【ヒロアカ】387話のネタバレ感想・考察まとめ｜戦場に焦凍の母・轟冷が登場【僕のヒーローアカデミア】

5/8(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年23号（5月22日号）に掲載されている『僕のヒーローアカデミア』387話「煮凝り」の感想・考察をまとめています。
ヒロアカ387話の内容のネタバレやあらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

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ヒロアカ386話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①捜査本部に絶望の情報が舞い込む

• デク・死柄木の元へと向かうAFO
• どの戦場でもヒーローは満身創痍の状態
• 荼毘が内・に熱を留め続けていると判明
• 数分〜十数分後に荼毘は消滅する
• 直径約5kmの超高圧爆発が引き起こされる
• 群訝近くを通るルートに言及するラブラバ
• 被害範囲内に轟家の避難ボックスが存在
• 避難ボックスから地上へ出る避難民たち
• AFOが「泥ワープ」の有効圏内へと近付く
• 現状に絶望を覚える塚内たち
• 捜査本部に何者かからの通信が入る

②焦凍・飯田の二人が群訝へと向かう

• 動こうとする焦凍を止める飯田
• 焦凍の思いを想像した飯田が涙を浮かべる
• オールマイトから二人に対して通信が入る
• 群訝へ走るよう指示をするオールマイト
• AFOが向かっていることに言及する焦凍
• オールマイトは助っ人が控えていると返答
• 焦凍に対して燈矢を止めるように頼む
• 群訝までの距離に言及する焦凍
• 焦凍を背負って全速力で走り出す飯田
• ステインは二人の様子を陰から見ていた

③オールマイトが第二次決戦に参戦

• AFOは負の感情を抑えられなくなっている
• オールマイトを止めようとする塚内
• スーツケースを手にするオールマイト
• 上空から向かってくるAFOを視界に入れる
• AFOは自分を無視できないと考えている様子
• 「”無個性”なんだぞ!!!」と言う塚内
• 塚内の言葉にデクとの出会いを想起する
• 「私が来た」と言い放つオールマイト
• オールマイトの登場に反応するAFO

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ヒロアカ387話のあらすじ・ネタバレ

外典が氷叢ひむらの経歴について明かす

外典が「氷叢ひむらは血が濃いんだ」と語るシーンから始まる387話。
古くからの庄屋だった氷叢は、農地改革後も分家を増やす事で、財とプライドをなんとか保ってきたものの、血が混ざるのを嫌った結果、超常が起きると共に加速度的に零落していったとのこと。
外典の話を聞いて、「お家柄と…異形差別のコンボね スピナーが聞いたらなんて言うかな」と口にしするMr.コンプレス。
結果、氷叢は分家・遠縁同士での結婚が相次ぎ、冒頭の「血が濃い」との発言に繋がります。
自らを閉塞環境に置いた氷叢家は、縮小の一途を辿り、とうとう本家が身売りを始めたことで事実上の終焉を迎えたようです。

異能について語る外典

残りの僅かな氏族も離散し、その中の一つだった自分は最高指導者リ・デストロに拾われたと語る外典。
「異能は世代を経るごとにより複雑に深化していく」と口にした外典は、濃く深く堆積した因子からだには、本人すら知覚し得ない力が眠っているかもしれないと続けます。
「だが人は心を置き去りにしたままだ」「明日…何が変わるだろう」との外典の発言に、無言の反応を示すMr.コンプレス。
話を終えた外典は「さァ次はおまえだ」と言うと、第二次決戦が終わるまでの暇つぶしとして、警察・ヒーローと何を話していたのかを聞かせるよう、Mr.コンプレスに呼び掛けます。

荼毘の一撃を受けるエンデヴァー

場面は変わり、群訝山荘跡から約800メートル離れた地点には、荼毘を引き連れて戦場から距離を取るエンデヴァーの姿がありました。
AFOの攻撃を受けた右脇腹・失った右腕がジリジリと焼かれるのを感じつつ、捜査本部から荼毘が爆発を起こす直前だと知らされるエンデヴァー。
その爆発の範囲内には、轟家の面々がいる避難ブロックだけでなく、現在トガの増殖を抑えているピクシーボブたちも存在している状態です。
荼毘と向かい合ったエンデヴァーは、AFO戦のダメージが脚に来ており、これ以上荼毘を誘導して遠くへ向かうことは不可能と考えている様子。
一方、正気を失っている様子の荼毘は、まるで子供が自身の成長を父親に披露するように、エンデヴァーに対して強烈な一撃を放つことに。

意識が飛んでいる様子の荼毘

エンデヴァーが炎の一撃を受けて吹き飛ばされる中、荼毘は自身の肉体を崩壊させつつも、距離を詰めて行きます。
荼毘に体を掴まれ「炎を止めろ 燈矢…!!」とエンデヴァーが声を掛ける一方で、「見でぇえ」と正気を失った様子を見せる荼毘。
思わず「…死なせたくない…！」と口にするエンデヴァーですが、荼毘が既に意識を失っていることに気付きます。
エンデヴァー自身が灼ける程の熱で、何故ここまで形を保ってこられたのか、胸中で「燈矢…!! おまえは───」と思うエンデヴァー。

荼毘に氷の”個性”が目覚める

自身に掴み掛かってくる荼毘を止めようと、荼毘の胸の辺りに触れるエンデヴァー。
荼毘の発する熱で顔を灼かれながらも、エンデヴァーはとある事実に気付くことに。
死地での危機感・臨死の経験は、全面戦争時の爆豪のように”個性”を覚醒させる事があります。
一方、人には「火事場の馬鹿力」というものがあり、それは覚醒とは異なり、死に瀕した時のみ顕現する力を指します。
エンデヴァーが目にしたのは後者であり、荼毘の胸部には母・冷の”個性”と同じ「氷」の力が顕現していました。

エンデヴァーが覚悟を決めることに

荼毘が母親の「氷」の”個性”を引き継いでいる様子を目にしたエンデヴァーの頭には、これまでの出来事が走馬灯のように駆け巡ることに。
AFOとの戦いの最中に「勝って燈矢を見続ける！」と叫んだ時のことを回想し、全て自分の責任であり、全てを背負って償いに生きねばと思っていたと口にするエンデヴァー。
しかし、燈矢はずっと自分のことを見続けており、燈矢を見てやれなかった自分は、燈矢にも償わなければいけなかったと思い至ります。
「…一人で逝かせはしない…」と口にしたエンデヴァーは、燈矢を抱き締めて「もう誰も…！巻き込ませはしない」と覚悟を決めることに。

轟家の母・冷が戦場に姿を現す

足から大量の炎を放出し、荼毘を抱き締めたまま上空に移動しようとするエンデヴァー。
地上の移動では間に合わないため、荼毘の火力も借りて空に向かおうとしますが、目の前で荼毘の体が崩壊し始めることに。
「待て…待ってくれ…！もう少しだけ───！」と願うエンデヴァーですが、次の瞬間に轟家の母・冷が姿を現し、驚愕の表情を浮かべます。
荼毘の発する熱で顔に火傷を負いながらも、荼毘の熱を冷まそうとして”個性”を発動する冷。

ヒロアカ387話の内容・ネタバレまとめ

本誌387話の内容・ネタバレ一覧

①外典が氷叢家について語る

• 「氷叢ひむらは血が濃いんだ」と話し始める外典
• 血が混ざるのを嫌った氷叢家
• 超常が起きると共に加速度的に零落した
• 氷叢家は分家・遠縁同士での結婚が相次ぐ
• 本家が身売りを始めて事実上の終焉を迎える
• 離散した氏族の一つだった外典
• 最高指導者（リ・デストロ）に拾われる
• 世代を経るごとに複雑に深化していく異能
• 氷叢家の荼毘の因子からだには力が眠っている？
• コンプレスに話を求める外典

②エンデヴァーVS荼毘の行方とは？

• 場面は群訝山荘跡から約800mの地点へ
• 荼毘が爆発を起こす直前と知るエンデヴァー
• 爆発の範囲内にはピクシーボブたちも存在
• 荼毘がエンデヴァーに強烈な一撃を放つ
• 既に意識を失っている様子の荼毘
• 荼毘が冷の「氷」の”個性”に目覚めたと判明
• 過去の出来事がエンデヴァーの頭を駆け巡る
• エンデヴァーは荼毘にも償うと決意を固める
• 荼毘を抱え空へ向かおうとするエンデヴァー
• 遂に荼毘の体が崩壊し始める
• 戦場に轟家の母・冷が登場する
• 顔に火傷を負いつつも”個性”を発動する冷

▼次話388話のネタバレ考察はこちら

【ヒロアカ】388話のネタバレ感想・考察まとめ｜冷に続いて冬美・夏雄も登場【僕のヒーローアカデミア】

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2023.05.08

ヒロアカ本誌387話の感想・考察まとめ

氷叢ひむら家の経歴まとめ

古くからの庄屋だった氷叢は、農地改革後も分家を増やす事で、財・プライドを保っていました。
しかし、血が混ざるのを嫌ったため、超常が起きると共に加速度的に零落していき、結果として分家・遠縁同士での結婚が相次いだとのこと。
自らを閉塞環境に置いて縮小の一途を辿った氷叢は、本家が身売りを始めたことで事実上の終焉を迎えることに。

外典が氷叢の分家出身と判明

氷叢の本家が身売りを始めた一方で、残りの僅かな氏族も離散していったと語る外典。
その中の一つだった外典はリ・デストロに拾われ、学校にも行かずに異能を磨き上げました。
外典の異能は、温度すら調整できる上に氷を操る「氷操ひょうそう」であり、暗に氷叢家との繋がりを示唆していたと言えるでしょう。

外典・コンプレスがいる場所とは？

第二次決戦が佳境を迎える中、牢屋の中で拘束されている外典・Mr.コンプレスの二人。
全面戦争時に拘束された彼らは、ドクター（殻木球大）と同じ警察署で捕らわれているようです。
警察署が襲撃されるような事が無ければ、コンプレスたちは捕まったままになると思われます。

群訝山荘跡周辺の状況のおさらい

群訝山荘跡の周辺の状況に関しては、上記の通りとなっています。
エンデヴァーは荼毘を引き連れ、群訝山荘跡から800メートル離れた場所まで移動している様子。
ただし、荼毘が引き起こしうる直径約5kmの爆発の範囲内に、トガの増殖を抑えるヒーロー達・轟家の面々の避難ボックスが存在しています。

”個性”に関する新情報について

387話では、上記のように”個性”に関する新情報が明らかとなりました。
死地での危機感・臨死の経験は、爆豪のように”個性”の覚醒を促すことがあるとのこと。
ただし荼毘の場合は、”個性”の覚醒とは異なり、死に瀕したことで力が顕現したようです。

荼毘の肉体が保った理由が判明

エンデヴァー以上の火力を発揮し、気力でどうこうできる範疇を超えているものの、原型を保って行動し続けている荼毘。
387話では体が保った理由に関して、母・轟冷の”個性”が顕現していたためと判明することに。
死に瀕したことがきっかけで、荼毘は自身の胸部に「氷」を生み出し、体の崩壊を防いだ様子。

氷叢の血が関係している様子？

死に瀕した荼毘に冷の”個性”が顕現したのは、氷叢の血が濃いことが関係していると思われます。
世代を経るごとに、”個性”はより複雑に深化していくものの、遠縁同士での結婚を続けた氷叢家。
濃く深く堆積した氷叢家の因子・身体には、本人すら知覚し得ない力が眠っていたようです。

エンデヴァーが見た夢について

上記のように、自分だけがいない家族の夢を見ている様子のエンデヴァー。
その夢の中では冷・冬美・夏雄・焦凍の四人がいますが、かつてのエンデヴァーは、燈矢もその夢の中にいてほしかったと考えていました。

荼毘と共に空に向かおうとするエンデヴァー

荼毘に冷の”個性”が顕現しているのを目にし、荼毘を見ていなかった・荼毘にも償わなければいけなかったと気付くエンデヴァー。
荼毘を一人で逝かせはしないと心に決め、荼毘を抱えたまま空に向かおうとすることに。
地上の移動では、荼毘が引き起こす爆発にヒーロー・避難民を巻き込んでしまうため、荼毘自身の火力も借りようとしています。

轟冷が戦場に姿を現す

燈矢を抱えて空に向かうエンデヴァーですが、目の前で燈矢の体が崩壊し始めてしまいます。
燈矢の消滅・爆発の発生が間近に迫る中、二人の元には轟冷が姿を現すことに。
氷叢の血を引いている冷は、燈矢の発する熱で顔に火傷を負いながらも、「氷」の”個性”で燈矢の熱を冷まそうとしている様子。

僕のヒーローアカデミア387話の展開予想

オールマイト対AFOが始まる？

死柄木の元へ向かうAFOが、まもなく「泥ワープ」の推定有効圏内へ入ると言及された386話。
AFO・死柄木の”二人の魔王”が揃い立つ絶望の状況になるかと思われましたが、AFOの前にはオールマイトが立ちはだかることに。
AFOは若年化に伴い、負の感情が抑えられなくなっているため、オールマイトを無視せずに戦うことを選ぶでしょう。

オールマイトはスーツを身に纏う？

386話の最後では、オールマイトが手にしていたスーツケース・車の「エルクレス」が変形しているのが特徴。
堀越先生が巻末コメントで「マーク5」に言及していることからも、『アイアンマン』の「マーク5」をモチーフとした演出と言えるでしょう。
スーツケース・車が変形した結果、オールマイトがスーツを身に纏う展開に期待が持てます。

▼オールマイトの生死予想はこちら

エンデヴァー・荼毘の戦いへ移行？

エンデヴァーから引き離されてしまうも、復活した黒霧の「ワープゲート」により、群訝山荘跡へ移動することに成功した荼毘。
遂にエンデヴァーと対峙することとなりますが、エンデヴァーは荼毘を引き連れ、AFOから離れて戦おうとしている様子。
一定の距離を置いた後、エンデヴァーは荼毘と戦うことを受け入れ、親子対決に決着をつけると思われます。

荼毘の爆発をエンデヴァーが抑える？

神野区グラウンド・ゼロの戦いで焦凍に敗北したかと思いきや、「赫灼熱拳”燐”」を「蒼炎」の”個性”で再現し、復活を遂げた荼毘。
しかし彼の状態は、気力でどうこうできる範疇を超えており、原型を保っていることすら不思議な状況となっています。
また、荼毘は数分〜十数分後に直径約5kmの爆発を引き起こす見込みであり、エンデヴァーがどのように爆発を抑えるかに注目と言えるでしょう。

黒霧が「白雲朧」の意識を取り戻す？

スピナーの尽力で意識を取り戻すも、黒いモヤが白雲の顔を形どるなど、不安定な様子の黒霧。
378話で相澤先生・プレゼントマイクが上空の雄英校舎から落下すると、二人の前に「ワープゲート」を開き、どこかへと転送してしまいました。
焦凍・飯田の移動に制限時間が存在することからも、相澤先生たちの尽力により、黒霧は「白雲朧」の意識を取り戻す展開になるでしょう。

お茶子・トガの戦いが描かれる？

「変身」の”個性”でトゥワイスに姿を変えたものの、増やした人間が”個性”を使用できず、「何で私は仁くんになれないの」と涙を浮かべたトガ。
その結果、トゥワイスの複製を相手に戦っていたお茶子は、大量のトゥワイスの中から涙を浮かべるトガを見つけ出すことに成功します。
大量の複製が存在する状況下なものの、トガ・お茶子が戦い始める展開になるのかもしれません。

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