9/11(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年41号(9月25日号)に掲載されている『呪術廻戦』の235話「人外魔境新宿決戦13」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦235話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
26巻 | ||||
---|---|---|---|---|
228話 | 229話 | 230話 | 231話 | 232話 |
233話 | 234話 | 235話 | 236話 | – |
27巻 | ||||
237話 | 238話 | 239話 | 240話 | 241話 |
242話 | 243話 | 244話 | 245話 | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 乙骨憂太 | 烏鷺亨子 | 石流龍 |
鹿紫雲一 | 秤金次 | 伏黒津美紀 | 万(よろず) |
キャラ関連の考察記事 | |||
星漿体・天元の関係性まとめ | 夏油傑の生存・死亡状況 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 無下限呪術 | 無量空処 |
呪具・呪物の関連記事 | |||
五条が封印された獄門疆とは? | 天逆鉾の能力・現在地まとめ | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の内容・放送時期 | 五条過去編のストーリー解説 | ||
渋谷事変後の生死状況 | 死滅回游のルール・考察 | ||
呪術廻戦の年表・時系列 | 劇場版の最後のシーンの意味 |
呪術廻戦234話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①戦いに参戦しようとする乙骨
- 五条・宿儺の戦いに参戦しようとする乙骨
- 乙骨に邪魔をするなと言い放つ鹿紫雲
- 鹿紫雲が正しいと乙骨を諌める秤
- 続けて五条が介入を認めた条件に言及する
- ケースバイケースだと返答する乙骨
- 乙骨は式神二体を引き受けられると主張
- 憂太がやられれば保険が消えると言う真希
- 賭けに出るべきと言う乙骨を後押しする虎杖
②乙骨・虎杖に説明をする日下部たち
- 二人に何にも分かってないと言う日下部
- 冥冥曰く宿儺・五条は勝利条件が異なる
- 五条に勝っても連戦する必要がある宿儺
- 宿儺は絶対に切り札を温存していると言う秤
- 一同が出れば宿儺は切り札を切る可能性アリ
- 裏梅という化け物も控えていると言う日下部
- 今のこの状況が一番勝率が高いとのこと
- そういう話ではないと一蹴する鹿紫雲
- 五条の戦いに割って入るのは野暮だと言う
③魔虚羅・顎吐を相手に戦う五条
- 魔虚羅・顎吐の二体と対峙する五条
- 五条に貫かれた腹を再生させる顎吐
- 正体は大蛇・虎葬・円鹿を継承した「鵺」
- 顎吐の攻略条件は一撃で破壊すること
- 瓦礫を無下限呪術の不可侵で防ぐ五条
- 影からの「穿血」・魔虚羅の攻撃を躱す
- 五条は続けて顎吐を殴り飛ばすことに
- 顎吐を最優先に破壊すると目論む五条
- 「茈」を発動させないつもりの宿儺
- 今の宿儺は五条同様に万全ではない
- 100%の「茈」でも致命傷になる様子
④右腕を失った五条が顎吐を破壊する
- 魔虚羅に「魅せてみろ!!」と思う宿儺
- 五条の右腕が斬り飛ばされてしまう
- 魔虚羅が斬撃を放ったことに驚く一同
- 宿儺が魔虚羅・顎吐と共に猛攻を仕掛ける
- 顎吐に釣り合ってないと言い放つ五条
- 五条が顎吐に出力最大の「蒼」を放つ
- 身を呈して「蒼」から宿儺を守る魔虚羅
- 顎吐が五条の「蒼」によって破壊される
- 反転術式で右腕の治療をする五条
- 41秒後に五条が虚式「茈」を放つとのこと
▼前話234話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦234話終了時のキャラ情報
234話で登場したキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
五条悟 | ・獄門疆の封印が解かれて復活を遂げる ・領域展開を使用不可となる ・魔虚羅に不可侵を適応されてしまう ・魔虚羅の放った斬撃で右腕を失う ・出力最大の「蒼」で顎吐を破壊する ・41秒後に虚式「茈」を放つことが確定 |
宿儺 | ・指を飲ませて伏黒の体に受肉する ・死に際の万から何かを受け取る? ・伏黒の魂を適応に利用していたと判明 ・嵌合獣「顎吐」を召喚する ・「茈」を発動させないことを狙う ・右腕を失った五条に攻撃を仕掛ける |
魔虚羅 | ・「十種影法術」の式神の一つ ・五条の不可侵に適応している ・「赫」が直撃するも効きが弱い様子 ・五条の右腕を斬り飛ばす一撃を放つ ・宿儺のように斬撃を飛ばすことが可能 ・出力最大の「蒼」から宿儺を守る |
顎吐 | ・宿儺が召喚した嵌合獣 ・大蛇・虎葬・円鹿を継承した「鵺」 ・宿儺・魔虚羅と共に三対一で五条と戦う ・「円鹿」の再生能力を引き継いでいる ・出力最大の「蒼」によって破壊される |
戦いを観戦中のキャラまとめ
呪術高専の生徒たち | |||
---|---|---|---|
虎杖悠仁 | 乙骨憂太 | 禪院真希 | 狗巻棘 |
パンダ | 秤金次 | 星綺羅羅 | 三輪霞 |
西宮桃 | – | – | – |
呪術高専の関係者 | |||
家入硝子 | 日下部篤也 | 猪野琢磨 | 冥冥 |
憂憂 | – | – | – |
プレイヤー・その他 | |||
来栖華 | 日車寛見 | 鹿紫雲一 | 脹相 |
五条・宿儺の戦いをモニター越しで観戦しているのは、上記の面々。
姉妹校交流会の時と同様に、「黒鳥操術」を持つ冥冥が複数のカラスを操り、その視界をモニターで映し出している様子。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー
髙羽史彦 黄櫨折 甘井凛 (麗美)
東京第二結界のプレイヤー
シャルル – – –
仙台結界のプレイヤー
烏鷺亨子 – – –
桜島結界のプレイヤー
加茂憲紀 大道鋼 三代六十四 –
東京第一結界のプレイヤー | |||
---|---|---|---|
髙羽史彦 | 黄櫨折 | 甘井凛 | (麗美) |
東京第二結界のプレイヤー | |||
シャルル | – | – | – |
仙台結界のプレイヤー | |||
烏鷺亨子 | – | – | – |
桜島結界のプレイヤー | |||
加茂憲紀 | 大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
虎杖たちと行動を共にしている髙羽は、一緒に戦いを観戦している可能性があるものの、他のキャラに関しては動向が不明となっています。
特に桜島結界の泳者には、どのタイミングで再登場するのか読めない状況と言えるでしょう。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
6位 | 226話 | 人外魔境新宿決戦④ | 2023年29号 |
1位 | 227話 | 人外魔境新宿決戦⑤ | 2023年31号 |
7位 | 228話 | 人外魔境新宿決戦⑥ | 2023年32号 |
3位 | 229話 | 人外魔境新宿決戦⑦ | 2023年33号 |
6位 | 230話 | 人外魔境新宿決戦⑧ | 2023年35号 |
5位 | 231話 | 人外魔境新宿決戦⑨ | 2023年36・37号 |
7位 | 232話 | 人外魔境新宿決戦⑩ | 2023年38号 |
8位 | 233話 | 人外魔境新宿決戦11 | 2023年39号 |
3位 | 234話 | 人外魔境新宿決戦12 | 2023年40号 |
6位 | 235話 | 人外魔境新宿決戦13 | 2023年41号 |
次号2023年43号では休載予定
9月19日(火)発売の週刊少年ジャンプ2023年42号では、『呪術廻戦』は休載予定。
再開は週刊少年ジャンプ2023年43号を予定しており、二週間後の9月25日(月)に236話が掲載されます。
▼次話236話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦235話のあらすじ・ネタバレ
黒閃を連続して放つ五条
出力最大の「蒼」で顎吐を破壊した上、二度の黒閃を決めたことで、ボルテージが上がる五条。
一方、目の前で右腕を再生し終えた五条に対峙する宿儺には、千年ぶりの緊張が走ることに。
そんな中、魔虚羅へと殴りかかった五条は、この戦闘で三度目の黒閃を決めます。
続けて五条は、宿儺の前へ回り込むと徒手空拳での攻撃を交わしつつ、宿儺の左腕を掴んで魔虚羅に向かって投げ飛ばすことに。
自身の体で宿儺を受け止める魔虚羅に対し、五条は四度目の黒閃を決め、宿儺を抱えた魔虚羅を建物の中へと押し込みます。
五条が術式反転「赫」を放つ
建物の中の宿儺・魔虚羅の前で、「”位相” ”波羅蜜” ”光の柱”」と呪詞を詠唱し始める五条。
術式の発動直前には、術師から呪力が漲る”起こり”が存在するとのこと。
領域展開の直前・必中術式の発動直前など、大技の発動前には必ず”起こり”があり、呪力効率が高い五条も例外ではないようです。
虚式「茈」となれば尚更であり、呪詞・呪力の規模から眼前の”起こり”は術式反転「赫」であると判断した宿儺は、魔虚羅で受けてダメ押しの適応をすると目論むことに。
その判断は決して間違いではなかったものの、宿儺の目の前には術式反転「赫」を上空へと向かって放つ五条の姿がありました。
「蒼」の破壊を狙う魔虚羅
五条の行動に一瞬呆気に取られるも、すぐさま「魔虚羅!!」と呼び掛ける宿儺。
その声に従い、魔虚羅は各階層の床・天井を突き破りながら次々と上へ向かうと、続けて建物の外へと飛び出していくことに。
五条が放った「赫」の先には、顎吐を圧殺してなお術式を継続している「蒼」がありました。
炸裂前の「赫」に速度はないため、適応を終えて確実に消し去ることのできる「蒼」へ到達し、「赫」との衝突を阻むよう命令を受けた魔虚羅。
”完遂”との自律した思考が魔虚羅に走る中、五条は「蒼」の引力を利用した高速移動により、魔虚羅・「蒼」の間へと割って入ります。
「赫」を狙う宿儺を阻む五条
「蒼」に適応した魔虚羅は引力の影響を受けず、ここにきて適応が裏目に出ることに。
五条が魔虚羅を殴り飛ばす一方、宿儺は魔虚羅の影の中から現れると、「蒼」との衝突前に「穿血」で「赫」を刺激・炸裂させようとします。
すぐさま反応した五条の拳を受けるも、「穿血」は確実に「赫」へと向かっており、「遅かったな」と口にする宿儺。
対する五条は、凝縮された時間の中で「”位相” ”黄昏” ”智慧の瞳”」と呪詞を詠唱していました。
その結果、呪詞の後追い詠唱で出力を取り戻した「蒼」が宿儺の放った「穿血」を飲み込み、「赫」の刺激・炸裂を防ぐことに。
虚式「茈」が炸裂することに
宿儺が硬直する中、「”九綱” ”偏光” ”烏と声明” ”表裏の間”」と呪詞を詠唱する五条。
次の瞬間、「僕みたいな足手纏いがいたら これは出せなかった」と、乙骨が日下部に謝罪をする描写が挟まれることに。
場面は戻り、五条が炸裂させた虚式「茈」が新宿に戦跡を刻む結果となりました。
虚式「茈」が周囲一帯を吹き飛ばす中、魔虚羅の法陣が崩壊する様子も描かれることに。
満身創痍の宿儺の前に現れる五条
その後、更地と化した新宿の地では、左腕の先を失うなど満身創痍の姿の宿儺が描かれます。
そんな宿儺の前に現れ、指向を絞らず自身も巻き込む無制限の「茈」の割には、ダメージに差が出たと言う五条。
「やっぱ自分の呪力っていうのが大きいかな」と結果オーライだと話す五条は、反転術式で自分の体を治癒しつつ、遠隔の「茈」もアドリブにしては上出来だと続けます。
その様子をモニター越しで見ながら、黒閃で反転術式の出力を取り戻した五条に対し、治癒も鈍く魔虚羅を失い、展延での徒手空拳もままならないダメージを負った宿儺と状況をまとめる日下部。
「これって……」と呟く虎杖に続き、「ああ 五条の勝ちだ」と口にします。
呪術廻戦235話の内容・ネタバレまとめ
本誌235話の内容・ネタバレ一覧
①術式反転「赫」を上空に放つ五条
- 出力最大の「蒼」で顎吐を破壊した五条
- 失った右腕を反転術式で再生させる
- 千年ぶりの緊張を覚える宿儺
- 三度目・四度目の黒閃を放つ五条
- 術式反転「赫」の呪詞を詠唱し始める
- 「赫」を魔虚羅で受けようと目論む宿儺
- 五条は「赫」を上空へ向かって放つことに
- 宿儺が五条の狙いに気付き魔虚羅に指示する
- 顎吐を圧殺した「蒼」が残っていると判明
②無制限の虚式「茈」が炸裂する
- 「蒼」を消し去ることを目指す魔虚羅
- 魔虚羅・「蒼」の間に割って入る五条
- 宿儺が魔虚羅の影の中から姿を現す
- 「赫」に向かって「穿血」を放つ宿儺
- 五条が「蒼」の呪詞を後追い詠唱する
- 「穿血」は「蒼」に飲み込まれることに
- 日下部の発言を認めて謝罪する乙骨
- 虚式「茈」が戦場の新宿で炸裂する
- 魔虚羅の法陣が破壊されることに
③五条・宿儺の戦いが決着する?
- 満身創痍の状態で立ち上がる宿儺
- 五条が治癒をしながら宿儺の前に現れる
- 自身も巻き込む無制限の「茈」を放った五条
- 二人のダメージには差が出ている様子
- 黒閃で反転術式の出力を取り戻した五条
- 宿儺は治癒も鈍く魔虚羅を失った状態
- 日下部が「五条の勝ちだ」と口にする
▼次話236話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌235話の感想・考察まとめ
二度の黒閃を決めていた五条
235話の冒頭にて、二度の黒閃を決めてボルテージが上がったと言及されている五条。
6巻50話では、黒閃をキメた術師は一時的に”ゾーン”に入った状態になると言及されているため、それを意味していると思われます。
黒閃を四度放つことに成功する
顎吐を破壊した後、魔虚羅に対して三度目の黒閃を放つ五条。
続いて、宿儺を魔虚羅に向かって投げ飛ばすと、立て続けに四度目の黒閃を放つことに。
ただし、四度目の黒閃も宿儺を庇った魔虚羅の両腕で防がれてしまっており、致命傷は与えられてないと言えるでしょう。
五条は反転術式で右腕を再生させる
「二度の黒閃──五条悟のボルテージが上がる」と書かれているコマでは、五条が失った右腕を再生させているのが特徴です。
179話の石流は、無い腕を生やす芸当はそうできないと言及していたものの、五条はそれが可能なレベルの反転術式使いと言えるでしょう。
一時的に反転術式の出力が落ちていたものの、立て続けに放った黒閃で反転術式の出力を取り戻したことが関係しているのかもしれません。
呪力の”起こり”について解説
呪力の”起こり”とは、術式発動直前に術師から漲る呪力のことを指します。
領域展開の直前・必中術式の発動直前など、大技の発動前には必ず”起こり”があるようです。
呪力効率が高い五条の例外ではなく、虚式「茈」となれば尚更とのこと。
術式反転「赫」の呪詞を詠唱する五条
宿儺・魔虚羅を建物の中へと追い込んだ一方で、空中で上記の呪詞を唱えている五条。
そのまま宿儺・魔虚羅へと放つかと思われましたが、「赫」を撃ち出した先は上空でした。
黒閃により、五条は反転術式の出力を取り戻している様子のため、呪詞を唱えたことで「赫」の威力は通常時よりも上がっていると思われます。
「赫」を魔虚羅で受けると目論む宿儺
呪詞・呪力の規模から、眼前の”起こり”は術式反転「赫」であると判断していた宿儺。
その判断は決して間違えてはおらず、実際に五条はその後に「赫」を放っていました。
しかし、「赫」は上空へ放たれており、魔虚羅で受けてダメ押しの適応をするという宿儺の目論見は外れることに。
虚式「茈」についておさらい
虚式「茈」とは、順転・反転の術式を衝突させ、発生した仮想の質量を押し出すという技。
御三家相伝の無下限呪術は術式の情報が漏れやすいものの、「茈」に関しては五条家の中でもごく一部の人間しか知らないとのこと。
普段は五条が掌印と共に放っていましたが、術式順転「蒼」・術式反転「赫」をそのまま衝突させても、虚式「茈」自体が発生するようです。
上空に「蒼」が残っていたと判明する
五条が上空へと放った術式反転「赫」の先には、術式順転「蒼」が存在していました。
五条は出力最大の「蒼」で顎吐を圧殺した後、そのまま術式を継続させていたようです。
魔虚羅が「蒼」の破壊を目論む
宿儺の指示に従い、建物の外へと飛び出して「蒼」へと向かっている魔虚羅。
庁舎を一周し宿儺の背後を取った「赫」と同様、炸裂前の「赫」に速度はないとのこと。
そのため魔虚羅は、適応を終え確実に消し去ることのできる「蒼」へ先に到達し、「赫」との衝突を阻む命令を受けたようです。
「蒼」を利用して高速移動する五条
魔虚羅が「蒼」を消し去ろうとする中、「蒼」の引力を利用した高速移動をする五条。
”引き寄せる”力によって五条は魔虚羅・「蒼」の間に割って入り、拳を構えているのが特徴です。
一方、「蒼」に適応した魔虚羅は引力の影響を受けないため、このタイミングで適応が裏目に出てしまうことに。
宿儺が「赫」を炸裂させようとする
「蒼」を狙う魔虚羅を五条が殴り飛ばす中、魔虚羅の影の中から姿を現す宿儺。
「蒼」との衝突前に、「赫」を「穿血」で刺激し炸裂させることを目論みます。
この宿儺の「穿血」は、「満象」の能力を応用したものであり、血液の代わりに圧縮した水を放っているようです。
「蒼」の呪詞を後追い詠唱する五条
技名 | 呪詞 |
---|---|
術式順転「蒼」 | 【対象話】235話 ”位相” ”黄昏” ”智慧の瞳” |
術式反転「赫」 | 【対象話】233話 ”位相” ”波羅蜜” ”光の柱” |
虚式「茈」 | 【対象話】223話 ”九綱” ”偏光” ”烏と声明” ”表裏の間” |
上記のように、五条の三つの技全ての呪詞が判明することとなった235話。
五条が「蒼」の呪詞を後追いで詠唱したのは、宿儺が「赫」へ放った「穿血」の邪魔をする・飲み込むためでした。
術式が継続している限り、後追いで呪詞を詠唱すれば出力を取り戻せるようです。
虚式「茈」が炸裂することに
宿儺の「穿血」を「蒼」で防いだ後、上記のように虚式「茈」の呪詞を詠唱した五条。
上空で蒼・赫が衝突して虚式「茈」が炸裂し、魔虚羅の法陣が破壊される様子も描かれることに。
234話の最後のナレーション通り、虚式「茈」が新宿に戦跡を刻んだと言えるでしょう。
無制限の「虚式」の意味が判明する
宿儺が顎吐を召喚して三対一という状況となった233話にて、無制限の「虚式」をキメるしかないと考えていた五条。
周囲一帯を破壊した遠隔の「茈」は、指向を絞らずに自身を巻き込むというものであり、これが無制限を意味していたと言えるでしょう。
ただし、自身をも巻き込むという性質から、五条もダメージを負っているのが特徴です。
日下部に謝罪をする乙骨
五条・宿儺の戦いをモニター越しに見ている中、日下部に対して謝罪をする乙骨。
足手纏いと言われたことに思うところがあったようですが、「僕みたいな足手纏いがいたら これは出せなかった」と口にしているのが特徴です。
実際に乙骨が参戦していれば、五条は無制限の虚式「茈」をキメられなかったと思われます。
五条・宿儺の状況まとめ
五条悟 | ・無制限の「茈」のダメージは低い様子 ・黒閃で反転術式の出力を取り戻した ・反転術式で十分に治療できている |
---|---|
両面宿儺 | ・左腕の先を失うなど大怪我を負っている ・治癒も鈍く魔虚羅を失っている ・展延での徒手空拳もままならない |
五条が無制限の「茈」を放ったことで、五条・宿儺は両者ともダメージを負っている様子。
ただし、二人のダメージには差が出ており、自分の呪力というのが影響しているのか、五条のダメージは少ないようです。
一方の宿儺は、反転術式での治癒が追いつかないほどのダメージを負い、魔虚羅も破壊されている状態となっています。
日下部が五条の勝ちと言い放つ
五条・宿儺の状態を整理した後、虎杖の「これって……」との呟きを受け、「ああ 五条の勝ちだ」と口にした日下部。
ただし、五条達の目的は伏黒を助けることであり、まだ気が抜けない状況と言えるでしょう。
宿儺が残している切り札とは?
- 「■」「開」
- 万が遺したと思われるモノ
虎杖たち一同が参戦すれば、宿儺が温存している切り札を切ってくるかもしれないと言及されていた234話。
その切り札の内容としては、現状上記の二つが挙げられるでしょう。
また、宿儺が伏黒に受肉してまで十種影法術を狙った理由も、切り札の一つなのかもしれません。
呪術廻戦235話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2023年41号発売前に掲載した235話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
五条が虚式「茈」を放つことが確定?
234話の最後では、「これより41秒後 再び五条悟の虚式『茈』が新宿に戦跡を刻む」とのナレーションが存在しています。
魔虚羅・宿儺を相手にしながらも、五条が虚式「茈」を放つことは確定したと言えるでしょう。
宿儺・魔虚羅に直撃するかどうかは不明なものの、五条の放った「茈」がどのような結果をもたらすのかに注目です。
虚式「茈」のもたらした結果とは?
① | 宿儺に直撃して致命傷を与える |
---|---|
② | 魔虚羅に直撃して破壊することに成功する |
③ | 魔虚羅に直撃するも耐えられる・防がれてしまう |
④ | 宿儺・魔虚羅に直撃せずに終わる |
五条が放つ虚式「茈」の結果に関しては、主に上記の四パターンが考えられそうです。
「そして激闘は最高潮へ!!!」と234話のアオリ文で記されているため、宿儺に致命傷を与えて戦いが終結する可能性もなくはないと思われます。
また、魔虚羅に直撃して破壊することに成功する、もしくは直撃するも耐えられてしまうといった展開も充分にありうるでしょう。
五条の右腕の治癒が完了する?
虚式「茈」を放つ際の五条は、右腕で掌印・ポーズを取っているのが特徴。
この特徴から察するに、虚式「茈」を放つまでの41秒の間に、五条は反転術式で右腕の再生を終えている可能性が高いと言えるでしょう。
石流曰く、反転術式使いでも無い腕を生やす芸当は困難とのことなので、五条は反転術式の精度が高いと捉えられます。
魔虚羅に関する今後の展開予想
パターン1 | 虚式「茈」が直撃して破壊される |
---|---|
パターン2 | 虚式「茈」を耐えた末に適応をする |
235話以降では、魔虚羅が虚式「茈」にどのように対応するかに注目と言えるでしょう。
万が一耐えられれば、不可侵に加えて「茈」にも適応することが実現するかもしれません。
ただし、出力最大の「蒼」で破壊された顎吐同様、虚式「茈」が直撃して魔虚羅が破壊される展開になる可能性の方が高そうです。
破壊された魔虚羅は「渾」に利用される?
名前 | 継承元 | 継承した式神 | ||
---|---|---|---|---|
「渾」 | 玉犬(黒) | 玉犬(白) | ||
嵌合獣 顎吐 | 鵺 | 大蛇 | 虎葬 | 円鹿 |
十種影法術の式神は、完全に破壊された場合、二度と顕現することはできない性質を持ちます。
しかし、破壊された式神の遺した術式・力は、玉犬「渾」・嵌合獣「顎吐」のように、他の式神へと引き継がれることに。
魔虚羅が破壊された場合には、適応の能力を継承した強力な「渾」が召喚される展開になるかもしれません。
天逆鉾が再登場する展開に?
作中で12年前に五条が海外に封印した、もしくは破壊したと言及されている「天逆鉾」。
五条が破壊していない場合、作中で天逆鉾が再登場する可能性は残っていると言えるでしょう。
実際に単行本26巻の同梱版では、天逆鉾がグッズとして付く予定であり、26巻での天逆鉾の再登場を示唆しているのかもしれません。
天逆鉾はどのように使われる?
① | 五条が魔虚羅を相手に使用する |
---|---|
② | 宿儺が無下限のバリアを突破するために使う |
天逆鉾が作中で再登場する場合、上記のように利用されると思われます。
五条が宿儺・魔虚羅に使用し、無下限呪術などへの適応を解除させ、それから一撃で破壊しようとするのではないでしょうか?
また、万の遺したモノが天逆鉾のレプリカだった場合、宿儺が無下限のバリアを突破するために使う展開がありうるでしょう。
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16巻 | ||||
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