【ワンピース】セラフィムとは？新型パシフィスタの特徴・”悪魔の実”の能力｜ルナーリア族・七武海との関係性【ONE PIECE】

『ONE PIECE』に登場する新型パシフィスタ「セラフィム」についてまとめています。
パシフィスタが作られた経緯を始め、ルナーリア族・キング（アルベル）との共通点、七武海との関係性も合わせて考察しています。
”悪魔の実”の能力なども掲載しているので、ワンピースのセラフィムについて調べる際に是非ご覧ください。

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新たに三体のセラフィムが登場【NEW!!】

ドフラミンゴなどのセラフィムが登場

エッグヘッド編で登場した、元”王下七武海”の外見をしているセラフィム。
これまでにミホーク・ハンコックなど四体が登場済みでしたが、1086話でドフラミンゴ・モリア・クロコダイルの三体のセラフィムが登場。
これにより、アラバスタ編時点の”王下七武海”のキャラ七人全員のセラフィムが登場することに。

三体のセラフィムの名前とは？

セラフィムの名前は、モデルとなっている”王下七武海”のキャラが由来となっています。
キャラ自体の名前・モチーフの動物を英語に変換し、セラフィムに「S-○○」という名が付けられることに。
クロコダイルのセラフィムの場合、ワニから「S-アリゲーター」、もしくはそのまま「S-クロコダイル」という名になると思われます。

クロコダイルのセラフィムの能力とは？

セラフィムの腕には、「グリーンブラッド」という特殊な血液が通されており、超人系パラミシアの能力を使用可能となっています。
S-スネーク・S-ベアは、モデルとなったハンコック・くまと同じ能力を使用できるため、ドフラミンゴ・モリアのセラフィムに関しても、本人同様の能力を持つ可能性が高いです。
ただし、クロコダイル自身は自然系ロギアの能力者のため、セラフィムは別の能力を持つと思われます。

新型パシフィスタ「セラフィム」とは？

SSGが開発した”新兵器”のこと

新型パシフィスタ「セラフィム」とは、90巻905話で登場した藤虎が言及していた新兵器のこと。
藤虎が「すげェモンが完成してやした」と口にするほどの兵器であり、海軍の特殊科学班「SSG」・班長のベガパンクによって造られたものと思われます。
その後、ワノ国編が終わるまで「セラフィム」は登場せず、世界情勢の様子が描かれた際に作中で初登場することとなりました。

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セラフィムの初登場はいつ？何巻何話？

セラフィムが作中で初登場したのは、単行本105巻収録の1059話「”コビー大佐の一件”」。
”王下七武海”の権力が剥奪された「海賊女帝」ボア・ハンコックの拿捕の為、コビー・ヤマガシ中将といった海軍の面々が「女ヶ島にょうがしま」に上陸。
新型パシフィスタ「セラフィム」は前線へと投入され、S-スネーク・S-ホークの二体が活躍することになりました。

各セラフィムの初登場の話数まとめ

セラフィムの「威権順位」について

ベガパンクが作り出したパシフィスタ・セラフィムには、上記のように命令を聞く「威権順位」が存在します。
順位のトップに該当する”五老星”でも、電伝虫による命令は無効となっており、セラフィムには直接命令をする必要があるとのこと。
また”威権”が同列な者同士の場合、命令を書き換えることは不可能な様子。

セラフィムが子供の姿をしている理由は？

ジェルマの複製クローン技術が使われている？

84巻839話では、政府の手から逃れたジャッジが「ジェルマ」で研究を続け、”複製クローン兵”を作っていたことが明かされました。
20歳の兵士を一人作るのに5年かかるとのことで、2年をかけた場合には8歳の兵士が出来上がると考えられます。
セラフィムが子供の姿をしていたのは、このジャッジと同じ技術を使用しており、ベガパンク率いる「SSG」が頂上戦争後にセラフィムを作り上げたからではないでしょうか？

セラフィムの強さ・特徴一覧

「セラフィム」の持つ特徴まとめ

①元”王下七武海”のクローンが素体？

「女ヶ島」の前線に投入された二体の「セラフィム」ですが、内一体は子供の頃のハンコックにそっくりな外見をしていたとのこと。
黒ひげと激突したもう一体に関しても、黒刀「夜」のような剣を手にしていること・島の形を変えるほどの斬撃を放ったことなどから、幼少期のミホークの外見をしていると考えられます。
セラフィムがハンコック・ミホークの外見と一致しているのは、元”王下七武海”のキャラのクローンに改造を施しているからではないでしょうか？

②ルナーリア族と同じ身体的特徴を持つ

白い髪・褐色の肌・黒い翼といった、絶滅したハズの「ルナーリア族」の生き残りであるキングと同じ身体的特徴を持つ「セラフィム」。
カスリ傷一つ負わずに撤退した様子からも、キングと同じように”背中の火”が燃えている時には圧倒的な防御力を誇る性質を持っていると思われます。

③パシフィスタ同様にビームを放つ

バーソロミュー・くまの外見をしており、ベガパンクが開発した「人間兵器」パシフィスタ。
手・口からは黄猿の攻撃力を再現した”レーザー”を放つことができ、「セラフィム」も同様に手からレーザーを放つことが可能。
また、パシフィスタの肉体に「PX」の文字が存在したように、「セラフィム」の肉体にも「PX」の刻印があるようです。

④人の巨大化技術が使用されている？

「世界政府」によって何百年も前から推進されている研究である”人の巨大化”。
4年前時点では、ベガパンク自身も人体の巨大化に失敗していたようですが、この4年間の間に”人の巨大化”を成功させたのではないでしょうか？
ミホークの姿をしたセラフィムと対峙した黒ひげが「コイツでけェ……!!!」と口にしていることからも、人の巨大化技術が使用されていることは間違いなさそうです。

”七武海”になり変われるほどの代物

「セラフィム」の完成を知り、「”王下七武海”はもう要らねェ………!!!」と発言していた藤虎。
その後、藤虎はアラバスタ王国のコブラ王・ドレスローザのリク王に手紙を渡していたようで、「世界会議レヴェリー」にて”王下七武海”制度の撤廃を提案するよう持ちかけていたと思われます。
サカズキは”七武海”の撤廃に反対だったものの、藤虎は「セラフィム」が”七武海”になり変われると考えていたようです。

ベガパンク曰く”最強の人類”

上記の特徴を持つ「セラフィム」について、自身が考え得る科学の”最高峰”と評したベガパンク。
この海の歴史上、最強の”人類”とまで言い切るほどであり、”七武海”になり変われるというのも間違いではない様子。
実際に「女ヶ島」に投入された際には、S-ホーク・S-スネークの二体とも、最後までカスリ傷一つ負わなかったようです。

セラフィム・七武海の関係性とは？

セラフィムは元”七武海”の特徴を有する？

黒ひげを相手に戦ったセラフィム「S-ホーク」は、ミホークの持っている黒刀「夜」と似ている剣を所持しています。
また、その剣の腕は「女ヶ島」の山を斬り落として島の形を変えるほどであり、黒ひげは思わず「ヤミヤミの実」の能力を発動することに。
このような描写から、セラフィムは元”王下七武海”の外見をしているだけでなく、身体的能力も引き継いでいる可能性も考えられます。

元”七武海”の血統因子が使われている？

身体的特徴が一致しており、”ルナーリア族の血”で強化されているセラフィム。
加えて、元”七武海”のキャラの子供の頃の外見とそっくりなことから、元”七武海”のキャラの血統因子をも利用している可能性があると言えます。
一方で、くまの外見をしていたパシフィスタのように、元”七武海”のクローン対して改造が施されていると考えることもできそうです。

作中で登場したセラフィム一覧

今後登場しうるセラフィムとは？

七武海のクローンで作られているセラフィムですが、上記の三体は作中で未登場のまま。
「④」と書かれた扉の中には、S-シャークが存在していましたが、研究所内には同様に「⑥」と書かれた扉まで確認できます。
上記の三体全員が登場するかは不明ですが、最低でもこの内の二体が存在する可能性は高いです。

セラフィムの”悪魔の実”の能力とは？

セラフィムの”悪魔の実”の能力一覧

七武海のクローンであり、ルナーリア族の特徴を併せ持つ新型パシフィスタ「セラフィム」。
”最強の人類”と称される彼らは、腕に通した血液「グリーンブラッド」により、「超人系パラミシア」の”悪魔の実”の能力をも使用可能です。
ミホーク・ジンベエは”悪魔の実”の能力者ではないものの、S-ホーク・S-シャークはそれぞれ能力を持っているのが特徴。

”悪魔の実”の能力を持つ理由は？

グリーンブラッドが流れている

セラフィムの腕には、ベガパンクが生成した血液「グリーンブラッド」が流れているのが特徴。
この血液は、「超人パラミシア系」の能力者の”血統因子”から作り出したもので、投与することで”悪魔の実”の能力を得られます。
このグリーンブラッドにより、セラフィムは”悪魔の実”を食べることなく、「超人パラミシア系」の能力を使用可能となっています。

ルナーリア族・キングの特徴まとめ

ルナーリア族に関する特徴・伝承まとめ

かつて”赤い土の大陸レッドライン”の上に住んでいた？

キングと対峙し「聞いた事あるぞ… 昔々…赤い壁のその上に…”発火”する種族が住んでいました…」と口にした1022話のマルコ。
ルナーリア族はかつて”赤い土の大陸レッドライン”の上に住んでいたと思われ、その影響か”神”と呼ばれていたとのこと。

絶滅に追いやられることに

1033話にて、キングのことを絶滅したハズの「ルナーリア族」の生き残りと明かしたクイーン。
自然界のあらゆる環境下で生存できる怪物ですが、キングを除いて既に絶滅してしまったようです。
様々な種族が生活する「万国トットランド」を作り出したビッグ・マムは、自身の国に存在しない”種族”のキングを勧誘する場面も。

キングの身体的特徴・体質とは？

ルナーリア族の有する身体的特徴に関しては、上記の通り。
「背中の炎」が存在するときは、ゾロの斬撃が効かないほどの圧倒的な防御力を誇り、腹部に攻撃すると爆発を引き起こすことも。
一方で、「背中の炎」が消えると動きが早くなるものの、防御力が落ちるという体質を持ちます。

セラフィム・血統因子の関連について

かつてパンクハザードの政府の研究所に捕らえられ、「ルナーリア族」の耐久実験を受けていたキング（アルベル）。
カイドウがロックス海賊団を抜けた28〜38年前の間に、同じく政府に囚われていたと思われるカイドウと共に、パンクハザードから逃亡しました。
この実験を受けていた際に、密かに血統因子を確保されていた可能性が高いです。

パシフィスタの能力・特徴のおさらい

ベガパンクが開発した「人間兵器」

パシフィスタとは、バーソロミュー・くまをモデルに作られた政府の「人間兵器」のこと。
バーソロミュー・くまの肉体に加え、黄猿の攻撃力を再現しており、手・口からレーザー（ビーム）を放つことが可能。
ベガパンクのボディガードの戦桃丸によると、「パシフィスタ」一人を造る為に軍艦一隻分の費用（数億ベリー以上）が投入されているようです。

くま本人との見分け方は？

パシフィスタとは異なり、バーソロミュー・くまは左手に手袋をし、聖書を手にしているのが特徴。
また、パシフィスタが手からビームを放つ一方で、「ニキュニキュの実」の能力者のくまは両手の肉球で様々な攻撃をすることが可能です。
二年前時点で自我が残っていたくま本人とは異なり、パシフィスタには感情は無く、ただ指示に従うのみとなっています。

パシフィスタの強さとは？

二年前のシャボンディ諸島編時点では、”麦わらの一味”が一丸となってようやく倒せるほどの耐久力を持っていたパシフィスタ。
ただし二年後では、”ギア２セカンド”を発動したルフィの「”ゴムゴムのJET銃ピストル”」の一撃で破壊されることに。
ゾロ・サンジに関しても、二年後ではパシフィスタを斬る・首をへし折ることにより、二人でパシフィスタを圧倒しました。

パシフィスタはあくまで「試作品プロトタイプ」

バーソロミュー・くまをモデルに作られたパシフィスタですが、61巻603話にて戦桃丸の口から「試作品プロトタイプ」と言及されています。
量産されて頂上戦争にも投入されたパシフィスタですが、あくまで試作品に過ぎず、ベガパンクたちによって日々改良がなされている様子。
この試作品という言葉は、新型パシフィスタ「セラフィム」の存在を匂わせていたのかもしれません。

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