【呪術廻戦】九十九由基は死亡?術式・領域展開まとめ|星漿体説・夏油を闇落ちさせた戦犯?

呪術廻戦
引用元:『呪術廻戦』6巻50話

『呪術廻戦』に登場するキャラ「九十九由基(つくもゆき)」の目的・正体について考察しています。
九十九由基が使用する術式「星の怒り(ボンバイエ)」・領域展開を始め、式神「凰輪(ガルダ)」の詳細、星漿体説・天元との関係性などもネタバレしています。
また、玉折編で夏油の闇落ちを後押しした戦犯説、年齢を始め生存・死亡状況もまとめているので、呪術廻戦の九十九由基(つくもゆき)について調べる際に是非ご覧ください。

目次

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23巻
200話 201話 202話 203話 204話
205話 206話 207話 208話
24巻
209話 210話 211話 212話 213話
214話 215話 216話 217話

▼九十九由基の渋谷事変での活躍はこちら

※本誌最新話までの内容のネタバレが含まれております。
単行本派・アニメ派の方はご注意ください。

九十九由基とは?声優・年齢まとめ

九十九つくも由基ゆきのキャラ紹介

呪術廻戦6巻50話九十九由基

引用元:『呪術廻戦』6巻50話

等級特級呪術師
術式星の怒り(ボンバイエ)
趣味・特技バイク
好きな食べ物チキンブリトー
苦手な食べ物海藻類
ストレス任務

九十九つくも由基ゆきとは、6巻50話「予感」の冒頭において、東堂の回想で初めて登場した人物。
四人の特級術師の一人ですが、特級のくせに任務を全く受けず、海外をプラプラしているろくでなしと言われている様子。
呪霊を狩るという対症療法を取っている高専とは異なり、呪霊の生まれない世界を作るという原因療法を目指しているようです。

九十九由基のQ&Aまとめ

※ファンブックの情報を引用しています。
▼全3問
Q1依頼も受けず海外を飛び回っているのに、なぜ高専をクビにならないのでしょうか?
A1特級だから。
お給料はストップしてるんじゃないですかね。
Q2過去編にて、高専に行った目的は夏油に会うためですか?
A2夏油ではなく五条に会いにです。
Q3小3の東堂に会ったのは偶然ですか?それとも会いに行ったのですか?
A3たまたまです

女の好みタイプを聞く傾向にある

呪術廻戦9巻77話どんな女

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

作中で初登場した時から、初対面の東堂に「どんな女がタイプかな?」と尋ねている九十九。
玉折編で夏油に会った時・渋谷事変で再登場した時も同様であり、東堂と同じ言動をしていると言えるでしょう。
実際に東堂は、九十九由基直伝の簡易領域を作中で披露しており、九十九の弟子と考えられます。

九十九由基の年齢について考察

時系列出来事
2007年
(11年前)
・五条に会うために高専に訪れる
・夏油と会話して闇堕ちの一因となる?
2009年
(9年前)
当時小3の東堂葵と出会う

ファンブックなどで詳細が明かされておらず、年齢不詳となっている九十九由基
ただし、作中では上記のタイミングで登場しており、年齢の推測自体は可能となっています。
11年前の描写から、伏黒甚爾より年上と思われるため、作中の2018年現在で45歳前後の年齢ではないでしょうか?

九十九由基の声優・CVを務めるのは?

作品名担当キャラ
『タッチ』浅倉南
『となりのトトロ』草壁サツキ
『らんま1/2』天道あかね
『名探偵コナン』世良真純

九十九由基の声優・CVを担当するのは、日高のり子さん
『タッチ』での浅倉南役として有名で、他にも『名探偵コナン』の世良真純役が挙げられます。

九十九由基の術式・能力の考察

九十九の術式は「星の怒り(ボンバイエ)」

呪術廻戦205話星の怒り

引用元:『呪術廻戦』23巻205話

九十九由基の術式は、自らに仮想の質量を付与するという「星の怒りボンバイエ」。
術式対象の概念の内包・外延に収まらず、概念を無視する程の圧倒的質量を付与可能で、その威力は殴った際に羂索の腕を欠損させるほど
また、術式で上げた質量による九十九本人への影響はなく、速度を落とさずに攻撃可能です。

ブラックホールを生み出すことが可能

呪術廻戦208話引き込む

引用元:『呪術廻戦』23巻208話

先述の通り、「星の怒りボンバイエ」で調整した質量の影響を九十九自身は受けないものの、それはある一定の”密度”までとのこと。
星の怒りボンバイエ」で後付けできる質量には制限がなく、ブラックホールを生み出すほどにまで”密度”を上げることが可能です。
ただし、ブラックホールを生み出す際は、自身の命と引き換えにする必要がある様子

ブラックホールの説明のおさらい

地球を直径約2cmまで圧縮する程の密度で生まれるとされている、ブラックホール。
超高密度で強い重力を持つブラックホールでは、物質だけでなく光さえ脱け出すことはできないとのこと。

九十九の式神は「凰輪(ガルダ)」

呪術廻戦6巻50話ガルダ

引用元:『呪術廻戦』6巻50話

6巻50話で初登場した時から、九十九は特徴的な見た目の式神と行動を共にしているのが特徴。
式神は「凰輪ガルダ」という名称であり、九十九の術式により呪具化した式神です。
九十九以外に唯一「星の怒りボンバイエ」の術式対象となり、質量を自在に増大させることが可能です。

蹴り飛ばして攻撃することも

呪術廻戦205話ガルダ

引用元:『呪術廻戦』23巻205話

虫のような見た目をしている「凰輪ガルダ」は、ボールのように体を変形させることが可能。
九十九が「凰輪ガルダ」を蹴り飛ばした際には、羂索が召喚した特級呪霊を一撃で消滅させました。
他にも尾で攻撃をする、敵に体を巻きつけて身動きを封じるといった活躍を見せることに。

反転術式を使用可能

呪術廻戦207話反転術式

引用元:週刊少年ジャンプ2023年3号

九十九由基は、他の特級術師の乙骨・五条と同じく、反転術式を使用可能となっています。
グチャグチャになった腕を一瞬で治している様子から、反転術式の精度は高いと思われます。
ただし、他人を治療できるかどうかなど、精度の詳細に関しては不明です。

▼反転術式の解説記事はこちら

九十九由基は特級術師の一人

キャラ名術式/年齢
九十九由基 【術式】星の怒り(ボンバイエ)
領域展開:使用可能/反転術式:使用可能
年齢:45歳前後?
五条悟【術式】無下限呪術
領域展開:使用可能/反転術式:使用可能
年齢:29歳
夏油傑 【術式】呪霊操術
領域展開:使用不可?/反転術式:使用不可?
享年:27歳
乙骨憂太 【術式】里香
領域展開:使用可能/反転術式:使用可能
年齢:17歳

『呪術廻戦』では四人の特級術師が存在し、九十九由基を始めとした上記の面々が該当します。
五条・夏油は11〜12年前に特級術師となりましたが、九十九はその時には既に特級術師となっていました。

特級術師の基準のおさらい

203話では、術師の”特級”が「単独での国家転覆が可能であること」を意味すると判明。
特級術師の一人である九十九も、当然この高専資格条件を満たしており、切り札となる呪力出力の高い拡張術式を持っていたようです。
ブラックホールは国家転覆が可能な出力と言えるものの、自身の命を犠牲にしているため、他にもオリジナル技を持っていたと思われます。

九十九の領域展開の詳細まとめ

領域展開をすること自体は可能

呪術廻戦206話九十九の領域

引用元:『呪術廻戦』23巻206話

羂索と薨星宮で戦うこととなった九十九ですが、領域展開をせずに戦いが終結してしまうことに。
ただし、天元と今後の作戦を立てている206話では、九十九自身が領域展開をすることが可能と言及しているのが特徴。
九十九が領域を展開しなかったのは、あくまで作戦の都合上と言えるでしょう。

九十九・天元の作戦内容のおさらい

脹相が羂索の術式情報を引き出す
九十九が羂索を削って領域の強度を下げさせる
羂索に自ら領域を展開させる
九十九が簡易領域で羂索と領域の押し合いをする
天元が羂索の領域を分析して解体する
術式が焼き切れた羂索を九十九が叩く

天元・九十九が前もって計画していた作戦は、上記の通り。
九十九が先に領域を展開した場合、領域の外殻が九十九の領域となってしまうため、羂索の領域の前に九十九の領域を消してしまうことに。
また、羂索が術式を温存できる簡易領域・彌虚葛籠で対抗してくる可能性があるので、先に羂索に領域を展開させる方向で計画を立てました。

領域展開をしていても負けていた?

呪術廻戦205話胎蔵遍野

引用元:『呪術廻戦』23巻205話

羂索の領域展開「胎蔵遍野たいぞうへんや」は、宿儺と同じように結界を閉じずに領域を展開・術式を発動する離れ業となっています。
そのため、仮に九十九が領域を展開していたとしても、結界外から必中術式が襲い掛かり、九十九の領域は崩壊した可能性が高いです。
225話の五条・宿儺の領域対決同様、九十九が領域展開をしたとしても負けていたと思われます。

▼領域展開に関する考察記事はこちら

九十九は簡易領域を発動可能

呪術廻戦206話簡易領域

引用元:『呪術廻戦』23巻206話

羂索に自ら領域を展開させ、天元がそれを解体すると作戦を立てていた九十九。
作戦通りに羂索が領域を展開する中、九十九はシン・陰流「簡易領域」を発動しました。
また、九十九は簡易領域を発動した後、動きながらも領域を維持することが可能なようです。

東堂に簡易領域を伝授した

呪術廻戦15巻130話簡易領域

引用元:『呪術廻戦』15巻130話

渋谷事変にて虎杖・東堂と戦っている際、0.2秒の領域展開を発動した真人。
その際、東堂は領域から身を守るため、九十九由基直伝の簡易領域を発動しようとしていました。
「簡易領域」の技術を故意に門外へ伝える事は、「縛り」で禁じられているため、九十九・東堂の二人はシン・陰流の一門なのかもしれません。

九十九由基の生存・死亡状況の考察

九十九は死亡した可能性が高い?

呪術廻戦208話身体が真っ二つ

引用元:『呪術廻戦』23巻208話

  • 羂索の攻撃で体が二つに分断された
  • ブラックホールを生み出す攻撃を放った

極小の「うずまき」で腹を貫かれた上、羂索の「アンチ重力グラビティ機構システム」の術式で体が上下に分断されてしまうこととなった九十九。
この状態で生き延びるとは考えにくい上、九十九は自らを犠牲にブラックホールを生み出す攻撃を放ちました。
星の怒りボンバイエ」で調整した質量の影響を受けた結果、九十九はブラックホールの攻撃と引き換えに死亡した可能性が高いです。

九十九の生存を示唆する要素とは?

領域展開を披露していない
羂索との戦いで特にリターンを得ていない

仮に九十九が生き延びている場合、上記の要素が生存を示唆していると考えられます。
ただし、仙台結界のプレイヤー・石流いしごおり龍も領域展開を披露せずに死亡したため、九十九の領域展開も不明のままの可能性が高いです。
また、天元が羂索の手中に収まるなど、九十九は羂索との戦いで特にリターンを得ていないため、ここで死亡した場合は特に活躍していない・無駄死にと捉えられてしまうでしょう。

魂の研究記録を遺した九十九

呪術廻戦220話魂の研究記録

引用元:週刊少年ジャンプ2023年20号

虎杖たち一行が集結した220話では、脹相が九十九の遺した魂の研究記録を虎杖へ手渡しました。
「遺した」との表記から察するに、九十九は死亡したと捉えるのが自然でしょう。
この魂の研究記録が、虎杖が宿儺を殺す際に何らかの形で役立つのかもしれません。

九十九は夏油の闇落ちを後押しした戦犯?

九十九・夏油の出会いのおさらい

呪術廻戦9巻77話九十九由基

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

九十九・夏油が出会ったのは、作中で11年前の2007年であり、五条・夏油が”星漿体”の護衛任務を受けた懐玉編の翌年のこと。
2007年8月当時の夏油は、蛆のように呪霊が湧いていた影響で、呪霊を祓う・取り込むの繰り返しで忙しかった様子。
九十九自身は五条に会うために高専に訪れたようで、丁度高専にいた夏油と話をすることに。

▼懐玉・玉折編のネタバレ記事はこちら

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九十九が明かした目的について

呪術廻戦9巻77話原因療法

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

特級術師にも関わらず、任務を全く受けずに海外をプラプラしているろくでなしと言われ、高専を嫌いと口にした九十九。
この発言を冗談と訂正しつつも、高専と方針が合わないのは本当だと続けます。
九十九の目的は、呪霊を狩るという対症療法ではなく、呪霊の生まれない世界を作るという原因療法とのこと。

呪霊の生まれない世界の作り方とは?

全人類から呪力をなくす
全人類に呪力のコントロールを可能にさせる

呪霊とは、人間から漏出した呪力が澱のように積み重なり形を成したモノ。
そのため、呪霊の生まれない世界の作り方は、上記の二パターンに大別されるとのこと。
九十九は①がイイ線いくと思っていたものの、11年前当時の本命は②だったようです。

①全人類から呪力をなくすパターン

呪術廻戦9巻77話禪院甚爾

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

①のパターンのモデルケースとして、禪院甚爾(伏黒甚爾)に言及する九十九。
天与呪縛により、呪力が一般人並になるケースはいくつか存在したようですが、呪力が完全に0なのは世界中探しても彼一人だったとのこと。
九十九は甚爾を研究したかったものの、フラれてしまった上、甚爾は既に死亡・天与呪縛のサンプルも少ないため、本命は②になったようです。

▼禪院甚爾に関する考察記事はこちら

②呪力をコントロールするパターン

呪術廻戦9巻77話呪霊は生まれない

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

九十九曰く、術師本人が死後呪いに転ずるのを除き、術師からは呪霊は生まれないとのこと。
術師の呪力は本人の中をよく廻るため、術師は呪力の漏出が非術師に比べて極端に少ない性質が関係しているようです。
呪霊が生まれる経緯を話した九十九は、全人類が術師になれば呪いは生まれないとまとめました。

九十九の話を聞いた夏油の反応は?

呪術廻戦9巻77話皆殺し

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

「全人類が術師になれば 呪いは生まれない」との九十九の言葉を聞き、拍手をしていた盤星教の信者を想起した夏油。
次の瞬間、「じゃあ 非術師を皆殺しにすればいいじゃないですか」と極端な発言をすることに。
ただし、九十九に話し掛けられた際にハッと反応しているため、思わず口をついて出た言葉で、この時点では本心ではなかったと思われます。

当時の夏油の考えまとめ

  • 自分の中で非術師の価値が揺らいでいる
  • 弱者への分別・受容ができなくなっている

九十九から「非術師は嫌いかい?」と問われた夏油は、「分からないんです」と言い、自らの思いを上記のように話し始めました。
呪術は非術師を守るためにあると考えていたものの、最近自分の中で非術師の価値のようなものが揺らいでいると話す夏油。
術師というマラソンゲームの果ての映像ビジョンがあまりに曖昧で、何が本音か分からないと口にします。

▼夏油傑に関する考察記事はこちら

夏油の発言を肯定する九十九

呪術廻戦9巻77話それはアリだ

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

非術師を皆殺しにすればいいとの夏油の発言を受け、九十九は「それは”アリ”だ」と言うことに。
夏油が動揺している中、それが一番簡単イージーであり、非術師を間引き続け、生存戦略として術師に適応してもらうと話を続けました。
恐怖・危機感を使い、鳥達が翼を得たように進化を促すとまとめつつも、九十九はただし自分はそこまでイカれてないと言うことに。

九十九は夏油の闇落ちを防げた?

呪術廻戦9巻77話君の選択

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

何が本音かわからないと言う夏油に対し、九十九はどちらも本音ではない・まだその段階ではないと言葉を掛けます。
非術師を見下す自分・それを否定する自分の二つは、ただの思考された可能性だと言う九十九。
どちらを本音にするのかは、「君がこれから選択するんだよ」と口にしており、夏油の言葉を否定していないのが特徴です。

九十九の言動の問題点まとめ

呪霊の生まれない世界の作り方を夏油に話した
夏油の発言を否定しなかった
星漿体のことは気にしなくていいとの発言

非術師を殺害する直前、九十九の発言を思い出している夏油。
よって、九十九との出会い・会話が、夏油が闇落ちした一因になっていることは間違いないと言えそうです。
また、別れ際の「星漿体のことは気にしなくていい」・どちらにせよ天元は安定しているとの発言も、九十九の問題点として挙げられるでしょう。

九十九の星漿体説・天元との関係性

九十九・星漿体の関係性まとめ

対象話:9巻/77話
・夏油に「星漿体のことは気にしなくていい」と言う
・天元が安定していることを把握している
対象話:17巻144話
・天元がいる薨星宮へ虎杖たちを案内する
・自分が天元から拒絶されていると推測する
対象話:17巻145話
・九十九・天元が初対面ではないと判明
・「どうりで”声”が増えないわけだ」との発言

作中で登場した話の内、九十九は上記のような言動をしていたのが特徴。
これらの描写から、九十九・星漿体には関連があり、元星漿体説が囁かれることに。
天元と顔見知りだったことに関しても、元星漿体として接したことがあると推測できました。

▼星漿体に関する考察記事はこちら

九十九由基は元星漿体と判明する

呪術廻戦202話元星漿体

引用元:『呪術廻戦』23巻202話

脹相と共に、羂索に取り込まれるのを警戒する天元の護衛を引き受けた九十九。
その後の202話では天元に対し、「勿論私は含めるなよ」と言いつつ、天内理子以外に星漿体はいなかったのかと尋ねる場面が描かれました。
また、天元に楽なんてさせないことが「元星漿体の私の責任だ」との発言から、九十九が元星漿体だと確定することに。

作中で判明した星漿体のキャラとは?

呪術廻戦202話天内理子

引用元:『呪術廻戦』23巻202話

  • 天内理子
  • 九十九由基
  • その他

『呪術廻戦』の作中で登場した星漿体のキャラは、上記の通り。
12年前に天内理子以外に星漿体がいなかったのかと問われた天元は、「……天内理子ほどの素質を持った子はいなかった」と返答しています。
星漿体自体は天内理子・九十九由基以外にも存在したものの、天元は他の星漿体との同化を選ばなかったと言えるでしょう。

九十九が天元と同化しなかった理由は?

時系列出来事
1992年天内理子が誕生
2006年・天内理子の護衛任務が行われる
・伏黒甚爾によって天内理子が死亡
2007年
8月
・夏油傑と九十九由基が出会う
・同化に失敗した天元は既に進化した状態?

星漿体の九十九由基・天内理子に関する時系列は、上記の通り。
元星漿体の九十九が天元と同化しなかった理由は不明ですが、星漿体が複数存在することから考えると、素質の高い天内理子の誕生を機に九十九は同化の候補から外れたのではないでしょうか?
また、特級術師に数えられるほどの実力を持つことから、自ら天元と同化することを拒否したとも考えられそうです。

天元のことを嫌っている様子?

天元から同化を拒否した理由を聞いた後、「ふざけるなよ」と口にしている九十九。
子供達に勝手に業を背負わせ、利用してきた歴史を理性的と言う天元に対し、「それを理性と呼べるなら 私のことは大聖とでも呼んで崇めろ」とまで言い放っています。
また、盤星教が星漿体の保護隔離に舵を切っていれば、盤星教の味方をしたと話すことに。

▼天元に関する考察記事はこちら

同化した星漿体の”声”が聞こえる

呪術廻戦202話三人の星漿体

引用元:『呪術廻戦』23巻202話

145話にて、天元から同化に失敗したと知らされた九十九は、「どうりで”声”が増えないわけだ」と口にしているのが特徴。
続く202話でも、九十九は天元と同化を果たした星漿体の人物の声が聞こえると言及されました。
ただし九十九は、自分の中の彼らが何と言っているかと天元に尋ねられると、「教えるわけがないだろう!!」と返答を拒否することに。

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