9/4(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年40号(9月18日号)に掲載されている『呪術廻戦』の234話「人外魔境新宿決戦12」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦234話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
26巻 | ||||
---|---|---|---|---|
228話 | 229話 | 230話 | 231話 | 232話 |
233話 | 234話 | 235話 | 236話 | – |
27巻 | ||||
237話 | 238話 | 239話 | 240話 | 241話 |
242話 | 243話 | 244話 | 245話 | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 乙骨憂太 | 烏鷺亨子 | 石流龍 |
鹿紫雲一 | 秤金次 | 伏黒津美紀 | 万(よろず) |
キャラ関連の考察記事 | |||
星漿体・天元の関係性まとめ | 夏油傑の生存・死亡状況 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 無下限呪術 | 無量空処 |
呪具・呪物の関連記事 | |||
五条が封印された獄門疆とは? | 天逆鉾の能力・現在地まとめ | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の内容・放送時期 | 五条過去編のストーリー解説 | ||
渋谷事変後の生死状況 | 死滅回游のルール・考察 | ||
呪術廻戦の年表・時系列 | 劇場版の最後のシーンの意味 |
呪術廻戦233話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①宿儺・魔虚羅を相手に戦う五条
- 五条が斬りつけられて動揺を見せる一同
- 傷の治りが遅くなっている様子の五条
- 反転術式の出力が確実に落ちている
- ”五条悟 敗北”の可能性が脳裏を過ぎる一同
- 12年前に戦った伏黒甚爾を想起する五条
- 敗色と同時に充足を覚えている様子
- 出力を戻すために呪詞を詠唱する五条
- 突然影の中から大量の「脱兎」が出現する
- 影に潜む宿儺に向かって「赫」を放つ五条
- 両手を合わせて「穿血」の構えを取る宿儺
- 魔虚羅と戦う五条に宿儺の攻撃が直撃する
②宿儺が嵌合獣「顎吐」を召喚する
- 二対一の状況に追い込まれる五条
- 宿儺は御厨子・十種の同時併用ができない
- 反転の「赫」への適応は時間を要する?
- 宿儺が嵌合獣「顎吐」を召喚する
- 状況は三対一へと移行することに
- 魔虚羅・顎吐が五条へ攻撃を仕掛ける
- 五条が魔虚羅・顎吐へと「赫」を放つ
- 魔虚羅への「赫」の効きが弱いと考える五条
- 適応の能力にはグラデーションがある様子
- 無制限の「虚式」をキメると意気込む五条
▼前話233話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦233話終了時のキャラ情報
233話で登場したキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
五条悟 | ・獄門疆の封印が解かれて復活を遂げる ・領域展開を使用不可となる ・魔虚羅に不可侵を適応されてしまう ・反転術式の出力が落ちている状態 ・宿儺・魔虚羅・顎吐を相手にすることに ・無制限の「虚式」をキメると意気込む |
宿儺 | ・指を飲ませて伏黒の体に受肉する ・死に際の万から何かを受け取る? ・伏黒の魂を適応に利用していたと判明 ・魔虚羅以外の式神を併用し始める ・嵌合獣「顎吐」を召喚する ・五条と三対一で戦うことに |
魔虚羅 | ・「十種影法術」の式神の一つ ・宿儺が適応を肩代わりすることに ・五条の不可侵に適応している ・「赫」が直撃するも効きが弱い様子 ・適応にはグラデーションがある? |
顎吐 | ・宿儺が召喚した嵌合獣 ・大蛇・虎葬・円鹿を継承した「鵺」 ・宿儺・魔虚羅と共に三対一で五条と戦う ・「鵺」の帯電能力を使用可能? ・魔虚羅と共に「赫」を食らうことに |
戦いを観戦中のキャラまとめ
呪術高専の生徒たち | |||
---|---|---|---|
虎杖悠仁 | 乙骨憂太 | 禪院真希 | 狗巻棘 |
パンダ | 秤金次 | 星綺羅羅 | 三輪霞 |
西宮桃 | – | – | – |
呪術高専の関係者 | |||
家入硝子 | 日下部篤也 | 猪野琢磨 | 冥冥 |
憂憂 | – | – | – |
プレイヤー・その他 | |||
来栖華 | 日車寛見 | 鹿紫雲一 | 脹相 |
五条・宿儺の戦いをモニター越しで観戦しているのは、上記の面々。
姉妹校交流会の時と同様に、「黒鳥操術」を持つ冥冥が複数のカラスを操り、その視界をモニターで映し出している様子。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー
髙羽史彦 黄櫨折 甘井凛 (麗美)
東京第二結界のプレイヤー
シャルル – – –
仙台結界のプレイヤー
烏鷺亨子 – – –
桜島結界のプレイヤー
加茂憲紀 大道鋼 三代六十四 –
東京第一結界のプレイヤー | |||
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髙羽史彦 | 黄櫨折 | 甘井凛 | (麗美) |
東京第二結界のプレイヤー | |||
シャルル | – | – | – |
仙台結界のプレイヤー | |||
烏鷺亨子 | – | – | – |
桜島結界のプレイヤー | |||
加茂憲紀 | 大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
虎杖たちと行動を共にしている髙羽は、一緒に戦いを観戦している可能性があるものの、他のキャラに関しては動向が不明となっています。
特に桜島結界の泳者には、どのタイミングで再登場するのか読めない状況と言えるでしょう。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
3位 | 225話 | 人外魔境新宿決戦③ | 2023年28号 |
6位 | 226話 | 人外魔境新宿決戦④ | 2023年29号 |
1位 | 227話 | 人外魔境新宿決戦⑤ | 2023年31号 |
7位 | 228話 | 人外魔境新宿決戦⑥ | 2023年32号 |
3位 | 229話 | 人外魔境新宿決戦⑦ | 2023年33号 |
6位 | 230話 | 人外魔境新宿決戦⑧ | 2023年35号 |
5位 | 231話 | 人外魔境新宿決戦⑨ | 2023年36・37号 |
7位 | 232話 | 人外魔境新宿決戦⑩ | 2023年38号 |
8位 | 233話 | 人外魔境新宿決戦11 | 2023年39号 |
3位 | 234話 | 人外魔境新宿決戦12 | 2023年40号 |
▼次話235話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦234話のあらすじ・ネタバレ
自分も参戦すると言い出す乙骨
モニター越しに五条・宿儺の戦いを観戦している中、「僕も出ます」と言うと、刀を持って戦場へと向かおうとする乙骨。
そんな乙骨に、鹿紫雲は「戻れ 邪魔すんな」と呪力を迸らせながら言い放ち、少なくとも次はオマエじゃないと続けます。
対抗するように呪力を纏う乙骨に対し、これに関しては鹿紫雲が正しいと言う秤は、五条が乙骨・秤より自分が弱った時にしか介入を認めなかったことに言及。
それを受けてケースバイケースだと言う乙骨は、宿儺は今領域を封じられている上、式神二体なら自分・リカで引き受けられると主張します。
続けて「出るなら私だ」と口にした真希は、乙骨に自分の役割を忘れるなと言い、乙骨がやられればいくつもの保険が消えると指摘することに。
乙骨を止める日下部・冥冥
その保険もここで宿儺に勝てば必要がなくなるため、賭けに出るべきだと主張する乙骨。
虎杖も「やってくれ 必要だろ」と乙骨に声を掛けますが、日下部からは何にも分かってない・頼むぜガキ共と言われてしまうことに。
言葉を詰まらせる乙骨・虎杖に対し、宿儺と五条では勝利条件が違うと指摘する冥冥。
五条は宿儺にさえ勝てばよく、羂索は自分達が束になればなんとかなるかもしれない一方で、宿儺は五条に勝ったとしても、その後に間を空けずに自分達と戦わなければならない状況です。
そのため、宿儺には絶対に温存している切り札があると言う秤は、自分達が出れば宿儺がその切り札を切ってくるかもしれないと補足することに。
そういう話ではないと言い放つ鹿紫雲
一連の話を受け、下手に刺激するなという意味かと問う乙骨に対し、「そうだ」と返答しつつ裏梅という化け物も控えていると言う日下部。
全てを出し切るわけにはいかない宿儺には、足手纏いなしの全力の五条を当てるという、今のこの状況が一番勝率が高いと続けます。
乙骨が黙り込む中、「今の術師ってのはこんなんばっかなのか?」と言う鹿紫雲。
そういう話ではないと一連のやり取りを否定すると、これは五条悟のための戦いであり、どうなろうと割って入るのは野暮だと口にします。
魔虚羅・顎吐を相手にする五条
場面は新宿へと戻り、魔虚羅・顎吐の二体と対峙する五条が描かれます。
顎吐・魔虚羅の攻撃を立て続けに躱し、顎吐の腹へと強烈な一撃を叩き込む五条ですが、次の瞬間、貫かれたはずの顎吐の腹は再生することに。
五条はそんな顎吐の背後へと回り込み、大蛇の尻尾を千切り取るもも、顎吐の尻尾は何事もなかったかのように再生を見せます。
その様子を目にしながら、顎吐の正体は大蛇・虎葬・円鹿を継承した「鵺」だと見抜き、肝は円鹿の再生能力だと考える五条。
顎吐は無下限に適応しているわけではないですが、魔虚羅同様に一撃で破壊することが攻略条件だと思い至ります。
影の中で魔虚羅に期待する宿儺
右腕の「退魔の剣」で地面を切りつけ、瓦礫を飛ばしてくる魔虚羅を前にして、無下限呪術の不可侵で瓦礫を防ぐ五条。
続けて、足元の影から放たれた「穿血」・魔虚羅が振り下ろした剣を立て続けに躱すと、魔虚羅の腕に足を掛けて体勢を崩させます。
転倒した魔虚羅に「穿血」を当てさせた後、五条は両手に電撃を纏わせながら近付いてきた顎吐に接近し、そのまま顔面を殴りつけることに。
「ワンパターンになってるよ」と口にしつつ、宿儺を治されても面倒なため、顎吐を最優先に破壊すると目論む五条。
一方、影の中に潜んでいた宿儺は「今はこれでいい」と思い、とにかく「茈」を発動する隙を作らせないと考えていました。
魔虚羅に右腕を斬り飛ばされる五条
戦いの火蓋を切った「茈」は、何かしらの縛りを乗せた120%以上の出力のものでしたが、目測で4km弱離れていたため、正面から受けても強化した両腕が飛ぶ程度で済んだと振り返る宿儺。
しかし、今の宿儺は五条同様に万全ではないため、この距離で「茈」が直撃すれば、100%の出力でも致命傷になると考えている様子。
そんな中、五条と戦っている魔虚羅に対し、いつまで待たせるつもりだ・自分が見たいのはそれではないと語りかけ、「もうオマエは伏黒恵ではなく俺の影だろう」と胸中で続ける宿儺。
「魅せてみろ!!」との宿儺の思いに呼応したのか、法陣が回転した後に魔虚羅が振り抜いた右腕は、五条の右腕を斬り飛ばす結果となりました。
宿儺が「良い」と口にする中、魔虚羅が宿儺のように斬撃を飛ばしたことに驚きを見せる一同。
五条が顎吐を「蒼」で破壊する
家入が「マズい!! 五条は今治癒力が落ちてる!!」と焦りの声を上げる中、魔虚羅・顎吐だけでなく影の中から現れた宿儺までもが、右腕を失った五条へと猛攻を仕掛けます。
宿儺に蹴り飛ばされた五条の先には、電撃を纏った顎吐が先回りして待ち構えていましたが、五条の不可侵によって攻撃を防がれることに。
五条は「さっきからオマエだけ釣り合ってねーんだよ」と言うと、頭上で「蒼」を発動させつつ、左腕で強烈な一撃を顎吐へと叩き込みます。
続けて、顎吐に対して出力最大の「蒼」を発動し、魔虚羅・宿儺の方へと向かわせる五条。
魔虚羅が宿儺を身を呈して守る一方で、「蒼」の対象となった顎吐はそのまま破壊されることに。
五条が反転術式で右腕を再生させる中、「これより41秒後 再び五条悟の虚式『茈』が新宿に戦跡を刻む」とのナレーションが書かれることに。
呪術廻戦234話の内容・ネタバレまとめ
本誌234話の内容・ネタバレ一覧
①戦いに参戦しようとする乙骨
- 五条・宿儺の戦いに参戦しようとする乙骨
- 乙骨に邪魔をするなと言い放つ鹿紫雲
- 鹿紫雲が正しいと乙骨を諌める秤
- 続けて五条が介入を認めた条件に言及する
- ケースバイケースだと返答する乙骨
- 乙骨は式神二体を引き受けられると主張
- 憂太がやられれば保険が消えると言う真希
- 賭けに出るべきと言う乙骨を後押しする虎杖
②乙骨・虎杖に説明をする日下部たち
- 二人に何にも分かってないと言う日下部
- 冥冥曰く宿儺・五条は勝利条件が異なる
- 五条に勝っても連戦する必要がある宿儺
- 宿儺は絶対に切り札を温存していると言う秤
- 一同が出れば宿儺は切り札を切る可能性アリ
- 裏梅という化け物も控えていると言う日下部
- 今のこの状況が一番勝率が高いとのこと
- そういう話ではないと一蹴する鹿紫雲
- 五条の戦いに割って入るのは野暮だと言う
③魔虚羅・顎吐を相手に戦う五条
- 魔虚羅・顎吐の二体と対峙する五条
- 五条に貫かれた腹を再生させる顎吐
- 正体は大蛇・虎葬・円鹿を継承した「鵺」
- 顎吐の攻略条件は一撃で破壊すること
- 瓦礫を無下限呪術の不可侵で防ぐ五条
- 影からの「穿血」・魔虚羅の攻撃を躱す
- 五条は続けて顎吐を殴り飛ばすことに
- 顎吐を最優先に破壊すると目論む五条
- 「茈」を発動させないつもりの宿儺
- 今の宿儺は五条同様に万全ではない
- 100%の「茈」でも致命傷になる様子
④右腕を失った五条が顎吐を破壊する
- 魔虚羅に「魅せてみろ!!」と思う宿儺
- 五条の右腕が斬り飛ばされてしまう
- 魔虚羅が斬撃を放ったことに驚く一同
- 宿儺が魔虚羅・顎吐と共に猛攻を仕掛ける
- 顎吐に釣り合ってないと言い放つ五条
- 五条が顎吐に出力最大の「蒼」を放つ
- 身を呈して「蒼」から宿儺を守る魔虚羅
- 顎吐が五条の「蒼」によって破壊される
- 反転術式で右腕の治療をする五条
- 41秒後に五条が虚式「茈」を放つとのこと
▼次話235話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌234話の感想・考察まとめ
参戦すると言う乙骨を止める鹿紫雲
宿儺・五条の戦いが三対一となったのを目の当たりにし、「僕も出ます」と言い、刀を持って戦場へと向かおうとする乙骨。
そんな乙骨に対し、鹿紫雲は「戻れ 邪魔すんな」と言い放ち、「少なくとも次はオマエじゃねぇ」と続けることに。
宿儺と戦うために一同に協力している鹿紫雲は、次に出るのは自分だと考えていると思われます。
乙骨を止める秤・真希の二人
キャラ名 | 発言内容 |
---|---|
秤金次 | ・これに関しては鹿紫雲が正しい ・五条は自分が乙骨・秤より弱った時にしか介入を認めなかった |
禪院真希 | ・出るなら乙骨ではなく自分 ・乙骨がやられればいくつもの保険が消えてしまう |
戦いに参戦しようとする乙骨に対し、上記の言葉を投げかけた秤・真希の二人。
12月24日の決戦の前、五条は自分が乙骨・秤より弱った時にしか、戦いへの介入を認めていなかったとのこと。
また、出るなら乙骨ではなく自分だと言う真希は、乙骨がやられれば保険が消えてしまうため、「自分の役割を忘れんなよ」と口にしました。
対する乙骨の主張とは?
秤の言葉を受け、ケースバイケースだと言う乙骨は、宿儺は今領域を封じられていると言及。
また、式神二体であれば自分・リカで引き受けられるため、絶対に役に立てると主張します。
続いて保険に言及した真希に対しては、ここで宿儺に勝てばその保険も必要なくなるため、賭けに出るべきだと言い放つことに。
五条・宿儺の勝利条件について
五条の場合 | ・宿儺にさえ勝てばいい ・羂索は一同が束になればなんとかなるかもしれない |
---|---|
宿儺の場合 | ・五条に勝っても、その後に間を空けずに一同と戦わなければならない |
参戦すると主張する乙骨を「やってくれ 必要だろ」と後押しする虎杖ですが、二人は日下部から何も分かってないと言われてしまうことに。
そんな日下部に続き、宿儺・五条では勝利条件が違うと上記の内容に言及する冥冥。
宿儺は五条に勝ったとしても、その後に間を空けずに虎杖たち一同と戦わなければならないため、絶対に温存している切り札があるとのこと。
宿儺が温存している切り札とは?
- 「■」「開」
- 万が遺したと思われるモノ
一同が参戦すれば、宿儺が温存している切り札を切ってくるかもしれないと口にした秤。
その切り札の内容としては、現状上記の二つが挙げられるでしょう。
また、宿儺が伏黒に受肉してまで十種影法術を狙った理由も、切り札の一つなのかもしれません。
現状が一番勝率が高いと言う日下部
一連のやり取りを受けて「下手に刺激するなってことですか?」と問い掛ける乙骨に対し、「そうだ」と答える日下部。
全てを出し切るわけにはいかない宿儺に、足手纏いなしの全力の五条を当てるという、今のこの状況が一番勝率が高いと続けます。
一方、足手纏い扱いをされた乙骨は、「………」と黙り込むことに。
裏梅の現状は生存?死亡?
乙骨に返答した際の日下部は、「裏梅とかいう化け物も控えてるしな」と口にしているのが特徴。
ただし、宿儺と共に新宿にいた裏梅は、223話以降一度も登場していない状態です。
日下部の言う通り、参戦せずに控えているとも考えられますが、五条が戦闘開始時に放った虚式「茈」に巻き込まれ、既に死亡している可能性もあると言えるでしょう。
一同のやり取りを聞いた鹿紫雲の反応
五条・宿儺の戦いに介入するかどうかを話し合う一同の一方で、「今の術師ってのはこんなんばっかなのか?」と言う鹿紫雲。
そういう話ではないと口にすると、「これは五条悟のための戦いだ どうなろうと割って入るのは野暮ってもんだ」と続けることに。
宿儺と戦うため、羂索の話に乗って死滅回游に参加することとなった経緯通り、戦闘狂の鹿紫雲は戦いに対する美学を持っていると捉えられます。
嵌合獣「顎吐」の正体とは?
名前 | 継承元 | 継承した式神 | ||
---|---|---|---|---|
「渾」 | 玉犬(黒) | 玉犬(白) | ||
嵌合獣 顎吐 | 鵺 | 大蛇 | 虎葬 | 円鹿 |
十種影法術の式神は、完全に破壊された場合、二度と顕現することはできない性質を持ちます。
しかし、破壊された式神の遺した術式・力は、伏黒の玉犬「渾」のように、他の式神へと引き継がれることに。
宿儺が召喚した嵌合獣「顎吐」は、「鵺」が大蛇・虎葬・円鹿を継承した式神とのこと。
顎吐が持つ能力のおさらい
- 「鵺」のように電撃を纏うことが可能
- 「円鹿」の再生能力を持つ
嵌合獣「顎吐」は、鵺・大蛇・虎葬・円鹿の四体の式神の術式を引き継いでいる様子。
尻尾が大蛇となっているほか、鵺のように電撃を纏うことが可能となっています。
また、「円鹿」の再生能力をも持つため、無下限に適応しているわけではないものの、魔虚羅同様に一撃で破壊することが攻略条件となることに。
十種影法術の全ての式神が判明
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|
玉犬 | 蝦蟇 | 大蛇 | 鵺 | 満象 |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
脱兎 | 円鹿 | 貫牛 | 虎葬 | 魔虚羅 |
影を媒体として十種の式神を操る「十種影法術」は、234話で全ての式神の名前が判明しました。
虎葬がどのような式神なのかは不明ですが、鵺の「渾」に継承されたことから、大蛇・円鹿と同様に既に完全に破壊されているようです。
また、禪院家と同じ御三家の五条には、十種の式神の情報が全て漏れていたと言えるでしょう。
「顎吐」を最優先に破壊すると目論む五条
魔虚羅・顎吐を同時に相手しつつも、「顎吐」を最優先に破壊すると目論む五条。
顎吐は、反転術式による治癒の能力を持つ「円鹿」を継承しているため、宿儺を治されては面倒だと思っている様子。
また、魔虚羅とは異なり無下限に適応していないため、不可侵・術式順転「蒼」が効くのも理由の一つと思われます。
「茈」への対策を優先する宿儺
五条に「ワンパターンになってるよ」と煽られるも、とにかく「茈」を発動する隙を作らせないことを狙っている様子の宿儺。
戦いの火蓋を切った「茈」は、何かしらの縛りを乗せた120%以上の出力のものでで、目測で4km弱離れていたこともあり、正面から受けても強化した両腕が飛ぶ程度で済んだと振り返ります。
一方、この距離で再び「茈」が決まれば、100%の出力でも致命傷になるとのこと。
宿儺も万全ではないと判明
「茈」が決まれば致命傷になると推測した宿儺は、今は自身も万全ではないと考えています。
「無量空処」を受けた宿儺は、領域を展開できないほどのダメージを脳に受けている状態です。
五条が「顎吐」に宿儺を治させないよう警戒している様子から、「円鹿」の能力を使用すれば、宿儺は領域が展開可能となるのかもしれません。
五条が魔虚羅に右腕を斬られてしまう
影の中で「茈」を警戒しつつも、魔虚羅に対して「いつまで待たせるつもりだ 俺が見たいのはそれじゃない」と胸中で呼び掛けた宿儺。
続けて「もうオマエは伏黒恵ではなく俺の影だろう」「魅せてみろ!!」と期待を見せます。
次の瞬間、魔虚羅の法陣が回転する描写が描かれ、魔虚羅が「退魔の剣」を振るった先では、五条の右腕が斬り飛ばされてしまうことに。
反転術式で右腕を治癒している様子の五条
右腕を斬り飛ばされた後、魔虚羅・顎吐から攻撃を仕掛けられている様子の五条。
しかし、五条の右腕の切断面付近には、呪力が迸るような描写がされているのが特徴です。
反転術式の出力が低下し、治癒力が落ちている状態の五条ですが、戦闘中にも反転術式で右腕を治療中と言えるでしょう。
魔虚羅は斬撃を飛ばすことも可能に
魔虚羅が「退魔の剣」を装備した右腕を振り抜いた先では、建物に斬撃の跡が残ることに。
「御厨子」の術式を持つ宿儺同様、魔虚羅は斬撃を飛ばすことが可能となったと言えるでしょう。
宿儺が伏黒の肉体に受肉したため、魔虚羅は宿儺の「御厨子」にも適応したと思われます。
宿儺が魔虚羅・顎吐と猛攻を仕掛ける
右腕を失った五条に対し、攻撃を仕掛ける魔虚羅・顎吐の二体。
すると、影の中に潜んでいた宿儺が続けて参戦し、魔虚羅が不可侵を消したタイミングで、五条へと蹴りを放つことに。
重力を無視するかのように、ビルの側面を足場として、五条は三対一での戦いを強制されている状態へと追い込まれます。
顎吐に釣り合っていないと言い放つ五条
宿儺が五条に蹴りを放つ一方で、吹き飛ばされる五条の背後へと先回りしていた顎吐。
そのまま電撃を纏った拳で攻撃するも、五条の不可侵によって直撃を防がれてしまうことに。
唖然とするような表情を見せる顎吐に対し、五条は「さっきからオマエだけ釣り合ってねーんだよ」と言い放ちます。
五条が出力最大の「蒼」を放つ
顎吐の拳を不可侵で防いだ後、頭上で「蒼」を発動させる五条。
その流れで顎吐に強烈な一撃を叩き込むと、出力最大の「蒼」を顎吐に対して放つことに。
顎吐に「蒼」を直撃させた五条は、そのまま魔虚羅・宿儺へ攻撃を仕掛けようとするも、無下限に適応した魔虚羅によって防がれてしまいます。
身を呈して宿儺を守る魔虚羅
五条が出力最大の「蒼」を放つ中、魔虚羅は身を呈して宿儺を守っているのが特徴です。
不可侵に適応した魔虚羅は、無下限を強化した順転「蒼」に関しても効かないと思われます。
一方、適応の肩代わりをしたものの、宿儺自身が五条の不可侵に適応したわけではないため、魔虚羅に守ってもらう立ち回りをすることに。
顎吐が破壊されてしまう結果に
出力最大の「蒼」が直撃し、破壊されてしまうこととなった顎吐。
「蒼」の中心部にいたためか、”引き寄せる”力を全身に受けることとなり、全身が球体になるようなダメージを食らっているのが特徴です。
また顎吐が完全に破壊されたことで、宿儺は鵺の「渾」を二度と顕現できない可能性が高いです。
新たな「渾」が生まれてしまう?
破壊された式神一覧 | ||
---|---|---|
玉犬(白) | 大蛇 | 鵺 |
円鹿 | 虎葬 | – |
顎吐が破壊されたことで、宿儺は上記の式神を二度と召喚できない状態と言えるでしょう。
一方で、鵺の「渾」の顎吐が大蛇・虎葬・円鹿を継承していたように、他の式神が鵺を継承することは可能と考えられます。
今後の展開では、上記の破壊された式神を継承した新たな「渾」が登場するかもしれません。
五条が虚式「茈」を放つと確定
234話の最後では、「これより41秒後 再び五条悟の虚式『茈』が新宿に戦跡を刻む」とのナレーションが存在しています。
魔虚羅・宿儺を相手にしながらも、五条が虚式「茈」を放つことは確定したと言えるでしょう。
宿儺・魔虚羅に直撃するかどうかは不明なものの、五条の放った「茈」がどのような結果をもたらすのかに注目です。
五条の右腕の治癒が完了する?
虚式「茈」を放つ際の五条は、右腕で掌印・ポーズを取っているのが特徴。
この特徴から察するに、虚式「茈」を放つまでの41秒の間に、五条は反転術式で右腕の再生を終えている可能性が高いと言えるでしょう。
石流曰く、反転術式使いでも無い腕を生やす芸当は困難とのことなので、五条は反転術式の精度が高いと捉えられます。
呪術廻戦234話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2023年40号発売前に掲載した234話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
五条が無制限の「虚式」を放つ?
魔虚羅に「赫」を放つも効きが弱く、魔虚羅を一撃で消すにはアレしかないと考えている五条。
タメが大きい上に宿儺に警戒されているものの、とはいえ他に選択肢がないため、「無制限の『虚式』をキメるしかない……!!」と思い至ります。
234話では、三対一の状況ながらどうにか隙を作り出し、五条が無制限の「虚式」を放つ展開となるのではないでしょうか?
無制限の「虚式」の意味・効果とは?
パターン1 | 200%を遥かに超えた威力の虚式「茈」 |
---|---|
パターン2 | 「茈」ではない新たな虚式の技 |
パターン3 | 単に虚式「茈」そのものを指す |
五条の言う無制限の「虚式」の正体とは、上記の三パターンが考えられるでしょう。
223話にて、宿儺に対していきなり200%の虚式「茈」を放った五条ですが、無制限の「虚式」はそれを遥かに超えた威力なのかもしれません。
また、「茈」の仮想の質量を無制限と言い表しているだけで、実際には虚式「茈」そのものを意味している可能性もあります。
呪力の制限解除をするつもり?
キャラ名 | 対象話/詳細 |
---|---|
乙骨憂太 | 0巻・4話 自らを生贄とした呪力の制限解除 |
冥冥 | 11巻・102話 烏に自死を強制させ、その代価として本来微弱である動物(烏)の呪力制限を消し去る |
『呪術廻戦』の作中では、上記のように呪力の制限解除をする様子が描かれています。
無制限の「虚式」とは、乙骨・冥冥のように何らかの方法で呪力の制限を解除する前提の技ではないでしょうか?
その場合、五条が自身の命・六眼などを犠牲にして、魔虚羅を倒そうとするのかもしれません。
魔虚羅が「赫」に適応することに?
「赫」の効きが弱いことから、魔虚羅の適応にはグラデーションがあると推測する五条。
実際に233話では、戦闘中に魔虚羅の法陣が一度回転する様子が描かれており、魔虚羅は一回転分だけ「赫」に適応したと考えられます。
この流れで、魔虚羅は五条の「赫」に対する適応を進めていくのかもしれません。
「赫」への適応に必要なのは”時間”?
宿儺・魔虚羅を前にした五条は、反転の「赫」への適応は順転の術式と比べて時間を要すると推測していました。
五条がこの考えに至った理由は不明ですが、魔虚羅の適応には”経験値”が必要と認識しているからではないでしょうか?
仮に五条の考えは間違っており、適応に必要なのは”時間”だった場合、魔虚羅は五条の予想以上に早く反転の「赫」に適応するかもしれません。
五条VS宿儺の戦いの状況まとめ
戦いの様子 | ||
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五条悟 | VS | 宿儺 魔虚羅 顎吐 |
232話にて、五条が放った「黒閃」が腹に直撃し、白目を剥くこととなった宿儺。
戦線離脱するかと思いきや、すぐさま戦いに復帰すると嵌合獣「顎吐」をも召喚することに。
結果として五条・宿儺の戦いは、上記のように三対一の構図になっている状況です。
鹿紫雲・乙骨などが参戦する?
魔虚羅が不可侵に適応している今、五条は魔虚羅を一撃で破壊しなければならない状況に置かれていると言えるでしょう。
しかし、「虚式」はタメがデカい上に宿儺に警戒されており、三対一の状況で隙を作り出すのは難しいため、鹿紫雲・乙骨などが戦いに参戦するのではないでしょうか?
特に宿儺と戦うことを望んでいる鹿紫雲が登場し、宿儺に対して未だ詳細が不明な術式を使う展開に期待が持てます。
伏黒恵の魂の現状とは?
① | 【対象話】24巻/212話 宿儺が伏黒の肉体に受肉する |
---|---|
② | 【対象話】24巻/216話 ・宿儺が”浴”をする ・伏黒の魂がより深くに沈む |
③ | 【対象話】25巻/219話 ・宿儺の手で万が死亡する ・伏黒の魂が更に深淵へと沈む |
④ | 【対象話】26巻/230話 伏黒の魂が五度の「無量空処」を受ける |
宿儺の裡の伏黒の魂に関しては、上記の通り。
伏黒津美紀の体に受肉した万を宿儺が殺害した結果、恵は自ら義姉を手にかけた罪悪感により、魂が深淵へと沈んでしまうことに。
その上、五条との戦いで五度の「無量空処」を肩代わりしたため、伏黒の魂は廃人になってしまった可能性があると思われます。
「無量空処」を受けた後遺症は残る?
五度の「無量空処」を受けた伏黒ですが、あくまで宿儺の裡に存在する魂の状態であり、後遺症が残るかどうかは不明と言えるでしょう。
実際に2巻11話では、生得領域内で宿儺と戦った虎杖が頭を真っ二つにされるも、何事もなかったかのように生き返る描写が存在しました。
同様に、「無量空処」を受けた伏黒の魂は、後遺症が残っていないとも考えられそうです。
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