2/5(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年10号(2月19日号)に掲載されている『呪術廻戦』の249話「人外魔境新宿決戦21」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦249話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
27巻 | ||||
---|---|---|---|---|
237話 | 238話 | 239話 | 240話 | 241話 |
242話 | 243話 | 244話 | 245話 | – |
28巻 | ||||
246話 | 247話 | 248話 | 249話 | 250話 |
251話 | 252話 | 253話 | 254話 | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
日車寛見 | 烏鷺亨子 | 石流龍 | 万(よろず) |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
偽夏油の正体・目的まとめ | 日車寛見の生存・死亡状況 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 無下限呪術 | 無量空処 |
坐殺博徒 | 真贋相愛 | – | – |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地まとめ | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦248話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①虎杖が反転術式を習得したと判明
- 「処刑人の剣」を宿儺へと振るう虎杖
- 虎杖の手の中で剣が崩壊してしまう
- 剣の効果は宿儺に発動せずに終わる
- 宿儺の「神武解」は失われたままと判明
- 虎杖の腹が全快していると気付く宿儺
- 憂憂・星綺羅羅の二人が戦場に現れる
- 二人は日車の体と共にその場から姿を消す
- 憂憂が瞬間移動の術式を持つと察する宿儺
- 五条悟の死体も憂憂たちが回収した様子
- 反転術式による他者の治癒効率は低い
- 家入の反転術式はそこまで強力ではない
- 虎杖が一月で反転術式を習得したと判明
②苛立ちについて自問自答する宿儺
- 主菜は憑霊の餓鬼(=乙骨)と考える宿儺
- 宿儺が苛立っている理由を自問自答する
- 虎杖の眼前で宿儺が呆ける様子を見せる
- 宿儺にとっての他者は死ぬまでの暇つぶし
- 自身の身の丈で生きているに過ぎない宿儺
- 理想については考えたこともなかった様子
- 今の虎杖たちの理想は「宿儺を殺す」こと
- 理想に殉ずる者に苛立っている状態の宿儺
- 宿儺は虎杖の肉体に魂を同居させていた
- 虎杖が百折不撓の理想を持つと知っている
- 理想を貫く意志の強さを不愉快と思うと判明
- 宿儺は自分が理想を嫌悪する人間だと知る
③乙骨・リカが戦場に現れる
- 虎杖たちの理想を切り刻むと宣言する宿儺
- 宿儺の頭上に十字に光輝くものが現れる
- 死滅回游に15個目の総則が追加される
- 追加総則が羂索の保険だと察する日下部
- 目の前の光輝くモノを飲み込む宿儺
- 「まずお前らを全員殺す」と言い放つ宿儺
- 天元・人類の超重複同化を実行するつもり
- 虎杖・宿儺が対峙する戦場に乙骨が登場
- 空中で乙骨・宿儺が攻撃を交わすことに
- 巨大化したリカが宿儺を押さえつける
- リカを前にして「出たな女王」と言う宿儺
▼前話248話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦248話終了時のキャラ情報
248話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | ・拳を放った際に宿儺に違和感を抱かれる ・日車から「処刑人の剣」を受け取る ・手の中で「処刑人の剣」は崩れてしまう ・斬撃を受けた腹が全快している様子 ・一月の間に反転術式を習得したと判明 |
日車寛見 | ・現代人のプレイヤーの一人 ・反転術式をも習得することに ・「処刑人の剣」を虎杖へと託す ・虎杖が剣を振るう前に死亡した様子 ・死体は憂憂たちに回収されることに |
憂憂 | ・冥冥の実の弟 ・シン・陰流「簡易領域」を使用可能 ・瞬間移動(ワープ)の術式を持つ? ・綺羅羅と共に日車の死体を回収する ・五条悟の死体も回収していた様子 |
星綺羅羅 | ・呪術高専・東京校の三年生 ・本来の性別は男 ・「星間飛行」の術式を持つ ・秤と共に高専側に協力する ・憂憂と共に日車の死体を回収した |
日下部篤也 | ・呪術高専東京校の二年担任 ・術式を持っていない ・日車と共に宿儺の斬撃を食らう ・「簡易領域」で宿儺の術式を薄めた ・羂索の保険が発動したと推測する |
乙骨憂太 | ・三ヶ月で特級術師に返り咲く ・「模倣(コピー)」の術式を持つ? ・岩手県・御所湖結界に姿を現す ・刀で羂索の首を斬り落とす ・新宿に帰還して宿儺と対峙する |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・指を飲ませて伏黒の体に受肉する ・自身の苛立ちの理由に気付く ・超重複同化の発動権を手にする ・虎杖達を全員殺すと宣言する ・乙骨・リカと対峙することに |
羂索 | ・日本人・天元の超重複同化の発動が目的 ・「超人」の術式を持つ髙羽と戦う ・乙骨に首を切り落とされてしまう ・乙骨の奇襲が成功して死亡した様子 ・死滅回游に15個目の総則を追加した? |
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | |||
---|---|---|---|
禪院真希 | 狗巻棘 | パンダ | 三輪霞 |
呪術高専の関係者 | |||
家入硝子 | – | – | – |
プレイヤー・その他 | |||
来栖華 | – | – | – |
五条・宿儺の戦いから引き続き、モニター越しに観戦を続けていると思われるのは上記の面々。
237話からは、鹿紫雲・秤金次の二人が戦場に姿を現し、宿儺・裏梅を相手に戦い始めることに。
鹿紫雲の死亡後は虎杖・日車の二人が登場し、冥冥などもサポートをしている上、245話からは日下部・猪野・脹相が参戦している状況です。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
---|---|---|
甘井凛 | (麗美) | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
虎杖たちと行動を共にしていた髙羽は、239話から岩手県・御所湖結界に参戦しており、羂索と一対一で戦う様子が描かれました。
一方、各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
1位 | 240話 | バカサバイバー!!〜生き残れ〜 | 2023年48号 |
6位 | 241話 | バカサバイバー!!〜勝ち残れ〜 | 2023年49号 |
3位 | 242話 | バカサバイバー!!〜舞い上がれ〜 | 2023年51号 |
6位 | 243話 | バカサバイバー!!〜さんざめけ〜 | 2023年52号 |
9位 | 244話 | 人外魔境新宿決戦16 | 2024年1号 |
3位 | 245話 | 人外魔境新宿決戦17 | 2024年3号 |
1位 | 246話 | 人外魔境新宿決戦18 | 2024年4・5号 |
3位 | 247話 | 人外魔境新宿決戦19 | 2024年6・7号 |
8位 | 248話 | 人外魔境新宿決戦20 | 2024年8号 |
5位 | 249話 | 人外魔境新宿決戦21 | 2024年10号 |
▼次話250話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦249話のあらすじ・ネタバレ
呪霊操術の暴走に対応する乙骨・リカ
時は少し前へと遡り、場面は岩手県・御所湖結界に戻ると、乙骨が羂索の首を斬り落とした243話の続きが描かれます。
首だけの状態の羂索が「私の意志は受け継がれる」と口にする中、羂索の首より下の肉体は「ドクンッ」と突如何やら反応を示すことに。
それに気付いた乙骨は、リカを呼び出しつつ「やはり来た」と胸中で思い、羂索の支配を失ったことによる呪霊操術の暴走が始まったと察します。
乙骨が目の前に現れた呪霊を刀で切り裂く中、森林の中から次々と飛び出していく呪霊たち。
しかし、橋を渡ろうとする呪霊の前には「リカ」が現れ、そのまま呪霊の大群に対処することに。
羂索が死滅回游に総則を追加する
乙骨が呪霊の対処をし、地面に横たわっていた髙羽の安全を確保する一方で、首だけの状態となった羂索は、変異した自身の肉体により上空へと首を持ち上げられている様子が描かれます。
コガネに15個目の総則の追加を要求し、「これくらいの保険はかけるさ」と口にした後、宿儺とは事前に継承の儀を済ませてあると明かす羂索。
続けて、「あとは基礎となる死滅回游で 同化の儀の親を書き換えれば……」と羂索が口にする中、変異した肉体の一部では天元が「ドクンッ」と反応を見せることに。
乙骨が「天元様!?」と反応を見せる中、そのまま縮み始めた天元は、乙骨の目の前でその場から飛び去っていくこととなりました。
乙骨に対して言葉を遺す羂索
天元がその場から飛び去っていく中、周囲には「カァァァン」という音が響き渡ることに。
次の瞬間、空中に浮かぶ羂索の首の前には、いつの間にか乙骨の姿があり、羂索の頭が乙骨の刀に貫かれている光景が描かれます。
頭から血を流しつつも、「千年分楽しんだとは言わないさ」「でも最後に遊ぶのが彼で良かった」と髙羽に言及する羂索。
続いて、目の前の乙骨に対して「後は君たちの番だ」と口にした羂索は、「きっと楽しいよ」との言葉を言い残すことに。
宿儺を前にして状況を整理する乙骨
時は現在へと戻り、新宿にて「リカ」と共に宿儺と対峙する乙骨が描かれます。
腕を再生させている様子から、宿儺の反転術式の出力が戻り始めており、領域を再び使えるようになるのも時間の問題かもしれないと考える乙骨。
その上、日車がやられたのは自分が新宿に残らなかったせいだと思う乙骨は、「処刑人の剣」の策を全力でサポートし完遂させるべきではなかったのかと自問自答します。
続けて、羂索の奇襲は真希でもよかったのではと胸中で思う乙骨でしたが、「否」とすぐにその考えを否定することに。
呪霊操術の暴走は、渋谷での呪霊放出を最大規模とした場合、それを人的被害なく食い止めるにはリカの力が不可欠だったと整理します。
乙骨&リカvs宿儺の戦いが始まる
自問自答を終えた乙骨は、その場を飛び出して宿儺に迫っていき、「リカ」をブラインド代わりとしつつ刀による突きを放ちます。
しかし刀は掴まれてしまい、乙骨は宿儺が細かい斬撃をチェンソーのように纏い、刃に触れずに刀を掴んでいると見抜くことに。
リカが宿儺の背後に回る中、乙骨は握っていた刀から手を離すと、リカと共に前後から宿儺へと攻撃を仕掛けていきます。
リカが攻撃を止められて反撃を受ける中、宿儺の斬撃による傷を体に負いつつも、宿儺の腹に拳を叩き込むことに成功した乙骨。
宿儺の腹に存在する口が呻き声を上げる中、再度刀を手にすると、リカと息を合わせながら宿儺に攻撃を畳み掛けていきます。
領域展開「真贋相愛」を披露する乙骨
宿儺と戦いながらも、胸中で「全て言い訳だ」と思う乙骨は、自分の手で羂索を終わらせたかったため、この状況は自分が招いた・全て自分が悪いと結論づけます。
「だから」と胸中で呟きつつ、左手の指に指輪を嵌めた乙骨は、次の瞬間、領域展開「真贋相愛」を発動させることに。
宿儺が即座に「彌虚葛籠」で対抗する中、乙骨は領域内の地面に大量に突き刺さっている刀を手にすると、そのまま宿儺に対して刀を振るいます。
刀は宿儺の腕で防がれてしまうも、乙骨はそのまま「宇守羅彈」の一撃を放つことに。
手にしていた刀が崩れ去る中、「だから この領域内で全てに決着をつける」と決意する乙骨。
虎杖達の策の内容を推測する宿儺
近距離で放たれた「宇守羅彈」を受けて顔面から血を流しつつも、「成程な これがコイツらの次の策か」と胸中で思う宿儺。
伏黒恵の記憶から、乙骨の術式は「模倣」だと割れていると考え、領域に付与されている必中術式は天使の術式だと推測します。
また宿儺は、乙骨が自分に必中術式の対抗手段として「彌虚葛籠」を使わせ続けて腕・口の半分を封じ、領域内でのみ発動するとみられる、無制限の術式模倣で攻めると分析を続けます。
そして、以前に受けた虎杖の拳を思い返しつつ、「小僧の魂を捉える打撃で 俺と伏黒恵の肉体を引き剥がす……!!」と結論づける宿儺。
宿儺は自分と共に、乙骨の領域内に存在する虎杖に目をやりつつ、「良かったなぁ 役割が与えられて」と言い放つことに。
呪術廻戦249話の内容・ネタバレまとめ
本誌249話の内容・ネタバレ一覧
①乙骨が羂索に止めを刺すことに
- 乙骨に首を斬り落とされてしまった羂索
- 呪霊操術の暴走が起こることに
- リカが大量の呪霊を正面から食い止める
- 羂索が死滅回游に15個目の総則を追加する
- 宿儺と事前に継承の儀を済ませたと明かす
- 天元が縮んでいき飛び去っていくことに
- 乙骨が羂索の頭に刀を突き刺す
- 「後は君たちの番だ」と言い遺す羂索
②乙骨が領域展開「真贋相愛」を披露
- 宿儺の反転術式の出力が戻り始めている
- 領域を再び使用可能になるのも時間の問題?
- 日車がやられた理由を自分のせいと思う乙骨
- 呪霊の暴走を抑えるにはリカが不可欠だった
- 乙骨が宿儺に対して刀による突きを放つ
- 斬撃を纏って刃に触れずに刀を掴む宿儺
- 乙骨の拳が宿儺の腹の口に直撃する
- 自分が羂索を終わらせたかったと思う乙骨
- 乙骨が領域展開「真贋相愛」を発動する
③虎杖達の作戦内容が明らかに
- 即座に「彌虚葛籠」で対抗する宿儺
- 地面から刀を抜いて宿儺に振るう乙骨
- 乙骨が「宇守羅彈」の一撃を放つ
- 領域内で全てに決着をつけると決意する乙骨
- 顔から血を流す様子が描かれる宿儺
- 乙骨の術式は「模倣」でほぼ確定
- 領域の必中術式は天使の術式?
- 乙骨は無制限の術式模倣で攻める様子
- 魂を捉える打撃が可能と判明した虎杖
- 虎杖は宿儺・伏黒の肉体を引き剥がすつもり
▼次話250話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌249話の感想・考察まとめ
羂索の状況についておさらい
① | 羂索・髙羽の戦いが終わりを迎える |
---|---|
② | 乙骨が羂索の背後に姿を現す |
③ | 乙骨が刀で羂索の首を斬り落とす |
岩手県・御所湖結界に現れた乙骨が、上記の流れで羂索の首を斬り落とす様子が描かれた243話。
ただし、羂索は首を斬り落とされたにも関わらず、「道半ば……残念だよ」「だが 私の意思は受け継がれる」と口にすることに。
呪霊操術の暴走が起きる
羂索の首が「私の意志は受け継がれる」と口にした次の瞬間、首から下の肉体が「ドクンッ」と脈動する様子が描かれました。
それに気付いた乙骨は「やはり来た」と胸中で思い、羂索の支配を失ったことによる、呪霊操術の暴走が起きたと察することに。
大量の呪霊は橋を渡ろうとしますが、乙骨が呼び出した「リカ」によって防がれました。
「リカ」の力が不可欠だった様子
のちに新宿へと戻った乙骨は、日車が宿儺にやられてしまった事実を受け、自分が新宿に残らなかったせいだと思うことに。
一方、渋谷での呪霊放出を最大規模とした場合、呪霊操術の暴走を人的被害なく食い止めるには、リカの力が不可欠だったと考えを改めます。
渋谷事変後に放たれた呪霊は、1000万を超えていたようで、呪霊操術の暴走でも羂索の肉体から大量の呪霊が放たれたと言えるでしょう。
死滅回游に総則を追加する羂索
天元による人類との超重複同化の発動権は、伏黒恵が持つこととする
248話では、宿儺が「お前たちの理想を切り刻むことにした」と宣言した瞬間、上記の総則が死滅回游へと追加されました。
コガネのアナウンスを聞いた日下部は、羂索の保険が発動したと察することに。
実際に249話では、羂索が死滅回游に新たに15個目の総則を追加する様子が描かれました。
羂索は継承の儀を済ませていた様子
死滅回游への総則の追加を終えた後、「これくらいの保険はかけるさ」と口にしている羂索。
宿儺とは事前に継承の儀を済ませていたようで、超重複同化の発動権を宿儺に継承することは、織り込み済みだったと捉えられるでしょう。
総則追加には、基礎となる死滅回游において、同化の儀の親を書き換える目的があった様子。
羂索の肉体は変異している様子
死滅回游に総則を追加した際、羂索の首は髪を掴まれて宙に浮いているのが特徴です。
この状態は、羂索の首から下の肉体が変異し、羂索の首を空中へ持ち上げたためと考えられます
「これくらいの保険はかけるさ」と口にしている羂索は、自身の肉体の変異も保険として用意していたのかもしれません。
天元が乙骨の目の前から飛び去っていく
羂索の首が宙に浮く一方、変異した様子の羂索の肉体の内部には、天元の姿が存在していました。
「ドクンッ」と脈動したかと思いきや、天元の肉体は丸まって縮んでいく様子が描かれます。
「天元様!?」と声を上げる乙骨の目の前で、縮んだ天元の肉体はそのまま飛び去ることに。
宿儺が天元を飲み込んでしまった?
死滅回游に新たな総則が追加された頃、新宿では宿儺の上部に光り輝く何かが出現していました。
自分の目の前にまで降りてきたそれを、そのまま口の中へと入れて飲み込んだ宿儺。
光り輝く物は、天元のような見た目をしていたことから、岩手県・御所湖結界から飛び去った天元を宿儺が飲み込んだと考えられるでしょう。
乙骨が再度術式を発動した?
縮んだ天元が飛び去っていく中、周囲一帯には「カァァァン」という音が響き渡りました。
次の瞬間、空中に浮かんでいたはずの羂索は、目の前に現れた乙骨の刀で頭を貫かれることに。
243話でも、瞬時に位置が入れ替わる様子が描かれていたことから、乙骨が何らかの術式を使用したと考えられるでしょう。
瞬時に乙骨が移動した方法について
① | 東堂が術式「不義遊戯」を発動した |
---|---|
② | 乙骨が東堂の術式をコピーして発動した |
③ | その他 |
瞬時に移動する様子が描かれた乙骨ですが、「カァァァンッ」という音がした後、明らかに位置が入れ替わっているのが特徴。
この状況から察するに、東堂の術式「不義遊戯」が使用されたと考えられるでしょう。
ただし、東堂は真人との戦いで左腕を失っているため、乙骨が東堂の術式をコピーして使用したという可能性もありそうです。
髙羽史彦の生存・死亡状況について
羂索との戦いで漫才を終えた後に、白装束を着て地面に横たわる様子が描かれた髙羽。
乙骨に服を掴まれて地面を引きずられ、羂索が最後の言葉を言い残す中でも、髙羽は満足げに目を閉じたままとなっています。
まるで死んだように描かれているものの、羂索に「……ありがとう」と礼を言っていた様子から、髙羽は生存している可能性が高いです。
乙骨が羂索に止めを刺すことに
首を斬られたものの、保険を掛けており死滅回游に総則を追加することに成功した羂索。
しかし最終的には、乙骨の刀で頭を貫かれて血を流す様子が描かれることに。
肉体を渡る術式を持つ羂索ですが、肉体の一部である脳を乙骨の刀で貫かれたため、止めを刺されて遂に死亡したと言えるでしょう。
羂索が最期に残した言葉とは?
「後は君たちの番だ きっと楽しいよ」
引用元:『呪術廻戦』249話
乙骨の刀で頭を貫かれた羂索は、最期に上記の言葉を口にしているのが特徴です。
「最後に遊ぶのが彼で良かった」とのセリフと共に、髙羽史彦が描かれているため、羂索は髙羽との戦いを十分に楽しんでいたと捉えられます。
また、「きっと楽しいよ」との発言は、今後の乙骨の動向に関わってくるのかもしれません。
呪術廻戦249話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年10号の発売前に掲載した249話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
新宿決戦・第3戦の状況のおさらい
新宿決戦・第三戦の現状は、上記のような構図となっています。
ただし、脹相は日下部・猪野と共に再登場しておらず、宿儺に体を貫かれた際のダメージが癒えていないと考えられそうです。
また、羂索を奇襲するために岩手県・御所湖結界に向かっていた乙骨は、新宿に帰還して遂に宿儺と戦い始めることに。
宿儺vs乙骨&リカの戦いが始まる?
巨大化したリカに手で抑えつけられ、宿儺が「出たな女王」と口にした場面で終了した248話。
また、アオリ文では「”呪い”の王VS女王!! 真の王座はここで決める!!」と記されており、宿儺・リカの激突が示唆されていると捉えられます。
249話では、乙骨・リカが中心となって宿儺と戦い、虎杖たちは乙骨をサポートするといった展開になるのかもしれません。
乙骨の術式の詳細が判明する?
乙骨は指輪を通して「リカ」と接続すると、5分間のみ術式の使用が可能となるのが特徴。
「模倣」の術式を持つと思われるものの、コピー条件などの詳細は確定していない状態です。
宿儺との戦いが描かれることで、乙骨の「模倣」の秘密が明かされるのではないでしょうか?
乙骨の領域展開も描かれることに?
仙台結界で石流・烏鷺の二人を相手にした際、領域を展開しようとした乙骨。
しかし、突如として結界内に黒沐死が現れ、乙骨の領域は描かれずに終わってしまうことに。
宿儺との戦闘において、乙骨が領域展開を披露してその能力が判明することに期待が持てます。
羂索が死亡したことは確定?
要素① | 乙骨が新宿に戻ってきている |
---|---|
要素② | 死滅回游に15個目のルールが追加された |
243話にて、突如として背後に現れた乙骨により、首を斬られることとなった羂索。
「だが 私の意志は受け継がれる」と口にし、死の淵で謀計を巡らせる様子を見せたものの、その後の生死に関しては不明となっていました。
しかし、上記のように乙骨が帰還している上、死滅回游への総則追加という保険が発動したため、羂索が死亡したことは確定と考えられそうです。
取り込まれていた天元の行方とは?
夏油傑の肉体を乗っ取っていた羂索は、呪霊操術によって天元を支配下に置いていたのが特徴。
呪霊操術の術者が死亡した場合、取り込まれていた呪霊がどうなるのかは不明となっています。
羂索が死亡している場合、天元を始めとした呪霊の行方について注目と言えるでしょう。
五条・日車の復活の可能性も?
248話では、宿儺に敗北して死亡した五条悟・日車寛見の死体が、憂憂・星綺羅羅によって回収されたことが判明しました。
死体を回収した意図としては、羂索に死体を乗っ取られるのを防ぐほか、何らかの方法で生き返らせるという目的があると考えられます。
五条の場合、夏油・七海などの既に死亡済みのキャラと会話をする様子が描かれているものの、二人が復活する展開はありうるのかもしれません。
二人が復活する方法について
① | 家入が”縛り”で反転術式を強化する |
---|---|
② | パンダのような呪骸を作り出す |
五条・日車が復活する方法としては、上記が候補として挙げられそうです。
ただし、家入の反転術式は宿儺・五条とは違ってそこまで強力なものではない上、そもそも死人を生き返らせるのは難しいと思われます。
また、呪骸が呪力の自己補完を始めるのは生後3ヶ月を過ぎたあたりであり、二人が復活する方法としては考えづらいと言えるでしょう。
猪野の四番「竜」が披露される?
瑞獣 | 霊獣の特徴 | |
---|---|---|
一番 | 獬豸 | 一角の羊「獬豸」の角を発射する。 発射した角はオートで対象を追尾する。 |
二番 | 霊亀 | 呪力の水を纏い弾力を活かし防御。 足に纏えば滑るような特殊な歩法が可能 |
三番 | 麒麟 | 脳内麻薬を分泌して痛覚を遮断する。 使用後はしばらく動けない。 |
四番 | 竜 | 「竜」を目にして生きのびた者はいない……。(猪野談) |
猪野の術式「来訪瑞獣」とは、覆面で顔を覆い隠す事で、上記の四種の架空の瑞獣(霊獣)の能力を使用可能とする降霊術となっています。
四番「竜」に関しては、渋谷事変時に使用しようとしたものの、孫に降ろされた禪院甚爾の参戦により、披露する前に敗北してしまうことに。
宿儺との戦いにおいて、四番「竜」が披露される展開に期待が持てます。
虎杖の術式が明らかとなる?
① | 取り込んだ呪物による術式 |
---|---|
② | 魂に響くような術式・攻撃 |
③ | 腕に装備している呪具?による効果 |
拳を放った際に、「グラァ」という効果音と共に宿儺に違和感を抱かせている虎杖の攻撃ですが、上記のような秘密が存在すると考えられます。
腕に装備している様子の呪具による効果のほか、呪胎九相図などの呪物を取り込み、何らかの術式を身につけた可能性が挙げられるでしょう。
また、「グラァ」という効果音が描かれている様子から、虎杖が宿儺の魂を捉えた攻撃を放ったと言うこともできそうです。
虎杖は「赤血操術」が使用可能に?
244話にて、戦いから降りると口にした加茂憲紀に対し、「俺は先輩に色々と教えてもらえて助かってるよ」と言葉を掛けた虎杖。
また虎杖は、「脹相は教えるの下手だから」と言及していますが、憲紀・脹相は二人とも「赤血操術」の術式を持つのが特徴です。
呪胎九相図の残りを取り込み、「赤血操術」を使用可能となった虎杖は、加茂・脹相から術式の使い方を教えてもらったのかもしれません。
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16巻 | ||||
---|---|---|---|---|
134話 | 135話 | 136話 | 137話 | 138話 |
139話 | 140話 | 141話 | 142話 | – |
17巻 | ||||
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