【ヒロアカ】394話のネタバレ感想・考察まとめ｜お茶子VSトガが決着【僕のヒーローアカデミア】

7/18(火)発売の週刊少年ジャンプ2023年33号（7月31日号）に掲載されている『僕のヒーローアカデミア』394話「麗日お茶子VS渡我被身子」の感想・考察をまとめています。
ヒロアカ394話の内容のネタバレやあらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

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ヒロアカ393話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①戦場を見て終末論を想起するレポーター

• 在りし日の敵ヴィラン連合の様子が描かれる
• トガは敵ヴィラン名をつけるのを断る
• 敵ヴィラン名は個性届制定前までの名残
• トガはトガヒミコとして生きると宣言する
• お茶子に再度ナイフを振りかぶるトガ
• 同情では無いと言いつつトガに触れるお茶子
• トガは「無重力」の”個性”で浮かされる
• 生きるか死ぬかの生存競争と言い張るトガ
• トガが「我々は大勢でサッドマンズあるがゆえにレギオン」を発動
• 分身をヒーローの姿に変えていくトガ
• レポーターが上空から戦場の様子を報道する
• 終末論が今日だと確信するレポーター

②お茶子が”個性”を覚醒させる

• 分身の大群をお茶子へと放つトガ
• お茶子は分身に触れつつ捌いていく
• ”個性”で触れた分身を浮かせることに
• 「無重力」は人を傷つける力ではない
• トガの顔を見て理由があったと察したお茶子
• 全面戦争時に悲しい顔をさせたことに言及
• 自身の行動がエゴだと認識しているお茶子
• お茶子・トガの幼少期のイメージが描かれる
• トガに素敵な笑顔だと思うと言い放つお茶子
• お茶子の言葉に思わず涙を浮かべるトガ
• 周囲一帯の面々が空中に浮き始める
• お茶子の”個性”が周囲に伝播している様子
• 「血なんて一生くれてやる！」と言うお茶子
• お茶子がトガに向かって手を差し出す

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ヒロアカ394話のあらすじ・ネタバレ

お茶子の覚醒を目の当たりにする一同

自身の”個性”を発動させながら、自分でもわからないものの「無重力ゼログラビティ」が変だと思うお茶子。
そのお茶子の”個性”は次々と伝播し、数珠つなぎにヒーロー・分身を浮かせていくことに。
「二倍」で新たに分身を増やそうとするトガは、作り出した複製も浮くこととなり、今の状況が自分が死にかけて起きた事と同じだと察します。
その頃、地面に樹木を伸ばして空中で姿勢を整えていたシンリンカムイは、分身の波に飲まれていた虎を助け出していました。
お茶子の”個性”は、3トンそこらが許容量の限界だったはずと言いつつ、「どいつもこいつも…！去年の合宿からどんだけ…!!」と口にする虎。

自分の思いをトガに吐露するお茶子

刺された脇腹から大量の血を流しているためか、体がどんどん冷えていくと感じるお茶子。
しかし、そんなことより今はただ「ただ触れたい あなたの中にある悲しみに」と胸中で思うと、ワイヤーを射出してトガの左腕に巻きつけます。
トガと空中で対峙したお茶子は、家が貧乏で両親がよく暗い表情かおをしていたため、両親に楽をしてほしい・喜んで欲しいという理由でヒーローを目指したと明かすことに。
大きくなるにつれ、世界は両親と家だけではなく他人ひとが存在する事を知ったと言うお茶子は、「そして緑谷出久を好きになって 今はあなたをとめたい！」と続けます。
「これが私！だから今私はここにいる！」と主張するお茶子を前にして、唸り声を上げながらナイフで切りかかるトガ。

涙を流しながら本心を語るトガ

空中で揉み合いながらも、思った事・思ってきた事を全部教えてと呼び掛けるお茶子を前にしたトガは、これまでの様々な出来事が脳裏を過ぎる中、勢いのままにナイフを振りかぶります。
しかし、そのナイフが振り下ろされることはなく、トガは声を震わせながら「すぐ 好きになっちゃうの…」と話し始めることに。
動物や敵ヴィラン、ヒーローなど皆キレイな血が流れていると口にした後、笑うなと言われた・羨ましかったと本心を明かすトガ。
お茶子が「うん…！」と相槌を打つ中、出久が好きだった人に似ていたと言うトガは、その斉藤くんに血をちょうだいと言えなかったと話します。
幼少期の姿で描かれたトガは、「だって人間じゃないって言われちゃうから…!!」「カァいくないって思われちゃうから」と涙を零すことに。

トガのトゥワイスへの変身が解ける

お茶子や出久のように、正しい事を言われればおしまいなため「だから敵ヴィラン連合なの…！」と言いつつ、再度ナイフを握りしめるトガ。
「私が”好き”に生きられる場所だったの！」とナイフを振りかぶるトガですが、そのナイフはお茶子に刺さることはありませんでした。
トガの目の前で無抵抗に手を広げながら、「ずっとサインを出してくれていたのに 気づくのが遅くなっちゃった」と口にするお茶子。
一方のトガは、トゥワイスの変身が解け始めていることを察し、「仁くんの血が抜けてく…仁くんが消えていく」と胸中で思うことに。
空中に浮かぶトゥワイスの複製が霧散していく様子を目の当たりにして、「…麗日…！」とお茶子の名を呼ぶ耳郎。

言葉を交わすお茶子・トガの二人

空中でトガを抱き締めるお茶子は、自分も実はボロボロで頑張っている姿が素敵だと思うと明かすことに。
敵ヴィラン連合の代わりにはなれないと言いつつも、お茶子は「あなたの笑顔が素敵だと伝えなきゃと思ったの」と続けます。
涙を溢れさせつつも、笑みを浮かべて「私……カァイイ？」と尋ねるトガに、「世界一」と答えるお茶子。
お茶子の返答にトガが嬉しそうな反応を見せる中、空中の大量の複製は霧散していくことに。

ヒロアカ394話の内容・ネタバレまとめ

本誌394話の内容・ネタバレ一覧

①トガに声を掛け続けるお茶子

• 「無重力ゼログラビティ」が変だと思うお茶子
• 数珠繋ぎにヒーロー・複製が浮かんでいく
• トガが新たに増やした分身も浮くことに
• 自分が死にかけて起きた事と同じと思うトガ
• 浮かせられるのは3トンが限界だったお茶子
• 学生たちの成長に思わず声を上げる虎
• トガの左腕にワイヤーを巻きつけるお茶子
• お茶子がヒーローを目指した理由を明かす
• 緑谷出久を好きになったと言及するお茶子
• お茶子をナイフで切りつけるトガ

②お茶子・トガの戦いが決着する

• ナイフを振り上げるも腕を止めるトガ
• トガが自らの本心を明かしていく
• 出久はトガの好きだった人に似ていた
• 敵ヴィラン連合は”好き”に生きられる場所だった
• トガのナイフはお茶子に刺さらずに終わる
• トゥワイスの変身が解けていくトガ
• 上空を見てお茶子の名を呟く耳郎
• トガがお茶子に「私…カァイイ？」と問う
• 「世界一」と返答するお茶子
• お茶子の答えに笑顔を浮かべるトガ
• トガが生み出した複製が霧散していく

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ヒロアカ本誌394話の感想・考察まとめ

お茶子の”個性”の覚醒について

トガが作り出した大量の分身達が、突如として上空に浮かび上がった393話。
お茶子に触られていない耳郎も浮いており、接している人に「無重力ゼログラビディ」が伝播している様子。
トガが新たに”二倍”で増やした分身も同様であり、数珠繋ぎに浮いていく状況となっています。

許容量の上限はなくなった？

お茶子の”個性”「無重力ゼログラビディ」は、約3トンまでの物体を無重力状態にできるというもの。
しかし、数珠繋ぎに人々を浮かせている現状は、3トンの許容量を大幅に超えていると言えます。
許容量を超えて嘔吐する様子が描かれていたものの、”個性”の覚醒によりその限界が無くなったのかもしれません。

トガの”個性”の覚醒のおさらい

お茶子の覚醒を目の当たりにして、自分が死にかけて起きた事と同じだと思うトガ。
実際に24巻226話では、キュリオスに追い詰められたトガが、「変身」したお茶子の”個性”を使用可能となる様子が描かれていました。
全面戦争で”クラスター”を身につけた爆豪と同じように、死地での危機感・臨死の経験が”個性”を覚醒させたと言えるでしょう。

お茶子・トガの”個性”の覚醒まとめ

デクを好きと明言するお茶子

トガの左腕にワイヤーを巻きつけ、空中で対峙し続けるお茶子。
自分がヒーローを目指した理由を明かすと、続けて「そして緑谷出久を好きになって 今はあなたをとめたい！」と口にすることに。
作中でお茶子がデクのことを好きと明言したのは、394話が初となっています。

トガが好きだった斉藤くんとは？

デクが好きだった人に似てると言い、斉藤くんの名前を口にしたトガ。
中学卒業時、同級生の男子を傷つけて血を吸うという事件を起こしたトガでしたが、その男子が斉藤くんでした。
斉藤くんを切りつけて重傷を負わせたトガは、彼に血をちょうだいと言えなかったとのこと。

両親の言葉に言及するトガ

• 「人間じゃない子　産んじゃった！」
• 「その顔をやめなさい！」

お茶子に思った事・思ってきた事を教えてと言われたトガは、動物でも人でもすぐ好きになってしまうと明かしました。
また、笑うなと言われた・人間じゃないと言われてしまうなどとも口にしており、上記のような両親の言葉がトラウマになっている様子。
周囲の人々が羨ましかったと涙を流すトガは、「カァいくないって思われちゃうから」などとも思いを吐露することに。

トゥワイスの変身が解除される

お茶子との対話を経て、トゥワイスに姿を変えていたトガの「変身」は、遂に時間制限を迎える結果となりました。
荼毘から貰ったトゥワイスの血液量では、30〜40分の変身が限度と言及されていたため、お茶子・トガが奥渡島から群訝山荘後に移動してから、小一時間が経過したと言えます。
作中では、374話からトガが変身したトゥワイスが登場しましたが、トゥワイスの復活は約20話分に限られることに。

トガの生み出した分身の行方は？

トゥワイスに変身し、「二倍」の”個性”で”トゥワイスに変身したトガじぶん”を増やしていたトガ。
トガの「変身」が制限時間を迎えた394話では、生み出された複製たちが次々と煙を上げている様子が描かれています。
トゥワイスの複製とは異なり、トガが生み出した分身は霧散してしまう可能性が高いです。

僕のヒーローアカデミア394話の展開予想

お茶子の言葉がトガに届く？

好きなものを好きと言うトガの顔は、羨ましいくらいに素敵な笑顔だと思うと言い放ったお茶子。
両親の「その顔をやめなさい！」「まるで異常者だ」との発言とは正反対のお茶子の言葉を受けたトガは、思わず涙を浮かべることに。
394話では、お茶子の説得が成功したかどうか、トガが取る行動に注目と言えるでしょう。

トガが取る行動について

お茶子の説得が成功した場合、トガは上記のような行動を取ると考えられます。
トゥワイスの血液量では30〜40分の変身が限度な上、393話ではトガ自身の姿のままであることが多いため、そもそもトゥワイスに変身はできなくなるかもしれません。
またトゥワイスの変身が解けると同時に、トガ本人が複製を生み出すのは不可能になるでしょう。

生み出された分身の消滅条件は？

「二倍」の”個性”で生み出された分身は、ある程度のダメージを受けると消える性質を持ち、成人男性だと大体骨折くらいのダメージが必要に。
ただし、「哀れなサッドマンズ死の行進デスパレード」のように倍々で増えていくにつれ耐久力は低くなるとのこと。
トガが生み出した複製の大半は、攻撃すればすぐに消滅する可能性が高いものの、複製の生成速度が大幅に上回っていると思われます。

トガ自身の意志では消滅させられない？

作中の描写から察するに、「二倍」の”個性”で生み出された複製は、トガの意思で消滅させることは不可能と思われます。
そのため、お茶子がトガの説得に成功したとしても、生み出された大量の複製は止まらない可能性が高いです。
このままでは、トガが生み出した複製が日本を壊滅に追い込むのに、そう時間は掛からないのではないでしょうか？

ステインがトゥワイスを止める？

ステインの”個性”「凝血」は、血液を経口摂取した相手の動きを止めるというもの。
「二倍」で生み出された複製にも効くかどうかは不明なものの、現状では無限に増殖し続けているトゥワイスの唯一の天敵と思われます。
「哀れなサッドマンズ死の行進デスパレード」を発動中のトゥワイスを止める手段は無いと言えるため、ヒーロー側の逆転にはステインの参戦が必須なのかもしれません。

ステインは今度どう行動する？

群訝へと向かう焦凍・飯田の様子を陰から見ており、「誰が…為に──…」と呟いている様子が描かれたステイン。
385話の最後で登場した際には、足元にグライダーのようなものが存在していました。
焦凍を群訝山荘跡へと送り、その場で倒れている飯田の元に、グライダーに乗ったステインが現れ、トゥワイスから救うのではないでしょうか？

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