【呪術廻戦】216話のネタバレ感想・考察まとめ｜宿儺が”浴”を完了・万と対峙する

3/13(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年15号（3月27日号）に掲載されている『呪術廻戦』の216話「浴」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦216話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

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呪術廻戦215話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①215話前半の内容・ネタバレまとめ

• 羂索と共に呪霊に乗って移動する裏梅
• 虎杖に殴られ伏黒の名を口にする宿儺
• 宿儺は自らの肉体の様子を確かめる
• 呪力出力は酷いと一割以下まで下がる様子
• 虎杖を殺す分には不自由しないと思う宿儺
• 宿儺は何事にも仕上げは必要と口にする
• その場に「釈魂刀」を携えた真希が登場
• 「コイツは殺しても死なない」と言う虎杖
• 虎杖・真希が宿儺へと攻撃を仕掛ける
• 二人の目標は殺してでもアレ・・を捕まえること
• 更に速度を上げて宿儺と戦う二人

②215話後半の内容・ネタバレまとめ

• 同胞を傷つける時に宿儺を拒絶する肉体
• 宿儺は地面に向かって「捌はち」を放つ
• 体勢を崩した真希の顔面を殴る宿儺
• ものともしない様子の真希に笑みを浮かべる
• 三人が戦う場に裏梅が姿を現す
• 出力最大の「霜凪」を受ける虎杖・真希
• 真希に呪力を偏らせたことを正解と言う宿儺
• 裏梅に”浴”の用意をするように指示する
• 既に出来ていると言う裏梅を褒める宿儺
• 「霜凪」の氷の中から虎杖が姿を現す
• 宿儺・裏梅は「鵺」に乗って上空にいる状態
• 虎杖を見て「なんと情けない」と笑う宿儺
• 宿儺は虎杖の様子から播磨の人物を想起
• 嘲笑を残して去っていく宿儺・裏梅

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2023.03.13

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呪術廻戦216話のあらすじ・ネタバレ

死滅回游に言及する羂索

サブタイトルが「浴」の216話の冒頭にて、魔の中に沈む様子が描かれる宿儺。
その頃、禪院家へ戻っていた羂索は、死滅回游を終わらせるつもりであると裏梅に明かします。
脹相には軽くふかしていたものの、自身の目的の「天元と人間の超重複同化」について、死滅回游を終わらせないと実行できないと言う羂索。
それを聞いた裏梅が、死滅回游を永続するように作ったのは貴様自身だと指摘すると、”永続するゲームを終わらせる”という無理難題の縛りを自身にかけることで、死滅回游という理不尽なゲームを成立させたと答えます。
「ならさっさと終わらせてこい」と唾を吐き、禪院家まで戻ってきた理由を問う裏梅に対し、羂索は「どうやって終わらせるか聞いてくれないの？」と不満気に言いつつも、「興味があってね ”浴”ってやつに」と続けることに。

裏梅が”浴”の説明をする

本来の”浴”とは、家宝として秘蔵する器物を外敵から守るために呪具化する儀式のこと。
儀式の詳細について、蠱毒で厳選された生物を潰し濾すことで得られる呪力の溶液に、器物を十月十日漬け込むと羂索は説明を続けます。
”浴”を呪霊で再現したことに羂索が言及する中、呪霊は殺すと消失反応で塵になってしまい、切り離された一部も同様と語る裏梅。
そのため、裏梅はまずは呪霊を一体一体丁寧に締め、頭部など核に当たる部分のみを「氷凝呪法」で凍らせてから切り離し、残りを細切れにして濾していると明かします。

”浴”を終えて立ち上がる宿儺

裏梅が作り出した”浴”の場へ近付きつつ、「こんなものに浸かってどうするのさ」と尋ねる羂索。
「”魔”に近づくのだ」と答えた裏梅は、伏黒恵の自我・魂をより深くへ沈めるためと続けます。
次の瞬間、二人の前では”浴”を終えた宿儺が、血の海から立ち上がることに。
「顔 それでいいんだ？」と尋ねる羂索に対し、宿儺は「今はな」と答え、術師連中と戦うのであればこのままの方が都合がいいと続けます。
しかし、裏梅から渡された服を身につけた宿儺は、そこで何かに気付いたかのように自身の手のひらを見つめることに。

万について言及する宿儺たち

指に亀裂が入っていることに気付き、「伏黒津美紀はどこにいる」とコガネに尋ねる宿儺。
万よろずが仙台結界コロニーに滞留していると発覚し、彼女の意図を問われた羂索は、戦りたがっている宿儺のことを誘っていると返答。
また羂索は、万が会津の人間であることに触れ、千年ぶりに受肉をしたら、まずは故郷を訪ねてみるのが人の常だろうと呆れたように口にします。
続けて、わざわざ万の元に出向いて戦うのかと宿儺に問いかけ、昔から二人は万の一方的な片想いであり、放っておくのかと思ったと言う羂索。
「万はどうでもいい」「用があるのは器の方だ」と返答した宿儺は、伏黒津美紀を破壊し、自身の中の伏黒恵を完全に沈めると続けることに。

石流・烏鷺が宿儺の存在に気付く

宿儺の返答を聞き、「……じゃあ送ってあげるから 点ポイントちょーだい」と言う羂索。
宿儺が羂索の呪霊に送られる様子が描かれた後、仙台結界コロニーでは宿儺の存在に気付いた石流・烏鷺の反応が描かれることに。
冷や汗をかきながらも「こいつは……スイートが過ぎるってもんだろ」と言う石流と、呪いの王が来たと怯えた様子を見せる烏鷺。
その後、羽織を纏って現れた宿儺の前に、恐れを抱きながらも立ち塞がる石流が描かれます。
「退くのか？退かないのか？」と問われ、思わず攻撃を仕掛けようとする石流ですが、宿儺の放った「解カイ」を受けることに。

宿儺・万が顔を合わせることに

体から血を流しつつ距離を取る石流に対し、「三枚に卸すつもりだったが なかなかやるな」と笑いながら言う宿儺。
見縊っていたと軽い調子で謝り、「次は本気でやってやる」と口にします。
そんな宿儺から後退しつつ距離を取り、「グラニテブラスト」を放とうとする石流でしたが、次の瞬間、宿儺に顔を斬られ死亡してしまうことに。
場面は変わり、対峙する万・宿儺の二人。
「あら そっちの子にしたのね」と言う万に対し、「ああ こっちの方が面が良かったものでな」と答える宿儺が描かれます。

呪術廻戦216話の内容・ネタバレまとめ

本誌216話の内容・ネタバレ一覧

①宿儺が”浴”を完了させる

• 魔の中に沈む様子が描かれる宿儺
• 死滅回游を終わらせるつもりと話す羂索
• 目的の実行には回游の終了が不可欠とのこと
• ”浴”に興味があると言う羂索
• 本来の”浴”は家宝の器物を呪具化する儀式
• 呪力の溶液に器物を十月十日漬け込むもの
• ”浴”を呪霊で再現する裏梅
• 呪霊の血の海に浸かる意味を問う羂索
• ”魔”に近づくと答える裏梅
• 伏黒恵の魂をより深く沈める意図がある
• ”浴”を完了させて立ち上がる宿儺
• 自らの手の指の亀裂の存在に気が付く

②仙台結界で対峙する宿儺・万

• コガネに伏黒津美紀の居場所を問う宿儺
• 津美紀の居場所が仙台結界と判明する
• 万が会津の人間だと口にする羂索
• わざわざ万の元へ出向くつもりの宿儺
• 昔から万の一方的な片想いという関係の二人
• 「用があるのは器の方だ」と言う宿儺
• 自身の中の伏黒を完全に沈めることが目的
• 仙台結界へ送る代わりに点ポイントを求める羂索
• 石流・烏鷺が宿儺の存在に気付く
• 呪いの王がきたと怯えた様子を見せる烏鷺
• 冷や汗をかきながら宿儺の前に立つ石流
• 宿儺に頭を斬られ石流が死亡する
• 遂に万・宿儺の二人が対峙することに

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【呪術廻戦】217話のネタバレ感想・考察まとめ｜宿儺・万の戦いが始まる

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2023.03.13

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呪術廻戦本誌216話の感想・考察まとめ

羂索の目的についておさらい

羂索が始めた死滅回游は、泳者プレイヤーの呪力・結界コロニー同士を結んだ境界を使い、日本の非術師を彼岸へ渡す儀式となっています。
星漿体以外と天元の同化は不可能ではないものの、高確率で不完全なモノと成るため、羂索は人類・天元を同化させる前の慣らし・・・として死滅回游を開催することに。
作中の11月16日時点で既に死滅回游は役割を終えており、日本にいる非術師の同化前の慣らしは済んでいるようです。

目的達成には死滅回游を終了する必要アリ

自身の目的について、「天元と人間の超重複同化」と口にした羂索。
202話では、脹相に対して「死滅回游は既に役割を終えた」と言っていましたが、実際には死滅回游を終わらせないと目的を実現できない様子。

死滅回游を終わらせる方法とは？

＜総則ルール＞７で「永続」に言及している通り、死滅回游を永続するように作っていたはずの羂索。
”永続するゲームを終わらせる”という無理難題の縛りを自分自身にかけることで、死滅回游という理不尽なゲームを成立させていたようです。

宿儺にポイントを求める羂索

伏黒の肉体に受肉した宿儺は、上記のような流れで159点を所持している状態となっています。
宿儺を仙台結界コロニーへと送る代わりに、点ポイントを求めている様子が描かれている羂索。
宿儺から100点を分けてもらうことで、死滅回游に新たなルールを追加し、死滅回游を終わらせようとしていると思われます。

”浴”は本来どのような儀式？

本来の”浴”とは、家宝として秘蔵する器物を外敵から守るために呪具化する儀式を指します。
蠱毒で厳選された生物を潰し濾すことで得られる呪力の溶液に、器物を十月十日漬け込むという手順を取る様子。

宿儺が行った”浴”の詳細・目的は？

頭部など核に当たる部分のみを「氷凝呪法」で凍らせてから切り離し、呪霊を細切れにして濾していくことで”浴”を再現した裏梅。
宿儺は呪霊の血の海に浸かることで、”魔”に近づき、伏黒恵の自我・魂をより深く沈めることを目的としているようです。

羂索が宿儺の顔に言及した理由について

”浴”を終えて血の海から立ち上がった宿儺に対し、「顔 それでいいんだ？」と尋ねた羂索。
「今はな」と答えた宿儺は、虎杖などの術師連中と戦うのであれば、このままの方が都合がいいと考えている様子。
ただし一連のやり取りから、宿儺が伏黒の肉体を利用するのは一時的なことと捉えられ、宿儺は今後顔を変える・再度他の肉体に受肉するといった行動を取るのかもしれません。

宿儺の指の亀裂の意味とは？

”浴”を終えた後の宿儺は、何かに気付いたかのような反応を見せ、自身の手を見ているのが特徴。
その宿儺の右手の人差し指には、亀裂のようなものが存在しているようです。
伏黒の魂をより深く沈めるために”浴”をした宿儺ですが、肉体にはまだ伏黒の自我が残っており、宿儺に反発しているのではないでしょうか？

万と戦う理由は伏黒が関係している

自身の手を目にした後、コガネに対して津美紀（万）の居場所を尋ねている宿儺。
万と戦うつもりなのかと羂索に尋ねられると、「万はどうでもいい」「用があるのは器の方だ」と返答しています。
宿儺は伏黒津美紀を破壊することで、自身の中の伏黒恵を完全に沈めるつもりの様子。

万の過去・宿儺との関係性について

千年前の術師である万は、現在の福島県に当たる会津の人間だったようです。
そのため、まずは故郷を訪ね、その後に近場の仙台結界コロニーへと向かった様子。
また宿儺・万の二人は、昔から万の一方的な片想いという関係性だったとのこと。

石流・烏鷺の宿儺に対する反応まとめ

仙台結界コロニーに姿を現した宿儺に対する石流・烏鷺の反応は、それぞれ上記の通り。
特に千年前の術師である烏鷺の場合は、元々宿儺のことを呪いの王として知っていた様子。
181話でも言及していた通り、宿儺のことを強者としての地平すら超越する圧倒的な自己・他を顧みない災いとして認識していたようです。

石流は宿儺に敗北して死亡

冷や汗を流しながらも、仙台結界に登場した宿儺の前に立ちはだかった石流。
単に身動きが取れなかったとも捉えられますが、宿儺の「解」を耐える・「グラニテブラスト」を放とうとするなど、戦う意思があったようです。
しかし、本気を出した宿儺に頭部を斬られてしまい、瞬殺されてしまうことに。

宿儺・万が遂に対峙することに

石流を瞬殺した後、宿儺は遂に万と対峙します。
「そっちの子にしたのね」との発言から、万は虎杖の中に宿儺がいたことを予め気付いていたと言えるでしょう。
212話で「じゃあね 待ってるわよ」と言い残して飛び去っていったのも、宿儺に対しての発言と考えられます。

呪術廻戦216話の展開予想

宿儺が”浴”を完了させる？

宿儺が虎杖・真希の二人を相手にしていた215話では、裏梅が東京第１結界に登場して「霜凪」を発動、虎杖・真希を凍結させました。
裏梅と合流した宿儺は、「肉体からだを仕上げる」と言い、”浴”の用意をするよう裏梅に指示。
虎杖の前で「鵺」に乗って飛び去った宿儺は、裏梅の用意した場所で”浴”をすると思われます。

伏黒・宿儺の対話が描かれる？

宿儺に体を乗っ取られた伏黒ですが、肉体の動きを阻害しているほか、術式への呪力出力を落とすなど抵抗をしている様子。
宿儺が「……伏黒恵め」と口にしている様子からも、伏黒の自我が残っている可能性は高いと捉えられるでしょう。
216話以降で宿儺の”浴”が描かれる場合、2巻11話で対話していた虎杖・宿儺のように、宿儺の生得領域で伏黒・宿儺が対話する様子が描かれるかもしれません。

他の結界コロニーの様子が描かれる？

津美紀が受肉タイプの泳者プレイヤーと判明した上、伏黒の肉体に宿儺が受肉するなど、激動の様子が描かれた東京第１結界。
一方、上記の他の三つの結界コロニーに関しては特に言及されていないため、216話からはこれらのコロニーに場面転換するかもしれません。
ただし、万が死滅回游にルールを追加してコロニー間の移動を可能にしたことから、東京第１結界に一同が集結する展開も考えられます。

死滅回游に追加されたルールのおさらい

来栖華・天使の生死が明らかに？

伏黒の”フリ”をした宿儺に騙され、右腕を失うこととなった来栖華。
そのまま宿儺によって投げ飛ばされ、ビルの屋上から地面に落下してしまうことに。
「グチャ」という音が響いていることから、来栖は死亡している可能性が高いですが、共生中の天使は生き延びているかもしれません。

天使は五条解放のために必要な存在

来栖華と共生している千年前の術師の天使は、「あらゆる術式を消滅させる」術式を持っているのが特徴。
虎杖たちが天使と合流しようとしていたのは、獄門疆に封印された五条悟を解放するためでした。
天使の術式がなければ五条の解放は困難であることから、メタ的に考えるとパターン2・パターン3のように天使は生存していると思われます。

獄門疆「裏」の解除方法のおさらい

五条悟の解放には、天元が封印していた獄門疆「裏」を抉じ開ける必要があります。
抉じ開ける方法は上記の3パターンが存在しますが、「天逆鉾あまのさかほこ」・「黒縄こくじょう」に関しては手に入れられない状況です。
しかし、「天逆鉾」の欠片・「黒縄」の残りが見つかるなどすれば、天使の生死にかかわらず五条の解放が可能となることに。

乙骨が天使の術式をコピーする？

仙台結界で活躍していた乙骨は、「模倣コピー」の術式を持っている様子。
「リカ」と接続している間のみ・コピーするために条件があるなど、いくつかの制約が存在するようですが、天使の術式もコピーできる可能性があると言えるでしょう。
天使の「あらゆる術式を消滅させる」術式をコピーした乙骨により、獄門疆「裏」の封印が解かれるのではないでしょうか？

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羂索が虎杖の前に現れる？

作中の2018年11月16日 00:00、薨星宮の直上に姿を現し、遂に天元を手中に収めた羂索。
日本の非術師の”慣らし”が済んだにもかかわらず、11月16日正午になっても特に行動を起こしていなかったようですが、京都の禪院家にいた裏梅を拾いに行っていた様子。
裏梅と共に東京第１結界に訪れてたと思われる羂索は、虎杖の前に姿を現すのかもしれません。

羂索・虎杖の関係性が明かされる？

九十九のブラックホールを防いだ羂索は、208話にてかつて虎杖香織の肉体を使用していたことに言及しました。
額に傷跡を持つ母親を夢で目にした虎杖は、羂索からその母親の正体が自分だと明かされるのではないでしょうか？
羂索が虎杖の前に姿を現すかどうかは不明ですが、今後の展開で羂索・虎杖の関係性が判明する可能性は高いです。

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