5/20(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年25号(6月3日号)掲載の『僕のヒーローアカデミア』の423話「OFA vs AFO」の感想・考察をまとめています。
ヒロアカ423話の内容のネタバレやあらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼僕のヒーローアカデミアまとめ記事一覧
41巻 | ||||
---|---|---|---|---|
411話 | 412話 | 413話 | 414話 | 415話 |
416話 | 417話 | 418話 | 419話 | 420話 |
421話 | 422話 | – | – | – |
42巻 | ||||
423話 | 424話 | 425話 | 426話 | 427話 |
428話 | 429話 | 430話 | – | – |
キャラ関連記事 | |
---|---|
オールマイトの死亡説 | 爆豪勝己の死亡・復活説 |
葉隠透の内通者説 | 青山優雅の内通者説 |
白雲朧・黒霧の関係とは? | 荼毘の正体・目的まとめ |
劇場版第四弾の関連記事 | |
劇場版第四弾のまとめ | 映画最新作のネタバレ |
ダークマイトの能力予想 | – |
完結関連の予想記事 | |
完結までのスケジュール | 最終話までに残された伏線 |
最終回発情期は起きる? | 完結後の6大ニュース一覧 |
ヒロアカ422話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①AFOに向かって走り出すデク
- 青山がデクをAFOの元へと送り出す
- 限界を迎えたと思われる白雲(黒霧)
- ヒーローたちの攻撃は通じていない様子
- 一同に”道”を作るように呼び掛ける相澤先生
- 「全因解放」の真価を見せようとするAFO
- 放たれた光線を自身の体質で逸らす葉隠
- 八百万・上鳴が協力しレールガンを放つ
- 攻撃を防ぎつつ攻勢を強めようとするAFO
- デクが残り火でAFOの反撃を防ごうとする
- A組・B組の生徒たちがデクを守ることに
②デクを送り出すA組の生徒たち
- 障子・梅雨ちゃんの二人がデクを運ぶ
- 梅雨ちゃんを応援する家族が描かれる
- 障子に助けられた少女が声援を送る
- デクを守る切島・芦戸・ファットガム
- 切島・芦戸の応援を受けて走り出すデク
- ヒーローたちの奮戦に疑問を抱くAFO
- AFOの右目の辺りに亀裂が入る
- デクに応援の言葉を掛けるジェントルたち
- 飯田が登場して転び掛けるデクを支える
- デクの弱き強さに思い至るAFO
③AFOの元にデクが到着する
- 何かに気付いたような反応を見せるAFO
- イーサンたちの生存が判明することに
- デクを応戦するメリッサ・ロディ
- 限界を迎えつつもデクを後押しする飯田
- お茶子が「がんばれ…!」と口にする
- 日本にヒーローを向かわせろと言う大統領
- 皆の声が聞こえると胸中で思うデク
- デクを最高のヒーローと言うオールマイト
- 母・緑谷引子がデクを応援する
- デクがAFOの元に遂に辿り着くことに
▼前話422話のネタバレまとめはこちら
ヒロアカ422話終了時のキャラ情報
422話に登場した主要キャラまとめ
ヒーロー側の登場キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
緑谷出久 | ・雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒 ・ヒーロー名は「デク」 ・エリちゃんの”個性”で両腕が再生する ・OFAの残り火で戦うつもりの様子 ・ヒーローたちが作った”道”を進む ・遂にAFOの元に到着することに |
相澤消太 | ・雄英高校ヒーロー科1年A組の担任 ・「抹消」の”個性”を持つ ・ヒーロー名は「イレイザーヘッド」 ・「ワープゲート」でデクの元に現れる ・エリちゃんの角をデクに使用する ・ヒーローたちに”道”を作るよう呼び掛ける |
飯田天哉 | ・雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒 ・「エンジン」の”個性”を持つ ・ヒーロー名は「インゲニウム」 ・群訝山荘跡へと焦凍を運んだ ・黒霧の「ワープゲート」で移動してきた? ・転び掛けたデクのことを支える |
麗日お茶子 | ・雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒 ・「無重力」の”個性”を持つ ・ヒーロー名は「ウラビティ」 ・重傷を負ったためにヘリで搬送中 ・ヘリの中からデクを応援する |
ヴィラン側の登場キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
AFO | ・死柄木の身体の主導権を手にする ・「崩壊」は失われている様子 ・最終目標の世界を目指すことに ・「全因解放」によって攻勢を強める ・何かに気付いたような反応を見せる ・デクの拳を正面から受けることに |
黒霧 | ・「ワープゲート」の”個性”を持つ ・白雲の遺体がベースとなっている脳無 ・スピナーの呼びかけで意識を取り戻す ・白雲朧の意識を取り戻すことに ・各地にヒーローを転送することに ・限界を迎えてしまった様子 |
最終決戦の場にいるキャラのおさらい
1年A組の生徒 | ||
---|---|---|
緑谷出久 | 瀬呂範太 | 尾白猿夫 |
砂藤力道 | 上鳴電気 | 八百万百 |
峰田実 | 障子目蔵 | 口田甲司 |
切島鋭児郎 | 芦戸三奈 | 青山優雅 |
葉隠透 | 蛙吹梅雨 | 耳郎響香 |
轟焦凍 | 飯田天哉 | – |
1年B組の生徒 | ||
鉄哲徹鐡 | 拳藤一佳 | 塩崎茨 |
角取ポニー | 宍田獣郎太 | 黒色支配 |
吹出漫我 | 鱗飛竜 | 庄田二連撃 |
回原旋 | 泡瀬洋雪 | – |
プロヒーロー | ||
イレイザーヘッド | プレゼントマイク | セメントス |
13号 | ハウンドドッグ | ブラドキング |
スナイプ | エンデヴァー | バーニン |
ギャングオルカ | シリウス | ガンヘッド |
ファットガム | – | – |
ヒーロー・その他 | ||
ジェントル | デステゴロ | アストロ? |
士傑高校の生徒 | ||
現見ケミィ | 肉倉精児 | 毛原長昌 |
傑物学園の生徒 | ||
真堂揺 | 中瓶畳 | – |
デクを応援する人々・キャラ一覧
劇場版の登場キャラ | ||
---|---|---|
ロディ・ソウル | ロロ・ソウル | ララ・ソウル |
メリッサ | – | – |
避難所にいるキャラ | ||
緑谷引子 | エリちゃん | 洸汰くん |
Tシャツの男性 | 珠葦萌胡 | – |
ヒーロー・警察関係者 | ||
塚内直正 | 虎 | グラントリノ |
その他 | ||
見ろや君 | 宮城大角 | 暗井指数煽雄 |
フィリピンの女性 | – | – |
A組の生徒20名の現在位置まとめ
場所 | キャラ名 | ||
---|---|---|---|
最終決戦地 | 緑谷出久 | 瀬呂範太 | 尾白猿夫 |
砂藤力道 | 上鳴電気 | 八百万百 | |
峰田実 | 障子目蔵 | 口田甲司 | |
蛙吹梅雨 | 耳郎響香 | 切島鋭児郎 | |
芦戸三奈 | 青山優雅 | 葉隠透 | |
轟焦凍 | 飯田天哉 | – | |
天空の棺の手前 | 爆豪勝己 | – | – |
群訝山荘跡 | 常闇踏陰 | – | – |
緊急搬送中 | 麗日お茶子 | – | – |
僕のヒーローアカデミアの掲載順まとめ
ヒロアカの直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
9位 | 414話 | オーバーレイ | 2024年12号 |
3位 | 415話 | 拒絶 | 2024年13号 |
6位 | 416話 | こじ開けろ!緑谷出久!! | 2024年15号 |
5位 | 417話 | 志村 | 2024年16号 |
3位 | 418話 | 小さな心 | 2024年18号 |
1位 | 419話 | DESIGN | 2024年19号 |
6位 | 420話 | 相澤くんから | 2024年20号 |
5位 | 421話 | WE ARE HERE | 2024年22・23号 |
6位 | 422話 | 緑谷出久:ライジング | 2024年24号 |
3位 | 423話 | OFA vs AFO | 2024年25号 |
次号2024年26号では休載予定
5月27日(月)発売の少年ジャンプ26号では、『僕のヒーローアカデミア』は休載とのこと。
再開は少年ジャンプ27号を予定しており、二週間後の6月3日(月)に424話が掲載されます。
▼次話424話のネタバレ考察はこちら
ヒロアカ423話のあらすじ・ネタバレ
”身体”が弱っていることに気付くAFO
人々に「頑張れ」と応援される中、地面を勢いよく踏み込み、「全因解放」を行なったAFOの肉体に、強烈な一撃を叩き込むこととなったデク。
手の平から出血している様子のAFOは「何故気付けなかった」と、自身のやつれた”身体”に「超再生」が適用されない違和感に気付くことに。
デクを始め、ヒーローたちを見て「こいつらが──!! 謀ったのだ」と思うAFOは、単体ではあまりに脆弱な”敵意”がより集まって、いつしか自身を覆って感受を鈍らせていたと思い至ります。
自身の手の平から血が流れていたことを脳裏に浮かべたAFOは、与一・OFAの継承者たちを打ち込まれた時に、既に精神のみならず身体にもダメージを負っていたと察することに。
AFOが状況を整理する中、生半可な”身体”ではOFAを受け取りきれず四肢が爆散してしまう、とのオールマイトのかつての発言が記されます。
AFOが器を求めようとする
AFOの肉体に強烈な一撃を叩き込んだデクは、たった2年ではあるものの、8代目より少し上乗せされた9人分の力の結晶だと言い放つことに。
次の瞬間、デクの拳が直撃した箇所を始めとして、肉体が次々と崩れ始め、「既に”身体”も砕かれていた事に」と気付きを見せるAFO。
一方その頃、戦場のヒーローたちは、AFOの”個性”が崩れていく光景を目の当たりにし、「やったのか緑谷…!」と呟く切島が描かれます。
しかし次の瞬間、AFOは「まだだ!!」と口にし、自身の”個性”で無理矢理身体を繋ぎ止めると、「まだ何も為していない…!誰にも奪わせはしない…!!」と言い放ちました。
続けてAFOは、「僕だけが夢を為す」「誰にも…!継がぬ…紡がぬ!! 魔王は常に唯一!!」と口にすると、胸中では「そうだとも 繰り返せばいい…」「愚かな弔にそうしたように!!」と思うことに。
黒霧がデクの前に現れることに
ワン・フォー・オール無き今、目の前の緑谷でも、誰でもと思考を続けるAFOは、自分自身として”個性”を「与え」奪えばいいと思い至ります。
AFOが「器を!!!」と声を張り上げる中、デクはAFOの狙いを察したのか、「もうやめろAFO」と再び拳を構えることに。
一方その頃、「緑谷!!」とデクの名を呼ぶ相澤先生の横には、頭部が崩れる様子が描かれたはずの黒霧の姿が存在しました。
デク・AFOが対峙している光景を目にした黒霧は、「消…太 山…田…」と相澤先生・プレゼントマイクの名を呼び、「ゴメン…ナ……」と謝罪しつつ、「ワープゲート」を発動させることに。
黒霧は「行かなくては…私は──」と胸中で思うと、「死柄木弔を守らなくては」との一心で、AFOに拳を放とうとするデクの目の前に「ワープゲート」を出現させることに。
爆豪が戦場に現れて黒霧に攻撃する
黒霧がまるでAFOを庇うように、デクの目の前に現れた光景を目にして「ああ!! 畜生!!」と言うプレゼントマイクは、白雲がどこまでも手を差し伸べてしまうと涙ながらに口にします。
その黒霧は、デクの攻撃を防ぎつつ、AFOに死柄木弔を返すように要求することに。
スピナーから「死柄木たちを救けろ」と頼まれた時のことを思い返し、「お友達が待っているんです」と続ける黒霧。
そんな中、戦場には突如として爆豪が登場することとなり、黒霧に対して口から爆破を起こして攻撃する様子が描かれます。
病院に運ばれたはずの爆豪が、「爆破」で一人で来たことにプレゼントマイクが驚きを見せる中、轟の”ジャンプ台”を借りたことに言及しつつ、「俺に追い越されてンなよ出久!!」と言い放つ爆豪。
AFOを寂しがりな人間と言い放つデク
爆豪の攻撃で黒霧が消える中、「AFO…!! おまえを許しはしない」と宣言するデク。
続けて、「けれど理解できない化物だとも思わない」と口にし、「…やめろ」と言うAFOに対し、「おまえは魔王なんかじゃない」と断言します。
AFOが距離を取ろうと手を前に出して、「見るな」と拒否反応を示す中、デクは振るった拳でAFOの手を吹き飛ばしながら、「おまえはただの 寂しがりな人間だ!!」と言い放つことに。
デクの拳がAFOに迫る中、場面は精神世界へと代わり、スーツ姿のAFOは暗闇の中で光を目にすると、「与一…!?」と反応を見せます。
一方、AFOの目の前で小さな光として輝く与一は、ギリギリのラインで欠片が残るよう、デクがぶつける力を調整したと思い至りました。
与一・AFOが言葉を最後に交わす
ワン・フォー・オールを正しく完遂させる為に、わずかな残滓となった自分を、デクが残り火による”感応”で叩き起こしたと察する与一。
一方のAFOは、与一の光を手で覆って「どうでもいい!!」「消えるな!! 顔を見せろ!」と懇願するも、与一は「無理だよ 消える」と断言します。
「駄目だ 僕のモノだ!!」「僕を見ていろ!! 目を見せろ!!」と言うAFOに、与一は「兄さん 貴方を導けなかった」と返答し、これはデクが見出してくれた自分たちへの最後の救済だと口にします。
そんな与一の言葉を無視して「駄目だ!! 許可しない!!」と言い放ち、「大好きなんだ!!! おまえがいないと僕は駄目なんだ!!!」と声を荒げるAFO。
対する与一は、そうやって全てを己が為に利用してきた代償を払う時だと言い、デクが起こしたのは自分だけではないと続けることに。
デク・死柄木が内外から拳を放つ
与一の言葉に反応を見せたAFOの背後には、消滅したはずの死柄木弔を始めとして、打ち込まれたはずの継承者たちの姿がありました。
次の瞬間、場面は現実へと戻り、デクが拳を振るう一方で、AFOの内部でも死柄木・継承者たちが拳を放つ光景が広がることに。
デク・死柄木の拳が重なる様子が描かれる中、死柄木はAFOに喰われて消滅したと思ってたと振り返り、祖母の志村菜奈が自分を消えないように繋ぎ止めていたと察します。
続いて死柄木は、爆豪の攻撃を受けてボロボロの黒霧へと思いを馳せ、AFOから身体を奪い返しただけで、何も壊せやしなかったと思うことに。
AFOが消滅・デクが勝利することに
精神世界にてデクと拳を合わせ、結局自分はデクの言った通りに泣いているガキだったと言及し、「この手を壊せなかった」と話す死柄木。
一方のデクは、「…やった事を許せはしない だから戦った」と言い、悲しみが紡がれないように、止めたかった・止まってほしかったと続けます。
デクの言葉を受けて「ハッ」と笑った死柄木は、スピナーが生きていれば伝えてくれと言うと、「”死柄木弔”は最後まで壊す為に戦ったって」とデクに対して伝言を頼みました。
伝言を受けた後、目の前の死柄木に対して「もう…壊したよ」と言葉を掛けるデク。
場面は現実世界へと戻り、デク・AFOの戦いが決着を迎え、晴れ上がった空が描かれることに。
ヒロアカ423話の内容・ネタバレまとめ
本誌423話の内容・ネタバレ一覧
①AFOの”身体”が既に砕かれていたと判明
- デクがAFOに対して拳をねじ込む
- 「超再生」が適用されないことに気付くAFO
- ヒーローたちの”敵意”がより集まった
- ”敵意”がAFOの感受を鈍らせていた
- 9人分の力の結晶と口にして拳を振るうデク
- デクの攻撃を受けて身体が崩れていくAFO
- ”身体”は既に精神と共に砕かれていた
- 戦場のAFOの”個性”も崩れていくことに
- AFOは”個性”で無理矢理身体を繋ぎ止める
②黒霧・爆豪が参戦することに
- ”個性”を「与え」奪えばいいと考えるAFO
- AFOがヒーローたちを器にしようと目論む
- 「もうやめろAFO」と拳を構えるデク
- 頭が崩れたはずの白雲が再び立ち上がる
- 相澤先生・プレゼントマイクに謝る白雲
- 黒霧がデクの前に「ワープゲート」を広げる
- 死柄木弔を返すようにAFOに求める黒霧
- 戦場に爆豪が登場して黒霧を攻撃する
- 病院から「爆破」で一人で来た様子の爆豪
③与一の残滓に執着を見せるAFO
- デクがAFOを許しはしないと宣言する
- AFOをただの寂しがりな人間と言うデク
- 僅かな残滓となった与一を目にするAFO
- デクはカケラが残るように力を調整した
- 残り火による”感応”で与一を叩き起こした
- 小さな光の与一に消えないように言うAFO
- AFOに対して代償を払う時と言い放つ与一
- デクが起こしたのは与一だけではない
- 死柄木弔・継承者達がAFOの背後に現れる
④デク・AFOの戦いが決着を迎える
- 現実世界でAFOに対して拳を振るうデク
- 内部でも死柄木・継承者がAFOに拳を放つ
- 拳を合わせる様子が描かれるデク・死柄木
- 死柄木は自分が消滅したと思っていた様子
- 志村菜奈が死柄木を繋ぎ止めていたと判明
- 胸中で何も壊せやしなかったと思う死柄木
- 死柄木に止まってほしかったと言うデク
- スピナーへの伝言をデクに遺す死柄木
- デクが「もう…壊したよ」と言葉にする
- AFOが消滅・デクが勝利を迎えることに
▼次話424話のネタバレ考察はこちら
ヒロアカ本誌423話の感想・考察まとめ
勢いよくAFOへと拳を放つデク
人々に「頑張れ」と応援されている中、地面を勢いよく踏み締める様子が描かれたデク。
OFAの残り火を持つデクは、そのままAFOに向かって勢いよく飛んでいくこととなりました。
”個性”の「全因解放」によって、AFOが凄まじい状態となっている中、デクの拳はAFOの肉体に直撃する結果となりました。
AFOに「超再生」が適用されていない様子
422話にて、デクに攻撃を放とうとしたAFOは、手のひらの穴から出血していたのが特徴です。
その後にデクの拳が直撃した際、AFOの掌の穴からは出血が更に増している様子が描かれました。
これらの状況を受け、AFOは自身のやつれた”身体”に「超再生」が適用されない違和感に、「何故気付けなかった」と胸中で思うことに。
ヒーローたちの”敵意”に思い至るAFO
「超再生」が適用されないことに気付き、目の前のデク・戦場のヒーローたちを目にし、「こいつらが──!! 謀ったのだ」と思い至るAFO。
続くコマでは、ヒーローたち単体ではあまりに脆弱な”敵意”に、死柄木がデクから奪った四代目の「危機感知」が反応する様子が描かれます。
AFOは、ヒーローたちの”敵意”がより集まったことで、いつしか自身を覆って感受を鈍らせていたと気付いたようです。
「危機感知」の”個性”についておさらい
四代目継承者・四ノ森避影の”個性”。
自身に向けられた敵意などを感知すると、頭に刺すような痛みが走り知らせてくれる。
回避行動の補強に有効だが、負荷が大きいため乱用は禁物。
引用元:週刊少年ジャンプ2022年52号
ヒーローたちの脆弱な”敵意”に反応し、AFOの感受を鈍らせていたと判明した「危機感知」。
この”個性”は、410話にて死柄木弔がデクに触れた際に奪った”個性”となっています。
「危機感知」は、AFOに対する”敵意”を痛みとして知らせて感受を鈍らせ、結果的にAFOにマイナスな影響を与えたと言えるでしょう。
AFOの身体が既に砕かれていたと判明
デクの攻撃を受けたAFOは、与一・継承者を打ち込まれていた時に、精神のみならず既に”身体”も砕かれていたと察することに。
先述の通りに、死柄木から奪った”身体”に「超再生」が適用されなかったのは、既に身体が砕かれていたためと考えられるでしょう。
また、手のひらの穴からの出血の描写に関しても、「超再生」が適用されていない・身体が砕かれていたことを意味していたと捉えられます。
OFAの”譲渡”に関するおさらい
「生半可な”身体”では受け取りきれず 四肢がもげ爆散してしまうんだ!!!」
引用元:『僕のヒーローアカデミア』1巻2話
AFOが身体も既に砕かれていたと察した後には、上記のかつてのオールマイトのセリフが記されているのが特徴です。
このことから、デクは死柄木へと歴代継承者たちを打ち込んだ際に、共にOFAそのものを”譲渡”していたと捉えられるでしょう。
418話にて、志村転弧と対峙した際にデクは自分自身をぶつけており、この時にOFAの”譲渡”が行われたのかもしれません。
9人分の力の結晶と言い放つデク
地面を強く踏み込んだ後、AFOの元へ一直線に向かって行き、強烈な一撃を叩き込んだデク。
その際のデクは、「たった2年…!8代目より少し上乗せされた…」「9人分の力の結晶だ」と口にしているのが特徴です。
残り火によるデクの一撃を受け、既に身体が砕かれていたAFOは、ボロボロと身体が崩れていく様子が描かれることに。
”個性で”身体を繋ぎ止めるAFO
AFOの肉体が崩壊していく中、戦場ではAFOが生み出した”個性”も崩れていきます。
切島が「やったのか緑谷…!」と思わず口にする中、AFOは「まだだ!!」と”個性”で無理やり身体を繋ぎ止めるという行動に出ることに。
AFOは「まだ何も為していない…!誰にも奪わせはしない…!!」と言うと、続けて「僕だけが夢を為す 誰にも…!継がぬ…紡がぬ!!」「魔王は常に唯一!!」と言い放ちました。
”個性”を与え奪うと目論むAFO
”個性”で無理やり身体を繋ぎ止めた後、死柄木弔にしたことを繰り返せばいいと思うAFO。
「OFA無き今 緑谷でも…!誰でも!!」と考え、”個性”を「与え」奪えばいいと目論むことに。
死柄木に「オール・フォー・ワン」の”個性”を与えて肉体を奪ったように、AFOは本物の”個性”を与える器を欲したと言えるでしょう。
僕のヒーローアカデミア423話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年25号発売前に掲載した423話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
デクがAFOにスマッシュを叩き込む?
A組の生徒たちを始め、ヒーローたちに助けられながらも、遂にAFOの元へと辿り着いたデク。
AFOに対して右腕の拳を放つ様子が描かれており、この流れのままデク・AFOの戦いが本格的に始まると考えられそうです。
423話以降では、ワン・フォー・オールの残り火で戦うデクが、AFOに対してスマッシュを叩き込む展開が期待できるでしょう。
死柄木弔はまだ消滅していない?
ろくに動けていないにも関わらず、目の光を失っていないヒーローたちを前にして、「屍肉にしか見えぬ者共…何故死なない」と疑問を抱くAFO。
オールマイトにはなかった、デクの弱さに思い至る中、AFOの右目辺りには「ピキ」と音を立てて亀裂が入る様子が描かれることに。
この亀裂は、肉体が限界に近いことを表しているほか、消えたと思われた死柄木弔が消滅していないことを意味しているなどと考えられそうです。
デクが死柄木を救い出す展開になる?
AFOに死んだと思われている死柄木ですが、このまま出てこなくなる・本当に死亡しているとは考えにくいと言えるでしょう。
デクは志村転弧を救けたいと主張しており、”憎しみ”を壊すことはできたものの、転弧のことはまだ救けられていないと捉えられます。
そのため、デクはAFOとの戦いの最中に何らかの方法で死柄木を助け出し、最終的にはAFOを倒すという展開になるのではないでしょうか?
死柄木がOFAを引き継いだと判明する?
砕け散ったと思われる継承者 | ||
---|---|---|
初代 (死柄木与一) | 二代目 (駆藤) | 三代目 (ブルース) |
五代目 (万縄大悟郎) | 六代目 (揺蕩井煙) | 八代目 (八木俊典) |
深層意識内で”譲渡”した継承者 | ||
七代目 (志村菜奈) | 九代目 (緑谷出久) | – |
死柄木に奪われた継承者 | ||
四代目 (四ノ森避影) | – | – |
死柄木に対抗するため、ワン・フォー・オールを”譲渡”することを選択したデク。
継承者の”譲渡”の状況に関しては、上記の通りとなっており、志村菜奈・緑谷出久の場合は、死柄木の深層意識内で”譲渡”することとなりました。
また、四代目は”個性”と共に死柄木に奪われており、これらの状況から察するに、死柄木にOFAが譲渡されている可能性があると考えられます。
10番目の継承者が死柄木となる?
- 志村転弧(しむらてんこ)
- 死柄木弔(しがらきとむら)
OFAの歴代継承者は、名前に数字に関わる文字・読み方が入るという傾向が見られるのが特徴。
死柄木の場合は、上記の通りに本名・敵名のどちらに関しても、「10」を表す読み方が存在すると言えるでしょう。
死柄木弔・志村転弧という名前は、ワン・フォー・オールの10代目になることが前提のネーミングだったのではないでしょうか?
AFOが見せた驚きの反応の理由とは?
① | 志村転弧・死柄木弔の意識が復活した |
---|---|
② | ”個性”が一時的に使用不可能となった |
422話では、自分にデクが迫ってくる状況の中、AFOが「───!?」と何やら意味深な反応を示す描写が存在しているのが特徴です。
驚愕とも取れるこの反応の詳細は不明なものの、上記のような理由が考えられるでしょう。
直前には、手のひらから血が流れている様子が描かれているため、”個性”が思い通りに使用できず驚愕したとも捉えられそうです。
志村転弧の本来の”個性”が明らかに?
419話では、AFOが赤ん坊の頃の志村転弧に接触し、両親から授かったまだ見ぬ因子を抜き取ったことが明かされました。
「崩壊」はAFOから与えられたものであり、転弧には本来異なる”個性”が存在したと思われます。
転弧が本来持っていた”個性”に関しては、423話以降で判明するのではないでしょうか?
今後登場の可能性があるヒーロー一覧
天空の棺 | ||
---|---|---|
通形ミリオ | 天喰環 | 波動ねじれ |
ベストジーニスト | マンダレイ | (ミルコ) |
群訝山荘跡 | ||
心操人使 | シンリンカムイ | シシド |
国立多古場競技場に加え、デク・AFOが対峙する戦場には、継戦可能なヒーローたちが多数集められている状態です。
各戦場において、比較的重傷ではない上記の面々は、まだ参戦する可能性があると言えます。
特に雄英BIG3の面々は、最終決戦にてAFOを相手に活躍することが期待できるでしょう。
参戦する可能性が低いヒーローとは?
プロヒーロー | ||
---|---|---|
オールマイト | エッジショット | ホークス |
キドウ | オニマー | ピクシーボブ |
1年A組の生徒 | ||
爆豪勝己 | 麗日お茶子 | 常闇踏陰 |
1年B組の生徒 | ||
物間寧人 | – | – |
参戦の可能性があるキャラが存在する一方で、上記のキャラは参戦する可能性が低いでしょう。
特にオールマイト・エッジショットは限界を迎えており、ホークスの場合は、”個性”を奪われたために現在は”無個性”となっています。
また、群訝山荘跡にいる様子が描かれた常闇、重傷を負ってヘリで搬送中のお茶子なども、AFOとの戦いに参戦するとは考えにくいです。
爆豪勝己は再登場することに?
A組の20名の生徒の内、422話で登場しなかったキャラは爆豪のみとなっています。
AFO本体を消滅に追い込んだ後、体が限界を迎えたのか、その場で倒れ込む様子が描かれた爆豪。
AFOとの最終決戦に参戦するとは考えにくいものの、422話で描かれなかったのは、423話以降で参戦するからなのかもしれません。
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31巻 | ||||
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