5/20(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年25号(6月3日号)に掲載されている『呪術廻戦』の260話「人外魔境新宿決戦32」のネタバレをまとめています。
260話にて描かれた虎杖・東堂VS宿儺の戦いの詳細を始め、東堂の「不義遊戯」改・ビブラスラップの詳細、五条悟の復活説などを考察しています。
呪術廻戦260話の内容のあらすじのほか、五条悟の復活の真偽・各キャラの生存状況などもまとめているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
29巻 | ||||
---|---|---|---|---|
255話 | 256話 | 257話 | 258話 | 259話 |
260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 | 263話 |
30巻 | ||||
264話 | 265話 | 266話 | 267話 | 268話 |
269話 | 270話 | 271話 | – | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
ミゲル | 日車寛見 | 万(よろず) | 偽夏油 |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 竈・開 | 無下限呪術 |
無量空処 | 坐殺博徒 | 真贋相愛 | – |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地予想 | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦259話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①虎杖に赤血操術を教えようとする脹相
- 脹相に対して「百斂」のコツを聞く虎杖
- 虎杖の入れ替え修行の相手は日下部・乙骨
- 赤血操術のアドバイスを求める虎杖
- 「百斂」のコツの言語化に苦戦する脹相
- 加茂憲紀が赤血操術の説明を始める
- 「百斂」は血液を圧縮する技とのこと
- 大きいものを手中に収める感覚と言う憲紀
- 憲紀の教え方が分かりやすいと言う虎杖
- 赤血操術は虎杖にとって付け焼き刃
- 憲紀の発言に悔しがる反応を見せる脹相
②宿儺が「竈(カミノ)」の炎を放つ
- 「解」「捌」を経ると発動可能な「竈」
- 「竈」の炎は速度がなく効果範囲が狭い
- 宿儺は多対一での「竈」を禁止していた
- ”縛り”によって「伏魔御廚子」の術式を拡張
- 粉塵化した物質が爆発性の呪力を帯びる
- 一時的に生物以外の出入りを禁止した宿儺
- 領域の効果範囲内の密閉に成功する
- 秤に「私達の勝ちだ」と宣言する裏梅
- 「竈」の炎が地上へと放たれることに
- 宿儺は五条戦では「竈」を封印していた
③脹相が虎杖を庇って死亡/東堂が登場する
- 血の膜で虎杖を覆い「竈」から庇った脹相
- 脹相は虎杖の目の前で炭化していく
- 精神世界にて会話する虎杖・脹相の二人
- 虎杖を独りにしてしまうことを謝る脹相
- 一番しんどい時に隣にいてくれたと言う虎杖
- 弟になってくれたことに礼を言う脹相
- 虎杖は礼を言いつつ脹相を兄貴と呼ぶ
- 脹相は命を賭して虎杖を庇ったと判明
- 虎杖の目の前に宿儺が登場することに
- 左腕に包帯を巻いた東堂が戦場に現れる
④宿儺の前に虎杖・東堂が並び立つ
- 密かに作戦を話し合っていた東堂・冥冥
- 「不義遊戯」の鼓動を感じると言う東堂
- 東堂は宿儺・虎杖の”共振”を警戒する
- 虎杖から宿儺に作戦が漏れる可能性アリ?
- 乙骨に同行し術式の調整を行っていた東堂
- 東堂にも味方の安否は分からないとのこと
- 虎杖に多分大丈夫と声を掛ける東堂
- 東堂の言葉を受け気持ちを切り替える虎杖
- 虎杖・東堂の二人が宿儺の前に並び立つ
- 現在の宿儺は術式使用が困難な状態にある
▼前話259話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦259話終了時のキャラ情報
259話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | ・「赤血操術」を使用可能と判明 ・「御廚子」を使用可能となる ・シン・陰流「簡易領域」を発動する ・脹相によって宿儺の「竈」から守られる ・宿儺を前にして共に東堂と並び立つ |
脹相 | ・呪胎九相図の一番が受肉した姿 ・虎杖悠仁と血が繋がっている ・必中効果を「簡易領域」で耐えた? ・宿儺の「竈」から虎杖を守る ・虎杖を庇って死亡してしまう |
秤金次 | ・呪術高専東京校の3年生(停学中) ・失った左腕が再生している ・領域展開を発動し裏梅と戦い始める ・右肩辺りを凍らされている状態 ・引き続き裏梅と一対一で戦闘中 |
東堂葵 | ・呪術高専京都校の3年生 ・渋谷事変にて左腕を失う ・「不義遊戯」が引き続き使用可能な様子 ・冥冥と密かに作戦を立てていたと判明 ・戦場に現れて虎杖と並び立つことに |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・超重複同化の発動権を手にする ・再び領域「伏魔御廚子」を展開する ・「竈」「開」を発動することに ・虎杖・東堂の前に立ちはだかる ・領域展開後で術式使用が困難な状態 |
裏梅 | ・千年前から宿儺の側近を務める ・「氷凝呪法」の術式を持つ ・秤と一対一で戦うことに ・宿儺がまだ本気を出していないと発言 ・秤に「私達の勝ちだ」と言い放つ |
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | ||
---|---|---|
狗巻棘 | パンダ | – |
呪術高専の関係者 | ||
家入硝子 | – | – |
プレイヤー・その他 | ||
来栖華 | – | – |
新宿決戦が開始してから、未だに参戦していないキャラは上記の面々となっています。
鹿紫雲の死亡後は虎杖・日車の二人が登場し、冥冥などもサポートをしている上、日下部・猪野・脹相・真希も続々と参戦することに。
また258話では、「簡易領域」を使用可能な三輪が戦場に姿を現し、真希を必中効果の斬撃から守る様子が描かれました。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
---|---|---|
甘井凛 | (麗美) | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
6位 | 251話 | 人外魔境新宿決戦23 | 2024年12号 |
6位 | 252話 | 人外魔境新宿決戦24 | 2024年14号 |
1位 | 253話 | 人外魔境新宿決戦25 | 2024年15号 |
3位 | 254話 | 人外魔境新宿決戦26 | 2024年17号 |
6位 | 255話 | 人外魔境新宿決戦27 | 2024年18号 |
3位 | 256話 | 人外魔境新宿決戦28 | 2024年19号 |
6位 | 257話 | 人外魔境新宿決戦29 | 2024年21号 |
3位 | 258話 | 人外魔境新宿決戦30 | 2024年22・23号 |
12位 | 259話 | 人外魔境新宿決戦31 | 2024年24号 |
9位 | 260話 | 人外魔境新宿決戦32 | 2024年25号 |
▼次話261話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦260話のあらすじ・ネタバレ
東堂の失った左手が明らかとなる
宿儺の前に虎杖と並び立つ中、東堂が包帯を取った左腕の先には、楽器のビブラスラップが取り付けられていました。
虎杖・宿儺が「あれは……!!」と反応を見せる中、東堂はビブラスラップの重りを叩き、術式「不義遊戯」を発動させることに。
東堂は失った左手をビブラスラップに置き換え、「不義遊戯」の発動条件を拍手から金属片・木箱の衝突に変更したとのこと。
これにより、東堂の「不義遊戯」では1秒間に約50回の入れ替えが可能となり、虎杖・東堂・宿儺の三人は、ルーレットのように入れ替わり続ける事態が発生します。
宿儺に攻撃を叩き込む虎杖・東堂
ビブラスラップが鳴り終わると同時に、虎杖・宿儺の二人が拳を構えて対峙する中、再び左腕のビブラスラップを鳴らす東堂。
次の瞬間に「不義遊戯」が発動し、虎杖に拳を脇腹に叩き込まれた上、東堂に蹴りを顔面に入れられたため、宿儺は思わず舌打ちをすることに。
ビブラスラップの衝突回数に対し、入れ替え回数を絞る”縛り”を自らに科すことで、術式対象の複数選択・効果範囲を広げることに成功した東堂。
御所湖結界において、乙骨の補助にて術式の調整を終えた東堂は、「伏魔御廚子」の外から領域内の味方の術師を脱出させ爆心から遠ざけるという使命を全うしました。
東堂を警戒している様子の宿儺
虎杖・東堂に前後を挟まれる中、術師の中で東堂が一番自己中心的で崩しづらいと思う宿儺。
続けて、「正直一番出てきて欲しくないタイミングで出てきたな」と考えつつ、戦場を移して東堂・虎杖から距離を取ることに。
そんな中、東堂は空中に飛び上がると同時に「不義遊戯」を発動して位置を入れ替え、空中で身動きの取れない宿儺へと攻撃を仕掛けます。
しかし東堂の蹴りは、空中を跳んで移動した宿儺に躱されるという結果となりました。
「空中で跳んだな」と胸中で思う東堂は、仕組みは分からないものの、そういうことができるということだけ分かればいいと切り替えることに。
虎杖の攻撃をサポートする東堂
宿儺・東堂の二人が対峙する中、呪力を込めた石を宿儺へと向かって投げる虎杖。
次の瞬間、東堂が「不義遊戯」を発動したことで虎杖・石が入れ替わり、宿儺の目の前に現れた虎杖は強烈な蹴りを放つことに。
倒れ込んだ宿儺に対し、拳を放ち続ける虎杖でしたが、一方の宿儺は虎杖の顔を掴むと、そのまま投げ飛ばそうとする様子が描かれます。
しかし、再び東堂が「不義遊戯」を発動したため、再び仕切り直しとなる虎杖・宿儺の二人。
東堂は状況を見て術式を適宜発動すると、虎杖・宿儺の位置を入れ替え、虎杖の攻撃が宿儺に当たるようにサポートをすることに。
入れ替えのタイミングを読む宿儺
東堂の術式による位置の入れ替えを受け、一度のタップに対する入れ替え回数の最大値・最小値について思考する宿儺。
続けて、入れ替え回数の最大値・最小値を好きに調整できるとなると、「不義遊戯」に慣れるのは実質不可能だと思うことに。
ただし、宿儺は「一度だけ確実に入れ替えを読めるタイミングがある」と思い至り、笑みを浮かべる様子が描かれます。
東堂がビブラスラップの音を止める中、宿儺を正面から殴り飛ばす虎杖。
一方の宿儺は、虎杖の集中が上がりきったまさに今・このタイミングにおいて、東堂がタップしても入れ替えないフェイントを行うと確信します。
虎杖が宿儺に「黒閃」を叩き込む
拳を構える虎杖を前にして、宿儺が「殴る」と決意を固めた次の瞬間、砂煙の中からは冥冥の烏が現れる様子が描かれます。
烏の存在に気付くと同時に、冥冥の烏・虎杖の位置替えに思い至り、「読み違えた!!」と思う宿儺。
「不義遊戯」により、烏のいる位置に虎杖が現れると考えた宿儺が、振り向き様に蹴りを放つ中、ビブラスラップをタップする東堂。
しかし、虎杖・烏の位置替えは起こっておらず、烏に蹴りを放った宿儺は「入れ替わっていない!!」と驚きを見せます。
東堂が「裏の裏の裏さ」と口にした次の瞬間、虎杖が宿儺へと「黒閃」を叩き込むことに。
宿儺が五条の亡霊を目にすることに
「黒閃」の一撃に続き、「釈魂刀」で貫かれた宿儺の胸の傷へと爪を突き立てる虎杖。
宿儺が思わず血を吐き出す中、虎杖は呻き声を上げつつ宿儺の心臓を狙う様子を見せます。
一方の宿儺は、心臓を狙われている状況ながらも、片腕で掌印を結ぶ姿が描かれることに。
呪力効率の高い宿儺ならば、乙骨と同程度まで萎んだ呪力でも、焼き切れた術式さえ復活すれば何度でも領域は展開できるとのこと。
「領域展開」と口にする宿儺ですが、何かに気付いたかのように横へと視線を向け、手ずから葬ったはずの最強「五条悟」の亡霊を目にしました。
呪術廻戦260話の内容・ネタバレまとめ
本誌260話の内容・ネタバレ一覧
①東堂の左腕・術式の現状が明らかに
- 東堂の左腕にはビブラスラップが存在した
- 「不義遊戯」の発動条件を変更する東堂
- 1秒間に約50回の入れ替えが可能となる
- ルーレットのように入れ替わる虎杖たち
- 虎杖・東堂が宿儺に攻撃を叩き込む
- 入れ替え回数を絞る”縛り”を科した東堂
- 術式対象の複数選択・効果範囲の拡張に成功
- 東堂は乙骨の補助で術式の調整を終えた
- 領域内の術師の脱出にも貢献した東堂
②術式で虎杖をサポートする東堂
- 東堂が自己中心的・崩しづらいと思う宿儺
- 空中にいる状況で宿儺と位置替えを行う東堂
- 宿儺が空中で跳んで避ける様子が描かれる
- 呪力を込めた石を宿儺に向かって投げる虎杖
- 東堂が「不義遊戯」で虎杖・石を入れ替える
- 宿儺を蹴り飛ばし拳を畳み掛ける虎杖
- 術式の位置替えで虎杖をサポートする東堂
- 位置替えに慣れるのは実質不可能と思う宿儺
- 宿儺は確実に入れ替えを読める瞬間を狙う
- 入れ替えないフェイントを予想する宿儺
③宿儺が五条の亡霊を目にすることに
- 宿儺の背後に冥冥の烏が現れる
- 虎杖・烏の位置替えに思い至る宿儺
- 宿儺は背後の烏の位置へと蹴りを放つ
- 東堂は虎杖・烏の位置替えを行わなかった
- 宿儺に対し「裏の裏の裏さ」と口にする東堂
- 虎杖が宿儺へと「黒閃」を叩き込む
- 宿儺の胸元の傷に爪を立てる虎杖
- 虎杖は宿儺の心臓を狙うことに?
- 宿儺が掌印を結んで「領域展開」と唱える
- 術式が復活し領域が展開可能となった宿儺
- 最強「五条悟」の亡霊を目にする宿儺
▼次話261話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌260話の感想・考察まとめ
東堂の失った左手の現状が明らかに
渋谷事変にて、真人の0.2秒の領域展開を受け、左腕を自ら切り落とす選択を取った東堂。
しかし259話では、失った左腕に包帯を巻いた状態で戦場に姿を現し、虎杖と共に宿儺の前に並び立つこととなりました。
包帯を取った左腕には、打楽器のビブラスラップが装着されており、東堂は術式「不義遊戯」改を使用可能と判明することに。
楽器「ビブラスラップ」について
重りを叩くことにより、木箱の中にある金属片を内部で振動・衝突させ、独特の音色を奏でる打楽器である。
引用元:『呪術廻戦』260話
東堂の左腕に装着されている「ビブラスラップ」とは、上記のような打楽器となっています。
時代劇や演歌のキメ場所などで使用され、ハンバーグ師匠が用いる楽器としても有名です。
術式「不義遊戯」改の能力・効果とは?
状況 | 術式の発動条件 |
---|---|
左腕を失う前 | 手を叩く・拍手 |
260話時点 | 金属片・木箱の衝突 |
東堂葵は、失った左手をビブラスラップに置き換え、「不義遊戯」の発動条件であった拍手を、金属片・木箱の衝突に変更することに。
この変更により、「不義遊戯」改では1秒間に約50回の入れ替えが可能となったとのこと。
実際に260話では、東堂がビブラスラップを鳴らした直後、虎杖・東堂・宿儺の三人がルーレットのように入れ替わり続ける光景が描かれました。
東堂が自らに科した”縛り”について
先述の通り、ビブラスラップを発動条件に変えたことで、「不義遊戯」改では1秒間に約50回もの入れ替えが可能となっています。
そのため、東堂はビブラスラップを鳴らした際の、金属片・木箱の衝突回数に対して入れ替え回数を絞るという”縛り”を自らに科したとのこと。
この”縛り”により、東堂は術式対象の複数選択・効果範囲を広げることに成功しています。
新宿決戦における東堂の活躍とは?
① | 御所湖結界にて、乙骨の補助を行う |
---|---|
② | 宿儺の領域内の術師を脱出させる |
乙骨に同行して御所湖結界に向かった東堂は、羂索を奇襲する乙骨を「不義遊戯」で補助しつ、術式の調整を終えたと明かされました。
また、宿儺が領域「伏魔御廚子」を展開した際には、外から領域内の味方の術師を脱出させ爆心から遠ざけるという使命を全うしたとのこと。
領域の中心にいた虎杖・脹相は捕捉できなかったものの、真希・三輪・猪野の三人を救うことはできたと捉えられるでしょう。
宿儺が東堂に対して警戒を見せる
虎杖と対峙するも、東堂の「不義遊戯」改による位置替えを受け、虎杖・東堂の攻撃を食らう結果となり、思わず舌打ちをする宿儺。
虎杖・東堂に挟まれた中、術師の中で東堂が一番自己中心的で崩しづらいと胸中で思うことに。
また、領域展開の直後で術式が使用困難な状態のためか、宿儺は一番出てきて欲しくないタイミングで出てきたと考えているのが特徴です。
空中で跳ぶ挙動を見せる宿儺
位置替えをされた結果、空中で身動きが取れない状態で東堂に攻撃されたかに思われた宿儺。
しかし、宿儺は空を跳んで攻撃を避ける動きを見せ、東堂でもその仕組みは分からないようです。
宿儺は256話にて、真希と戦っている最中にも空を足場に移動しており、脹相が驚愕の反応を見せることとなりました。
空を足場に移動する仕組みについて
真依の死と引き換えに呪力が完全にゼロになった結果、伏黒甚爾と同様のフィルカルギフテッドの肉体を手にすることとなった真希。
197話では、自身を取り巻く空気にも温度・密度の違いで”面”が点在すると知覚し、”面”を捉えることで空中でも自在に動き回るようになりました。
このことから、宿儺はフィジカルギフテッドの真希と同レベルの動きが可能と考えられます。
虎杖の右目は失われている状態?
宿儺・東堂が対峙する中、呪力を込めた石を宿儺に向かって投げる様子が描かれた虎杖。
その際、虎杖の右目は空洞のように描かれているのが特徴で、反転術式を使用可能なものの欠損したままと捉えられるでしょう。
257話にて、宿儺に「黒閃」を連発していた途中に、直接顔を掴まれて「捌」を食らったことで、虎杖は右目を失ってしまったようです。
東堂が虎杖をサポートすることに
① | 呪力が込められた石・虎杖を入れ替える |
---|---|
② | 虎杖を投げ飛ばそうとした際に位置替えを発動 |
③ | 位置を入れ替えて虎杖に宿儺の背後を取らせる |
虎杖が呪力を込めた石を宿儺に投げた後、すぐさま「不義遊戯」を発動して石・虎杖を入れ替えるなど、虎杖の攻撃をサポートした東堂。
その後も、上記のように虎杖が投げ飛ばされるのを防いだり、逆に宿儺の背後を取らせるといった補助をする様子が描かれました。
虎杖・東堂の二人は、花御・真人との戦いの時と同様に、言葉を交わすことなく位置替えに対応していると言えるでしょう。
宿儺が領域展開を発動しようとする
虎杖が宿儺の心臓を狙う中、宿儺は虎杖のことを見下ろしながらも、再び片腕のみで掌印を結んでいるのが特徴です。
呪力効率の高い宿儺ならば、乙骨と同程度まで萎んだ呪力でも、焼き切れた術式さえ復活すれば何度でも領域展開が可能とのこと。
258話で領域「伏魔御廚子」を展開した時のように、宿儺は掌印の変更などの即席の”縛り”を結びつつ、領域展開を発動するつもりのようです。
領域展開と唱えた人物の正体とは?
領域展開と唱えた人物の候補 | ||
---|---|---|
宿儺 | 五条悟 | 乙骨憂太 |
宿儺が掌印を結んだ直後には、<何者かが「領域展開」と唱えた吹き出しが記されることに。
単純に考えると、領域展開と唱えたのは宿儺となりますが、宿儺の視線の先には五条悟の亡霊が存在しているのが特徴です。
フォント自体も、宿儺の領域展開時と同一なため、戦場に現れた亡霊は関係ないと思われます。
宿儺が五条の亡霊を目にすることに
領域展開を発動しようとした際、土煙の中に何者かの人影を目にすることとなった宿儺。
ナレーションの「手ずから葬った 最強の亡霊を」との一文から、宿儺が目にした亡霊の正体は五条悟と考えられるでしょう。
「世界を断つ斬撃」を真正面から食らい、体が真っ二つになったはずの五条でしたが、何らかの方法で生き返ったのかもしれません。
亡霊の正体は五条悟本人?それとも別人?
肉体 | 精神 | |
---|---|---|
パターン1 | 五条悟本人 | 五条悟本人 |
パターン2 | 五条悟本人 | 五条悟ではない |
パターン3 | 五条悟ではない | 五条悟本人 |
パターン4 | 五条悟ではない | 五条悟ではない |
五条悟の亡霊の正体に関しては、上記のように四パターンに大別できると言えるでしょう。
パターン1のように五条悟が生き返ったほか、五条と何者かの肉体・精神が入れ替わっているという説も考えられます。
また「亡霊」との表現通り、宿儺が目にしたのはただの幻という可能性もありそうです。
五条悟ではない可能性について
① | 乙骨に五条の「六眼」が移植された |
---|---|
② | 「六眼」が五条以外の人物に発現した |
③ | 幻術のような術式が使用された |
④ | 五条をベースにして呪骸が作られた |
亡霊の正体が五条悟ではない場合、上記のような説などが考えられそうです。
「その”眼”は紛うことなく。」とのアオリ文からは、宿儺が目にした亡霊が「六眼」を持っていることは間違いないと思われます。
そのため、家入の手で乙骨に五条の「六眼」が移植されたほか、「六眼」が五条以外の人物に発現したなどという説が有力なのかもしれません。
呪術廻戦260話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年25号の発売前に掲載した260話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
新宿決戦の状況のおさらい
新宿決戦のマッチアップ | ||
---|---|---|
虎杖悠仁 東堂葵 (脹相) |
VS | 両面宿儺 |
宿儺が再び領域「伏魔御廚子」を展開した上、「竈」「開」を披露することとなった新宿決戦。
「竈」という宿儺の最終奥義が発動されたことで、命を賭して虎杖を庇った脹相が死亡し、戦場には虎杖だけが残る様子が描かれました。
ただし、虎杖・宿儺が対峙する場には東堂も姿を現し、宿儺の眼前に虎杖・東堂の二人が並び立つという状況へと移行することに。
領域内にいた高専術師の現状とは?
死亡したキャラ | ||
---|---|---|
脹相 | – | – |
現状不明となっているキャラ | ||
禪院真希 | 三輪霞 | 猪野琢真 |
領域「伏魔御廚子」の範囲内にいた上記の面々は、死亡した脹相以外、現在の生存・死亡状況は不明となっています。
ただし259話では、冥冥の烏・領域内の人間を、東堂の術式で入れ替えて領域外へ脱出させるという作戦が、決戦前に東堂・冥冥の二人の間で立てられていたことが判明しました。
実際の安否に関しては不明なものの、作戦通りであれば真希・三輪・猪野の三人は生きていると言えそうです。
虎杖・東堂VS宿儺の戦いが始まる?
焦土が広がる光景を目の当たりにし、自身を何があっても役割を全うする部品と言い聞かせた、覚悟の根底が揺さぶられることとなった虎杖。
しかし、戦場に現れた東堂から「多分大丈夫だ!!」と声を掛けられると、今は信じるしかないと気持ちを入れ替えることに。
260話以降では、領域展開の直後のため術式使用が困難な状態にある宿儺を相手に、虎杖・東堂が共闘する展開になるでしょう。
東堂の術式・左腕の現状とは?
渋谷事変において、真人の0.2秒の領域展開を受け、自身の左腕を切り落とす選択を取った東堂。
その後、「俺の『不義遊戯』はもう死んでいる」と口にしたものの、259話では「不義遊戯」の鼓動を感じると話しているのが特徴です。
乙骨に同行して術式の調整を行なっていたとの文言からも、東堂は左腕を失っているものの、術式「不義遊戯」は使用可能と捉えられるでしょう。
左腕には義手をつけている?
岩手県・御所湖結界に姿を現し、乙骨が羂索に奇襲をかけた際には、「カァァァン」と何やら意味深な効果音が記されていました。
この効果音の直後、乙骨の位置が入れ替わっていたため、乙骨に同行していた東堂が「不義遊戯」を使用したと考えられるでしょう。
左腕に包帯を巻いて登場した東堂ですが、左腕には義手などをつけているのかもしれません。
宿儺の下右腕は使用可能となった?
「竈」「開」と唱えた際の宿儺は、上右腕だけでなく下右腕も使用しているのが特徴です。
下右腕は乙骨に刀で斬られ、戦闘に使えない状態となっていたため、領域展開中に使用可能となったと捉えられます。
反転術式の効きが鈍かったはずの宿儺ですが、このタイミングで下右腕の治療を優先したのではないでしょうか?
259話時点の宿儺の状態のおさらい
肉体の部位 | 現状 |
---|---|
四本の腕 | ・上左腕・下左腕の両方を欠損 ・下右腕の治療は完了している? |
腹の口 | 呪詞を唱えられない様子? |
心臓 | 治りきっていない状態 |
宿儺の現在の肉体の状態は、上記の通り。
「黒閃」を決めた後、反転術式復活の契機を逃したものの、宿儺は反転術式自体は引き続き使用可能という状況でした。
効きが鈍い状態にも関わらず、下右腕の治療が完了した背景には、腕を欠損していなかったことが関係しているのかもしれません。
宿儺の”縛り”のデメリットが判明?
① | 掌印の変更 →残りの一本の腕で掌印を結ぶ |
---|---|
② | 以前と異なる脳の部位での術式・結界術の運用 →「無量空処」の影響のない部位を使用する |
「伏魔御廚子」を再現した宿儺ですが、上記の不確定要素・即席の”縛り”を含んでいるとのこと。
即席の”縛り”の詳細は不明ですが、何かしらのデメリットが存在することは間違いないでしょう。
今後の展開では、即席の”縛り”におけるデメリットが鍵を握るという可能性も考えられます。
今後参戦可能なキャラについて
新宿決戦に参戦済みのキャラ | ||
---|---|---|
冥冥 | 西宮桃 | – |
新宿決戦に未参戦のキャラ | ||
狗巻棘 | パンダ | 釘崎野薔薇 |
宿儺との激戦が行われている状況ですが、今後参戦する可能性があるキャラとしては、上記の面々などが挙げられるでしょう。
「今後刀を振るわない」という”縛り”に科されている三輪が、真希を守るために参戦したため、冥冥・西宮などの参戦も考えられます。
また、狗巻・パンダなどは未だ未登場であり、今後の展開次第では参戦するのかもしれません。
復活が考えられるキャラまとめ
宿儺に敗北した上記の面々は、再度参戦する可能性は低いものの、憂憂の空間移動の術式で回収された人物たちとなっています。
特に日車・乙骨の場合は、致命傷を負っているため復活する可能性は低いものの、このまま再登場せずに終わるとは考えにくいです。
憂憂に回収された後、何らかの方法で治療を受けた彼らは、再度宿儺と戦うために戦場に現れるのではないでしょうか?
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---|---|
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