3/4(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年14号(3月18日号)に掲載されている『呪術廻戦』の252話「人外魔境新宿決戦24」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦252話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
28巻 | ||||
---|---|---|---|---|
246話 | 247話 | 248話 | 249話 | 250話 |
251話 | 252話 | 253話 | 254話 | – |
29巻 | ||||
255話 | 256話 | 257話 | 258話 | 259話 |
260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 | 263話 |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
ミゲル | 日車寛見 | 万(よろず) | 偽夏油 |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 無下限呪術 | 無量空処 |
坐殺博徒 | 真贋相愛 | – | – |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地まとめ | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦251話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①宿儺に猛攻を仕掛ける虎杖・乙骨
- 乙骨が放った「捌」の斬撃を浴びる宿儺
- 最後の一本の”宿儺の指”に言及する乙骨
- リカが”宿儺の指”を喰ったと察する宿儺
- 宿儺に攻撃を畳み掛ける乙骨・虎杖の二人
- 虎杖に触れて直接「捌」を放つ宿儺
- 口内の血を宿儺の顔へと吹きかける虎杖
- 乙骨が宿儺に対してアッパーを放つ
- 虎杖は大量出血しつつも反転術式で体を治す
- 呪力出力・肉体の支配が鈍ってきている宿儺
②「彌虚葛籠」を解こうとする宿儺
- 宿儺が「彌虚葛籠」を解こうとする
- リカ・虎杖が宿儺の腕を封じることに
- 宿儺の腹の口から舌を千切り捨てる乙骨
- 懐に入ってきた乙骨に「捌」を放つ宿儺
- 「世界を断つ斬撃」には掌印・呪詞が必須?
- どちらもさせないと距離を詰めていく乙骨
- 宿儺の顔面で虎杖の血が炸裂する
- 乙骨が宿儺の腕を一本斬り落とすことに
③乙骨が「邪去悔の梯子」を放つ
- 魂は基本一つになることはない
- 受肉体でも魂は奥深くに沈んでいるだけ
- 九十九の手記を信じると言う虎杖
- 自分なら伏黒の魂を叩き起こせると宣言する
- 天使の術式は対象の”術式の消滅”
- 虎杖のやり方なら天使の術式と相性がいい?
- 虎杖・リカに身動きを封じられる宿儺
- 乙骨が出力最大の「邪去悔の梯子」を放つ
- 宿儺の腕の一本を半分に切り裂く乙骨
④真希が宿儺の体を刀で貫くことに
- 宿儺に対して「起きろ伏黒」と拳を放つ虎杖
- 虎杖の目の前でうずくまる伏黒が描かれる
- 「いいんだ もういいんだ」と口にする伏黒
- 伏黒の魂には既に生きる意志がなかった
- 宿儺が「世界を断つ斬撃」の呪詞を唱える
- 虎杖・乙骨・リカが斬撃を浴びることに
- 乙骨の領域が崩れる様子が描かれる
- 領域内に真希が侵入を果たしていた様子
- 真希が宿儺の体を背後から刀で貫くことに
▼前話251話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦251話終了時のキャラ情報
251話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | ・一月の間に反転術式を習得したと判明 ・魂を捉える打撃を身につけた様子 ・ひと月の間にズルをした? ・宿儺の顔についた自身の血を炸裂させる ・宿儺の「世界を断つ斬撃」を喰らった? |
乙骨憂太 | ・「模倣(コピー)」の術式を持つ ・領域展開「真贋相愛」を披露する ・宿儺の術式をコピーして「捌」を放つ ・「邪去悔の梯子」を宿儺へと浴びせる ・宿儺の斬撃を受けて生死不明な状態 |
リカ | ・祈本里香の成仏後に乙骨に遺された存在 ・乙骨の外付けの術式・呪力の備蓄 ・指輪を通して乙骨と接続可能 ・接続持続可能時間は5分間 ・完全顕現時の硬さは乙骨並かそれ以上 |
禪院真希 | ・禪院家を壊滅させた張本人 ・呪力がゼロのフィジカルギフテッド ・高専側の主戦力の内の一人 ・乙骨の領域内に姿を現すことに ・宿儺の背後から刀で体を貫く |
伏黒恵 | ・義姉の津美紀が死滅回游に巻き込まれる ・宿儺に体を乗っ取られてしまう ・津美紀を手にかけて自我が沈むことに ・「無量空処」の肩代わりをさせられる ・生きる意志が既に無い様子? |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・指を飲ませて伏黒の体に受肉する ・自身の苛立ちの理由に気付く ・超重複同化の発動権を手にする ・乙骨達に「世界を断つ斬撃」を放つ ・背後に現れた真希に刀で体を貫かれる |
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | ||
---|---|---|
狗巻棘 | パンダ | 三輪霞 |
呪術高専の関係者 | ||
家入硝子 | – | – |
プレイヤー・その他 | ||
来栖華 | – | – |
五条・宿儺の戦いから引き続き、モニター越しに観戦を続けていると思われるのは上記の面々。
鹿紫雲の死亡後は虎杖・日車の二人が登場し、冥冥などもサポートをしている上、245話からは日下部・猪野・脹相が参戦している状況です。
また、251話では遂に真希が戦場に姿を現し、宿儺のことを背後から刀で貫くことに。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
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甘井凛 | (麗美) | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
6位 | 243話 | バカサバイバー!!〜さんざめけ〜 | 2023年52号 |
9位 | 244話 | 人外魔境新宿決戦16 | 2024年1号 |
3位 | 245話 | 人外魔境新宿決戦17 | 2024年3号 |
1位 | 246話 | 人外魔境新宿決戦18 | 2024年4・5号 |
3位 | 247話 | 人外魔境新宿決戦19 | 2024年6・7号 |
8位 | 248話 | 人外魔境新宿決戦20 | 2024年8号 |
5位 | 249話 | 人外魔境新宿決戦21 | 2024年10号 |
3位 | 250話 | 人外魔境新宿決戦22 | 2024年11号 |
6位 | 251話 | 人外魔境新宿決戦23 | 2024年12号 |
6位 | 252話 | 人外魔境新宿決戦24 | 2024年14号 |
次号は表紙&巻頭カラーでの掲載!
3月11日(月)発売の週刊少年ジャンプ15号では、『呪術廻戦』が表紙&巻頭カラーを飾ることに。
連載6周年突破を記念しているほか、第4回キャラ人気投票が開催予定となっています。
▼次話253話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦252話のあらすじ・ネタバレ
乙骨の領域外の様子が明らかに
虎杖・乙骨VS宿儺の激闘の最中、領域外では「乙骨がいい感じに結界の座標をズラしてくれた」と話す日下部の姿がありました。
猪野に「死角がないよう全員散って位置につけ」と指示し、乙骨が結界の一部を崩した後に真希が突入するため、合図を見逃すなと言う日下部。
一方の猪野は、予定では脹相も入るという話だったため、もう何人かは乙骨の領域に入った方がいいと口にすることに。
猪野の提案を受けて「今更何言ってんだ」と否定する日下部は、今誰かが乙骨の領域に侵入すれば、宿儺の意識が領域の外に向き、真希の奇襲が読まれればそれこそ最悪だと言い放ちます。
続けて、日下部がここにいる何人が特級術師の周りで立ち回れるかと言うも、猪野は「いやアンタはいけるだろ」と胸中で思うことに。
最高・最悪の光景が繰り広げられる
話し合いを終え、各自が自身の位置に向かう中、真希に「禪院!! 頼んだ」と言葉を掛ける日下部。
クラウチングスタートの構えを取る真希が描かれた後、時は現在へと戻り、乙骨の領域内に侵入した真希は宿儺を刀で貫くことに。
一方、乙骨の合図は宿儺が一番緩んだ時にあがるため、こういう光景は想定していたと思う日下部の前では、領域が崩壊する中で最高・最悪が共存した光景が広がっていました。
宿儺の「世界を断つ斬撃」を受け、身体から大量に出血する乙骨は、涙を流す「リカ」に体を抱えられてその場を離脱し、「リカ」の前には瞬間移動の術式を発動した憂憂が姿を現します。
乙骨が離脱した後の戦場では、真希が刀を振り上げる直前に自身の身体から刀を抜き、真希から一時的に距離を取る宿儺の姿が描かれることに。
傷の治りが遅いことに気付く宿儺
身体の傷を反転術式で治癒しつつ、領域は崩れたのではなく乙骨が自ら崩したと気付き、恐らくはそれが外への合図だと分析する宿儺。
虎杖達の作戦について、勝ちを確信した自分の目を結界の亀裂で引いて真希で刺すというものと整理した宿儺は、呪力がゼロとなると通常の結界ならば素通りできると察することに。
そんな中、自身の身体を治癒していた宿儺は、真希に刺された傷からの流血が続いており、他の部位よりも傷の治りが遅いと思い至ります。
魂を観測できる者が「釈魂刀」を振るった場合、その傷は反転術式では回復せず、魂の形の修復には魂の輪郭を知覚しなければならないとのこと。
宿儺は、虎杖と同様に自身の魂の輪郭を知覚しているものの、五条悟に与えられた後遺症を抱えたままでは、通常とは異なる反転術式の運用に完全には対応できなかったと記されることに。
脹相が虎杖にアドバイスすることに
真希・宿儺が対峙する中、胸中で伏黒の名を呼び「まだだ!!」と口にして走り出そうとする虎杖。
しかし次の瞬間、虎杖は肉体に痛みを覚え、その場に倒れて吐血してしまうことに。
自身の現状に一瞬疑問を覚えるも、「いやなんだじゃねぇ 分かってる……!!」と思う虎杖は、反転術式という覚えたての大技で、普通なら死んでいる傷を四度も治療したと振り返ります。
完全に治しきれていない・どこかで修復できていない箇所があると察し、虎杖が「どこだ…!? はやく…!!」と焦りを見せる中、背中に触れて「落ち着け」と声を掛ける脹相が描かれることに。
「思い出せ イメージしろ」と言う脹相は、根を張るように体の隅々まで血を巡らせ、血管で体の輪郭を形成するイメージと言葉を続けました。
真希・宿儺の激闘が描かれる
一方その頃、真希・宿儺の二人は場所を移動しつつ、領域外での戦闘を開始していました。
宿儺が走りながら放つ斬撃を軽く躱すと、地面を転がって宿儺の前に姿を現す真希。
足元に「釈魂刀」を振るい、空中に跳んで避けた宿儺にすぐさま突きを放つ様子が描かれます。
一方の宿儺は、刃を掴んで突きを防ぎ、そのまま刀ごと真希を振り回そうとするも、真希に力負けして刃を掴んだまま体勢を崩してしまうことに。
その後、真希が思いきり刀を振るったため、宿儺はその勢いで吹き飛ばされ、高速道路の側面に激突させられてしまう結果となりました。
軽口を交わす真希・宿儺の二人
真希に吹き飛ばされるも、背後の高速道路に触れて「捌」を発動し、大量の瓦礫を作り出す宿儺。
降り注ぐ瓦礫に対処している真希の隙をつくと、術式対象を拡張する「解」の呪詞を唱え、真希に対して「世界を断つ斬撃」を放つことに。
真希が体を屈めて斬撃を躱したのを受け、他の術師より自分の術がよく見えていると分析し、渋谷で魔虚羅と戦った時のようだと胸中で思う宿儺。
一方の真希は、宿儺が身体の修復と同時に呪力で強制的に心臓を動かしていると見抜き、「恵の少年院での話はマジだったんだな」と考えます。
その後、真希の「心臓 私と戦いながら続けんのか?」との問いを受け、宿儺は「今のところ 問題ないな」と返答することに。
宿儺がまだ本気を出していないと言う裏梅
場面は戦闘中の秤・裏梅へと移行し、「本人に隠す気がないんだろうけど 宿儺の気配って分かりやすいよな」と口にする秤が描かれることに。
「何が言いたい?」と裏梅から問われ、宿儺の千年前の真の姿を見た時に正直やべぇと思ったと話すも、「でも意外とやれてる 宿儺の呪力が確実に萎んできてる」と言う秤。
続けて、「勝つのは俺達だ ってこと」と宣言する秤でしたが、裏梅からは「術式だけでなく頭の方もめでたいらしい」と鼻で笑われることに。
秤が「どーも 乙骨はもっとめでたいぞ」と口にする中、宿儺は気まぐれであり、相手にそこまで興味がない場合、呪力の波もいつもこんなものだと明かす裏梅。
むしろ五条悟以上の何かを提示できていない自分達を恥じた方がいいと言う裏梅は、「緒戦の影響を差し引いたとしても」「宿儺様はまだ本気を出していない」と言い放つことに。
呪術廻戦252話の内容・ネタバレまとめ
本誌252話の内容・ネタバレ一覧
①最高・最悪の光景が描かれる
- 乙骨の領域の外で話し合う日下部・猪野
- 結界の一部を崩した後に真希が突入する予定
- 予定では脹相も入る話だったと言う猪野
- 日下部は猪野の提案を否定することに
- 戦いに備える真希の姿が描かれる
- 乙骨の合図は宿儺が一番緩んだ時に上がる
- こういう光景は想定していたと思う日下部
- 最高・最悪の光景が広がることに
- 血を流す乙骨を抱えてその場を離れるリカ
- 乙骨を抱えるリカの前に憂憂が登場する
②焦る虎杖に言葉を掛ける脹相
- 乙骨が自ら領域を崩したと思い至る宿儺
- 呪力がゼロだと結界を素通り可能と察する
- 真希に刺された傷の治りが遅いと気付く宿儺
- 「釈魂刀」の傷は反転術式では回復しない
- 修復には魂の輪郭を知覚する必要がある
- 宿儺は完全に対応することができない状態
- 参戦しようとするも血を吐いて倒れる虎杖
- 反転術式で完全に治しきれていない様子
- 虎杖に「落ち着け」と声を掛ける脹相
- 脹相が治療のアドバイスをすることに
③真希・宿儺の戦いが描かれる
- 宿儺の斬撃を躱して距離を詰める真希
- 「釈魂刀」を振るうも宿儺に刃を掴まれる
- 宿儺を刀を振るうと共に投げ飛ばす真希
- 「捌」を発動して瓦礫を作り出す宿儺
- 術式対象を拡張した「解」を避ける真希
- 真希は他の術師より斬撃がよく見えている
- 渋谷で魔虚羅と戦った時のようだと思う宿儺
- 宿儺は呪力で強制的に心臓を動かしている
④宿儺が本気を出していないと判明
- 場面が秤・裏梅の戦場へと映る
- 秤は宿儺の気配が分かりやすいと口にする
- 宿儺の呪力は確実に萎んできている様子
- 「勝つのは俺達だ」と宣言する秤
- 宿儺について気まぐれだと話す裏梅
- 呪力の波はいつもこんなものと続ける
- 宿儺はまだ本気を出していないと言う裏梅
▼次話253話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌252話の感想・考察まとめ
乙骨の領域外の様子について
領域外のキャラ一覧 | |||
---|---|---|---|
日下部篤也 | 猪野琢真 | 禪院真希 | (脹相) |
乙骨が領域「真贋相愛」を展開し、虎杖と共闘して宿儺と激闘を繰り広げている中、領域外には上記の面々の姿がありました。
領域の外で猪野と話す日下部は、領域展開をした乙骨がいい感じに結界の座標をズラしてくれたと言及しているのが特徴です。
実際に乙骨の領域は、領域展開時と周囲の風景が異なっており、展開前から場所が移動していると言えるでしょう。
真希が突入するタイミングについて
乙骨の領域を前にして、死角がないように全員散って位置につくように指示をする日下部。
乙骨が結界の一部を崩した後に真希が突入すると言い、合図を見逃さないように注意を促します。
251話では、乙骨の結界が崩れる様子が描かれたものの、乙骨は元々外への合図として結界を崩す予定だったと言えるでしょう。
猪野が日下部に対して提案をする
指示を出す日下部に対し、もう何人かは領域に入った方が良いと指摘する猪野。
予定では虎杖・乙骨の二人に加え、脹相も領域内に入って宿儺と戦う想定だったとのこと。
一方の日下部は、「今更何言ってんだ」と猪野の提案を却下すると、今誰かが乙骨の領域に侵入すれば宿儺の意識が領域の外に向き、真希の奇襲が読まれればそれこそ最悪だと返答しました。
日下部の実力は特級術師並み?
猪野の提案を却下した後、そもそもここにいる何人が特級術師の周りで立ち回れるかという話だと口にした日下部。
それを聞いた猪野は、「いやアンタはいけるだろ」と胸中で思う様子を見せました。
このことから、日下部は乙骨・宿儺の戦闘中に立ち回ることが可能な実力を持つと捉えられます。
最高・最悪の光景が描かれる
最高の光景 | 真希が「釈魂刀」で宿儺の身体を貫く |
---|---|
最悪の光景 | 乙骨が「世界を断つ斬撃」を食らう |
乙骨の合図は、宿儺が一番緩んだ時に上がるため、こういう光景は想定していたと思う日下部。
その光景は最高・最悪が同居しており、真希が作戦通りに宿儺への奇襲を成功させた一方で、乙骨が宿儺の斬撃を食らっているというものでした。
術式対象を拡張した「解」が直撃した乙骨は、上半身から大量出血しているのが特徴です。
乙骨を抱えて離脱する「リカ」
真希が宿儺の身体を刀で貫く中、「リカ」は涙を溢れさせながら乙骨の下へ向かうことに。
そのまま乙骨を腕に抱えた「リカ」が戦場から離脱する中、日下部は憂憂の名を呼びました。
次の瞬間、乙骨を抱える「リカ」の前に現れた憂憂は、瞬間移動の術式で乙骨を連れて戦場を後にしたと考えられます。
憂憂が回収したキャラのおさらい
憂憂が戦場から回収したキャラとしては、上記の三人が挙げられます。
五条・日車の二人は、宿儺の口から死が明言されているものの、乙骨に関しては生死に言及されていないのが特徴です。
「世界を断つ斬撃」を食らい、五条同様に上半身を真っ二つにされたように見えるものの、乙骨は生存の可能性が残されていると言えるでしょう。
乙骨の目論見を見抜く宿儺
自身の身体を貫いた真希から距離を取りつつ、領域は崩れたのではなく乙骨が崩したと気付き、恐らくはそれが外への合図だと考える宿儺。
乙骨たちの作戦について、勝ちを確信した宿儺の目を結界の亀裂で引き、天与呪縛の真希で刺すという流れだと察することに。
また、呪力がゼロとなると通常の結界は素通りできると思い至り、呪具は予め乙骨の領域内に置いていたと分析を続けました。
「釈魂刀」による傷について
乙骨たちの目論見を分析する中、真希に刺された傷が他の部位よりも治りが遅いと気付く宿儺。
魂を観測できる者が「釈魂刀」を振るった場合、その傷は通常反転術式では回復しないとのこと。
「釈魂刀」は、あらゆるモノの硬度を無視して魂を切り裂く効果を持ち、魂の形を修復するには、魂の輪郭を知覚しなければならないようです。
宿儺は完全に回復できていない様子
宿儺は一つの肉体に二つの魂を同居させていたため、虎杖と同様に自身の魂の輪郭を知覚していると明かされることに。
しかし、現在の宿儺は五条悟に与えられた後遺症を抱えており、反転術式の効きが鈍い状態です。
そのため、通常とは異なる反転術式の運用に完全に対応することはできなかったとのこと。
血を吐いて倒れてしまう虎杖
真希・宿儺が対峙する中、虎杖は胸中で伏黒の名を呼ぶと、「まだだ!!」と口にしながら参戦しようとすることに。
しかし次の瞬間、虎杖は体に痛みを覚え、大量に吐血して地面にうずくまる様子が描かれました。
一瞬「なんだ……!?」と思うも、虎杖は反転術式という覚えたての大技で、普通な死んでいる傷を四度も治したことが要因だと再認識します。
虎杖が負った四度の傷のおさらい
該当話 | 傷を負った経緯 | |
---|---|---|
1回目 | 247話 | 直接触れられて「捌」を受ける |
2回目 | 248話 | 斬撃を飛ばす「解」を受ける |
3回目 | 250話 | 乙骨と共に飛ばされた斬撃を受ける |
4回目 | 251話 | 乙骨の領域内で「捌」を受ける |
反転術式で自身の身体を治療した虎杖は、普通なら死んでいるはずの四度の傷について、上記の場面を思い浮かべているのが特徴。
乙骨が「世界を断つ斬撃」を食らった際に、同時に斬撃を受けていた様子の虎杖でしたが、傷としてはそれほど重くなかったと捉えられます。
宿儺が術式対象を拡張した「解」を放ったのは乙骨に対してであり、虎杖・リカは単に斬撃で切り刻まれただけなのかもしれません。
脹相が虎杖に声を掛けることに
身体を完全に治し切れていない・どこかで修復できていない箇所があると気付き、「どこだ……!? はやく……!!」と焦りを見せていた虎杖。
しかし、そのタイミングで虎杖のそばには脹相が姿を現し、虎杖の背中に触れながら「落ち着け」と声を掛けることに。
「思い出せ イメージしろ」と言う脹相は、根を張るように体の隅々まで血を巡らせ、血管で体の輪郭を形成するイメージとアドバイスしました。
怪我を負ったはずの脹相について
虎杖にアドバイスをした脹相ですが、作中では246話以来の6話ぶりの登場となっています。
宿儺の二本の腕に身体を貫かれた脹相でしたが、なんとか傷を治して虎杖の下まで駆けつけたと考えられるでしょう。
脹相は「赤血操術」の使い手であり、呪力を血液に変換できる特異体質のため、体の治療についてある程度融通が利くのかもしれません。
宿儺が「世界を断つ斬撃」を放つ
場所を移しつつ戦う真希・宿儺に関しては、「釈魂刀」の刃を掴んだ宿儺が、真希が刀を振るう勢いで投げ飛ばされる様子が描かれました。
投げ飛ばされた宿儺は、周囲に斬撃を放って作り出した瓦礫が真希に降り注ぐ間に、「”龍鱗” ”反発” ”番いの流星”」と呪詞を詠唱することに。
呪詞の詠唱を終えた宿儺は「世界を断つ斬撃」を放ち、呪詞を聞き逃さなかった真希は何とか斬撃を避ける結果となりました。
真希に対する宿儺の評価とは?
① | 他の術式より斬撃がよく見えている |
---|---|
② | 渋谷で魔虚羅と戦った時に似ている |
「世界を断つ斬撃」を躱された後、宿儺は真希について上記のように分析しているのが特徴。
14巻118話にて、魔虚羅は宿儺の斬撃を弾く様子が描かれましたが、真希は当時の魔虚羅と同様に斬撃が見えているようです。
ただし、魔虚羅が斬撃を弾いたのは、法陣が一度回転した後の出来事であり、適応による解析が進んだ後のタイミングとなっています。
心臓を強制的に動かしている宿儺
宿儺と対峙する真希は、宿儺が修復と同時に呪力で強制的に心臓を動かしていると見抜くことに。
「恵の少年院での話はマジだったんだな」とのセリフからも、宿儺は心臓にダメージを負った状態で戦い続けていると捉えられます。
「釈魂刀」で宿儺の体を貫いた真希ですが、その際に心臓をも貫いていたのかもしれません。
宿儺の現状についておさらい
高専術師との戦いを経た宿儺の現状は、上記の通りとなっています。
また、虎杖の「魂を捉える打撃」を受ける度に、呪力出力の低下・肉体の支配の鈍化が発生し、呪力出力は更に下がっているとのこと。
また、心臓に関しては呪力で強制的に動かしている状態であり、乙骨に斬られた下側の両腕は欠損・修復中となっています。
秤・裏梅の戦いの様子について
宿儺・高専術師の戦いが描かれている一方で、252話では245話以来の7話ぶりに、秤・裏梅の戦いにスポットが当たりました。
裏梅の「氷凝呪法」で周囲が凍りつく中、秤は右肩辺りが凍っている姿が描かれています。
このことから、秤は大当たり直後の呪力の制限解除・フルオートの反転術式といったボーナスが切れている状態と考えられそうです。
秤から見た宿儺の現状とは?
真の姿となった宿儺を見た時について、「やべぇって思ったんだよな」と明かした秤。
しかし、宿儺の呪力は確実に萎んできているようで、「勝つのは俺達だ」と続けることに。
実際に呪力総量は、乙骨の倍以上あったはずが乙骨と同程度まで減っているため、確実に削ることはできていると捉えられるでしょう。
宿儺がまだ本気を出していないと言う裏梅
秤の発言を受け、宿儺は気まぐれだと話す裏梅は、相手にそこまで興味がないと呪力の波もいつもこんなものと口にしました。
五条悟以上の何かを提示できていない自分達を恥じた方がいいと言うと、緒戦の影響を差し引いたとしても、「宿儺様はまだ本気を出していない」と言い放つことに。
呪力総量・出力共に下がっている宿儺は、本気を出せば呪力に変化が起こるのかもしれません。
呪術廻戦252話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年14号の発売前に掲載した252話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
領域内の戦いの状況のおさらい
新宿決戦の状況は、乙骨が領域展開「真贋相愛」を発動したことで、領域内で上記のようなマッチアップに変化しています。
乙骨は虎杖を領域内に入れつつも、必中術式の対象を宿儺のみに絞る運用をしているようです。
また251話の最後では、乙骨の領域内に真希の姿が存在しており、背後から宿儺の肉体を刀で貫く様子が描かれました。
真希に刀で貫かれた宿儺のダメージは?
真希の急襲を受け、刀で身体を貫かれてしまった宿儺ですが、どの程度のダメージを受けているのかは未知数となっています。
ただし、真希が手にしている刀は真依が遺した「釈魂刀」のレプリカであり、宿儺の魂をも切り裂いている可能性があると言えるでしょう。
宿儺は反転術式の効きも鈍い状態となっているため、真希の一撃によって大ダメージを受けているのかもしれません。
「釈魂刀」についておさらい
あらゆるモノの硬度を無視し魂を切り裂く。
その効果を十二分に発揮するには、無生物の魂すら観測する目が必要となる。
引用元:『呪術廻戦』22巻198話
真依が遺した刀は、上記の呪具のレプリカです。
作中では、懐玉編にて禪院甚爾が所持しており、5億円の価値がある呪具となっています。
「釈魂刀」で斬った傷に関しては、反転術式で治るかどうかは不明のようです。
再度伏黒の魂への接触を試みる?
① | 虎杖の「魂を捉える打撃」で宿儺を削る |
---|---|
② | 宿儺が「彌虚葛籠」を維持できなくなるようにする |
③ | 天使の術式で伏黒の中の呪物を消し去る |
宿儺を相手にした虎杖たちは、上記の流れで攻撃を仕掛けており、最終的に虎杖が伏黒の魂を叩き起こすという狙いがありました。
しかし251話では、伏黒の魂が既に限界を迎えており、虎杖たちの作戦は失敗に終わることに。
ただし、このまま伏黒の魂を放置するとは考えにくく、252話以降では虎杖が再度伏黒の魂を叩き起こす展開になるのではないでしょうか?
乙骨憂太の生存・死亡状況が判明?
虎杖が伏黒の魂を叩き起こすのに失敗した直後、乙骨は宿儺が放った「世界を断つ斬撃」で切り裂かれることとなってしまいました。
術式対象を拡大した「解」は、乙骨の左腕を貫通している上、上半身が真っ二つになるように描かれており、致命傷であることは間違いないです。
乙骨がこのまま死亡するかどうか、もしくはどのように生存するのかに注目と言えそうです。
乙骨が死亡する可能性は低い?
宿儺が放った世界を断つ「解」が貫通したのか、背中からも出血する様子が描かれた乙骨。
領域「真贋相愛」も崩れる描写が存在するものの、宿儺の周囲の地面には刀が刺さっており、領域が崩壊しきったわけではないようです。
同時に斬撃を受けた虎杖が、このまま死亡するとは考えにくいため、乙骨も何らかの方法で生存するのではないでしょうか?
虎杖の術式は「赤血操術」で確定?
① | 脹相・加茂憲紀に何かを教わった様子 |
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② | 宿儺の顔に付着した自身の血を炸裂させる |
251話では、宿儺の顔面に自身の血を浴びせた虎杖が、「超新星」のように血を炸裂させる様子が描かれることに。
また、虎杖は「赤血操術」の術式を持つ加茂憲紀に対し、「俺は先輩に色々と教えてもらえて助かってるよ」と言葉を掛けていました。
呪胎九相図の残りを取り込んだ結果、虎杖は「赤血操術」を使用可能となり、加茂・脹相から術式の使い方を教えてもらったと考えられそうです。
宿儺に「穿血」を放ったのも虎杖?
247話では、日車に斬撃を放とうとした宿儺に対し、背後から赤血操術の奥義「穿血」が放たれる様子が描かれました。
「穿血」を片手で逸らした宿儺は、「これは九相図(兄)の…」と考えると、続けて「しぶといな」と口にすることに。
しかし、先述の通りに虎杖は「赤血操術」を身につけた可能性があるため、宿儺に「穿血」を放った本当の人物は虎杖なのかもしれません。
虎杖が持つ他の技・能力とは?
① | 腕に装備している呪具?による効果 |
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② | 肉体の魂を入れ替える技 |
魂を捉える打撃が可能となった虎杖ですが、他にも上記の技・能力を持っていると考えられます。
特に最終決戦からは、両腕に呪具のようなものを装備しているのが特徴であり、この呪具に何らかの効果が存在するという可能性があるでしょう。
また222話では、日下部と魂が入れ替わっているような描写が存在したため、この技術が宿儺との戦いで鍵になることが期待できます。
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