『呪術廻戦』の138話「禪院家」にて初登場した禪院直哉の死亡理由・経緯をまとめていています。
禪院家26代目当主の禪院直毘人や伏黒甚爾との関係性を始め、相伝術式「投射呪法」・領域展開「時胞月宮殿」、年齢なども合わせて考察。
呪術廻戦の死滅回游編にて、芋虫型呪霊として復活・再登場した禪院直哉について調べる際に是非ご覧ください。
目次
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16巻 | ||||
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134話 | 135話 | 136話 | 137話 | 138話 |
139話 | 140話 | 141話 | 142話 | – |
17巻 | ||||
143話 | 144話 | 145話 | 146話 | 147話 |
148話 | 149話 | 150話 | 151話 | 152話 |
キャラ考察・術式まとめ | |||
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禪院直哉のキャラ紹介
138話「禪院家」で初登場
禪院直哉とは、138話「禪院家」で初登場したキャラ。
禪院家26代目当主の禪院直毘人の息子であり、特別1級術師。
禪院真希・真依とは従兄妹の関係にあたり、それぞれに対して以下のように言及しています。
禪院真希 | べっぴんさんやけど真希ちゃんはアカン アレは男を立てられへん 三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ |
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禪院真依 | その点真依ちゃんは立派やね 真希ちゃんと同じ顔 同じ乳 強がっとるけど自分が女やと心底理解しとる |
現在の髪色は金髪
幼少期の直哉は黒髪だったと思われますが、現在の髪色は金髪とのこと。
地毛がピンク色の虎杖、水色の三輪とは異なり、自ら染めているようです。
五条より一つ年下の28歳と判明
単行本16巻にて、禪院直哉は五条より一つ年下の年齢と判明。
作中の2018年時点で五条が28,29歳なので、禪院直哉は27,28歳と確定しました。
兄が複数人いると思われる直哉ですが、父親の直毘人が71歳であるため、直毘人が44,45歳の時に産まれたと考えられます。
高専に通っていた過去はない?
五条の一つ年下であり、七海・灰原と同級生の禪院直哉。
呪術高専の京都校に在籍していた場合、姉妹校交流会にて五条や夏油、七海たちと戦った可能性があります。
一方、禪院直哉の等級である「特別1級術師」は、高専関係者以外で1級相当とされる術師を指すのが特徴。
また、御三家の人間は本来高専に通う必要が無いため、直哉が高専に通っていたということはほぼほぼないと思われます。
禪院家27代目当主の座を狙う
禪院家26代目の禪院直毘人が死亡し、次の27代目当主は自分だと確信してた直哉。
しかし、禪院直毘人の遺言状により伏黒恵が27代目当主になることになり激昂。
伏黒が東京で虎杖捜索の任に当たっていると聞き、虎杖と二人まとめて殺すことを目論みます。
禪院直哉の死亡理由・経緯について
禪院真希との戦いで敗北
投射呪法で真希を圧倒する
躯倶留隊・「炳」の術師たちを殺害した真希の前に現れた直哉。
真希と一対一で戦うことになると、投射呪法を利用して圧倒的なスピードで真希を追い詰めます。
投射呪法を見破った真希に殴られる
絶えず投射呪法を重ねた直哉は、亜音速をも超える速度で動き回ります。
トップスピードを維持しながらも真希に触れ、「投射呪法」によりフリーズさせようとしましたが、1秒に24回動きを刻む投射呪法の動きを見破られ、カウンターで顔面を殴られてしまいます。
真希・真依の母に刺され死亡
真希に敗北した直哉は、瀕死の状態ながらも屋敷へと這って戻ります。
詰めが甘いと真希のことを笑いますが、そこに包丁を持った真希・真依の母親が登場し、背中から刺されて死亡することに。
この時、母親が刺した際に呪力を込めていなかったため、直哉が死後呪いに転じて呪霊として再登場する説が囁かれています。
死滅回游編で芋虫型呪霊となって再登場
禪院直哉に関する時系列まとめ
日付 | 出来事 |
---|---|
〜11月9日 | 該当話:138話 ・禪院直毘人の息子として初登場 ・27代目当主の座を伏黒恵に奪われる ・伏黒・虎杖を二人まとめて殺すと息巻く |
該当話:139話 〜 143話 ・東京で呪霊を狩っていた虎杖の前に登場 ・脹相に敗北して倒れる ・脹相の血を受けて乙骨の治療を受ける |
|
11月12日 時間不明 |
該当話:148話 〜 152話 ・禪院家に戻った真希に話しかける ・「炳」筆頭として真希と戦うも敗北 ・真希・真依の母親に包丁で刺されて死亡 |
11月14日 15時頃 |
該当話:190話 〜 198話 ・呪霊として再登場し桜島結界に姿を現す ・領域展開「時胞月宮殿」を披露する ・真希に刀で一刀両断されて死亡? |
桜島結界の上空に現れる
11月12日の東京第1結界から、11月14日の桜島結界へと場面が変わった190話。
攻撃的な術師・呪霊を排除し終えたため、真希は憲紀の指示に従い、憂憂の協力のもと次の結界へ飛ぼうとしますが、その瞬間桜島結界の上空に未知の呪霊が現れることに。
呪霊は会話することが可能であり、話しかけるコガネに「喧シい 殺スぞ」と言い捨て、桜島結界に侵入していきました。
芋虫型呪霊の正体が禪院直哉と判明
上空に登場した呪霊に戸惑っている様子を見せ、なんとも言えない妙な気配を感じる真希・憲紀の二人。
上空から降下していった呪霊は、憲紀が全く見えないほどのスピードで移動し、真希を岩壁へと叩きつけることに。
攻撃を避けられ反撃を受けた真希が「速い!だけじゃないこの感じ!!」と既視感を覚えていると、呪霊は仮面の穴から直哉の顔を出し「僕も来たで こっち側」と口にします。
真希に敗北した直哉でしたが、呪いに転じて真希の前に再登場することとなりました。
直哉が呪いに転じた理由とは?
敵対術師に止めを刺す際には、死後呪いに転ずることを防ぐために呪力で殺す必要があると言及された4巻33話。
真希・真依の母親に包丁で刺されて死亡した直哉ですが、母親が呪力を込めていなかったため、死後呪霊に転ずることになったと考えられます。
真希が速さに違和感を抱いている様子から、直哉は呪霊になってからも投射呪法を使用可能なようです。
直哉の言う「こっち側」とは?
頭部の仮面の穴から顔を出現させた直哉は、真希に対して「僕も来たで こっち側」と口にしているのが特徴。
151話にて五条悟・禪院甚爾の二人を指して「アッチ側」と言及していた直哉は、二人と同じ側に立つことを望んでいました。
呪霊に転じたことで強化された直哉は、遂に五条・甚爾と同じ側に立つことができたと捉えているようです。
禪院直哉の強さ・実力考察
「炳」の筆頭を務める
「炳」とは、高専の資格条件で準1級以上の実力を認められた者達で構成される、禪院家最強の術師集団のこと。
伏黒恵が引き受けたために禪院家当主にはなれなかったものの、「炳」筆頭との実力通り、禪院家の中での地位は高い様子。
脹相と戦い敗北するまでの流れ
伏黒を殺しに東京に向かう
直毘人の遺言で当主に指名された伏黒を殺しに、東京へと向かった直哉。
伏黒が捜索しているはずの虎杖・脹相の元に現れ、二人を相手に戦い始めることに。
しかし、その場に虎杖の死刑執行役として乙骨が登場し、戦いは一時中断することとなりました。
脹相と一対一で戦うことに
虎杖・乙骨の二人が戦う一方で、脹相の相手を引き受けることとなった直哉。
術式「投射呪法」で脹相を圧倒するものの、脹相の呪力を血液に変換できる特異体質に苦戦。
最終的には、脹相のオリジナル技「超新星」の一撃を喰らい敗北を喫します。
相伝術式・領域展開について
術式は「投射呪法」で確定
142話において、自身の術式を「俺の術式は事前に24fpsで作った動きを後追いする」と言及しています。
父親である直毘人と同じ「投射呪法」で確定でしょう。
また、投射呪法は映像媒体やカメラが生まれた頃から派生した術式で、禪院家相伝の術式です。
投射呪法の内容・詳細について
1秒を24分割・己の視界を画角とし、あらかじめ画角内で作った動きを後追いする。
術式発動中、術者の手のひらに触れられた者も1/24秒で動きを作らねばならず、失敗すれば動きがガタつき1秒間フリーズする。
作った動きは途中で修正できないこと、過度に物理法則や軌道を無視した動きを作れば自らもフリーズすること、といったリスクが存在する。
絶えず重ねることで速度を上げられる
投射呪法の術式発動時の加速度には上限が存在するものの、絶えず術式を重ねれば重ねる程、出せる速度は上がっていくという特徴があります。
禪院直哉は、術式を重ね続けることで亜音速をも超える速度を出すことが可能です。
術式の練度は直毘人の方が上?
父の禪院直毘人は、天性のコマ打ちセンスと時間感覚で「最速の術師」(五条悟を除く)と呼ばれるに至っています。
直哉の場合、直毘人より早く動くことができないと思われるので、術式の練度自体は直毘人に劣る可能性が高いです。
領域展開「時胞月宮殿」とは?
投射呪法が付与された領域展開
呪霊の体から人間の頃の上半身を生み出し、領域展開「時胞月宮殿」を披露した禪院直哉。
領域展開とは、術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築することを指すため、「時胞月宮殿」は投射呪法が付与された領域となっています。
必中効果により、領域内の者は直哉と同じく1/24秒で動きを作ることを強制されることとなります。
領域展開「時胞月宮殿」の特徴まとめ
術者に触れられた者も1/24秒で動きを作らねばならず、失敗すれば動きがガタつき1秒間フリーズしてしまう性質を持つ投射呪法。
「時胞月宮殿」の領域内では、その術式対象が細かくなっており、細胞の一つ一つが術式対象となります。
一度体を動かすと、細胞一つ一つの動きがズレてしまい体はボロボロとなり、大道のように無理に刀を振ろうとすると腕が千切れ飛んでしまうことに。
伏黒甚爾との関係性とは?
幼少期に初めて出会う
「天才」「次代当主」と幼少期から持て囃されていた直哉は、禪院家に呪力が1ミリもない落ちこぼれがいると聞き、本人の顔を見に行きます。
直哉が遭遇したのは完全に呪力から脱却した存在の「伏黒甚爾」であり、衝撃を覚えることとなりました。
五条との対比が描かれている?
甚爾に会いに行って衝撃を覚えた直哉ですが、一方の甚爾は幼少期の五条悟を面白半分で見に行っています。
幼少期の五条と甚爾が目を合わせた一方で、幼少期の直哉と甚爾は目が合っておらず、対比されているように思われます。
甚爾・五条をアッチ側とみなしている
甚爾と同じく完全から呪力から脱却し鋼の肉体を手に入れた真希に対し、「お前は甚爾君やない!!」と胸中で思う直哉。
五条・甚爾の二人は「アッチ側」に立っていると思っており、自らも「アッチ側」に立つことを望んでいるようです。
禪院甚爾を高く評価している
脹相と戦った際に、術師が得物を持ち歩くことをダサいと評していた直哉。
得物を持ち歩いている自身の兄たちが甚爾を非難していることを良く思っておらず、「みっともない」と嫌っています。
禪院家の術式の特徴は?
「影」にまつわる術式を持つ?
禪院家相伝の術式は、伏黒恵の持つ「十種影法術」から「影」にまつわるものと類推できます。
同じ御三家に関しても、加茂家相伝の術式は「赤血操術」で「血」に、五条家相伝の術式は「無下限呪術」で「無」に関係あるものと思われるので、御三家の相伝術式にはそれぞれテーマがあるのかもしれません。
禪院直毘人・禪院直哉の持つ術式は「投射呪法」であり、自身の動き・影に関連した術式と言えるでしょう。
映像系の術式と捉えることも可能?
伏黒の「十種影法術」は、手で影絵を作りそれに対応した式神を召喚するというもの。
また、禪院直毘人・禪院直哉の「投射呪法」は自身の視界をアニメーションのように捉えるものであり、どちらも映像に関連したものと考えることができます。
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