【呪術廻戦】233話のネタバレ感想・考察まとめ|宿儺が嵌合獣「顎吐」を召喚する

呪術廻戦233話アイキャッチ 呪術廻戦
引用元:週刊少年ジャンプ2023年39号

8/28(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年39号(9月11日号)に掲載されている『呪術廻戦』の233話「人外魔境新宿決戦11」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦233話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

目次

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26巻
228話 229話 230話 231話 232話
233話 234話 235話 236話
27巻
237話 238話 239話 240話 241話
242話 243話 244話 245話

▼2023年内に連載終了?残り話数は?

呪術廻戦232話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①術式反転「赫」を宿儺へ放つ五条

  • 魔虚羅の法陣が二回目の回転を見せる
  • 術式順転「蒼」で猛攻を仕掛ける五条
  • 頭上の法陣が三度目の回転を起こす
  • 五条が宿儺を屋内へと追い込む
  • ここから畳み掛けると考える五条
  • 五条が術式反転「赫」を宿儺へ放つ
  • 咄嗟に柱の影へと隠れる宿儺
  • 頭上の魔虚羅の法陣を黒く変色させる
  • 「赫」が柱を貫通して宿儺に直撃する
  • 展延でダメージを最小限に抑える宿儺

②五条が「黒閃」の一撃を披露する

  • 「蒼」で瓦礫を宿儺にけしかける五条
  • 五条は「赫」がまだ炸裂していないと発言
  • 宿儺の背後で「赫」が炸裂することに
  • 思わぬダメージを受けて虚をつかれる宿儺
  • 宿儺の腹へと強烈な拳を叩き込む五条
  • 五条の「黒閃」が直撃して白目を剥く宿儺
  • 宿儺の頭上の魔虚羅の法陣が地面に落ちる
  • 魔虚羅の法陣が四度目の回転をする
  • 足元に出現した影に足を取られる五条
  • 影の中から不可侵に適応した魔虚羅が登場
  • 魔虚羅の「退魔の剣」で一閃される五条

▼前話232話のネタバレまとめはこちら

【呪術廻戦】232話のネタバレ感想・考察まとめ|五条が黒閃を放つ・魔虚羅が参戦
8/21(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年38号(9月4日号)に掲載されている『呪術廻戦』の232話「人外魔境新宿決戦⑩」の感想・考察をまとめています。呪術廻戦232話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載している...

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呪術廻戦232話終了時のキャラ情報

232話で登場したキャラ一覧

キャラ名目的・状況
第3回五条悟アイコン五条悟 ・現代最強の術師と呼ばれる実力を持つ
・獄門疆の封印が解かれて復活を遂げる
領域展開を使用不可となる
・術式反転「赫」を宿儺の背後で炸裂させる
宿儺の腹に「黒閃」を叩き込む
・姿を現した魔虚羅に体を斬られることに
呪術廻戦両面宿儺アイコン宿儺 ・指を飲ませて伏黒の体に受肉する
・死に際の万から何かを受け取る?
伏黒の魂を適応に利用していたと判明
・魔虚羅の法陣を頭上へと浮かべている
・術式反転「赫」の直撃を受ける
五条の「黒閃」を喰らって白目を剥く
第3回魔虚羅アイコン魔虚羅 ・「十種影法術」の式神の一つ
領域展開「無量空処」に適応済み
・宿儺が適応を肩代わりすることに
・五条の不可侵に適応した?
影の中から出現して五条を袈裟斬りにする

戦いを観戦中のキャラまとめ

呪術高専の生徒たち
虎杖悠仁 乙骨憂太 禪院真希狗巻棘
パンダ 秤金次 星綺羅羅 三輪霞
西宮桃
呪術高専の関係者
家入硝子日下部篤也猪野琢磨冥冥
憂憂
プレイヤー・その他
来栖華日車寛見鹿紫雲一脹相

五条・宿儺の戦いをモニター越しで観戦しているのは、上記の面々。
姉妹校交流会の時と同様に、「黒鳥操術」を持つ冥冥が複数のカラスを操り、その視界をモニターで映し出している様子

未登場・詳細が不明なキャラまとめ

東京第一結界のプレイヤー
髙羽史彦黄櫨折甘井凛(麗美)
東京第二結界のプレイヤー
シャルル
仙台結界のプレイヤー
烏鷺亨子
桜島結界のプレイヤー
加茂憲紀大道鋼三代六十四

上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
虎杖たちと行動を共にしている髙羽は、一緒に戦いを観戦している可能性があるものの、他のキャラに関しては動向が不明となっています。
特に桜島結界コロニー泳者プレイヤーには、どのタイミングで再登場するのか読めない状況と言えるでしょう。

呪術廻戦の掲載順まとめ

『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧

順位話数タイトル年・号
3位 224話 人外魔境新宿決戦② 2023年26号
3位 225話 人外魔境新宿決戦③ 2023年28号
6位 226話 人外魔境新宿決戦④ 2023年29号
1位 227話 人外魔境新宿決戦⑤ 2023年31号
7位 228話 人外魔境新宿決戦⑥ 2023年32号
3位 229話 人外魔境新宿決戦⑦ 2023年33号
6位 230話 人外魔境新宿決戦⑧ 2023年35号
5位 231話 人外魔境新宿決戦⑨ 2023年36・37号
7位 232話 人外魔境新宿決戦⑩ 2023年38号
8位 233話 人外魔境新宿決戦11 2023年39号

▼次話234話のネタバレ考察はこちら

【呪術廻戦】234話のネタバレ感想・考察まとめ|五条が右腕を失う・顎吐の破壊へ
9/4(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年40号(9月18日号)に掲載されている『呪術廻戦』の234話「人外魔境新宿決戦12」の感想・考察をまとめています。呪術廻戦234話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載してい...

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呪術廻戦233話のあらすじ・ネタバレ

”五条悟 敗北”の可能性に思い至る一同

影の中から現れた魔虚羅に、五条が斬りつけられる光景を目の当たりにし、動揺を見せる一同。
虎杖は「まだだ」と口にすると、不可侵に適応されても条件がイーブンになっただけであり、傷も五条ならすぐに治せると続けようとします。
そんな虎杖の発言を遮り、五条の傷の治りが明らかに遅くなってきていると指摘する家入。
「赫」が撃てる以上、反転術式が使えなくなったわけではないものの、出力は確実に落ちていると言及することに。
虎杖が不安そうな表情を浮かべると、家入は「……すまない」と口にし、それはおそらく脳にダメージのある宿儺も同じだと続けます。
相手が史上最強・呪いの王であっても、誰もがどこかであり得ないと思っていた”五条悟 敗北”の可能性が一同の脳裏に強く駆け巡ることに。

術式反転「赫」を放とうとする五条

”敗北”の可能性が脳裏に過ぎっていたのは、五条本人も同様でした。
傷の治療をしながら「いつぶりかな…」と胸中で思う五条は、12年前に戦った伏黒甚爾を脳裏に浮かべることに。
しかし敗色と同時に、五条はより濃く湧き上がる充足を覚えており、「絶対的強者 それ故の孤独」「今 彼を満たしているのは──」とのナレーションが記されます。
傷の治療を終えると、魔虚羅の顔面を殴りつけ、続けて腹へ強烈な一撃を叩き込む五条。
一瞬の隙を作り出すと、下がった出力を戻すために「”位相” ”波羅蜜はらみつ” ”光の柱”」と呪詞じゅしを詠唱し、術式反転「赫」を放とうとします。

宿儺が五条・魔虚羅の戦いに参戦する

五条が「赫」を放つ直前、宿儺が描かれたコマが入ったかと思いきや、五条自身の影からは大量の「脱兎」が出現する事態が発生します。
慌てずに「黒閃が効いてるな いつまで休んでんだよ」と口にした五条は、宿儺が潜り込んだ自身の影に向けて「赫」を放つことに。
地面に向かって放たれた「赫」は、そのまま足場を破壊し、五条は魔虚羅に追われながらも、意識を取り戻した宿儺へと向かっていくことに。
不可侵に適応した魔虚羅をオフェンスとして、宿儺は魔虚羅を破壊されないように守りつつ、魔虚羅が攻めやすいように隙を作ると整理する五条。
そんな中、宿儺が投げた消化器は五条の前で破壊されることとなり、周囲に漂う煙が五条の視界を狭める中、魔虚羅が攻撃を仕掛けていきます。

魔虚羅・宿儺を前に状況を整理する五条

五条が魔虚羅を相手にしている間、両手を合わせて「穿血せんけつ」の構えを取る宿儺
脹相が驚きを覚える中、宿儺の放った攻撃は五条の右腕に直撃し、五条は血を流すことに
魔虚羅の追撃を避けながらも、宿儺がサポートに徹するわけではなく、魔虚羅が不可侵を消したタイミングで攻撃を差し込んでくるため、状況は二対一だと整理する五条
また、宿儺が式神を顕現させずに能力を引き出していることを受け、満象ばんしょう」を応用しての「穿血せんけつとは自分並みに器用だと振り返ります。
また、御厨子みずし十種とくさの同時併用はできないことから、宿儺が今更魔虚羅以外の式神を併用しているのは、不可侵への適応が終わって術式のリソースに余裕ができたからと推測することに。

宿儺が嵌合獣かんごうじゅう顎吐あぎと」を召喚する

順転の術式と比べて、反転の「赫」への適応は時間を要するだろうと状況を整理する五条。
魔虚羅に手札を減らされるよりはありがたいと考えている中、宿儺は「勘違いするなよ 二対一じゃない」と口にして掌印を結ぶことに。
「鵺」と「渾」を組み合わせた嵌合獣かんごうじゅう顎吐あぎと」を召喚すると、「三対一だ」と言い放つ宿儺。
両脇に魔虚羅・顎吐を従えた宿儺を、五条が「迷子の宇宙人みたいになってますよ」と揶揄する中、五条へと攻撃を仕掛ける魔虚羅・顎吐
五条が魔虚羅・顎吐の攻撃を捌く中、五条の影の中から姿を現して再度「穿血」の構えを取る宿儺ですが、攻撃は五条に躱されてしまうことに。

無制限の「虚式」をキメると意気込む五条

宿儺に向かって拳を放った間に魔虚羅・顎吐に挟まれてしまった五条ですが、一直線上に並んだ魔虚羅・顎吐へ「赫」を放つことに成功します。
しかし、「赫」が直撃した魔虚羅は効きが弱い様子であり、五条は自身の出力が下がっているせいだけではなく、魔虚羅の適応にはグラデーションがあると思い至ることに。
自身の推測から、魔虚羅を一撃で消すにはアレしかないと考えるも、タメがデカい上に宿儺に警戒されていると思う五条。
宿儺があくまで「赫」への適応を優先するより、間髪入れずに攻撃を続け、間を潰しにきているのがいい証拠だと推測を続けます。
とはいえ他に選択肢がないことから、五条は「無制限の『虚式』をキメるしかない……!!」と笑みを浮かべて意気込むことに。

呪術廻戦233話の内容・ネタバレまとめ

本誌233話の内容・ネタバレ一覧

①宿儺・魔虚羅を相手に戦う五条

  • 五条が斬りつけられて動揺を見せる一同
  • 傷の治りが遅くなっている様子の五条
  • 反転術式の出力が確実に落ちている
  • ”五条悟 敗北”の可能性が脳裏を過ぎる一同
  • 12年前に戦った伏黒甚爾を想起する五条
  • 敗色と同時に充足を覚えている様子
  • 出力を戻すために呪詞じゅしを詠唱する五条
  • 突然影の中から大量の「脱兎」が出現する
  • 影に潜む宿儺に向かって「赫」を放つ五条
  • 両手を合わせて「穿血」の構えを取る宿儺
  • 魔虚羅と戦う五条に宿儺の攻撃が直撃する

②宿儺が嵌合獣「顎吐」を召喚する

  • 二対一の状況に追い込まれる五条
  • 宿儺は御厨子・十種の同時併用ができない
  • 反転の「赫」への適応は時間を要する?
  • 宿儺が嵌合獣「顎吐」を召喚する
  • 状況は三対一へと移行することに
  • 魔虚羅・顎吐が五条へ攻撃を仕掛ける
  • 五条が魔虚羅・顎吐へと「赫」を放つ
  • 魔虚羅への「赫」の効きが弱いと考える五条
  • 適応の能力にはグラデーションがある様子
  • 無制限の「虚式」をキメると意気込む五条

▼次話234話のネタバレ考察はこちら

【呪術廻戦】234話のネタバレ感想・考察まとめ|五条が右腕を失う・顎吐の破壊へ
9/4(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年40号(9月18日号)に掲載されている『呪術廻戦』の234話「人外魔境新宿決戦12」の感想・考察をまとめています。呪術廻戦234話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載してい...

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呪術廻戦本誌233話の感想・考察まとめ

傷の治りが遅くなっている様子の五条

宿儺に「黒閃」を直撃させるも、影の中から現れた魔虚羅に体を一閃されることとなった五条。
反転術式で傷を治せばいいだけですが、明らかに傷の治りが遅くなっていると判明することに。
「赫」が撃てる以上、反転術式が使えなくなったわけではないものの、脳にダメージを負ったことで出力が落ちているようです。

”五条悟 敗北”の可能性が一同の脳裏を過ぎる

単行本10巻の巻末のおまけページにて、虎杖などから「最強」と言及されていた五条。
相手が史上最強・呪いの王であっても、誰もがどこかで敗北はあり得ないと思っていました。
しかし、反転術式の出力が落ち、魔虚羅と対峙している状況から、一同の脳裏には”五条悟 敗北”の可能性が強く駆け巡ることに。

伏黒甚爾を思い浮かべる五条

モニター越しに観戦中の一同と同じく、五条の脳裏には自身の敗北が過ぎっていました。
「いつぶりかな……」と考える五条は、12年前に戦った伏黒甚爾を思い浮かべることに。
また五条の内心では、自身の敗色と同時に充足がより濃く湧き上がっていたようです。

万の言葉が再度書かれることに

対象話状況
25巻 221話 ・宿儺が万の言葉を回想する
・五条と対峙するも羂索に止められる
26巻 230話 ・宿儺の領域が崩壊する
・五条と領域以外で戦うことに

五条が充足を覚える中、ナレーションにて「絶対的強者 それ故の孤独」「今 彼を満たしているのは──」との一文が書かれているのが特徴。
この一文は、218話で万が口にしたセリフが元であり、上記のように作中で度々記されています。
今後の展開にて、五条・宿儺を満たしている感情が明かされるのではないでしょうか?

術式反転「赫」の呪詞じゅしを詠唱する五条

”位相” ”波羅蜜はらみつ” ”光の柱”

魔虚羅に猛攻を加えた五条は、術式反転「赫」を放つ前に上記の呪詞じゅしを詠唱することに。
先述の通り、反転術式の出力が落ちているため、五条は呪詞の詠唱によって下がった出力を戻そうとしたようです。

五条の技における呪詞一覧

技名呪詞
術式反転「赫」【対象話】233話
”位相” ”波羅蜜” ”光の柱”
虚式「茈」 【対象話】223話
”九綱” ”偏光” ”烏と声明” ”表裏の間”

五条の技で呪詞が判明したのは、上記の二つ。
呪術を極めることは、引き算を極めることとイコールであり、術式を構成・発動させるまでの呪詞・掌印などの手順をいかに省略できるかどうかで、術師の腕は決まります。
五条の場合は、あえて呪詞を唱えることで、出力を上げる目的があったと言えるでしょう。

五条の影の中から「脱兎」を召喚する宿儺

五条が魔虚羅に「赫」を放とうとする直前には、宿儺のコマが描かれているのが特徴です。
次の瞬間、五条の影からは大量の「脱兎」が出現し、魔虚羅への攻撃を防ぐこととなりました。
五条が「赫」を放つ先を自身の影に変えていることから、宿儺は十種影法術を利用して五条の影に潜り込んでいたと言えるでしょう。

五条VS宿儺・魔虚羅の状況まとめ

魔虚羅・不可侵に適応した状態でオフェンスに
宿儺・魔虚羅を破壊されないように守る
・魔虚羅が攻めやすいように隙を作る

宿儺・魔虚羅と戦いながら、宿儺が上記のスタンスを取っていると状況を整理する五条。
実際に宿儺は、「脱兎」を召喚して五条の視界を塞ぐなど、魔虚羅を守る戦い方をしています。
また、消化器を投げつけて破壊させ、中身の消火剤を煙代わりとする手段をも取ることに。

魔虚羅の法陣が回転することに

宿儺と共に五条と戦う魔虚羅は、頭上の法陣を一度回転させているのが特徴。
不可侵には適応済みのため、それ以外の技・能力に適応しようとしていると考えられます。
五条が「赫」を放った直後に回転したため、「赫」への適応を進めているのかもしれません。

穿血せんけつ」の構えを取る宿儺

五条が魔虚羅と戦う中、宿儺は「穿血」の構えを取り、そのまま五条に攻撃を当てました。
宿儺は「満象ばんしょう」を応用して「穿血」を再現したようで、五条は自分並みに器用だと思うことに。
これらの描写から、宿儺は式神を顕現させることなく能力を引き出すことが可能なようです。

魔虚羅は不可侵を消すことが可能

宿儺が放った「穿血」は、五条の右腕に直撃し、流血する事態となっているのが特徴。
無下限呪術により、接触を阻むバリアを張っているはずの五条ですが、魔虚羅によってバリアが消されているようです。
不可侵に適応した魔虚羅により、宿儺も五条に攻撃を当てられるようになったと言えるでしょう。

宿儺のスタンス・戦い方を整理する五条

宿儺はサポートに徹さずに攻撃も差し込んでくる
御厨子・十種の同時併用はできない
式神の併用は術式のリソースに余裕ができたから

宿儺・魔虚羅が相手の二対一の状況に置かれながらも、上記のように整理している五条。
魔虚羅が不可侵を消したタイミングで、宿儺が攻撃を差し込んでくることは意外だった様子。
また、領域に付与する様な外付け的な運用を除き、宿儺が御厨子・十種影法術を同時併用することは不可能なようです。

術式のリソースに余裕ができたとは?

五条は、宿儺が今更魔虚羅以外の式神を併用してきたことについて、術式のリソースに余裕ができたからと考えている様子。
魔虚羅を不可侵に適応させるため、宿儺は法陣を頭上に浮かべ、適応を肩代わりしていました。
この肩代わりでは、魔虚羅の能力を流用するためか、宿儺自身の術式のリソースを圧迫するという側面があったようです。

「赫」への適応には時間を要する?

状況を整理しつつ、反転の「赫」への適応は順転の術式と比べて時間を要すると推測する五条。
この考えに至ったのは、魔虚羅に「赫」への適応を優先させるより、間髪入れずに攻撃を続けて間を潰しに来ていることが理由のようです。
五条としては、魔虚羅に適応をされて手札を減らされるよりは、今の状況の方がありがたい様子。

五条の考えは間違っている?

パターン1時間
一度喰らった攻撃を時間をかけて読み解いて適応する
パターン2経験値
何度も同じ攻撃を喰らうことで適応する

魔虚羅の適応の仕組みについて、上記のどちらかと言及された232話
五条が「赫」への適応に時間が掛かると推測しているのは、パターン2のように”経験値”が必要と考えているからではないでしょうか?
五条の考えは間違っており、実際には前者の”時間”だった場合、魔虚羅は五条の予想以上に早く反転の「赫」に適応するかもしれません。

宿儺が召喚した嵌合獣かんごうじゅう顎吐あぎと」とは?

五条が状況を整理する中、「勘違いするなよ 二対一じゃない」と言いつつ掌印を結んだ宿儺。
次の瞬間、宿儺は嵌合獣かんごうじゅう顎吐あぎと」を召喚すると、続けて「三対一だ」と言い放つことに。
結果として、五条は宿儺・魔虚羅・顎吐の三体を相手に戦う展開となりました。

嵌合獣「顎吐」の能力についておさらい

組み合わせ拡張術式
蝦蟇不知井底
嵌合獣「顎吐」?

3巻17話にて、鵺・蝦蟇を組み合わせる拡張術式「不知井底せいていしらず」を披露した伏黒。
嵌合獣「顎吐」も同様に拡張術式と思われ、鵺・渾を組み合わせた式神となるでしょう。
作中の描写からは、嵌合獣「顎吐」は鵺の帯電能力+渾の力・速さを併せ持つと考えられます。

魔虚羅に「赫」の効きが弱いと判明

パターン1適応の効果は0→100と変化する
パターン2適応にはグラデーションがある

魔虚羅・顎吐が一直線上に並んだタイミングで「赫」を放った五条でしたが、魔虚羅への「赫」の効きが弱いと判明することに。
魔虚羅の適応は上記の二パターンが考えられるものの、後者のように法陣の回転ごとに適応の精度が上がっていく性質を持つようです。
233話の途中では、魔虚羅の法陣が回転する様子が描かれていましたが、その際に「赫」に適応して効果を弱めたのではないでしょうか?

五条が「赫」を放ったタイミングとは?

対象話状況
25巻 226話 ・五条が必中効果で切り刻まれる
・焼き切れた術式を治癒して放った
26巻 229話 ・領域内に魔虚羅が出現する
・「赫」を放つ前に領域を破壊される
26巻 232話 ・宿儺が適応を肩代わりしている最中
・宿儺の背中に「赫」が炸裂する
26巻 233話 ・五条が魔虚羅に放とうとする
・足元の影へと放つことに

「赫」の効きが弱いと察した後、魔虚羅は「赫」を一回しか喰らっていない上、それは直撃していないと胸中で整理している五条。
実際に宿儺との戦いにおいて、五条は上記のように何度か「赫」を披露しているものの、魔虚羅には直撃していないのが特徴。
魔虚羅の適応にカウントされたのは、233話で五条が影へと放った「赫」と考えられそうです。

無制限の「虚式」をキメると意気込む五条

状況を整理した五条は、魔虚羅を一撃で消すにはアレしかないと考えています。
タメが大きい上に宿儺に警戒されているものの、とはいえ他に選択肢がないため、「無制限の『虚式』をキメるしかない……!!」と思い至る五条。
反転の「赫」では効きが弱いため、隙を作り出して虚式を放つつもりだと言えるでしょう。

無制限の「虚式」の意味・効果とは?

パターン1200%を遥かに超えた威力の虚式「茈」
パターン2「茈」ではない新たな虚式の技
パターン3単に虚式「茈」そのものを指す

五条の言う無制限の「虚式」の正体とは、上記の三パターンが考えられるでしょう。
223話にて、宿儺に対していきなり200%の虚式「茈」を放った五条ですが、無制限の「虚式」はそれを遥かに超えた威力なのかもしれません。
また、「茈」の仮想の質量を無制限と言い表しているだけで、実際には虚式「茈」そのものを意味している可能性もあります。

呪術廻戦233話の展開予想

※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2023年39号発売前に掲載した233話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。

五条VS魔虚羅の戦いが始まることに?

五条が「黒閃」を宿儺の腹へと直撃させ、勝負がついたかに思われた232話
しかし、宿儺の頭上から落ちた法陣は四度目の回転を見せ、影の中から魔虚羅が出現することに。
233話以降では、不可侵に適応した魔虚羅と五条が戦う展開になる可能性が高いです。

魔虚羅の現状についておさらい

適応済み・領域展開「無量空処」
・ニュートラルな無下限呪術
・術式順転「蒼」
未適応・術式反転「赫」
・虚式「茈」

法陣が四回回転してから姿を現したため、魔虚羅は五条の不可侵に適応済みと考えられます。
この不可侵とは、五条が体を斬りつけられている様子から、五条の周囲の接触を阻むバリアを意味していると言えるでしょう。
ニュートラルな無下限呪術に適応済みのため、魔虚羅は「蒼」にも適応していると思われます。

五条は”ゾーン”に入った状態?

6巻50話では、黒閃をキメた術師は一時的に”ゾーン”に入った状態になると言及されています。
このことから、「黒閃」を放ち終えた後である五条は、魔虚羅を相手に苦戦せず無双する可能性もあると言えるでしょう。
不可侵に適応済みの魔虚羅に対し、五条が「黒閃」を連発する展開もありえそうです。

五条VS宿儺の戦いの行方とは?

パターン1五条 VS 魔虚羅
パターン2五条 VS 魔虚羅・宿儺

233話以降では、五条VS宿儺の戦いが上記の二パターンのどちらかに移行すると思われます。
五条の「黒閃」の直撃を腹に受けた結果、宿儺は口から血を流して白目を剥いている状態のため、戦い続けることは難しいのではないでしょうか?
ただし、宿儺は「無量空処」を受けた後も特に行動不能にならなかったため、すぐに戦線復帰して魔虚羅と共に五条を圧倒するかもしれません。

鹿紫雲が参戦することに?

魔虚羅が不可侵に適応している今、五条は魔虚羅を一撃で破壊しなければならない状況に置かれていると言えるでしょう。
そこに宿儺が参戦すれば、五条は一気にピンチに陥ってしまうため、現在モニター越しに観戦中のメンバーが戦いに参戦する可能性が高いです。
特に宿儺と戦うことを望んでいる鹿紫雲が登場し、宿儺に対して未だ詳細が不明な術式を使う展開に期待が持てます。

▼鹿紫雲の術式・能力考察はこちら

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