【呪術廻戦】209話のネタバレ感想・考察まとめ｜羂索の狙いが判明・米軍との激突

1/7(土)発売の週刊少年ジャンプ2023年6・7合併号（新年1月29・30日号）に掲載されている『呪術廻戦』の209話「未知への供物」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦209話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

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呪術廻戦208話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

• 極小の「うずまき」に腹を貫かれる九十九
• 作戦会議の後に話し合う九十九・脹相
• 脹相が「俺は”人”か？」と九十九に問う
• ”呪い”として生きる道を選んだ脹相
• 楽な道を選んだことに後悔の涙を流す
• 自分達は四人で戦う運命だったと思う脹相
• 脹相は羂索の気を引こうとする
• 天元によって戦線離脱させられる脹相
• ”人”として生きるよう脹相に言う九十九
• 重力の術式で体が上下に分断される九十九
• 羂索の背後に姿を現す天元
• 天元の見た目が宿儺のようで笑う羂索
• 羂索は九十九に足首を掴まれることに
• 九十九がブラックホールを生み出す
• 瓦礫の中から姿を現す羂索
• 虎杖香織の術式「反重力アンチグラビティ機構システム」に言及
• 木の中で体を丸める天元の本体
• 「さらば友よ」と天元に告げる羂索

▼前話208話のネタバレまとめはこちら

【呪術廻戦】208話のネタバレ感想・考察まとめ｜羂索が勝利・九十九は死亡？

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2022.12.19

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2023.01.07

呪術廻戦209話のあらすじ・ネタバレ

結界コロニーへ進軍する米軍の様子

時は遡り、2018年11月14日・深夜の東京第１結界コロニーに進軍する米軍の様子が描かれます。
軍用車両・軍用ヘリコプターで結界コロニー内へ侵入し、次々と「よぉ俺はコガネ!!」とコガネに話しかけられるものの、反応せずに無言のままの軍人達。
するとここで、場面は149話で描かれた禪院家の訓練・懲罰に使われる部屋へと移り、そこに足を踏み入れる羂索・裏梅の二人が描かれます。
死滅回游の総則ルールにない結界コロニー侵入時の転送について、コガネの問いかけに応答しなければ起こらないと明かした羂索は、この仕様を「死滅回游の裏ルール」と口にします。
「どちらかと言えばバグとなんじゃないか？」と言う裏梅に対して手厳しいと反応しつつ、「それよりどうだい？」と尋ねる羂索。
裏梅は「悪くない」と答えると、禪院家のこの場所について「宿儺様にもご満足頂ける”浴”ができる」と続けます。

米軍に捕まってしまう麗美

東京第１結界コロニーの泳者プレイヤーの黄櫨はぜのき・日車・甘井の三人が描かれたと思いきや、次の瞬間、麗美のいる部屋にスタングレネードが投げ込まれることに。
即座に部屋に侵入し、ベッドの上にいる麗美にテーザーガンを放つ軍人達。
麗美に電気ショックを与えて身動きを取れなくすると、首元に注射器のようなものを刺します。
身動きが取れない状態ながらも、襲ってきた相手が術師ではないと察する麗美。

状況を報告し合う米軍の軍人たち

麗美の身柄を確保した軍人達は、「お疲れ銀メダリスト」と声を掛けられることに。
軍用車両の中では既に多くの術師が拘束されている状態で、「中将殿は何をそんなにビビっているんだ？」と軽口を交わす軍人達。
しかし、そこに「そうでもないみたいよ」と言いつつ女性の軍人が登場、彼女の背後では遺体を詰めた袋を持ち運ぶ隊員達の姿がありました。
「殺したのか!? 任務は生け捕りだろ!?」と反応する同僚に対し、「最悪の場合 脳さえ傷つけなければ……だろ!!」と返答する女性。
殺した相手についてテーザーガンが刺さらない上、.50口径の弾も貫通せず、頭がヘリになる化物だったと明かします。

軍人達を相手に戦う黄櫨はぜのきの様子

頭の上にハテナを浮かべる同僚に対し、現に部下は怪我を負っており、自分は頭をスライスされかけたと言う女性。
同僚達が信じきれていない様子を見せる中、呪術師はピンキリであり、簡単に拉致できたヘタレから自分たちが処理した怪物、それ以上の化け物もいると冷や汗を浮かべます。
一方その頃、女性の言う化け物にあたる黄櫨はぜのきを襲った軍人は返り討ちに遭っていました。
死亡した軍人の胸倉を掴み、どこの国の軍人なのかと訝しむ黄櫨。
強者だけが残った回游に羂索が爆弾を落とすとのレジィの発言を思い返し、「……これがそうなのか？」と考えを巡らせます。

羂索の目論見を推測する裏梅

場面は戻り、死滅回游の泳者プレイヤーに武装した非術師＝軍人を当てることで、結界コロニーの呪力を活性化させ天元との同化前の慣らしを終える、と羂索の目論見について推測する裏梅。
羂索は「それだけだと60点かな」と答えると、東京・仙台を除けば各結界コロニーの呪力は充分ではないため、その保険として各国の軍隊を各結界コロニーに差し向けたと明かします。
ただし、覚醒タイプの泳者プレイヤーは苦戦する者も多いと予想し、そもそも強くても殺人に抵抗がある者が多いため、軍VS術師は言う程盛り上がらないと思うと言う羂索。
また、ある程度の被害を受ければ軍は引いてしまい、非術師は点が低いため泳者プレイヤーも理由もなく深追いしないだろうと口にします。

結界コロニーに呪霊を解き放ったことを明かす羂索

一連の話を聞き、軍を夜に行動させた理由について、軍人にアドバンテージを与えていると思っていたと言う裏梅。
話を一旦変え、非術師でも息絶える瞬間には大きく呪力を放出するため、「海外の人間も例外ではないのか？」と羂索に尋ねます。
裏梅の問いを受け、呪力と縁のない外国人も死に際は別であり、わずかではあるものの脳が変異する程の負荷が”死”にはあると答える羂索。
裏梅は羂索が初めから術師・軍を当てるつもりはなかったと気付き、非術師がどうあがいても勝てない”理”に言及します。
軍人が呪霊と遭遇する描写と共に、全ての結界コロニーに数多の呪霊を解き放っていると明かした羂索は、「夜は彼らのホームグラウンドだ」と口にすることに。

虎杖達が軍人と会敵することに

場面は虎杖達四人へと移り、羂索の狙いが呪霊による非術師の一方的な大量虐殺と推測する天使が描かれます。
理由を問う虎杖に対し、死滅回游の泳者プレイヤーの呪力によって結界コロニーが満ち切らなかった時の保険と答える天使。
それを聞いた伏黒は、1000人単位の一般人が結界コロニーに押し寄せる理由を問いますが、「……俺のせいかもな 俺の人気が人々を狂わせる」と髙羽が横入りすることに。
状況を整理しつつホテルの外へ向かうも、早くも武装した軍人達の襲撃に遭う一同。
結界コロニーに侵入した非術師の正体が軍人だと気付き、彼らの目的を探ろうとする伏黒ですが、銃撃を受けたために保護の線はないと断定、軍人達に直接聞くことを決意します。

呪術廻戦209話の内容・ネタバレまとめ

本誌209話の内容・ネタバレ一覧

①東京第１結界コロニーの呪術師を襲う米軍

• 時は2018年11月14日の深夜へと遡る
• 東京第１結界コロニーに進軍する米軍
• コガネに話しかけられるも無言の軍人達
• 禪院家の訓練・懲罰の部屋に入る羂索・裏梅
• 結界コロニー侵入時の裏ルールに言及する羂索
• 宿儺も満足する”浴”ができると言う裏梅
• 麗美の身動きを封じる軍人達
• 既に多くの術師が拘束されている状態
• 泳者プレイヤーの羽場が米軍によって殺されてしまう
• 襲ってきた軍人を返り討ちにする黄櫨
• 黄櫨はレジィの言葉を思い出すことに

②羂索の目的が判明・虎杖達が軍人と激突

• 羂索の目論見について推測する裏梅
• 各国の軍隊を結界コロニーに差し向けたのは保険
• 軍VS術師は盛り上がらないと言う羂索
• 非術師は死の瞬間に大きく呪力を放出する
• ”死”には脳が変異する程の負荷がある
• 全ての結界コロニーに呪霊を解き放ったと言う羂索
• 羂索の狙いは呪霊による非術師の大量虐殺
• 1000人単位の一般人が結界コロニーに侵入している
• 虎杖達が軍人の襲撃に遭うことに
• 非術師の正体が軍人と気付く伏黒
• 軍人達に目的を直接聞き出すことを決意する

▼次話210話のネタバレ考察はこちら

【呪術廻戦】210話のネタバレ感想・考察まとめ｜来栖華の過去が描かれる

1/23(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年8号（2月6日号）に掲載されている『呪術廻戦』の210話「未知への供物②」の感想・考察をまとめています。呪術廻戦210話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、...

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2023.01.07

呪術廻戦本誌209話の感想・考察まとめ

呪術廻戦の時系列のおさらい

『呪術廻戦』において、虎杖たちが死滅回游に参加してからの時系列は上記の通り。
単行本23巻の範囲では、時間が11月16日に飛び薨星宮に現れた羂索と、脹相・九十九・天元の戦いが描かれることに。
209話からは時間が11月14日へと戻り、201話の続きから話が再開することとなります。

死滅回游の結界コロニー侵入時のルールについて

死滅回游には、結界コロニーに侵入した泳者プレイヤーを設定された9つの地点にランダムで転送するという、総則ルールにはない結界特有の法則が存在します。
ただし、この転送はコガネの問いかけに応答しなければ起こらないため、米軍の面々はこの裏ルールを使用して結界に侵入することに。

東京第１結界コロニーの泳者プレイヤーの現状まとめ

東京第１結界コロニーの泳者プレイヤーの現状は、上記の通り。
麗美が米軍に拉致された一方で、グレネード・テーザーガンなどが効かずに生け捕りができなかったためか、頭がヘリに変わる羽場は殺されてしまった様子。
日車・甘井は一コマだけ登場したものの、現状については不明となっています。

羂索・裏梅がいる場所とは？

11月14日の深夜に羂索・裏梅の二人が足を踏み入れたのは、禪院家の訓練・懲罰に使われた部屋となっています。
2級以下の呪霊が無数に飼われており、149話では重傷を負った真希・真依の二人が、禪院扇によって部屋へと投げ込まれました。
部屋に飼われていた無数の呪霊は、覚醒した真希によって消滅させられたと思われます。

裏梅の言う”浴”の意味とは？

羂索に禪院家の部屋へ連れてこられた裏梅は、「ここなら宿儺様にもご満足頂ける”浴”ができる」と口にしているのが特徴。
”浴”は単に入浴を意味していると思われ、虎杖の身体を宿儺が乗っ取る、もしくは宿儺が虎杖の身体から分離する前提でのセリフと考えられます。
禪院家の部屋が”浴”に適している理由は不明ですが、無数の呪霊が飼われていたことが関係しているかもしれません。

羂索が呪霊に掃除させた人物について

部屋を後にした羂索・裏梅は、通路にてハエが集る死体を前にします。
この死体は真希に殺された禪院扇と思われ、羂索が呼び出した呪霊によって掃除されることに。

非術師の死亡・呪力の関係

呪力が少ない非術師でも、息絶える瞬間には大きく呪力を放出すると判明した209話。
呪力と縁のない外国人も例外ではないようで、”死”にはわずかではあるものの脳が変異する程の負荷があるようです。

羂索の狙いが明らかとなる

世界各国の首脳陣と接触し、日本へと軍隊を差し向けさせた羂索。
その背景には、呪霊による非術師の一方的な大量虐殺という目的が存在し、全ての結界コロニーに数多の呪霊を解き放っているとのこと。
羂索は、軍人の死を利用して結界コロニーの呪力を活性化させ、天元との同化前の慣らしを終えることを狙っている様子。

②だけでは60点の理由とは？

東京・仙台を除けば各結界コロニーの呪力は充分ではないため、その保険として各国の軍隊を差し向けた羂索ですが、軍VS術師は盛り上がらないと思っているようです。
受肉タイプの泳者プレイヤーは別として、覚醒タイプの泳者プレイヤーは苦戦する・殺人に抵抗がある者が多く、ある程度の被害を被害を受ければ軍は引いてしまい、泳者プレイヤーは点が低い非術師を理由もなく深追いしないと口にする羂索。
また、軍隊を夜に行動させたのは、軍人にアドバンテージを与えたわけではなく、呪霊とぶつけるためだったとのこと。

呪術廻戦209話の展開予想

羂索が天元を手中に収める？

九十九の奥の手と思われるブラックホールをも、虎杖香織に刻まれていた術式「反重力アンチグラビティ機構システム」で対処した羂索。
脹相が天元の手で戦線離脱させられ、九十九が死亡した可能性が高いことから、羂索は目論見通りに天元を手中に収められる状況にあるでしょう。
208話の最後に描かれた天元本体の肉体を、このまま呪霊操術で取り込むと思われます。

羂索の目的・行動の意図のおさらい

一億人呪霊が生まれてしまう？

羂索の目論見は上記の通りであり、既に③まで完了している状況と言えるでしょう。
天元を取り込んだ羂索は、慣らしが済んだ日本の非術師・天元を同化させ、一億人の呪力を孕んだ呪霊を生み出すと思われます。
死滅回游に参戦している虎杖たちは、羂索が生み出した一億人呪霊と相対することになるのかもしれません。

虎杖たちが米軍と戦うことに？

「天使」が結界コロニー内に800人以上の人間が侵入していると察したのに伴い、201話の最後で行動開始する様子が描かれた虎杖たち四人。
まずは状況を確認するため、侵入してきた人間たちに接触を図ると思われますが、少なくともアメリカは800人以上・大隊規模の人員を投入して「呪術師狩り」を目論んでいます。
そのため虎杖たちは、遭遇した米軍の軍人たちと戦うことになるのではないでしょうか？

羂索が接触していると思われる国々

羂索が接触を図ってきたと思われる国は、201話で言及された上記の国々と考えられます。
200話にて800名以上もの数の人間が結界コロニーに侵入していると判明したことから、アメリカの軍隊はまず死滅回游に参戦していると言えるでしょう。
虎杖たち呪術師は、アメリカを始め上記の国々の人間を相手に戦うのではないでしょうか？

呪言師の狗巻が大活躍することに？

渋谷事変にて宿儺の領域展開「伏魔御廚子ふくまみづし」に巻き込まれ、左腕を失ったと137話にて明らかとなった狗巻棘。
しかし、狗巻はそれから約70話もの間一切登場しない状態が続いています。
死滅回游ではあまり活躍が見込めないものの、一般人を相手にする際に狗巻の呪言が大いに役立つ展開が期待できるでしょう。

乙骨・秤たちの現状とは？

11月12日時点で100点以上を獲得しているにも関わらず、二日後の11月14日まで特にルールを追加していない乙骨・秤の二人。
秤の東京第２結界には西宮、乙骨の仙台結界には三輪がメッセンジャーとして参戦し、まだルールを追加しないよう伝えていると思われます。
ただし、虎杖が「先輩らがまだルールを追加しない理由が分からんが」と考えていることから、乙骨・秤たちに何らかのトラブルが発生している可能性もあるでしょう。

東京第１結界に東堂が登場する？

呪術高専の京都校の生徒で未だ登場していないのは、東堂・新田新の二人のみ。
虎杖たち東京校の生徒たちが参戦している結界の中で、東京第１結界にのみ京都校の生徒が存在しないことから、東堂がメッセンジャーとして登場する展開が考えられます。
ただし、東堂は渋谷事変での真人との戦いの末、術式を失っていると思われるため、参戦しない可能性も充分にあると言えるでしょう。

現時点で詳細が不明なキャラ一覧

天使は虎杖たちの味方ではない？

受肉した泳者プレイヤーの一掃を目的としており、交換条件を持ちかけるものの獄門疆の解放に協力することを受け入れた天使。
一見すると虎杖たちの味方と思われますが、天使自身も羂索の提案に乗って死滅回游に参加していることには代わりありません。
”堕天”＝宿儺を屠るために羂索と契約を交わした可能性もありますが、天使には怪しい点がいくつか存在すると言えるでしょう。

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