【ヒロアカ】417話のネタバレ感想・考察まとめ｜志村家の過去を知るデク・七代目【僕のヒーローアカデミア】

3/18(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年16号（4月1日号）掲載の『僕のヒーローアカデミア』の417話「志村」の感想・考察をまとめています。
ヒロアカ417話の内容のネタバレやあらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

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ヒロアカ416話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①デクの戦いを見守る避難民の面々

• 閉ざす死柄木に攻撃を仕掛けるデク
• 避難所ではエリちゃんが駆け出していた
• エリちゃんを制止するエクトプラズム
• 避難システムは今は動かせない状態
• エリちゃんの”個性”は現状使用不可能
• 相澤先生に言及するエクトプラズム
• 自分達は信じるしかないと続けることに
• 泣くエリちゃんの手を取る洸汰くん
• オールマイトのTシャツを着た男性が登場
• デクの戦う様子に感極まる様子を見せる

②戦いを終えたヒーロー達の現状

• ”天空の棺”から脱出する八百万・上鳴
• 物間は担架に乗せられて運ばれる
• デクが多分今世界で一番強いと言う上鳴
• ”もう大丈夫”とは思えないと続ける
• 群訝山荘跡からヘリが離れることに
• ヘリにはお茶子などが乗せられている
• ホークス達の下にも女性記者たちが登場
• お茶子を脳裏に浮かべるホークス
• ホークスは自身の発言を思い返すことに

③デクの前にとある家が現れる

• デクについた理由を明かすレディ・ナガン
• ナガンはデクが心をこじ開けると話す
• デクが茨の道に夢を見ていると言うナガン
• ナガンはデクをつい応援したくなると続ける
• 避難所に避難民の応援の声が小さく響く
• 目前に迫るデクを拒もうとする死柄木
• 死柄木に向けて拳を向けるデク
• デクの前にとある家が現れることに
• 死柄木のかつての発言を思い出すデク

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2024.02.26

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次号2024年17号では休載予定

3月25日(月)発売の少年ジャンプ17号では、『僕のヒーローアカデミア』は休載とのこと。
再開は少年ジャンプ18号を予定しており、二週間後の4月1日(月)に418話が掲載されます。

▼次話418話のネタバレ考察はこちら

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2024.03.18

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ヒロアカ417話のあらすじ・ネタバレ

死柄木に対して拳を叩き込むデク

前話の416話から引き続き、増殖した指に包まれて固く閉ざされた死柄木に対し、デクが迫っていく場面から始まる417話。
戦いの様子を映している発目のアイテムが、戦いの余波で吹き飛ばされそうになる中、配信中の戦いを見る世界中の人々の反応が描かれることに。
何がどうなっているのか、よくわからないと口にする人々の一方で、デクが指の塊をかきわけて中に入っていったと口にする”見ろや君”。
その言葉通り、デクは増殖した指をこじ開けていき、遂に死柄木の目前へと迫っていました。
死柄木がデクを遠ざけようと手を前に伸ばす中、デクが勢いよく放った拳は、遂に死柄木の身体へと直撃することとなりました。

自分の弱さに思い至る志村奈々

デクが拳を放つと同時に、継承者達は死柄木へと”譲渡”され、精神の傷に直撃していきます。
一方、ワン・フォー・オールの内部では、志村奈々が倒れ込む姿が描かれることに。
周りに与一・ブルース・万縄・オールマイトの姿が存在せず、自分だけが弾き返されたと気付き、「なんで───…」と疑問に思う志村奈々。
死柄木から「あんたもしっかり憎んでる」と言われた時のことを思い出しつつ、弾き返されたのは憎まれているからではないと考えます。
続けて、弧太朗との別れの場面を想起し、志村奈々は「これは私の弱さだ」と思い至ることに。

デクが死柄木の深層意識に入る

死柄木に拳を叩き込んだデクは、雄英高校の制服を着た状態で志村家の前に立っていました。
インターホンを押そうとする中、自分に似た姿形の人物から「知ってどうする」「過去を暴いて何が変わる」と問い掛けられるデク。
その人物が、死柄木から見た自分の姿を使い喋っていると察するも、デクは「わからない！でも知らないまま終わるのは嫌だ！」と言い放ちます。
「死ね」との言葉に対し、「おじゃまします」と返答した次の瞬間、デクは横から突然現れたトラックに轢かれそうになることに。
なんとか避けたものの鞄が傷ついており、物理的に干渉していると気付いたデクは、志村奈々から死柄木の深層意識に入ったと告げられます。

死柄木の原点を打つことを目論むデク

デクも継承者として、精神が形取られているため干渉し合うと言う志村奈々は、自分だけまた弾かれてしまったことを謝罪することに。
そんな志村奈々に対し、「──でも側にまだいてくれて僕嬉しいです」と返答するデク。
自分達のいる場所について、いわば死柄木の核であり原点オリジンだと言う志村奈々は、最も繊細で柔らかいところだと言葉を続けます。
デクが「ここ・・での死柄木は恐らく 脆い」「触れて奴の原点を打つんだ」と考えつつ、志村家へと走り出す中、「……原点…」と思う志村奈々。

デクが死柄木の原点に近付いていく

デクが志村家の家に近付く中、真上からはステインが現れ、持っていたナイフでデクの肩を刺しつつ、「だから死ぬこうなる」と言い放ちます。
デクが「ステイン!!」と口にした次の瞬間、ステインの顔はリ・デストロへと変化することに。
「何を背負い何をつくる!?」と問い掛けたかと思いきや、リ・デストロの鼻の部分は、ペストマスクをつけたオーバーホールへと姿を変えました。
オーバーホールに「計画はあるのか？」と問われ、「ない！どけ!!」と言い放つと、オーバーホールを押し除けて志村家に近付いていくデク。
玄関のドアを開けたデクは、幼少期の志村弧太朗が母・志村奈々と撮った写真を目にすることに。

志村転弧の過去が描かれる

弧太朗と自分が共に写っている写真を目にし、「写真…弧太朗…！」と思わず涙ぐむ志村奈々。
しかし、デクたちがドアの先へと進むと、そこには転弧の頬を張る弧太朗の姿がありました。
弧太朗が息子の頬を張る光景を目にし、思わずショックを受ける志村奈々の一方で、二人の元へ駆け寄ろうとするデク。
真っ黒な志村転弧を目にし、「あの黒いのは死柄木!?」と思いつつ駆け寄るデクですが、二人の元に辿り着くことはできませんでした。
”拒絶”されているデクは、それ以上二人に近づけず、あと一歩のところで弾かれてしまうことに。

涙を流して弧太朗に謝る志村奈々

弧太朗の「あれはおばあちゃんじゃない 子どもを捨てた鬼畜だ」との発言を耳にし、「───…そうか 持ちたくて持ってたんじゃない」と思い至る志村奈々。
「いいか ヒーローというのはな…」「他人をたすける為に家族を傷つけるんだ」と弧太朗が続ける中、志村奈々は弧太朗が写真をずっと捨てられなかったのだと気付くことに。
志村奈々は、自分がつけた傷が死柄木にまで広がったと認識し、「─AFOに勝って お迎えに行けてたら─」と思いつつ、頬の涙を拭います。
弧太朗が再度腕を振り上げる中、志村奈々は「ごめんね弧太朗 お母さん弱くって」と胸中で口にしながらも、覚悟を決めることに。

崩壊の始まりに辿り着くデク

志村奈々が覚悟を決め、デクの手に光が輝く様子が描かれたかと思いきや、デクを”拒絶”していた壁は崩れ去ることに。
次の瞬間、デクが真っ黒な転弧の元に駆け寄る一方で、腕を振り上げる弧太朗を止める志村奈々。
結果としては、志村奈々も”譲渡”されることとなり、死柄木の精神の傷に更なるダメージが与えられる中、志村奈々は弧太朗に「ごめんね お迎えに行けなくて」と謝罪の言葉を口にします。
その後、弧太朗と共に消えていく志村奈々は、最後に転弧に対して「ごめんね おばあちゃんのせいで──…」と言い残すことに。
志村転弧が真っ黒な状態ではなくなり、デクが中学生の頃の姿となる中、場面は転弧がペットの犬を抱きしめるシーンへと変わり、「やだ…僕もうやだよ モンちゃん」と呟く様子が描かれます。

ヒロアカ417話の内容・ネタバレまとめ

本誌417話の内容・ネタバレ一覧

①継承者の中で一人弾き返される志村奈々

• 固く閉ざされた死柄木に迫るデク
• 世界中の人々の戦いへの反応が描かれる
• デクの拳が死柄木の身体に直撃する
• 継承者たちの”譲渡”に成功することに
• 死柄木の精神の傷に更にダメージが入る
• 継承者の中で志村奈々が唯一残ることに
• 志村奈々のみ死柄木に弾き返された様子
• 憎まれているからではないと察する奈々
• 志村奈々は自分の弱さが原因だと気付く

②死柄木の原点を打とうと目論むデク

• 雄英の制服姿で志村家を前にするデク
• 死柄木から見たデクの姿が現れることに
• デクは「おじゃまします」と宣言する
• 物理的に干渉している状態と気付くデク
• デクは死柄木の深層意識に入っている状態
• 精神が形取られているため干渉し合う様子
• 自分だけ弾かれてしまったことを謝る奈々
• 現在地はいわば死柄木の核であり原点オリジン
• デクは死柄木に触れて原点を打つと目論む

③デク・奈々が死柄木の過去を目にする

• 突如現れたステインに抑えつけられるデク
• ステインがリ・デストロへと姿を変える
• 続いてオーバーホールも現れることに
• 治崎を振り切って玄関のドアを開けるデク
• 奈々・弧太朗の写真を目にすることに
• 弧太朗との写真に思わず反応を示す奈々
• 弧太朗が転弧の頬を張る光景へと移行する
• 転弧は真っ黒で表情が分からない状態
• 弧太朗・転弧の元へ近付こうとするデク
• デクはあと一歩のところで”拒絶”される

④崩壊の始まりへと場面が変化する

• 奈々を子どもを捨てた鬼畜と言う弧太朗
• 弧太朗が写真を捨てられなかったと知る奈々
• 奈々がつけた傷が死柄木にまで広がった
• 弧太朗に対して奈々は胸中で謝ることに
• デクの手に”譲渡”の光が宿る様子が描かれる
• 腕を振り上げた弧太朗を奈々が止める
• 奈々の死柄木への”譲渡”が成功する
• 場面が事件の起きた時へと移ることに
• デクの姿が中学生の時へと変化する
• モンちゃんを抱きしめる転弧が描かれる

▼次話418話のネタバレ考察はこちら

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2024.03.18

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ヒロアカ本誌417話の感想・考察まとめ

吹き飛びそうになる発目のアイテム

富士山の近くで戦っているデク・死柄木ですが、その戦いの様子は、発目が作成したアイテムによって全世界へと配信されている状態です。
このアイテムは、衛星通信を介した超長距離リモート操縦となっており、発目自身が”天空の棺”の資材で強化したとのこと。
デク・死柄木の戦いの余波で、周囲には物凄い強風が吹いているようで、発目のアイテムも吹き飛びそうになることに。

戦いを目にした人々の反応について

デク・死柄木の戦いの配信を見るも、何がどうなっているのか・よくわからないと反応する人々。
そんな人々の中には、エンデヴァーの大ファンであり、轟家の戦いの様子を見届けていた”見ろや君”の反応も描かれることに。
”見ろや君”は、デクが指の塊をかきわけて中に入っていったと状況を正しく把握している様子。

デクが継承者の”譲渡”に成功する

増殖した大量の指を突破し、死柄木の目の前にまで辿り着いたデクは、遂に死柄木の身体へと拳を放つこととなりました。
その際、デクは拳についていた血DNAに継承者たちを宿していたため、死柄木の精神の傷がこじ開けられる様子が描かれることに。
ワン・フォー・オールには、上記の五人の継承者たちが残っており、デクは彼らを”譲渡”するつもりで拳を放ったと言えるでしょう。

継承者の中で一人残される志村奈々

デクが継承者たちの”譲渡”を成功させる中、精神世界には志村奈々だけが残されることに。
ワン・フォー・オール内にて、周囲に与一・ブルース・万縄・オールマイトの姿が見られず、自分一人だけが残っていると気付く志村奈々。
口に手を当てる奈々は、「私だけ…弾き返された…!? なんで──…」と胸中で疑問を抱きます。

七代目・志村奈々が弾かれた理由とは？

自分だけが弾き返されたことに疑問を抱き、上記の二つの場面を思い浮かべた志村奈々。
死柄木から憎んでいると言われたものの、自分が弾き返された理由について、志村奈々は死柄木に憎まれているからではないと察します。
一方、368話で志村弧太朗の顔を目にしていたため、奈々は弧太朗と別れた時のことを思い出し、自分の弱さが原因だと思い至ることに。

志村家を前にするデクが描かれる

416話の最後と同じように、死柄木に拳を放ったデクは、志村家を目の前にしていました。
インターホンを押そうとした瞬間、デクは死柄木から見た姿の自分から、「知ってどうする」「過去を暴いて何が変わる」と尋ねられることに。
「わからない！でも知らないまま終わるのは嫌だ！」と言うデクは、自分の姿に「死ね」と言われるも、「おじゃまします」と宣言します。

物理的に干渉している様子のデク

志村家に向かおうとする中、突如として横から現れたトラックに轢かれそうになるデク。
なんとかトラックを躱したデクですが、接触したカバンに傷がついている様子から、物理的に干渉している状態だと気付くことに。
するとその時、デクの横には志村奈々が登場し、死柄木の深層意識に入ったことを告げました。

デクが志村奈々に言葉を返すことに

デクも継承者として精神が形取られているため、死柄木の深層意識と干渉し合うと言う志村奈々。
そんなデクに対し、志村奈々は自分だけ再び弾かれてしまったことを謝罪することに。
ただし、「──でも側にまだいてくれて僕嬉しいです」とのデクからの返答を聞き、志村奈々は目を伏せる様子が描かれました。

僕のヒーローアカデミア417話の展開予想

デクが死柄木の過去を知ることに？

死柄木を目前とする中、拳を振るったデクの目の前には、突如として家が現れることに。
この家は、幼少期の志村転弧が過ごしていた家であり、デクも死柄木の「あの家・・・から連なる全ての崩壊だ」との発言を想起しました。
この”記憶”の交錯がきっかけとなり、デクは死柄木の幼少期・過去を知るのではないでしょうか？

志村奈々も死柄木の過去を目にする？

デクが死柄木の過去を知る場合、必然的に志村奈々もその過去を知ることになるでしょう。
上記のように、転弧の祖母に当たる志村奈々は、志村転弧が死柄木弔に至る過程を始め、息子の志村弧太朗の境遇を目にするのかもしれません。
志村奈々が過去を知った場合、死柄木に”譲渡”された際に起こる出来事に注目と言えそうです。

デクが更に”個性”を手放していく？

415話では、死柄木に二代目の”譲渡”を成功させたデクが、続けて六代目をも”譲渡”する様子が描かれました。
”譲渡”された二代目・六代目は、死柄木の精神の傷にぶつかり、ダメージを与えると同時に”記憶”の交錯を進行させることに。
417話以降でも引き続き、デクが歴代継承者を死柄木へ撃ち込んでいく流れになると思われます。

OFAの”個性”を失う順番について

ワン・フォー・オールに取り込まれている”個性”の現状は、上記の通りとなっています。
415話までで、危機感知に加えて変速・煙幕を失っている状況であり、その後は残りの三つの”個性”を譲渡する流れになると考えられます。
残りの”個性”はどれも重要であり、強いて言えば、死柄木の祖母にあたる志村奈々の”譲渡”のタイミングに注目と言えそうです。

デクは最終的に残り火で戦うことに？

415話では、デクの拳に上記の六人全員が宿り、デクが死柄木に拳を放つ様子が描かれました。
このことから、特定の”個性”を持たない与一・オールマイトの二人も死柄木に”譲渡”することで、デクにはワン・フォー・オールだけが残る可能性があると言えるでしょう。
一方、最終的にデクがワン・フォー・オール自体を手放し、オールマイトのように残り火で戦い続ける展開も期待できそうです。

AFOの切札カードが明らかとなる？

410話の冒頭にて、”向こうの僕”が死柄木に呑まれたと推測していたAFO。
その際、死柄木の様子からして、”向こうの僕”はあの切札・・・・を切る事なくやられたに違いないとのAFOのモノローグが記されていました。
この描写は伏線であり、今後の展開では死柄木の中の”もう一人のAFO”が残していた、切札の正体が明かされる可能性が高いでしょう。

志村転弧の”記憶”が鍵となる？

415話では、24巻235話の「志村転弧：オリジン」の回と同様の、何者かと手を繋ぐ志村転弧の過去の”記憶”が描かれることに。
この志村転弧と手を繋ぐ人物は、スーツ姿のAFOとそっくりであり、このタイミングで描かれたのは何らかの意図があると考えられるでしょう。
先述の通り、切札を残している様子のAFOですが、幼少期の志村転弧と接触していたことが関係しているのかもしれません。

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