7/3(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年31号(7月17日号)に掲載されている『呪術廻戦』の227話「人外魔境新宿決戦⑤」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦最新話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
25巻 | ||||
---|---|---|---|---|
218話 | 219話 | 220話 | 221話 | 222話 |
223話 | 224話 | 225話 | 226話 | 227話 |
26巻 | ||||
228話 | 229話 | 230話 | 231話 | 232話 |
233話 | 234話 | 235話 | 236話 | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 乙骨憂太 | 烏鷺亨子 | 石流龍 |
鹿紫雲一 | 秤金次 | 伏黒津美紀 | 万(よろず) |
キャラ関連の考察記事 | |||
星漿体・天元の関係性まとめ | 夏油傑の生存・死亡状況 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 無下限呪術 | 無量空処 |
考察・解説記事 | |||
五条が封印された獄門疆とは? | 呪術廻戦の年表・時系列 | ||
アニメ二期の内容・放送時期 | 五条過去編のストーリー解説 | ||
渋谷事変後の生死状況 | 死滅回游のルール・考察 |
呪術廻戦226話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①斬撃で体を切り刻まれる五条
- 斬撃で首を切り裂かれてしまった五条
- 反転術式を使用して首の傷を治癒する
- 領域の中にいる限り斬撃は続くと言う日車
- 五条の瞬間移動は無下限呪術を使用する
- 今の五条は暫く術式が使用不可な状態
- 日下部は五条の現状を超ピンチと言い表す
- 五条は全身を斬撃で切り刻まれることに
- 術式の性能は自分の方が上と思う五条
- 肉弾戦を繰り広げる五条・宿儺の二人
- 五条は反転術式を常に全開にした状態
- 「伏魔御廚子」の中心が御廚子と気付く五条
- 御廚子はそもそも破壊できない様子
②五条が宿儺へ反撃をすることに
- シン・陰流「簡易領域」を発動する五条
- 五条は反転術式で肉体を修復する
- 簡易領域は時間稼ぎに過ぎないと言う脹相
- 再度肉弾戦を繰り広げる二人
- 簡易領域が剥がれ五条は斬撃を受けることに
- 再び簡易領域を発動する五条
- 反転術式で体を治癒せずに戦い続ける
- 五条悟の負けが脳裏を過ぎる一同
- 突然宿儺に抱き付きに行く五条
- 五条のスピードに違和感を覚える宿儺
- 肉体を治癒しなかった理由に思い至る乙骨
- 五条は焼き切れた術式を治癒していた
- 宿儺に術式反転「赫」を放つ五条
- 吹き飛ばされて血を流す宿儺
- 五条は「あー しんど」と口にすることに
▼前話226話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦226話終了時のキャラ情報
226話で登場したキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
五条悟 | ・現代最強の術師と呼ばれる実力を持つ ・獄門疆の封印が解かれて復活を遂げる ・領域展開「無量空処」を破られる ・反転術式・簡易領域で対応する ・焼き切れた術式を反転術式で治癒する ・宿儺に対して術式反転「赫」を放つ |
宿儺 | ・指を飲ませて伏黒の体に受肉する ・死に際の万から何かを受け取る? ・19本の指・自身の即身仏を取り込む ・領域展開「伏魔御廚子」を披露する ・必中効果で五条の肉体を切り刻む ・術式を使用可能となった五条に反撃される |
戦いを観戦中のキャラまとめ
呪術高専の生徒たち | |||
---|---|---|---|
虎杖悠仁 | 乙骨憂太 | 禪院真希 | 狗巻棘 |
パンダ | 秤金次 | 星綺羅羅 | 三輪霞 |
西宮桃 | – | – | – |
呪術高専の関係者 | |||
家入硝子 | 日下部篤也 | 猪野琢磨 | 冥冥 |
憂憂 | – | – | – |
プレイヤー・その他 | |||
来栖華 | 日車寛見 | 鹿紫雲一 | 脹相 |
五条・宿儺の戦いをモニター越しで観戦しているのは、上記の面々。
姉妹校交流会の時と同様に、「黒鳥操術」を持つ冥冥が複数のカラスを操り、その視界をモニターで映し出している様子。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー
髙羽史彦 黄櫨折 甘井凛 (麗美)
東京第二結界のプレイヤー
シャルル – – –
仙台結界のプレイヤー
烏鷺亨子 – – –
桜島結界のプレイヤー
加茂憲紀 大道鋼 三代六十四 –
東京第一結界のプレイヤー | |||
---|---|---|---|
髙羽史彦 | 黄櫨折 | 甘井凛 | (麗美) |
東京第二結界のプレイヤー | |||
シャルル | – | – | – |
仙台結界のプレイヤー | |||
烏鷺亨子 | – | – | – |
桜島結界のプレイヤー | |||
加茂憲紀 | 大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
虎杖たちと行動を共にしている髙羽は、一緒に戦いを観戦している可能性があるものの、他のキャラに関しては動向が不明となっています。
特に桜島結界の泳者には、どのタイミングで再登場するのか読めない状況と言えるでしょう。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
3位 | 218話 | 浴③ | 2023年18号 |
5位 | 219話 | 浴④ | 2023年19号 |
3位 | 220話 | 自浄自縛 | 2023年20号 |
2位 | 221話 | 得喪 | 2023年21・22号 |
8位 | 222話 | 予兆 | 2023年24号 |
9位 | 223話 | 人外魔境新宿決戦① | 2023年25号 |
3位 | 224話 | 人外魔境新宿決戦② | 2023年26号 |
3位 | 225話 | 人外魔境新宿決戦③ | 2023年28号 |
6位 | 226話 | 人外魔境新宿決戦④ | 2023年29号 |
1位 | 227話 | 人外魔境新宿決戦⑤ | 2023年31号 |
▼次話228話のネタバレ考察はこちら
第三回人気投票の結果も発表される
7月3日(月)発売の少年ジャンプ2023年31号では、「新宿決戦最高潮&TVアニメ放送直前!」と題し、『呪術廻戦』が表紙&巻頭カラーを飾っているのが特徴。
一方、単行本22巻が発売された2023年3月3日(金)からは、『呪術廻戦』の第三回キャラ人気投票が開始されました。
227話が掲載されている31号では、その第三回キャラ人気投票の結果発表も行われることに。
呪術廻戦227話のあらすじ・ネタバレ
術式の治癒の可否に言及する乙骨
モニターで戦いの様子を観戦しながら、五条が反転術式で焼き切れた術式を治癒したことに、驚きを見せる一同。
日下部から説明を求められた乙骨は、実際に五条が実現したため、「無理!!……とは言えないですよ」と口にします。
反転術式・領域展開が使用可能な乙骨曰く、領域で術式が焼き切れる感覚は、肉体の損傷とは全く話が異なるとのこと。
続けて乙骨が、機械は故障していなくてもオーバーヒートすれば異常動作を起こし、冷却を待つしかないと例えると、反転術式では故障は治せても冷却はできないと言葉の意を汲み取る真希。
乙骨は真希の言葉を肯定しつつ、自分の認識が甘かったことになると口にするも、胸中では「いや……本当か?」と五条が何かとんでもない無茶をしているのではと心配することに。
五条が再度領域展開をする
反転術式で傷を治しつつ、宿儺に対して「もっと拡げられるでしょ 効果範囲」と指摘する五条。
宿儺は「赫」を受けた際の怪我を治し、「伏魔御廚子」の効果範囲を最大まで広げようとしますが、その瞬間、五条が再び領域展開「無量空処」を披露することに。
「また同じことを繰り返す気か!?」と言う猪野に、五条はそんな甘ちゃんではないと言う家入。
その言葉通り、五条の領域はなかなか壊れない様子を見せ、冥冥・日車の二人は五条が結界の対内条件・対外条件を逆転させたと気付きます。
この結界は外側からの攻撃に強いと拳を握る虎杖の一方で、領域の要件をホイホイ変更できることに呆れた様子を見せる日下部。
領域展開中に展延を使用する宿儺
領域を展開し直した五条は「仕切り直そう」と言うと、結界内で宿儺と肉弾戦を繰り広げます。
そんな中、肉体に急にダメージを負い、宿儺が領域を展開しながら展延を使っていることに驚きを覚える五条。
慣れなのか先程より出力も上がっているようですが、五条は「まあ だからなんだっつー話!」と胸中で思いつつ、宿儺の脇腹へと強烈なパンチを叩き込むことに。
一方、拳を受けた後に五条の背後へ回り込み、背中合わせの状態で五条のズボンに触れる宿儺。
するとその時、五条は突如「なんだ!?」と違和感を覚え、自身の領域内で宿儺の必中術式がオフになっていることに気付きます。
五条の領域が再度崩壊してしまう
五条の背後で掌印を結びつつ、「無量空処」の影響を受けないのは五条悟本人・五条に触れている者だけだろうとの羂索の推測を回想した宿儺は、「俺はすでに体験している」と胸中で思います。
五条の領域を外側から破壊するため、効果範囲を渋谷の時より絞り威力を上げていた宿儺。
五条に触れることおで「無量空処」を凌ぐと、五条の領域内で「伏魔御廚子」の必中命令を消す縛りにより、領域外での威力を更に上げることに。
その結果、再び五条の領域は崩壊する結果となってしまい、宿儺は意趣返しのように「仕切り直しだな」と口にします。
モニターで五条の領域の崩壊を目の当たりにし、「なんで!?」と声を上げる虎杖と、宿儺も何かしら領域の条件を変更したと推測する日下部。
宿儺の領域に”落花の情”で対抗する五条
一同が動揺を見せる中、鹿紫雲は秤に声を掛けると「アイツが死んだら今度こそ俺が出るからな」「邪魔すんなよ」と言い放ちます。
場面は戦いの場へ戻り、必中効果の斬撃を浴びせられている五条の傷が浅いことに気付く宿儺。
子供の頃に習ったものの、領域を会得してからは全く使わなくなった「落花の情」をこの場面で使用し、「悪くないんじゃない?」と言う五条。
モニター越しの戦いの様子を受け、五条が御三家秘伝の領域対策「落花の情」を使用していると言及し、触れたものを自動で呪力で弾く呪力操作のプログラムと説明する日下部。
「無量空処」のような複雑な術式効果には意味がないものの、宿儺の斬撃のようなシンプルな術式相手ならばかなり役に立つと話し、「簡易領域」みたいに剥がされるものでもないと続けます。
五条が三度目の領域展開をする
日下部による「落花の情」の説明を受けるも、無傷とはいかない・領域の出力に対抗できるほどの術ではないと冷静に指摘する脹相。
その言葉を受け、家入が「十分だ 五条は反転術式で焼き切れた術式も治せる」「最小限治癒の時間を稼げればいい」と口にする中、「……本当に?」と胸中で不安気に思う乙骨。
そんな中、五条は再び領域展開を発動、三度目は宿儺の領域を丸ごと結界内に納めようとします。
その様子を見て「だがこれは悪手じゃないか?」と言い、結界の範囲を広げることで少なからず領域の精度は下がるはずと言及する冥冥。
続けて日車も、外側から破壊されることがなくなっても内側で負ければ意味がないと口にする中、五条の結界はどんどんと縮んでいき、その場には極小の結界が残されることに。
呪術廻戦227話の内容・ネタバレまとめ
本誌227話の内容・ネタバレ一覧
①五条が再び領域展開をする
- 反転術式で焼き切れた術式を治癒した五条
- 自分の認識が甘かったと口にする乙骨
- 五条が無茶をしているのではと心配する
- 「伏魔御廚子」の範囲を広げようとする宿儺
- 再び領域展開を発動する五条
- 今度の五条の結界はなかなか壊れない
- 結界の対内条件・対外条件を逆転させた様子
②宿儺が五条の領域を再度崩壊させる
- 結界内で肉弾戦を繰り広げる二人
- 領域を展開しつつ展延を使用する宿儺
- 宿儺が五条の背後に回り込む
- 必中術式をオフにしている様子の宿儺
- 宿儺は領域外での威力を更に上げる
- 「無量空処」は五条に触れて凌ぐことに
- 再び五条の領域が崩壊してしまう
- 必中効果の斬撃で切り刻まれる五条
- 五条が死ねば次は自分が出ると言う鹿紫雲
③三度目の領域展開をする五条
- 五条の傷が浅いことに気付く宿儺
- 「落花の情」を発動している五条
- 日下部が「落花の情」について説明する
- 最小限治癒の時間が稼げればいいと言う家入
- 乙骨は五条の行動に不安を抱いている様子
- 三度目の領域展開を発動する五条
- 宿儺の領域を丸ごと結界内に納めるつもり?
- 結界にヒビが入る様子が描かれる
- 最終的に五条の結界が極小サイズまで縮む
▼次話228話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌227話の感想・考察まとめ
反転術式について乙骨に尋ねる日下部
領域展開後、反転術式で焼き切れた術式を治癒した五条に対し、驚きを見せた乙骨。
日下部は乙骨に対して説明を求めましたが、これは乙骨が五条同様に領域展開・反転術式を使用可能だからでしょう。
その乙骨は、実際に五条が実現しているため、無理とは言えないと口にすることに。
乙骨が話す術式の治癒の詳細
領域で術式が焼き切れる感覚について、肉体の損傷とは全く話が変わってくると話す乙骨。
機械が故障していなくとも、オーバーヒートしてしまえば異常動作を起こす・冷却を待つしかないように、反転術式では故障は治せても冷却はできないと例えます。
しかし乙骨は、そのように思っていた自分の認識が甘かったことになると考えを改めている様子。
術式の治癒にはデメリットあり?
乙骨は反転術式について、自分の認識が甘かったことになると言いつつも、「いや……本当か?」と胸中で考えている様子。
五条が何かとんでもない無茶をしているのではないかと心配を見せており、それは三度目の領域展開前も同様です。
乙骨のネガティブな予想は的中しており、今後五条がピンチに陥ってしまうのかもしれません。
再び「無量空処」を発動する五条
「もっと拡げられるでしょ 効果範囲」との五条の指摘を受け、「伏魔御廚子」の効果範囲を最大まで広げようとした宿儺。
しかしその瞬間、五条が再び領域「無量空処」を展開する行動に出ます。
宿儺の領域よりも効果範囲が狭いため、五条の領域の外殻には再度斬撃が降り注ぐ結果に。
結界の対内条件・対外条件のおさらい
対内条件 | ・内から耐性を上げている ・”閉じ込める”ことに特化している |
---|---|
対外条件 | ・内からの耐性を上げる程外からの力に弱くなる ・逆に侵入することは容易い |
宿儺の領域の必中効果が襲い掛かるも、五条の結界は壊れない様子を見せます。
それを見た冥冥・日車は、五条が結界の対内条件・対外条件を逆転させたと思い至ることに。
五条は結界の”閉じ込める”性質を弱める一方で、外からの耐性を上げたようです。
領域展開・展延を同時に使用する宿儺
五条が再度領域を展開する中、対になる二人の必中命令が重複・打ち消し合っていると思われる五条の結界内。
肉弾戦を繰り広げる二人ですが、宿儺は領域展開をしつつ領域展延をも使用することに。
また、宿儺は領域展延の使用に慣れたのか、224話時点よりも出力が上がっているようです。
五条が受けたダメージ・攻撃とは?
領域展延の発動中は、領域展開の必中効果を中和可能。
また触れた対象の術式も中和でき、さらに発動中でも自由に行動できるという大きなメリットを有している。
しかしながら、領域展延中は生得術式を発動できず、そのため攻撃手段が物理に限られる。
引用元:『呪術廻戦』公式ファンブック
宿儺の領域展延で無下限を中和された五条は、宿儺の攻撃でダメージを受けている様子。
上記の通りに、展延中は肉体に刻まれた生得術式を使用できないものの、一度領域に付与した術式ならば話は別とのこと。
このことから、五条は展延で無下限を中和された状態で、宿儺が領域に付与していた斬撃の攻撃を受けたと思われます。
必中術式をオフにした宿儺の意図は?
五条と肉弾戦を繰り広げていた宿儺ですが、五条の領域内にもかかわらず、自身の必中術式をオフにしたと判明することに。
元々五条の領域を外側から破壊するため、効果範囲を渋谷より絞り威力を上げていた宿儺。
必中術式をオフにしたのは、五条が再度展開した領域内にて「伏魔御廚子」の必中命令を消す縛りにより、領域外での斬撃の威力を更に上げるという狙いがあった様子。
五条の「無量空処」のおさらい
”知覚”や”伝達”といったあらゆる生命活動に対し、無限回の作業を強制。
対象は無限の情報を流し込まれ、緩やかに死へと向かうのだ。
引用元:『呪術廻戦』公式ファンブック
上記のように、必中効果で相手を行動不能にさせることが可能な「無量空処」。
しかし、五条悟本人・五条に触れている者であれば、「無量空処」の影響を受けないという性質が存在するようです。
2巻15話の漏瑚との戦いにて、虎杖の裡で五条の領域を既に体験していた宿儺は、領域の必中術式をオフにするも、五条悟に触れることで「無量空処」を凌ぐことに。
再び五条の領域が崩壊してしまう
「伏魔御廚子」の必中術式をオフにして結界外での威力を上げ、五条の領域を再度崩壊させることに成功した宿儺。
一方の五条は、領域展開直後で術式が焼き切れた状態のままであり、無防備な状態で必中術式の斬撃で切り刻まれることに。
戦いの様子を観戦していた日下部は、宿儺も何かしら領域の条件を変更したと思い至った様子。
今度こそ自分が出ると言う鹿紫雲
領域を崩壊させられ、五条が再度ピンチに陥る中、秤に対して「アイツが死んだら今度こそ俺が出るからな」と言い放っている鹿紫雲。
元々鹿紫雲が秤に協力・ポイントを譲渡したのは、宿儺と戦わせるという取り引きをしたため。
225話で秤が顔に湿布を貼っていたのは、約束を破って鹿紫雲に殴られたからと言えそうです。
五条が「落花の情」を発動する
「伏魔御廚子」の必中効果の斬撃で切り刻まれるも、傷が浅い様子の五条。
「悪くないんじゃない?」と言いつつ、御三家秘伝の領域対策「落花の情」を使用していました。
領域を会得してからは使わなくなったものの、五条は子供の頃に「落花の情」を習っていた様子。
「落花の情」についておさらい
秘伝「落花の情」は、相手が発動した必中の術式に触れた瞬間、自身の呪力を解放して身を守る、対領域の術だ。
引用元:『呪術廻戦』公式ファンブック
13巻108話にて、御三家の一つ・禪院家当主の禪院直毘人が披露した「落花の情」。
触れたものを自動で呪力で弾く呪力操作のプログラムであり、「簡易領域」のように剥がされるものではないとのこと。
「無量空処」のような複雑な術式効果には意味がないものの、宿儺の斬撃のようなシンプルな術式相手であれば役に立つようです。
五条が三度目の領域展開をすることに
五条が「落花の情」を発動する中、無傷とはいかない・領域の出力に対抗できるほどの術ではないと否定的な反応を見せる脹相。
一方の家入は、五条は反転術式で焼き切れた術式も治せるため十分だと言い、最小限治癒の時間を稼げればいいと口にします。
乙骨が「……本当に?」と不安そうな反応を見せる中、五条は傷だらけの状態で三度目の領域展開を発動することに。
三度目の領域に対する一同の反応
五条が展開した三度目の領域は、宿儺の効果範囲を丸ごと結界内に納めるほどの大きさに。
領域の要件をコロコロ変更できることに日下部が呆れた反応を見せる中、冥冥は「だがこれは悪手じゃないか?」と口にします。
結界の範囲を広げることで、少なからず領域の精度は下がるはずと言う冥冥に続き、外側から破壊されることがなくなっても、内側で負ければ意味がないと日車も同意を示すことに。
五条の領域が極小サイズに縮む
結界にヒビが入り、再度五条の領域が崩壊するのではと焦りを見せる一同。
しかし、五条の結界はどんどんと小さくなっていき、五条・宿儺を飲み込むほどの大きさへと縮んでしまいました。
結界は五条・宿儺を圧縮するほどの極小サイズと思われ、内部で何が起きているのかに注目と言えるでしょう。
呪術廻戦227話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2023年31号発売前に掲載した227話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
宿儺が「十種影法術」を解禁する?
領域展開「伏魔御廚子」の必中効果で五条を切り刻むも、反転術式・簡易領域などで対応されることとなった宿儺。
また226話の最後では、反転術式で焼き切れた術式を治癒した五条により、術式反転「赫」を直撃させられる結果となりました。
続く227話以降では、宿儺が「十種影法術」を解禁して反撃する展開が期待できるでしょう。
魔虚羅の能力を使用することに?
宿儺が「十種影法術」を解禁した場合、万と戦っていた時のように、魔虚羅の能力を使用する可能性が高いです。
魔虚羅の法陣を頭上に浮かべた宿儺は、五条の無下限呪術に適応・無効化すると思われます。
宿儺が無下限呪術に適応した場合、五条が宿儺に勝つことはほぼ不可能になってしまうのではないでしょうか?
両面宿儺の現状についておさらい
① | ”宿儺の指”19本分+即身仏を取り込んだ状態 |
---|---|
② | 伏黒の術式「十種影法術」を使用可能 |
③ | 魔虚羅の能力で「無下限呪術」に適応可能 |
④ | 死に際の万から何かを受け取った |
五条が戦う宿儺の現状は、上記の通り。
”宿儺の指”20本を全て取り込んだわけではないものの、自身の即身仏で補完しているため、既に全盛期の力を取り戻していると言えるでしょう。
また、十種影法術が使用可能であり、魔虚羅の適応の能力をも利用できるため、平安の当時よりも強くなっているとも考えられます。
現時点では手札をほぼ切っていない
宿儺は領域展開「伏魔御廚子」を披露した一方で、宿儺自身の術式「御厨子」の一つと思われる炎を放つ「開」に関しては未使用のまま。
また、先述の通りに伏黒の術式「十種影法術」を解禁したとしても、死に際の万から受け取ったモノの詳細が不明となっています。
五条に追い詰められたとしても、宿儺にはまだまだ逆転の手段が残っている状況と言えそうです。
五条が結界を閉じない領域展開が可能に?
キャラ名 | 領域展開の名称 |
---|---|
宿儺 | 伏魔御廚子(ふくまみづし) |
羂索 | 胎蔵遍野(たいぞうへんや) |
結界を閉じずに領域展開をできるのは、『呪術廻戦』の作中で上記の二名のみとなっています。
このままでは、五条は宿儺をほぼ削ることなく敗北してしまう可能性が高いため、何らかの覚醒をするのではないでしょうか?
死に際に呪力の核心を掴み、反転術式が可能になったように、五条も結界を閉じない領域展開が可能になることに期待が持てます。
五条に残された手札の予想
① | 虚式「茈」を近距離で放つ |
---|---|
② | 黒閃による一撃を放つ |
③ | 無下限呪術の極ノ番を披露する |
④ | 結界を閉じない領域展開を身につける |
領域展開を破られた五条は、宿儺にダメージを与える手段が限られている状況と言えます。
ただし、五条は黒閃を放った経験がある上、無下限呪術の「極ノ番」を披露していない状態です。
また、宿儺がガードできないほどの近距離から「茈」を放つなど、残された手札での反撃に期待が持てます。
新宿が一面更地と化してしまう?
「人外魔境新宿決戦」とのサブタイトル通り、五条・宿儺の戦いは新宿から離れることなく、このまま行われることになるでしょう。
二人の対決はまだ序盤なものの、「怪物対決、街がもたない!!」との224話のアオリ文通り既にビル・歩道橋などに被害が出ている状況です。
今後の展開では、魔虚羅を相手に宿儺が「伏魔御廚子」を披露した時と同様、新宿の一帯が更地になる可能性が高いと思われます。
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コメント
十種影法術は全部でてるでしょ。
玉犬(渾)は死んだ白を黒が吸収しただけなんだから。
単行本6巻のおまけページ・ファンブックなどでは玉犬(黒)・玉犬(白)で合わせて一種類とされています。