【呪術廻戦】万（よろず）が遺した呪具は「神武解」！死亡説まとめ｜構築術式・領域展開

『呪術廻戦』の死滅回游編の登場キャラ「万（よろず）」についてネタバレしています。
構築術式の能力・領域展開「三重疾苦（しっくしっくしっく）」を始め、宿儺に遺した呪具「神武解（かむとけ）」の詳細・受肉した津美紀との関係性、死滅回游のプレイヤーとしての目的・正体などを考察しています。
また、宿儺との関係性・術師としての実力、生存／死亡状況などもまとめているため、呪術廻戦の万（よろず）について調べる際に是非ご覧ください。

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万（よろず）のキャラ紹介

伏黒津美紀に受肉した過去の術師

伏黒に何者かと問われ、「あなたのお姉さんよ!! 伏黒恵!!」と顔を歪めながら答えた津美紀。
その様子を見た伏黒は、自分の中で津美紀は覚醒タイプと決め付けていたものの、実際は受肉タイプだったと気付きます。
その後、津美紀に受肉した過去の術師は、自らの正体を「万よろず」と明かすことに。

万は津美紀本人として振舞っていた

受肉タイプの泳者プレイヤーは、脹相・宿儺のように器の脳から現代の知識を得ることで、現代でも問題なく行動することができます。
また器の記憶を読み取り、器本人として振る舞うことも可能であり、万よろずは津美紀本人として振舞っていたようです。

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非術師が呪物を取り込んだパターン

死滅回游の泳者プレイヤーとして、上記の2種類の非術師にマーキングしていたことを明かした羂索。
前者は器としての強度を、後者は術式を発揮する仕様を手に入れられるよう、羂索の「無為転変」によって脳を術師の形に整えられています。
津美紀の場合はパターン①の「受肉タイプ」に該当し、呪物を取り込まされた結果、千年前の術師「万」が受肉することとなりました。

受肉タイプの特徴のおさらい

受肉型のプレイヤーまとめ

万の死滅回游編での行動・時系列まとめ

万に関する出来事・時系列一覧

①羂索の「無為転変」により目を覚ます

渋谷事変の最後に、マーキング済みの2種類の非術師に対し、遠隔で「無為転変」を施した羂索。
136話では「無為転変」の影響を受け、寝たきりになっていた津美紀が目を覚ます様子が描かれています。
この時には既に、万が津美紀の肉体に受肉していたと言えるでしょう。

②死滅回游に新たにルールを追加する

死滅回游からの離脱には100点が必要なため、津美紀のために100点を譲渡した伏黒。
しかし、津美紀のように振る舞っていた万は、その100点を消費して「結界コロニーを自由に出入りできる」ルールを追加しました。
津美紀が覚醒タイプの泳者プレイヤーだと思い込んでいた伏黒は、「……オマエ……誰だ!?」と驚愕の表情を浮かべることに。

③虎杖たちの前から去っていく

津美紀のように振る舞っていた理由を、労せず100点を貰うためと口にした万。
自らの正体を「万」と明かすと、千年ぶりの戦いは場所・相手を好きに選びたいと続けます。
また「初めてはやっぱりスクナ」と言うと、背中から羽を生やして飛び去って行きました。

④仙台結界コロニーで宿儺と激突する

現在の福島県にあたる会津出身の万は、故郷から最も近い仙台結界へと移動。
伏黒の魂を完全に沈めるため、津美紀の破壊を目論む宿儺と仙台結界で相対することに。
ただし、宿儺は伏黒の魂に「自ら姉を手にかけた」という傷を刻むため、十種影法術のみを使用、自身の術式「御厨子みずし」を使わずに戦います。

宿儺との戦闘結果・生死状況まとめ

領域展開を魔虚羅に破られ敗北

万・宿儺の戦いの流れ

液体金属で「真球」を作り出し、続けて領域展開「三重疾苦しっくしっくしっく」を披露した万。
一方の宿儺は、領域を展開せずに頭上の「法陣」を回転させ、万の術式に適応します。
その後、宿儺は「布瑠部由良由良」と唱えて魔虚羅を召喚、万の「真球」を破壊した魔虚羅が、そのまま万を一閃することに。

万は生存している？それとも死亡？

魔虚羅の「退魔の剣」に斬られた万は、大量の血を流して地面に倒れ伏すことに。
「これ あなたに」「私だと思って 後生大事に使ってね」と言い残している様子から、死亡が確定していると言えるでしょう。
また、219話のアオリ文で「姉・津美紀を手にかけた伏黒。」と書かれているため、万の器となっていた伏黒津美紀も死亡したと考えられます。

万が肉体を修復しなかった理由は？

217話にて、宿儺同様に顔を当時の自分に戻していないことが明らかとなった万。
しかし、万は宿儺に敗北した際、受肉による変身の再開をして肉体を修復しなかったのが特徴。
その理由は、顔だけ伏黒津美紀のままにしており、肉体自体は自分のものに既に変身済みだったため、受肉復活ができなかったとのこと。

宿儺に遺した呪具「神武解」について

万は最期に宿儺に何かを渡す

宿儺に敗北した万は、死に際に構築術式で作り出したと思われるものを遺しているのが特徴。
何を作り出したのかは不明ですが、数ある武具を構築した経験を活かし、宿儺に合った武具を作り出したのではないでしょうか？
また、真希に「釈魂刀しゃくこんとう」を遺した真依のように、死と引き換えに特殊な呪具を生み出したとも考えられそうです。

真依が作り出した「釈魂刀」とは？

149話で死亡した真依は、過去編で伏黒甚爾が使用した呪具「釈魂刀」のレプリカを遺しました。
「釈魂刀」は、あらゆるモノの硬度を無視して魂を切り裂くものの、その効果を十二分に発揮するには無生物の魂すら観測する目が必要とのこと。
また「釈魂刀」は、作中で5億円の価値を持つ呪具となっています。

万が遺した呪具「神武解かむとけ」について

219話で宿儺に敗北した万は、絶命の縛りと引き換えに、構築術式で呪具「神武解かむとけ」を作り出していたと判明することに。
裏梅が乗っていた巨大な氷塊の中には、この「神武解」が存在していたようです。
呪具「神武解」は、強力な電撃を放つという術式効果を持っており、宿儺は鹿紫雲に対して「神武解」を振るって電撃の一撃を放ちました。

宿儺が千年前に手にしていた呪具と判明

14巻117話の扉絵では、平安時代の宿儺の御形が描かれているのが特徴。
四本の腕を持つ宿儺は、呪具と思われる槍に加えて「神武解」を手にしている状態です。
「懐かしいな」とのセリフからも、「神武解」は千年前の宿儺が愛用していた呪具と言えます。

万の術式・能力の考察まとめ

万の術式は「構築術式」

禪院真依と同じく、上記のような性質の「構築術式」を使用する万。
万の場合、特殊な呪具を除き、鍛錬次第で万本人が認識できる物質はほぼ全て再現可能です。
数ある武具を構築し、歴戦の術師となった万は液体金属・虫の鎧の二つの武器に行き着くことに。

万が確立した戦闘スタイルまとめ

海を渡る蝶・1日に100km以上飛び回るスズメバチから、昆虫のエネルギー効率に活路を見た万。
また、昆虫が自重の何百倍もの重量を持ち上げ、その体格サイズからは計り知れない咬合力・跳躍力・速度を発揮することから、虫の鎧こそ構築術式の極みだと確信します。
その結果、万は虫の鎧を纏いながら、中距離戦闘を液体金属でカバーするという戦闘スタイルを確立することに。

羽は「構築術式」で再現したもの

自らの正体を明かした万は、背負っていた荷物を地面に置くと、背中から昆虫のものと思われる羽を生やしていくことに。
この羽は「構築術式」で再現したものであり、昆虫の生体機能を流用したと考えられます。

「構築術式」の弱点について

万の「構築術式」は、他の術式と比較して圧倒的に呪力効率が悪いという弱点が存在します。
そのため、呪力の総量・出力共に平安の猛者と比べて遜色はなかった万でも、燃費が原因となり幾度も窮地に陥ることに。
また何を構築しようと、構築する物質は使い慣れた液体金属・虫の鎧を流用するなど、運用手段が画一的になりがちという面も見られるようです。

領域展開「三重疾苦」の能力・効果

万の領域展開「三重疾苦しっくしっくしっく」について

液体金属で「真球」を作り出した後、領域展開「三重疾苦しっくしっくしっく」を披露した万。
「阿弥陀如来印」と思われる掌印で展開された領域「三重疾苦」には、「真球」が必中効果として付与されているとのこと。
万が術式を発動させれば、領域内の敵が消えてしまうほど、強力な領域となっているようです。

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万が作り出した「真球」とは？

「構築術式」で作り出した液体金属により、”完全な球体”の「真球」を生み出した万。
実現が不可能とされている「真球」には、設置面積が存在しないため、無限の圧力を生むことができるとのこと。
実際に「真球」が通過した地面は、ごっそりと瓦礫が削られているのが特徴です。

「真球」に触れられない理由とは？

圧力とは、上記の計算式で算出することができ、面積に応じて数値が変わることに。
そのため、設置面積が存在しない「真球」の場合、計算式の分母が「0」となり圧力が無限になると考えられます。
そのため、万が生み出した「真球」には触れることができないという性質が存在するようです。

領域展開発動時の掌印・手印は？

領域展開を発動した万は、両手の中指を合わせ、その他の指を組む掌印を結んでいるのが特徴。
手印／印相の種類としては、「阿弥陀如来印」に該当していると思われます。
阿弥陀如来は、限りない光（智慧）と限りない命を持って人々を救い続けるとされています。

過去の術師「万」の正体・目的は？

千年前・平安時代の術師で確定

「呪いの王」と呼ばれた宿儺を始め、天使・裏梅などと同じ千年前の術師と判明した万。
218話では生前の姿が描かれ、呪力の総量・出力共に、平安時代の猛者と比べてもなんら遜色はなかったと言及されました。
また生前の万は、自身が認識できる物質をほぼ全て再現できる「構築術式」により、数ある武具を構築・歴戦の術師となったとのこと。

平安時代・千年前の術師一覧

▼過去の術師・プレイヤーまとめ

万・烏鷺の平安時代の関係性とは？

平安時代の術師である万・烏鷺は、上記のような特徴を持っています。
万は、烏鷺が率いていた「日月じつげつ星進隊せいしんたい」と並ぶ、藤氏直属の征伐部隊「五虚将ごくうしょう」を返り討ちにすることに。
また、烏鷺が藤原家の人間を憎んでいる一方で、万は藤原家へと取り立てられており、正反対の立場にあると言えそうです。

烏鷺・「日月星進隊」のおさらい

藤氏直属の暗殺部隊「日月じつげつ星進隊せいしんたい」とは、滅私奉公が求められ、闇に生き名を持つことさえ禁じられた者達のことを指します。
また烏鷺は、藤原家の人間が犯した同族殺しの身代わりとして処刑されるため、藤原家に名を与えられたとのこと。

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万の目的は宿儺と戦うこと

千年ぶりの戦いを前にした万は、「初めてはやっぱりスクナ」と口にしています。
正体を明かした212話時点の目的は、呪いの王として知られる宿儺との戦闘と言えるでしょう。
宿儺との戦いを望む万は、泳者プレイヤーの中でもトップクラスの実力を誇るのかもしれません。

ルール追加は好きな場所で戦うため

津美紀として振舞っていた万は、伏黒から労せず100点を譲渡されることに。
万はその100点を消費すると、上記のように泳者プレイヤーが結界コロニーを自由に出入り可能となる総則ルールを新たに追加します。
その背景には、闘う場所を好きに選びたいという考えがあったようです。

宿儺との結婚を望んでいる

仙台結界で対峙した宿儺に対し、あなたを殺すのは私でありたい・私を殺すのはあなたであってほしいと主張している万。
自分が勝った後に宿儺が生きていた場合に、「全て」を差し出すと返答を受けると、頬を染めながら「結婚」について言及することに。
正妻は自分・妾は許さない、婚儀では最低でも村三つを滅ぼすなど、結婚に関して理想を持っているようです。

虎杖の中の宿儺に気付いていた

背中から羽を生やして飛び上がった万よろずは、「じゃあね 待ってるわよ」と言い残して虎杖たちの前から飛び去って行きました。
宿儺と戦うことを望むも、この言葉を残していたのは、虎杖の中に宿儺が存在すると気付いていたからと217話で明かされることに。
来栖と共生していた天使が、宿儺に気付いていなかったにも関わらず、万が気付いたのは「愛」が理由とのこと。

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