儺は取り込んだ自身の指を吐いてしまう
- 握り潰した自身の指を再度飲み込む宿儺
- 「解」を喰らわなければいいと思うことに
③宿儺の頭上に来栖華が登場する
- 壁に「解」を放って宿儺の足場を崩す虎杖
- 宿儺は空を移動して虎杖の拳を躱す
- 逆に虎杖のことを壁に叩きつける宿儺
- 虎杖・宿儺の二人が再度対峙することに
- 宿儺は入れ替えはないと確信を見せる
- あと一回持ってくれと術式を発動する東堂
- 宿儺の頭上に天使・来栖華が出現する
- 東堂の術式範囲は”縛り”で拡張されている
- 左腕のビブラスラップは壊れてしまうことに
④天使・来栖華が「邪去悔の梯子」を放つ
- 新宿決戦前へと時は遡ることに
- 「恵は…どうなるの…?」と呟く来栖華
- 乙骨は最後は天使・来栖に頼るかもと言う
- 止めに「邪去悔」を撃って欲しいと頼む
- 最後に自分の術式の強みを活かすと言う乙骨
- 模倣術式の強みは模倣元への意識が薄れる
- 相手は本家本元の登場を想定しない様子
- 模倣の強みは同じ手札を二つ持てること
- 来栖が出力最大「邪去悔の梯子」を放つ
▼前話263話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦263話終了時のキャラ情報
263話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
乙骨憂太 | ・「模倣(コピー)」の術式を持つ ・五条の肉体に渡って再登場する ・宿儺に対して虚式「茈」を放つ ・虎杖・東堂の背後で倒れてしまう ・羂索の術式が焼き切れてしまった |
虎杖悠仁 | ・「赤血操術」・「御廚子」を使用可能 ・シン・陰流「簡易領域」を発動する ・東堂と共に宿儺と再度戦い始める ・何度でも伏黒を起こそうとする ・宿儺・伏黒の魂の境界に「解」を放つ |
東堂葵 | ・呪術高専京都校の3年生 ・左腕を「ビブラスラップ」に置き換えた ・宿儺の「黒閃」を食らってしまう ・術式で来栖華を宿儺の上空に出現させる ・左腕のビブラスラップは壊れることに |
来栖華 | ・千年前の術師「天使」と共生している ・幼少期に伏黒に助けられたと判明 ・宿儺の手で右腕を欠損してしまう ・獄門疆に封印されていた五条を解放する ・宿儺に対して「邪去悔の梯子」を放つ |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・超重複同化の発動権を手にする ・乙骨の虚式「茈」を食らうことに ・領域展開後で術式使用が困難な状態 ・虎杖の放つ「解」に警戒を見せる ・来栖華の「邪去悔の梯子」が直撃する? |
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | ||
---|---|---|
パンダ | 新田新 | – |
呪術高専の関係者 | ||
家入硝子 | – | – |
プレイヤー・その他 | ||
甘井凛 | – | – |
新宿決戦が開始してから、未だに参戦していないキャラは上記の面々となっています。
高専術師の内、日下部・猪野・脹相・真希といった面々が続々と宿儺と戦い始める中、未参戦だった狗巻は262話-2で遂に活躍が見られることに。
また来栖華の場合は、東堂の術式によって宿儺の上空に姿を現し、出力最大の「邪去悔の梯子」を放つ様子が描かれました。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
---|---|---|
(麗美) | – | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
3位 | 256話 | 人外魔境新宿決戦28 | 2024年19号 |
6位 | 257話 | 人外魔境新宿決戦29 | 2024年21号 |
3位 | 258話 | 人外魔境新宿決戦30 | 2024年22・23号 |
12位 | 259話 | 人外魔境新宿決戦31 | 2024年24号 |
9位 | 260話 | 人外魔境新宿決戦32 | 2024年25号 |
6位 | 261話 | 人外魔境新宿決戦33 | 2024年26号 |
1位 | 262話 | 人外魔境新宿決戦34 | 2024年28号 |
6位 | 262話-2 | 人外魔境新宿決戦34-2 | 2024年32号 |
9位 | 263話 | 人外魔境新宿決戦35 | 2024年33号 |
7位 | 264話 | 人外魔境新宿決戦36 | 2024年35号 |
▼次話265話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦264話のあらすじ・ネタバレ
来栖華へと向かっていく宿儺
東堂の術式「不義遊戯」によって戦場に呼び出され、来栖華・天使によって放たれた、「邪去悔の梯子」が宿儺に降り注ぐ場面から始まる264話。
そんな中、宿儺は即座に地面を殴りつけると、瓦礫を次々と上空へと打ち上げていくことに。
「邪去悔の梯子」の光に身体を焼かれながらも、打ち上げた瓦礫を足場として駆け上がる宿儺。
乙骨の領域に付与された、対象を宿儺に絞った必中の「邪去悔」とは異なり、来栖の「邪去悔」は虎杖・東堂の二人にも効くとのこと。
光の柱を駆け上がれば、誰にも邪魔されることなく天使に辿り着けると思うと、宿儺は身体を焼かれながらも、着々と来栖に迫って行くことに。
東堂が来栖華を身を呈して庇う
天使から「華!! 一度離れろ!!」と言われ、その場から離れようとした来栖でしたが、背後には既に宿儺の姿が迫っていました。
拳を構えながらも「受肉体と共存などしているからだ」と思うと、来栖について術式に依存して術師としての肉体強度がない上、腕を無くして更にそれが浮き彫りになったと考える宿儺。
伏黒の肉体に移動した直後に、「邪去悔の梯子」を食らった時を振り返り、「あの時ほどの出力を出せていない……!!」と思うと、伏黒恵から剥がされる前に天使の命に届くと確信します。
次の瞬間、宿儺が再び放った「黒閃」は、来栖を庇うように現れた東堂へと直撃し、宿儺は「この男はつくづく呪術師だな!!」と思うことに。
東堂は身を呈して来栖を守ったものの、「黒閃」を食らった勢いのまま、東堂・来栖の二人は地面へと叩きつけられるという結果となりました。
宿儺が反転術式を取り戻すことに
東堂・来栖の二人が行動不能になったことを確認すると、天使の息の根は後で止めればいいと思い、「これで残るは小僧のみ」と考える宿儺。
しかし、宿儺が振り返った視線の先には虎杖の姿があり、宿儺は虎杖が光の中で焼かれながら自分を追っていたと察します。
次の瞬間、空中にいる宿儺の顔面を殴りつけた虎杖は、そのままの流れで宿儺の両足の足首を掴むと、勢いよく建物へと叩きつけることに。
瓦礫が降り注ぐ中、地面に着地した宿儺の背後から「解」を放とうとするも躱されてしまい、逆に手刀による反撃を受ける虎杖。
そんな中、宿儺は突如として左腕の拳で虎杖の顔面を殴りつけ、更に二度の「黒閃」を経て、遂に反転術式を取り戻したと明かされました。
宿儺が虎杖の攻撃に冷静に対処する
虎杖の右腕を掴んだ後、下左腕で拳を放って虎杖の左腕に防がせ、両腕が封じられて無防備な虎杖に対し、二本の右腕で攻撃を放つ宿儺。
五条のようにリスクの高い手段を取るまでもなく、領域で焼き切れた術式が回復するまで、自分の命に虎杖の手が掛かることはないと考えます。
地面に倒れた虎杖は、「解」を発動して宿儺の足場を崩し、立て続けに「解」を放ったものの、宿儺には躱されてしまうことに。
虎杖の攻撃を避けつつ、術式対象を自分・伏黒の魂の境界に絞った「解」は、受肉体である自分には致命的な術だと思う宿儺。
虎杖の顔面を殴りつけ、胸中で「当たらなければ意味はない」と余裕を見せますが、次の瞬間、驚いたように目を見開く様子が描かれました。
虎杖が掌印を組んで領域展開を発動する
宿儺が驚いたような反応を見せる中、場面は五条・漏瑚が領域対決をした時へと遡ることに。
領域展開について、呪力を大量に消費するものの、それだけに利点もあると説明を始める五条。
背後で虎杖が熱がる様子を見せる中、利点の一つは環境要因によるステータス上昇であり、ゲームの「バフ」みたいなものと話します。
続いて、「もう一つ」と口にした五条は、「領域内で発動した付与された術式は 絶対当たる」と言い放ちました。
場面は現在へと戻り、宿儺の目の前にいる虎杖は、掌印を組んで「領域展開」と唱えることに。
駅のホームにいる虎杖・宿儺が描かれる
虎杖が「領域展開」と唱えた後、虎杖悠仁は日下部篤也との入れ替え修行により、結界術の基礎を修得しているとのナレーションが記されます。
次の瞬間、宿儺は虎杖の肉体に受肉した時の姿となり、駅のホームと思われる場所にいました。
「なんだ……これは……」と混乱を見せる宿儺に対し、「行くぞ!! 宿儺!!」と話し掛ける虎杖。
虎杖が領域展開を発動したためか、周囲の光景は駅のホームへと変わり、二人の決戦は未知なる”領域”へと移行することに。
呪術廻戦264話の内容・ネタバレまとめ
本誌264話の内容・ネタバレ一覧
①来栖華・東堂の二人を排除する宿儺
- 来栖華・天使が「邪去悔の梯子」を放つ
- 瓦礫を次々と上空へと打ち上げる宿儺
- 宿儺は瓦礫を飛び上がって来栖へと迫る
- 来栖の「邪去悔」は虎杖・東堂にも効く
- 宿儺が来栖の背後で拳を構えることに
- 来栖には術師としての肉体強度がない様子
- 現在の「邪去悔」は以前と比べて出力が低い
- 宿儺が天使の命を狙って「黒閃」を放つ
- 東堂が身を呈して来栖を庇うことに
- 地面へと叩きつけられる東堂・来栖の二人
②宿儺が遂に反転術式を取り戻す
- 光の中で焼かれながら宿儺を追っていた虎杖
- 虎杖が宿儺を殴って建物へと叩きつける
- 宿儺が虎杖の「解」を躱しつつ反撃する
- 「黒閃」を経て宿儺が反転術式を取り戻す
- 四本の腕を生かして虎杖を圧倒する宿儺
- 「解」の術式対象を魂の境界に絞った虎杖
- 受肉体である宿儺には致命的な術の様子
- 当たらなければ意味はないと思う宿儺
- 宿儺は驚いたかのように目を見開くことに
③虎杖が領域展開を発動することに
- 五条・漏瑚の領域対決時の様子が描かれる
- 領域展開のメリットについて説明する五条
- 一つは環境要因によるステータス上昇
- 更に領域に付与された術式が必中する
- 虎杖が掌印を組んで「領域展開」と唱える
- 入れ替え修行で結界術の基礎を修得した虎杖
- 虎杖に受肉していた時の姿で描かれる宿儺
- 宿儺は「なんだ…これは…」と疑問を抱く
- 駅のホームと思われる場所にいる虎杖・宿儺
- 虎杖が「行くぞ!! 宿儺!!」と呼び掛ける
▼次話265話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌264話の感想・考察まとめ
来栖華・天使の「邪去悔の梯子」について
キャラ名 | 技の効果 |
---|---|
来栖華 (天使) | ・術式対象を宿儺に絞っていない ・虎杖・東堂の二人にも効いてしまう |
乙骨憂太 | ・領域に必中効果として付与していた ・術式対象を宿儺のみに絞っていた |
263話では、東堂の術式「不義遊戯」で来栖華・天使が戦場に登場し、宿儺の頭上から出力最大の「邪去悔の梯子」を放ちました。
一方、乙骨の領域に付与された必中の「邪去悔」は、術式対象を宿儺のみに絞っていたとのこと。
しかし、来栖の「邪去悔」は対象を絞っておらず、虎杖・東堂にも効いてしまうようです。
宿儺が来栖華・天使の背後へと迫る
頭上から「邪去悔の梯子」が降り注ぐ中、すぐさま地面を殴りつけて足場を砕くと、次々と瓦礫を頭上に向かって放ち始めた宿儺。
「邪去悔」の光で身体を焼かれながらも、宿儺は瓦礫を足場とすると、そのまま上空に向かって駆け上がっていくことに。
光の柱を駆け上がることで、宿儺は虎杖・東堂に邪魔されることなく、来栖華・天使の背後へと迫る結果となりました。
来栖華の現状・肉体強度について
来栖華の背後に迫りつつ、天使に対して受肉体と共存などしているからだと思う宿儺。
天使の受肉体である来栖華は、術式に依存して術師としての肉体強度がない上、右腕を無くして更にそれが浮き彫りになった様子。
実際に、宿儺が伏黒の肉体に受肉した直後の213話と比較して、「邪去悔の梯子」の出力は落ちてしまっているようです。
宿儺が再び「黒閃」を放つ
拳を構える宿儺は、伏黒恵から剥がされる前に「天使 お前の命に届く!!」と胸中で考えます。
次の瞬間、宿儺が放った一撃は自身七度目の「黒閃」となったものの、来栖を庇うように現れた東堂に直撃する結果となりました。
身を呈して来栖華を守った東堂に、宿儺は「この男はつくづく呪術師だな!!」と思うことに。
宿儺は虎杖の「解」を躱すことに
虎杖が「解」を放とうとする中、虎杖に触れられないように躱す様子が描かれる宿儺。
術式対象を宿儺・伏黒の魂の境界に絞った「解」は、受肉体である宿儺には致命的な術とのこと。
そんな中、宿儺は虎杖にカウンターを放ちつつも、「当たらなければ意味はない」と笑みを浮かべている様子が描かれました。
五条・漏瑚の戦いの描写について
該当話 | 状況・出来事 | |
---|---|---|
2巻 | 15話 | ・漏瑚が五条のことを急襲した ・五条が戦場に虎杖を連れてくる ・漏瑚が領域「蓋棺鉄囲山」を展開する |
宿儺が驚愕するような表情を浮かべた後には、五条・漏瑚が領域対決をした時へ場面が移ります。
漏瑚が領域展開「蓋棺鉄囲山」を披露する中、五条は虎杖に領域展開について説明することに。
「領域展開」の二つの利点とは?
① | 環境要因によるステータス上昇 |
---|---|
② | 領域内で発動・付与された術式が必ず当たる |
「領域展開」について、術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築すると説明を始めた五条。
領域を広げるのは、呪力消費が激しいものの、二つの利点があると説明をしました。
264話では二つの利点の内、領域に必中効果として付与された術式が必ず当たるという、二つ目の利点が重要と言えるでしょう。
▼領域展開の考察・解説記事はこちら
虎杖が遂に領域展開を発動する
五条・漏瑚の戦いの回想の後、場面が現在へと戻ると、掌印を結んで「領域展開」と唱える虎杖の姿が描かれました。
宿儺が驚愕の反応を見せたのは、虎杖が領域展開を使用したことに対してだと言えるでしょう。
また、虎杖が領域展開を使用可能な背景には、日下部篤也との入れ替え修行により、結界術の基礎を習得していたことが関係しているようです。
掌印の名称は「地蔵菩薩印」?
領域展開を発動した際の虎杖の掌印は、「地蔵菩薩印」と一致していると考えられます。
他にも、阿弥陀如来印・文殊菩薩印・不動明王印などとも掌印が似ていると言えそうです。
ただし、中指を真っ直ぐ立てている上、薬指・小指を組んでいる点からも、地蔵菩薩印が最も近いと思われます。
宿儺・虎杖の掌印の関係性とは?
キャラ名 | 掌印の名称 |
---|---|
両面宿儺 | 閻魔天印 |
虎杖悠仁 | 地蔵菩薩印 |
宿儺・虎杖の二人の領域展開時の掌印は、それぞれ上記の通りとなるでしょう。
宿儺の掌印の閻魔天とは、仏教における天部に位置する仏様であり、冥界の王である「閻魔大王」を意味するのが特徴です。
ただし日本においては、地獄を支配する閻魔大王・地獄で人々を救う地蔵菩薩が同一視される、閻魔天が地蔵菩薩の化身とされるとのこと。
現状に疑問を抱く宿儺が描かれる
虎杖が「領域展開」と唱えた次の瞬間、宿儺は虎杖の体に受肉していた時の姿で描かれることに。
宿儺は「なんだ…これは…」と口にしており、自分の置かれている状況が掴めていない様子。
虎杖が領域展開を発動したことに、驚愕の反応を見せていた宿儺は、そのまま現状を理解できていない状態と言えるでしょう。
宿儺には虎杖の術式が当たった?
① | 領域展開の影響を受けている最中 |
---|---|
② | 術式が当たって魂を分離されている状態 |
駅のホームにいる宿儺の現状に関して、上記のどちらかに該当すると考えられます。
ただし、虎杖が領域展開を披露する直前には、領域に付与された術式が必ず当たるという、五条の発言が強調されているのが特徴です。
虎杖の領域には、必中効果として「解」が付与されており、現実では宿儺・伏黒の魂が分離されている状況なのかもしれません。
虎杖の領域は”存在しない記憶”関連?
東堂・脹相の二人は、虎杖との戦闘中に”存在しない記憶”を目にしていたのが特徴。
虎杖に「行くぞ!! 宿儺!!」と話し掛けられている様子から、宿儺も同様に”存在しない記憶”を目にしていると考えられそうです。
虎杖の領域展開の効果とは、相手に”存在しない記憶”を見せるという可能性があるでしょう。
五条死亡時・虎杖の領域の対比について
該当話 | 状況・出来事 | |
---|---|---|
26巻 | 236話 | ・五条が夏油に話し掛けられる ・二人の格好は高専時の制服 ・今まで死亡した者が空港に集う ・五条は南へ行くことを選んだ? |
30巻 | 264話 | ・宿儺が虎杖に話し掛けられる ・二人の格好は高専の制服 ・周囲は駅のホームとなっている ・駅のモチーフは岩手県・北上駅? |
駅のホームにて、虎杖から話しかけられた宿儺の構図は、236話で五条が空港で夏油と会話を交わした描写とそっくりと言えるでしょう。
空港・駅と異なる要素はあるものの、格好が高専の制服で一致していることからも、宿儺の状況・五条死亡時は対比されていると捉えられます。
宿儺の外見が、平安時代の真の姿・伏黒の肉体から、虎杖に受肉していた時に変わっているのも、対比の一つの要素なのかもしれません。
岩手県・北上駅のホームがモチーフ?
虎杖・宿儺がいる駅のホームの描写は、岩手県・北上駅とそっくりと言えるでしょう。
五条が「南へ行く」ことを選んだ一方で、岩手県は「北」に該当するため、方角に関しても対比されていると捉えられそうです。
また、釘崎の出身地のモデルが岩手県のため、北上駅がモチーフとなっている背景には、釘崎が関係しているのではないでしょうか?
呪術廻戦264話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年35号の発売前に掲載した264話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
新宿決戦の状況のおさらい
乙骨・宿儺が互いに領域を展開するも、領域内では乙骨が虚式「茈」を宿儺へと放ち、「小さい結界」が決壊する結果となりました。
その後、乙骨が術式の焼き切れによって動けなくなってしまい、新宿決戦は虎杖・東堂VS宿儺という構図へと移行します。
そんな中、東堂は術式「不義遊戯」によって来栖華を戦場に出現させ、来栖は宿儺に対して出力最大の「邪去悔の梯子」を放つことに。
来栖の「邪去悔の梯子」は宿儺に直撃する?
東堂の「不義遊戯」の術式範囲が、”縛り”によって拡張されていたことで、宿儺の頭上に突如して姿を現すことに成功した来栖華。
作戦通りに、来栖が戦う必要がない状態まで場は仕上げられており、来栖が止めとして「邪去悔の梯子」を放つ展開となりました。
宿儺の意表を突いたと思われるため、「邪去悔の梯子」が直撃する可能性は高いでしょう。
宿儺の「邪去悔の梯子」への対処法とは?
① | 宿儺に「邪去悔の梯子」を避けられる |
---|---|
② | 秤と戦っていたはずの裏梅が参戦する |
③ | 宿儺が奥の手を披露する/本気を出す |
来栖が「邪去悔の梯子」を放ったものの、宿儺に直撃した場合、戦いはそのまま決着を迎えることになるでしょう。
メタ的に考えると、このまま来栖の一撃で勝利するとは考えにくく、宿儺には「邪去悔の梯子」が直撃しない展開になるのではないでしょうか?
上記のように、回避される・裏梅の参戦のパターンのほか、宿儺が遂に本気を出す・奥の手を披露するという可能性があるのかもしれません。
虎杖が宿儺に止めを刺そうとする?
仮に来栖華の「邪去悔の梯子」が直撃した場合、宿儺は一時的に身動きが取れなくなる上、大ダメージを受けてしまうでしょう。
また、宿儺は虎杖と対峙している状況だったため、虎杖がそのまま宿儺に触れて、再度魂の境界に直接「解」を発動することが予想できます。
術式対象を限定した「解」で、虎杖は宿儺・伏黒の魂を切り離そうとするのではないでしょうか?
胸中で虎杖が目論んでいたことは?
「釈魂刀」で貫かれた宿儺の傷に指を突っ込み、「このまま心臓を潰す!!」と意気込んだ虎杖。
その際、虎杖は脹相を脳裏に浮かべ、「その後は……!!」と何やら目論んでいたのが特徴です。
単に伏黒を取り戻すつもりとも受け取れますが、脹相を思い浮かべている様子から、今後の展開で術式「赤血操術」が鍵となるのかもしれません。
虎杖の腕の変化の秘密・能力とは?
① | 腕に呪具を装備している |
---|---|
② | 「呪胎九相図」を取り込んだことによる変化 |
虎杖は238話の最後に戦場に現れた時から、腕が変化しているのが特徴となっています。
腕の変化の理由は明かされておらず、呪具を装備しているほか、虎杖自身の肉体が変化しているという二つが候補として考えられるでしょう。
仮に両腕に呪具を装備している場合、呪具に存在する効果に注目と言えそうです。
乙骨は死亡してしまうことに?
パターン1 | 【羂索の術式】常時または断続運転タイプ 肉体・魂のどちらかが維持できずに死ぬ |
---|---|
パターン2 | 【羂索の術式】間欠的に運転するタイプ 即死はないもののいずれ死ぬ |
パターン3 | 【羂索の術式】単発・一度きり発動の場合 5分経っても無下限呪術を使える |
乙骨が羂索の”肉体を渡る術式”を使用した後、「リカ」の完全顕現可能時間の5分が経過した場合、上記の三通りが考えられると口にした冥冥。
263話では、コピーしていた羂索の術式が焼き切れて倒れてしまったため、乙骨は常に羂索の術式を使用している状態だと捉えられます。
そのため、リカが憑いてきていない今、5分が経過してしまった場合、乙骨はこのまま死んでしまう可能性が高いでしょう。
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16巻 | ||||
---|---|---|---|---|
134話 | 135話 | 136話 | 137話 | 138話 |
139話 | 140話 | 141話 | 142話 | – |
17巻 | ||||
143話 | 144話 | 145話 | 146話 | 147話 |
148話 | 149話 | 150話 | 151話 | 152話 |
18巻 | ||||
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158話 | 159話 | 160話 | 161話 | – |
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