【呪術廻戦】237話のネタバレ感想・考察まとめ|鹿紫雲が術式を披露する

呪術廻戦237話アイキャッチ 呪術廻戦
引用元:週刊少年ジャンプ2023年44号

10/2(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年44号(10月16日号)に掲載されている『呪術廻戦』の237話「人外魔境新宿決戦14」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦237話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

目次

▼呪術廻戦の関連記事はこちら

26巻
228話 229話 230話 231話 232話
233話 234話 235話 236話
27巻
237話 238話 239話 240話 241話
242話 243話 244話 245話

▼2023年内に連載終了?残り話数は?

呪術廻戦236話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①五条・夏油の会話が描かれる

  • 高専生の時の姿の五条の前に夏油が現れる
  • 夏油の顔を見るなり悪態をつく五条
  • 死ぬときは独りだと言ってしまったと言及
  • 五条は伏黒の父親のことにも触れる
  • 宿儺は全力を出し切ってないと言う五条
  • 十種とくさがなくても勝てたか怪しいとのこと
  • 五条は孤高の侘しさに言及する
  • 「………楽しかったな」と口にする五条
  • 満足したならそれで良かったと言う夏油

②七海・灰原などとも話す五条

  • 五条の思考を気色悪いと言う七海
  • 呪術を自分を満足させるために行使した五条
  • 五条にあなたらしい最期だったと言う七海
  • 七海の最期について問い返す五条
  • 自分が出しゃばってしまったと言う灰原
  • 七海は移住先に迷わず南国を選んだと話す
  • 悪くない最期だったと口にする七海
  • 天内・黒井の二人も描かれることに
  • 自分の妄想ではないことを祈る五条
  • 現実では五条の上半身だけが横たわっていた

③宿儺の手で五条が死亡する

  • 魔虚羅の適応は時間経過で完成する
  • その間に攻撃を受けると時間は加速する
  • 一度適応した呪術も更なる適応を続ける
  • 宿儺は魔虚羅に”手本”を求めていた
  • 自身に合った不可侵への適応を待つことに
  • 魔虚羅の二度目の適応は術式対象の拡張
  • その斬撃は空間・世界ごと存在を分断可能
  • 体が真っ二つになってしまった五条
  • 宿儺は五条へと称賛の言葉を掛ける
  • 戦地には「雷神」鹿紫雲一が投入される

▼前話236話のネタバレまとめはこちら

【呪術廻戦】236話のネタバレ感想・考察まとめ|五条が死亡・体が真っ二つになる
9/25(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年43号(10月9日号)に掲載されている『呪術廻戦』の236話「南へ」の感想・考察をまとめています。呪術廻戦236話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご...

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呪術廻戦236話終了時のキャラ情報

236話で登場したキャラ一覧

キャラ名目的・状況
第3回五条悟アイコン五条悟 ・獄門疆の封印が解かれて復活を遂げる
魔虚羅の放った斬撃で右腕を失う
・反転術式で右腕を再生させる
・無制限の虚式「茈」を炸裂させる
宿儺の攻撃で体が真っ二つとなり死亡
呪術廻戦両面宿儺アイコン宿儺 ・指を飲ませて伏黒の体に受肉する
・死に際の万から何かを受け取る?
魔虚羅の斬撃を再現し五条を分断する
・死亡した五条に称賛の言葉を掛ける
戦地に投入された鹿紫雲の存在に気付く
呪術廻戦第3回鹿紫雲一アイコン鹿紫雲一 ・400年前の過去の術師
・宿儺と戦うために羂索の提案を受ける
術式の詳細に関しては不明のまま
・宿儺と戦うことを条件に秤の仲間となる
五条の敗北を機に戦場へと投入される

戦いを観戦中のキャラまとめ

呪術高専の生徒たち
虎杖悠仁 乙骨憂太 禪院真希狗巻棘
パンダ 秤金次 星綺羅羅 三輪霞
西宮桃
呪術高専の関係者
家入硝子日下部篤也猪野琢磨冥冥
憂憂
プレイヤー・その他
来栖華日車寛見脹相

五条・宿儺の戦いをモニター越しで観戦しているのは、上記の面々。
姉妹校交流会の時と同様に、「黒鳥操術」を持つ冥冥が複数のカラスを操り、その視界をモニターで映し出しているようです。
また、235話までは観戦をしていた鹿紫雲が、遂に戦場へ向かって駆ける様子が描かれることに。

未登場・詳細が不明なキャラまとめ

東京第一結界のプレイヤー
髙羽史彦黄櫨折甘井凛(麗美)
東京第二結界のプレイヤー
シャルル
仙台結界のプレイヤー
烏鷺亨子
桜島結界のプレイヤー
加茂憲紀大道鋼三代六十四

上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
虎杖たちと行動を共にしている髙羽は、一緒に戦いを観戦している可能性があるものの、他のキャラに関しては動向が不明となっています。
特に桜島結界コロニー泳者プレイヤーには、どのタイミングで再登場するのか読めない状況と言えるでしょう。

呪術廻戦の掲載順まとめ

『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧

順位話数タイトル年・号
7位 228話 人外魔境新宿決戦⑥ 2023年32号
3位 229話 人外魔境新宿決戦⑦ 2023年33号
6位 230話 人外魔境新宿決戦⑧ 2023年35号
5位 231話 人外魔境新宿決戦⑨ 2023年36・37号
7位 232話 人外魔境新宿決戦⑩ 2023年38号
8位 233話 人外魔境新宿決戦11 2023年39号
3位 234話 人外魔境新宿決戦12 2023年40号
6位 235話 人外魔境新宿決戦13 2023年41号
8位 236話 南へ 2023年43号
3位 237話 人外魔境新宿決戦14 2023年44号

▼次話238話のネタバレ考察はこちら

【呪術廻戦】238話のネタバレ感想・考察まとめ|鹿紫雲一が敗北・死亡する
10/10(火)発売の週刊少年ジャンプ2023年45号(10月23日号)に掲載されている『呪術廻戦』の238話「人外魔境新宿決戦15」の感想・考察をまとめています。呪術廻戦238話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載...

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呪術廻戦237話のあらすじ・ネタバレ

上空で裏梅・秤の二人が激突する

宿儺に敗北した五条悟の死を悼む暇もなく、戦地へと投入された「雷神」鹿紫雲一は、上空に浮かぶ氷塊を目にして「来たな」と思うことに。
地上203メートルからの跳躍を見せた鹿紫雲でしたが、彼の遥か上空には巨大な氷塊と、それに乗る「凍星いてぼし」裏梅の姿がありました。
しかし、氷塊に乗る裏梅の更に上空からは、秤金次が姿を現して「約束なもんでね 悪ぃがいかせねえよ」と言い放つことに。
裏梅が「知らんな 何もかも」と口にしながら、術式「氷凝ひこり呪法」を発動する一方で、「そりゃそうだ」と言いつつ領域展開の掌印を結ぶ秤
地上で宿儺・鹿紫雲が対峙する一方で、上空では裏梅・秤の戦いが始まる様子を見せます。

呪具「神武解かむとけ」を手にする宿儺

秤の領域が裏梅を捉える一方で、裏梅が乗っていた巨大な氷塊は降下を続けていましたが、右腕を挙げた宿儺の上空で溶け出し始めることに。
大量の水が宿儺・鹿紫雲に雨のように降り注ぐ中、宿儺が手にしている物に気付き、「氷塊はソレを届けるためか……」と内心で思う鹿紫雲。
氷塊から溶け出たのは、万が絶命の縛りと引き換えに構築した呪具「神武解かむとけでした。
右手に「神武解」を持つ宿儺は、「懐かしいな」と口にしつつ、鹿紫雲に強力な一撃を放ちます。
しかし、「神武解」の効果は奇しくも電撃であり、自身の呪力の特性上電撃に耐性がある鹿紫雲は、ほぼ無傷の様相を呈すことに。

宿儺に対して話し掛ける鹿紫雲

「神武解」の一撃を受けるも微動だにせず、最強に成ったのか、それとも生まれながらに最強だったのかと、宿儺に質問を投げかける鹿紫雲。
呪具を弄びながら「どうかな 少なくとも忌み子ではあったろうな」と答える宿儺を前にして、弱さを知らずにどうやって他人と関わる・どう他者を慈しむのかと口にすることに。
自分にはできなかったと言う鹿紫雲は、自分以外の人間は脆い土塊でしかなかったと続け、「教えてくれ 強さとは孤独なのか」と再度問います。
際限なく力の発露を求め、彷徨い続けることが強者に課せられた罰なのかと、鹿紫雲が疑問を投げ掛ける一方で、「贅沢者め」と笑う宿儺。
「五条悟もそうだったのだろうな 強欲なことだ」と口にすると、鹿紫雲に対して「教えてやる 来い亡霊」と言い放つことに。

鹿紫雲が術式「幻獣琥珀こはく」を解放する

宿儺の言葉を受けて笑みを浮かべた後、如意を手にして即座に攻撃を仕掛ける鹿紫雲。
振りかぶった如意を「神武解」で阻まれてしまい、宿儺に距離を取られる中、鹿紫雲は術式「幻獣琥珀」を解放します。
如意を投げ捨てた鹿紫雲は、面食らう宿儺の顔面に拳を叩き込むと、再度距離を取った宿儺を前にして息を吸い始めることに。
次の瞬間、大きく叫んだ鹿紫雲の口からは衝撃波が放たれ、それの直撃を受けるも「デカい声だな」と口にする宿儺。
「幻獣琥珀」とは、鹿紫雲が呪力でんきから変換できるあらゆる現象を実現するため、肉体を作り変えるという術式とのこと。

術式を駆使して宿儺を圧倒する鹿紫雲

「幻獣琥珀」で肉体を作り変えている鹿紫雲は、宿儺に対して左手から衝撃波を発動します。
その攻撃は躱されてしまうも、再度大きく叫んだ鹿紫雲の口からは、物質の固有振動数に最適化・同調する音波が放たれることに。
音波を防ぐことはできず、一瞬の隙を突かれて鹿紫雲に殴り飛ばされる宿儺。
術式を発動した鹿紫雲の肉体は、脳内の電気信号の活性による敏捷性アジリティの向上を始め、照射されたものを蒸発させる電磁波などを実現します。
しかし、既に人の域を超えているため、術式終了後に鹿紫雲の肉体は崩壊してしまうとのこと。

宿儺が平安時代の姿に変身する

打撃を重ねて宿儺に電荷を溜めた鹿紫雲は、パンダ・秤の二人を相手にした時も使用した、電荷を利用した必中の稲妻の一撃を放ちます。
宿儺がいた場所で爆発が起こる中、鹿紫雲は眼前の光景に思わず驚愕を覚えることに。
宿儺には反転術式以外に、一度きりのみ肉体を修復するすべが存在しました。
それは宿儺が意図的に中断していた、受肉による変身の再開というもの。
宿儺の外見は伏黒の姿から大きく変化しており、平安時代の時の真の御形を顕現させることに。

呪術廻戦237話の内容・ネタバレまとめ

本誌237話の内容・ネタバレ一覧

①宿儺が呪具「神武解」を手にする

  • 「雷神」鹿紫雲一が戦地に投入される
  • 上空には巨大な氷塊が姿を現す
  • 氷塊の上には「凍星いてぼし」裏梅が存在した
  • 裏梅の更に上空から秤金次が登場する
  • 上空では裏梅・秤の戦いが始まることに
  • 解けた氷塊の水が宿儺・鹿紫雲に降り注ぐ
  • 万が遺した呪具「神武解かむとけ」を手にする宿儺
  • 宿儺は「神武解」により強力な電撃を放つ
  • 電撃が効いていない様子を見せる鹿紫雲
  • 鹿紫雲は宿儺に対して質問を始める
  • 強さとは孤独なのかと問う鹿紫雲
  • 鹿紫雲の問いに「贅沢者め」と笑う宿儺

②宿儺・鹿紫雲の戦いが始まる

  • 鹿紫雲が宿儺に対して攻撃を仕掛ける
  • 術式「幻獣琥珀」を解放する鹿紫雲
  • 叫んだ鹿紫雲の口から衝撃波が放たれる
  • 鹿紫雲の術式は肉体を作り変えるもの
  • 向上した敏捷性アジリティで宿儺に打撃を重ねる
  • 音波・電磁波を放つことも可能な様子
  • 術式終了後に鹿紫雲の肉体は崩壊する
  • 鹿紫雲は宿儺に対して必中の稲妻を放つ
  • 一度きりのみ肉体を修復する術を持つ宿儺
  • 中断していた受肉による変身の再開を行う
  • 宿儺が平安時代の時の姿に変身をする

▼次話238話のネタバレ考察はこちら

【呪術廻戦】238話のネタバレ感想・考察まとめ|鹿紫雲一が敗北・死亡する
10/10(火)発売の週刊少年ジャンプ2023年45号(10月23日号)に掲載されている『呪術廻戦』の238話「人外魔境新宿決戦15」の感想・考察をまとめています。呪術廻戦238話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載...

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呪術廻戦本誌237話の感想・考察まとめ

五条悟の肉体の行方とは?

236話では、宿儺の斬撃によって五条悟の体が真っ二つとなる様子が描かれました。
そんな中、237話では鹿紫雲が戦場に姿を現し、VS”宿儺”戦の続きが始まることに。
五条の肉体は特に描かれていないものの、その場に残ったままになっていると思われます。

▼五条悟の生存・死亡状況はこちら

鹿紫雲が戦場に向かった方法とは?

観戦場所から自力で駆けつけた
憂憂の術式で近くまでワープした

戦いの様子を一同と共に見守っていたものの、即座に宿儺のいる戦場へと姿を現した鹿紫雲。
地上から高さ203メートルのコクーンタワーからの跳躍を見せており、観戦場所から自力で駆けつけたと考えることができそうです。
ただし、憂憂のワープの術式により、戦場の近くまで送ってもらった可能性もあるでしょう。

裏梅が氷塊と共に登場する

二つ名術式
凍星
(いでぼし)
氷凝呪法
(ひこりじゅほう)

地上203メートルから跳躍した鹿紫雲でしたが、その遥か上空からは、上記の特徴を持つ裏梅が巨大な氷塊に乗って姿を現すことに。
「人外魔境新宿決戦」にて、五条が200%の虚式「茈」で口火を切った一方、宿儺と共にビルの屋上で待機していた裏梅。
223話から未登場のままでしたが、どうやら「茈」の直撃を免れていたようで、このタイミングになって再登場を果たしました。

氷塊は呪具を届けるためのもの

術式「氷凝ひこり呪法じゅほう」により、巨大な氷塊をを生み出したと思われる裏梅。
この氷塊は裏梅が乗るだけでなく、万が遺した呪具を宿儺に届けるという意図があった様子。
実際に氷塊が解けて宿儺・鹿紫雲に雨のように降り注いだ後、宿儺は右手に呪具を手に持っているのが特徴です。

秤が裏梅の上空から現れる

鹿紫雲の遥か上空から現れた裏梅でしたが、その更に上からは秤金次が現れることに。
鹿紫雲同様、虎杖たちと共に五条・宿儺の戦いを観戦していた秤でしたが、憂憂の術式で上空にワープした可能性が高いです。
また、「約束なもんでね 悪ぃがいかせねえよ」とのセリフから、宿儺との戦いに邪魔が入らないよう、鹿紫雲と約束をしていたと思われます。

裏梅VS秤の戦いが始まることに

呪術師側VS呪詛師側
秤金次VS裏梅

秤の存在に気付いて「……上から?」と疑問に思うも、氷凝呪法を発動する裏梅。
一方の秤は、即座に領域展開「坐殺博徒」を発動し、裏梅を領域内に捉えているのが特徴です。
この秤が展開した領域は、鹿紫雲・宿儺が戦う直前にも、上空で維持されている様子

秤の腕が再生している理由は?

秤が領域展開を発動させた
乙骨などに反転術式で治療をしてもらった

鹿紫雲との激闘の末、左腕を失った鹿紫雲。
しかし、190話で「心配すんな 後で治す」と口にしていた通り、秤は左腕が再生している状態で再登場しました。
腕を再生させた方法に関しては、乙骨・家入などの反転術式の治療を受けた他、何らかの方法で領域展開を発動したという可能性が考えられます。

▼秤金次の術式・領域展開はこちら

万が遺した呪具「神武解かむとけ」について

219話で宿儺に敗北した万は、絶命の縛りと引き換えに、構築術式で呪具「神武解かむとけ」を作り出していたと判明することに。
裏梅が乗っていた巨大な氷塊の中には、この「神武解」が存在していたようです。
呪具「神武解」は、強力な電撃を放つという術式効果を持っており、宿儺は鹿紫雲に対して「神武解」を振るって電撃の一撃を放ちました。

千年前に手にしていた呪具と判明

呪具名術式効果・特徴
神武解
(かむとけ)
・片手で持てるサイズの短剣
・強力な雷撃を放つことが可能
???・先端が三叉になっている槍
・術式効果・名称共に不明

14巻117話の扉絵では、平安時代の宿儺の御形が描かれているのが特徴。
四本の腕を持つ宿儺は、呪具と思われる槍に加えて「神武解」を手にしている状態です。
「懐かしいな」とのセリフからも、「神武解」は千年前の宿儺が愛用していた呪具と言えます。

鹿紫雲は「神武解」が効かない様子

「神武解」を手にした宿儺により、強力な電撃の一撃を食らうこととなった鹿紫雲。
しかし鹿紫雲は、呪力が電気のような性質を持っており、電撃に耐性があるのが特徴です。
結果として、万が遺した呪具による一撃は、鹿紫雲にほぼダメージを与えない結果となりました。

宿儺に対して問い掛ける鹿紫雲

「神武解」の電撃を無効化した鹿紫雲は、宿儺に対して最強に成ったのか、それとも生まれながらに最強だったのかと問い掛けます。
呪具を手で弄びながらも、「どうかな 少なくとも忌み子ではあっただろうな」と答える宿儺。
その返答を受けた鹿紫雲は、弱さを知らずにどうやって他者と関わるのか、どう他者を慈しむのかと問いつつ、自分にはできなかった・自分以外の人間は脆い土塊でしかなかったと明かすことに。

鹿紫雲の問いに答える宿儺

一連の言葉に続き、「教えてくれ 強さとは孤独なのか」と宿儺に答えを求める鹿紫雲。
力の発露を求め、際限なく彷徨い続けることが、強者に課せられた罰なのかと鹿紫雲が続けるのを聞いた宿儺は、「贅沢者め」と笑うことに。
「五条悟もそうだったのだろうな 強欲なことだ」とのセリフからも、強者は孤独を受け入れるべきと、宿儺は考えているのかもしれません。

鹿紫雲が術式「幻獣げんじゅう琥珀こはく」を解放する

秤との戦いでは使用しなかった、術式「幻獣琥珀」を解放して戦う鹿紫雲。
「幻獣琥珀」とは、鹿紫雲が呪力でんきから変換できるあらゆる現象を実現するため、肉体を作り変えるという術式とのこと。
術式を解放した鹿紫雲は、肉弾戦で一時的に宿儺を圧倒する活躍を見せることに。

術式「幻獣琥珀」による現象・効果まとめ

現象原理・効果
敏捷性の向上脳内の電気信号の活性
音波物質の固有振動数に最適化・同調する
電磁波照射されたものを蒸発させる

術式「幻獣琥珀」を解放した鹿紫雲は、上記のような現象を実現可能に。
宿儺を近接戦で圧倒したのは、脳内の電気信号の活性による敏捷性アジリティの向上によるものでしょう。
また、叫んだ際に口から音波を放つことができ、手からは電磁波の一撃を発動可能なようです。

▼鹿紫雲一の術式・能力考察はこちら

如意を手放している鹿紫雲

宿儺と戦い始めた直後は如意を使っていた鹿紫雲ですが、術式解放と同時に如意を手放しているのが特徴です。
秤と戦っていた188話では、自身と如意の線状へと秤を誘導し、如意に溜めた呪力を帰還電撃で引き戻し、秤の腹に稲妻を直撃させていました。
宿儺戦でも同様に、呪力を溜めた如意を利用して、宿儺に必中の稲妻を放つかもしれません。

鹿紫雲の肉体は崩壊してしまう?

秤に敗北した190話にて、「俺の術式は一発それっきりだからな」と口にしていた鹿紫雲。
その言葉通り、音波・電磁波などを実現する鹿紫雲の肉体は、既に人の域を超えており、術式終了後に肉体が崩壊するという性質が存在します。
宿儺との戦いを終える、もしくは呪力切れとなった鹿紫雲は、そのまま肉体が崩壊して死亡する可能性が高いです。

宿儺の「御厨子」の斬撃は効かない?

先述の通り、術式「幻獣琥珀」を解放した鹿紫雲は、呪力でんきから変換できるあらゆる現象を実現するため、人の域を超えるように肉体を作り変えているのが特徴。
一方、五条との戦いを経ている宿儺は、魔虚羅の二度目の適応を”手本”として、空間・世界ごと存在を分断する斬撃を身につけています。
術式を発動中の鹿紫雲は、人の域を超えた肉体により、宿儺の強化された斬撃を無効化できるのかもしれません。

鹿紫雲が必中の稲妻を放つ

電気と同質の自らの呪力を電荷分離する
打撃と共に対象にプラス電荷を移動させる
自身に蓄えたマイナス電荷を、地面方向への放電をキャンセルしつつ、対象へ誘導する

上記のような流れで、領域を展開するまでもなく、必中の稲妻を放つことが可能な鹿紫雲。
この稲妻を使用した鹿紫雲は、パンダ・秤などに肉体を欠損する大ダメージを与えていました。
237話でも同様に、宿儺に打撃を重ねてプラス電荷を溜め、必中の稲妻による一撃を放ちました。

宿儺が持つ肉体の修復の術について

  • 領域を展開することが不可能
  • 虚式「茈」によるダメージを負う
  • 左腕が欠損している状態
  • 反転術式による治癒が鈍い

五条との戦いを経て、上記のように大ダメージを負うこととなった宿儺。
しかし、宿儺には反転術式以外に、一度きりのみ肉体を修復するすべが存在しました。
それは伏黒に受肉した際に意図的に中断していた、受肉による変身の再開だと判明することに。

万が肉体を修復しなかった理由とは?

217話にて、宿儺同様に顔を当時の自分に戻していないことが明らかとなった万。
しかし、万は宿儺に敗北した際、受肉による変身の再開をして肉体を修復しなかったのが特徴。
その理由は、顔だけ伏黒津美紀のままにしており、肉体自体は自分のものに既に変身済みだったため、受肉復活ができなかったとのこと。

宿儺が平安時代の時の姿となる

受肉による変身を再開した宿儺は、伏黒恵の外見ではなくなり、腕が四本・顔が二つ存在する異形の姿へと変わることに。
14巻117話の扉絵で描かれている通り、千年前の平安時代の真の御形で顕現している状態です。
扉絵で描かれていた槍の呪具は持っていないものの、「神武解」を手にしており、全盛期の肉体を取り戻していると言えるでしょう。

肉体を修復した宿儺の現状について

左腕の欠損
→再生をしている上、腕が四本に増えている
脳のダメージ
→回復している可能性がある

千年前の姿に変身した宿儺は、欠損した左腕が再生しているどころか、腕が四本に増えています。
また、「無量空処」を受けた影響で脳にダメージを受けていたものの、それも回復している可能性があると言えるでしょう。
そのため、237話以降では宿儺が領域展開「伏魔御廚子」を再度披露するかもしれません。

呪術廻戦237話の展開予想

※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2023年44号発売前に掲載した237話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。

宿儺VS鹿紫雲の戦いが始まる?

236話の最後では、五条悟の死を悼む暇もなく、「雷神」鹿紫雲かしもはじめが戦地へ投入されることに。
400年前の術師である鹿紫雲は、元々宿儺と戦うため、羂索の提案に乗って死滅回游に参加したという過去の持ち主。
秤に協力したのも宿儺と戦うことが条件であり、237話以降では遂に宿儺VS鹿紫雲の戦いが描かれることになりそうです。

鹿紫雲かしもの術式の詳細が判明する?

秤との戦いでは一度も術式を使用せず、呪力の特性・操作のみで戦っていた鹿紫雲。
実際に190話では、「俺の術式は一発それっきりだからな」と口にした上、術式は宿儺相手にしか使う気がなかっただけだと続けました。
宿儺との戦いが始まる237話以降では、鹿紫雲が詳細不明の術式を遂に解禁すると思われます。

「雷神」という二つ名が術式に関係している?

術式・一発それっきりであり詳細は不明
・宿儺にしか使う気がない
呪力特性・電気のような性質を持ち防御不能
・鹿紫雲自身も常に帯電している

鹿紫雲の術式・呪力特性の特徴に関しては、上記の通りとなっています。
236話では、鹿紫雲の二つ名が「雷神」となっていたため、呪力特性だけでなく術式も雷・電気に関連しているのではないでしょうか?
このタイミングで参戦することから、鹿紫雲の術式は自身の体を雷に変えるもので、宿儺の斬撃を無視する立ち回りを見せるのかもしれません。

宿儺の現状についておさらい

プラス面・斬撃における術式対象の拡張が可能に
マイナス面・虚式「茈」によるダメージを負っている
・魔虚羅を始め十種の式神の大半を失う
・反転術式での治癒が鈍い
・領域展開を使用不可能

五条との激戦を経て、宿儺の現状は上記のように変化している状況です。
領域展開を使用不可能となった上、反転術式での治癒が鈍く、ダメージが回復しきれていない状態と言えるでしょう。
一方で、魔虚羅の斬撃を”手本”にして術式対象の拡張が可能となり、不可侵をも無視した斬撃を放つことが可能となっています。

新たな六眼りくがんの術師が現れることに?

六眼持ちは同時に二人は現れないため、五条の死をきっかけに、新たに六眼を持つ術師が作中で現れるのではないでしょうか?
ただし、因果で繋がっていた天元・星漿体・六眼の関係性は、12年前の禪院甚爾の介入によって運命が破壊されてしまったとのこと。
羂索が呪霊操術で既に天元を取り込んでいることからも、六眼持ちがすぐに現れるのは難しいかもしれません。

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