9/2(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年40号(9月16日号)に掲載されている『呪術廻戦』の268話「決着」のネタバレをまとめています。
268話にて描かれた虎杖・宿儺の戦いの決着を始め、伏黒恵の生存・死亡状況、剥がされた宿儺の末路、秤VS裏梅の戦いの結果、裏梅の生死などを考察しています。
呪術廻戦268話の内容のあらすじのほか、五条が伏黒・釘崎に残した手紙の内容、乙骨憂太のその後などもまとめているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
29巻 | ||||
---|---|---|---|---|
255話 | 256話 | 257話 | 258話 | 259話 |
260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 | 263話 |
30巻 | ||||
264話 | 265話 | 266話 | 267話 | 268話 |
269話 | 270話 | 271話 | – | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
ミゲル | 日車寛見 | 万(よろず) | 偽夏油 |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 竈・開 | 無下限呪術 |
無量空処 | 坐殺博徒 | 真贋相愛 | 虎杖の領域 |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地予想 | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦267話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①乙骨・五条が”宿儺の指”について話す
- 入れ替え修行中の乙骨・五条の二人
- ”宿儺の指”の最後の一本を求める乙骨
- 乙骨は宿儺の「御廚子」を模倣するつもり
- 五条は”宿儺の指”を渡すことを断る
- 術式情報の解析には足りないと言う五条
- 呪言でさえ分からないことが多い様子
- 宿儺との繋がりを失うのは得策ではない
- 五条は別の模倣方法を提案することに
②決戦前の虎杖・乙骨の会話の様子
- 虎杖たちに術式の模倣条件を明かす乙骨
- 強い術式の模倣には致命的な部位が必要
- 反転術式で再生すると呪術的価値は0に
- シャルルは肋骨の一部を一時的に失った
- 東堂がしていた”共振”の話に言及する冥冥
- 実践するのは宿儺と戦う直前と答える乙骨
- 戦闘直前に虎杖を動揺させたくないと話す
- 虎杖の肉体に術式が刻まれていると話す乙骨
③再登場した釘崎が「共鳴り」を放つ
- 虎杖の二本の指の欠損に気付く宿儺
- 乙骨が虎杖の指で模倣条件を満たしたと察す
- 左目に眼帯をした姿で釘崎が再登場する
- 釘崎が”宿儺の指”に「共鳴り」を放つ
- ダメージにより領域を展開できなくなる宿儺
- 釘崎の技と気付いて涙を浮かべる虎杖
- 宿儺は必中効果の「解」を食らってしまう
- 虎杖が宿儺に攻撃を畳み掛けることに
- 取り込んだ”宿儺の指”を口から吐き出す宿儺
④虎杖が宿儺に対して「黒閃」を放つ
- 宿儺が「まだだ!!」と虎杖に反撃する
- 虎杖は反転術式で怪我を治せていない
- 宿儺は虎杖も限界を超えていると整理する
- お互いに相手の顔面へと拳を放つ二人
- 時間差で顔面に二重の衝撃を食らう宿儺
- 宿儺は「逕庭拳」を受けて体勢を崩す
- 虎杖の「黒閃」が宿儺の腹に直撃する
- 「黒閃」を受けて思わず白目を剥く宿儺
▼前話267話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦267話終了時のキャラ情報
267話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | ・「赤血操術」・「御廚子」を使用可能 ・遂に領域展開を発動することに ・左手の薬指・小指を失っていると判明 ・釘崎の技が宿儺に炸裂したと気付く ・土壇場で「逕庭拳」を披露する ・宿儺の腹に「黒閃」を叩き込む |
釘崎野薔薇 | ・術式「芻霊呪法」を使用可能 ・渋谷事変で真人にやられてしまう ・左目に眼帯をつけた状態で再登場する ・目覚めてから半刻も経っていない様子 ・”宿儺の指”に「共鳴り」を放つ |
乙骨憂太 | ・「模倣(コピー)」の術式を持つ ・五条の肉体に渡って再登場する ・宿儺に対して虚式「茈」を放つ ・羂索の術式が焼き切れてしまった ・虎杖の指で「御廚子」を模倣したと判明 |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・超重複同化の発動権を手にする ・鼻血を流しつつも領域展開と唱える ・釘崎の「共鳴り」を受けることに ・虎杖の領域の必中効果の「解」を食らう ・取り込んだ”宿儺の指”を吐き出す ・虎杖の「黒閃」が直撃して白目を剥く |
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | ||
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パンダ | 新田新 | – |
呪術高専の関係者 | ||
家入硝子 | – | – |
プレイヤー・その他 | ||
甘井凛 | – | – |
新宿決戦が開始してから、未だに参戦していないキャラは上記の面々となっています。
高専術師の内、日下部・猪野・脹相・真希といった面々が続々と宿儺と戦い始める中、未参戦だった狗巻は262話-2で遂に活躍が見られることに。
また来栖華の場合は、東堂の術式によって宿儺の上空に姿を現し、出力最大の「邪去悔の梯子」を放つ様子が描かれました。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
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(麗美) | – | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
9位 | 260話 | 人外魔境新宿決戦32 | 2024年25号 |
6位 | 261話 | 人外魔境新宿決戦33 | 2024年26号 |
1位 | 262話 | 人外魔境新宿決戦34 | 2024年28号 |
6位 | 262話-2 | 人外魔境新宿決戦34-2 | 2024年32号 |
9位 | 263話 | 人外魔境新宿決戦35 | 2024年33号 |
7位 | 264話 | 人外魔境新宿決戦36 | 2024年35号 |
8位 | 265話 | あの日 | 2024年36・37号 |
8位 | 266話 | 人外魔境新宿決戦37 | 2024年38号 |
1位 | 267話 | 人外魔境新宿決戦38 | 2024年39号 |
2位 | 268話 | 決着 | 2024年40号 |
少年ジャンプ41号では休載予定
9月9日(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年41号では、『呪術廻戦』は休載するとのこと。
再開は少年ジャンプ42号であり、二週間後の9月17日(火)に269話が掲載される予定です。
また、『呪術廻戦』は全271話であり、完結までは残り三話という状況となっています。
▼次話269話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦268話のあらすじ・ネタバレ
宿儺・伏黒の魂での会話の様子
宿儺が伏黒に対し、「どのツラ下げて 生きていくつもりだ」と問い掛ける場面から始まる268話。
自分に肉体を奪われ、姉を殺し、差し出された手すら拒んだと伏黒に現実を突きつけた宿儺は、伏黒が助けた虎杖は大勢人を殺したと続けます。
また、宿儺は「諦めろ オマエは真っ当になど生きていけない」「俺に任せて大人しくしていればいいんだ」と口にするも、伏黒からは「なんでそんなに必死なんだ?」と逆に問われることに。
最後の一本の”宿儺の指”が残っていると言及し、呪物に成り方が決まっているならば、ここで虎杖に雑に剥がされれば死ぬ、そして”共振”はとっていいことばかりではないと宿儺に指摘する伏黒。
十九本の指が消えれば、残り一本の”宿儺の指”も、その影響で魂を繋いでいけないと察した伏黒は、宿儺に対して「……安心したよ アンタでも死ぬのは怖いんだな」と口にしました。
続けて、始めから真っ当に生きていたつもりはないと話す伏黒は、世の中には当然自分より他人の方が多いと言及し、「もう一度 誰かのために生きてみようと思う」と返答することに。
伏黒の肉体から宿儺が剥がされる
宿儺・伏黒の魂における対話が描かれた後、場面は現実へと戻り、虎杖の領域の結界が崩れていく光景が広がります。
領域が崩れ去る中、虎杖の「黒閃」の直撃を受けた結果、宿儺・伏黒の魂は完全に切り離されたのか、元に戻った伏黒の肉体が描かれることに。
醜い姿となった宿儺は、伏黒の肉体へと固執する様子を見せるも、虎杖の一連の攻撃によって、完全に伏黒から剥がされてしまったようです。
地面に「ビチャ」と落ち、異形の姿で描かれている宿儺は、自身を見下す虎杖から「どうする 宿儺」と問い掛けられます。
呪霊の消失反応のような演出と共に、段々と消え去っていく宿儺は、虎杖を見上げながら「伏黒を解放しろ もう一度俺の中に戻るなら殺さないでやる」というセリフを思い出すことに。
宿儺が虎杖の提案を拒絶しつつ消えていく
消失している最中の宿儺を両手で掬い上げると、「宿儺……オマエは俺だ」と口にする虎杖。
知らず知らずに呪いを背負って生まれ、どんな化け物になるかは運次第だったと言う虎杖は、「俺には爺ちゃんがいた」と話します。
続けて、虎杖は「宿儺……もう一度やってみよう」と「誰かを呪うんじゃなくて誰かと生きるために」と提案しました。
誰にも受け入れられなくても、自分だけは宿儺と生きていけると口にする虎杖に対し、「……ここまで愚行を演じきったことは褒めてやる 虎杖悠仁……!!」と言い放つ宿儺。
虎杖の両手の上で、宿儺は「ナメるなよ 俺は”呪い”だぞ……!!」と言い残して消えていき、一方の虎杖はやり切れないような表情を見せることに。
秤・裏梅の戦いも決着を迎える
場面は移り、「終わりだ」と口にする裏梅に対し、「そうだな 終わったみてぇだな」「……でどうする?」と問い掛ける秤が描かれます。
「だから『終わり』だ もう意味がない」と言うと、宿儺が負けるとすれば、敗因は”受肉体であること”以外にありえないと話す裏梅。
首元に霜が降りる描写がされる中、裏梅は「貴様らが強かったわけじゃない 運が良かっただけだ」と続け、秤に「千年遅れて生まれたことで命拾いしたな」と言い放ちました。
裏梅の一連の発言の後、「運が良かっただけ……か」と呟いた秤は、自分にとっては最大級の褒め言葉だと口にします。
秤の返答を受けて「……ふっ」と笑い、「そうだな」と首肯した裏梅は、自らの術式「氷凝呪法」で首を凍らせると、そのまま首を落として自決する結果となりました。
虎杖・伏黒・釘崎の三人が揃うことに
裏梅が自決した光景の後、場面は移り、高専と思われる場所で目を覚ます伏黒が描かれることに。
身支度を整えて建物内を移動する中、箱に入る釘崎・その箱を閉めようとする虎杖の二人を目の当たりにし、「何してんだよ」と問い掛ける伏黒。
虎杖が「釘崎生存ドッキリ……」と言うと、伏黒は淡白に「そうか すまんな」と口にし、釘崎は「失禁するほど驚くとか泣いて喜ぶとかないわけぇ!?」と不満そうな反応を見せました。
宿儺に「共鳴り」が決まった時、ちょっと泣いたと明かす虎杖の一方で、驚くも何も宿儺の中で知っていたからと話す伏黒。
二人の返答を受け、釘崎は「やっぱ何事もライブ感って大事ね」と口にすることに。
五条の残した手紙を開ける一同
三人が揃った中、虎杖は「そんじゃまあボチボチ」と話し始めると、家入が預かっていた五条からの手紙を手に取り、三人揃ってから開けようとなっていたと言及します。
虎杖の発言を受け、「手紙……」と微妙そうな反応を示す伏黒に同意を示し、「書いてるとこを想像すると若干キモい」と言う釘崎。
手紙は伏黒・釘崎の分の二通しか存在しておらず、それを伏黒に指摘された虎杖は、「俺の分はないよ 俺は直接話したから」と口にしました。
虎杖の返答を受け、伏黒が「……そうか」と呟く中、釘崎は「さっさと開けましょ」と手紙を開け、「げ」と嫌そうな反応を示すことに。
虎杖から内容を聞かれ、手紙ではなくただの情報だと言う釘崎は、自分の母親が今どこで何をしているのかが書かれていたと明かし、手紙を丸め潰しながら「別に興味ないわよ」と続けました。
父の真相を知って思わず笑う伏黒
釘崎が嫌そうな表情をしつつ、「でも流石っちゃ流石ね よくもまああんな女の居所を……」と口にする中、手紙に目を通した伏黒は、思わず笑い出すというまさかの反応を見せました。
「笑ってる!! 伏黒が!!」と反応する釘崎に続き、「気になる!! 見して!!」と身を乗り出す虎杖。
伏黒が「釘崎と似たようなことしか書いてねぇよ」と話す一方で、手紙に目を通した虎杖・釘崎は、楽しげな様子から一転することに。
釘崎・虎杖の「……えー ドン引きなんだけど」「なんで笑ってんの?」とのセリフを受けるも、笑顔を浮かべて「いいんだよ」と口にする伏黒。
五条の手紙には、伏黒の父親はもういない・自分が殺したとの内容が書かれており、虎杖は「伏黒がいいならいいけど……」と返答しました。
三人は乙骨の元へと向かうことに
五条の手紙に目を通した後、釘崎は「真希さん達のとこ行かなきゃ」と立ち上がり、疑問を示す伏黒に「アンタも来んのよ」と呼び掛けます。
虎杖の「みんな揃ってるって」との発言を受け、「そうか ちゃんと詫びと礼を言わないと……」と納得を見せる伏黒に対し、「そーいうんじゃないわよ」と否定する釘崎。
伏黒が再び疑問を見せると、虎杖は「乙骨先輩だよ 乙骨先輩を助けないと」と明かしました。
二年生の面々に加え、日下部・三輪・西宮などが描かれる中、虎杖たちが向かう先では、「憂太テメェコノヤロー!!」との声が響き、伏黒は思わず「え 助けるってそういう?」と口にします。
呪術廻戦268話の内容・ネタバレまとめ
本誌268話の内容・ネタバレ一覧
①宿儺・伏黒の魂での会話の様子
- 伏黒の魂に問い掛ける宿儺が描かれる
- 差し出された手すら拒んだと指摘する宿儺
- 伏黒が助けた虎杖は大勢人を殺したと続ける
- 宿儺は伏黒に対して諦めるよう呼び掛ける
- 「なんでそんなに必死なんだ?」と問う伏黒
- ”宿儺の指”は最後の一本が残っている
- 虎杖に雑に剥がされると宿儺は死ぬことに?
- 残り一本の指は魂を繋いでいけない様子
- 伏黒はもう一度生きてみようと思うと話す
②人外魔境新宿決戦が決着を迎える
- 虎杖が展開した領域の結界が崩れる
- 宿儺が伏黒の肉体から剥がされることに
- 元の姿へと戻った伏黒の肉体が描かれる
- 伏黒に固執し醜い姿で地面に落ちる宿儺
- 宿儺は消失反応と共に少しずつ消えていく
- 虎杖が宿儺に「オマエは俺だ」と声を掛ける
- 醜い姿となった宿儺を両手で抱える虎杖
- もう一度やってみようと宿儺に提案する
- 自分だけは宿儺と生きていけると話す虎杖
- 宿儺は自分は”呪い”だと言いつつ消えていく
③虎杖・伏黒・釘崎の三人が揃う
- 宿儺との戦いが終わったと察する裏梅・秤
- 裏梅はもう戦いに意味がないと口にする
- 宿儺の敗因は”受肉体であること”と語る裏梅
- 秤に運が良かっただけだと言い放つことに
- 自分にとっては最大級の褒め言葉という秤
- 裏梅は自身の術式で自ら首を落とすことに
- 伏黒が高専と思われる場所で目を覚ます
- 釘崎生存ドッキリの準備をしていた虎杖たち
- 生存を泣いて喜ばれずに不満を示す釘崎
- 宿儺の中で知っていたと口にする伏黒
④乙骨の元へと向かう一同の様子
- 家入が五条からの手紙を預かっていたと判明
- 五条と直接話した虎杖に手紙はないとのこと
- 釘崎の手紙には母親の現状が書かれていた
- 手紙を丸めつつ別に興味はないと言う釘崎
- 伏黒が手紙を読んで思わず笑い出すことに
- 手紙に目を通すも微妙な反応を示す虎杖たち
- 伏黒の父を自分が殺したと書いていた五条
- 虎杖・伏黒・釘崎は真希たちの元へ向かう
- 伏黒に「乙骨先輩を助けないと」と話す虎杖
- 真希が乙骨を怒鳴りつける声が響くことに
▼次話269話のネタバレ考察はこちら
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呪術廻戦本誌268話の感想・考察まとめ
宿儺が伏黒から剥がされることに
宿儺・伏黒の対話の後には、場面が現実に戻り、虎杖の領域の結界が崩れる光景が広がります。
結界が崩れた後には、虎杖の「黒閃」を食らった結果、吹き飛んでいく伏黒・肉体から剥がされる宿儺という構図が展開されることに。
魂を切り離された宿儺は、伏黒の肉体に執着する様子を見せるも、呪霊の消失反応のような描写と共に、醜い姿となって地面に「ビチャ」と落ちる様子が描かれました。
伏黒の肉体の様子について
① | 四本腕から元の二本腕へと戻る |
---|---|
② | 腹に口が存在した痕が残っている |
③ | 虎杖の「黒閃」を受けた痕が残る |
宿儺が剥がされた結果、伏黒の肉体は上記のように変化することとなりました。
四本腕を持っていた状態から、下側の二本の腕は崩れ去り、元の二本の腕の姿へと戻ることに。
一方で、腹の口が存在していた場所・虎杖の「黒閃」を最後に食らった箇所には、その跡が残っているような描写がされています。
自らを”呪い”だと言い放つ宿儺
両手で掬い上げられ、虎杖から「俺だけはオマエと生きていける」と助け舟を出されるも、「…ここまで愚行を演じきったことは褒めてやる 虎杖悠仁…!!」と口にした宿儺。
虎杖の手の上で消失ながらも、宿儺は「ナメるなよ 俺は”呪い”だぞ……!!」と言い放つことに。
結果的に、やり切れないような表情を見せる虎杖の目の前で、宿儺は虎杖の言葉に迎合せずに消失・死亡することとなりました。
秤・裏梅の現状が描かれることに
宿儺が虎杖の手の上から消失した後、場面は秤・裏梅の戦場へと移ることに。
裏梅の「終わりだ」との言葉に、秤は「そうだな 終わったみてぇだな」と同意を示しており、二人は戦いに決着がついたと察したようです。
五条が死亡した後の237話から、268話までの32話分もの間、秤・裏梅は一対一で戦い続けていたと言えるでしょう。
宿儺の敗因について言及する裏梅
秤から「……で どうする?」と聞かれ、「だから『終わり』だ もう意味がない」と答えた裏梅。
宿儺が負けた敗因は、”受肉体であること”以外にありえないと言い、「貴様らが強かったわけではない 運が良かっただけだ」と続けました。
その裏梅の発言を受け、秤は「俺にとっては最大級の褒め言葉だ」と返答することに。
裏梅は自身の術式で自害する
秤と言葉を交わしつつ、裏梅は「パキキ」という音と共に、首元を凍らせる描写がされることに。
顔全体に霜が降りた後には、「バキ」と音を立てて首元に亀裂が入る様子が描かれました。
宿儺が敗北したことを悟った裏梅は、このまま戦い続ける意味はないため、術式「氷凝呪法」で首を落として自害したと捉えられます。
顔に傷跡が残る伏黒が描かれる
新宿決戦が決着を迎えた後、呪術高専の敷地内と思われる建物内で目を覚ました伏黒。
顔に四つの目が存在する、異形の姿をしていた宿儺が受肉していた影響により、伏黒の顔には宿儺の目の痕が残ることとなりました。
右目付近には斜めに巨大な二つの目の痕、左目の下にも同様に目の痕が存在している状態です。
五条の手紙を読んで笑う伏黒
僕が殺したから!!
めんご!!
引用元:『呪術廻戦』268話
五条が残した手紙を読み、釘崎が微妙な反応を示している中、手紙に目を通した伏黒は思わず噴き出す様子を見せることに。
伏黒宛ての手紙には、上記のように父親・伏黒甚爾について、五条が自ら殺したことを暴露する内容が書かれていました。
手紙を目にした虎杖から「なんで笑ってんの?」と聞かれ、伏黒は「いいんだよ」と笑みを浮かべているのが特徴です。
乙骨を助けに向かう虎杖たち三人
五条が遺した手紙に目を通した後、釘崎は「真希さん達のとこ行かなきゃ」と立ち上がります。
釘崎から「アンタも来んのよ」と言われ、疑問を浮かべた伏黒は、虎杖の「みんな揃ってるって」との言葉を受け、「そうか ちゃんと詫びと礼を言わないと……」と納得を見せることに。
しかし、釘崎は「そーいうんじゃないわよ」と否定し、続けて虎杖が「乙骨先輩だよ 乙骨先輩を助けないと」と要件を明かしました。
最後に描かれたキャラまとめ
268話の最後では、乙骨を助けに向かっていると思われる、上記のキャラたちが描かれました。
日下部は宿儺に敗北したものの、ラルゥ・ミゲルによって助けられ、無事に生き延びたようです。
また、宿儺の領域内にいた真希・三輪の二人に関しても、東堂の「不義遊戯」によって脱出に成功していたと言えるでしょう
真希が乙骨に怒りを見せた理由とは?
① | 乙骨が五条の肉体へ渡ったことに対して |
---|---|
② | 乙骨が五条の肉体から戻れていないため? |
虎杖たちが乙骨の元へ向かう中、建物内には真希と思われる人物の、「憂太テメェコノヤロー!!」との声が響いているのが特徴です。
真希が乙骨に怒っている理由は不明なものの、元々乙骨の案に反対していた通り、五条の肉体へ渡ったことを怒っているのではないでしょうか?
また、新宿決戦が決着を迎えたものの、五条の肉体から自分の身体へと戻れていないことに怒りを見せているとも考えられそうです。
乙骨憂太の現状に関する予想
パターン1 | 五条の肉体の姿のまま |
---|---|
パターン2 | 肉体・魂の維持に苦戦している状態 |
パターン3 | 新宿決戦から意識不明のまま |
乙骨憂太の現状に関しては、主に上記の三パターンが候補に挙げられるでしょう。
虎杖の「乙骨先輩を助けないと」とのセリフからも、乙骨は意識不明・生死の境にあるといった、命の危機に近い状態と考えられそうです。
ただし、真希の「憂太テメェコノヤロー!!」との発言を考慮すると、そこまでピンチという状況ではないのかもしれません。
呪術廻戦268話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年40号の発売前に掲載した268話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
新宿決戦の状況のおさらい
虎杖が領域展開を披露する中、必中効果に対抗するために「彌虚葛籠」を発動させた宿儺。
焼き切れた術式をリセットさせた宿儺は、再び領域を展開しようとするも、釘崎の「共鳴り」によってダメージを受けてしまうことに。
続けて、虎杖の領域の必中効果の「解」を食らって満身創痍となった宿儺は、最終的に虎杖の「黒閃」が直撃して白目を剥く様子が描かれました。
虎杖の領域展開の詳細のおさらい
領域名 | ???(267話時点) |
---|---|
必中効果 | 術式「御廚子」/「解」 |
虎杖の領域展開に関しては、上記の通りに領域名が未だ不明となっている状況です。
領域には術式「御廚子」が付与されており、魂の境界への「解」が必中効果となっている様子。
268話以降では、虎杖の領域名・必中効果以外の詳細が明かされるのかもしれません。
▼虎杖悠仁の領域展開の考察記事はこちら
宿儺との戦いが決着を迎えることに?
虎杖の「逕庭拳」で体勢を崩された上、立て続けに「黒閃」の直撃を受けてしまい、白目を剥く様子が描かれることとなった宿儺。
取り込んだ”宿儺の指”を吐いていたことからも、既に宿儺は限界に近い状態と言えるでしょう。
虎杖の魂を捉える攻撃により、遂に魂を分離させることに成功し、宿儺との戦い・人外魔境新宿決戦は決着を迎えるのではないでしょうか?
秤・裏梅の戦いの決着も描かれる?
高専側の術師が宿儺と戦っている一方で、秤は一人で裏梅を足止めしているのが特徴です。
戦い始めた237話から、約30話にも渡って戦い続けていると思われ、完結するまでに決着がつくと言えるでしょう。
宿儺との戦いが終わるのに伴い、秤・裏梅の戦いの勝敗にもスポットが当たるのかもしれません。
伏黒が身体の主導権を取り戻す?
術式対象を宿儺・伏黒の魂の境界に絞った「解」について、受肉体である自分には致命的な術だと整理していた宿儺。
術式対象を絞る”縛り”により、打撃よりも確実に魂を引き裂いてくるため、喰らい続ければ肉体を維持できずに負けるとも考えていました。
このことから、宿儺は虎杖を相手に敗北する結果となり、魂が息を吹き返した伏黒が自身の体の主導権を取り戻す展開が期待できるでしょう。
虎杖が再び宿儺の受肉体となる?
265話にて、伏黒を解放するように言った虎杖は、「もう一度俺の中に戻るなら殺さないでやる」と口にしているのが特徴です。
この発言からは、虎杖は自身の「檻」である性質を活かし、再び宿儺の受肉体となるつもりがあると捉えられるでしょう。
魂の境界への「解」を食らった際、”宿儺の指”を吐き出していたため、虎杖は宿儺・伏黒の魂を分離可能と考えているという可能性があります。
最後の”宿儺の指”を虎杖が取り込む?
① | 虎杖が飲み込んで再び受肉体となる |
---|---|
② | 来栖華が”宿儺の指”に術式を使用する |
20本存在する”宿儺の指”ですが、267話では最後の一本が残っていることが明かされました。
特級呪物”宿儺の指”とは、如何なる物理的・呪術的処理にも耐えるため、”宿儺の器”になりうる虎杖が飲み込むという展開が考えられそうです。
虎杖は宿儺を相手に勝利するも、最後の一本の”宿儺の指”を取り込むことで、再び宿儺の受肉体となるのではないでしょうか?
虎杖は死刑となってしまうことに?
1話で”宿儺の指”を取り込んだ虎杖は、2話時点で既に秘匿死刑が決定していたのが特徴です。
仮に最後の一本の”宿儺の指”を取り込んだ場合、既に総監部は全滅しているものの、本来の予定通り、秘匿死刑が行われる可能性があるでしょう。
全271話で完結予定の『呪術廻戦』は、最後に主人公・虎杖悠仁が死亡するのかもしれません。
今後の「リカ」の行動について
パターン1 | 5分経過まで乙骨の肉体を抱きしめたまま |
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パターン2 | 宿儺と戦う乙骨の元へと向かう |
262話の最後では、乙骨が指輪を嵌めて完全顕現させた「リカ」が、涙を流しながら乙骨の肉体を抱きしめているのが特徴です。
今後の「リカ」の行動に関しては、主に上記の二パターンが考えられるでしょう。
仮に「リカ」が乙骨の肉体から離れられない場合、パターン1のように、5分が経過するまで乙骨の体を抱きしめたままとなりそうです。
「リカ」が消滅してしまうことに?
「リカ」とは、祈本里香の成仏後に乙骨に残された、外付けの術式・呪力の備蓄となっています。
しかし、乙骨が五条の肉体に渡った後でも、乙骨の元の体を重視している様子から、「リカ」は乙骨の体と紐づけられていると捉えられそうです。
乙骨の元の体は既に死体と化していると思われ、接続持続可能時間の5分が経過した後、「リカ」はそのまま消滅してしまうのかもしれません。
乙骨は死亡してしまうことに?
パターン1 | 【羂索の術式】常時または断続運転タイプ 肉体・魂のどちらかが維持できずに死ぬ |
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パターン2 | 【羂索の術式】間欠的に運転するタイプ 即死はないもののいずれ死ぬ |
パターン3 | 【羂索の術式】単発・一度きり発動の場合 5分経っても無下限呪術を使える |
乙骨が羂索の”肉体を渡る術式”を使用した後、「リカ」の完全顕現可能時間の5分が経過した場合、上記の三通りが考えられると口にした冥冥。
263話では、コピーしていた羂索の術式が焼き切れて倒れてしまったため、乙骨は常に羂索の術式を使用している状態だと捉えられます。
そのため、リカが憑いてきていない今、5分が経過してしまった場合、乙骨はこのまま死んでしまう可能性が高いでしょう。
▼乙骨憂太の復活説・生死考察はこちら
虎杖の腕の変化の秘密・能力とは?
① | 腕に呪具を装備している |
---|---|
② | 「呪胎九相図」を取り込んだことによる変化 |
虎杖は238話の最後に戦場に現れた時から、腕が変化しているのが特徴となっています。
腕の変化の理由は明かされておらず、呪具を装備しているほか、虎杖自身の肉体が変化しているという二つが候補として考えられるでしょう。
仮に両腕に呪具を装備している場合、呪具に存在する効果に注目と言えそうです。
今後参戦可能なキャラについて
新宿決戦に参戦済みのキャラ | ||
---|---|---|
冥冥 | 西宮桃 | – |
新宿決戦に未参戦のキャラ | ||
パンダ | – | – |
宿儺との激戦が行われている状況ですが、今後参戦する可能性があるキャラとしては、上記の面々などが挙げられるでしょう。
「今後刀を振るわない」という”縛り”に科されている三輪が、真希を守るために参戦したため、冥冥・西宮などの参戦も考えられます。
また、弱体化したためかパンダは未登場であり、今後の展開次第では参戦するのかもしれません。
復活が考えられるキャラまとめ
復活の可能性があるキャラ | ||
---|---|---|
日車寛見 | 日下部篤也 | – |
宿儺に敗北した上記の面々は、再度参戦する可能性は低いものの、憂憂の空間移動の術式で回収された人物たちとなっています。
特に日車の場合は、致命傷を負っているため復活する可能性は低いものの、このまま再登場せずに終わるとは考えにくいです。
憂憂に回収された後、何らかの方法で治療を受けた彼らは、再度宿儺と戦うために戦場に現れるのではないでしょうか?
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