【呪術廻戦】202話のネタバレ感想・考察まとめ｜羂索が薨星宮直上に登場

10/31(月)発売の週刊少年ジャンプ2022年48号（11月14日号）に掲載されている『呪術廻戦』の202話「血と油」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦202話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

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呪術廻戦201話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①大統領を説得しようとするサイラス

• 日本国民拉致の提案に動揺する大統領
• エネルギーの自給自足の実現の可能性も？
• 呪術師と非術師の違いは”脳”
• 多くのサンプルが必要と言うサイラス
• 他国に遅れを取るわけにはいかない状況
• 一国でも動けば多くの国々が動き出す
• 全世界をあげた日本人狩りが始まる？
• サイラスは呪術師を”保護”すべきと主張
• 米国以外の他国と既に組んでいる羂索たち
• 11月には多くの術師が集まる予定
• 日本人街の警戒の強化を指示する大統領

②拉致作戦について話すギャリー中将

• 呪術師の中でも五条は異常イレギュラー
• 五条は11月には封印されて動けない状態に
• 一個中隊で足りると言うギャリー中将
• 呪術師は我が軍の敵ではないと続ける
• 術師の戦いでも肉体の強度は重要と言う羂索
• 羂索は800人・大隊規模の人員投入を要求

③羂索・アメリカ戦闘員の対決の結果は？

• 羂索の言葉を笑うギャリー中将
• 裏梅が術師・戦闘員の対決を提案する
• 45名の凄腕がスグル・ゲトーの行動を阻止
• 羂索は西棟から東棟に移動するのが条件
• 印象づけには夏油わたしの術式が適任と言う羂索
• 対決が開始し上空から落下する戦闘員たち
• 羂索が象のような呪霊を出現させ圧倒する
• 一同は呪術師狩りの話を詰めることに
• 場面は東京第１結界へと戻る
• 行動を開始する虎杖たち四人

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2022.10.11

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2022.10.31

呪術廻戦202話のあらすじ・ネタバレ

九十九が天元に同化を拒否した理由を問う

九十九自身を除いて、12年前に天内理子以外に星漿体はいなかったのかと九十九に問われ、天内理子ほどの素質を持った子はいなかったと答える天元。
「いなくはなかったというわけか」と口にした九十九は、続いて天元に対して、リスクを冒してまで同化を拒否した理由を尋ねます。
「拒否というより現実を受容した」と言う天元は、まずこれまでの経緯について、進化した自分が人類の蠹害とがいにならない保証はなかったため、星漿体との同化によって肉体を初期化し、単純な加齢による進化を止めていたと語ることに。
しかし同化に失敗した天元は、進化の果てに自我を肉体の外に伸ばしても、結界術を利用して理性を保てている状態に。
自信があったわけではない様子の天元ですが、季節が変わるように当たり前にいつかはこうなると思っていたと続けます。

天元を非難する九十九

湯飲みに注いだお茶を飲み干してゲップをした後、天元に「ふざけるなよ」と言う九十九。
天元の発言を受けて「子供達に勝手に業を背負わせ 利用してきた歴史を理性的だと？」と苛ついた様子を見せながら口にすると、「それを理性と呼べるなら 私のことは大聖とでも呼んで崇めろクソジジィ!!!」と続けます。
九十九の発言に対し、最早自分に性別はないものの、どちらかと言えばババアと言う天元。
そんな天元の言葉を無視した九十九は、盤星教が星漿体の暗殺ではなく保護隔離に舵を切っていれば、彼らの味方をしたと口にします。

九十九が元星漿体と判明・結界が破られる

「同化を果たした時点で彼らは私なのだから」と言う天元は、同化をした星漿体の声が聞こえていないため、「君には聞こえているんだろ？私の中の彼らの声が」「彼らは……何と言っている？」と九十九に尋ねます。
天元の問いに教えるわけがないと言う九十九は、天元との同化が星漿体にとってどういう結末なのかを教えれば、善かれ悪しかれ年の功でご立派な受け身を取り、悟ったつもりになると指摘。
「オマエに楽なんてさせない」「それが元星漿体の私の責任だ」との九十九の言葉に、「……もう少し君と話していたかった」と天元が答える中、二人がいた空間の結界が破られていくことに。

羂索が薨星宮直上に登場する

11月16日 00:00の薨星宮直上では、結界を破って羂索が登場します。
結界の先にいた脹相に対し、「君にはもう用も興味もないんだけど」と言う羂索。
一方の脹相は、自分が抱いているものが興味なのかも分からないと言いつつも、漠然と羂索に対する殺意が湧いてくると続けます。
一連のやり取りを無視して天元の所在地を問う羂索に対し、「あの喋る親指はオマエに会いたくないそうだ 嫌われ者だな」と答える脹相。
羂索は、脹相を使い捨ての前座と断じて「せいぜい踏ん張りなよ」と言うと、続けて死滅回游は既に役割を終え、日本にいる非術師の同化前の慣らしは済んでいると明かします。
「どういうことだ!? 早すぎる……悠仁達は無事なのか？」と内心で動揺を見せる脹相に、羂索は自分に天元を獲られたら脹相達の負け・日本は終わりと告げると、「見せてあげるよ」と言い終わりの可能性のその一つを脹相に見せることに。

九十九・羂索の考え方の違いは？

映画館を再現した羂索は、スクリーンを利用して脹相に終わりの可能性の一つを見せ始めます。
渋谷事変の最中にて、羂索の言う天元との同化・呪力の最適化を「術師に成る」ことと指摘した九十九由基。
ただし、羂索にとって呪力の最適化は天元との同化の手前・死滅回游での検証に過ぎず、九十九と違って呪霊のいない世界を目指していないとのこと。
一方、九十九が日本人が呪力資源として消費されることまで懸念していたのには驚いたようで、彼女の考え方は自分に近いと再認識した様子。

脹相に終わりの可能性を見せる羂索

話題を変えた羂索は、以前から術師と並行して呪霊の可能性も考えていたと明かします。
新しい呪力の形は、呪霊をもう一段階上の存在に昇華させることで生まれるかもしれないと推測し、呪霊と人間の混血である呪胎九相図に期待していたとのこと。
続けて呪胎九相図に「ガッカリだ 普通過ぎる」と言う羂索に、「次弟達に触れてみろ この余興を待たずに殺してやる」と怒りを見せる脹相。
羂索は話を元に戻すと、進化した天元はヒトより呪霊に近いため、天元・日本の非術師の同化は1億人の呪力を孕んだ呪霊に成ると見ており、「うずまき」のように何かしらの抽出も起こる可能性もあると口にします。
天元・非術師を同化させた呪霊について、「どんな姿をしているのかな」「私は今白い画用紙の前で クレヨンを握りしめた幼子のような心持ちだ」と言う羂索。

羂索を突き動かすものが判明

余興は終わり、薨星宮直上へと戻ってきた羂索・脹相の二人。
「オマエは何がしたい」と問いかける脹相は、呪霊を生むことで得るもの・羂索を突き動かすものを尋ねます。
脹相の問いに対して「面白いと思ったから」と答え、面白いと思ったことが本当に面白いかどうかは実現するまで分からないと続ける羂索。
もし一億人の呪力の塊が抱腹絶倒のマヌケ面だったなら「笑っちゃうよね」と言う羂索に対し、脹相は「穿血」を放とうとすることに。

呪術廻戦202話の内容・ネタバレまとめ

本誌202話の内容・ネタバレ一覧

①九十九由基・天元の会話内容

• 天内理子以外の星漿体の存在を問う九十九
• 他の星漿体は天内ほどの素質を持たなかった
• 同化拒否の理由を現実を受容したと言う天元
• 天元はいつか同化を失敗すると思っていた
• 九十九は天元の言葉を一蹴する
• 天元の中の星漿体の声が聞こえる九十九
• 星漿体が何と言っているかのか尋ねる天元
• 天元の質問に教えないと応える九十九
• 九十九が元星漿体と判明する
• 二人が話していた空間の結界が破られる？

②脹相に羂索が自身の目的を明かす

• 11月16日00:00に薨星宮直上に羂索が登場
• 結界を破った先には脹相が待ち受けていた
• 死滅回游は既に役割を終えたと言う羂索
• 日本の非術師の同化前の慣らしは完了済み
• 羂索に天元を獲られたら脹相達の負けに
• 終わりの可能性の一つを見せる羂索
• 呪力の最適化は死滅回游での検証に過ぎない
• 脹相達を普通過ぎると言う羂索
• 進化した天元はヒトより呪霊に近い
• 天元・非術師の同化は呪霊と成る？
• 呪霊の姿を楽しみにしている羂索
• 羂索の行動原理は「面白いと思ったから」
• 「穿血」を羂索に放とうとする脹相

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【呪術廻戦】203話のネタバレ感想・考察まとめ｜羂索・脹相の戦いが始まる

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2022.10.31

呪術廻戦本誌202話の感想・考察まとめ

天元が”星漿体”と同化する理由のおさらい

天元とは、高専各校・呪術界の拠点となる結界、多くの補助監督の結界術の強度を底上げしている存在のこと。
”不死”の術式を持っているものの”不老”ではなく、一定以上の老化を終えると術式が肉体を創り変えようとし、ヒトではなくなりより高次の存在へと進化を遂げます。
進化の過程で天元には”意志”というものがなくなり、最悪の場合には人類の敵となる可能性も。
そのため、500年に一度に”星漿体”と同化して肉体を一新することで、術式効果を振り出しに戻すことに。

”星漿体”が存在する意味とは？

”星漿体”とは、天元と適合する人間のこと。
星漿体は一人ではなく複数同時に存在することもあるようで、生まれて間もなく天元が察知して下知、高専関係者から本人に知らされるようです。
黒井家は天元との繋がりのある家系であり、代々星漿体の世話を任されていたとのこと。

天元の同化拒否で起きたこととは？

伏黒甚爾によって星漿体の天内理子が殺害された後、他の星漿体との同化を拒否した天元。
肉体を初期化せず単純な加齢による進化をした結果、天元は自我を肉体の外に伸ばしても、結界術を利用して理性を保てているとのこと。
また17巻145話では、老化が加速して天元の個としての自我は消え、天地そのものが天元の自我となったと言及されています。

九十九由基が元星漿体と判明する

145話にて天元と初対面ではないこと、「どうりで”声”が増えないわけだ」というセリフが存在することなどから元星漿体と考えられていた九十九由基。
202話にて「それが元星漿体の私の責任だ」と口にしたことで、九十九は元星漿体だったことが確定したと言えるでしょう。
九十九は天元と同化をした星漿体の”声”が聞こえるようで、少なくとも二人の人物の声が聞こえている様子。

九十九が天元と同化しなかった理由は？

星漿体の九十九由基・天内理子に関する時系列は、上記の通り。
九十九が元星漿体にもかかわらず、天元と同化しなかった理由は不明ですが、星漿体が複数存在することから考えると、素質の高い天内理子の誕生を機に九十九は同化の候補から外れたのではないでしょうか？
また、特級術師に数えられるほどの実力を持つことから、自ら天元と同化することを拒否したとも考えられそうです。

盤星教・九十九由基の関係性とは？

奈良時代に日本仏教の広がりと共に、天元が術師に対する道徳基盤を説いたのが始まりである盤星教とは、天元を信仰・崇拝する宗教団体のこと。
崇拝しているのは純粋な天元であり、星漿体（＝不純物）が天元と同化・混ざることが許せないと考えています。
そのため天内理子の件から分かる通り、盤星教は星漿体の暗殺を目論んでおり、元星漿体の九十九からしても盤星教の方針は看過できない様子。

羂索に関する時系列のおさらい

死滅回游が開始した後、憲紀の父を殺害して加茂家を乗っ取り、25代目当主の座についた羂索。
その後の動向については不明でしたが、11月16日に薨星宮直上に姿を現すことに。
天元に次ぐ結界術の使い手である羂索は、薨星宮の封印を解いて天元の元に向かおうとしていると思われます。

羂索の目的・行動の意図のおさらい

非術師の同化前の慣らしとは？

羂索が始めた死滅回游は、泳者プレイヤーの呪力・結界コロニー同士を結んだ境界を使い、日本の非術師を彼岸へ渡す儀式となっています。
星漿体以外と天元の同化は不可能ではないものの、高確率で不完全なモノと成るため、羂索は人類・天元を同化させる前の慣らし・・・として死滅回游を開催。
11月16日時点で既に死滅回游は役割を終えており、日本にいる非術師の同化前の慣らしは済んでいるようです。

脹相たちに対する羂索の感想は？

呪力の”最適化”により非術師を術師に成らせることと並行して、呪霊の”可能性”にも着目していた羂索。
新しい呪力の形は、呪霊をもう一段階上の存在に昇華させることで生まれるかもしれないと考え、呪霊・人間の間に生まれた子に期待することに。
しかし「呪胎九相図」は想像の域を出ず、受肉した脹相なども羂索にとって期待外れ・普通過ぎたようです。

羂索を突き動かすものとは？

羂索の目的は、日本全土を対象とした人類への進化の強制であり、進化の手段として人類・天元の同化を目論んでいます。
星漿体の同化に失敗した天元は進化を果たした結果、ヒトより呪霊に近い状態にあり、日本の非術師・天元の同化は一億人の呪力を孕んだ呪霊に成ると羂索は推測しています。
羂索を突き動かすのは「面白いと思った」ことであり、非術師・天元が同化して生まれた呪霊がどんな姿をしているのかを楽しみにしている様子。

呪術廻戦202話の展開予想

虎杖たちが米軍と戦うことに？

「天使」が結界コロニー内に800人以上の人間が侵入していると察したのに伴い、行動を開始した虎杖たち四人。
まずは状況を確認するため、侵入してきた人間たちに接触を図ると思われますが、少なくともアメリカは800人以上・大隊規模の人員を投入して「呪術師狩り」を目論んでいます。
そのため虎杖たちは、遭遇した米軍の軍人たちと戦うことになるのではないでしょうか？

羂索が接触していると思われる国々

羂索が2018年2月から接触を図ってきたと思われる国は、201話で言及された上記の国々と考えられます。
200話にて800名以上もの数の人間が結界コロニーに侵入していると判明したことから、アメリカの軍隊はまず既に死滅回游に参戦していると言えるでしょう。
虎杖たち呪術師は、アメリカ以外にも上記の国々の人間を相手に戦うことになるのではないでしょうか？

呪言師の狗巻が大活躍することに？

渋谷事変において、宿儺の領域展開「伏魔御廚子ふくまみづし」に巻き込まれたことで左腕を失ったと137話にて明らかとなった狗巻棘。
しかし、狗巻はそれから約70話もの間一切登場しない状態が続いています。
死滅回游ではあまり活躍が見込めないものの、一般人を相手にする際に狗巻の呪言が大いに役立つ展開が期待できるでしょう。

乙骨・秤たちの現状とは？

11月12日時点で100点以上を獲得しているにも関わらず、二日後の11月14日まで特にルールを追加していない乙骨・秤の二人。
秤のいる東京第２結界には西宮、乙骨のいる仙台結界には三輪がメッセンジャーとして参戦し、まだルールを追加しないよう伝えていると思われます。
ただし、虎杖が「先輩らがまだルールを追加しない理由が分からんが」と考えていることから、乙骨・秤たちに何らかのトラブルが発生している可能性もあるでしょう。

東京第１結界に東堂が登場する？

呪術高専の京都校の生徒で未だ登場していないのは、東堂・新田新の二人のみ。
虎杖たち東京校の生徒たちが参戦している結界の中で、東京第１結界にのみ京都校の生徒が存在しないことから、東堂がメッセンジャーとして登場する展開が考えられます。
ただし、東堂は渋谷事変での真人との戦いの末、術式を失っていると思われるため、参戦しない可能性も充分にあると言えるでしょう。

現時点で詳細が不明なキャラ一覧

天使は虎杖たちの味方ではない？

受肉した泳者プレイヤーの一掃を目的としており、交換条件を持ちかけるものの獄門疆の解放に協力することを受け入れた天使。
一見すると虎杖たちの味方と思われますが、天使自身も羂索の提案に乗って死滅回游に参加していることには代わりありません。
”堕天”＝宿儺を屠るために羂索と契約を交わした可能性もありますが、天使には怪しい点がいくつか存在すると言えるでしょう。

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