【呪術廻戦】265話「あの日」のネタバレ感想・考察まとめ|虎杖・宿儺が会話をする

呪術廻戦265話アイキャッチ 呪術廻戦
引用元:週刊少年ジャンプ2024年36・37合併号

8/5(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年36・37合併号(8月19・26日号)に掲載されている『呪術廻戦』の265話「あの日」のネタバレをまとめています。
265話にて描かれた虎杖の領域展開の詳細を始め、虎杖・宿儺の会話の様子、死亡したキャラの一人として描かれた釘崎、虎杖の意図・発言内容について考察しています。
呪術廻戦265話の内容のあらすじのほか、虎杖が宿儺を殺せると断言した理由などもまとめているので、是非ご覧ください。

目次

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29巻
255話 256話 257話 258話 259話
260話 261話 262話 262話-2 263話
30巻
264話 265話 266話 267話 268話
269話 270話 271話

▼2024年内に連載終了?残り話数は?

呪術廻戦264話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①来栖華・東堂の二人を排除する宿儺

  • 来栖華・天使が「邪去悔やこぶ梯子はしご」を放つ
  • 瓦礫を次々と上空へと打ち上げる宿儺
  • 宿儺は瓦礫を飛び上がって来栖へと迫る
  • 来栖の「邪去悔やこぶ」は虎杖・東堂にも効く
  • 宿儺が来栖の背後で拳を構えることに
  • 来栖には術師としての肉体強度がない様子
  • 現在の「邪去悔やこぶ」は以前と比べて出力が低い
  • 宿儺が天使の命を狙って「黒閃」を放つ
  • 東堂が身を呈して来栖を庇うことに
  • 地面へと叩きつけられる東堂・来栖の二人

②宿儺が遂に反転術式を取り戻す

  • 光の中で焼かれながら宿儺を追っていた虎杖
  • 虎杖が宿儺を殴って建物へと叩きつける
  • 宿儺が虎杖の「解」を躱しつつ反撃する
  • 「黒閃」を経て宿儺が反転術式を取り戻す
  • 四本の腕を生かして虎杖を圧倒する宿儺
  • 「解」の術式対象を魂の境界に絞った虎杖
  • 受肉体である宿儺には致命的な術の様子
  • 当たらなければ意味はないと思う宿儺
  • 宿儺は驚いたかのように目を見開くことに

③虎杖が領域展開を発動することに

  • 五条・漏瑚の領域対決時の様子が描かれる
  • 領域展開のメリットについて説明する五条
  • 一つは環境要因によるステータス上昇
  • 更に領域に付与された術式が必中する
  • 虎杖が掌印を組んで「領域展開」と唱える
  • 入れ替え修行で結界術の基礎を修得した虎杖
  • 虎杖に受肉していた時の姿で描かれる宿儺
  • 宿儺は「なんだ…これは…」と疑問を抱く
  • 駅のホームと思われる場所にいる虎杖・宿儺
  • 虎杖が「行くぞ!! 宿儺!!」と呼び掛ける

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【呪術廻戦】264話のネタバレ感想・考察まとめ|虎杖が領域展開を発動する
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呪術廻戦264話終了時のキャラ情報

264話で登場したキャラまとめ

呪術師・高専側の主要キャラ一覧

キャラ名目的・状況
第3回虎杖悠仁アイコン虎杖悠仁 ・「赤血操術」・「御廚子」を使用可能
宿儺・伏黒の魂の境界に「解」を放つ
・何度でも伏黒を起こそうとする
遂に領域展開を発動することに
・領域内の駅のホームで宿儺と話す?
第四回東堂葵アイコン東堂葵 ・呪術高専京都校の3年生
左腕を「ビブラスラップ」に置き換えた
・術式で来栖華を宿儺の上空に出現させる
・左腕のビブラスラップは壊れることに
来栖を守って宿儺の「黒閃」を食らう
呪術廻戦来栖華アイコン来栖華 ・千年前の術師「天使」と共生している
宿儺の手で右腕を欠損してしまう
・宿儺に対して「邪去悔の梯子」を放つ
・「邪去悔」の出力が落ちている状態
東堂と共に吹き飛ばされてしまう

呪詛師側の主要キャラ一覧

キャラ名目的・状況
呪術廻戦平安宿儺アイコン宿儺 ・超重複同化の発動権を手にする
領域展開後で術式使用が困難な状態
・東堂に対して再び「黒閃」を放つ
反転術式を取り戻すことに
・虎杖の領域展開を食らった様子?

新宿決戦に未参戦のキャラ一覧

呪術高専の生徒たち
パンダ新田新
呪術高専の関係者
家入硝子
プレイヤー・その他
甘井凛

新宿決戦が開始してから、未だに参戦していないキャラは上記の面々となっています。
高専術師の内、日下部・猪野・脹相・真希といった面々が続々と宿儺と戦い始める中、未参戦だった狗巻は262話-2で遂に活躍が見られることに。
また来栖華の場合は、東堂の術式によって宿儺の上空に姿を現し、出力最大の「邪去悔やこぶ梯子はしご」を放つ様子が描かれました。

未登場・詳細が不明なキャラまとめ

東京第一結界のプレイヤー
(麗美)
東京第二結界のプレイヤー
シャルル
仙台結界のプレイヤー
烏鷺亨子
桜島結界のプレイヤー
大道鋼三代六十四

上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界コロニー泳者プレイヤーのキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。

呪術廻戦の掲載順まとめ

『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧

順位話数タイトル年・号
6位 257話 人外魔境新宿決戦29 2024年21号
3位 258話 人外魔境新宿決戦30 2024年22・23号
12位 259話 人外魔境新宿決戦31 2024年24号
9位 260話 人外魔境新宿決戦32 2024年25号
6位 261話 人外魔境新宿決戦33 2024年26号
1位 262話 人外魔境新宿決戦34 2024年28号
6位 262話-2 人外魔境新宿決戦34-2 2024年32号
9位 263話 人外魔境新宿決戦35 2024年33号
7位 264話 人外魔境新宿決戦36 2024年35号
8位 265話 あの日 2024年36・37号

▼次話266話のネタバレ考察はこちら

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呪術廻戦265話のあらすじ・ネタバレ

現在の状況について話す虎杖・宿儺

駅のホームにいる様子が描かれた後、虎杖と共にエスカレーターを降りながら、術師との戦いの最中に稀に相手と繋がることがあると話す宿儺。
この現象について、呪力が人間の感情由来であるための副作用のようなものと考えていると話す宿儺は、「今のこれは違う」と断言すると、虎杖に「なんだ?これが貴様の領域か?」と尋ねます。
一方の虎杖は、「うるせぇなぁ 俺だって必死こいてたんだからよく分かってねぇよ」と返答すると、宿儺と話す時間が欲しかったと言い、「ちょっとくらい付き合えよ」と続けました。
岩手県・北上駅を出た後、鬼剣舞おにけんぱいの像を指差した虎杖は、宿儺から「知らん」と言われ、「安心しろ 地元民以外まぁ知らねぇよ」と話します。
虎杖の生まれは仙台であるものの、6,7歳くらいで仙台に戻るまで、祖父の仕事の都合で岩手県に住んでいたと説明しました。

虎杖が宿儺を連れて思い出の地を巡る

少し前に祖父の友達の葬式で、10年近くぶりに戻ったと話す虎杖は、過疎というほどではないものの、結構廃れていてびっくりしたと話します。
しかし、すぐ後に「いや……びっくりはしてねぇな」と自分の発言を否定すると、正直まあそうだろうなと感情は動かなかったと続けることに。
一連の発言を宿儺が無言で聞いている中、祖父が先に死んでいた場合、あの人は葬式に来てくれたかなぁと口にする虎杖。
その後、虎杖は宿儺を連れて幼少期に一番よく遊んだ公園に訪れ、公園内の箱ブランコや水道、紫陽花などに言及していきます。
花の名前を知っていることを指摘された宿儺は、「……伏黒恵の記憶だろう」と返答し、虎杖の幼少期の記憶に関しては、「そんな記憶いちいち読み取らん」と一蹴しました。

宿儺は虎杖の後をついて回ることに

続いて、宿儺を連れて家から遠い公園に来た虎杖は、ザリガニ釣りに宿儺を誘います。
ザリガニを釣った二人は、お互いのザリガニのサイズ・種類について口論することに。
その後、虎杖は5歳頃にできた百貨店を紹介しつつ、全体的にグレーな田舎なものの、少し街から離れると緑もあると説明しますが、宿儺は「別に端から何も期待していない」と返答しました。
虎杖が目の前の光景を受けて「ほら見渡す限りの緑だ」と口にする一方で、少しの無言の後、非難を込めて「……おい」と発する宿儺。
当の虎杖は、「待てって まだ行きたいとこあんだよ」と言うと、宿儺を連れて小岩井農場へと赴き、馬を見て「やっぱ馬はいいな 何度見ても記憶より顔がでかい」と口にすることに。

虎杖が幼少期の記憶に言及し終える

その後、アーチェリー対決を持ちかけるも、宿儺が的のど真ん中に的中させ、「うわっ ほんと可愛げねぇよな」と口にする虎杖。
一方の宿儺は、「貴様より慣れているに決まっているだろう」と返答し、虎杖は宿儺がリアル弓世代だと納得を見せることに。
また、冬には雪まつりでここに雪像が並ぶと言う虎杖は、続けて冬の思い出を語り始めます。
クリスマスが近くなり、夜に鈴の音を聞いてサンタは本当にいるんだと思ったと言う虎杖は、実際は車のチェーンの音だったと続けました。
一連の発言の後、宿儺が「おい いい加減にしろ」と怒りを見せる中、「……まぁいいよ なんとなく見せたいものは見せた気がするし」と呟く虎杖。

人の命の価値へと言及する虎杖

虎杖にゴチャゴチャと気色が悪いと言うと、「結局貴様は何が言いたいんだ」と問い掛ける宿儺。
「おれは」と話し始めた虎杖は、自分の役割を理解・全うしていくことが、生きていくことだと最近まで思っていた、「それで死ねたら正しく死ねたって言えるんじゃないかって」と口にします。
しかし、今はそれは少し違う気がしていると言うと、釘崎のことを思い浮かべながらも、小さな記憶の欠片がどこかを漂っているだけで、人の命に価値はあると言い切ることに。
背景のコマに真人が描かれる中、死に方の問題ではなく、「その価値を無いように振る舞う奴を俺は許せなかったんだ」と言語化する虎杖。
続けて、「……宿儺 オマエのことは嫌いだよ」と言いつつも、人間は生まれた時に役割が決まっているわけではなく、善い奴・悪い奴もどちらが本当の人間かは分からないと話すことに。

宿儺が虎杖の一連の発言を一蹴する

虎杖は、間違っているのは自分かもしれないと言うも、だからせめて知ってもらおうと思ったとして、「オマエが価値を見出せない オマエ以外の人間のこと」と続けました。
一連の発言を受け、「……何も感じないな」と返答した後、虎杖の主張は全て理解できるものの、その上でなんの感情も湧かないと言い切る宿儺。
虎杖が街が寂れていく様を受容したように、「まあそうだろうな」の一言で言い表した宿儺は、虎杖に「だから なんだ」と言い放ちます。
虎杖が「やっぱりダメか」と口にする中、宿儺は敢えて言うなら、虎杖の腰抜け具合に唖然としていると話すことに。
続けて、俯く虎杖に「俺に対する怒りや憎しみは その程度のものだったのか?」と問い掛けます。

虎杖の言葉を受けて激昂する宿儺が

虎杖に問い掛けた後、何かに気付いたかのように目を見開き、「小僧まさか貴様 俺を憐んでいるのか……?」と聞く宿儺。
続けて、「情けをかけようとしているのか……?」と聞かれ、虎杖は「そうだ宿儺 俺はお前を殺せる」と断言することに。
瞳孔が宿儺そっくりに変化している状態の虎杖は、「伏黒を解放しろ」「もう一度俺の中に戻るなら殺さないでやる」と言い放ちました。
虎杖の発言を受け、歯を剥き出しにして「勘違いも甚だしいな」「八つ裂きでは済まさんぞ 小僧」と怒りを見せる宿儺。
顔を怒りに歪めた宿儺は、虎杖の首の前で「貴様のいう 価値のある人間とやらを皆殺しにしてやる」と宣言することに。

呪術廻戦265話の内容・ネタバレまとめ

本誌265話の内容・ネタバレ一覧

①現在の状況について会話する虎杖・宿儺

  • 術師との戦いの最中について話す宿儺
  • 稀に相手と繋がることがあるとのこと
  • 呪力が人間の感情由来のための副作用?
  • 宿儺は「今のこれは違う」と断言する
  • 虎杖に貴様の領域なのかと問う宿儺
  • 自分もよく分かっていないと答える虎杖
  • 虎杖は宿儺と話す時間が欲しかったと言う
  • 仙台に戻るまで岩手に住んでいた虎杖
  • 久々に来ると結構廃れていたと話す
  • 虎杖は正直まあそうだろうなと思った様子

②虎杖が宿儺と共に思い出の地を巡る

  • 一番よく遊んだ公園に宿儺と共に訪れる
  • 公園内の遊具・水道などに言及する虎杖
  • 伏黒の記憶を読んだことを明かす宿儺
  • 虎杖の幼少期の記憶は一々読み取らない
  • ザリガニ釣りに興じる虎杖・宿儺の二人
  • サイズ・種類などで軽く揉めることに
  • 不満気に虎杖に「……おい」と言う宿儺
  • 続けて小岩井農場に訪れる虎杖たち
  • アーチェリーの的の真ん中に当てる宿儺
  • 宿儺はリアル弓世代と納得を見せる虎杖

③宿儺が虎杖に対して意図を問う

  • 虎杖が冬の日の思い出について語る
  • 「おい いい加減にしろ」と言い放つ宿儺
  • 見せたいものは見せた気がすると言う虎杖
  • 宿儺は結局何が言いたいのかと問い掛ける
  • 生きていくことについて語り始める虎杖
  • 人の命には価値があると続けることに
  • 死亡したキャラと共に釘崎が描かれる
  • 虎杖は宿儺のことは嫌いだと言い放つ
  • せめて人間を知ってもらおうとしたと話す

④虎杖が宿儺を殺せると断言する

  • 一連の発言を受けて何も感じないと言う宿儺
  • 「まあそうだろうな」の一言で済ませる
  • 返答を受けて「やっぱりダメか」と言う虎杖
  • 腰抜け具合に唖然としていると言う宿儺
  • 宿儺は虎杖に憐れまれていると察する
  • 自分は宿儺を殺せると断言する虎杖
  • 虎杖の瞳孔が宿儺そっくりに変化する
  • 伏黒を解放・自分の中に戻れと言い放つ虎杖
  • 虎杖の発言に歯を剥き出しにする宿儺
  • 宿儺は人間を皆殺しにしてやると宣言する

▼次話266話のネタバレ考察はこちら

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呪術廻戦本誌265話の感想・考察まとめ

相手と繋がることがあると話す宿儺

虎杖が「領域展開」と唱えた後、周囲の光景が駅のホームへと変わり、「なんだ……これは……」と疑問を抱いていた宿儺。
265話の冒頭では、虎杖と共にエスカレーターを降りつつ、術師との戦いの最中には、稀に相手と繋がることがあると口にします。
この現象を、呪力が人間の感情由来のため、宿儺は副作用のようなものと考えているとのこと。

宿儺が実際に相手と繋がった例とは?

該当話戦いの状況
14巻116話 両面宿儺VS漏瑚
27巻 237話 両面宿儺 VS 鹿紫雲一

宿儺が戦いの最中に、実際に相手に繋がった場面としては、上記の戦いが挙げられるでしょう。
漏瑚の場合、正しくは該当しない可能性があるものの、宿儺から「誇れ オマエは強い」と確かに言われたと言えそうです。
また、鹿紫雲が生前の姿で宿儺と話した場面も、実際に宿儺は体感していたと捉えられます。

現状が虎杖の領域内かどうかは不明

戦いの最中の現象について語った後、「今のこれは違う」と明確に否定した宿儺。
虎杖に「なんだ?これが貴様の領域か?」と問いますが、当の虎杖は自分も必死だったためよく分かっていないと返答することに。
この空間が虎杖の領域かどうかは不明なものの、虎杖は宿儺と話す時間が欲しかったようです。

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いい加減にしろと言い放つ宿儺

虎杖が幼少期の思い出を語り続けていると、宿儺は我慢の限界に達したのか、遂に「おい いい加減にしろ」と言い放つことに。
話を止められるも、「…まぁいいよ なんとなく見せたいものは見せた気がするし」と呟く虎杖。
一方の宿儺は、「ゴチャゴチャと気色が悪い」と吐き捨てると、虎杖に対して「結局貴様は何が言いたいんだ」と問い掛けました。

虎杖が思う生きていくこととは?

生きていくことについて、自分の役割を理解して全うしていくことと思っていたと明かす虎杖。
それで死ねた場合、正しく死ねたと言えると思っていたものの、今は違う気がすると続けます。
虎杖が話をする中、背景のコマには遺言を残した祖父を始め、虎杖が正しい死について考えるキッカケとなった順平・七海の二人が描かれました。

人の命の価値について語る虎杖

自分の役割について、犬の散歩・家族を養うことなどなんだっていいと例を挙げる虎杖。
その人を形作る思い出よりも、小さな記憶の欠片がどこかを漂っているだけで、人の命に価値はあると言い放ちます。
死に方の問題ではなかったと気付き、虎杖は自分が許せなかったことについて、その価値を無いように振る舞う奴と言葉にすることに。

死亡したキャラたちが描かれる

人の命について話している場面
虎杖倭助吉野順平七海建人
釘崎野薔薇脹相五条悟

宿儺との会話の場面で、虎杖が人の命の価値について語った際、背景には上記のキャラが描かれているのが特徴です。
祖父の虎杖倭助・吉野順平を始めとして、基本的には死亡したキャラが描かれていると言えます。
釘崎のコマが存在するのは、作中で既に死亡しているためと捉えられるでしょう。

虎杖が宿儺を殺せると断言した理由は?

宿儺から「俺を憐んでいるのか…?」「情けをかけようとしているのか…?」と問われ、「そうだ宿儺 俺はオマエを殺せる」と断言した虎杖。
瞳孔が宿儺そっくりに変化した虎杖は、続けて「伏黒を解放しろ」「もう一度俺の中に戻るなら殺さないでやる」と言い放つことに。
264話時点で虎杖は既に領域を展開済みのため、宿儺を殺せると確信しているのかもしれません。

宿儺を再び取り込むつもりがある?

先述の通り、伏黒を解放するように言った虎杖は、「もう一度俺の中に戻るなら殺さないでやる」と口にしているのが特徴です。
この発言からは、虎杖は自身の「檻」である性質を活かし、再び宿儺の受肉体となるつもりがあると捉えられるでしょう。
魂の境界への「カイ」を食らった際、”宿儺の指”を吐き出していたため、虎杖は宿儺・伏黒の魂を分離可能と考えているという可能性があります。

呪術廻戦265話の展開・内容予想

※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年36・37合併号の発売前に掲載した265話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。

新宿決戦の状況のおさらい

新宿決戦のマッチアップ
虎杖悠仁
東堂葵
来栖華(天使)
VS 両面宿儺

乙骨が術式の焼き切れで動けなくなり、虎杖・東堂VS宿儺という構図へと移行した新宿決戦。
東堂の術式「不義遊戯」により、来栖華・天使が宿儺の上空に登場すると、出力最大の「邪去悔やこぶ梯子はしご」が宿儺へと放たれることに。
しかし、宿儺の「黒閃」によって東堂・来栖の二人は戦闘不能となってしまい、最終的に虎杖・宿儺の一対一の戦いへと移行しました。

虎杖の領域展開についておさらい

虎杖が「領域展開」と唱えた次の瞬間、宿儺は虎杖の体に受肉していた時の姿で描かれることに。
宿儺は「なんだ…これは…」と口にしており、自分の置かれている状況が掴めていない様子。
虎杖が領域展開を発動したためか、周囲の光景は駅のホームへと変わっており、宿儺は現状を理解できていない状態と言えるでしょう。

五条死亡時・虎杖の領域の対比について

該当話状況・出来事
26巻 236話 ・五条が夏油に話し掛けられる
・二人の格好は高専時の制服
・今まで死亡した者が空港に集う
五条は南へ行くことを選んだ?
30巻264話 ・宿儺が虎杖に話し掛けられる
・二人の格好は高専の制服
・周囲は駅のホームとなっている
駅のモチーフは岩手県・北上駅?

駅のホームにて、虎杖から話しかけられた宿儺の構図は、236話五条が空港で夏油と会話を交わした描写とそっくりと言えるでしょう。
空港・駅と異なる要素はあるものの、格好が高専の制服で一致していることからも、宿儺の状況・五条死亡時は対比されていると捉えられます。
宿儺の外見が、平安時代の真の姿・伏黒の肉体から、虎杖に受肉していた時に変わっているのも、対比の一つの要素なのかもしれません。

虎杖の領域は”存在しない記憶”関連?

東堂・脹相の二人は、虎杖との戦闘中に”存在しない記憶”を目にしていたのが特徴。
264話では、虎杖に「行くぞ!! 宿儺!!」と話し掛けられている様子から、宿儺も同様に”存在しない記憶”を目にしていると考えられそうです。
虎杖の領域展開の効果とは、相手に”存在しない記憶”を見せるという可能性があるでしょう。

現在の宿儺が置かれている状況は?

領域展開の影響を受けている最中
術式が当たって魂を分離されている状態

駅のホームにいる宿儺の現状に関して、上記のどちらかに該当すると考えられます。
ただし、虎杖が領域展開を披露する直前には、領域に付与された術式が必ず当たるという、五条の発言が強調されているのが特徴です。
虎杖の領域には、必中効果として「解」が付与されており、現実では宿儺・伏黒の魂が分離されている状況なのかもしれません。

宿儺は反転術式を取り戻している状態

条件回復したもの
五度の黒閃【該当話】29巻258話
領域展開「伏魔御廚子」が再び使用可能に
二度の黒閃【該当話】30巻/264話
反転術式を再び使用可能となる

新宿決戦の最中、宿儺は真希との戦いをキッカケとして、合計七度の「黒閃」を決めることに。
五度の「黒閃」の後には、再び領域展開「伏魔御廚子」が使用可能となったのが特徴です。
その後、東堂を相手に二度の「黒閃」を決めた宿儺は、遂に反転術式を取り戻すこととなり、失った腕を再生させる様子が描かれました。

術式の焼き切れから回復する可能性は低い?

体術のみで虎杖を圧倒可能
世界を断絶する「解」を放つことが可能
元々の掌印で領域「伏魔御廚子」を展開可能?

反転術式を使用可能となり、失った腕を再生させて四本の腕が揃うこととなった宿儺。
体術だけで虎杖を圧倒できる上に、掌印が完結できるようになったため、世界を断絶する「解」を放つことが可能になったと言えるでしょう。
焼き切れた術式が回復した場合、虎杖たちが勝てる可能性は皆無のため、宿儺の術式はこのまま回復しないのではないでしょうか?

虎杖の腕の変化の秘密・能力とは?

呪術廻戦虎杖の腕の変化

引用元:『呪術廻戦』公式X

腕に呪具を装備している
「呪胎九相図」を取り込んだことによる変化

虎杖は238話の最後に戦場に現れた時から、腕が変化しているのが特徴となっています。
腕の変化の理由は明かされておらず、呪具を装備しているほか、虎杖自身の肉体が変化しているという二つが候補として考えられるでしょう。
仮に両腕に呪具を装備している場合、呪具に存在する効果に注目と言えそうです。

▼虎杖悠仁の術式の考察記事はこちら

今後の「リカ」の行動について

パターン15分経過まで乙骨の肉体を抱きしめたまま
パターン2宿儺と戦う乙骨の元へと向かう

262話の最後では、乙骨が指輪を嵌めて完全顕現させた「リカ」が、涙を流しながら乙骨の肉体を抱きしめているのが特徴です。
今後の「リカ」の行動に関しては、主に上記の二パターンが考えられるでしょう。
仮に「リカ」が乙骨の肉体から離れられない場合、パターン1のように、5分が経過するまで乙骨の体を抱きしめたままとなりそうです。

「リカ」が消滅してしまうことに?

「リカ」とは、祈本里香の成仏後に乙骨に残された、外付けの術式・呪力の備蓄となっています。
しかし、乙骨が五条の肉体に渡った後でも、乙骨の元の体を重視している様子から、「リカ」は乙骨の体と紐づけられていると捉えられそうです。
乙骨の元の体は既に死体と化していると思われ、接続持続可能時間の5分が経過した後、「リカ」はそのまま消滅してしまうのかもしれません。

乙骨は死亡してしまうことに?

パターン1【羂索の術式】常時または断続運転タイプ
肉体・魂のどちらかが維持できずに死ぬ
パターン2【羂索の術式】間欠的に運転するタイプ
即死はないもののいずれ死ぬ
パターン3【羂索の術式】単発・一度きり発動の場合
5分経っても無下限呪術を使える

乙骨が羂索の”肉体を渡る術式”を使用した後、「リカ」の完全顕現可能時間の5分が経過した場合、上記の三通りが考えられると口にした冥冥。
263話では、コピーしていた羂索の術式が焼き切れて倒れてしまったため、乙骨は常に羂索の術式を使用している状態だと捉えられます。
そのため、リカが憑いてきていない今、5分が経過してしまった場合、乙骨はこのまま死んでしまう可能性が高いでしょう。

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