【ヒロアカ】419話のネタバレ感想・考察まとめ|デクが両腕を失う/瀬呂・相澤先生が参戦【僕のヒーローアカデミア】

ヒロアカ419話アイキャッチ 僕のヒーローアカデミア
引用元:週刊少年ジャンプ2024年19号

4/8(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年19号(4月22日号)掲載の『僕のヒーローアカデミア』の419話「DESIGN(デザイン)」の感想・考察をまとめています。
ヒロアカ419話の内容のネタバレやあらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。

目次

▼僕のヒーローアカデミアまとめ記事一覧

41巻
411話 412話 413話 414話 415話
416話 417話 418話 419話 420話
421話 422話
42巻
423話 424話 425話 426話 427話
428話 429話 430話

▼ヒロアカの完結までのスケジュール

ヒロアカ418話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①志村転弧の前に立ちはだかるデク

  • 泣いている志村転弧の姿を見つけるデク
  • 群訝で感じたものと同じと気付くことに
  • 転弧の手の中でモンちゃんが死亡する
  • 初めて「崩壊」が発現したと気付くデク
  • デクの背後から転弧の姉・華が現れる
  • この後の出来事・ここが核心と察するデク
  • 転弧の前にデクが立ちはだかることに
  • ここで決着をつけると意気込むデク
  • デクは自分自身をぶつけると決意する
  • 転弧が泣いていることを指摘するデク

②デクが転弧に自身をぶつける

  • デクに転弧の感情がなだれ込んでいる状態
  • 自分の意志で家・家族を壊したと言う転弧
  • 手を離さないよう自分に言い聞かせるデク
  • この時点ではまだ転弧は揺れていたと判明
  • 転弧にもデクの感情が流れ込むことに
  • 自分の憎しみが壊れると気付く転弧
  • 手を掴んでもらって安心したと言うデク
  • デクの両腕が「崩壊」で崩れてしまう
  • 転弧の頭に自身の頭をぶつけるデク

③ヴィランのヒーローになると言う死柄木

  • 転弧の更なる過去へと場面が移る
  • 友だちとヒーローごっこをして遊ぶ転弧
  • オールマイト役を任され笑顔を浮かべる
  • 自分はヴィラン・悪意を持って壊すと言う転弧
  • ヴィラン連合の面々が背景に描かれることに
  • デクの前で転弧が死柄木へと姿を変えていく
  • ヴィランのヒーローにならなきゃと言う死柄木
  • 死柄木の勝利の望む人々の反応が描かれる
  • 現実世界では死柄木を覆う指が崩れていく

④死柄木の深層意識にAFOが現れる

  • 死柄木のものではない記憶が描かれる
  • 志村弧太朗に話しかける謎の人物
  • 死柄木は記憶の内容を知らない様子
  • 記憶の持ち主は転弧について弧太朗に問う
  • 転弧の”個性”は未発現と答える弧太朗
  • 記憶の持ち主の正体を疑問に思う死柄木
  • デク・死柄木の下の地面がAFOの顔となる
  • AFOの口の中に落ちて呑み込まれる死柄木
  • 両腕を失ったまま子供の姿で落下するデク
  • 死柄木が何一つ選んでいないと言うAFO

▼前話418話のネタバレまとめはこちら

【ヒロアカ】418話のネタバレ感想・考察まとめ|デク・志村転弧が対峙する【僕のヒーローアカデミア】
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ヒロアカ418話終了時のキャラ情報

418話に登場した主要キャラ一覧

キャラ名目的・状況
緑谷出久 ・雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒
・ヒーロー名は「デク」
・志村菜奈を除く継承者たちを”譲渡”する
死柄木の深層意識へと入ることに
・幼少期の姿となり転弧の凶行を止める
転弧に自分自身をぶつけることに
志村転弧 ・志村菜奈の孫/志村弧太朗の息子
ヒーローになることを望んでいた
・弧太朗に手を上げられることに
・「崩壊」の”個性”が発現する
深層意識内ではデクに止められる
・デクによって憎しみが壊されることに
死柄木弔 ・AFOから身体の主導権を取り戻す
・再生+即死持ち+強化された肉体持ち
継承者達の”譲渡”でダメージを受ける
・デクに深層意識へと入りこまれる
ヴィランのヒーローになると口にする
・突如現れたAFOに飲み込まれる
AFO ・本体は爆豪によって止められる
死柄木と合流できずに消滅してしまう
・”向こうの僕”が切札を残している様子
・死柄木の深層意識内に姿を現す
志村弧太朗と接触していた様子?
・死柄木が何一つ選んでいないと言及

A組の生徒20名の現在位置まとめ

場所キャラ名
富士山付近緑谷出久
雄英校舎の手前爆豪勝己
雄英校舎上鳴電気八百万百
群訝山荘跡麗日お茶子蛙吹梅雨耳郎響香
常闇踏陰切島鋭児郎峰田実
轟焦凍飯田天哉
蛇腔病院跡芦戸三奈
国立多古場競技場砂藤力道尾白猿夫瀬呂範太
セントラル病院前障子目蔵口田甲司
分断作戦決起点青山優雅葉隠透

僕のヒーローアカデミアの掲載順まとめ

ヒロアカの直近10話の掲載順一覧

順位話数タイトル年・号
6位 410話 さらば!オール・フォー・ワン 2024年4・5号
5位 411話 史上最悪の敵 2024年6・7号
6位 412話 史上最狂のヒーロー 2024年8号
6位 413話 鉛の塊 2024年9号
9位 414話 オーバーレイ 2024年12号
3位 415話 拒絶 2024年13号
6位 416話 こじ開けろ!緑谷出久!! 2024年15号
5位 417話 志村 2024年16号
3位 418話 小さな心 2024年18号
1位 419話 DESIGN 2024年19号

▼次話420話のネタバレ考察はこちら

【ヒロアカ】420話のネタバレ感想・考察まとめ|デクの腕が治る・ヒーローが集結【僕のヒーローアカデミア】
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ヒロアカ419話のあらすじ・ネタバレ

深層意識にAFOが姿を現す

死柄木の深層意識にて、デク・死柄木の下から突如としてAFOが現れた場面から始まる419話。
両腕が欠損しており、幼少期の頃の姿で落下するデクを目にして、「緑谷出久…!僕のOFAを…与一をよくも…」と恨み節を言うAFO。
一方で、AFOは死柄木を飲み込みながら、無意識領域の転弧の心が押し負けたおかげで、再び意識を取り戻すことができたと口にすることに。
「愚かな志村転弧」と言うAFOは、死柄木について無垢なる超自我・薄鈍の人性と永訣できぬ弱き者と言及し、「折角導いてやったというのに!」と言葉を続けます。
AFOに呑み込まれ、体がボロボロと崩れていく死柄木は、暗闇の中で「先生が何を言っているか わからない」と呆然としていました。

”意志力”について言及するAFO

「言ったろう 君は何一つ選んでなどいない」とのAFOの発言を受け、「選んだ…これは僕の選択だ…」と胸中で思う死柄木。
一方のAFOは、そう思わせなければ”意志力”は生じないと口にし、自由意志を逆向けにする事が肝要だったと明かします。
OFA継承者の五代目・六代目との二度の接触により、OFA奪還には”意志力”で上回らなければならないと確信したと言うAFO。
オールマイトに追い詰められゆく中、いつかオールマイトの”意志力”を削ぎうる魂、”憎しみ”を醸成する苗床を捜したと続けます。
一連の発言の後、志村弧太朗が「助け合えるきょうだいは必要ですよ」と話す記憶を死柄木が目にする中、AFOは長女・志村華は育ち過ぎていたと口にすることに。

AFOがこれまでの自身の行動を明かす

絶対に見つかってはいけないため、目立つ行動は取れなかったと言いつつ、「僕は後押しするだけだった」と話すAFO。
母・直が赤ん坊の転弧を抱えるコマでは、転弧の頭を撫でると見せかけ、両親から授かったまだ見ぬ因子を抜き取ったと明かします。
またAFOは、弧太朗に対しては話術で抑圧を増進させ、みっくん・ともちゃんに接触を図り、間接的に転弧にヒーローへの憧憬を与えたとのこと。
そして頃合いを見て、優しげな老人の見た目に扮したAFOは、当時5歳の転弧に「志村さんの息子さん…だね?」と話し掛けることに。
車通りが多くて危ないという理由で手を繋ぐと、転弧に”個性”を与える様子が描かれました。

死柄木が崩れていくことに

ドクターの施設にあった・・・”個性”として、治崎の「オーバーホール」の”個性”に言及するAFO。
続けてAFOは、「オーバーホール」から可逆性を取り払い、破滅にのみつき進む粗悪な複製品コピーを志村転弧に与えたと明かすことに。
真実に思い至った死柄木に対し、AFOは笑みを浮かべて「そう」と言うと、悲劇・試練・否定・肯定を始め、全てを自分が与えたと暴露します。
死柄木が崩れ去っていく様子が描かれる中、「何が”遷ろわない”だ!? 恥を知れ!」と迫るAFO。
死柄木の心を殺し消去することは、本来ワン・フォー・オール奪還後に切るカードでしたが、最早OFAは消えてしまっているため、AFOは「僕の体から消えろ」と死柄木に言い放つことに。

AFOが身体の主導権を手にする

幼少期の姿のデクがAFOの名を叫ぶ中、場面は現実へと戻り、大量の指に覆われていた死柄木が、周囲に光を放って破裂する様子が描かれます。
指が次々と地面に落ち、周囲一帯に土煙が舞う中、「………もう与一はいない」と呟くAFO。
死柄木の身体を乗っ取った様子のAFOは、「僕の中期目標は絶たれた」と口にすることに。
また、死柄木の余韻が呻き声を上げている現状を受け、AFOは自身の口元に手を生み出すと、「黙っていろ」と言い放ちます。
続けて、精神のダメージが肉体に出ていることを確認したAFOは、自身の手を目にして「崩壊」の”個性”を失ったと察することに。

デクが両腕を欠損していると判明

「崩壊」の”個性”と共に、”怒り”・”憎しみ”が消え去ったことを受け、死柄木について「死んだか」と呟くAFO。
何年もかけて必死に捜した器を喪い、更に弟の与一も喪った現状を受け、AFOは「虚しき最終目標へ移行する 則ち世界へ」と口にします。
地面に倒れていたデクは、AFOの発言を受けて立ち上がろうとするも、両腕の肘から先を欠損している様子が描かれることに。
「お互い肉体に出たな」と言うAFOの一方で、両腕から大量に出血している状態の上、呻き声を上げながらも何とか立ち上がろうとするデク。
飯田に手を掴んで貰ったことを思い出しつつ、痛みに涙を浮かべるデクは、胸中では「まだ…!! まだ───!!」と諦めていない様子を見せます。

瀬呂がAFOからデクを救う

地面にうずくまるデクへと歩を進めつつ、人は喪う事で強くなり、その物語性を確立していくと持論を展開するAFO。
「危機感知」の”個性”が反応を見せる中、AFOは「ハナから喪うものが無いガキが こうなるのも必然だな」と口にし、デクに対して腕を向けて攻撃を放とうとします。
しかし次の瞬間、その場には突如として瀬呂が登場し、AFOの腕・肉体を拘束することに。
デクが瀬呂の登場に反応を見せる一方で、デクに対する感知にかき消される程、瀬呂への「危機感知」の反応が小さいと胸中で思うAFO。
瀬呂はAFOの身体にテープを巻き付けつつ、デクに対して「助けに来たぞ!!!」と言い放ちます。

相澤先生が戦場に姿を現す

AFOがテープの拘束を解こうとする中、その場には砂藤・尾白の二人も姿を現すことに。
尾白の「尾空旋舞びくうせんぶ」、砂藤の「シュガーナックル」が直撃し、その場から吹き飛ばされていくAFO。
瀬呂に続き、尾白・砂藤が目の前に現れたことを受け、デクは三人の名前を呼んで「みんな…無事…」と口にします。
そのデクの背後からは、「緑谷 待たせてごめんな」と謝罪しつつ、黒霧の「ワープゲート」から相澤先生が姿を現す様子が描かれることに。

ヒロアカ419話の内容・ネタバレまとめ

本誌419話の内容・ネタバレ一覧

①AFOが死柄木に真相を明かす

  • 死柄木の深層意識内にAFOが登場する
  • デクに対して恨み言を口にするAFO
  • AFOによって呑み込まれる死柄木
  • 死柄木が何一つ選んでいないと言うAFO
  • OFA奪還には”意志力”で上回る必要がある
  • ”憎しみ”を醸成する苗床を捜したAFO
  • AFOは転弧から因子を抜き取っていた
  • 弧太朗の抑圧を増進させていたAFO
  • AFOが”個性”「オーバーホール」に言及する
  • 「崩壊」は粗悪な複製品コピーと明かされる
  • AFOが転弧に「崩壊」を与えたと判明

②死柄木の身体をAFOが乗っ取ることに

  • 全てをAFOに与えられたと察する死柄木
  • 死柄木が崩れ去っていく様子が描かれる
  • オール・フォー・ワンの名を叫ぶデク
  • 現実では指の塊が光を放ち破裂することに
  • 死柄木の体を乗っ取ったAFOが描かれる
  • 自身の中期目標は絶たれたと口にするAFO
  • 肉体には精神のダメージが出ている状態
  • 「崩壊」の”個性”が消え去ったと察するAFO
  • AFOは最終目標として世界に言及する
  • 立ち上がろうとするも地面にうずくまるデク
  • デクの両腕が欠損していると判明する

③瀬呂・相澤先生などが登場する

  • 両腕を失うも諦めていない様子のデク
  • デクに対して攻撃を放とうとするAFO
  • 瀬呂が登場してAFOをテープで拘束する
  • デクに向かって助けに来たと言う瀬呂
  • 尾白・砂藤がAFOに攻撃を仕掛ける
  • 三人の登場に驚いた反応を見せるデク
  • デクの背後から相澤先生が登場する
  • 黒霧の「ワープゲート」から現れる相澤先生

▼次話420話のネタバレ考察はこちら

【ヒロアカ】420話のネタバレ感想・考察まとめ|デクの腕が治る・ヒーローが集結【僕のヒーローアカデミア】
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ヒロアカ本誌419話の感想・考察まとめ

OFA・与一について言及するAFO

死柄木の深層意識内に現れ、デクに対して「僕のOFAを…与一をよくも…」と恨み節を言うAFO。
デクは死柄木の精神の傷に攻撃するため、歴代継承者を”譲渡”する形でぶつけていました。
デクの中からは、与一自体も”譲渡”されて失われていますが、AFOの発言から察するに、OFA自体が既に失われていると捉えられそうです。

AFOが姿を現した経緯とは?

379話にて、死柄木に身体の主導権を取り戻され、心・身体を乗っ取ることに失敗したAFO。
しかし、志村転弧の心である無意識領域が押し負けたおかげで、AFOは再び意識を取り戻すことができたとのこと。
死柄木弔の原点オリジンにあたる、過去の記憶の志村転弧に対し、デクが自分自身をぶつけて”憎しみ”を壊したことがキッカケと言えるでしょう。

ボロボロの状態の死柄木が描かれる

深層意識内にて、デク・死柄木の真下から姿を現したAFOは、そのまま死柄木を呑み込むことに。
呑み込まれた死柄木は、体がボロボロに崩れている姿で描かれているのが特徴。
デクが”憎しみ”を壊したことで、死柄木は深層意識内にて、自分の体をイメージできていない状態と捉えられそうです。

AFOの発言を理解できていない様子の死柄木

「愚かな志村転弧」
「無垢なる超自我…薄鈍の人性と永訣できぬ弱き者!」
「折角導いてやったというのに!」

引用元:『僕のヒーローアカデミア』419話

死柄木を呑み込んだ後、AFOは上記のように死柄木のことを非難しているのが特徴です。
ボロボロの死柄木が「先生が何を言っているか わからない」と思うと、AFOは「言ったろう 君は何一つ選んでなどいない」と再度口にします。
死柄木自身は、家・家族を壊したことは自分の意志であり、自分が選択したと思っている様子。

OFAの五代目・六代目のおさらい

歴代ヒーロー名キャラ名
五代目ラリアット万縄大悟郎
六代目ガエン揺蕩井煙

419話では、OFAの歴代継承者の内、五代目・六代目のヒーロー名・本名に言及されることに。
彼らの場合、OFAを所持している状態でAFOに触れられたものの、ワン・フォー・オールを奪われずに済んだという過去の持ち主です。
305話で言及された通り、AFOはこれまでにOFA強奪に二回失敗したとのこと。

AFOが”意志力”に言及することに

自分の選択だと言う死柄木に対し、そう思わせなければ”意志力”は生じないと口にしたAFO。
五代目・六代目と歴代継承者との二度の接触において、OFA奪還には”意志力”で上回らなければならない事を確信したとのこと。
自由意志を逆向けにする事が肝要であり、AFOは死柄木の”意志力”を重要視していたようです。

OFAの原則についておさらい

ワン・フォー・オールには、所有者の意思でしか動かせないという原則が存在しています。
このOFAの原則をねじふせる為には、先述の通りに”意志力”でOFAを上回るしかないとのこと。
そのため、AFOは”意志力”でOFAを上回るため、死柄木の”憎しみ”を利用しようとしたようです。

魂・苗床を捜したと明かすAFO

オールマイトの”意志力”を削ぐ
原始の欲求である”憎しみ”を醸成する

”意志力”が必要だと確信したAFOは、オールマイトに追い詰められゆく中、オールマイトの”意志力”を削ぎうる魂を捜したとのこと。
加えて、OFAの原則をねじふせる為に、最も強き感情・原始の欲求である、”憎しみ”を醸成する苗床を捜したとAFOは続けました。
志村転弧が選ばれたのは、志村菜奈・オールマイトの繋がりを使った嫌がらせであり、上記の二点を満たしているためと言えるでしょう。

死柄木が弧太朗の記憶を目にする

「それは迷うことはないでしょう」
「この時世 ヒーローは本当に助けてほしい時に助けてくれませんから」
「助け合えるきょうだいは必要ですよ」

引用元:『僕のヒーローアカデミア』419話

AFOが話を続ける中、死柄木は父・志村弧太朗がAFOと話す記憶を目にすることに。
記憶の中の弧太朗は上記のように口にしており、一方のAFOは「長女は育ちすぎていたし」と華に言及しているのが特徴です。
このことから、AFOは転弧が生まれる前から弧太朗に接触済みであり、転弧を”憎しみ”を醸成する苗床にするつもりだったと捉えられます。

AFOが転弧に対して行ったこととは?

赤子の頃の転弧から因子を抜き取る
弧太朗の抑圧を増進させる
間接的に転弧にヒーローへの憧憬を与える
転弧に「崩壊」の”個性”を与える

絶対に見つかってはいけないため、目立つ行動は取れなかったと言いつつも、上記のようなアクションを取ったと明かすAFO。
転弧のみに接触するのではなく、父・弧太朗を始めとして、ともちゃん・みっくんなどにも接触をしていたようです。

転弧は元々”個性”を持っていた様子

赤子の頃の転弧に接触したAFOは、頭を撫でると見せかけ、転弧からは両親から授かったまだ見ぬ因子を抜き取ったとのこと。
「崩壊」はAFOから与えられたものであり、転弧には本来異なる”個性”が存在したと思われます。
転弧の元々の”個性”に関しては、今後の展開で明かされるのかもしれません。

弧太朗・AFOの関係性について

419話では、転弧が生まれる前からAFOが弧太朗に接触していた上、弧太朗の抑圧を増進させていたことが明らかとなりました。
その弧太朗は、家では「ヒーローの話をしてはいけない」というルールを決めていたのが特徴。
AFOは話術により、間接的に転弧に対する抑圧を増進させていた上、弧太朗のヒーローへの嫌悪をも悪化させていたと言えるでしょう。

AFOが転弧に「崩壊」を与えたと判明

該当話出来事
24巻235話何者かに家に送り届けられる
41巻 415話 転弧が何者かと手を繋いでいる

上記のように、転弧は何者かと接触している場面が存在していましたが、その正体は老人に扮していたAFOだと明かされることに。
転弧の周辺に接触していたAFOは、頃合いを見て転弧を志村家へと送り届けていたようです。
その際、転弧と手を繋いだAFOは、密かに「崩壊」の”個性”を与えていたとのこと。

オーバーホール・崩壊の関係性とは?

”個性”名特徴
オーバーホール・知崎廻が所持していた”個性”
崩壊・オーバーホールの粗悪な複製品
・可逆性が取り払われている

とある施設で育った過去を持つ知崎ですが、その施設とはドクター(殻木球大・氏子達磨)が運営していたものと明かされました。
AFO・ドクターは、知崎の「オーバーホール」の”個性”から可逆性を取り払い、破滅にのみつき進む粗悪な複製品コピーを作り出したとのこと。
志村転弧に与えられた「崩壊」とは、「オーバーホール」の効果の内、対象物を分解するという性質のみを残した”個性”と言えるでしょう。

痒みの正体は”個性”を貰った副作用?

キャラ名副作用
青山優雅・サポートアイテムのベルトが必要
・1秒以上照射するとお腹が痛くなる

AFOから”個性”を与えられた青山は、サポートアイテムのベルトを巻いていないと、ネビルレーザーが漏れてしまうとのこと。
身体・”個性”が合っておらず、副作用が存在するのも特徴となっています。
志村転弧の場合も、青山同様に”個性”を与えられたと判明したため、痒みの原因は”個性”・体質が合っていないことなのかもしれません。

死柄木が崩れていく様子が描かれる

AFOの一連の発言を受け、「崩壊」が与えられた”個性”だったと知り、呼吸を荒げながら首を掻く様子が描かれた死柄木。
口元に笑みを浮かべるAFOは、悲劇・試練・否定・肯定も全て自分が与えたと明かすことに。
背景にこれまでの記憶・人々の顔のコマが描かれる中、死柄木は崩れていく結果となりました。

AFOが死柄木の心を消去する

「弔の様子からして ”向こうの僕”はあの切札を切る事なくやられたに違いない」

引用元:『僕のヒーローアカデミア』40巻410話

赤ん坊の姿にまで”巻き戻し”が進行したAFOは、胸中で上記のように考えていたのが特徴。
この切札カードとは、「崩壊」の”個性”を与えたことを始め、自分のこれまでの行動を明かし、死柄木の心を殺し消去することだったと言えるでしょう。
本来はOFA奪還後に切るカードだったようですが、最早OFAは失われてしまったため、AFOはこのタイミングでカードを切ったと捉えられます。

死柄木・AFOのセリフの繋がりについて

該当話死柄木の発言
38巻 379話 「俺の心は奴等のように 遷ろいはしない」

崩れていく死柄木に対し、「何が”遷ろわない”だ!? 恥を知れ!」と言い放ったAFO。
かつての死柄木は、AFOから身体の主導権を取り戻そうとしながら、ナガン・ジェントルの二人の参戦を受け、上記の発言をしていました。
AFOのセリフは、上記の死柄木の発言を受けてのものであり、デクに心を動かされたことを非難したセリフと言えるでしょう。

AFOが死柄木の体を乗っ取ることに

AFOが「僕の身体から消えろ」と死柄木に言い放つ中、幼少期の姿のデクは両腕が欠損した状態で、光に向かって落ちていく様子が描かれます。
次の瞬間、場面は現実世界へと戻り、死柄木を覆い尽くしていた指の塊は、突如として周囲に光を放ちつつ爆発することに。
土煙が舞う中、地上には死柄木の身体を乗っ取ったAFOの姿が存在していました。

死柄木の余韻を黙らせるAFO

AFOが言葉を発する中、セリフの背景には呻き声のような文字が記されているのが特徴です。
この死柄木の呻き声を受け、AFOは「余韻か」と口にすると、口元に手を生み出していくことに。
手を生み出した方法が、”個性”かどうか詳細は不明なものの、手で口を塞いだAFOは「黙っていろ」と言い放ちました。

AFOの中期目標のおさらい

目標目標の内容
中期目標ワン・フォー・オールを手中に収めること

土煙の中から現れ、「………もう与一はいない」「僕の中期目標は絶たれた」と口にしたAFO。
上記のように、AFOの中期目標はOFAを手中に収めることだと329話で言及されていました。
「もう与一はいない」との発言からも、AFOはデクが”譲渡”をしたことで、ワン・フォー・オールが既に失われていると察している様子。

死柄木の肉体の現状について

精神のダメージが肉体に出ている
「崩壊」の”個性”が失われている?

口元に手を生み出した後、自身の肉体を確認したAFOは、上記のように現状を整理しています。
死柄木の肉体からは”怒り”・”憎しみ”が消え去り、「崩壊」の”個性”も失われているようです。
「死んだか」と口にしている様子からは、死柄木の精神が死亡したと捉えられるでしょう。

最終目標・世界に言及するAFO

何年も掛けて必死に捜した器「志村転弧」を喪った上、弟の与一も喪うこととなったAFO。
地面に這いつくばるデクがオール・フォー・ワンの名を口にする中、AFOは「虚しき最終目標へ移行する」「則ち世界へ」と口にすることに。
AFOはワン・フォー・オールを入手できなかったものの、死柄木の肉体の身体の”個性”を用い、最終目標のために世界を目指すつもりの様子。

AFOの”最終目標”の内容について

該当話AFOの目的・夢
35巻 343話 「彼は世界の裁定者(魔王)になる」
40巻 407話 「おまえがそうであるように…皆が僕の為だけに存在する世界」
「僕にも夢ができた!」

AFOの”最終目標”に関して、作中では上記のように言及されているのが特徴です。
青山はAFOの本当の目的について、「彼は世界の裁定者魔王になる」と口にしたものの、AFO曰く、青山の発言は厳密には外れとのこと。
一方、AFOの過去が描かれた407話では、AFOが自身の夢について話しており、皆が自分の為だけに存在する世界を目指しているようです。

僕のヒーローアカデミア419話の展開予想

※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年19号発売前に掲載した419話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。

デクがAFOと戦うことになる?

418話の最後では、死柄木の深層意識内にてAFOが姿を現す展開となりました。
AFOから身体の主導権を取り戻したものの、死柄木の内部には、依然として”もう一人のAFO”が残っていたと言えるでしょう。
深層意識内で現れたAFOは、既に死柄木のことを飲み込んでおり、今後の展開ではデクと戦うことになると考えられそうです。

死柄木とデクが共闘する展開に?

最後のアオリ文にて、「出づるAFO!死柄木、デクは──…」と記されている418話
デク・死柄木の戦いが行われている現在では、死柄木の身体を乗っ取ろうとするAFOは、二人にとって邪魔な存在だと言えるでしょう。
419話以降では、AFOを相手にデク・死柄木が共闘する展開もありうるかもしれません。

現実世界の状況が明らかとなる?

死柄木の深層意識にて、デクが志村転弧に自分自身をぶつけた中、現実では死柄木を覆い尽くしていた指が崩れていく光景が広がっていました。
中の様子・デクの現状は不明なものの、419話以降では現実に場面が戻る可能性があるでしょう。
深層意識内にて、AFOが死柄木を呑み込む様子が描かれたため、現実ではAFOが肉体の主導権を取り戻しているのではないでしょうか?

デクは「超パワー」のみで戦うことに?

410話で失った継承者・”個性”
四代目四ノ森避影危機感知
414話で”譲渡”した継承者・個性
二代目駆藤変速
415話で”譲渡”した継承者・個性
六代目煙幕
417話で”譲渡”した継承者・個性
初代死柄木与一
三代目ブルース発勁
五代目万縄大悟郎黒鞭
七代目志村菜奈浮遊
八代目八木俊典

二代目の提案を受け、歴代継承者を”譲渡”する形で精神の傷にぶつけ、死柄木の精神を直接叩く戦い方を選ぶこととなったデク。
話が進むにつれ、上記の流れで継承者・”個性”を失っていき、417話では全ての継承者・”個性”を失う結果となりました。
現在のデクにはOFAワン・フォー・オールのみが残っていると思われ、「黒鞭5th」が発現する前と同様に、デクは超パワーのみを用いて戦うことになるでしょう。

OFA自体を失っている可能性も?

全ての継承者を”譲渡”したデクは、初代の与一もOFA内から消えたため、ワン・フォー・オールを失っている可能性があると言えるでしょう。
また、死柄木の原点オリジンを前にしたデクは、志村転弧に自分自身をぶつける選択肢を取りました。
デクがOFAが失っていることは十分にありうるため、場面が現実に戻って戦いが再開する場合、デクはOFAの残火だけで戦うと考えられそうです。

AFOの切札カードが明らかとなる?

410話の冒頭にて、”向こうの僕”が死柄木に呑まれたと推測していたAFO。
その際、死柄木の様子からして、”向こうの僕”はあの切札・・・・を切る事なくやられたに違いないとのAFOのモノローグが記されていました。
この描写は伏線であり、今後の展開では死柄木の中の”もう一人のAFO”が残していた、切札の正体が明かされる可能性が高いでしょう。

志村転弧の”記憶”が鍵となる?

該当話出来事
24巻235話何者かに家に送り届けられる

415話では、24巻235話の「志村転弧:オリジン」の回と同様の、何者かと手を繋ぐ志村転弧の過去の”記憶”が描かれることに。
この志村転弧と手を繋ぐ人物は、スーツ姿のAFOとそっくりであり、このタイミングで描かれたのは何らかの意図があると考えられるでしょう。
先述の通り、切札を残している様子のAFOですが、幼少期の志村転弧と接触していたことが関係しているのかもしれません。

死柄木の”個性”の真相が判明する?

パターン1志村転弧の”個性”は元々「崩壊」だった
パターン2「崩壊」の”個性”はAFOから与えられた

418話の最後では、死柄木に対して「おまえは今まで 何一つ選んでなどいないのに」と口にするAFOが描かれることに。
その直前には、弧太朗に対してAFOが転弧の”個性”について尋ねる描写が存在し、AFOが転弧の”個性”に関わっている可能性が高いでしょう。
転弧の「崩壊」の”個性”には、AFOから与えられたものという可能性が浮上したと言えそうです。

志村転弧は本来は”無個性”だった?

ヒロアカの作中では、本来4歳までに”個性”が発現するものの、志村転弧は5歳になっても”個性”が発現していなかったのが特徴です。
のちに「崩壊」の”個性”が発現したものの、AFOの記憶の中でも、弧太朗が転弧の”個性”は発現していないと答える場面が存在しています。
「崩壊」がAFOによって与えられた”個性”の場合、志村転弧はデクと同じように本来は”無個性”だったのではないでしょうか?

志村転弧の幼少期の夢について

「思い出した 全部」
「あの時僕が 言ってほしかったのは」

引用元:『僕のヒーローアカデミア』24巻234話

24巻234話にて、幼少期の頃の記憶を思い出した死柄木は、胸中で上記のように思うことに。
この「あの時僕が 言ってほしかったのは」に続く内容は不明なものの、幼少期の志村転弧はヒーローになることを夢見ていたのが特徴です。
418話以降では、死柄木が幼少期に望んでいた、周囲の大人に言って欲しかったセリフの詳細が明かされるのかもしれません。

緑谷出久が志村転弧に言葉を掛ける?

緑谷出久の場合
1巻1話「違うんだ お母さん」
「あの時僕が 言ってほしかったのは」
志村転弧の場合
24巻234話「思い出した 全部」
「あの時 僕が言ってほしかったのは」

先述の死柄木のモノローグは、上記のようにデクのモノローグと対比されていると捉えられます。
デクの場合、上記のモノローグの後に、オールマイトから「君はヒーローになれる」との言葉を掛けられることとなりました。
この対比から察するに、志村転弧の場合も同様に、デクから「君はヒーローになれる」と言われるような展開になるのではないでしょうか?

他のヒーローがデクを助けに現れる?

現在地不明
相澤消太・プレゼントマイク・黒霧
天空の棺(雄英校舎)
ベストジーニスト・通形ミリオ・物間寧人など

変速2nd」の反動で息ができない状態となり、死柄木を前にしてピンチの状況に陥っていたデク。
二代目の”譲渡”に成功して反動から解放されたものの、死柄木との戦いは命懸けであり、上記のヒーロー達が参戦する展開が考えられます。
特に相澤先生が戦場に姿を現した場合、物間が再度「抹消」をコピー・使用する流れになることが期待できそうです。

国立多古場競技場に場面が移る?

マッチアップの状況
瀬呂範太
尾白猿夫
砂藤力道
リューキュウ
13号
VS ギャシュリー

406話の冒頭で各戦場の様子が報告されるも、国立多古場競技場のみ継戦中となっていました。
国立多古場競技場は上記のような戦況と思われ、タルタロスのダツゴク「ギャシュリー」をヒーロー達が倒す展開になると思われます。
デクvs死柄木の戦いが決着を迎える前に、国立多古場競技場にスポットが当たるでしょう。

ギャシュリーの”個性”が判明する?

ギャシュリークラムのちびっ子たち

引用元:絵本ナビ

その名前から、エドワード・ゴーリーの作品「ギャシュリークラムのちびっ子たち」が元ネタと思われるギャシュリー。
実際に406話で描かれたシルエットは、絵本の表紙と似た格好となっているのが特徴です。
戦場の様子から察するに、自身の影の中から大量の人間を生み出すような”個性”を持つのではないでしょうか?

瀬呂がギャシュリーを相手に大活躍?

ジャンプGIGAにて、堀越先生は「瀬呂くんもアツい展開があります」と言及しているのが特徴。
同時に言及された障子を始め、心操・物間の活躍が描かれていることから、瀬呂が活躍することは間違いないと思われます。
未だ継戦中の国立多古場競技場にて、タルタロスのダツゴク「ギャシュリー」を倒すという大金星を瀬呂が実現するのかもしれません。

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