【ヒロアカ】413話のネタバレ感想・考察まとめ｜デクが全身に黒鞭を纏う【僕のヒーローアカデミア】

1/29(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年9号（2月12日号）に掲載されている『僕のヒーローアカデミア』の413話「鉛の塊」の感想・考察をまとめています。
ヒロアカ413話の内容のネタバレやあらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

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ヒロアカ412話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①デク・死柄木の戦いの様子について

• オーラを纏った右腕を振るおうとするデク
• 右腕の筋肉を「黒鞭5th」で伸縮させ続けていた
• デクが限界まで蓄積した「発勁3rd」を解放する
• 「崩壊」が迫る地面に風圧を発散するデク
• デクが放った風圧が地面を抉り飛ばすことに
• 土煙が散っていかないことに気付く死柄木
• デクの拳が死柄木の右腕を飛ばす結果に
• 「煙幕6th」に「変速2nd」を付与しているデク
• 死柄木の「危機感知」を鳴らし続ける狙い

②自分の現状について語る死柄木

• 死柄木は「サーチ」でデクの位置を把握可能
• 煙の中のデクに対して反撃をする死柄木
• デクは「変速2nd」の反動で息ができていない
• 泣いていた少年を諦めないと言うデク
• デクは死柄木の中が見えている状態
• 志村転弧は死柄木弔になったとのこと
• 何も困ってはいないと宣言する死柄木
• 救いようの無い人間はいると言う志村奈々
• デクに一撃で死柄木を消すように助言する

③デクにOFAを手放すように言う二代目

• 志村奈々の説得に「嫌だ…」と答えるデク
• デクは蓋・が壊れるまで殴ると宣言する
• 二代目がデクに反対していた理由を語る
• 人間に等しく人の心があると信じたいデク
• デクの裡の精神世界にスターの腕が描かれる
• スターの指差す方向を目にする二代目
• 二代目はデクに賭けると口にすることに
• デクにOFAを手放すように声を掛ける二代目

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2024.01.06

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次号2024年10号では休載予定

2月5日(月)に発売する週刊少年ジャンプ2024年10号では、『僕のヒーローアカデミア』が休載するとのこと。
再開は少年ジャンプ11号を予定しており、二週間後の2月12日(月)に414話が掲載されます。

▼次話414話のネタバレ考察はこちら

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2024.01.29

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ヒロアカ413話のあらすじ・ネタバレ

オーラマイトが見た光景が明らかに

AFO・OFAが感応した結果、精神の共鳴が起こり、とある光景を目にしていたオーラマイト。
第二次決戦の勃発前、スターアンドストライプから「新秩序ニューオーダー」を奪うことに成功したものの、”個性”の反発に苦しめられることとなった死柄木。
一方のスターは、死柄木の内部の”個性”と反発しつつも、AFOの中に囚われた少年（志村転弧）の存在を目撃していました。
時は現在に戻り、精神世界にて死柄木の中に存在する鉛のような黒い塊を指差し、「師マスター 悲しそうな子がいたよ」と口にするスターが描かれます。
スターの指差す先を目にしたオーラマイトは、黒い塊に存在する一筋の亀裂に気付くことに。

OFAが解れることを察するオールマイト

一方その頃、横たわっていたオールマイトは、エッジショットの「寝たら死ぬぞ!! 意識を保て!!」との呼び掛けを受けて目を覚ますことに。
通信機がないため状況がわからないものの、恐らく緑谷がまだ戦っているとエッジショットが口にする中、今目にしていたものは夢なのかと疑問を抱くオールマイト。
しかし、「いや…この感覚は… あの時と同じ─…!!」と内心で否定すると、デクと遠く離れているにも関わらず、OFAを感じる・”意志”が流れ込んでくると胸中で思います。
デク・死柄木が戦っている方向に目を向け、オールマイトは「紡がれてきた力が…解れる」と口にすることに。

脳裏に過った光景を疑問に思うう死柄木

場面は富士山付近に代わり、死柄木が強力な一撃を放ち、デクを吹き飛ばす光景が描かれます。
そんな中、”個性”の反発に苦しめられた過去を想起した死柄木は、「何だ今のは 何故今アレ・・が脳裏に過った」と思いつつ、スターは完全に消滅した筈だと思考を巡らせることに。
続けて、「新秩序」が反発して消える中、スターが言い残した言葉を思い出し、「消滅して尚 残り火の如く…！」と胸中で思う死柄木。
一方、死柄木の攻撃を受けて勢いよく吹き飛ばされ、「黒鞭5th」を利用してどうにか止まったデクは、地面に横たわりながら息を荒げていました。
オールマイトから「君はヒーローになれる」と言われた時を思い出しつつ、二代目に対してOFAを手放すとはどういうことなのかと問い掛けます。

二代目が死柄木の精神の傷に言及する

デクに対して「心を荒げるな 奴に聞かれる」と言いつつも、二代目は死柄木の中に存在する鉛のような黒い塊に言及します。
黒い塊の正体について、死柄木の中にあったいくつもの小さな怒りや不満・記憶が、引き寄せられ一つに集約されたものだと話す二代目。
いわば死柄木の決意そのもの・憎悪で固められた精神とまとめると、続けて「だが 八木が隙を見つけた・・・・・・」と口にすることに。
その隙とは恐らく、スターアンドストライプとの戦闘でついた残り傷であり、再生の”個性”でも癒し切れない、肉体ではなく精神の傷とのこと。
AFOを呑み込んだ死柄木は強くなり過ぎたため、このまま力比べを続けても勝ち目はないと話す二代目は、「だから裡から攻める」と続けます。

”譲渡”してぶつけると提案する二代目

「裡から攻める」という発言を、ワン・フォー・オールを譲渡という形で傷にぶつけ、傷をこじ開けて死柄木の精神を直接叩くと補足する二代目。
デクが「”譲渡”して…”ぶつける”……？」と話を飲み込めていない様子を見せる中、煙エンは譲渡すれば使われるだけであり、四ノ森のように取り込まれるだけだと主張します。
そんな煙に対し、「”譲渡”の解釈を拡げるんだ わからんか」と言う二代目に、デクがイメージで修練してきたことを告げるオーラマイト。
納得がいったかのような反応を見せ、「なら…わかりやすいのがいるだろう」と言う二代目は、爆豪を例に出して「あの幼馴染・・・・・はおまえにどうやってものを渡すかな」と口にすることに。
デクが思わず納得を見せる中、渡し方によっては怪我もする上、物自体が壊れもすると話す二代目は、「これをOFAで実行する」と続けます。

二代目はまず自分を譲渡するように言う

OFAを手放す意味について説明を終えると、二代目は「だが…確証はない だからまず俺で試す」と宣言することに。
先程は四ノ森だけ・・が奪われた事実を受け、一部だけ・・が奪われるのならば、一部だけ・・の譲渡もシステムとして可能な筈だと推測する二代目。
自分達はOFAの一部・強化された特別な因子だと言うと、自分が砕け散る程に強く”渡せ”ば、力が渡ることなく攻撃ができると続けることに。
一連の発言を受け、試すならば今一番使い所がない「煙幕おれ」だと主張する煙エンに対し、二代目は近付いて来た死柄木に視線を向けつつ、「いや 俺からだ」と断定することに。
「変速」は戦いの要だと言う煙に、「今 動けなければ死ぬ」と冷静に話す二代目は、「変速」を手放せば反動も手放せる上、万が一死柄木が使えば今の反動状態がそのまま渡ると続けます。

自らの体を起こそうとするデク

二代目の発言を受け、「俺はずっとあなたに従ってきた…」と口にしつつも、流石に今回はリスクが高すぎると言う三代目。
二代目は「だから賭けだよ」と返答すると、今最も過酷な状況にあって、それでも尚心を諦めないデクが正しいと信じたいと続けます。
そんな中、体を起こそうとするデクを目にしながら、「…この期に及んで… 力が惜しいとか…死の恐怖じゃない…」と呟く志村奈々。
オーラマイトに対して「俊典…！」と話し掛けると、どれだけ強大な使命を帯びてても、「この子にとってOFAは…憧れのヒーローがくれた宝物なんだよ」と口にすることに。

デクが全身に「黒鞭」を纏うことに

死柄木が「何をごちゃごちゃと話してる」と口にしながら迫り来る中、五代目に対して「万縄 あんたはなるべく小僧の側に」「黒鞭が生命線だ」と言葉を残す二代目。
続けて、後を頼まれた与一が「ああ マイヒーロー」と返答すると、二代目は「あとはお前だ どうする緑谷出久!!」とデクに問い掛けることに。
問いを受けて「……やります!!」とデクが返答した次の瞬間、強烈な一撃を受けて右腕を吹き飛ばされる死柄木が描かれます。
「…とても ヒーローには見えねえな」と口にする死柄木の前には、右腕の腱・筋肉を内から直接補強していたように、全身の肌から黒鞭が透けて見えているデクの姿がありました。
動かぬ身体に黒鞭を巡らせている中、デクの左手には、”譲渡”してぶつける予定であろう「変速2nd」の光が描かれることに。

ヒロアカ413話の内容・ネタバレまとめ

本誌413話の内容・ネタバレ一覧

①遠くからOFAを感じるオールマイト

• オーラマイトがスターの姿を目にする
• AFOの中の志村転弧に気付いていたスター
• オーラマイトに志村転弧の存在を知らせる
• 黒い塊の一筋の亀裂に気付くオーラマイト
• オールマイトは建物の屋上で横たわっていた
• デクの中のOFAを感じるオールマイト
• 紡がれてきた力が解れると察することに
• 強烈な一撃でデクを吹き飛ばす死柄木
• 死柄木の脳裏にもスターが過ぎった様子
• スターの最期の言葉を思い出すことに

②二代目の発言の意図が明らかに

• 死柄木に遠くまで吹き飛ばされたデク
• OFAを手放すとはどういうことなのかと問う
• 死柄木の中の黒い塊に言及する二代目
• 黒い塊に精神の傷が存在すると続ける
• OFAを譲渡の形で傷にぶつけると言う二代目
• 傷をこじ開けて死柄木の精神を直接叩く
• 譲渡すれば使われるだけと反対する煙エン
• 爆豪がものを渡す時で譲渡を例える二代目

③まずは自分からと断言する二代目

• 一部だけの譲渡もシステムとして可能な筈
• 二代目はまず自分で試すと主張する
• 自分が今一番使い所がないと言う煙エン
• 煙エンは”変速”が戦いの要だと続ける
• 「今 動けなければ死ぬ」と口にする二代目
• ”変速”を手放せば反動も手放せるとのこと
• 二代目はデクが正しいのだと信じたいと話す
• デクにとってOFAは宝物と言う志村奈々

④デクが全身に「黒鞭」を巡らせる

• 万縄に黒鞭が生命線だと言う二代目
• 二代目は与一に後のことを頼む
• 「……やります!!」と宣言するデク
• 強烈な一撃で死柄木の右腕が吹き飛ぶ
• とてもヒーローには見えないと言う死柄木
• 全身に「黒鞭」を巡らせたデクが描かれる
• デクの左手には”個性”因子の光が存在する

▼次話414話のネタバレ考察はこちら

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2024.01.29

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ヒロアカ本誌413話の感想・考察まとめ

オーラマイトがスターの姿を目にする

デク・死柄木が戦いを繰り広げる中、継承者達のいる精神世界には、突如としてスターアンドストライプの腕が出現していました。
これは、AFO・OFAが感応したことで精神の共鳴が起こり、オーラマイトがスターの姿を目にしたという背景が存在しています。
スターの姿を目にしたのはオーラマイトだけであり、二代目はオーラマイトの視線の先に反応を示したと言えるでしょう。

スターが指差していたモノとは？

スターの腕が指差した先には、死柄木の中にあった鉛のような黒い塊が存在しました。
「師マスター 悲しそうな子がいたよ」とオーラマイトに話し掛けたスターは、鉛のような黒い塊の表面に存在した亀裂を指差していたようです。
オーラマイトの視線の先に目をやった二代目も、この傷の存在に気付き、デクに「OFAを手放すんだ」と言い放ったと考えられます。

志村転弧の存在に気付いていたスター

333話にて死柄木に触れられ、「新秩序ニューオーダー」の”個性”を奪われてしまったものの、予め「新秩序ニューオーダー」自体にルールを設定していたスター。
「他の”個性”と反発する」というルールを付与していたことで、死柄木の内部では”個性”同士の反発が起きる結果となりました。
死柄木の裡で、他の”個性”と反発し合ったスターの意識体は、AFOに取り込まれていた少年（志村転弧）に気付いていたと判明することに。

夢を見ていた様子のオールマイト

デクの裡でオーラマイトがスターを目にした一方で、建物の屋上で横たわっていたオールマイト。
胸中で「夢…？」と思っている様子から、413話の冒頭の様子は、オールマイト自身も目にしていたと捉えられます。
デクの裡では、オーラ状となっているオールマイトですが、そのオーラと感覚をある程度共有していると言えそうです。

オールマイトはOFAが解れると察する

オールマイトは、304話でデクに触れてOFAの中の自分を感じていたように、遠く離れている状態でOFAを感じているとのこと。
また、ワン・フォー・オールの”意志”が流れ込んできている様子で、「紡がれてきた力が…解れる」と口にすることに。
これは、二代目の「OFAを手放すんだ」との発言が関連しており、これからワン・フォー・オールが綻んでいくと察したと思われます。

死柄木の脳裏にもスターが過っていた

富士山の付近では、引き続きデク・死柄木の戦いが行われていました。
そんな中、強烈な一撃でデクを吹き飛ばした死柄木は、「何だ今のは 何故今アレ・・が脳裏に過った」と胸中で思うことに。
スターについて、完全に消滅した筈と考えている様子から、オーラマイトがスターの姿を目にしたのと同時に、死柄木の脳裏にもスターが過っていたと言えるでしょう。

スターが言い残した言葉について

脳裏にスターが過った死柄木は、スターが死に際に遺した上記の言葉を思い出すことに。
描写から察するに、スターが消滅しても尚、残り火の如く意志を継ごうとしている様子に、死柄木は歯噛みしていると捉えられます。
また334話では、AFOの中に存在していた志村転弧が、スターの言葉を受けて「英雄の…誰か…」「緑谷…」と口にしていたのが特徴です。

デクは死柄木に吹き飛ばされてしまう

死柄木の一撃を受けた結果、富士山から遠く離れた方向へと吹き飛ばされることとなったデク。
「変速2nd」の反動で息ができていない状態ながら、411話のように「黒鞭5th」を自身の体に幾重にも巻き付け、ダメージを軽減したと思われます。
また、地面に「黒鞭5th」を突き立てることで、地面に着地する際に勢いを殺したようです。

僕のヒーローアカデミア413話の展開予想

二代目の発言の意味が明らかとなる？

412話の最後では、二代目がデクに対して「OFAを手放すんだ」と声を掛けているのが特徴です。
死柄木と激闘を繰り広げている中、二代目のこの発言は衝撃的なものと言えますが、どういう意図が隠されているのかは不明となっています。
413話以降では、二代目の発言の裏に隠された意図が明かされるのではないでしょうか？

OFAを手放す意味・メリットについて

「ワン・フォー・オール」は、四代目が寿命を縮めていたように、”個性”を持つ普通の人には負担になってしまうといった性質が存在します。
そのため、デクから死柄木へとOFAを手放すことで、逆に死柄木の枷にさせるという意図があると考えられそうです。
また、志村奈々が死柄木の裡に移動することで、孫である志村転弧を直接説得する目的があるのではないでしょうか？

デクがOFAワン・フォー・オールを手放すことに？

413話では、二代目の言葉を受けたデクが、実際にワン・フォー・オールを手放すかどうかに注目と言えるでしょう。
仮に死柄木がOFAを手中に収めた場合には、デクが弱体化する一方で、死柄木はより強化されてしまう可能性が高いです。
また、デクはOFAを手放すも、オールマイトのように残り火で戦い続けるのかもしれません。

死柄木が10番目の継承者となる？

OFAの歴代継承者は、名前が正確に判明していない二代目・三代目を除き、名前に数字に関わる文字・読み方が入っているのが特徴。
デクがワン・フォー・オールを手放す場合、10代目の継承者となるであろう死柄木は、名前が「十」に関連していると言えます。
死柄木弔・志村転弧という名前は、ワン・フォー・オールの10代目になることが前提のネーミングだったのではないでしょうか？

精神世界にスターの腕が現れた理由は？

二代目がデクに声を掛ける直前には、継承者達のいる精神世界にて、スターアンドストライプの腕が存在しているのが特徴。
スターは死柄木に”個性”を奪われ、既に死亡しているはずであり、OFAの内部に存在するのは違和感があると言えます。
AFO・OFAが感応し合っていることで、スターの意識体が一時的にOFAへと移動しているなどと考えられそうです。

スターの腕が指差した先について

二代目がデクに「OFAを手放すんだ」と声を掛けたのは、スターの腕が指差す方向を見た後の出来事となっています。
スターが指差した先は不明ですが、精神世界の内部に存在する扉のほか、感応し合っているAFOの”中”・死柄木の裡が候補に挙げられそうです。
死柄木の裡では、それを見た二代目・オーラマイトが思わず反応を見せるほどの、何かしらの問題が起きているのかもしれません。

他のヒーローがデクを助けに現れる？

現在のデクは、「変速2nd」の反動で息ができていない状態であり、死柄木を目の前にしてピンチの状況にあると言えるでしょう。
この状況から、一時的にデクを救うために上記のヒーロー達が参戦する展開が考えられます。
特に相澤先生が戦場に姿を現した場合、物間が再度「抹消」をコピー・使用する流れになることが期待できそうです。

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