2/6(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年10号(2月20日号)に掲載されている『呪術廻戦』の212話「膿む②」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦212話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
23巻 | ||||
---|---|---|---|---|
200話 | 201話 | 202話 | 203話 | 204話 |
205話 | 206話 | 207話 | 208話 | – |
24巻 | ||||
209話 | 210話 | 211話 | 212話 | 213話 |
214話 | 215話 | 216話 | 217話 | – |
キャラ考察・術式まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 乙骨憂太 | 烏鷺亨子 | 石流龍 |
鹿紫雲一 | 秤金次 | 伏黒津美紀 | 万(よろず) |
考察・解説記事 | |||
呪術廻戦の年表・時系列 | アニメ二期の内容・放送時期 | ||
渋谷事変後の生死状況 | 死滅回游のルール・考察 |
呪術廻戦211話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①状況を整理する虎杖たち一行
- 呪力で満たされていく各結界
- 列島の人間は彼岸へと渡ることに
- 日本人が”慣らし”を受ける様子が描かれる
- 時は11月16日正午へと移る
- 慣らしが終わったと真希から聞く虎杖たち
- 続いて天元が羂索に獲られたと知らされる
- 九十九・脹相・天元が協力するも敗北
- 獄門疆「裏」は脹相が持っており無事
- 結界の外は基本的にいつも通りの日本
- 羂索が同化を始めない理由は現状不明
②ルールの追加に関する会話の様子
- 総則をすぐ追加しなかった理由を問う虎杖
- 結界の人間・電波の出入りが問題に
- 死滅回游の総則は出入りを禁止していない
- 総則追加後も結界を出入りできないかも?
- ”泳者の死滅回游からの離脱”を優先する
- コガネに総則の追加を提案する伏黒
- 身代わりの条件を追加して再度提案する
- 「100点消費」を追加で提示するコガネ
- 伏黒が<総則>11を追加することに
③伏黒津美紀が死滅回游に参戦する
- 真希に津美紀を連れてくるように頼む伏黒
- 津美紀と真希は一緒には結界には入れない
- 呪力がない真希は結界に認識されない
- 転送の際に真希・津美紀は剥がされてしまう
- 津美紀の身代わりは伊地知が担当予定
- 学生時代は術師志望だった伊地知
- 五条から術師をやめるように言われたと判明
- 伏黒たちの目の前に転送される津美紀
- 100点を津美紀に譲渡する伏黒
- 津美紀がルールの追加をコガネに提案する
- 笑みを浮かべる津美紀に動揺する伏黒
▼前話211話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦211話終了時のキャラ情報
東京第1結界の登場キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | 【所持得点】0点? ・伏黒と共に東京第1結界に突入 ・日車の協力を得てルールの追加に成功 ・”堕天”の正体が宿儺だと知る ・宿儺・天使を信用していないと宣言 ・来栖に八つ当たりしたことを謝る |
伏黒恵 | 【所持得点】359点 → 159点 ・義姉の津美紀が死滅回游に巻き込まれる ・虎杖と共に東京第1結界に突入 ・”堕天”の正体が宿儺だと気付く ・100点を消費して死滅回游にルールを追加 ・津美紀に100点を譲渡する ・津美紀に何者かと尋ねる |
髙羽史彦 | 【所持得点】0点? ・東京第1結界のプレイヤー ・元々は売れない芸人をしていた ・五条にも対抗できうる「超人」の術式を持つ ・黄櫨から点数を分けてもらう ・虎杖たちと行動を共にすることに |
来栖華 | 【所持得点】0点? ・千年前の術師「天使」と共生している状態 ・あらゆる術式を消滅させる「術式」を持つ ・”天使”の目的は受肉した泳者の一掃 ・”堕天”という泳者を屠りたい ・幼少期に伏黒に助けられたと判明 |
死滅回游の関連キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
禪院真希 | 【所持得点】?点 ・呪術高専東京校の2年生 ・禪院家を壊滅させる ・結界を素通りすることが可能 ・空中で自在に動くことが可能に ・虎杖・伏黒に情報を共有する ・津美紀を東京第1結界へ連れて行く |
伏黒津美紀 | 【所持得点】100点 ・伏黒恵の義理の姉 ・約1年半前に呪われて寝たきりとなる ・羂索の「無為転変」を機に目覚める ・東京第1結界に侵入する ・100点を消費してルールを追加しようとする |
その他の登場キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
脹相 | ・呪胎九相図の一番が受肉した姿 ・加茂憲倫(羂索)の血を継ぐ ・虎杖悠仁と血が繋がっている ・羂索との戦闘中に戦線離脱させられる ・獄門疆「裏」を所持している |
星綺羅羅 | ・呪術高専東京校のもう一人の3年生 ・術式「星間飛行」を持つ ・性別は男と判明する ・結界外で待機することに ・脹相と共にいる様子が描かれる |
アルバイト | ・2巻12話で初登場する ・ファミレスでのアルバイト中に逃亡 ・4人の義妹を持つ ・現在は接客以外のアルバイト中 ・”慣らし”を受ける様子が描かれる |
総則追加時に描かれたキャラ一覧
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
5位 | 203話 | 血と油② | 2022年49号 |
6位 | 204話 | 血と油③ | 2022年50号 |
2位 | 205話 | 星と油 | 2022年52号 |
5位 | 206話 | 星と油② | 2023年1号 |
8位 | 207話 | 星と油③ | 2023年3号 |
5位 | 208話 | 星と油④ | 2023年4・5号 |
3位 | 209話 | 未知への供物 | 2023年6・7号 |
4位 | 210話 | 未知への供物② | 2023年8号 |
6位 | 211話 | 熟む | 2023年9号 |
5位 | 212話 | 膿む② | 2023年10号 |
▼次話213話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦212話のあらすじ・ネタバレ
目覚めた津美紀と話をする伏黒
時は遡り、死滅回游に参戦する前に、目を覚ました津美紀に会いに行っていた伏黒。
あまり時間が経っている気がしないと言う津美紀ですが、約1年と7ヶ月の間寝たきりの状態だったため、歩くのも難しい様子。
死滅回游・五条の現状について既に把握している津美紀に対し、伏黒は「何も心配いらない」と言うと、自分と仲間がなんとかできると続けます。
「なんならツミキはもうちょい寝とけ」と続ける伏黒に対し、くすくす笑いながら「相変わらず減らず口」と言う津美紀。
自分の役割を再確認する虎杖
場面は現在に戻り、伏黒・津美紀が話している様子を見て、「もう少し これが終わればもう伏黒は大丈夫」と内心で思う虎杖が描かれます。
あとは”天使”に自分ごと宿儺を消してもらい、獄門疆「裏」から五条を解放してもらうと考え、「そしたらもっと大丈夫」と結論づけることに。
続けて過去を振り返り、初めからこうすればよかったのかもしれないと考える虎杖は、宿儺の指を飲み込んだ際に伏黒を助け、そのまま消えれば良かったんだと思案を続けます。
「ありがとう 俺に役割をくれて」「これ以上はもう」と、伏黒・五条に胸中で礼を言う虎杖。
しかし目の前には、コガネに対して「ルール追加」「泳者の結界の出入りを可能にしてちょうだい」と口にする津美紀の姿がありました。
津美紀が受肉タイプの泳者と判明
泳者は結界を自由に出入りすることができる
上記の総則が津美紀によって追加され、虎杖が困惑の反応を見せる中、「戦う場所は好きに選びたいじゃない」と口にする津美紀。
冷や汗を流しながら「オマエ………誰だ!?」と問う伏黒に対し、顔を歪めながら「あなたのお姉さんよ!! 伏黒恵!!」と答えます。
その津美紀の様子から脹相・宿儺を思い浮かべ、受肉した泳者は器の脳から現代の知識を得るため、現代でも問題なく行動できると考える伏黒。
それであれば、器の記憶を読み取り、器本人として振る舞うことも可能なはずと思い至ります。
伏黒は「なんで俺は津美紀が覚醒タイプの泳者だと決めつけていたんだ?」と自問することに。
虎杖たちの前から跳び立つ万
津美紀の姿で「私は万 昔の連中にならまだ通じるかもね」と自己紹介をする過去の術師に対し、今まで津美紀のフリをしていた理由を問う伏黒。
万は、死滅回游とその離脱プランについて「あなた達が私に勝手に説明したんでしょう?」と言い、労せず100点を貰えるなら貰うと答えます。
千年ぶりの戦いであるため、場所も相手も好きに選びたいと口にすると、身につけていた荷物を地面に置き、背中から羽を生やしつつ「初めてはやっぱりスクナ」と言う万。
「じゃあね 待ってるわよ」と言い残し、万は虎杖たちの前から飛び去って行くことに。
突如として宿儺が「契闊」と唱える
飛び去った万を追いかけようとする虎杖・来栖の二人ですが、するとその時、宿儺が虎杖の顔に口を出現させて「契闊」と唱えることに。
”縛り”の効果で約束を忘れていたこと、一分間体を明け渡す約束をしていたことを思い出す虎杖。
次の瞬間、肉体の主導権を手にした宿儺は、即座に来栖を気絶させます。
虎杖との”縛り”で、一分間は誰を殺しても傷つけてもならないことを伏黒に明かしつつ、気絶した来栖をそっと地面に横たえる宿儺。
宿儺が自らの小指を千切り取る
宿儺が表に現れたことを疑問に思う伏黒の前で、宿儺は「もっとも ここからは賭けだがな」と口にしつつ、左手の小指を変色させていきます。
突如として変色させた小指を千切り取ると、様子を見るために一瞬間を空け、その後に「つくづく!! 愚かな小僧だ!!」と笑い始める宿儺。
「誰も傷つけない」という縛りに、自分自身を入れていない虎杖のことをゲラゲラと嘲笑します。
伏黒に千切り取った指を飲ませる宿儺
一方、「布瑠部由良由良」と唱え始め、魔虚羅を呼び出そうとする伏黒。
しかし、すぐさま距離を詰めた宿儺に腕を取られ、掌印を崩されてしまうことに。
続けて宿儺は、伏黒の顔を掴み口を開けさせると、先ほど千切り取った小指を飲み込ませます。
宿儺が伏黒の体に受肉することに
「ドクンッ」と音と共に伏黒のアップの顔が描かれた後、「覚えているか?」と問いかける宿儺。
肉体の主導権を取り戻した虎杖から、掴まれていた腕を振り払った伏黒は、「面白いものが見れると言ったろう 小僧」と口にします。
衝撃の表情を浮かべる虎杖の前には、伏黒の体に受肉した宿儺の姿がありました。
呪術廻戦212話の内容・ネタバレまとめ
本誌212話の内容・ネタバレ一覧
①津美紀の正体が万と判明
- 死滅回游前に津美紀と話をしていた伏黒
- 二人の再会は約1年と7ヶ月ぶり
- 伏黒の言葉に「減らず口」と笑う津美紀
- 回想は終わり二人の様子を見守る虎杖
- 役割をくれた伏黒・五条に胸中で礼を言う
- 突如としてルール追加を提案する津美紀
- 死滅回游に12個目の総則が追加される
- 戦う場所は好きに選びたいと言う津美紀
- 津美紀が受肉タイプの泳者と判明
- 自らの正体を「万」と明かす
- スクナと戦いたいと言う万
- 背中から羽を生やして飛び去っていく
②宿儺が伏黒の体に受肉する
- 万の後を追おうとする虎杖・来栖
- 突如として宿儺が「契闊」と唱える
- 宿儺が体の主導権を手にすることに
- 来栖を気絶させて地面に横たえる宿儺
- 左手の小指を変色させ始める
- 変色させた小指を引き千切る宿儺
- 一瞬の間の後にゲラゲラと笑い始める
- 虎杖は”縛り”に自分を入れていなかった
- 「布瑠部由良由良」と唱え始める伏黒
- 宿儺が伏黒の掌印を崩させる
- 伏黒に千切り取った小指を飲ませる宿儺
- 虎杖が体の主導権を取り戻す
- 宿儺が伏黒の体に受肉することに
▼次話213話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦本誌212話の感想・考察まとめ
津美紀に関する時系列のおさらい
時系列 | 出来事 |
---|---|
2009年 (小2) | 該当話:7巻・59話 恵の父親・津美紀の母親がくっついて蒸発する |
2016年 (中3) | 該当話:7巻・56話 八十八橋に肝試しに行く |
2017年 4月頃 | 該当話:7巻・59話 正体・出自不明の呪いによって寝たきりとなる |
2018年 10月31日 | 該当話:16巻・136話 羂索の「無為転変」によって目覚める ・死滅回游のプレイヤーの一人となる |
2018年 11月16日 | 該当話:211話 〜 212話 ・東京第1結界に侵入する ・コガネにルールの追加を提案する ・覚醒タイプではなく受肉タイプと判明 ・受肉した過去の術師の正体は万(よろず) |
伏黒津美紀に関する時系列は、上記の通り。
2017年4月頃から寝たきりとなり、2018年11月に約1年7ヶ月ぶりに目を覚ますことに。
また伏黒は、死滅回游に参戦する前に、津美紀と言葉を交わしていたことが判明しました。
虎杖が内心で考えていた今後について
① | ”天使”に虎杖ごと宿儺を消してもらう |
---|---|
② | 獄門疆「裏」から五条を解放してもらう |
渋谷事変時に自分のせいで大勢が死亡する結果となり、生きることに迷いを見せていた虎杖。
しかし143話にて、津美紀が死滅回游に巻き込まれていると言う伏黒に助けを求められ、死滅回游平定のために動き出すことに。
しかし、津美紀が死滅回游から離脱目前となったため、虎杖は上記のように”天使”に宿儺ごと自分を消してもらうことを心に決めました。
死滅回游の総則の内容のおさらい
最初から存在した総則一覧
1 | プレイヤーは術式覚醒後、19日以内に任意のコロニーにて死滅回游への参加を宣誓しなければならない |
---|---|
2 | 前項に違反したプレイヤーからは術式を剥奪する |
3 | 非プレイヤーはコロニーに侵入した時点でプレイヤーとなり、死滅回游への参加を宣誓したものと見做す |
4 | プレイヤーは他プレイヤーの生命を絶つことでポイントを得る |
5 | ポイントとはゲームマスターによってプレイヤーの生命に懸けられた価値を指し、原則術師5点、非術師1点とする |
6 | プレイヤーは自身に懸けられたポイントを除いた100ポイントを消費することで、ゲームマスターと交渉し死滅回游にルールを1つ追加できる |
7 | ゲームマスターは死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない |
8 | 参加またはポイント取得後、19日以内にポイントの変動が見られない場合、そのプレイヤーからは術式を剥奪する |
プレイヤーが追加した総則一覧
追加したプレイヤー/ルール内容 | |
---|---|
9 | 鹿紫雲一 プレイヤーは他プレイヤーの「名前」「得点」「ルール追加回数」「滞留コロニー」を参照できる |
10 | 日車寛見 プレイヤーは他プレイヤーに任意のポイントを譲渡することができる |
11 | 伏黒恵 プレイヤーは身代わりとして新規プレイヤーを結界外から招き、100点を消費することで死滅回游から離脱できる |
12 | 伏黒津美紀 プレイヤーはコロニーを自由に出入りすることができる |
死滅回游の泳者が100点を消費して追加した総則は、上記の四つ。
伏黒から100点を受け取っていた津美紀(万)が追加したルールも認められ、泳者は自由に結界を出入りすることが可能になりました。
津美紀に受肉した過去の術師とは?
津美紀に受肉した過去の術師は、自らの正体を「万」と明かしており、「昔の連中にならまだ通じるかもね」とのセリフから、それなりに有名だった術師と考えられます。
また「千年ぶりの戦い」との発言から、宿儺・天使などと同じく千年前の術師のようです。
宿儺と戦うことを望んでいる様子から、泳者の中でもトップクラスの実力なのかもしれません。
虎杖の中の宿儺に気付いていた?
背中から羽を生やして飛び上がった万は、「じゃあね 待ってるわよ」と言い残して虎杖たちの前から飛び去っています。
宿儺と戦うことを望んでいたにもかかわらず、この言葉を残しているのは、虎杖の中に宿儺が存在すると気付いていたからではないでしょうか?
また、伏黒などと話をする過程で、宿儺が虎杖に受肉していると聞いていたとも考えられます。
死滅回游の泳者についておさらい
- 虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者
- 吉野順平のように術式を所持しているが、脳の構造が非術師の者
死滅回游を始める前に、上記の二種類の非術師にマーキングを済ませていた羂索。
前者の呪物を取り込まされた非術師は、羂索が遠隔で発動した「無為転変」により、脳が術師の形に整えられ、器としての強度を手に入れました。
その非術師が取り込んだ呪物は、千年前から羂索がコツコツ契約した、過去の術師達の成れの果てとなっています。
受肉タイプの泳者の特徴まとめ
① | 器の脳から現代の知識を得る |
---|---|
② | 器の記憶を読み取り器本人として振る舞うことも可能 |
受肉タイプの泳者は、脹相・宿儺のように器の脳から現代の知識を得ることで、現代でも問題なく行動することができます。
また器の記憶を読み取り、器本人として振る舞うことも可能であり、万は津美紀本人として振舞っていたようです。
津美紀の自我は既に無くなっている?
受肉タイプの多くは、受肉の過程で器の自我を殺し沈めていると口にした199話の”天使”。
津美紀の自我の詳細は不明ですが、万の受肉により既に無くなっている可能性があるでしょう。
一方、器の呪物に対する耐性があればあるほど、容姿は変化しないという設定が存在します。
万の外見が津美紀のままほぼ変化していないことから、耐性が強い津美紀は自我を残しているとも考えられそうです。
宿儺が唱えた「契闊」についておさらい
① | 宿儺が「契闊」と唱えたら1分間体を明け渡すこと |
---|---|
② | この約束を忘れること |
少年院の事件後、虎杖の心臓を治し生き返らせる条件として、上記の条件を提案した宿儺。
虎杖が断ると、この1分間では誰も殺さない・傷つけないことを”縛り”として結びました。
しかし虎杖は、「誰も傷つけない」という”縛り”に自分自身を入れていなかったようです。
宿儺が賭けと口にした理由は?
体の主導権を手にした宿儺は「ここからは賭けだがな」と言いつつ、自らの左手の小指を変色させていきます。
その後、変色させた小指を千切り取ると、一瞬の間を置いて虎杖のことを「愚かな小僧」と笑い飛ばすことに。
虎杖の体を傷つけたことで、”縛り”を破った罰を受ける可能性があったため、指を千切り取ること自体を賭けと捉えていたと考えられます。
宿儺が伏黒の体に受肉することに
賭けと口にして自らの指を千切り取った宿儺は、魔虚羅を呼び出そうとした伏黒の掌印を崩し、その指を飲ませることに。
「ドクンッ」と効果音が描かれた後、指を取り込んだ伏黒の体に宿儺が受肉、体の主導権を取り戻した虎杖と対峙する結果となりました。
伏黒の自我は消滅?残っている?
「宿儺の指」と思われる特級呪物を飲み込んだ伏黒は、体を宿儺に乗っ取られてしまうことに。
しかし虎杖に受肉していた時と同様に、宿儺は受肉した器の伏黒とほぼ同じ見た目をしているのが特徴です。
伏黒の呪物への耐性が高いことが理由の場合、伏黒の自我が残っている展開に期待が持てます。
虎杖の体からは宿儺が消える?
パターン① | 虎杖から宿儺が消える |
---|---|
パターン② | 虎杖・伏黒のどちらにも受肉している状態 |
宿儺が伏黒に受肉した後の虎杖には、目元に傷跡のような線が存在していないのが特徴です。
宿儺の目に当たるマークが消えていることから、虎杖の体内からは宿儺が消えたと考えることができそうです。
ただし宿儺の魂が分割されており、パターン②のように宿儺が虎杖・伏黒の両者共に受肉している可能性も考えられます。
伏黒に受肉した宿儺は指何本分?
パターン① | 宿儺の指15本分 |
---|---|
パターン② | 宿儺の指1本分 |
虎杖から宿儺が分離したと思われるため、伏黒に受肉した宿儺は指15本分の可能性が高いです。
ただし、宿儺が伏黒に飲み込ませたのは、「契闊」を唱えた後に千切り取った小指1本のみ。
伏黒に受肉したのはあくまで宿儺の指1本分で、残りは虎杖の体内に存在するのかもしれません。
呪術廻戦212話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2023年10号発売前に掲載した212話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
伏黒津美紀の正体が判明する?
真希に連れられて東京第1結界に侵入し、虎杖たちの前に転送された伏黒津美紀。
伊地知を身代わりの泳者として、100点を消費して死滅回游から離脱するはずでしたが、突如としてコガネにルールの追加を提案することに。
212話では、伏黒津美紀の正体・術式などが明かされる展開になるでしょう。
伏黒津美紀はどのタイプの泳者?
パターン① | 呪物を取り込ませた者 |
---|---|
パターン② | 術式を所持しているものの、脳の構造が非術師の者 |
死滅回游の泳者の多くは、上記の2パターンの内のどちらかに該当しています。
伏黒津美紀の場合、外見が変化していないことを考慮すると、日車・羽場のように元々術式を所持していたタイプなのかもしれません。
ただし、人格がまるで変わっている様子から、呪物を取り込んでおり、過去の術師の器となっている可能性が高いです。
津美紀が受肉した過去の術師とは?
① | 完全な新キャラ |
---|---|
② | 宿儺の関連キャラ(残りの指など) |
③ | その他・既存キャラの関係者 |
津美紀が受肉した泳者である場合、過去の術師の正体に注目と言えるでしょう。
天使・烏鷺などと同様の「千年前の術師」の新キャラのほか、伏黒を利用して何かを企む宿儺の関連キャラなどが候補として考えられます。
残りの5本の宿儺の指の所在が不明なことを考慮すると、津美紀が指を飲み込んでいるといった最悪の展開もあるかもしれません。
死滅回游に12個目の総則が追加される?
津美紀に対し、死滅回游から離脱するために必要な100点を譲渡した伏黒。
しかし津美紀は、その100点を利用して「結界が自由に出入り可能となる」ルールの追加をコガネに頼むことに。
真希たちの懸念通り、結界の法則で実際には出入りができない可能性があるものの、泳者が結界外に出られる展開になると思われます。
津美紀のルール追加の意図について
① | 死滅回游に一般人を巻き込む |
---|---|
② | ポイントを稼ぎやすくする |
③ | 羂索を結界の中に招くため |
④ | 点数を無駄に消費するため |
⑤ | その他 |
津美紀がルールを追加した意図は、現状不明。
泳者を結界から出られるようにすることで、死滅回游に非術師を巻き込む・ポイントを稼ぎやすくするなどの目的が候補として挙げられます。
また、死滅回游への参加を宣誓した後、羂索を結界の中へ招く・合流することを狙っていた可能性も考えられます。
元々は虎杖たちも追加予定だった
「結界の出入り可能」というルールは、虎杖たち一行も元々追加することを予定していました。
懸念通りに結界の法則で弾かれることが起きなければ、死滅回游の被害者救済などの目的が叶えられる状況にあると言えます。
また、各地の結界に点在している呪術師たちが、一箇所に集結する展開も期待できます。
伏黒の残りの点数が鍵となる?
得点の推移 | 状況 |
---|---|
359点 | 乙骨・秤などから得点を譲渡される |
259点 | 死滅回游に11個目のルールを追加する |
159点 | 伏黒津美紀に100点を譲渡する |
上記のように、211話にて200点もの点数を使用することとなった伏黒。
ただし、未だ100点以上もポイントを確保しているため、結界の電波遮断の解除・死滅回游からの離脱が可能な状況と言えます。
この残された100点分のポイントが、今後の展開で鍵となるのかもしれません。
結界外で同化が起こっていない理由は?
① | 羂索に何か思惑がある |
---|---|
② | 同化までにやるべき事が残っている |
③ | 九十九の攻撃で羂索の時間軸がズレている |
④ | 伏黒津美紀の参戦を待っていた |
”慣らし”自体は完了したものの、結界の外は基本的にいつも通りと変わらない様子。
可能性としては上記の4パターンが考えられ、羂索が同化を始められないのか、始める気がないのかは不明となっています。
伏黒津美紀の死滅回游の参戦を待っていた場合、212話以降で再登場することになりそうです。
③の時間軸がズレている可能性について
202話で薨星宮直上に姿を現した羂索ですが、その時の日時は11月16日 00:00でした。
しかし、九十九の生み出したブラックホールで高専の周囲が破壊された後は、薨星宮に日が差し込んでいるのが特徴。
戦闘時間からは、太陽が上るほど時間が経過しているとは考えにくいため、ブラックホールの外では既に数時間・数日単位で時が経過しており、羂索は行動をできる状況にないのかもしれません。
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コメント
宿儺の器じゃない伏黒に入ったならある程度のデバフがありそう。もう関係ないのかな?