8/26(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年39号(9月9日号)に掲載されている『呪術廻戦』の267話「人外魔境新宿決戦38」のネタバレをまとめています。
267話にて描かれた”宿儺の指”の正体を始め、乙骨のコピー条件・虎杖の指との関係性、釘崎が復活・再登場した経緯について考察しています。
呪術廻戦267話の内容のあらすじのほか、指を吐いている宿儺の様子、虎杖の逕庭拳・領域展開の必中効果などもまとめているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
29巻 | ||||
---|---|---|---|---|
255話 | 256話 | 257話 | 258話 | 259話 |
260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 | 263話 |
30巻 | ||||
264話 | 265話 | 266話 | 267話 | 268話 |
269話 | 270話 | 271話 | – | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
ミゲル | 日車寛見 | 万(よろず) | 偽夏油 |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 竈・開 | 無下限呪術 |
無量空処 | 坐殺博徒 | 真贋相愛 | 虎杖の領域 |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地予想 | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦266話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①虎杖・伏黒の対話の様子が描かれる
- 虎杖を前にして「もういいんだ」と言う伏黒
- 伏黒は津美紀について言及することに
- 他愛のない生活を維持したかったと続ける
- 「でも もういいんだ」と再度口にする伏黒
- 祖父がキツめの治療を拒否したと語る虎杖
- 虎杖は体が丈夫なためどこか他人事だった
- 高専に来て最悪の思いをしたと言う虎杖
- 祖父などの人達の選択に共感できるように
- 今の伏黒に生きろとは言えないと話す虎杖
②領域内で戦い始める虎杖・宿儺
- 下の二本の腕で「彌虚葛籠」を発動する宿儺
- 虎杖・宿儺が領域内で対峙することに
- 焼き切れた術式のリセットはリスクが高い
- 掌印を結び続け出力を補うことができる宿儺
- 領域に押し負けることなく戦闘を継続可能
- 体当たりを食らって地面に倒れ込む虎杖
- 宿儺が虎杖のことを殴り飛ばすことに
- 見下された怒りに驚いていると笑う宿儺
- 宿儺は虎杖以外の人間に償わせるつもり
③伏黒の魂が息を吹き返すことに
- 小学生の頃の伏黒を前にする虎杖
- 虎杖は伏黒がいないと寂しいと涙を浮かべる
- 宿儺の左足が突如として影に沈むことに
- 伏黒の魂が息を吹き返したと察する宿儺
- 虎杖が隙をついて宿儺のことを殴り飛ばす
- 伏黒の状況を察して笑みを浮かべる虎杖
- 虎杖・宿儺がお互いを殴り合うことに
- 「彌虚葛籠」が一部割れる様子が描かれる
- 虎杖の打撃は宿儺への影響が大きい
- 「彌虚葛籠」が解けると胸中で思う宿儺
④宿儺が焼き切れた術式をリセットする
- 複数の斬撃が放たれる描写がされることに
- 虎杖の左腕の装備が突如バラバラとなる
- 宿儺の術式が回復したと気付く虎杖
- 焼き切れた術式をリセットさせた宿儺
- 宿儺は鼻から血を流す様子が描かれる
- 掌印を結んで「領域展開」と唱える宿儺
- 虎杖の左手の薬指・小指は失われている状態
- 場面が螺旋状の階段が続く光景に移行する
- ”宿儺の指”のようなモノが描かれることに
▼前話266話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦266話終了時のキャラ情報
266話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | ・「赤血操術」・「御廚子」を使用可能 ・遂に領域展開を発動することに ・自分は宿儺を殺せると言い放つ ・伏黒がいないと寂しいと口にする ・自身の領域内で宿儺と肉弾戦を演じる ・左手の薬指・小指を失っていると判明 |
伏黒恵 | ・義姉の津美紀が死滅回游に巻き込まれる ・宿儺に体を乗っ取られてしまう ・津美紀を手にかけて自我が沈むことに ・虎杖の前で「もういいんだ」と口にする ・宿儺の足を影に沈めることに ・”浴”で沈んだ魂が息を吹き返す |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・超重複同化の発動権を手にする ・反転術式を取り戻すことに ・虎杖の発言を受けて怒りを見せる ・領域に対して「彌虚葛籠」で対抗する ・焼き切れた術式をリセットさせる ・鼻血を流しつつも領域展開と唱える |
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | ||
---|---|---|
パンダ | 新田新 | – |
呪術高専の関係者 | ||
家入硝子 | – | – |
プレイヤー・その他 | ||
甘井凛 | – | – |
新宿決戦が開始してから、未だに参戦していないキャラは上記の面々となっています。
高専術師の内、日下部・猪野・脹相・真希といった面々が続々と宿儺と戦い始める中、未参戦だった狗巻は262話-2で遂に活躍が見られることに。
また来栖華の場合は、東堂の術式によって宿儺の上空に姿を現し、出力最大の「邪去悔の梯子」を放つ様子が描かれました。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
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(麗美) | – | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
12位 | 259話 | 人外魔境新宿決戦31 | 2024年24号 |
9位 | 260話 | 人外魔境新宿決戦32 | 2024年25号 |
6位 | 261話 | 人外魔境新宿決戦33 | 2024年26号 |
1位 | 262話 | 人外魔境新宿決戦34 | 2024年28号 |
6位 | 262話-2 | 人外魔境新宿決戦34-2 | 2024年32号 |
9位 | 263話 | 人外魔境新宿決戦35 | 2024年33号 |
7位 | 264話 | 人外魔境新宿決戦36 | 2024年35号 |
8位 | 265話 | あの日 | 2024年36・37号 |
8位 | 266話 | 人外魔境新宿決戦37 | 2024年38号 |
1位 | 267話 | 人外魔境新宿決戦38 | 2024年39号 |
▼次話268話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦267話のあらすじ・ネタバレ
”宿儺の指”について話す乙骨・五条
時は新宿決戦の開戦前の、乙骨・五条の二人の入れ替え修行中へと遡り、「”宿儺の指”…最後の一本をくれって?」と問い返す五条が描かれます。
自身の姿をした五条に、「はい 五条先生が隠してますよね?」と言うと、”宿儺の指”をリカに食べさせ、宿儺の「御廚子」を模倣すると話す乙骨。
しかし、五条は「うーん……ダメ!!」と拒否すると、おそらく模倣条件は満たせるものの、乙骨の狙いである「御廚子の術式情報の解析」には足りないのではと指摘することに。
五条の発言を受け、「そうですね………」と肯定した乙骨は、「呪言」でさえ狗巻に聞かないと分からないことが多いと言及します。
そのため、ここで宿儺との繋がりを失うのは得策ではないと思うと話す五条は、「賭けだよ 秤風に言うと”熱”……かな」と続けました。
乙骨が模倣術式の条件を説明する
五条が「それに『御廚子』を模倣したいなら…」と話し始めた後、場面は代わり、乙骨が冥冥・虎杖などを前にして、自身の模倣術式の条件を説明している様子が描かれます。
摂取量や摂取部位は、模倣対象・使用回数によって変わり、より強い術式を模倣するためには、術師にとってより致命的な肉体の部位が必要だと思ってくれていいと話す乙骨。
ただし、致命的な部位が摂取できなくとも、使用回数の”縛り”を入れれば条件は満たせるようで、話を聞いた虎杖は、反転術式が使用することで五条・秤の術式は模倣しておけると思い付きます。
しかし、乙骨からは「いや 駄目なんだ」と否定され、リカが摂取した肉体の部位を反転術式で再生した時点で、その呪術的価値は0になってしまい、模倣条件は満たせなくなるとのこと。
乙骨の説明の後には、肋骨の一部を一時的に失ったシャルルが「後で治せるんだろうな!!」と言うも、秤が「後でな」と宥める様子が描かれます。
虎杖に宿儺の術式の存在を明かす乙骨
冥冥から「いいのかい?東堂君から”共振”の話は聞いているだろう」と言われ、「だからこれを実践するのは宿儺と戦う直前です」と答える乙骨。
最低限の情報・作戦は、こちらの判断で虎杖に伝えると話す乙骨は、宿儺・虎杖の”共振”は大きな肉体の変化を察知できても、虎杖の持つ情報・思考までは共有できないはずと続けます。
「根拠は?」と聞かれた乙骨は、虎杖に宿儺の思考が読めないからと返答し、冥冥は「ふふ 強気だね」と口にすることに。
続けて、宿儺が五条と戦った直後のどさくさならバレないと思うと言う乙骨は、何より戦闘直前に虎杖を動揺させたくないと主張します。
冥冥との会話の後、乙骨は虎杖に対して「今は使えなくとも 君の肉体には既に宿儺の術式が刻まれている」と伝え、「だから──」とリカに虎杖の指を摂取させることを提案したようです。
宿儺が虎杖の欠損している指に気付く
場面は虎杖の領域内へと戻り、掌印を結んで「領域展開」と唱えた宿儺は、虎杖の指が二本欠損していることに気付きました。
今できた傷ではないと見抜いた宿儺は、伏黒に移る時に使った指は左小指一本のみと整理します。
続けて、乙骨の「”宿儺の指”最後の一本 回収できなかったでしょう」との発言は嘘であり、「御廚子」の模倣条件を満たしたのは、自分の指ではなく虎杖の指だったと思い至ることに。
”宿儺の指”の最後の一本が存在する場には、楽巌寺・歌姫がおり、如何なる物理的・呪術的処理にも耐える特級呪物”宿儺の指”に、「術式を貫通させることができるか……」と口にする楽巌寺。
一方の歌姫は、呪物の破壊を目的から外し、術式効果のみを通すことだけに特化させれば或いはと言い、それよりも気掛かりなのは、彼女が目覚めてから半刻も経っていないことと続けました。
釘崎が”宿儺の指”に「共鳴り」を放つ
歌姫の発言の後、紐に吊るされた”宿儺の指”の目の前では、左目に眼帯をつけた釘崎野薔薇が、「喜べ男子ども」と言い放っていました。
吊るされている”宿儺の指”に、藁人形を括り付けた後、呪力を込めた釘・金槌を構える釘崎。
次の瞬間、釘崎は”宿儺の指”に釘を打ち込んで「共鳴り」を発動させ、虎杖の目の前で、宿儺は肉体の内部からダメージを受けることに。
思わぬダメージを受け、「これはあの女の……!!」と釘崎の技だと気付いた宿儺は、「まずい!! 術式が……!! 領域が展開できない!!」「このままでは小僧の必中術式が」と胸中で焦りを見せます。
続くページでは、「オッパッピーだよ馬鹿野郎!!」と威勢よく言い放つ釘崎、釘崎の技と気付いて涙を浮かべる虎杖が描かれました。
宿儺に虎杖の「解」が当たることに
虎杖が釘崎の存在に思い至る中、領域が展開できなくなった宿儺は、虎杖の領域の必中効果である「解」を食らうことに。
宿儺がダメージを受ける中、虎杖は即座に顔面へと膝蹴り・拳を放ち、当の宿儺は取り込んだ”宿儺の指”を口から吐き出す様子を見せます。
ただし、宿儺は「まだだ!!」と切り替えると、虎杖の腹に強烈な拳を叩き込み、胸中では「付け焼き刃の領域ごときで!! 俺を剥がしきれると思ったか!!」と怒りを見せることに。
また、反転術式でずっと怪我を治せていない様子から、虎杖も限界などとうに超えていると整理し、領域による莫大な呪力消費に触れ、心中で「ここで終わるのは貴様だ!!」と言い放ちます。
虎杖が宿儺に対して「黒閃」を決める
お互いに相手の顔面へと拳を放つと、宿儺がクリーンヒットを決める一方で、虎杖の拳は宿儺の顔を軽く掠める結果となりました。
しかし次の瞬間、宿儺は顔に拳が直撃したかのような衝撃を受けて体勢を崩し、「時間差で……二重の衝撃……!!」と胸中で思うことに。
このタイミングで「逕庭拳」を披露し、体勢を崩す宿儺を前にして、「宿儺 決着をつけよう」「廻る呪いに……!!」と拳を構える虎杖。
続くページでは、虎杖が放った拳が宿儺の腹へと突き刺さり、「黒閃」の直撃を受けた結果、宿儺が白目を剥く様子が描かれました。
呪術廻戦267話の内容・ネタバレまとめ
本誌267話の内容・ネタバレ一覧
①乙骨・五条が”宿儺の指”について話す
- 入れ替え修行中の乙骨・五条の二人
- ”宿儺の指”の最後の一本を求める乙骨
- 乙骨は宿儺の「御廚子」を模倣するつもり
- 五条は”宿儺の指”を渡すことを断る
- 術式情報の解析には足りないと言う五条
- 呪言でさえ分からないことが多い様子
- 宿儺との繋がりを失うのは得策ではない
- 五条は別の模倣方法を提案することに
②決戦前の虎杖・乙骨の会話の様子
- 虎杖たちに術式の模倣条件を明かす乙骨
- 強い術式の模倣には致命的な部位が必要
- 反転術式で再生すると呪術的価値は0に
- シャルルは肋骨の一部を一時的に失った
- 東堂がしていた”共振”の話に言及する冥冥
- 実践するのは宿儺と戦う直前と答える乙骨
- 戦闘直前に虎杖を動揺させたくないと話す
- 虎杖の肉体に術式が刻まれていると話す乙骨
③再登場した釘崎が「共鳴り」を放つ
- 虎杖の二本の指の欠損に気付く宿儺
- 乙骨が虎杖の指で模倣条件を満たしたと察す
- 左目に眼帯をした姿で釘崎が再登場する
- 釘崎が”宿儺の指”に「共鳴り」を放つ
- ダメージにより領域を展開できなくなる宿儺
- 釘崎の技と気付いて涙を浮かべる虎杖
- 宿儺は必中効果の「解」を食らってしまう
- 虎杖が宿儺に攻撃を畳み掛けることに
- 取り込んだ”宿儺の指”を口から吐き出す宿儺
④虎杖が宿儺に対して「黒閃」を放つ
- 宿儺が「まだだ!!」と虎杖に反撃する
- 虎杖は反転術式で怪我を治せていない
- 宿儺は虎杖も限界を超えていると整理する
- お互いに相手の顔面へと拳を放つ二人
- 時間差で顔面に二重の衝撃を食らう宿儺
- 宿儺は「逕庭拳」を受けて体勢を崩す
- 虎杖の「黒閃」が宿儺の腹に直撃する
- 「黒閃」を受けて思わず白目を剥く宿儺
▼次話268話のネタバレ考察はこちら
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呪術廻戦本誌267話の感想・考察まとめ
乙骨が虎杖に術式が刻まれていると伝える
冥冥と言葉を交わした後、乙骨は虎杖に対して「今は使えなくとも 君の肉体には既に宿儺の術式が刻まれている」と伝えました。
乙骨曰く、五条が六眼で確認したため間違いないようで、虎杖は”宿儺の指”を飲み込んでからの約半年間で、術式「御廚子」が刻まれたとのこと。
術式自体は、「黒閃」を経た覚醒状態によって引き出されることとなったものの、虎杖は決戦前に「御廚子」の存在を知っていたようです。
虎杖の発言の意味が明らかに?
宿儺・魔虚羅・顎吐を相手に、五条が一対三と不利な状態で戦っている状況を受け、234話で「僕も出ます」と宣言した乙骨。
虎杖も乙骨に「やってくれ 必要だろ」と口にするなど、何やら意味深な描写がされることに。
267話の描写からは、乙骨が予め虎杖に指を差し出すように頼んでいたと考えられるため、虎杖は乙骨が術式「御廚子」をコピーするため、自身の指を差し出そうとしたと捉えられるでしょう。
”宿儺の指”に言及する楽巌寺・歌姫
最後の一本の”宿儺の指”が存在する場所には、楽巌寺学長・歌姫の二人の姿がありました。
特級呪物”宿儺の指”について、如何なる物理的・呪術的処理にも耐えるため、「術式を貫通させることができるか……」と不安視する楽巌寺。
一方の歌姫は、「縛りですね」と言うと、呪物の破壊を目的から外し、術式効果のみを通すことだけに特化させれば或いは……と口にしました。
遂に釘崎野薔薇が復活・再登場を果たす
”宿儺の指”について言及した後、「それよりも気掛かりなのは 彼女が目覚めてから半刻も経っていないことです」と話した歌姫。
その言葉通り、”宿儺の指”の目の前には、目覚めてから一時間も経っていない様子の、左目に眼帯をつけている釘崎野薔薇の姿がありました。
釘崎は”宿儺の指”を前にして、術式の準備をしつつ「喜べ男子ども」と言い放つことに。
”宿儺の指”に「共鳴り」を放つ釘崎
紐に吊るされていた”宿儺の指”に、藁人形をくくりつけ、呪力を込めた釘を準備した釘崎。
次の瞬間、釘崎は”宿儺の指”に釘を打ち込み、芻霊呪法「共鳴り」の一撃を放ちました。
虎杖と対峙していた宿儺は、身体の内から釘の先が飛び出る演出がされ、突然の思わぬダメージにより、領域を展開できなくなってしまうことに。
釘崎の発言内容についておさらい
キャラ名 | 発言内容 |
---|---|
虎杖悠仁 | 【該当話】4巻32話 「はい!! おっぱっぴー!!」 |
釘崎野薔薇 | 【該当話】30巻267話 「オッパッピーだよ馬鹿野郎!!」 |
宿儺に「共鳴り」を放った後、釘崎は「オッパッピーだよ馬鹿野郎!!」と言い放ちました。
このセリフは、32話にて死んだと思われていた虎杖が、伏黒・釘崎の前に現れた際のセリフを踏襲したものと言えるでしょう。
一方、虎杖は宿儺が受けた攻撃が釘崎によるものと思い至ったのか、目の端に涙を浮かべる様子が描かれました。
『呪術廻戦』のタイトル回収が行われる?
「廻る呪いに……!!」
引用元:『呪術廻戦』267話
宿儺に「逕庭拳」を決めた後、拳を構えている虎杖は、上記のように口にしているのが特徴です。
この虎杖のセリフは、作品名『呪術廻戦』のタイトル回収と捉えられるのではないでしょうか?
全271話までの完結までに、タイトル回収に相応しい話が描かれる可能性はありますが、現状では267話がタイトル回収回だと言えるでしょう。
虎杖が宿儺に「黒閃」を放つことに
呪力を纏った拳を構えていた虎杖は、「逕庭拳」を受けて体勢を崩した宿儺に対し、腹に思いっきり拳を叩き込む結果となりました。
虎杖の一撃は「黒閃」となり、遂に限界を迎えたのか、宿儺は白目を剥く様子が描かれることに。
アオリ文の「長き戦いに終止符を─。」との一文からも、虎杖の「黒閃」で戦いに決着はついたと捉えられそうです。
呪術廻戦267話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年39号の発売前に掲載した267話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
新宿決戦の状況のおさらい
虎杖・宿儺の一対一の戦いへと移行し、宿儺が反転術式を取り戻して身体を回復させるも、虎杖が領域展開を発動させることとなった264話。
宿儺が必中効果に対抗するために「彌虚葛籠」を発動させる中、領域内では虎杖・宿儺が肉弾戦メインで戦い始める展開となりました。
そんな中、虎杖の「解」によって”浴”で沈んだ伏黒の魂は息を吹き返し、宿儺の足を影に沈めるなど、虎杖をサポートする様子が描かれました。
虎杖・宿儺の戦いが領域対決へ移行?
虎杖が猛攻を加える中、自ら脳を破壊・再生するというリスクの高い手段を取り、焼き切れた術式のリセットを行った宿儺。
鼻から血を流しながらも、掌印を組んで「領域展開」と唱えているのが特徴で、虎杖の領域に対抗するつもりだと捉えられます。
虎杖・宿儺の対決は領域対決へと移行し、領域の練度が戦いの鍵を握るのではないでしょうか?
宿儺の領域は虎杖を上回る性能?
宿儺の領域「伏魔御廚子」は、結界を閉じずに生得領域を具現化するという、神業とも言える技術で展開されているとのこと。
結界を閉じない宿儺の領域では、必中効果で相手の結界を外側から壊すことが可能であり、虎杖の領域は即座に壊されてしまうと思われます。
結界術の練度を考えると、宿儺の領域は虎杖以上と言えるため、そもそも領域対決にはならないという可能性もあるでしょう。
虎杖の左手の指が失われている理由は?
小指 | 【該当話】24巻/212話 ・宿儺が虎杖の身体の主導権を手にする ・小指を自ら千切って伏黒に飲ませた |
---|---|
薬指 | 【該当話】30巻/266話 ・小指と共に欠損していることが判明 ・参戦前には薬指は欠損していなかった |
266話では、宿儺が「解」を放って虎杖の左腕の装備がバラバラとなった際に、左手の薬指・小指が欠損していることが判明しました。
小指は宿儺が「契闊」と唱え、伏黒に指を飲ませるために千切った時から再生していなかったため、元々存在していなかったと言えるでしょう。
ただし、薬指の場合は五条・宿儺の戦闘中にはまだ存在していたため、参戦前に何らかの経緯で失ったと考えられます。
”宿儺の指”の現状についておさらい
※作中から読み取れる仮の内容を記載しています。
対象話 | ”宿儺の指”の本数/経緯 | |
---|---|---|
29巻 | 257話 | 【指の数】1本目 虎杖悠仁の肉体に、生まれながらに封印されていた |
1巻 | 1話 | 【指の数】2本目 高校の百葉箱の中に保管されていたはずの物を、虎杖が自ら飲み込む |
1巻 | 2話 | 【指の数】3本目 高専が保有していた指を飲み込む |
2巻 | 8話 | 【指の数】4本目 少年院の特級呪霊が取り込んでいた指を、宿儺が自ら飲み込む |
8巻 | 63話 | 【指の数】5本目 八十八橋の特級呪霊が取り込んでいた指を、宿儺が自ら飲み込む |
13巻 | 111話 | 【指の数】6本目 菜々子・美々子が気絶している虎杖に飲み込ませる |
13巻 | 112話 | 【指の数】7本目〜16本目 漏瑚が気絶している虎杖に10本の指を飲み込ませる |
25巻 | 222話 | 【指の数】17本目〜19本目 裏梅が探し出して宿儺に献上する |
28巻 | 251話 | 【指の数】20本目 ・五条が既に手中に収めていた? ・「リカ」が最後の一本を飲み込んだ? |
作中で登場した”宿儺の指”の動向は、上記の通りになっていると考えられます。
虎杖の体には、生まれながらに”宿儺の指”が封印されていたため、1話で取り込んだ指は二本目だったと捉えられるようです。
現在の宿儺は、自身の指を19本分取り込んでいるのが特徴で、222話では最後の一本を見つけられなかったと裏梅が話す場面が存在しています。
リカが食べたのは20本目の”宿儺の指”?
パターン1 | 20本目の”宿儺の指” |
---|---|
パターン2 | 虎杖の左手の欠損している薬指 |
250話にて、宿儺の術式「御廚子」をコピーして攻撃する様子が描かれた乙骨。
「”宿儺の指” 最後の一本回収できなかったでしょう」と口にしており、リカが20本目の指を取り込んだことを示唆していると捉えられます。
ただし、266話の最後で”宿儺の指”と思われるものが描かれたため、リカが取り込んだのは虎杖の左手の薬指だったとも考えられそうです。
266話の最後に描かれた指とは?
① | 作中世界の現実で存在・封印されているもの |
---|---|
② | 虎杖の領域内に存在しているもの |
266話の最後に登場した指については、上記の二通りが考えられるでしょう。
ただし、指が封印されている螺旋階段は、奥多摩の白丸ダムがモチーフである可能性が高いです。
そのため、作中世界の奥多摩に実際に指が封印されていると思われます。
”宿儺の指”である可能性が高い?
パターン1 | 20本目の”宿儺の指”(五条が持っていた?) |
---|---|
パターン2 | 虎杖悠仁の中に残されていた指 |
パターン3 | 虎杖悠仁の薬指を利用して作り出したもの |
先述の指の正体については、主に上記の三パターンが挙げられます。
リカが取り込んだのは、本当は虎杖の左手の薬指であり、最後の”宿儺の指”は未だ隠されているのではないでしょうか?
また、虎杖の肉体に生まれながらに封印されていた指、もしくは虎杖の薬指を利用して作り出した指という可能性もあるでしょう。
釘崎が復活する展開となる?
釘崎も同じですね。ここでの退場などは決めていました。
引用元:『呪術廻戦』展 公式図録
呪術展の公式図録にて、作者の芥見先生から上記のように言及されている釘崎。
作中の描写からも、既に死亡している可能性が高いものの、このまま未登場で終わるとも考えにくいと言えるでしょう。
釘崎は実は生存しており、267話以降で復活・再登場するのかもしれません。
”宿儺の指”に「共鳴り」を放つ?
266話で描かれた指が”宿儺の指”の場合、高専側があえて残している理由が存在するでしょう。
釘崎の芻霊呪法の「共鳴り」は、条件さえ整っていれば、遠距離の相手にも効果が発動するという技となっています。
釘崎は死に際で呪力の核心を掴んでおり、”宿儺の指”に対して「共鳴り」を発動させ、宿儺に大ダメージを与えるという展開が期待できます。
今後の「リカ」の行動について
パターン1 | 5分経過まで乙骨の肉体を抱きしめたまま |
---|---|
パターン2 | 宿儺と戦う乙骨の元へと向かう |
262話の最後では、乙骨が指輪を嵌めて完全顕現させた「リカ」が、涙を流しながら乙骨の肉体を抱きしめているのが特徴です。
今後の「リカ」の行動に関しては、主に上記の二パターンが考えられるでしょう。
仮に「リカ」が乙骨の肉体から離れられない場合、パターン1のように、5分が経過するまで乙骨の体を抱きしめたままとなりそうです。
「リカ」が消滅してしまうことに?
「リカ」とは、祈本里香の成仏後に乙骨に残された、外付けの術式・呪力の備蓄となっています。
しかし、乙骨が五条の肉体に渡った後でも、乙骨の元の体を重視している様子から、「リカ」は乙骨の体と紐づけられていると捉えられそうです。
乙骨の元の体は既に死体と化していると思われ、接続持続可能時間の5分が経過した後、「リカ」はそのまま消滅してしまうのかもしれません。
乙骨は死亡してしまうことに?
パターン1 | 【羂索の術式】常時または断続運転タイプ 肉体・魂のどちらかが維持できずに死ぬ |
---|---|
パターン2 | 【羂索の術式】間欠的に運転するタイプ 即死はないもののいずれ死ぬ |
パターン3 | 【羂索の術式】単発・一度きり発動の場合 5分経っても無下限呪術を使える |
乙骨が羂索の”肉体を渡る術式”を使用した後、「リカ」の完全顕現可能時間の5分が経過した場合、上記の三通りが考えられると口にした冥冥。
263話では、コピーしていた羂索の術式が焼き切れて倒れてしまったため、乙骨は常に羂索の術式を使用している状態だと捉えられます。
そのため、リカが憑いてきていない今、5分が経過してしまった場合、乙骨はこのまま死んでしまう可能性が高いでしょう。
▼乙骨憂太の復活説・生死考察はこちら
今後参戦可能なキャラについて
新宿決戦に参戦済みのキャラ | ||
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冥冥 | 西宮桃 | – |
新宿決戦に未参戦のキャラ | ||
パンダ | 釘崎野薔薇 | – |
宿儺との激戦が行われている状況ですが、今後参戦する可能性があるキャラとしては、上記の面々などが挙げられるでしょう。
「今後刀を振るわない」という”縛り”に科されている三輪が、真希を守るために参戦したため、冥冥・西宮などの参戦も考えられます。
また、弱体化したためかパンダは未登場であり、今後の展開次第では参戦するのかもしれません。
復活が考えられるキャラまとめ
復活の可能性があるキャラ | ||
---|---|---|
日車寛見 | 日下部篤也 | – |
宿儺に敗北した上記の面々は、再度参戦する可能性は低いものの、憂憂の空間移動の術式で回収された人物たちとなっています。
特に日車の場合は、致命傷を負っているため復活する可能性は低いものの、このまま再登場せずに終わるとは考えにくいです。
憂憂に回収された後、何らかの方法で治療を受けた彼らは、再度宿儺と戦うために戦場に現れるのではないでしょうか?
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