9/5(月)発売の週刊少年ジャンプ2022年40号(9月19日号)に掲載されている『呪術廻戦』の196話「桜島結界⑥」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦196話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
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22巻 | ||||
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191話 | 192話 | 193話 | 194話 | 195話 |
196話 | 197話 | 198話 | 199話 | – |
23巻 | ||||
200話 | 201話 | 202話 | 203話 | 204話 |
205話 | 206話 | 207話 | 208話 | – |
キャラ考察・術式まとめ | |||
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乙骨憂太 | 烏鷺亨子 | 石流龍 | 鹿紫雲一 |
秤金次 | 星綺羅羅 | パンダ | 夜蛾正道 |
考察・解説記事 | |||
呪術廻戦の年表・時系列 | アニメ二期の内容・放送時期 | ||
渋谷事変後の生死状況 | 死滅回游のルール・考察 |
呪術廻戦195話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
- 刀を探し求める泳者・大道鋼
- 何処にも刀が見当たらずに咽び泣く
- 相撲を取りたがる泳者・三代六十四
- 相撲取りが東京・両国にいると知る
- 東京ではなく鹿児島へと向かうことに
- 憲紀を庇って再登場する真希
- 真希は回復しきれていない状態
- 結界の外へ真希を逃がすべきと考える憲紀
- 真希の持つ刀を求める大道
- 刀を手にした大道に気圧される四人閉じる
- 大道は手にした妖刀に話しかける
- 呪霊の直哉が見えていない状態の大道
- 大道の袈裟斬りが直哉を捉える
- 伏黒甚爾と自分の何が違うのか考える真希
- 三代が簡易領域を発動させる
- 土俵の中央で「はっけよい」と構える三代
▼前話195話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦195話終了時のキャラ情報
桜島結界の登場キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
禪院真希 | 【所持得点】?点 ・呪術高専東京校の2年生 ・禪院家を壊滅させる ・結界を素通りすることが可能 ・傷が癒えていない状態で再登場する ・大道に刀を投げ渡す |
加茂憲紀 | 【所持得点】?点 ・呪術高専京都校の3年生 ・加茂家に嫡男として迎えられる ・加茂家の25代目当主の座を羂索に奪われる ・時間を稼ぐために直哉の相手を引き受ける ・直哉に圧倒されて満身創痍の状態 |
禪院直哉 | 【所持得点】?点 ・真希・真依の母親に刺されて死亡する ・呪霊に転じて再登場する ・サナギのような姿となり進化を遂げる ・他に類を見ないスピードで憲紀を圧倒 ・刀を手にした大道に袈裟斬りにされる |
大道鋼 | 【所持得点】?点 ・名も無き剣豪・天下無双の受肉体 ・呪力を扱わず剣技のみで戦う ・刀を手にした大道に気圧される四人 ・真希から刀を受け取り直哉を袈裟斬りにする ・呪霊の直哉が見えていない様子 |
三代六十四 | 【所持得点】?点 ・河童のような外見をしている ・相撲を取ることに執着している ・東京に向かうつもりが桜島まで南下してしまう ・簡易領域で土俵を生み出す? |
呪術廻戦の掲載順まとめ
直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
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3位 | 187話 | 東京第2結界⑥ | 2022年28号 |
4位 | 188話 | 東京第2結界⑦ | 2022年29号 |
3位 | 189話 | 東京第2結界⑧ | 2022年30号 |
3位 | 190話 | 東京第2結界⑨ | 2022年32号 |
3位 | 191話 | 桜島結界① | 2022年33号 |
3位 | 192話 | 桜島結界② | 2022年35号 |
5位 | 193話 | 桜島結界③ | 2022年36・37号 |
3位 | 194話 | 桜島結界④ | 2022年38号 |
3位 | 195話 | 桜島結界⑤ | 2022年39号 |
2位 | 196話 | 桜島結界⑥ | 2022年40号 |
▼次話197話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦196話のあらすじ・ネタバレ
真希に相撲を取ろうと誘う三代
自身が相撲を取るためにのみ機能する領域を広げ、土俵の真ん中で構えを取る三代六十四。
土俵の外にいる真希に「相撲は好きかい?」と問いかけ、「取ろうぜ相撲」と呼びかけます。
純粋な相撲勝負をすることになる三代の領域は、呪術的な縛りの要素を排除するため、招き招かれた両者が了承しない限り完成しないのが特徴。
真希が相撲を取ることに了承すると、三代は「マジでぇ〜〜〜!??」と大喜びし、真希・三代の二人を囲むように領域が閉じられていきます。
領域に囚われていく様子を見て「何を考えている!!」と言う憲紀に対し、「考え過ぎてる 少しスッキリさせてく」と返答する真希。
三代が相撲で真希に勝利する
三代の領域の中に閉じ込められた真希は、土俵で三代と向かい合いうと、「私には何が見えていない?」と考えつつ取り組みを開始。
瞬時に真希の重圧を察知した三代は、正面からの激突を回避して真希の背後へ回ります。
三代の方へ振り返る真希ですが、姿勢を低くした三代に避けられてしまい、左腕を取られた勢いで土俵を転がり敗北することに。
真希に勝利して「相撲サイコー」と両手を広げるも、「こんなもんじゃないだろう 嬢ちゃんは」と言い、立ち会った瞬間に正面から組めば喰われると分かったと続ける三代。
真希に集中できない理由を問う三代
真希に目線を合わせた三代は、「話してみろ」と集中できない理由・何を考えているのかを尋ねます。
拒絶していたわけでも慢心していたわけでもないものの、強くなるために他者を頼るという発想がなく、師と呼べる人物がいなかった真希ですが、三代に対して自らの内心を話すことに。
大道の言っている意味が分からないと真希の口から聞き、「俺は分かるぞ」と言う三代。
真希に対して「立て 相撲を取るぞ」「俺はそれ以外伝え方を知らん」と言葉を掛け、二人は再度相撲を取ることに。
会話しながら相撲を取る真希・三代の二人
相撲を取りながらも、会話をする真希・三代の二人。
「嬢ちゃんは囚われ過ぎてんのさ」と言う三代は、自分・相手・呪いといった”人間”に真希が囚われていると指摘。
「でも……相撲ってそういうもんだろ?」と疑問を口にする真希に対し、三代は輪の中で一対一で人間がぶつかり合う相撲は謂わば”こみゅにけーしょん”と肯定しつつも、相撲を取る人間は輪の外で作られていると続けます。
土俵の中の人間を突き詰めていくには、本当に出るわけにはいかないものの、土俵の外に出るしかないとの三代の言葉を聞き、「フッ」と笑う真希。
三代の領域から登場する真希
相撲でぶつかり合った瞬間、土俵に上がるまでの全てが互いに流れ込んでくることがあると言う三代。
光を嗅ぐ・音を見るといったように相手・自分の全てが感じ取れ、その場合には目の前の肉体や勝敗すら意味を成さないとのこと。
侍が言いたいのはそういうことと言う三代は、「……つまり”自由”さ」と続けます。
三代の言葉を受けた真希は四股を踏み、「あとはもう 体感するしかねぇよ」「取ろうぜ相撲──」とのモノローグと共に正面から組み合う二人。
次の瞬間、直哉・大道・憲紀の三人が目を向けた先では、三代に相撲で勝利して領域から姿を現した真希が、晴れ晴れとした顔で「絶好調」と口にすることに。
呪術廻戦196話の内容・ネタバレまとめ
本誌196話の内容・ネタバレ一覧
- 相撲を取るための領域を広げる三代
- 三代の領域は両者の了承がないと完成しない
- 真希が相撲を取ることに了承
- 二人を囲むように領域が閉じていく
- 真希は頭をスッキリさせるつもり
- 自分に何が見えていないのかと考える真希
- 真希は三代に相撲で敗北する
- 何を考えているのか真希に問う三代
- 真希には師と呼べる人物がいない
- 大道の発言の意味が分かると言う三代
- 二人は再度相撲を取ることに
- ”人間”に囚われ過ぎている状態の真希
- 三代曰く人間は土俵の外で作られている
- 大道の発言を”自由”の一言でまとめる三代
- 三代の領域から真希が出てくる
- 真希は三代に相撲で勝利した様子
▼次話197話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦本誌196話の感想・考察まとめ
三代六十四の領域の詳細とは?
三代六十四の領域は、彼が相撲を取るためにのみ機能し、それ以外を全て削ぎ落とした結界。
三代が出現させた土俵で純粋な相撲勝負をすることになりますが、呪術的な縛りの要素を排除するため、領域は招き招かれた両者が了承しない限り完成しない仕組みとなっています。
両者が了承した場合には、土俵の周りが”帳”のような結界で囲われて領域が閉じられ、三代が敗北した際に領域が解除されるようです。
真希には師と呼べる人物が存在しない
学年 | 担任教師 |
---|---|
一年生 | 五条悟 |
二年生 | 日下部篤也 |
196話では、真希には師と呼べる人物がいないとの一文が記されることに。
真希自体は拒絶・慢心していたわけではなく、強くなるために他者を頼るという発想がなかったとのこと。
ただし、高専の担任教師である五条・日下部の二人を真希が「ボンクラ」と認識していたことも一因と言えそうです。
大道・三代のセリフが意味することは?
呪霊が見えていないにも関わらず、「それ以外が全て見えているのであれば 最早それは見えているも同義である!!」と口にして、真希から借りた刀で呪霊直哉を袈裟斬りにした大道鋼。
一方の三代は、大道の言葉の意味が分からないと言う真希に対し、自分・相手・呪いといった”人間”に囚われ過ぎていると指摘し、大道の発言を「……つまり”自由”さ」と言い換えました。
闖入泳者の二人の言葉は、認識に縛られずに自由に戦うという意味だったのではないでしょうか?
真希が四股を踏むシーンの解説
相撲を取りながら三代のアドバイスを受けて四股を踏んだ真希の背景には、空を飛んでいく雁が描かれているのが特徴。
真希が禪院家を滅ぼす章では「葦を啣む」というタイトルが使われており、真依が死亡した149話などでも雁が描かれていました。
この雁の描写は、”自由”の象徴であり、真希の成長・強化を意味していると捉えられそうです。
禪院家が壊滅するまでの話一覧
話数 | タイトル | 掲載号 |
---|---|---|
148話 | 葦を啣む | 2021年24号 |
149話 | 葦を啣むー弐ー | 2021年25号 |
150話 | 葦を啣むー参ー | 2021年26号 |
151話 | 葦を啣むー肆ー | 2021年27号 |
152話 | 葦を啣むー跋ー | 2021年28号 |
禪院家編で使われていた「葦を啣む」というタイトルですが、「葦を啣む雁」ということわざから来ていると考えられます。
「葦を啣む雁」は「何か行動を起こす際に、抜かりなく準備する」といった意味を持ち、死滅回游に参戦するに当たって真希が強化されることを端的に表していたのかもしれません。
呪術廻戦196話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2022年40号発売前に掲載した196話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
真希VS三代・直哉VS大道の戦いに?
195話の最後では、真希を相手として簡易領域を展開したと思われる三代の姿が描かれることに。
真希は相撲を取ることを熱望している三代の相手を引き受け、真希VS三代の戦いに突入すると考えられます。
また、真希から刀を受け取った大道は、呪霊の直哉が見えていない状態でも戦うことが可能な様子であり、このまま直哉の相手は大道が引き受けるのではないでしょうか?
直哉が更に進化・羽化する可能性も?
芋虫・蛆虫のような姿はあくまで呪胎であり、変態を遂げることに成功した直哉。
ただし、進化した状態でもサナギに手足が生えたような姿をしており、今後更に進化して羽化する可能性が考えられます。
大道・真希などを相手にしてピンチに陥った直哉は、羽化を遂げ更に強化されるのかもしれません。
繭を作り出す虫と言えば?
完全変態をする昆虫の幼虫が蛹になる際、繭を作り出してその中で蛹化する虫としては、ガ・ハエ・ハチなどが例として挙げられます。
芋虫のような姿をしていた呪胎の直哉ですが、実際には蛆虫と考えることもできるでしょう。
万が一羽化する際には、ガ・ハエ・ハチなどに姿を変え、投射呪法を活かして戦うのではないでしょうか?
直哉に止めを刺すのは憲紀?
192話の冒頭では、姉妹校交流会のミーティングの様子が再度描かれ、敵対術師に止めを刺す時には死後呪いに転ずることを防ぐため、呪術で殺す必要があると言及されました。
一方、4巻33話では「呪力で殺します」と加茂は口にしており、呪力から呪術へと表記が変わっているのが特徴。
この変更は、直哉を倒すのは術式を持たない真希ではなく、憲紀の赤血操術だと示唆しているのではないでしょうか?
大道・三代は真希たちの仲間となる?
死滅回游編ではこれまで三つの結界での戦いが描かれており、それぞれの結界で仲間・目的を同じとするキャラが登場しています。
桜島結界でも同様に仲間になりうるキャラが出てくると思われ、大道・三代が真希・憲紀の味方となる展開が期待できそうです。
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186話 | 187話 | 188話 | 189話 | 190話 |
22巻 | ||||
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196話 | 197話 | 198話 | 199話 | – |
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