【呪術廻戦】宿儺の竈・カミノの発動条件とは？開（フーガ）の炎の威力・■の意味まとめ

『呪術廻戦』の登場キャラ・両面宿儺の技「竈（カミノ）」「開（フーガ）」のネタバレをしています。
「■」が「竈」と判明した経緯を始め、カミノの発動条件・フーガによる炎の威力、新宿決戦の五条悟戦では使わなかった経緯について考察しています。
また、宿儺が「■開」を発動した場面、術式「御廚子」の秘密などもまとめているので、呪術廻戦の宿儺の「竈開」について調べる際に、是非ご覧ください。

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宿儺の炎の技「■開（フーガ）」とは？

宿儺が発動した「■開フーガ」についておさらい

渋谷事変にて、炎・マグマを噴出する術式を持つ漏瑚を相手に、「オマエの得意で戦やってやろう」と口にした宿儺。
「■」「開フーガ」と唱えると、漏瑚に対抗して炎に関する技・術式を披露しました。
その後、極ノ番「隕」で生み出された隕石の上で漏瑚と対峙した宿儺は、矢のように構えた炎を放って漏瑚を一撃で祓うという結果となりました。

術式「御廚子みづし」の二種類の特性について

術式が持つ特性は通常1種類のみですが、両面宿儺の術式は「斬撃」・「炎」の最低2種類が確認されているのが特徴です。
威力はもちろん、特異性でも別格であり、一度発動すれば刹那に敵を捌き、分解し、骨の髄まで焼き尽くす術式となっています。
判明している「解」「捌」「■」それぞれに使い所があり、宿儺は状況に応じてこれらを組み合わせ、敵を巧みに攻略するとのこと。

宿儺の術式・技の知名度とは？

宿儺の術式に関しては、文献を漁れば「斬撃」の方はある程度は把握できるとのこと。
一方、炎の方は知られていない可能性もあるようで、実際に宿儺の「開フーガ」を目にした漏瑚は、「それは炎か？」と焦りを見せていました。
宿儺自身も「そうか 知られているものと思っていたが」「そもそも呪霊 知らぬはずだ」と口にしており、呪霊であればまず知らないようです。

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宿儺が「■開フーガ」を発動した場面まとめ

宿儺が「■開フーガ」と唱え、炎の技を披露したのは上記の場面となっています。
最初に発動したのは漏瑚が相手の時であり、斬撃ではない技を初めて見せることとなりました。
また、伏黒を生かすために魔虚羅を相手にした際は、領域展開「伏魔御廚子ふくまみづし」に耐えられてしまい、止めとして「開フーガ」の炎を放つことに。

「■開フーガ」の炎の威力について

漏瑚・魔虚羅を相手に「■開フーガ」を発動した宿儺ですが、その結果は上記の通りとなっています。
漏瑚を相手に放った炎の矢は、炎に関する術式を持つ漏瑚を正面から打ち破り、そのまま燃やし殺す結果となりました。
一方、魔虚羅を相手に使用した時は、街中に巨大な火柱が立つ様相を呈しており、圧倒的な威力を誇ると言えそうです。

宿儺の技「竈（カミノ）」の意味について

「■」＝「竈（カミノ）」と判明する

新宿決戦にて、虎杖たち高専術師を相手にしている宿儺は、黒閃を経て領域展開「伏魔御廚子ふくまみづし」を再度発動することに。
必中効果の斬撃が止み、虎杖が領域を耐え切ったと考えた一方で、宿儺は「竈カミノ」「開フーガ」と唱えて炎の技を発動する様子が描かれました。
この258話の描写から、以前の「■」とは詳細を伏せていただけであり、「竈（カミノ）」を意味していたと捉えられるでしょう。

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2024.04.22

宿儺の術式「御廚子みづし」は料理関係？

上記のような描写から、宿儺の「御廚子みづし」は料理に関係した術式と考えられるのが特徴です。
また、”斬撃”の場合は、14巻119話の描写の通りに包丁をイメージしている一方で、”炎”はそのまま竈かまどを開けることを表していると言えるでしょう。
「竈カミノ」の発動には、「解カイ」・「捌ハチ」の調理工程を経る必要があると明記されたことからも、「御廚子」は料理をイメージした術式で確定と思われます。

「竈カミノ」「開フーガ」が持つ意味について

イタリア語の「camino」とは、暖炉・煙突などを表す単語であり、ラテン語で”竈かまど”を意味する「caminus」が語源となっています。
一方で、ローマ神話には恐怖の神「フーガ」が存在し、由来の一つとして考えられるでしょう。
「竈カミノ」「開フーガ」の元ネタ・由来が上記の通りの場合、「地獄の釜の蓋を開ける」という意味からネーミングされているのかもしれません。

竈（カミノ）・開（フーガ）の発動条件

宿儺の「竈カミノ」「開フーガ」の発動条件とは？

宿儺が「開フーガ」と唱えて発動された「竈カミノ」。
この「竈カミノ」の扉は、斬撃による「解カイ」・「捌ハチ」の調理工程を経て、初めて開かれるとのこと。
宿儺の術式は料理がモチーフのためか、切る・焼くという順序が必要になるようです。

「開（フーガ）」の発動時の描写まとめ

宿儺が「開フーガ」と唱え、炎の技を披露したのは上記の場面となっています。
新宿決戦はもちろんのこと、渋谷事変での魔虚羅との戦闘中でも、宿儺は「解」「捌」の両方を前もって使用していたと言えるでしょう。
漏瑚との戦闘においても、「解」「捌」を使用して「竈カミノ」の発動条件を満たしたと考えられます。

「竈カミノ」の炎が持つ特徴について

「竈カミノ」の炎は火力に対して、速度がなく効果範囲が狭いという特徴があります。
そのため、宿儺はこれらを解決するために、渋谷事変での魔虚羅の戦い・新宿決戦においては、”縛り”を結んで弱点を解決したとのこと。

宿儺が「竈カミノ」の発動時に科した”縛り”とは？

先述の通り、「竈カミノ」の炎の速度がなく効果範囲が狭いという弱点を解決するため、宿儺は上記の”縛り”を自らに科したとのこと。
虎杖たち高専術師と多対一で戦っている際に、領域展開をするまで「竈カミノ」を発動しなかったのは、この”縛り”が存在したためと言えるでしょう。

「竈（カミノ）」を発動可能な条件まとめ

宿儺が自らに科した”縛り”の条件から、「竈カミノ」を発動可能な状況に関しては、上記の三パターンに分類できるでしょう。
たとえ領域展開を発動していなくとも、一対一の状況であれば、漏瑚との戦い時のように「竈カミノ」「開フーガ」は発動可能なようです。
ただし、領域「伏魔御廚子ふくまみづし」を展開していない場合には、先述の通りに「竈カミノ」の炎は速度がなく効果範囲が狭いままと考えられます。

宿儺の竈（カミノ）の炎の威力とは？

「竈カミノ」の発動における”縛り”の結果

「竈カミノ」の炎は火力に対して、速度がなく効果範囲が狭いという特徴があります。
宿儺はこれらを解決するため、上記の”縛り”を自らに科したとのこと。
この”縛り”により、宿儺は領域「伏魔御廚子ふくまみづし」の術式を拡張し、粉塵化した全ての物質が「竈カミノ」と同様の爆発性の呪力を帯びることになりました。

結界の仕様を一時的に変更した宿儺

「竈カミノ」のデメリットを回避するため、”縛り”を結んでいたと明かされた宿儺。
更に宿儺は、結界の仕様を一時的に変更し、領域における生物以外の出入りを制限したとのこと。
結果的に、領域「伏魔御廚子ふくまみづし」の出力を下げることなく、粉塵化した物質の出入りを防ぐため、領域の効果範囲内を密閉したと明かされることに。

「竈カミノ」「開フーガ」の威力・特徴まとめ

「竈カミノ」を発動するに当たり、”縛り”・結界の仕様変更などの上記の手順を踏んでいた宿儺。
結果として、サーモバリック爆薬と化した粉塵は、密閉された領域の隅々に散らばり、宿儺が放った「竈カミノ」の熱により爆轟遷移することに。
刹那の高温・衝撃波、減圧・超加圧が領域内の生物を死に至らしめるという、魔虚羅を一撃で屠った宿儺の最終奥義が炸裂する結果となりました。

漏瑚との戦いでの「竈」の威力について

渋谷事変において、宿儺は漏瑚を前にして「開フーガ」と唱え、「竈カミノ」の炎を披露することに。
ただし、領域「伏魔御廚子ふくまみづし」を展開していなかったため、魔虚羅・高専術師に放った最終奥義の一撃よりは威力が低かったと考えられます。
加えて、”縛り”を結んでいないために、速度がない・効果範囲が狭い状態の「竈カミノ」の炎を放っただけで、漏瑚を真っ向から燃やし尽くすほどの威力を誇るのが特徴です。

新宿決戦での「竈カミノ」「開フーガ」の結果とは？

新宿決戦において、領域「伏魔御廚子ふくまみづし」を展開した後、虎杖たちに「竈カミノ」の炎を放った宿儺。
領域の中心にいた虎杖は、血のドームを作り出した脹相に守られて生存するも、脹相は命を賭して虎杖を庇い死亡するという結果となりました。
一方、真希・三輪・猪野の三人に関しては、東堂の術式「不義遊戯ブギウギ」の効果により、領域外に脱出して生存しているという可能性があります。

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