【ヒロアカ】390話「轟焦凍：ライジング」のネタバレ感想・考察まとめ【僕のヒーローアカデミア】

6/5(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年27号（6月19日号）に掲載されている『僕のヒーローアカデミア』390話「轟焦凍：ライジング」の感想・考察をまとめています。
ヒロアカ390話の内容のネタバレやあらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

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ヒロアカ389話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

• 荼毘を中心に周囲に衝撃が走る
• 爆発は免れないと話す司令部の面々
• 周囲のヒーローに撤退を促す虎
• トゥワイスに変身中のトガと対峙するお茶子
• 雄英ロボに乗って戦場から離れる避難民
• 生駒先生の言葉に笑顔で答える小学生達
• 戦いの様子を見て思わず祈る人々
• 街中を何者かが超スピードで駆け抜ける
• 焦凍を背負って音速で移動する飯田
• 飯田は氷でできた戦闘機を纏っている状態
• 「ゴチンコがいるんだぜ!!」と話す小学生達
• 焦凍が「赫灼熱拳”燐”」を発動する

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2023.05.15

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次号2023年28号では休載予定

6月12日(月)発売の週刊少年ジャンプ28号では、『僕のヒーローアカデミア』は休載とのこと。
再開は週刊少年ジャンプ2023年29号を予定しており、二週間後の6月19日(月)に391話が掲載されます。

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2023.06.05

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ヒロアカ390話のあらすじ・ネタバレ

遷音速で移動する焦凍・飯田の二人

超スピードで移動した結果、マフラーが熱で溶け、エンストしてしまっている様子の飯田。
「道案内はここまでだ…」との言葉に礼を言い、焦凍は「赫灼熱拳”燐”」を発動させます。
その頃の司令部には、焦凍・飯田の二人が遷音速に達し、戦闘機並みのスピードで移動していることに驚愕を見せる者の姿がありました。
オールマイトが、群訝の危機をどうにかできる可能性があるのは焦凍・飯田だけだと二人を説得していたことを思い出し、「オールマイトおまえ ちゃんと教師に…！」と感極まっている様子の塚内。

轟家の面々の前に焦凍が登場する

神野からの移動で限界に達し、地面に倒れ込みながらも、焦凍のおかげで自分がなりたいもの・・・・・・になれたように思うと言う飯田は、続けて「だから 君もなって来い」と呼びかけます。
一方、飯田が限界を迎えたことで地面に放り出されるも、そのまま立ち上がって走り出す焦凍。
赫灼熱拳”燐”を維持して焦凍が走り続ける中、かつて焦凍が冷に宛てて出した手紙の内容が、ナレーションで明かされていきます。
冷・冬美・夏雄の三人が「冷却」の”個性”を発動し、エンデヴァーが荼毘を抱える中、その場には遂に焦凍が姿を現すことに。

荼毘に対して「大氷だいひょう海嘯かいしょう」を放つ焦凍

顔に次々と亀裂が入っていく中、荼毘は「白黒反転するんだよ」との自身の発言を回想しつつ、燈矢（自身）の原点オリジンに思い至ります。
「もっと早くに ぶつけられていたなら──」と荼毘が思う一方で、ぶつけたい事・言いたい事がまだあると思う焦凍。
いよいよ荼毘が爆発を引き起こす直前、焦凍が放った「大氷海嘯」により、周囲一帯には氷が広がっていきます。
上空のヘリがその様子を撮影しており、戦いの様子を見守っていた人が手を組んで祈る中、避難民の前では炎のドームが消え去るという結果に。

焦凍の一撃で荼毘の爆発が防がれる

煙が晴れていく中、息を荒げながらも家族がこの場に全員揃っていることに言及する焦凍。
大氷海嘯だけ・・では止められなかったかもしれないと口にすると、荼毘が一戦目よりずっと”火力”を上げていたと続けます。
「俺には辿り着けねえ境地だった」「俺は…”最高”傑作ではなかったのかもな…」と零す焦凍の前では、体が凍りついている荼毘・エンデヴァーの二人が地面に横たわっていました。
焦凍が地面に膝をつく中、「──みんな…」と呟いたかと思いきや、「死んじまえ クソ親父」「みんな…俺も…死んじまえ」と続ける荼毘。
地面に横たわる荼毘を前にした夏雄は、荼毘が自身の内側から氷結していることに気付くことに。

荼毘・家族に謝罪するエンデヴァー

「燈矢兄──…」と思いを馳せつつ、「……で…どうするんだ………」「この先きっと地獄だよ」とエンデヴァーに問いかける夏雄。
体を引きづりながら荼毘へと近付いたエンデヴァーは、「…燈矢…！悪かった…」と言い、瀬古杜セコト岳に行かなかったことを謝ります。
エンデヴァーの言葉の後、まるで涙を流しているような描写がされると共に、「…大嫌いだ…お父さんなんか…！家族なんか…！」と言う荼毘。
その言葉を受け、「ああ……聞かせてくれ…！」と言うエンデヴァーは、冷・冬美・夏雄に対して謝罪の言葉を口にしていくことに。
エンデヴァーが最後に「…焦凍…！ごめんなァ…！」と謝罪する中、焦凍は限界を迎えたのか、地面に倒れてしまいます。

場面はトガ・お茶子の元へ

荼毘・轟家の戦いが決着を迎えた中、場面は群訝山荘跡で戦い続けるお茶子・トガの元へ。
炎のドームが存在した方向を見つつ、荼毘の「笑おうぜ トガヒミコ」「人は笑う為に生きている！」との言葉を思い返し、涙を浮かべるトガ。
胸中で「あなたは笑えた？」と問いかけるトガの背後には、大量に生み出されたトゥワイスに抑えつけられるお茶子の姿がありました。
トゥワイスに変身したまま、荼毘が戦っていた方を見ているトガを、身動きを封じられながらも睨みつけるお茶子。

ヒロアカ390話の内容・ネタバレまとめ

本誌390話の内容・ネタバレ一覧

①轟家の揃う戦場へ向かう焦凍

• マフラーが変形しエンスト寸前の様子の飯田
• 焦凍は「赫灼熱拳”燐”」を発動させる
• 二人の移動速度は戦闘機並みのスピード
• オールマイトの二人への言葉を思い出す塚内
• 飯田を置いて走り続ける焦凍
• 焦凍が母に宛てた手紙の内容が判明
• 轟家の面々が揃う戦場に焦凍が到着
• 焦凍が荼毘に対して「大氷だいひょう海嘯かいしょう」を放つ

②轟家の戦いが決着・お茶子VSトガ

• 荼毘の爆発は無事防がれることに
• 地面に横たわる荼毘・エンデヴァーの二人
• 燈矢が内側から氷結していると気付く夏雄
• 瀬古杜セコト岳の件を燈矢に謝るエンデヴァー
• エンデヴァーは家族全員に謝罪していく
• 限界を迎えて地面に倒れ込む焦凍
• 場面はお茶子VSトガの戦場へ
• 大量のトゥワイスに押さえつけられるお茶子

▼次話391話のネタバレ考察はこちら

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2023.06.05

ヒロアカ本誌390話の感想・考察まとめ

サブタイトルの「ライジング」について

390話のサブタイトルは「轟焦凍：ライジング」であり、焦凍のライジング回となっています。
アメコミでもお馴染みの「ライジング」とは、「再び立ち上がる」といった意味を持っていますが、ヒロアカでは「プルスウルトラ（更に向こうへ）」という意味に近いと思われます。
『僕のヒーローアカデミア』の作中でオリジン回・ライジング回のどちらも描かれているのは、390話時点で爆豪勝己・轟焦凍の二人のみ。

遷音速を実現した飯田・焦凍の二人

オールマイトから群訝へ向かうように言われた時、群訝から約400km離れた神野区にいた焦凍・飯田の二人。
荼毘の消滅までは十数分しか残されていない状況でしたが、二人は戦闘機並みのスピードを実現し、焦凍が群訝山荘跡へ到着することに。
飯田の「エンジン」に加え、焦凍が絶え間ない氷結生成で抵抗を流し、熱で空気層を作り摩擦を軽減したため、遷音速の速度に到達したようです。

飯田の足のマフラーの状況は？

遷音速とは、音速と同程度の物体の運動速度であり、約マッハ0.9〜1.1の間の速度を指します。
焦凍のサポートがあったとは言え、戦闘機並みのスピードを実現した結果、飯田の足のマフラーは熱で溶けエンストしてしまうことに。
ただし、マフラーは引き抜いても再度生えてくる仕組みとなっているようで、今後もヒーローとして活動する分には問題ないと思われます。

焦凍が出した手紙の内容が判明

20巻187話にて、焦凍から手紙を貰っていることを明かした冷。
手紙の内容は上記の通りであり、他にも仮免補講が大変なものの、友だちに追いつく為に頑張っていると記載していたようです。

「白黒反転するんだよ」のセリフとは？

瀬古杜セコト岳の火事から生き延びた後、三年ぶりに轟家へと帰っていた燈矢。
しかし、そこには三年前と変わらずに焦凍に特訓させるエンデヴァーの姿があり、燈矢は自分が形づくっていたものが白黒反転してしまうことに。
「白黒反転するんだよ」とのワードは、350話で荼毘自身が口にしていたセリフとなっています。

焦凍が「大氷海嘯」を放つ

「赫灼熱拳”燐”」を発動した状態で、轟家の面々・荼毘が対峙する戦場へと辿りついた焦凍。
限界を超えた出力を発揮する「大氷海嘯」の一撃により、周囲一帯を凍りつかせてしまいました。
結果として、荼毘の爆発を止めることに成功し、群訝山荘跡の近くで生み出された炎のドームも消え去ることに。

荼毘は生き延びる結果に？

焦凍の技「大氷海嘯」を受けた結果、体内の熱の上昇は収まり、地面に倒れることとなった荼毘。
ただし、顔がヒビ割れている上に眼球・右腕を失っており、生きているのが不思議な状態です。
死に際に顕現した「氷」の”個性”で、体内から氷結しているものの、余命は残り僅か・生き延びることは難しいと思われます。

荼毘に関する話数の変遷

『僕のヒーローアカデミア』では、上記のように190話から100話ごとに荼毘にスポットが当たっているのが特徴。
堀越先生は、390話で荼毘・轟家の因縁を決着させる前提で話を進めていたのかもしれません。

場面はお茶子・トガの戦いへ

390話の最後では、群訝山荘跡で戦い続けているお茶子・トガが描かれることに。
荼毘のいる戦場の方を見て「あなたは笑えた？」と考えているトガの一方で、大量のトゥワイスに地面に押し付けられ、身動きを封じられている状態のお茶子。
このままではお茶子の敗北が必至であるため、他のヒーローなどがサポートに来るなどして、対等な戦いを繰り広げる展開になると思われます。

僕のヒーローアカデミア390話の展開予想

焦凍が荼毘の爆発を抑える？

冷・夏雄・冬美の三人が「冷却」の”個性”を使用しているものの、荼毘の爆発は免れない状況と判明した389話。
しかし同話の最後では、飯田に背負われた焦凍が超スピードで群訝山荘跡へと向かっている様子が描かれることに。
荼毘の元に到着した焦凍が、352話のように「大氷海嘯」を発動して荼毘の爆発を止める展開が期待できます。

エンデヴァー・荼毘の生死に関して

エンデヴァー・荼毘の今後に関しては、主に上記の三パターンが考えられます。
メタ的に考えると荼毘の爆発は起こらないと思われるため、エンデヴァー・荼毘が共に死亡する可能性は低いでしょう。
ただし、既に死に瀕している荼毘が生き残るとも考えにくいため、荼毘は死亡・エンデヴァーは生存といった流れになると思われます。

お茶子・トガの戦いが描かれる？

「変身」の”個性”でトゥワイスに姿を変えたものの、増やした人間が”個性”を使用できず、「何で私は仁くんになれないの」と涙を浮かべたトガ。
その結果、トゥワイスの複製を相手に戦っていたお茶子は、大量のトゥワイスの中から涙を浮かべるトガを見つけ出すことに成功します。
大量の複製が存在する状況下なものの、トガ・お茶子が戦い始める展開になるのかもしれません。

戦いが他の戦場へと移る？

第二次決戦で触れられていない戦場は、国立多古場競技場・仮設要塞トロイア近辺の二箇所のみ。
荼毘が引き起こしうる爆発の決着がついた後、群訝山荘跡の戦いに移る前に、この二箇所の様子が先んじて描かれる可能性もあるでしょう。
前者では瀬呂・尾白・砂藤の三人、後者では青山の活躍が期待できます。

相澤先生たちの現状が明らかに？

スピナーの尽力で意識を取り戻すも、黒いモヤが白雲の顔を形どるなど、不安定な様子の黒霧。
378話で相澤先生・プレゼントマイクが上空の雄英校舎から落下すると、二人の前に「ワープゲート」を開き、どこかへと転送してしまいました。
黒霧の意図は現状不明ですが、相澤先生たちの尽力で白雲の意識を取り戻す展開が期待できます。

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