10/12(水)発売の週刊少年マガジン2022年46号(10月26日号)に掲載されている『東京卍リベンジャーズ』の273話「Carry on」の感想・考察をまとめています。
東リベ273話の内容のネタバレ・あらすじ、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼東京リベンジャーズのまとめ記事一覧
30巻 | ||||
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261話 | 262話 | 263話 | 264話 | 265話 |
266話 | 267話 | 268話 | 269話 | – |
31巻 | ||||
270話 | 271話 | 272話 | 273話 | 274話 |
275話 | 276話 | 277話 | 278話 | – |
チーム関連 | |||
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愛美愛主 | 芭流覇羅 | 梵天 | 三天時代 |
初代東卍 | 二代目東卍 | 関東卍會 | – |
抗争関連 | |||
8・3抗争 | 血のハロウィン | ||
三天戦争 | – | ||
その他関連記事 | |||
三途春千夜のタイムリーパー説 | 佐野真一郎のタイムリーパー説 |
東リベ272話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
- 川に飛び降りて死亡したはずの真一郎
- プラモを手にしたマイキーが目の前に登場
- マイキーを避けられず気を失う真一郎
- 日付が4年前の1999年7月30日と気付く
- 真一郎はマイキーを抱きしめて号泣する
- マイキーとバイクに乗る真一郎
- 4年前にタイムリープしたことに思い至る
- 祖父・エマの現状を確かめる真一郎
- マイキーが春千夜の口を裂く事件が発生
- 真一郎がマイキーに口を裂いた理由を問う
- 自分のした行動に困惑を見せるマイキー
- 春千夜のお見舞いに訪れる真一郎たち
- マイキーとは一生友だちと言う春千夜
- 真一郎・春千夜が握手をする
- 現代(2003年)に戻る真一郎
- 成長したマイキーの姿を見て涙を浮かべる
▼前話272話のネタバレまとめはこちら
東リベ272話終了時のキャラ情報
佐野家のキャラ・家族一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
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佐野真一郎 | ・初代黒龍の解散を宣言する ・タイムリーパーを名乗るホームレスを殺害 ・マイキーの事故が起きた日に自殺する ・4年前にタイムリープをする ・春千夜との握手の後に現代へと戻る |
佐野万次郎 | ・真一郎からコンコルドのプラモを貰う ・階段から落ちて頭を強く打ち植物状態となる ・2003年7月20日に死去 ・真一郎がタイムリープして事故を回避する ・黒い衝動に呑まれて春千夜の口を裂く |
佐野エマ | ・黒川カレン・佐野真の間に生まれた子 ・幼少期にイザナと共に過ごす ・黒川カレンに捨てられ佐野家の一員に ・最初の世界線では家出していた ・4年前時点では家にいる |
佐野万作 | ・真一郎・マイキーを育てた祖父 ・空手道場の師範 ・最初の世界線ではマイキーの前に死亡 ・4年前時点では健在 |
272話で登場したその他キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
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場地圭介 | ・マイキー・春千夜と幼馴染の関係 ・春千夜が口を裂かれた場に居合わせる ・血のハロウィン抗争にて死亡 |
三途春千夜 | ・マイキー・場地と幼馴染の関係 ・1999年にマイキーに口を裂かれる ・マイキーとは一生友だちと口にする ・真一郎のトリガーを務める? |
東リベ273話のあらすじ・ネタバレ
マイキーの前で涙を流す真一郎
ボロボロになった”ホーク丸”を押しながら登場し、場地が体を張って守ってくれたものの、思わず自分で壊してしまったと苦笑するマイキー。
「だから直してくんない?」と頼むマイキーを前にした真一郎は、「……何歳になった?」とマイキーに問いかけた後、「大っきくなったなあ…」とボロボロと涙を流し始めることに。
その場でへたり込む真一郎を目の当たりにしたマイキーは、思わず”ホーク丸”を地面に倒してしまいながらも、そのまま真一郎の元に駆け寄ります。
そんなマイキーの手を握りながら、タイムリープをして運命を変えたことに成功し、涙を流して喜ぶ真一郎。
真一郎の元に春千夜が現れる
”ホーク丸”の修理が終えて真一郎が万次郎を見送っていると、その場に春千夜が登場し「オレ…おかしくなっちまったのかな?」と深刻な様子で口にします。
二人で喫茶店に入った後、記憶が二つ存在すると明かした春千夜は、マイキーが死んだ後に川に身を投げて死亡した真一郎の葬式についさっきまで出ていたと続けます。
しかし、気付いた時には春千夜は家におり、新しい過去の記憶ができていたとのこと。
介護士だったはずの真一郎がバイク屋になっており、マイキーが東京卍會という自分のチームを作って暴走族のリーダーをやっている現状を目の当たりにし、「もうワケわかんなくて」と頭を抱える春千夜。
タイムリープについて明かす真一郎
春千夜の話を聞き、「春千夜…オレは…万次郎を救う為にタイムリープしたんだ」と打ち明ける真一郎。
「え?タイムリープ?何言ってんだ真兄」と困惑の表情を浮かべる春千夜に対し、真一郎は「そのためにオレは人を殺した…」とタイムリープをした経緯を話し始めます。
話を終えて喫茶店を出た後、真一郎の「今日聞いた話秘密にしてくれ」という言葉に、「うん…誰にも言わないよ…」「言ったって誰も信じないし」と苦笑する春千夜。
春千夜と別れて道を歩いている最中、真一郎は自分の手を見つめて「この力…もうオレには必要ないかもな…」と呟きます。
中学生にボコボコにされるタケミチ
公園の前を歩いていた真一郎は、公園の中から「正義の味方 参ー上!!!」と響く大声に気付きます。
真一郎が見ている前で、ヒナを泣かせている中学生たちに対して「中学生のクセに女の子一人に 寄ってたかっていじめるなんて許せねぇ!!」と言い放つ当時小6の花垣武道。
タケミチは震えながらも殴りかかりますが、中学生三人を相手にボコボコにされてしまうことに。
少しの間様子を見ていた後、中学生たちに対して「オイ!もうやめとけば?」と声を掛ける真一郎。
中学生たちは真一郎に歯向かうも、真一郎が殴りつけた電柱に拳の跡が残っているのを見ると、その場を走り去っていきます。
タケミチに能力を渡す真一郎
中学生たちがいなくなった後、地面にうずくまっているタケミチに「……大丈夫か?少年」と話しかける真一郎。
顔を上げたタケミチが「オレはアンタみたいになりたい」「本物のヒーローになりたい!!」と涙を流しながら口にしたのを聞いた真一郎は、ホームレスを殺してタイムリープの能力を奪ったことを思い出します。
「ヒーローか…」と呟いた後、「大丈夫だ 君は絶対強くなる」とタケミチに言葉を掛ける真一郎。
自分の手を見つめ、ホームレスがタイムリープの能力は譲ろうと思えば譲れると言っていたことを思い出した真一郎は、タケミチの手を取り「君にいつか本当に守りたい人ができて どうしようもなくなった時 この力を使うといい」と言い、タイムリープの能力を譲り渡します。
疑問の表情を浮かべるタケミチを前にして「オレもちゃんと譲ってもうらうべきだった」と口にすると、真一郎は「君ならきっとうまく使う」と呟いてその場を去ることに。
真一郎の過去を聞いたタケミチの反応は?
話は現在へと戻り、真一郎がタイムリープをした過去を聞いたタケミチが描かれます。
「真は見知らぬ少年にタイムリープの力を譲った」とのワカの言葉に続き、「なんの因果だろうな」と口にするマイキー。
マイキー・ワカの二人から真一郎の過去を明かされ、ずっと前に自分・ヒナ・稀咲の三人が真一郎と出逢っていることを知り、涙を浮かべるタケミチ。
「繋がってるんだ」「あの日がオレの物語の始まりだったんだ」とのタケミチのモノローグと共に、当時のタケミチ・ヒナ・稀咲・真一郎の四人が描かれることに。
東京リベンジャーズ273話の内容まとめ
本誌273話の内容・ネタバレ一覧
- ボロボロの”ホーク丸”と共にマイキーが登場
- マイキーの前でボロボロと涙を流す真一郎
- 真一郎はマイキーの運命を変えたことを喜ぶ
- 春千夜が真一郎の元に登場する
- 記憶が二つ存在すると打ち明ける春千夜
- タイムリープしたことを明かす真一郎
- 喫茶店を出て解散する二人
- 能力がもう自分には必要ないと思う真一郎
- 真一郎の前に小6の頃の花垣武道が登場
- タケミチが中学生三人を相手に殴りかかる
- 真一郎が中学生を止めようと声を掛ける
- その場を走り去っていく中学生たち
- ヒーローになりたいと涙を流すタケミチ
- タケミチに能力を譲り渡す真一郎
- 真一郎の過去の話を聞いたタケミチ
- タケミチはあの日が始まりだったと気付く
次号は巻頭カラー&増ページでの掲載
10月19日(水)発売の週刊少年マガジン2022年47号では、『東京卍リベンジャーズ』が巻頭カラー・24ページでの掲載を予定しています。
また、8月に開催された作品初のキャラクター人気投票の結果発表が行われることに。
▼次話274話のネタバレ考察はこちら
東リベ本誌273話の感想・考察まとめ
「Carry on」の意味は?
273話のサブタイトル「Carry on」は、「続行する・継続する」という意味を持ちます。
四話に渡って描かれてきた真一郎の過去編は遂に273話で終了し、真一郎のタイムリープの能力がタケミチに引き継がれたことが判明しました。
サブタイトルは、真一郎の物語がタケミチへと繋がっていたことを意味していると思われます。
真一郎の能力がタケミチに受け継がれる
タイムリーパーのホームレスを殺害し、タイムリープの能力を奪った真一郎。
作中の2003年8月13日に一虎に殺されて死亡してしまったため、タイムリープの能力の行方が不明でしたが、当時小6のタケミチに譲渡していたことが判明しました。
11巻89話にて、タケミチ・ヒナ・稀咲の出会いが描かれていましたが、実はこの時に真一郎とも出会っていたようです。
真一郎に関する時系列のおさらい
出来事 | |
---|---|
① | 1999年7月30日 マイキーが事故で植物状態となる |
② | 2003年7月20日 マイキーが死亡する |
③ | 2003年7月?日 佐野真一郎がタイムリーパーのホームレスを殺害 |
④ | 2003年7月30日 佐野真一郎が川に飛び降りて死亡する |
⑤ | 1999年7月30日 真一郎が4年前にタイムリープ・万次郎の事故を回避 |
⑥ | 1999年?月?日 春千夜と握手をして佐野真一郎が現代に戻る |
⑦ | 2003年?月?日 ・成長した元気なマイキーを見た真一郎が涙を浮かべる ・春千夜に対してタイムリープしたことを明かす ・タケミチにタイムリープの能力を譲渡する |
⑧ | 2003年8月?日 ワカにタイムリープの能力を譲渡したことを明かす |
⑨ | 2003年8月13日 一虎に殴られて佐野真一郎が死亡する |
春千夜はタイムリープを元々知っていたと判明
背後の死角から刀で刺そうとするも、未来視を発動したタケミチに避けられた際に「オマエもタイムリーパーなのか…?」と口にした三途春千夜。
タイムリーパーの存在を知った経緯が不明でしたが、273話にて真一郎の口から聞いたと判明することに。
真一郎のトリガーとなったことで、最初の世界線と現在の世界線の二つの記憶を持っている様子。
タケミチが引き継いだことは知らなかった?
当時小6のタケミチに対してタイムリープの力を譲った真一郎ですが、そのタイミングは春千夜にタイムリープしたことを明かした後の出来事。
タイムリープの話を真一郎から聞いたワカ自身も、力を譲った相手は「見知らぬ少年」と口にしているため、春千夜はタケミチが真一郎から力を受け継いだとは知らなかったと言えるでしょう。/p>
ホームレスが言い残した呪いの正体は?
- 真一郎が一虎に殺されてしまったこと
- マイキーに生まれた”黒い衝動”
タイムリープの力を奪おうと真一郎に襲われたホームレスは、「呪われろ!! 呪われろ!!」と呪いの言葉を遺して死亡しましたが、実際に上記のように呪いとして実現しているように考えられます。
特に真一郎がホームレスを殺害した場面・一虎に殺された場面は同じように描かれており、呪いを象徴していると言えます。
また、マイキーが”黒い衝動”を「オレの呪い」と口にしているため、”黒い衝動”を呪いとして捉えることもできるでしょう。
東京リベンジャーズ273話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年マガジン2022年46号発売前に掲載した273話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
真一郎が一虎に殺されることに?
真一郎がタイムリープしていたのは、最初の世界線でマイキーが植物状態となった日の4年後の2003年7月30日。
現代に戻ってきた日も2003年7月末・8月初頭と思われ、約二週間後の8月13日には一虎に殺されることになると考えられます。
タイムリープをしてマイキーを救うことに成功した真一郎でしたが、その甲斐も虚しく273話にて死亡する場面が描かれるのではないでしょうか?
真一郎が時を遡ったことをワカに明かす?
真一郎がタイムリープをした結果、マイキーが死亡する最初の世界線から、マイキーが東京卍會を作り出した作中の世界線へと移行したと考えられる『東京卍リベンジャーズ』。
一方、真一郎がタイムリーパーだとマイキーが知ったのは、三天戦争の数日後にワカの口から聞かされたからと268話にて言及されています。
そのため273話では、真一郎がタイムリープしたことをワカに明かすシーンが描かれると思われます。
真一郎のタイムリープの能力の行方は?
パターン1 | パターン2 | |
---|---|---|
前々々回 | ??? | ??? |
前々回 | ホームレス | ホームレス |
前回 | 佐野真一郎 | 佐野真一郎 |
最新 | 花垣武道 | 羽宮一虎 |
タイムリープの能力を手に入れる方法は、タイムリーパーから能力を譲ってもらう・タイムリーパーを殺害するの二パターン存在するようです。
佐野真一郎はホームレスを殺害してタイムリーパーとなりましたが、その後の能力の所持者に関しては不明となっています。
タイムリープが可能なタケミチ、もしくは真一郎を殺害した一虎が時を遡る力を手に入れた可能性があると言えそうです。
パターン1:タケミチが後継者の場合
タイムリーパーとして作中で活躍しているタケミチは、時を遡る力を真一郎から受け継いだ可能性があります。
タイムリープの能力を譲る方法に関しては不明なものの、真一郎はタケミチに対して密かに力を譲っていたのかもしれません。
真一郎は作中で2003年に死亡しているため、その場合にはタケミチが小学生の時に真一郎と出会っていたと考えられます。
パターン2:羽宮一虎が後継者の場合
作中の2003年8月13日、佐野真一郎を殺害してしまった羽宮一虎。
タイムリーパーを殺害すると能力を手に入れることができると271話で判明したため、羽宮一虎は実はタイムリープの力を持っている可能性があると言えるでしょう。
一虎がタイムリーパーとなる展開は考えにくいですが、少年院から出てきた一虎がタイムリープをすることになるのかもしれません。
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チーム関連 | |||
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愛美愛主 | 芭流覇羅 | 梵天 | 三天時代 |
初代東卍 | 二代目東卍 | – | – |
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8・3抗争 | 血のハロウィン | ||
三天戦争 | – | ||
キャラ関連 | |||
三途春千夜のタイムリーパー説 | 佐野真一郎のタイムリーパー説 | ||
単行本・売上関連 | |||
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『東京リベンジャーズ』本誌まとめ記事
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『東京卍リベンジャーズ』番外編
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コメント
マイキーにタイムリープの能力付与してあげて、コンドル事件前に戻ればハッピーエンドじゃね?そういう終わり方にしそう