5/13(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年24号(5月27日号)に掲載されている『呪術廻戦』の259話「人外魔境新宿決戦31」のネタバレをまとめています。
259話にて描かれた「竈(カミノ)」の発動条件・縛りの内容を始め、「開(フーガ)」の炎の威力・結果、脹相の生存・死亡状況などを考察しています。
呪術廻戦259話の内容のあらすじのほか、東堂が参戦した経緯・各キャラの生存状況などもまとめているので、是非ご覧ください。
目次
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28巻 | ||||
---|---|---|---|---|
246話 | 247話 | 248話 | 249話 | 250話 |
251話 | 252話 | 253話 | 254話 | – |
29巻 | ||||
255話 | 256話 | 257話 | 258話 | 259話 |
260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 | 263話 |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
ミゲル | 日車寛見 | 万(よろず) | 偽夏油 |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 竈・開 | 無下限呪術 |
無量空処 | 坐殺博徒 | 真贋相愛 | – |
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特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地まとめ | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦258話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①宿儺が再度「伏魔御廚子」を展開する
- 反転術式の出力を取り戻すはずだった宿儺
- 虎杖は7度の「黒閃」を宿儺に打ち込んだ
- 宿儺は反転術式復活の契機を逃してしまう
- 戦場から離脱したミゲル・ラルゥが描かれる
- 宿儺が再び領域展開「伏魔御廚子」を発動
- 片腕のために掌印の変更をしている宿儺
- 異なる脳の部位で術式・結界術を運用する
- 宿儺は即席の”縛り”を結んでいる様子
- 黒閃を経て「伏魔御廚子」を再現できている
②反転術式に言及する脹相たち
- 秤が反転術式・領域対策が必須と口にする
- 反転術式はなんとかなると思うと言う脹相
- 脹相は反転術式について家入たちに問う
- 呪力を血液に変換していると明かす家入
- 脹相は呪力を血液に変換できる体質
- 虎杖にも同じ体質が出現することに
- 膨大な呪力消費が虎杖・脹相にはない
- 他の面々より習得のハードルが低い二人
- 入れ替え修行にて反転術式持ちを望む脹相
③入れ替え修行の内容が明らかに
- 憂憂の術式は「対象の空間移動」
- 対象を魂・肉体に分けて考えると言う憂憂
- 人間同士で魂のみを移動し入れ替え可能
- 虎杖の成長スピードは凄まじいと言う日下部
- 成長の早さは宿儺が体を乗っ取ったため
- まずは日下部と入れ替え修行を行う虎杖
- 「簡易領域」などを虎杖の体に叩き込む
- 門外不出の”縛り”は冥冥が何とかした様子
- 入れ替えは一人につき二度が限界とのこと
④宿儺が「開(フーガ)」を発動する
- 虎杖がシン・陰流「簡易領域」を発動する
- 不完全な領域・何か穴があると察する虎杖
- 宿儺は引き続き結界を閉じていない状態
- 閉じていないのは禪院真希を捉えるため
- 99秒後に「伏魔御廚子」は崩壊する
- 「簡易領域」で必中効果に耐える虎杖たち
- 真希の元には三輪が現れた様子
- 虎杖は全身に斬撃を浴び左足が吹き飛ぶ
- 立ち上がると同時に虎杖の左足は元に戻る
- 宿儺が「竈」「開」を発動することに
▼前話258話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦258話終了時のキャラ情報
258話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | ・「赤血操術」を使用可能と判明 ・「黒閃」を経て覚醒状態となる ・「御廚子」を使用可能となる ・宿儺に対して7度の「黒閃」を放つ ・シン・陰流「簡易領域」を発動する |
禪院真希 | ・呪力がゼロのフィジカルギフテッド ・背後から「釈魂刀」で宿儺の心臓を貫く ・宿儺の上左腕を切断することに成功 ・宿儺の三回目の「黒閃」を食らう ・三輪に「簡易領域」で守ってもらう? |
三輪霞 | ・呪術高専・京都校の二年生 ・羂索に刀を振るうも片手で対処される ・仙台結界に意味深な様子で訪れる ・渋谷事変で自らに”縛り”を科したと判明 ・真希を「簡易領域」で守っている? |
猪野琢真 | ・呪術師としての等級は「二級」 ・術式は「来訪瑞獣」(降霊術) ・禪院甚爾に敗北し右目を失う? ・宿儺に対して四番「竜」を放つ ・「簡易領域」を発動して身を守る |
脹相 | ・呪胎九相図の一番が受肉した姿 ・虎杖悠仁と血が繋がっている ・宿儺の四回目の「黒閃」を食らう ・反転術式を習得している? ・必中効果を「簡易領域」で耐えている? |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・超重複同化の発動権を手にする ・虎杖の「黒閃」を立て続けに食らう ・再び領域「伏魔御廚子」を展開する ・下右腕が再生している様子? ・「竈」「開」を発動することに |
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | ||
---|---|---|
狗巻棘 | パンダ | – |
呪術高専の関係者 | ||
家入硝子 | – | – |
プレイヤー・その他 | ||
来栖華 | – | – |
新宿決戦が開始してから、未だに参戦していないキャラは上記の面々となっています。
鹿紫雲の死亡後は虎杖・日車の二人が登場し、冥冥などもサポートをしている上、日下部・猪野・脹相・真希も続々と参戦することに。
また258話では、「簡易領域」を使用可能な三輪が戦場に姿を現し、真希を必中効果の斬撃から守る様子が描かれました。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
---|---|---|
甘井凛 | (麗美) | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
3位 | 250話 | 人外魔境新宿決戦22 | 2024年11号 |
6位 | 251話 | 人外魔境新宿決戦23 | 2024年12号 |
6位 | 252話 | 人外魔境新宿決戦24 | 2024年14号 |
1位 | 253話 | 人外魔境新宿決戦25 | 2024年15号 |
3位 | 254話 | 人外魔境新宿決戦26 | 2024年17号 |
6位 | 255話 | 人外魔境新宿決戦27 | 2024年18号 |
3位 | 256話 | 人外魔境新宿決戦28 | 2024年19号 |
6位 | 257話 | 人外魔境新宿決戦29 | 2024年21号 |
3位 | 258話 | 人外魔境新宿決戦30 | 2024年22・23号 |
12位 | 259話 | 人外魔境新宿決戦31 | 2024年24号 |
▼次話260話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦259話のあらすじ・ネタバレ
虎杖から赤血操術のコツを聞かれる脹相
時は新宿決戦前へと遡り、虎杖から「百斂」のコツを聞かれた様子の脹相が描かれます。
入れ替え修行の相手は日下部・乙骨と決まったため、赤血操術は地味にやらなければならないと言う虎杖は、脹相にアドバイスを求めることに。
しかし、脹相は「百斂」のコツを言語化できず、思わず虎杖が「オマエマジか」と反応する中、その場にいた加茂憲紀は、熱のように血管を伸ばして体の輪郭を作るイメージと口にしました。
続けて憲紀は、「百斂」は血液を圧縮する技のため、スポンジ・紙などを一気に丸め、大きいものを手中に納める感覚を養うといいと説明します。
一連の説明を受け、「教えるっていうのはこういうことだよ」と話す虎杖に、慌てて「『超新星』!! 『超新星』は俺に聞け!!」と言う脹相。
しかし憲紀は、赤血操術は虎杖にとって付け焼き刃であるため、「超新星」よりも簡単な止血・縫合の仕方を抑えておいた方がいいと提案し、脹相は「ぐぬぬ」と悔しがる反応を見せることに。
宿儺の「竈」の発動条件が明らかに
場面は258話の続きに戻り、宿儺が発動した炎の技について、「解」と「捌」の調理工程を経て、初めて「竈」の扉は開くとの説明がされます。
「竈」の炎は、火力に対して速度がなく効果範囲が狭いようで、これらを解決するために宿儺は自らに”縛り”を科したとのこと。
”領域展開中を除く、多対一での「竈」の実行禁止”という内容の縛りにより、領域「伏魔御廚子」の術式を拡張していた宿儺。
必中効果の斬撃により、粉塵化した全ての物質が「竈」と同様の爆発性の呪力を帯びることに。
宿儺は更に、結界の仕様を一時的に変更して生物以外の出入りを制限し、「伏魔御廚子」の出力を下げずに効果範囲内を密閉したと明かされます。
「竈」の炎が戦場に放たれる
秤に対して裏梅が「私達の勝ちだ」と宣言し、虎杖が眼前の光景に言葉を失う中、宿儺の「竈」の炎は戦場へと落とされることに。
必中効果の斬撃で生み出された粉塵は、サーモバリック爆薬と化して領域の隅々に散らばり、「竈」の熱によって爆轟遷移するとのこと。
刹那の高音・衝撃波に加え、減圧・超加圧は領域内の生物を死に至らしめることとなり、渋谷において魔虚羅を一撃で屠った、両面宿儺の最終奥義が披露される結果となりました。
ナレーションにて、対五条悟戦では、結界術の要件変更を重ねた・効果範囲を絞り続けたことで、十分な威力が発揮できないとして、宿儺は「竈」を封印していたとの説明がされます。
そんな中、宿儺が「竈」の炎を放った後の地上には、目の前にいる脹相に対して「なんで!!」と問い掛ける虎杖の姿がありました。
虎杖が脹相と言葉を交わすことに
「竈」の熱が地上を包む中、自身の周囲に球状の血の膜を作り出して虎杖ごと覆い、宿儺の奥義から身を守ろうとした様子の脹相。
しかし、熱を防ぐことはできなかったようで、虎杖の目の前で脹相の肉体は炭化していき、虎杖は思わず「……!ダメだ……!!」と声を上げます。
自分は感覚派のため、修行では役立たずで済まなかったと脹相が謝る中、言葉を飲み込んで「感覚派って 良く言いすぎだろ」と呟く虎杖。
場面は精神世界へと変わり、机を挟んで虎杖と向かい合う脹相は、反転術式は虎杖の方が飲み込みが早かったことに触れると、「弟はいずれ兄を超えるものだ」と口にします。
そんな脹相に対し、虎杖が「……だからっていなくなるこたねぇだろ」と言う中、脹相は「そうだな 九十九にも謝らないと」と返答することに。
脹相が虎杖を庇って死亡する
虎杖をまた独りにしてしまうため、「悠仁 すまないな」と謝罪する脹相に対し、虎杖は「そんなこと考えてたのか?」と問い掛けることに。
続けて虎杖は、一番しんどい時に脹相が隣にいてくれたと言い、それだけで十分だと口にします。
虎杖の言葉を受けて「そうか……」と呟くと、自身と九相図の弟たちの150年が、虎杖にとってはあの数日だったと思い至る脹相。
場面は現実へと戻り、黒焦げの脹相は「ありがとう悠仁 俺の弟になってくれて」と言い残します。
虎杖が「……ありがとう 兄貴」と口にする中、脹相が作り出した血の膜は崩れていくことに。
戦場に東堂が姿を現すことに
血の膜と共に脹相が消え去る中、その場で立ち上がりつつ「みんな……誰か……」と呟く虎杖。
自身を歯車だと言い聞かせていた虎杖は、命を賭して自身を庇った脹相に報いるはずが、目の前の焦土・引き始めた熱と薄い空気に、その覚悟の根底を揺すぶられることに。
そんな中、目の前には「竈」を放った張本人の宿儺が現れ、虎杖は「宿儺!!」と声を荒げます。
しかし次の瞬間、何かに気付いたかのように背後を振り向いた虎杖の視線の先には、左腕に包帯を巻いた東堂が姿を現すことに。
東堂・冥冥の話し合いが描かれる
時は決戦前へと遡り、冥冥の烏・東堂の術式によって、宿儺の領域内の人間を領域外へと脱出させると話し合う東堂・冥冥の二人が描かれます。
この作戦では東堂が宿儺の領域の外にいるため、「不義遊戯」の効果範囲を相当広げる必要がある上、術式対象も恐らく四つ以上になると言い、「できるかい?その腕で」と東堂に問う冥冥。
対する東堂は「どうかな……」と呟きつつも、包帯で包まれている左腕に触れ、「感じるんだ 「不義遊戯」の鼓動を……!!」と口にします。
一方で、この作戦は虎杖に知らせてはいけないと言うと、虎杖・宿儺の”共振”により、無意識に宿儺に作戦が漏れる可能性があると言及する東堂。
また、東堂は乙骨のプランも実行は直前にするように冥冥へと伝言を頼み、冥冥も一連の作戦は他言無用と納得する様子が描かれることに。
宿儺の前に虎杖・東堂が並び立つ
冥冥との作戦を始め、乙骨に同行して術式の調整を行なっていたこと、味方の安否は東堂自身にも分からないことなど、今これらを全て虎杖に伝える時間はないと胸中で思う東堂。
「すまない虎杖……」と謝罪を口にした東堂は、目の前の虎杖に対し、続けて「だが……多分大丈夫だ!!」と声を掛けることに。
東堂の発言を受け、「多分大丈夫なんだな!!!?」と胸中で納得を見せると、「信じる!! 今は信じるしかない!!」と切り替える虎杖。
虎杖は自身の拳を合わせると、左腕の包帯を取る東堂と共に、宿儺の前に二人で並び立ちます。
二対一の構図が展開される中、現在の両面宿儺について、領域展開後の術式使用が困難な状態にあるとのナレーションが記されることに。
呪術廻戦259話の内容・ネタバレまとめ
本誌259話の内容・ネタバレ一覧
①虎杖に赤血操術を教えようとする脹相
- 脹相に対して「百斂」のコツを聞く虎杖
- 虎杖の入れ替え修行の相手は日下部・乙骨
- 赤血操術のアドバイスを求める虎杖
- 「百斂」のコツの言語化に苦戦する脹相
- 加茂憲紀が赤血操術の説明を始める
- 「百斂」は血液を圧縮する技とのこと
- 大きいものを手中に収める感覚と言う憲紀
- 憲紀の教え方が分かりやすいと言う虎杖
- 赤血操術は虎杖にとって付け焼き刃
- 憲紀の発言に悔しがる反応を見せる脹相
②宿儺が「竈(カミノ)」の炎を放つ
- 「解」「捌」を経ると発動可能な「竈」
- 「竈」の炎は速度がなく効果範囲が狭い
- 宿儺は多対一での「竈」を禁止していた
- ”縛り”によって「伏魔御廚子」の術式を拡張
- 粉塵化した物質が爆発性の呪力を帯びる
- 一時的に生物以外の出入りを禁止した宿儺
- 領域の効果範囲内の密閉に成功する
- 秤に「私達の勝ちだ」と宣言する裏梅
- 「竈」の炎が地上へと放たれることに
- 宿儺は五条戦では「竈」を封印していた
③脹相が虎杖を庇って死亡/東堂が登場する
- 血の膜で虎杖を覆い「竈」から庇った脹相
- 脹相は虎杖の目の前で炭化していく
- 精神世界にて会話する虎杖・脹相の二人
- 虎杖を独りにしてしまうことを謝る脹相
- 一番しんどい時に隣にいてくれたと言う虎杖
- 弟になってくれたことに礼を言う脹相
- 虎杖は礼を言いつつ脹相を兄貴と呼ぶ
- 脹相は命を賭して虎杖を庇ったと判明
- 虎杖の目の前に宿儺が登場することに
- 左腕に包帯を巻いた東堂が戦場に現れる
④宿儺の前に虎杖・東堂が並び立つ
- 密かに作戦を話し合っていた東堂・冥冥
- 「不義遊戯」の鼓動を感じると言う東堂
- 東堂は宿儺・虎杖の”共振”を警戒する
- 虎杖から宿儺に作戦が漏れる可能性アリ?
- 乙骨に同行し術式の調整を行っていた東堂
- 東堂にも味方の安否は分からないとのこと
- 虎杖に多分大丈夫と声を掛ける東堂
- 東堂の言葉を受け気持ちを切り替える虎杖
- 虎杖・東堂の二人が宿儺の前に並び立つ
- 現在の宿儺は術式使用が困難な状態にある
▼次話260話のネタバレ考察はこちら
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呪術廻戦本誌259話の感想・考察まとめ
虎杖の入れ替え修行の相手とは?
対象キャラ | 入れ替わる理由 | |
---|---|---|
一人目 | 日下部篤也 | ・呪力操作 ・結界術の基礎 ・シン・陰流「簡易領域」 |
二人目 | 乙骨憂太 | ・反転術式の習得 |
新宿決戦前の入れ替え修行にて、虎杖が入れ替わった相手は日下部・乙骨と判明することに。
日下部と入れ替わることで、日下部の呪力操作・結界術の基礎に加え、シン・陰流「簡易領域」を習得することとなった虎杖。
二人目の乙骨との入れ替え修行では、反転術式を身につけることになったと言えるでしょう。
乙骨の入れ替え修行の相手の予想
一人目 | 五条悟 or 秤金次 【理由】高度な結界術の運用を身につけるため |
---|---|
二人目 | 虎杖悠仁 【理由】反転術式を習得させるため |
ひと月の間に、虎杖に加えてもう一人と入れ替え修行をしたと思われる乙骨。
宿儺との戦いにおいて、高度な結界術の運用が行えていたことから、五条・秤が入れ替わりの相手の候補として挙げられるでしょう。
ただし、五条は入れ替え修行に関わっていない様子のため、秤と入れ替わった可能性が高いです。
赤血操術のアドバイスをする憲紀
脹相が「百斂」のコツの言語化に苦戦する中、その場にいた加茂憲紀は、赤血操術についてアドバイスを始めました。
赤血操術の基本について、熱のように血管を伸ばして体の輪郭を作るイメージと説明した憲紀。
252話にて、体を治しきれていない虎杖にアドバイスをしていた脹相ですが、憲紀のこの説明を思い出すように虎杖に伝えたと言えるでしょう。
「百斂(びゃくれん)」のコツとは?
赤血操術の「百斂」とは、血液を加圧して限界まで圧縮する技となっています。
憲紀曰く「百斂」のコツは、スポンジ・紙などを一気に丸め、大きいものを手中に収める感覚を養うといいとのこと。
スポンジ・紙の他にも、アルミ缶・粘土なども素材の例としてアリなようです。
宿儺の「竈」の発動条件について
① | 「解(カイ)」・「捌(ハチ)」の調理工程を経る |
---|---|
② | 「竈(カミノ)」の扉が開く |
宿儺が「開」と唱えて発動された「竈」。
この「竈」の扉は、斬撃による「解」・「捌」の調理工程を経て、初めて開かれるとのこと。
宿儺の術式は料理がモチーフのためか、切る・焼くという順序が必要になるようです。
「開(フーガ)」が使用された場面まとめ
該当話 | 状況・出来事 | |
---|---|---|
13巻 | 115話 | 特級呪霊「漏瑚」との戦闘中 |
14巻 | 119話 | 式神「魔虚羅」との戦闘中 |
29巻 | 258話 | 虎杖たち高専術師との戦闘中 |
宿儺が「開」と唱え、炎の技を披露したのは上記の場面となっています。
新宿決戦はもちろんのこと、渋谷事変での魔虚羅との戦闘中でも、宿儺は「解」「捌」の両方を前もって使用していたと言えるでしょう。
漏瑚との戦闘においても、「解」「捌」を使用して「竈」の発動条件を満たしたと考えられます。
宿儺が「竈」の発動時に科した”縛り”とは?
「竈」の炎は火力に対して、速度がなく効果範囲が狭いという特徴があります。
宿儺はこれらを解決するため、上記の”縛り”を自らに科したとのこと。
この”縛り”により、宿儺は領域「伏魔御廚子」の術式を拡張し、粉塵化した全ての物質が「竈」と同様の爆発性の呪力を帯びることになりました。
結界の仕様を一時的に変更した宿儺
宿儺は「竈」のデメリットを回避するため、上記の”縛り”を結んでいたと判明しました。
更に宿儺は、結界の仕様を一時的に変更し、領域における生物以外の出入りを制限したとのこと。
結果的に、領域「伏魔御廚子」の出力を下げることなく、粉塵化した物質の出入りを防ぐため、領域の効果範囲内を密閉したと明かされることに。
「竈」「開」の威力・特徴まとめ
① | ”縛り”により、領域内の粉塵が爆発性の呪力を帯びる |
---|---|
② | 結界の仕様を一時変更し、効果範囲内を密閉する |
③ | 領域内の粉塵に「竈」の熱が爆轟遷移する |
「竈」を発動するに当たり、”縛り”・結界の仕様変更などの上記の手順を踏んでいた宿儺。
結果として、サーモバリック爆薬と化した粉塵は、密閉された領域の隅々に散らばり、宿儺が放った「竈」の熱により爆轟遷移することに。
刹那の高温・衝撃波、減圧・超加圧が領域内の生物を死に至らしめるという、魔虚羅を一撃で屠った宿儺の最終奥義が炸裂する結果となりました。
五条戦で「竈」を封印していた理由は?
- 結界術の要件変更を重ねた
- 領域の効果範囲を絞り続けた
虎杖たちを相手に「竈」を発動した宿儺ですが、五条悟戦では披露しなかったのが特徴です。
”縛り”は多対一での実行禁止であり、漏瑚・魔虚羅との戦いのように、一対一での状況であればいつでも発動可能だったと言えるでしょう。
宿儺が「竈」を封印していた理由とは、上記の二つの状況において、十分な威力が発揮できないと判断したからとのこと。
自身を犠牲にして虎杖を守る脹相
宿儺の「竈」による最終奥義が地上を蹂躙する中、虎杖は脹相によって庇われていました。
脹相は血の膜で虎杖ごと自身の周囲を囲うと、宿儺の炎の一撃から虎杖を守ろうとすることに。
しかし、血の膜では「竈」の熱に耐えきれなかったようで、虎杖の目の前で脹相の全身は炭化・崩れていくこととなりました。
呪術廻戦259話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年24号の発売前に掲載した259話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
新宿決戦の状況のおさらい
新宿決戦のマッチアップ | ||
---|---|---|
虎杖悠仁 (禪院真希) (脹相) (猪野琢真) (三輪霞) |
VS | 両面宿儺 |
新宿決戦では、宿儺が戦い始めた虎杖が7度の「黒閃」を叩き込む様子が描かれました。
そんな中、258話では宿儺が領域「伏魔御廚子」を再び展開し、領域を結界で閉じないことで、渋谷事変時と同等の効果範囲を実現することに。
結果として、虎杖だけでなく、領域の範囲内にいた真希・脹相などの面々も、必中効果の斬撃に対処することを迫られました。
虎杖たち高専術師の現状とは?
戦闘可能と思われるキャラ | |||
---|---|---|---|
虎杖悠仁 | – | – | – |
現状が不明となっているキャラ | |||
禪院真希 | 三輪霞 | 猪野琢真 | 脹相 |
宿儺の「伏魔御廚子」の効果範囲内にいたため、必中効果に対処することを迫られた上記の面々。
99秒もの間、斬撃に襲われることとなった一同ですが、虎杖は「簡易領域」を全て剥がされ、全身に斬撃を浴びる様子が描かれることに。
他の面々も「簡易領域」が剥がされてしまった可能性が高く、虎杖以外は生死不明の状況にあると言えそうです。
宿儺の「竈」「開」の威力が明らかに?
斬撃が止んだため、「伏魔御廚子」を耐えきったと思い顔を上げた虎杖の前では、「竈」「開」を発動する宿儺の姿がありました。
宿儺は渋谷事変でも「開」を放ち、漏瑚・魔虚羅を一撃で倒すほどの威力を発揮することに。
259話では、アオリ文にて「万死の炎、襲い来る!!」と記されている「開」の、その真の威力が明かされることになるでしょう。
宿儺の「御廚子」は料理関係の術式?
特性 | 技名 |
---|---|
斬撃 | 「解(カイ)」/「捌(ハチ)」 |
炎 | 「竈(カミノ)」「開(フーガ)」 |
術式が持つ特性は、通常1種類のみとされているものの、宿儺の「御廚子」は”斬撃”と”炎”の2種類が確認されているのが特徴です。
”斬撃”の場合は、14巻119話で描かれた通りに包丁をイメージしているようで、”炎”の場合は竈を開けることを表していると言えるでしょう。
このことから、「御廚子」は元々料理関係の術式であり、宿儺の嗜好・興味の「食べる事」に合っていると捉えられそうです。
「竈」「開」は領域展開の直後でも使用可能?
領域展開後は、肉体に刻まれた術式が一時的に焼き切れ、使用困難となる性質が存在します。
ただし、宿儺は「伏魔御廚子」が崩壊した直後に「竈」「開」と唱えているのが特徴です。
魔虚羅との戦いの時も同様であり、宿儺は領域展開の直後だとしても、”炎”に関する「開」は使用可能なのかもしれません。
「開(フーガ)」を温存していた理由が判明?
258話で遂に「開」を解禁した宿儺ですが、これまでの新宿決戦において、使うべきタイミングはいくつも有ったと言えるでしょう。
五条悟との戦いを始め、乙骨の領域内でも使用しなかった理由に関して、259話以降で明かされるのではないでしょうか?
ただし、裏梅が「宿儺様はまだ本気を出していない」と言っていた通り、単に全力を出していなかっただけという可能性も考えられます。
宿儺の下右腕は使用可能となった?
「竈」「開」と唱えた際の宿儺は、上右腕だけでなく下右腕も使用しているのが特徴です。
下右腕は乙骨に刀で斬られ、戦闘に使えない状態となっていたため、領域展開中に使用可能となったと捉えられます。
反転術式の効きが鈍かったはずの宿儺ですが、このタイミングで下右腕の治療を優先したのではないでしょうか?
258話時点の宿儺の状態のおさらい
肉体の部位 | 現状 |
---|---|
四本の腕 | ・上左腕・下左腕の両方を欠損 ・下右腕の治療は完了している? |
腹の口 | 呪詞を唱えられない様子? |
心臓 | 治りきっていない状態 |
宿儺の現在の肉体の状態は、上記の通り。
「黒閃」を決めた後、反転術式復活の契機を逃したものの、宿儺は反転術式自体は引き続き使用可能という状況でした。
効きが鈍い状態にも関わらず、下右腕の治療が完了した背景には、腕を欠損していなかったことが関係しているのかもしれません。
今後参戦可能なキャラについて
新宿決戦に参戦済みのキャラ | |||
---|---|---|---|
冥冥 | 西宮桃 | – | – |
新宿決戦に未参戦のキャラ | |||
狗巻棘 | パンダ | 釘崎野薔薇 | 東堂葵 |
宿儺との激戦が行われている状況ですが、今後参戦する可能性があるキャラとしては、上記の面々などが挙げられるでしょう。
「今後刀を振るわない」という”縛り”に科されている三輪が、真希を守るために参戦している今、冥冥・西宮などの参戦も考えられます。
また、狗巻・パンダなどは未だ未登場であり、今後の展開次第では参戦するのかもしれません。
虎杖の腕の変化の秘密・能力とは?
① | 腕に呪具を装備している |
---|---|
② | 「呪胎九相図」を取り込んだことによる変化 |
虎杖は238話の最後に戦場に現れた時から、腕が変化しているのが特徴となっています。
腕の変化の理由は明かされておらず、呪具を装備しているほか、虎杖自身の肉体が変化しているという二つが候補として考えられるでしょう。
仮に両腕に呪具を装備している場合、呪具に存在する効果に注目と言えそうです。
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