10/10(火)発売の週刊少年ジャンプ2023年45号(10月23日号)に掲載されている『呪術廻戦』の238話「人外魔境新宿決戦15」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦238話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
26巻 | ||||
---|---|---|---|---|
228話 | 229話 | 230話 | 231話 | 232話 |
233話 | 234話 | 235話 | 236話 | – |
27巻 | ||||
237話 | 238話 | 239話 | 240話 | 241話 |
242話 | 243話 | 244話 | 245話 | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
日車寛見 | 烏鷺亨子 | 石流龍 | 万(よろず) |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
偽夏油の正体・目的まとめ | 夏油傑の生存・死亡状況 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 無下限呪術 | 無量空処 |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地まとめ | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦237話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①宿儺が呪具「神武解」を手にする
- 「雷神」鹿紫雲一が戦地に投入される
- 上空には巨大な氷塊が姿を現す
- 氷塊の上には「凍星」裏梅が存在した
- 裏梅の更に上空から秤金次が登場する
- 上空では裏梅・秤の戦いが始まることに
- 解けた氷塊の水が宿儺・鹿紫雲に降り注ぐ
- 万が遺した呪具「神武解」を手にする宿儺
- 宿儺は「神武解」により強力な電撃を放つ
- 電撃が効いていない様子を見せる鹿紫雲
- 鹿紫雲は宿儺に対して質問を始める
- 強さとは孤独なのかと問う鹿紫雲
- 鹿紫雲の問いに「贅沢者め」と笑う宿儺
②宿儺・鹿紫雲の戦いが始まる
- 鹿紫雲が宿儺に対して攻撃を仕掛ける
- 術式「幻獣琥珀」を解放する鹿紫雲
- 叫んだ鹿紫雲の口から衝撃波が放たれる
- 鹿紫雲の術式は肉体を作り変えるもの
- 向上した敏捷性で宿儺に打撃を重ねる
- 音波・電磁波を放つことも可能な様子
- 術式終了後に鹿紫雲の肉体は崩壊する
- 鹿紫雲は宿儺に対して必中の稲妻を放つ
- 一度きりのみ肉体を修復する術を持つ宿儺
- 中断していた受肉による変身の再開を行う
- 宿儺が平安時代の時の姿に変身をする
▼前話237話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦237話終了時のキャラ情報
237話で登場したキャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
鹿紫雲一 | ・400年前の過去の術師 ・宿儺と戦うために羂索の提案を受ける ・術式は「幻獣琥珀」と判明する ・五条の敗北を機に戦場へと投入される ・宿儺に対して必中の稲妻を放つ |
秤金次 | ・呪術高専東京校の3年生(停学中) ・得点と引き換えに鹿紫雲と手を組む ・失った左腕は再生している状態 ・裏梅の更に上空から現れる ・領域展開を発動し裏梅と戦い始める |
宿儺 | ・指を飲ませて伏黒の体に受肉する ・魔虚羅の斬撃を再現し五条を殺害 ・万から呪具「神武解」を受け取る ・受肉による変身を再開する ・千年前の平安時代の姿となる |
裏梅 | ・千年前から宿儺の側近を務める ・200%の虚式「茈」から生き延びていた ・巨大な氷塊に乗って登場する ・秤を相手に戦い始めることに ・氷塊は「神武解」を運ぶためと判明 |
戦いを観戦中のキャラまとめ
五条・宿儺の戦いをモニター越しで観戦しているのは、上記の面々。
姉妹校交流会の時と同様に、「黒鳥操術」を持つ冥冥が複数のカラスを操り、その視界をモニターで映し出しているようです。
また237話からは、鹿紫雲・秤金次の二人が宿儺・裏梅を相手に戦い始めることとなりました。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー
髙羽史彦 黄櫨折 甘井凛 (麗美)
東京第二結界のプレイヤー
シャルル – – –
仙台結界のプレイヤー
烏鷺亨子 – – –
桜島結界のプレイヤー
加茂憲紀 大道鋼 三代六十四 –
東京第一結界のプレイヤー | |||
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髙羽史彦 | 黄櫨折 | 甘井凛 | (麗美) |
東京第二結界のプレイヤー | |||
シャルル | – | – | – |
仙台結界のプレイヤー | |||
烏鷺亨子 | – | – | – |
桜島結界のプレイヤー | |||
加茂憲紀 | 大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
虎杖たちと行動を共にしている髙羽は、一緒に戦いを観戦している可能性があるものの、他のキャラに関しては動向が不明となっています。
特に桜島結界の泳者には、どのタイミングで再登場するのか読めない状況と言えるでしょう。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
3位 | 229話 | 人外魔境新宿決戦⑦ | 2023年33号 |
6位 | 230話 | 人外魔境新宿決戦⑧ | 2023年35号 |
5位 | 231話 | 人外魔境新宿決戦⑨ | 2023年36・37号 |
7位 | 232話 | 人外魔境新宿決戦⑩ | 2023年38号 |
8位 | 233話 | 人外魔境新宿決戦11 | 2023年39号 |
3位 | 234話 | 人外魔境新宿決戦12 | 2023年40号 |
6位 | 235話 | 人外魔境新宿決戦13 | 2023年41号 |
8位 | 236話 | 南へ | 2023年43号 |
3位 | 237話 | 人外魔境新宿決戦14 | 2023年44号 |
3位 | 238話 | 人外魔境新宿決戦15 | 2023年45号 |
次号2023年46号では休載予定
10月16日(月)発売の週刊少年ジャンプ2023年46号では、『呪術廻戦』は休載予定。
再開は週刊少年ジャンプ2023年47号を予定しており、二週間後の10月23日(月)に239話が掲載されます。
▼次話239話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦238話のあらすじ・ネタバレ
両面宿儺の真なる姿の詳細が明らかに
千年前の真なる姿となった宿儺と相対し、X線を利用して両面宿儺の解析を始めた鹿紫雲ですが、その目には”完全無欠”が映ることに。
腕が四本・腹にも口が存在する宿儺は、掌印を結んでいても両の手が空手となり、心肺に負担をかけずに呪詞の詠唱を絶え間なく続けられます。
腕と口が常人の倍あることは、呪術師にとってこれ以上ない優位性となり、加えて宿儺はこれだけの異形の肉体を持ちながら、一切の身体機能を損なっていないとのこと。
宿儺は、肉体と「神武解」「飛天」の両呪具を駆使し、天使を含む安倍家の精鋭・菅原家余党で編成された”涅漆鎮撫隊”を退けた過去を持ちます。
両面宿儺の解析をした鹿紫雲は、「ここまで…!!なんて…!! 美しいんだ!!」と胸中で思うことに。
鹿紫雲に対して「解」を放つ宿儺
鹿紫雲が解析をする一方、「神武解」を咥えて手を空けた宿儺は、鹿紫雲に接近戦を仕掛けます。
電磁波を放つ鹿紫雲の腕を逸らしながら、残りの腕で一気に猛攻を仕掛ける宿儺。
腹を殴られ身体を浮かされた鹿紫雲は、呻き声を上げながらも両腕から強烈な一撃を放ちます。
鹿紫雲の攻撃が迫る中、宿儺は二本の腕で掌印を結びつつ、腹の口に「”龍鱗” ”反発” ”番いの流星”」と呪詞を唱えさせることに。
宿儺が「避けろよ」と口にして放った「解」は、鹿紫雲の攻撃を両断・右腕の一部を切り飛ばし、鹿紫雲はこの技が五条悟を終わらせた「世界を断つ斬撃」だと思い知ります。
宿儺が愛について語り始める
地面に「解」による斬撃の跡を残した後、「俺に愛を説いた阿呆がいてな」と語り始める宿儺。
「ソイツ曰く俺は愛を知らん」「同格が不在のため孤独である」と万の発言を明かした宿儺は、言わんとしていることは分かるものの、”知らん”と言われると些か心外ではあると主張します。
「まぁ奴は説く相手を間違えたな」と言うと、万は五条悟・鹿紫雲にこそ愛を語るべきであったと口にする宿儺。
続けて、「貴様らは知らんというより 理解できていない……か」と宿儺が呟いたのを聞いた鹿紫雲は、「何が言いたい」と意図を問います。
宿儺は「強かったのだろう?」と言いながら「神武解」を振りかぶると、鹿紫雲に対して強烈な電撃を放つことに。
鹿紫雲に対して大量の斬撃が放たれる
「神武解」で電撃を放った直後、即座に鹿紫雲の背後へと回り込む宿儺。
それに気付いた鹿紫雲は、術式「幻獣琥珀」で失った右腕の一部を再生させつつ、電磁波の一撃を放とうとします。
しかし、鹿紫雲は宿儺に両腕を掴まれてしまい、残りの二本の腕による拳を、無防備となった腹に喰らってしまうことに。
口から血を溢れさせる鹿紫雲は、宿儺に腕を掴まれたまま地面に叩きつけられ、その流れで投げ飛ばされてしまいます。
投げ飛ばされながらも、反撃をしようと右腕を宿儺へと向ける鹿紫雲でしたが、目の前には宿儺が格子状に放った大量の斬撃が存在していました。
死の間際の鹿紫雲と話す宿儺
場面は400年前の光景に変わり、老人の姿の鹿紫雲に対し、多くの猛者達が全身全霊で貴様に挑んだはずだと話し掛ける宿儺。
「ソイツらは必ずしも貴様を呪っていなかった」と言う宿儺は、鹿紫雲に認められたい・自分が何者なのか確かめたいと思っていた猛者達を、鹿紫雲が手ずから屠ったと続けます。
どうやって他者と関わる・どう他者を慈しむのかと問い掛けた鹿紫雲に対し、宿儺は「これが慈愛でなくて何だというのだ」と言い放つことに。
自分達は強いというだけで愛され、愛に応えているにも関わらず、それでも尚孤独を憂うから贅沢者だと言ったと明かす宿儺。
一連の宿儺の発言を受けた鹿紫雲は、「アンタはそれで満足か?」「じゃあなんで魂を切り分け 呪物となってまで時を渡った?」と問い返します。
宿儺の前に虎杖・日車が現れる
「理解した上で断言できる」「愛など下らん」と言い放ち、他者に満たしてもらおうなどと考えたこともないと口にする宿儺。
自分は自分の身の丈で生きているに過ぎないと話すと、それを測れないのは自分以外の連中の問題だと主張します。
その発言に「………飽きるだろ」と呆れたように笑みを浮かべる鹿紫雲に、「存外 人間の味は多種多様で刹那的でな」と言い、死ぬまでの暇つぶしとして啜る分には丁度いいと返答する宿儺。
場面は現実に戻り、上空の秤の領域が破壊される音が響き、宿儺は「………来たか」と呟きます。
領域の中からは秤・裏梅だけでなく、虎杖・日車の二人も現れることとなり、宿儺は虎杖に対して「小僧 貴様に何ができる」と言い放つことに。
呪術廻戦238話の内容・ネタバレまとめ
本誌238話の内容・ネタバレ一覧
①両面宿儺の真の姿の詳細について
- X線を利用して宿儺の解析を始める鹿紫雲
- 真の姿の宿儺は四本の腕・二つの顔を持つ
- 腹の口で呪詞の詠唱を絶え間なく続けられる
- 倍の腕・口は呪術師にとって優位性となる
- 宿儺は一切の身体機能を損なっていない
- 当時は肉体と神武解・飛天を駆使した宿儺
- ”日月星進隊”・”五虚将”を殲滅した
- 加えて”涅漆鎮撫隊”を退けた過去を持つ
- ”完全無欠”の宿儺を美しいと思う鹿紫雲
②宿儺が鹿紫雲を圧倒することに
- 「神武解」を咥えて接近戦を仕掛ける宿儺
- 四本の腕を生かして鹿紫雲を圧倒する
- 両腕から電磁波を放ち反撃する鹿紫雲
- 腹の口に呪詞を唱えさせる宿儺
- 宿儺の「解」が鹿紫雲の攻撃を分断する
- 「解」を避けきれず右腕の一部を失う鹿紫雲
- 愛を”知らん”と言われると心外だと言う宿儺
- 五条・鹿紫雲は理解できていないと口にする
- 「神武解」を振りかぶり電撃を放つ宿儺
- 宿儺に肉弾戦で圧倒されてしまう鹿紫雲
- 格子状の大量の斬撃が鹿紫雲へと迫る
③虎杖・日車の二人が戦場に登場
- 生前の老人の姿の鹿紫雲が描かれる
- 宿儺が鹿紫雲に対し慈愛について語る
- 理解した上で愛など下らんと断言する宿儺
- 他者に満たして貰おうとは考えたこともない
- 宿儺は自分の身の丈で生きているに過ぎない
- 場面が鹿紫雲・宿儺の対話から現実に戻る
- 上空に存在した秤の領域が崩壊する
- 秤・裏梅と共に虎杖・日車も戦場に現れる
- 「小僧 貴様に何ができる」と言い放つ宿儺
- 腕が何やら変化している様子の虎杖
▼次話239話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌238話の感想・考察まとめ
鹿紫雲の新たな技が明らかに
現象 | 原理・効果 |
---|---|
敏捷性の向上 | 脳内の電気信号の活性 |
音波 | 物質の固有振動数に最適化・同調する |
電磁波 | 照射されたものを蒸発させる |
術式「幻獣琥珀」を解放した鹿紫雲は、上記のような現象を実現可能に。
238話の冒頭では額に新たな目を作り出し、X線を利用し宿儺の解析をする様子が描かれました。
電磁波の一種であるX線による解析により、鹿紫雲は宿儺の真なる姿が”完全無欠”だと気付いた上、美しいとさえ思うことに。
真なる姿の宿儺の肉体について
体の特徴 | メリット |
---|---|
四本の腕 | 掌印を結んでいても、両の手が空手となる |
二つの口 | 腹に口が存在するため、心肺に負担をかけずに呪詞の詠唱を絶え間なく続けられる |
千年前の宿儺は、腕が四本・顔が二つ存在するという異形の肉体の持ち主でした。
ただし、この宿儺の腕・口が常人の倍ある異形の肉体は、上記のように呪術師にとってこれ以上ない優位性となるのが特徴です。
また、宿儺はこれだけの異形の肉体を持ちながら、一切の身体機能を損なっていないとのこと。
宿儺が過去に駆使した呪具とは?
呪具名 | 術式効果・特徴 |
---|---|
神武解 (かむとけ) | ・片手で持てるサイズの短剣 ・強力な雷撃を放つことが可能 |
飛天 (ひてん) | ・先端が三叉になっている槍 ・術式効果に関しては不明 |
14巻117話の扉絵では、二つの呪具を手にした平安時代の宿儺の御形が描かれていました。
前話で万が遺した呪具が「神武解」と判明しましたが、続く238話では槍の呪具の名前が「飛天」だと明かされることに。
千年前の宿儺は、異形の肉体と「神武解」「飛天」の両呪具を駆使し、「呪いの王」と呼ばれるまでに至ったようです。
千年前に宿儺が戦った相手とは?
部隊名 | 特徴 |
---|---|
日月星進隊 (じつげつせいしんたい) | ・藤原北家直属の暗殺部隊 ・烏鷺亨子が隊長を務めた ・宿儺が悉く八つ裂きにした |
五虚将 (ごくうしょう) | ・藤原北家直属の征伐部隊 ・万が返り討ちにした過去がある ・宿儺が悉く八つ裂きにした |
涅漆鎮撫隊 (でっしちんぶたい) | ・安倍家の精鋭・菅原家余党で編成された部隊 ・天使が一員として参加していた ・宿儺によって退けられる |
藤原北家直属の”日月星進隊”・”五虚将”を悉く八つ裂きにしたと言及されていた宿儺。
今回の238話では、安倍家の精鋭・菅原家余党で編成された、天使を含む”涅漆鎮撫隊”をも退けたと明かされることに。
呪術全盛の時代、術師が総力を上げて宿儺に挑み敗れたとのことですが、これらの実績が言い伝えられているのかもしれません。
宿儺・鹿紫雲の肉弾戦の様子
① | 電磁波を放つ鹿紫雲の左腕を宿儺が逸らす |
---|---|
② | 宿儺の二本の腕を右手・左足で防ぐ鹿紫雲 |
③ | 宿儺が腕の数を生かして鹿紫雲の腹に拳を叩き込む |
④ | 体が浮いた鹿紫雲が両腕から強烈な一撃を放つ |
受肉による変身を再開した宿儺は、伏黒の外見から生前の真の姿に戻ることに。
宿儺は「神武解」を口に咥えて手を空けると、鹿紫雲に肉弾戦を仕掛けます。
戦いは上記の流れとなっており、四本の腕を持つ宿儺が鹿紫雲を圧倒していると言えるでしょう。
「解」の呪詞が明らかとなる
五条が無下限呪術の技の呪詞を唱える一方で、一切呪詞を唱えていなかった宿儺。
しかし238話では、四本の腕・二つの口を持つ肉体を活かし、掌印を結びながら腹の口に上記の呪詞を唱えさせているのが特徴です。
掌印を結ぶ・呪詞を唱えるという条件を満たした「解」は、威力が更に増していると思われます。
宿儺が放った「解」の結果について
鹿紫雲による一撃が迫る中、宿儺は「避けろよ」と口にしつつ、「解」の斬撃を放ちました。
「解」は鹿紫雲の一撃を分断しただけでなく、避けきれなかった鹿紫雲の右腕の一部も斬り飛ばす結果となりました。
地面に残った斬撃の跡を目にした鹿紫雲は、これが五条悟を終わらせた「世界を断つ斬撃」だと胸中で思うことに。
万が宿儺に説いた”愛”のおさらい
「あなたに愛を教えるのはこの私!!」
218話にて、宿儺に対して上記のように”愛”について口にした万。
絶対的な強者の宿儺は、同格が不在のため孤独であり、それ故に愛を知らないと主張しました。
万の発言に対する宿儺の反応
万が言わんとしていることは分かるものの、”知らん”と言われると些か心外だと言う宿儺。
「まぁ奴は説く相手を間違えたな」と口にすると、五条悟・鹿紫雲にこそ愛を語るべきであったと続けることに。
また宿儺は、「貴様らは知らんというより 理解できていない……か」と呟いているのが特徴。
再度肉弾戦で鹿紫雲を圧倒する宿儺
① | 鹿紫雲に「神武解」による電撃を放つ |
---|---|
② | 宿儺が隙をついて鹿紫雲の背後に回り込む |
③ | 反撃しようとするも腹に拳を受けて血を吐く |
④ | 地面に叩きつけられてから投げ飛ばされる |
万から”愛”について説かれたことに言及した後、上記のような流れで鹿紫雲を圧倒した宿儺。
鹿紫雲が反撃しようとするも、両腕を二本の腕で掴んで無効化すると、残りの二本の腕で無防備な腹に拳を叩き込むことに。
四本の腕を持つ宿儺は、術式だけでなく肉弾戦でも圧倒的な強さを誇ると捉えられます。
鹿紫雲は死亡してしまうことに?
宿儺に投げ飛ばされた後、反撃を目論む鹿紫雲の前には、格子状の大量の斬撃が存在しました。
鹿紫雲は肉体を作り変えるという術式「幻獣琥珀」を持つものの、斬撃に切り裂かれれば復活はできないと思われます。
また、生前の姿で宿儺と言葉を交わす様子が描かれていることから、鹿紫雲が死亡したことは確定していると言えそうです。
宿儺が語る慈愛について
生前の姿をした鹿紫雲に対し、多くの猛者達が全身全霊で挑んだはずだと話しかける宿儺。
彼らは必ずしも鹿紫雲を呪ってはおらず、鹿紫雲に認められたい・自分が何者なのか確かめたいなどと考えていたはずだと続けます。
彼らを手ずから屠った鹿紫雲の行動について、宿儺は「これが慈愛でなくて何だというのだ」と、自らの考えを口にすることに。
贅沢者と口にした理由とは?
237話にて、鹿紫雲から「教えてくれ 強さとは孤独なのか」と問われた際に、「贅沢者め」と笑っていた宿儺。
対して238話では、自分たちは強いというだけで愛され愛に応えていると口にすることに。
強者であるにも関わらず、それでも尚孤独を憂いているため、宿儺は五条・鹿紫雲を贅沢者だと思っているとのこと。
鹿紫雲の問いに対する宿儺の返答
一連の発言を受けた鹿紫雲に、「アンタはそれで満足か?」と問われた宿儺は、理解した上で「愛など下らん」と断言できると言い放ちました。
また、他者に満たして貰おうなどと考えたこともないと口にし、食らいたいときに食らう・目障りならば殺すなどと続けます。
宿儺は自身の身の丈で生きているに過ぎないため、それを測れないのは自分以外の連中の問題だと主張することに。
呪物となってまで時を渡った理由とは?
宿儺の返答を聞いた後、「………飽きるだろ」と呆れたような笑みを浮かべる鹿紫雲。
一方の宿儺は、存外人間の味は多種多様で刹那的であり、「死ぬまでの暇つぶしとして啜る分には丁度いい」と口にすることに。
魂を切り分け、呪物となってまで時を渡った理由については不明なものの、宿儺自身は身の丈で生きているに過ぎないようです。
虎杖・日車の二人が現れることに
鹿紫雲・宿儺の対話が描かれた後には、上空に存在した秤の領域が割れる様子が描かれました。
「………来たか」と上空を目にした宿儺の前では、秤・裏梅の二人だけでなく、虎杖・日車が現れているのが特徴です。
虎杖を目にした宿儺は、「小僧 貴様に何ができる」と言い放つことに。
二人が戦場に現れた方法とは?
秤が裏梅を領域内に閉じ込めた237話時点では、虎杖・日車の姿は戦場にはありませんでした。
そのため虎杖・日車の二人は、秤が上空から現れた時のように、何らかの方法で観戦場所から戦場に移動したと考えられます。
憂憂のワープの術式により、二人も戦場へと送ってもらったのではないでしょうか?
腕が変化している様子の虎杖について
238話で登場した虎杖の腕は、何かを装備しているのか、普段と異なる描かれ方をしています。
また、爪が伸びて尖っている様子から、何らかの理由で肉体が変化している可能性が高いです。
220話で「アイツを殺すためならなんでも喰ってやる」と口にした通り、呪胎九相図などを取り込み肉体が作り変えられたのかもしれません。
呪術廻戦238話の展開予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2023年45号発売前に掲載した238話の展開予想となります。
あらかじめご注意ください。
237話時点での戦況のおさらい
237話時点では、地上で鹿紫雲・宿儺の戦いが行われている一方、上空では秤・裏梅が戦っている状況となっています。
秤が領域展開「坐殺博徒」を発動したことで、裏梅は領域の中に捉えられてしまうことに。
ただし、秤の領域が解除され次第、秤・裏梅の二人も地上で戦う展開になると思われます。
平安時代の宿儺の実力が明らかに?
反転術式の治癒が鈍く、左手が欠損した状況で戦い続けていた宿儺。
しかし、その宿儺は反転術式以外にも、一度きりのみ肉体を修復する術を残していました。
受肉による変身を再開し、平安時代の姿となった宿儺は、「呪いの王」と称された生前の実力を発揮するのではないでしょうか?
回復した宿儺の現状とは?
修復前の宿儺の状況のおさらい
- 領域を展開することが不可能
- 虚式「茈」によるダメージを負う
- 左腕が欠損している状態
- 反転術式による治癒が鈍い
五条との戦いを経て、上記のように大ダメージを負うこととなった宿儺。
五条が自身も巻き込む無制限の「茈」を放ったことで、宿儺は左腕を欠損した上、反転術式による治癒も追いつかない状況へと立たされました。
また、「無量空処」を浴びたことで、領域を展開することが不可能になるほどのダメージを、脳に受けてしまうことに。
変身後の宿儺の現状の予想
① | 左腕の欠損 →再生をしている上、腕が四本に増えている |
---|---|
② | 脳のダメージ →回復して領域が展開可能となる? →反転術式の出力を取り戻した? |
変身を遂げた宿儺は、五条戦で受けた傷を全て回復している可能性があると言えるでしょう。
脳に受けたダメージが治癒されていれば、領域展開が使用可能になる上、反転術式の出力を取り戻していると考えられます。
また、腕が四本に増えたことで手数が増え、肉弾戦で鹿紫雲を圧倒する展開が期待できそうです。
鹿紫雲の肉体は崩壊してしまう?
秤に敗北した190話にて、「俺の術式は一発それっきりだからな」と口にしていた鹿紫雲。
その言葉通り、音波・電磁波などを実現する鹿紫雲の肉体は、既に人の域を超えており、術式終了後に肉体が崩壊するという性質が存在します。
宿儺との戦いを終える、もしくは呪力切れとなった鹿紫雲は、そのまま肉体が崩壊して死亡する可能性が高いです。
宿儺の「御厨子」の斬撃は効かない?
術式「幻獣琥珀」を解放した鹿紫雲は、呪力から変換できるあらゆる現象を実現するため、人の域を超えるように肉体を作り変えているのが特徴。
一方、五条との戦いを経ている宿儺は、魔虚羅の二度目の適応を”手本”として、空間・世界ごと存在を分断する斬撃を身につけています。
術式を発動中の鹿紫雲は、人の域を超えた肉体により、宿儺の強化された斬撃を無効化できるのかもしれません。
鹿紫雲が領域展開を披露する?
万が一宿儺が領域展開を発動できる場合、鹿紫雲は「幻獣琥珀」を発動中とは言え、敗北する可能性が高いでしょう。
「彌虚葛籠」を発動可能なものの、五条が「簡易領域」で対抗した時のように、「伏魔御廚子」の必中効果には敵わないのではないでしょうか?
そのため、仮に宿儺が領域を展開した際には、鹿紫雲も領域展開で対抗すると考えられそうです。
鹿紫雲は領域展開を使用不可?
① | 秤の領域に「彌虚葛籠」で対応しようとした |
---|---|
② | 呪力の特性・操作で必中の稲妻を放つことが可能 |
③ | 術式「幻獣琥珀」の終了後は肉体が崩壊する |
秤が領域を展開した際、「彌虚葛籠」での対応を考えていた鹿紫雲。
上記のような理由から、領域展開は使用できない可能性があると言えるでしょう。
特に、領域展開後は術式を使用不可になる性質から、仮に領域を発動できたとしても、そのまま肉体が崩壊してしまうのかもしれません。
伏黒の外見は元に戻る?
これまでは伏黒の外見のままだった宿儺ですが、237話で千年前の姿に変身しているのが特徴。
仮に宿儺の討伐に成功したとしても、このままでは伏黒を元に戻すことは難しいと思われます。
現状では、伏黒の魂が深淵へと沈んでしまっている状況のため、今後の展開で伏黒の魂が復活する展開になるのではないでしょうか?
虎杖たちの案が鍵となる?
キャラ名 | 発言内容 |
---|---|
虎杖悠仁 | 「いくつか案がある 伏黒を助ける方法だ」 |
乙骨憂太 | 「僕も……でも……」 |
禪院真希 | 「どのみち宿儺を戦闘不能にまで追い込んでからでないと話にならないんだろ?」 |
219話にて、上記の発言をしていた虎杖たち。
今後の展開にて、宿儺を戦闘不能に近い状態まで追い込めば、虎杖・乙骨の案によって伏黒を助けられるのではないでしょうか?
鹿紫雲を始めとして、虎杖・乙骨たちが宿儺を追い込むことになるのかもしれません。
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---|---|
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コメント
五条が言った父親の事ってのは伏黒父でなくて自分の父親の事だろうし、鹿紫雲の術式は今回明らかにしたもの以上のものはないでしょう。あと、色々と意味の取り違えがあるような感じ。
ハンターハンター、Dグレイマン、世紀末リーダー伝たけし、等等、サディスティックな作者にありがちな展開、
漫画って結局分かりやすく理屈が通ってないと駄作化するし、展開息詰まるんだよね。
上の作品は全て途中投げ出しか、雑誌変えて強引に終わらせたかだからね。
呪術廻戦もそうなるな。
長期休載で終わらず行き詰まるパターンだこれ。