11/20(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年51号(12月4日号)に掲載されている『僕のヒーローアカデミア』の407話「超常遺児」の感想・考察をまとめています。
ヒロアカ407話の内容のネタバレやあらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼僕のヒーローアカデミアまとめ記事一覧
40巻 | ||||
---|---|---|---|---|
399話 | 400話 | 401話 | 402話 | 403話 |
404話 | 405話 | 406話 | 407話 | 408話 |
409話 | 410話 | – | – | – |
41巻 | ||||
411話 | 412話 | 413話 | 414話 | 415話 |
416話 | 417話 | 418話 | 419話 | 420話 |
421話 | 422話 | – | – | – |
ヒロアカ406話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①各地の戦場の様子が判明する
- セントラル病院・奥渡島が制圧完了と判明
- 分断作戦決起点では怪我人の救出を継続中
- 継戦中となっている国立多古場競技場
- 「ダツゴク」ギャシュリーを相手に戦闘中?
- 停止したブロックにヒーローが出動する
- 相澤先生・マイクと共に消息不明の黒霧
- どこかの建物の上で倒れるレディ・ナガン
- ナガンは「緑谷…出久…」と呟くことに
②死柄木を前にして覚悟を決めるデク
- 爆豪の脅威的なスピードに驚くオールマイト
- 何かを掴みかけている途中の様子の爆豪
- 爆豪は”副作用”をより活かそうとする
- 「もういい…後にする」と口にするAFO
- 体に巻かれた「黒鞭」を引き千切る死柄木
- デクは「変速」を自分に使用することに
- 怒りを抑えつつ爆豪をスルーするAFO
- 体の痛みで誘爆のタイミングを掴む爆豪
③爆豪を見て二代目を想起するAFO
- 爆豪がAFOに追いつくほどの速度を実現
- 今ならデクを追い越せる気がすると思う爆豪
- 爆豪の活躍をモニター越しに見る両親
- 母の言う通りに笑いながら戦っている爆豪
- 爆豪が二代目に似ていると気付くAFO
- AFOが最も憎いのは二代目の様子
- 二代目の名を駆藤と口にするAFO
- 「俺ァ爆豪のかっちゃんだ」と言う爆豪
▼前話406話のネタバレまとめはこちら
ヒロアカ406話終了時のキャラ情報
406話で登場したキャラ・状況まとめ
ヒーロー側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
緑谷出久 | ・雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒 ・「OFA」の”個性”を譲り受ける ・ヒーロー名は「デク」 ・「変速」の”個性”を爆豪の装備に使用した ・オールマイトの面影に曖昧に戻ったと気付く ・自分自身に「変速」を発動する |
爆豪勝己 | ・雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒 ・「爆破」の”個性”を使用する ・ヒーロー名は「大・爆・殺・神ダイナマイト」 ・AFOからオールマイトを助け出す ・オールマイトの左腕の装備を右腕に受け取る ・副作用を利用して超スピードを実現する |
オールマイト | ・A組の生徒の”個性”を再現して戦う ・下半身がオシャカになっている状態 ・爆豪によって助け出される ・ナイトアイの”予知”が覆ることに ・左腕のアーマーを爆豪の右腕に移動させる ・爆豪のスピードに驚きを覚える |
エッジショット | ・No.4プロヒーロー ・「紙肢」の”個性”を持つ ・「忍法千枚通し”極”」で爆豪の体内に入る ・体内から爆豪の心肺活動を補助した ・爆豪の体内から糸のような姿で現れる ・自身の体で爆豪の体にもやい結びを施す |
ヴィラン側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
AFO | ・ダメージで加速度的に巻き戻しが進行 ・爆豪によって両腕を吹き飛ばされる ・OFAを奪うことを優先しようと目論む ・爆豪を見て二代目のことを想起する ・最も憎い相手が二代目だと気付く ・二代目の「駆藤」という名前を口にする |
死柄木弔 | ・AFOから身体の主導権を取り戻す ・”棺”から降りてデクと戦っている最中 ・AFOの「泥ワープ」を拒否する ・デクの中のオールマイトの面影に言及する ・再生+即死持ち+強化された肉体持ち ・デクの「黒鞭」を引き千切る |
A組の生徒20名の現在位置まとめ
場所 | キャラ名 | ||
---|---|---|---|
雄英校舎 | 緑谷出久 | 爆豪勝己 | 上鳴電気 |
八百万百 | – | – | |
群訝山荘跡 | 常闇踏陰 | 耳郎響香 | 麗日お茶子 |
蛙吹梅雨 | 切島鋭児郎 | 峰田実 | |
轟焦凍 | 飯田天哉 | – | |
蛇腔病院跡 | 芦戸三奈 | – | – |
国立多古場競技場 | 砂藤力道 | 尾白猿夫 | 瀬呂範太 |
セントラル病院前 | 障子目蔵 | 口田甲司 | – |
分断作戦決起点 | 青山優雅 | 葉隠透 | – |
僕のヒーローアカデミアの掲載順まとめ
ヒロアカの直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
3位 | 398話 | 八木俊典:ライジングオリジン | 2023年39号 |
11位 | 399話 | 有機交流電燈 | 2023年40号 |
6位 | 400話 | 限界を | 2023年42号 |
5位 | 401話 | THE LUNATIC | 2023年43号 |
6位 | 402話 | THE・TEARFUL DAYS | 2023年44号 |
1位 | 403話 | The End of An Era, And The Beginning | 2023年46号 |
16位 | 404話 | 大好き!!オールマイト!! | 2023年47号 |
10位 | 405話 | ラスボス!! | 2023年48号 |
6位 | 406話 | 掴め!!おまえの”個性” | 2023年50号 |
6位 | 407話 | 超常遺児 | 2023年51号 |
次号2023年52号では休載予定
11月27日(月)発売の少年ジャンプ52号では、『僕のヒーローアカデミア』は休載とのこと。
再開は少年ジャンプ新年1号を予定しており、二週間後の12月4日(月)に408話が掲載されます。
▼次話408話のネタバレ考察はこちら
ヒロアカ407話のあらすじ・ネタバレ
AFOが生まれた経緯が明らかに
時は”個性”が起こるよりも昔に遡り、ある娼婦が道端に座り込んでいる様子が描かれます。
その娼婦は一年程前から病に罹っており、硬質の疣贅が左腕に生えていました。
八ヶ月もの間、自身の懐妊に気付かなかった彼女でしたが、その原因は浮浪生活だけでなく、懐妊に全く身に覚えがなかったとのこと。
ソレらはいつの間にか彼女の胎に住みつき、彼女の生きる力を吸い取ることに。
その後、川のほとりで双子を産み落とした彼女はそのまま死亡し、彼女の左腕に生えていた疣贅は、なぜかきれいさっぱりなくなっていました。
世界各国で”異能”の報告が相次ぐ
彼女から生まれた赤児達は二人きりであり、ねずみがやって来て遺体・赤児をかじり始めた頃、増水した川が双子をさらっていきました。
それから一年後、”発光する赤児”を皮切りに、世界各国で”異能”の報告が相次ぐことに。
”異能”は先天性のものだけではなく、二次性徴前後の青少年にも後天的に発現しました。
未知の病として調べていた研究グループは、”異能”を「ヒトから枝わかれした新たなる遺伝子」と発表したとのこと。
あまりに無神経で早計であり、群生生命を隔つその発表は、世界の混沌を加速させることに。
人々を殺害するAFOが描かれる
ある日の街中では、”異能”の連中が結集し始めたことを知った人々が集まっていました。
昨夜デモ隊が衝突した”異能”の連中が決起する前に叩くと、武器を手にした状態で話し合う人々。
そんな彼らの前には、ボロ切れを纏った幼少期のAFOが現れ、人々は「超常遺児か」「可哀想だが放っとけ!遺児は保菌者の可能性が高い」と口にしつつ、AFOを無視をすることに。
しかし次の瞬間、AFOは母親から「奪った」異能を用いて、背後から次々と彼らを襲い始めます。
与一を自らの所有物とするAFO
生まれながらに不遜であり、双子の弟である与一の腕を左手で握りしめるなど、身の回り全てが自身の所有物だとみなしていたAFO。
死亡した母親の胸に噛みついて乳を吸いながら、泣けど喚けど自身を見ない、何も与えない母がただただ疑問だったと思っていました。
その後も人々を襲っていたAFOでしたが、ある日「ダメ イタイの」と空き缶を投げられ、弟の与一に行動を諌められることに。
母親から与えられる筈の栄養を、ほとんど兄に奪われたため、とても小さく脆弱だった与一。
そんな与一のことを蹴り飛ばすAFOでしたが、与一は手に持っていた所有物だったため、自身に何も与えない存在だったものの、決して手放そうとはしませんでした。
兄を諦めきれなかった与一
時は経ち、異能が目覚めた者とそれ以外の人々の間で溝が深まる一方で、”発光する赤児”が自ら先頭に立って平和と安全を唱え、賛同者が日増しに増加しているとのニュースが流れます。
そんな中、住みかに戻って来たAFOは、本を手にする与一に対して「僕に黙って何を読んでる?」と問い掛けることに。
文字の勉強中であり、難しい本は読めないと言う与一は、コミックであれば絵で読める・描いた人の願いが絵で伝わってくると答えます。
コミックを読んで「ヒーロー…」と呟き、「僕もいつかこんな風になりたいな…」と与一が口にする中、「弟はまだ兄を諦めきれなかった」との一文が記されることに。
赤ん坊の頃、兄が自分の手を握っていたのをかすかに覚えていた与一は、その手を兄の優しさだと信じたかったとのこと。
AFOが”発光する赤児”から異能を奪う
場面は三年後に移り、暗闇の中で座り込む与一の前では、”発光する赤児”のシンパが1000万人を超えたことに言及し、おかしいと口にするAFOの姿がありました。
”発光する赤児”は、戸籍登録が一番早かったというだけであり、インドでは二週間前には50人は異能が産まれていたと言及するAFO。
「おかしな話だよ そんなので人を集められるなんてさ」と言うAFOは、体が発光した姿で「だから殺して『奪って』やった」と口にすることに。
「……なんで…」と与一に理由を問われ、昔読んだコミックに描かれていたと言及したAFOは、「ONE FOR ALL…ALL FOR ONE 良い言葉だよな」と話します。
続けてそのコミックにおいて、ヒーローは正体を隠して孤独に戦っていた一方、悪の魔王は皆が恐怖して全てを差し出すと口にするAFO。
与一への執着を示すAFO
「僕にも夢ができた!」と笑みを浮かべるAFOは、弟の与一がそうであるように、皆が自分の為だけに存在する世界を夢見たとのこと。
それから場面は代わり、自分の下から去っていく与一に対し、AFOが背後から「待て 何故行ってしまうんだ」「”力”を与えてやったじゃないか!」と言葉を投げかける様子が描かれます。
与一の手を引いている二代目・駆藤に、「なんだおまえは!離れろ!」と言い放ち、与一は自分のものだと主張するAFO。
その後、AFOの「僕のものにならないなら もう──」とのモノローグと共に、大量の血の中で与一の手だけがその場に残ることに。
ヒロアカ407話の内容・ネタバレまとめ
本誌407話の内容・ネタバレ一覧
①AFO・与一の誕生の経緯が描かれる
- 病に罹り左腕に疣贅が生えていたとある娼婦
- 八ヶ月もの間自身の懐妊に気付かなかった
- ソレらはいつの間にか彼女の胎に住みついた
- 女性は双子を産み落としそのまま死亡した
- 彼女の疣贅はきれいさっぱりなくなっていた
- 増水した川が双子をさらっていくことに
- 一年後に”発光する赤児”が誕生する
- 世界各国で”異能”の報告が相次ぐ
- ”異能”は新たなる遺伝子として発表される
- その発表は混沌を加速させることに
②幼少期のAFOが人々を襲っていく
- 結集した”異能”の連中を叩こうとする人々
- 彼らの前に幼少期の頃のAFOが現れる
- AFOを見て「超常遺児か」と口にする人々
- 彼らは次々とAFOに襲われることに
- 母親から「奪った」異能を使用するAFO
- AFOは生まれながらに不遜だった
- 人を殺すAFOを止めようとする与一
- 小さく脆弱な与一を蹴り飛ばすAFO
- AFOは与一を決して手放そうとしなかった
- ”発光する赤児”が平和・安全を唱える
- コミックを読んでヒーローに憧れる与一
- 当時の与一はまだ兄を諦めきれなかった
③AFOが自身の夢を明かすことに
- ”発光する赤児”に言及するAFO
- AFOは彼を殺して”異能”を奪ったとのこと
- 体が発光しているAFOに理由を問う与一
- コミックの悪の魔王に言及するAFO
- 皆が自分の為だけに存在する世界を夢見る
- 与一が逃げる光景を目にするAFO
- 二代目の駆藤が与一の手を引いていた
- AFOは自ら与一を殺してしまった?
- 与一の手だけがその場に残ることに
▼次話408話のネタバレ考察はこちら
ヒロアカ本誌407話の感想・考察まとめ
病に罹っていたとある娼婦
一年程前から、左腕に硬質の疣贅が生えるという病に罹っていたとある娼婦。
この病は現在で言う”個性”であり、彼女は世界で最初期に”異能”が発現した人物と言えそうです。
浮浪生活をしていた彼女は、左腕に疣贅が生える病とは別に、全く身に覚えがなかったにも関わらず、双子の赤ん坊が胎に住みつくことに。
AFO・与一が双子と判明する
AFO・与一の詳細な関係性は不明でしたが、407話では彼らが双子だったと判明しました。
とある娼婦から生まれた彼らは、いつの間にか彼女の胎に住みついていたようで、父親にあたる人物は存在しないと言えるでしょう。
彼らが娼婦の胎に発生した経緯は不明ですが、何らかの”異能”が関係しているのかもしれません。
二人の母親は死亡してしまう
自身の懐妊に八ヶ月もの間気付かなかった、娼婦の胎にいつの間にか住みつき、彼女の生きる力を吸い取っていたAFO・与一。
川のほとりで双子を産み落とした彼女は、そのまま死亡してしまったとのこと。
赤児達は二人きりという状況となり、ねずみがやって来て遺体・赤子をかじり始めた頃、母親の死体と共に増水した川にさらわれていくことに。
AFOが母親から奪った”個性”とは?
AFO・与一の双子を産み落とした娼婦でしたが、彼女の左腕に生えていた硬質の疣贅は、きれいさっぱりなくなっていたとのこと。
これはAFOによって”異能”が奪われたためであり、AFOは産まれた時から「オール・フォー・ワン」の”個性”を持っていたと言えるでしょう。
また、AFOが母親から奪った”異能”は、体から自在に疣贅を生やすというもので、「鋲」「槍骨」などに似た”個性”だと思われます。
”個性”はねずみによって広められた?
かつて突如として人々にもたらされた謎の変異
一説では未知のウイルスがネズミを介し世界へ拡がったと言われている
が明確な論拠はない
無数にある”超常”にまつわる推論の一つ
引用元:『僕のヒーローアカデミア』18巻158話
ヒロアカの作中では、上記の通りに世界に広まった”個性”は、未知のウイルスがネズミを介したことが要因という説が存在するようです。
実際に407話では、異能を持っていた女性の遺体、AFO・与一の双子の赤児がねずみにかじられたと言及されているのが特徴。
仮にネズミを介して”個性”が世界に広まった説が正しい場合、”個性”の発祥元は母親とAFO・与一の双子だと考えられるでしょう。
”発光する赤児”が誕生する
二人が産まれた一年後、”発光する赤児”を皮切りに、世界各国で”異能”の報告が相次ぐことに。
実際に1巻1話でも、中国・軽慶市で”発光する赤児”が生まれたというニュースが事の始まりだと言及されていました。
しかし実際には、”発光する赤児”の誕生の一年前に、AFO・与一は既に生まれていたようです。
”異能”が新たな遺伝子と発表される
世界各国で”異能”の報告が相次ぐも、”異能”は先天性のものだけではなく、二次性徴前後の青少年にも後天的に発現したようです。
未知の病として調べていた研究グループは、”異能”を「ヒトから枝分かれした新たなる遺伝子」と発表することに。
群生生命を隔つその発表は、あまりに無神経で早計であり、世界の混沌を加速させたとのこと。
AFOは「超常遺児」に該当する?
”異能”が新たなる遺伝子と発表された後、”異能”持ちが結集し始めたと聞き、彼らを叩こうとする武装した人々の姿がありました。
そんな中、ボロ切れを纏う幼少期のAFOを目にした人々は「超常遺児か」と口にすることに。
超常黎明期では、親が死んだ子供が「超常遺児」と呼ばれていたと言えそうです。
”異能”持ちは保菌者と呼ばれた?
AFOを見て超常遺児と口にした後、「遺児は保菌者の可能性が高い」と言う人々。
この描写から、超常黎明期では”異能”が病気として扱われており、”異能”持ちは保菌者と呼ばれていたと考えられるでしょう。
”異能”が新たな遺伝子と発表されたことで、”異能”持ちは差別の対象となっていたようです。
AFOの性質についておさらい
母親から「奪った」異能で人々を惨殺し、生まれながらに不遜だったと説明されるAFO。
左手で弟の与一の腕を掴む様子を始め、身の回り全てが自身の所有物だとみなしていたとのこと。
また、母親の死体の乳を吸いながら、泣けど喚けど自身を見ない・何も与えない者がただただ疑問だったと思っていたようです。
与一の幼少期の姿が描かれる
人々を惨殺する兄に空き缶を投げつけ、「ダメ イタイの」と諌めようとする与一。
母親から与えられる筈の栄養をほとんど兄に奪われたため、とても小さく脆弱だった当時の与一。
一方のAFOは、与一は自身に何も与えない存在でしたが、赤児の頃から手に持っていた所有物なので、決して手放そうとはしなかったとのこと。
平和と安全を唱える”発光する赤児”
AFO・与一の幼少期が描かれてから数年が経ち、世界では”異能”を持つ者・持たない者の間で溝が深まっていた様子。
そんな中、自ら先頭に立った”発光する赤児”が平和と安全を唱え、賛同者は日増しに増加しているとのニュースが流れることに。
コミックを読みヒーローに憧れる与一
住処に戻って来ると、与一に対して「僕に黙って何を読んでる?」と問うAFO。
文字の勉強中で難しい本は読めないものの、絵で読める・描いた人の願いが絵で伝わってくると言う与一は、コミックを読んでいました。
コミックのヒーローを見て、「ヒーロー…僕もいつかこんな風になりたいな…」と呟く与一。
与一は兄のことを諦められなかった
AFOが与一の隣に座り、コミックを読む様子が描かれる中、「弟はまだ兄を諦めきれなかった」との一文が記されます。
赤ん坊の頃、兄の手に握られていたことをかすかに覚えており、あの手を兄の優しさだと信じたかったと思っていた与一。
しかし実際には、AFOは与一のことを手に持っていた所有物とみなしていたのが実状です。
AFOが”発光する赤児”を殺害したと判明
時系列 | 出来事 |
---|---|
– | AFO・与一の年齢:12歳前後? ・”発光する赤児”が平和と安全を唱える ・賛同者が日増しに増加している |
三年後 | AFO・与一の年齢:15歳前後? ・”発光する赤児”のシンパが1000万人を超える ・AFOが”発光する赤児”を殺害する |
与一がコミックのヒーローに憧れた時から三年が経過した頃、”発光する赤児”のシンパがとうとう1000万人を超えたとのこと。
しかしAFOは、”発光する赤児”は戸籍登録が一番早かっただけであり、インドではその二週間前には50人は異能が産まれていたと続けます。
与一が言葉を失う前で、AFOは「だから殺して『奪って』やった」と口にし、体が発光しているのは”異能”を奪ったからだと判明することに。
体が発光している理由が明らかに
オールマイトとの戦いの最中、ダメージを負って”巻き戻し”が進行したAFOは、体が発光している姿で砂煙の中から姿を現しました。
AFOの体が発光しているのは、”発光する赤児”の異能によるものと言えるでしょう。
コミックを読んだAFOの夢とは?
”発光する赤児”から異能を奪った理由を聞かれ、三年前に読んだコミックに言及するAFO。
「ONE FOR ALL…ALL FOR ONE 良い言葉だよな」と言うと、コミックではヒーローが正体を隠して孤独に戦っていた一方、悪の魔王は皆が恐怖して全てを差し出すと話を続けることに。
AFOは自分にも夢ができたと口にし、「おまえがそうであるように…皆が僕の為だけに存在する世界」と夢の内容を明かして笑みを浮かべます。
AFOが与一に与えた”力”について
個性 | 所持者 |
---|---|
”個性”を与える | 死柄木与一 |
力をストックする | オール・フォーワン →死柄木与一 |
自分の元から去って行く与一の後ろ姿に対し、「待て 何故行ってしまうんだ」「”力”を与えてやったじゃないか!」と言葉を掛けるAFO。
このAFOが与一に与えた”力”とは、上記のように”力をストックする”という個性のことを指していると言えるでしょう。
結果として、力をストックする”個性”・与える”個性”が混ざり合い、ワン・フォー・オールが生まれることとなりました。
駆藤に連れて行かれる与一
自分の元から去った与一が、二代目の駆藤に手を引かれる光景を目にするAFO。
実際に310話では、AFOに閉じ込められていた与一に対し、宿敵の片割れと知りながらも手を差し伸べる二代目の姿が描かれました。
OFAの原点は、AFOに屈しないという思いであるものの、駆藤が与一に手を差し伸べたことで始まったとも言えるでしょう。
与一に執着している様子のAFO
与一が連れて行かれる光景を目にしたAFOは、「なんだおまえは!離れろ!」「僕のだ 僕を見ていろ!」と口にしているのが特徴。
407話で描かれていた通り、AFOは与一が自身の所有物であるため執着していたと捉えられます。
実際に30巻287話にて、与一を前にしたAFOが「おまえが僕のものにならないのが悪い!」と言い放つ様子が描かれました。
AFOは与一を殺してしまった?
駆藤に手を引かれていたものの、その場に手だけを残して消える様子が描かれた与一。
「僕のものにならないなら もう──」との一文が書かれていることからも、AFOは自らの手で与一を殺してしまったと考えられそうです。
406話にて、駆藤が「与一ならもういないぞ魔王…おまえが殺したんだ」と口にしましたが、この発言は比喩ではなく事実なのかもしれません。
物間寧人のヒーロー分析・個性
物間寧人のプロフィール
名前 | 物間寧人 |
---|---|
ヒーロー名 | ファントムシーフ |
個性 | コピー |
必殺技 | スキャナーズ |
戦闘スタイル | 不意打ち |
所属 | 雄英高等学校ヒーロー科1年B組 |
出身地 | 神奈川県 |
出身中学 | 逢沿中学校 |
誕生日 | 5月13日 |
身長 | 170cm |
血液型 | A型 |
性格 | 身内には優しい |
HERO’S STATUS
パワー | スピード | テクニック |
---|---|---|
E | E | A+ |
知力 | 挑発 | – |
A+ | S | – |
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2023年51号に掲載されている「デクのヒーロー分析ノート」を引用しています。
物間寧人の性格
実は仲間思いの一面も…!?
物間寧人の”個性”「コピー」
他人の”個性”を自分の力として発動できる!!
コピーした”個性”の持ち主と接触していると、制限時間の上限がなくなる。
最終決戦開始時にはコピーしていた黒霧の”個性”を使い、敵の分断に大きく貢献。
さらに、相澤先生の抹消で死柄木の”個性”を封じた。
物間寧人へのデクの一言
それでも、いざというときは”個性”で助けてくれる優しい心の持ち主なんだよね!
僕のヒーローアカデミア407話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2023年51号発売前に掲載した407話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
爆豪vsAFOの戦いが継続する?
「もういい…後にする」と口にし、爆豪を無視して死柄木の下へ一直線に向かおうとしたAFO。
しかし、そのAFOは”クラスター”の副作用を利用して超スピードを実現した爆豪に追いつかれ、再度邪魔をされてしまうことに。
407話以降では、爆豪を見て二代目を思い出したAFOがこのまま爆豪と戦うことを優先し、激戦が繰り広げられる展開になると思われます。
AFOは最後に消えて失くなる?
エリちゃんの”個性”を利用した「巻き戻し」の効果により、年齢が若返り続けているAFO。
364話にて「使ったが最後 最終的に僕は消えて失くなる」と口にしている通り、”巻き戻し”の末に消滅してしまうようです。
爆豪との戦いでダメージを負ったAFOは、”巻き戻し”が加速していき、死柄木の元に辿り着く前に消えて失くなるのではないでしょうか?
身体が発光している理由が明らかに?
① | AFO=”発光する赤児”を意味している |
---|---|
② | AFOが”発光する赤児”から”個性”を奪った |
”巻き戻し”の影響で少年の姿まで若返ったAFOは、体が発光している状態となっています。
この発光は、中国の軽慶市で生まれた”発光する赤児”が関係しており、AFOが”発光する赤児”と同一人物だったのではないでしょうか?
もしくは、AFOが”発光する赤児”から直接”個性”を奪ったなどとも考えられそうです。
デクvs死柄木は5分以内に決着?
爆豪がAFOを抑えている一方で、デクは再度「変速」を自分自身に発動することに。
しかし、強化された「変速」は5分間の使用が限度であり、発動後は反動で体が動かなくなるという性質が存在します。
そのためデクvs死柄木の戦いは、デクが「変速」を使用可能な5分以内に決着を迎える可能性があると言えるでしょう。
他のヒーローがデクを助けに現れる?
① | 現在地不明 相澤消太・プレゼントマイク・黒霧 |
---|---|
② | 天空の棺 ベストジーニスト・通形ミリオ・物間寧人など |
「変速」を発動したデクですが、展開的には5分以内の決着はまず不可能であり、一度反動で動けなくなりピンチになると思われます。
動けなくなったデクを助けるため、上記のようなヒーロー達が参戦するのではないでしょうか?
特に相澤先生が戦場に姿を現し、物間が再度「抹消」をコピー・使用する流れが考えられます。
国立多古場競技場に場面が移る?
マッチアップの状況 | ||
---|---|---|
瀬呂範太 尾白猿夫 砂藤力道 リューキュウ 13号 |
VS | ギャシュリー |
406話の冒頭で各戦場の様子が報告されるも、国立多古場競技場のみ継戦中となっていました。
国立多古場競技場は上記のような戦況と思われ、タルタロスのダツゴク「ギャシュリー」をヒーロー達が倒す展開になると思われます。
爆豪vsAFO、デクvs死柄木の戦いが決着を迎える前に、国立多古場競技場にスポットが当たることになるでしょう。
ギャシュリーの”個性”が判明する?
その名前から、エドワード・ゴーリーの作品「ギャシュリークラムのちびっ子たち」が元ネタと思われるギャシュリー。
実際に406話で描かれたシルエットは、絵本の表紙と似た格好となっているのが特徴です。
戦場の様子から察するに、自身の影の中から大量の人間を生み出すような”個性”を持つのではないでしょうか?
瀬呂がギャシュリーを相手に大活躍?
ジャンプGIGAにて、堀越先生は「瀬呂くんもアツい展開があります」と言及しているのが特徴。
同時に言及された障子を始め、心操・物間の活躍が描かれていることから、瀬呂が活躍することは間違いないと思われます。
未だ継戦中の国立多古場競技場にて、タルタロスのダツゴク「ギャシュリー」を倒すという大金星を瀬呂が実現するのかもしれません。
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